JPH0520493A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0520493A
JPH0520493A JP3171134A JP17113491A JPH0520493A JP H0520493 A JPH0520493 A JP H0520493A JP 3171134 A JP3171134 A JP 3171134A JP 17113491 A JP17113491 A JP 17113491A JP H0520493 A JPH0520493 A JP H0520493A
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JP
Japan
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area
converted
image
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JP3171134A
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Hiroyuki Hara
寛行 原
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの画像データを他の形式のデータに変換
する際、変換対象となるデータに一定の条件を設けて、
それを満たすデータのみ変換する。 【構成】 IMEM4に格納されている画像データはC
RT13に表示されている。オペレータは表示されてい
る画像データから、図形データに変換する部分を指定す
る。それと同時に変換対象となる画像が満たしているべ
き条件も設定する。変換が開始されると先に設定した領
域・条件を満たすデータのみPMEM3あるいはIME
M4の空き領域に格納され、そのデータに対してのみ変
換が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像を読み取っ
てデータ変換する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ひとつの画像データを図形データ
のように異なる種類のデータに変換する装置にあって
は、変換対象の画像から所望の領域を特に指定できるも
のもあったが、その様な装置であっても指定された領域
内のデータはすべて変換されてしまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】この様な装置にお
いては、画像データの指定した領域内に文字が書かれて
いた場合など、その文字のデータも他のデータと同様に
直線や曲線からなる図形データに変換されてしまってい
た。こうなると、変換後は文字としてとても見られるも
のではなく、しかも文字としての編集はできなくなって
しまうという問題点があった。特に漢字などの画像デー
タの場合には字画を構成する点列の分岐が多く、その分
岐点で分かれる各点列は独立した図形データとして管理
しなければならなかった。その結果として、装置の内部
で管理すべきデータ量は膨大なものになってしまうとい
う問題点があった。また、この点を克服しようとする
と、変換対象領域を、文字の部分を除いた複雑な形に設
定するか、変換前に画像データ自体を編集して文字の部
分を消去しておく必要があり、操作が非常に煩雑なもの
になってしまった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、変換対象の領域として指定された領域内のデータで
あっても、例外的に変換しない小領域を簡単に設定でき
るような画像処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は次の様な構成からなる。画像
データを他も形式に変換して格納しておく画像処理装置
であって、画像データを他のデータ形式に変換する際の
その形式を指定する第1の指定手段と、該指定手段で指
定された形式に変換する領域を画像データ中に指定する
第2の指定手段とを1組の形式指定手段として、前記第
1の指定手段で指定するデータ形式が異なる複数の形式
であるような複数組の形式指定手段と、前記形式指定手
段により指定された領域内の画像データを指定されたデ
ータ形式に変換する変換手段とを備える。
【0006】
【作用】上記構成により本発明の画像処理装置は、1つ
の画像データをいくつかの部分に分け、その部分ごとに
異なる形式のデータに変換する。また、変換されたデー
タを画像データに戻し、それらを合成することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳
細に説明する。なお、本発明の機能が実行されるのであ
れば、単体の機器であつても、複数の機器からなるシス
テムであつても、LAN等のネツトワークを介して処理
が行なわれるシステムであつても、本発明が適用される
ことは言うまでもない。
【0008】[実施例1]図1は本発明の実施例である
画像処理システムのシステムブロツク図である。1はシ
ステムバスであり、これから説明する各構成ブロツクは
このシステムバスに接続されている。2はCPU(Cent
rtal Processing Uint)である。3はプログラムあるい
はテキストを格納するメモリ(以下PMEMと称す)で
ある。編集処理のためのプログラムは適宜ハードデイス
ク14からPMEM3に選択/読み込みされ、CPU2
にて実行される。又、キーボード9から入力されたデー
タは、PMEM3にコード情報として格納される。画像
データから変換された図形データもPMEMに格納され
る。4はイメージメモリ(以下IMEMと称す)、5は
イメージスキヤナ、6は画像入出力制御部、7はプリン
タであり、イメージスキヤナ5から読み込まれた画像デ
ータは、4のIMEMに展開されたのちVRAM11上
に展開され、CRT13に表示される。また、印刷イメ
ージはビツトマツプデータとしてIMEM4に展開され
たのち、画像入出力制御部6の制御によりプリンタ7に
出力される。8は入力制御部であり、キーボード9・マ
ウス10等の入力装置が接続される。操作者はこのキー
ボード9を操作することによりシステムの動作指令等を
行う。またマウス10はCRT13上で画像情報を選択
・加工指示するためのもので、本実施例ではマウスを使
用しているがポインテイングデバイスであれば良い。マ
ウス10によりCRT13上のマウスカーソルをX・Y
方向に任意に移動して、メニユーの選択・画像データの
選択・図形データの選択・編集を行なう。11はビデオ
イメージメモリ(以下、VRAMと称す)、12は表示
出力制御部、13はCRTである。CRT13に表示さ
れるデータはVRAM11にビツトマツプデータとして
展開されている。例えば、図形データであれば、その位
置・属性情報に対応した図形パターンがVRAMにイメ
ージとして展開されている。またソフト制御によりVR
AMのデータに直接カーソルを発生し表示することが可
能である。14は外部記憶装置制御部、15・16はデ
ータフアイル用のデイスクで、15はハード・デイスク
(以下HDと称す)であり、16はフロツピ・デイスク
(以下FDと称す)である。
【0009】図2から図7までは、本実施例の画像処理
システムの動作内容を説明する図である。
【0010】図2はイメージスキヤナ5から画像を読み
込み、CRT13に表示した状態を示した図であり、2
1は表示画像データである。
【0011】図3は表示画像データ21内で図形データ
に変換したい領域を指定した図である。マウス10のC
RT13上における位置を示すカーソル(以下マウスカ
ーソルと称す)31を、変換したい領域の開始位置32
から変換したい領域の終了位置33まで、マウスの左ボ
タンを押下しながら移動することにより作られる領域3
4が変換領域となる。
【0012】図4は、上記変換領域34内の画像データ
を図形データに変換する際の条件を設定するための画面
を示した図である。41は図形変換条件設定ウインドウ
であり、ウインドウ41内の条件入力エリア42にキー
ボード9から数字を入力すると、画像データの連続する
点列の長さが前記入力数字以上である場合のみ、図形デ
ータに変換する。何も入力しない場合は、図形変換領域
内の全ての画像データが図形データに変換される。確認
ボタン43を指定することにより、図形変換の条件が決
定されることになる。
【0013】図5は、連続する点列を図形データに変換
する条件を具体的に示した図である。図中、B・C・D
・Eは分岐点であり、この点で連続する点列は切れる。
すなわち本図の場合、連続する点列(以下、線分と呼
ぶ)はAB・BC・CD・DE・EF・BG・CH・D
I・EJの9個であり、これらの線分が各々独立した図
形データに変換される。例えば分岐点Bに注目すると、
線分BGの長さが図4で設定した条件に合わなかつたと
しても、線分ABまたはBCの長さが図4で設定した条
件に合っていれば、それにつながつている線分BGも条
件を満たしているとして図形に変換される。
【0014】図6は表示画像データ21内で文字データ
に変換したい領域を指定した図であり、図3での説明と
同様の指定方法でマウスカーソル31を用いて指定す
る。このようにして指定した領域が61・62・63・
64であり、図形変換領域34と区別するために破線で
示される。図6では文字変換領域は図形変換領域の内側
に存在しているが、これは説明の都合上内側にきたため
で、実際には画像データ内のどこにあつてもかまわな
い。
【0015】図7は画像データ内の図形変換領域34と
文字変換領域61・62・63・64を各々図形データ
および文字データに変換したあとの状態を示した図であ
る。図中71・72・73・74・75は文字データに
変換された領域で、それ以外は図形データに変換されて
いる。また、図6の画像データで表示されていながら図
7に示されていない画像は、図形データに変換する際に
前記の図形変換条件により図形データに変換されなかつ
た画像データであり、このような画像データは白く消去
されている。
【0016】次に、実施例の画像処理システムの動作に
ついて、フローチャートを用いて説明する。
【0017】図8および図9・図10は本実施例の動作
を説明するフローチヤートであり、CPU2によって実
行される処理の手順を示したものである。図8のフロー
チヤートは図形変換・文字変換を行なうまでの画像デー
タに対する変換領域指定の動作を説明しており、図9の
フローチヤートは図形変換の処理過程を、図10のフロ
ーチャートは文字変換を実際におこない、その結果をC
RT13上に表示するまでの動作を説明している。これ
らは便宜的に分割されているが一連の処理である。また
図示したのは変換処理にかかわる部分だけで、関係ない
部分は省いてある。
【0018】まずオペレータは、図形をイメージスキャ
ナ5から読み込ませる。
【0019】ステツプS1において、イメージスキヤナ
5から読み込んだ画像の画像データをIMEM4に格納
し、VRAM11に展開してCRT13に画像データを
表示する。
【0020】次に、オペレータは図形変換領域を指定す
るために図形変換条件指定をメニユーよりマウス10を
用いて選択する。メニューが選択されたなら、選択され
た内容についてテストする。
【0021】まずステツプS2において、選択されたメ
ニューが図形への変換であるか文字への変換であるかテ
ストする。図形への変換であれば、ステップS3で対象
となる領域を指定させる。即ち、オペレータは画像デー
タ内の任意位置でマウスの左ボタンの押下を開始し、押
下の状態のままマウスを移動すると、上記押下開始位置
と現在のマウスカーソル位置を対角線とすると矩形が実
線で描かれる。この矩形内の領域が図形データ変換領域
となり、この領域はマウスの左ボタンの押下を終了する
ことにより確定される。図形変換領域は複数であつても
かまわない。
【0022】ステツプS4は、上記図形変換領域を指定
した時に表示される条件設定ウインドウ(図4に示す)
に対し、図形データへの変換条件を入力させるステツプ
である。オペレータはウインドウの指示に従つて条件を
入力し、確認を指定することにより図形変換条件が確定
する。この変換条件設定ウインドウは図形変換領域ひと
つについて1回表示されるため、各変換領域に対し異な
つた条件を設定することができる。
【0023】ひとつの条件設定が終えると、再びメニュ
ーから項目を選択させる。その選択内容をテストし(ス
テップS7・S2)、文字への変換条件の設定であれば
ステップS5で対象領域の指定を行わせる。すなわち、
オペレータが画像データ内の任意位置でマウスの左ボタ
ンの押下を開始し押下の状態のままマウスを移動する
と、押下開始位置と現在のマウスカーソル位置を対角線
とする矩形が破線で描かれる。破線で描かれるのは、図
形変換領域と区別できるようにしたためである。この矩
形内の領域が文字データ変換領域となり、この領域はマ
ウスの左ボタンの押下を終了することにより確定され
る。文字変換領域は複数であつてもかまわない。
【0024】ステツプS6は、文字変換領域が指定され
た時に表示される文字認識条件決定ウインドウに対し、
指定した領域内の文字が横書きか、縦書きか、スペース
を認識するか等の文字データの識別条件を入力させるス
テツプである。ウインドウの指示にしたがつてオペレー
タは認識条件を入力し、確認を指定することにより、文
字認識条件が確定される。この文字認識条件設定ウイン
ドウは変換領域ひとつについて1回表示されるため、各
変換領域に対し異なった文字認識条件を設定することが
できる。
【0025】図形変換領域および文字変換領域の指定が
完了した後、またメニューから項目を選択させる。その
選択内容をテストし(ステップS7)、変換処理開始が
選択されていると、指定された変換領域に対し変換処理
を開始する。変換の際に内部的にまずおこなう処理は、
文字変換領域があるかどうかの判断であり、いいかえれ
ば操作者がステツプS5・6を行なったかどうかであ
る。このステツプがステツプS8である。
【0026】ステツプS8において、文字変換領域が無
いと判断した場合には、ステツプS9・ステツプS10
は行なわず、図形変換処理にそのまま進む。
【0027】ステツプS7において、文字変換領域があ
ると判断した場合には、次のステツプS9に進み、PM
EM3もしくはIMEM4内の空いた領域に文字変換用
のバツフアを新たにとり、そこに文字変換領域内の画像
データをコピーする。このコピーバツフアは文字変換領
域ひとつに対しひとつ存在している。
【0028】コピー終了後、ステツプS10において、
画像データ内の文字変換領域を白く消去する。これは図
形変換の際に、文字変換領域内の画像データを図形に誤
認識するのを防ぐ意味と、図形変換のスピードを速くす
る意味をもつている。
【0029】以上、条件の設定が終了したなら、ステツ
プS11から実際の図形変換・文字変換処理に入る。
【0030】図9のフローチヤートについて説明する。
【0031】まずステップS11で、変換対象の図形に
指定された変換領域があるかテストする。もしあるなら
ば、ステツプS12において図形変換領域内の画像デー
タの細線化処理を行なう。細線化処理とは、画像データ
を1ドツト幅の線画データにする処理である。本実施例
の画像処理システムでは、図形の認識の前段階の処理と
して細線化のアルゴリズムを用いているが、この細線化
手法は一手法であって、これ以外の手法を採用していて
も問題はない。
【0032】図形変換領域内の画像データの細線化処理
が終了した後、ステツプS13において、図形変換領域
内を走査し、画像データの連続した点列を1組抽出す
る。
【0033】次に、ステツプS14において、ステツプ
S13で抽出された連続した点列が、ステツプS4で設
定した図形変換条件に合うかどうかを判断する。ここで
条件を満たしていると判断した場合には、次のステツプ
S15に進み、満たしていなければステツプS13に戻
り、次の連続した点列の抽出を行なう。
【0034】ステツプS14で条件を満たしていれば、
ステツプS15において、ステツプS13で抽出された
連続した点列について、角となる点(以下、角点と称
す)を抽出する。この角点の抽出は、本実施例では点列
の曲率を求めることによりおこなつている。ただし、こ
れ以外の手法であつても問題ない。
【0035】ステツプS16においては、角点を挟んで
分けられる2組の点列の一方が直線でもう一方が曲線で
あるという様に、点列の形状が異なつていると認識した
場合には、その角点で上記連続する点列を分割する。
【0036】さらに、ステツプS17において、曲線と
認識された点列に対しては、まず折れ線近似し、その近
似により求まった屈曲点をスプライン曲線の制御点とし
て、曲線の近似を行う。もちろん、近似する曲線がスプ
ライン曲線でなく、ベジエ曲線等であつても、なんら問
題はない。
【0037】ステツプS18では、ステツプS17まで
の認識内容に基づいて、実際の図形データへの変換を行
なっている。本実施例においては、直線・折れ線・曲線
の3種の図形データに変換される。直線はその両端に位
置する2点を、折れ線は両端及び各頂点を、曲線は代表
点(制御点)及びそれらの点を通る近似関数を図形デー
タとする。得られた図形データはPMEM3あるいはI
MEM4の空き領域に格納しておく。変換される図形デ
ータの種類として上記3種類以外のものをつけ加えても
良い。
【0038】ステツプS19において、細線化したデー
タ全てを図形データに変換したかどうかを判断し、まだ
全て変換していない場合は、ステツプS13の点列の抽
出処理から繰返す。
【0039】以上で図形データへの変換が終了する。次
に、図10の文字変換処理についての説明を行なう。
【0040】文字認識の最初のステツプとして、文字変
換すべき領域が指定されているかテストする(ステップ
S20)。
【0041】もしあれば、ステツプS21においてステ
ツプS9でコピーされたバツフア内の画像データに対し
て文字切り処理を行なう。
【0042】次にステツプS22において、文字切りさ
れた画像について文字の認識処理を実行する。
【0043】ステツプS23において、ステツプS22
での文字認識した結果と単語辞書との単語照合を行な
う。
【0044】ステツプS24において、ステツプS22
での文字認識結果に基づき、文字(コード)データに変
換する。変換された結果のデータは、PMEM3あるい
はIMEM4の空き領域に格納される。
【0045】ステツプS25においては、全ての文字変
換画像に対する変換処理が終了したかどうかを判断す
る。まだ終了していないと判断した場合は、すべての変
換対象について文字コードへの変換が済むまで、ステツ
プS21からの処理を繰返す。ステツプS19で図形変
換処理が終了し、ステツプS25で文字変換処理が終了
したと判断した場合には、ステツプS26に進む。この
ステツプS26では、変換後の図形データから、画像を
再構成して表示用のビットマップデータを作成し、VR
AM11に格納する。この画像をCRT13に表示す
る。
【0046】ステツプS27においては、文字変換済の
文字データを、ステツプS5で文字変換の指定をした領
域、つまりステップS10で白抜き去れた領域に内に流
し込み、その結果をCRT13に表示する。これは、V
RAM11のビットマップデータに、文字コードデータ
から得られた文字の画像を重ね合わせて新たな画像デー
タを作成し、それを表示することである。
【0047】以上の手順で、もとの画像から得られた図
形データと文字データとを得、得られたデータから画像
を再現することができる。また、変換時に条件を指定す
ることで、文字画像が安易に図形データに変換されるこ
とがなくなり、図形データの情報量が文字画像をも図形
データに変換した場合に比べ少なくて済むという効果が
ある。また、図形データへの変換と文字データへの変換
を同時に行うことにより、変換処理が効率化するという
効果も有る。
【0048】
【他の実施例】
[実施例2]実施例1においては、文字画像データの図
形データへの変換を防ぐことを主な目的として、指定し
た長さ以上の連続した点列のみを図形データに変換する
という簡単な条件付けをさせている。これに文字のポイ
ント数を条件として加えることにより、指定ポイント数
から得られる1文字の領域内に、連続する点列が納まっ
ていれば、連続する点列が操作者の指定した長さ以上の
データであつても、図形データへの変換は行なわないと
いうことが可能になる。こうすることにより、文字デー
タと図形データの切り分けが一層明確化される。
【0049】また、上記説明におけるポイント数の指定
にかえて、縦横の長さ(ドツト数でもmmでもかまわな
い)を直接指定することでも可能である。例えば、表示
画像データ内の適当な1文字を囲むような領域を、マウ
ス10により指定することで自動的に1文字分の縦横の
長さを求めるようにしてもかまわないし、マウスにより
直線を描くことによつて(ただし、この直線は図形デー
タとは関係ない)、描かれた直線から求まる長さを条件
としてもよい。
【0050】また、実施例1においては、操作者が指定
した長さ以上の連続する点列を図形データに変換するよ
うにしているが、「以上」と「以下」を操作者が指定で
きるようにしてもよい。これによつて、「以下」を指定
することにより細かい画像データのみを図形データに変
換させることが可能となる。これは上記で述べたポイン
ト数の指定においても同様である。
【0051】実施例1においては、一連の操作はマウス
等のポインテイングデバイスを用いることにより行なっ
ているが、キーボードから操作できるようにしてもよ
い。
【0052】また、実施例1においては、画像データの
入力はイメージスキヤナからおこなつているが、画像デ
ータが取り込めさえすれば、他の入力装置からでも、外
部記憶装置に記憶された画像データであつても構わな
い。
【0053】また、図形データおよび図形データに変換
する画像データの領域指定は、矩形領域で行なっている
が、円・楕円・多角形などの閉領域であつてもよい。
【0054】実施例1においては、変換後の図形データ
の表示する際、図形データ自身の確認が容易なように、
変換前の画像データを消去しているが、画像データをそ
のまま残しておいてもよいし、画像データ表示消去の切
り替え手段を設けることにより、操作者が任意のタイミ
ングで表示・消去を行なえるようにしてもよい。
【0055】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラ
ムを供給することによつて達成される場合にも適用でき
ることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
処理装置は、変換対象の領域として指定された領域内の
データであっても、例外的に変換しない小領域を簡単に
設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における画像処理装置のシステムブロツ
ク図である。
【図2】実施例の原画像である。
【図3】
【図4】図形データへの変換時の表示である。
【図5】図形データへの変換する条件を説明した図であ
る。
【図6】文字データへの変換時の表示である。
【図7】再現された画像である。
【図8】
【図9】
【図10】実施例のフローチヤートである。
【符号の説明】 1…システムバス 2…CPU 3…PMEM 4…IMEM 5…イメージスキヤナ 6…画像入出力制御部 7…プリンタ 8…入力制御部 9…キーボード 10…マウス 11…VRAM 12…表示出力制御部 13…CRT 14…外部記憶制御部 15…ハードデイスク 16…フロツピデイスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを他の形式に変換して格納し
    ておく画像処理装置であって、 変換対象となる領域を画像データ中に指定する指定手段
    と、 変換対象となる画像の条件を設定する設定手段と、 前記指定手段で指定された領域中にあって前記設定手段
    で設定された条件を満たしている領域を認識する認識手
    段と、 前記認識手段で認識された領域を対象としてデータ変換
    する変換手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段で設定する条件は連続する
    画素からなる点列のながさについてであることを特徴と
    する請求項1の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段で設定する条件は連続する
    画素からなる点列の広がりについてであることを特徴と
    する請求項1の画像処理装置。
JP3171134A 1991-07-11 1991-07-11 画像処理装置 Withdrawn JPH0520493A (ja)

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JP3171134A JPH0520493A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 画像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11233682B2 (en) 2005-08-03 2022-01-25 Kamilo Feher Digital automobile multimedia, Wi-Fi, cellular communication, photo and video camera, remote control, navigation, GPS location

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11233682B2 (en) 2005-08-03 2022-01-25 Kamilo Feher Digital automobile multimedia, Wi-Fi, cellular communication, photo and video camera, remote control, navigation, GPS location

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