JPH10105361A - オブジェクト指定方法及びシステム - Google Patents

オブジェクト指定方法及びシステム

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Publication number
JPH10105361A
JPH10105361A JP8343842A JP34384296A JPH10105361A JP H10105361 A JPH10105361 A JP H10105361A JP 8343842 A JP8343842 A JP 8343842A JP 34384296 A JP34384296 A JP 34384296A JP H10105361 A JPH10105361 A JP H10105361A
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JP
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area
rectangle
region
computer
word
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Withdrawn
Application number
JP8343842A
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English (en)
Inventor
Allan P Padgett
ピイ. パジェット アラン
Steven I Herskovitz
アイ. ハースコビッツ スティーブン
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Adobe Inc
Original Assignee
Adobe Systems Inc
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Publication date
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Publication of JPH10105361A publication Critical patent/JPH10105361A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキストオブジェクトを正確に、信頼性を持
って且つ迅速にハイライトさせる改良技術を提供する。 【解決手段】 本発明技術によれば、矩形操作を使用し
て隣接するオブジェクト(例えば、単語)の取囲みボッ
クスを結合させることによりハイライト処理を行なうの
に必要な高価な領域交差の数を最小としている。次い
で、その結果得られる矩形を使用して領域を形成する。
該領域の複雑性は1個の領域内に含ませることの可能な
矩形数を制限することによって制限される。領域が形成
されると、該領域内のディスプレイスクリーンの画素を
反転させて該領域内のオブジェクトを指定する。然しな
がら、画素を反転させる前に、該領域と前にハイライト
させた領域とのオーバーラップを該領域から除去する。
該オーバーラップ部分は高価な領域操作ではなく矩形操
作によって決定することが可能である。その結果、ハイ
ライトを行なう場合に問題であった二重反転問題を効果
的に取除いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、コンピュー
タアプリケーションプログラムの動作期間中にコンピュ
ータモニタ上に視覚的に表われるオブジェクトを指定す
る方法及びシステムに関するものであって、更に詳細に
は、非線形フォーマットで表われるオブジェクトをハイ
ライトさせる方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】大多数のコンピュータアプリケーション
プログラムはデータを発生し、次いでそのデータを、コ
ンピュータモニタ上に視覚的に表われるオブジェクト
(即ち、英数字文字又はグラフィックオブジェクト)と
してユーザに対して出力する。ユーザがコンピュータプ
ログラムによって発生されたデータを迅速に且つ効率的
に操作し、その操作したデータをコンピュータモニタを
介してユーザへ出力することが可能であることが望まし
いことが多々ある。例えば、テキスト処理プログラムに
おいては、ユーザがテキストのある部分を指定し、次い
で例えばボールド化、下線引き、又はイタリック化等の
スタイルに関する処理を行なうことによってその指定し
たテキストを変化させることが可能であることが望まし
い。同様に、スプレッドシートプログラムにおいては、
ユーザがある数字を指定し次いで数学的又は統計的操作
を行なうことによって指定した数字を変化させることが
可能であることが望ましい。更に、グラフィックプログ
ラムにおいては、ユーザがあるグラフィックオブジェク
トを指定し、次いで、回転、反転、移動又は同様の操作
を行なうことによって指定したオブジェクトを変化させ
ることが可能であることが望ましい。一般的に、多くの
コンピュータアプリケーションプログラムの重要な特徴
は、ユーザが後の操作のために迅速且つ効率的にデータ
を指定することが可能であることの容易性である。
【0003】指定プロセスは、通常、コンピュータモニ
タの視覚的出力上の異なる位置へカーソルを移動するこ
とによって行なわれ、カーソル位置はデータエントリ点
を指定するために使用される。カーソルはコンピュータ
モニタ上に視覚的に表示される位置インジケータであ
る。キーボード、マウス、トラックボール又はスタイラ
ス等の多数の異なる入力装置を使用することによってユ
ーザはカーソルの位置決めを行なうことが可能である。
【0004】操作を行なうためにオブジェクト(即ち、
英数文字、グラフィックオブジェクト又はその他の同様
な項目)を描写するためにコンピュータアプリケーショ
ンプログラムによって異なる視覚的方法が使用されてい
る。例えば、アプリケーションプログラムは指定した区
域又はその周りの区域のいずれかをハイライトさせるた
めに指定したオブジェクトの強度を変化させることが可
能である。また、アプリケーションプログラムは周りの
区域におけるバックグラウンドから異ならせるために指
定したオブジェクトの色を変化させることが可能であ
る。一方、アプリケーションプログラムは指定したオブ
ジェクトを「ブリンク」させ、それにより該オブジェク
トを周りの区域から区別させることが可能である。
【0005】選択したオブジェクトを描写するために使
用される一般的な方法は、「反転」操作を使用してそれ
をハイライトすることである。反転はコンピュータモニ
タ上の1組の画素に関して実施されるグラフィック操作
である。その組は単に1個の画素、矩形内の全ての画
素、又はコンピュータモニタのいずれかの切断されるこ
とのある組の区域を包含することが可能である。画素の
反転はその色を「逆転」させる。従って、黒色の画素は
白色となり、且つ白色の画素は黒色となる。全ての色は
それ自身の「逆の」色も有している。反転はオブジェク
トをハイライトさせるのに適した多数の特性を有してい
る。第一に、それは高いコントラストの結果を発生し、
何がハイライトされているかを見ることを容易とさせ
る。第二に、それは逆転可能である。何故ならば、コン
ピュータモニタのある区域を二度反転させると元の組の
色となる。最後に、それが選択状態とされるか又は非選
択状態とされる場合にハイライトされるオブジェクトを
再度描くことの必要性なしに、既に描かれているオブジ
ェクトに適用される。後者の2つの特性の組み合わせが
重要である。何故ならば、オブジェクトを再度描くこと
となると許容できないように遅くなることがしばしばだ
からである。
【0006】今日、コンピュータモニタ上のオブジェク
トをハイライトさせるためにアプリケーションプログラ
ムによって使用されている2つの標準的な反転を基礎と
した技術が存在している。これらの技術について以下に
詳細に説明する。
【0007】殆どのアプリケーションプログラムの場合
に、反転を使用して選択したオブジェクトの全てをハイ
ライトさせるために簡単な技術を使用することが可能で
ある。この簡単な技術は以下の如くに動作する。各オブ
ジェクトに対して、そのオブジェクトを包囲する区域を
計算し且つその区域を反転させる。n個のオブジェクト
の場合には、その結果選択したオブジェクトを再度描く
必要性なしに、コンピュータモニタ上にn個のハイライ
トした区域が得られる。殆どの既存のテキストプロセサ
及びスプレッドシートは選択した単語をハイライトさせ
るためにこの技術を使用している。各単語をハイライト
させるために、テキストプロセサは、最初に、その単語
の「取囲みボックス」を決定する。その取囲みボックス
はスクリーン上のその単語を包囲する回転されることの
ある矩形である。次いで、この取囲みボックスを反転し
且つ次の単語を処理する。
【0008】然しながら、この簡単な技術は、1つのオ
ブジェクトを包囲する区域が別のオブジェクトを包囲す
る区域とオーバーラップする可能性がある場合には欠陥
を発生する。この場合には、幾つかの画素が一度を超え
て反転される場合があり、その結果不正確なハイライト
処理となる場合がある。このことは、しばしば、「ダブ
ルインバート(二重反転)」問題と呼ばれる。特に、2
つのオブジェクトがオーバーラップする区域を有する場
合には、両方のオブジェクトに共通な画素は二度反転さ
れる。その結果、選択されていないように見える区域が
発生し、且つそれらのオブジェクトのオーバーラップが
著しい場合には、どちらのオブジェクトも全く選択され
ていないように見える場合がある。上述したような従来
のテキストプロセサはこの問題を防止する多数の特性を
有している。特に、従来のテキストプロセサは文書内の
単語及び文字の相対的な位置に関して広範な知識及び制
御を有しており、且つ該プロセサは、テキストが回転さ
れたり又はオーバーラップしたりすることなしに、直線
的な水平な位置にテキストが配置されることを必要とす
る。これらの制限事項の正味の結果は、取囲みボックス
がオーバーラップすることがなく、それにより従来のテ
キストプロセサが「二重反転」問題を回避することを可
能としている。
【0009】より複雑なオブジェクト処理アプリケーシ
ョンプログラムは、オブジェクトを任意に位置させ且つ
回転させ且つオーバーラップする取囲みボックスを可能
としている。従って、これらのタイプのアプリケーショ
ンにおいてのハイライト処理は上述した簡単な技術を使
用して正確に実行することは不可能である。その代わり
に、これらのアプリケーションプログラムは、従来、
「領域(region)」と呼ばれる強力な幾何学的オ
ブジェクトを使用することを必要とする2番目の技術を
使用している。矩形と同様に、1個の領域はコンピュー
タモニタ上に1組の画素を定義する。然しながら、領域
はばらばらで且つ矩形でない区域を含む画素の任意の組
み合わせを定義することが可能である。特に、任意の数
の矩形の組合わせと正確に等しい画素を含む単一の領域
を形成することが可能である。このような領域は「結合
(union)」操作を使用して形成される。2つの領
域の結合は、両方の領域内の画素を含むいずれかの領域
内の全ての画素を含む新たな領域である。従って、アプ
リケーションプログラムがハイライトされるべき各オブ
ジェクトを包囲する一連の領域を形成することが可能で
ある場合には、コンピュータモニタ上で反転されるべき
全ての画素を含む単一の領域を形成することが可能であ
る。
【0010】領域操作を使用することによって、この2
番目の技術はスクリーン上の任意の組のオブジェクトを
正確にハイライトさせることが可能である。この2番目
の技術は以下のように動作する。空の領域Xで開始す
る。ハイライトされるべき各オブジェクトに対して、そ
のオブジェクトを包囲する一時的な領域を形成する。こ
の領域は、例えば、そのオブジェクトの取囲みボックス
と同一の画素を含む領域である場合がある。次に、この
一時的な領域を領域Xと結合し、且つそのXを結合結果
と置換させる。ハイライトされるべき各オブジェクトに
対してこれらのステップを繰返し行なう。最後に、領域
Xを一度反転させ且つ全てのオブジェクトは一度にハイ
ライトされ、二重反転の可能性はない。
【0011】この2番目の技術は正確なハイライト処理
を行なうためにアプリケーションプログラムによって使
用されているが、それは2つの主要な欠陥を有してお
り、それらは両方とも領域操作に依存するという事実に
関連している。第一に、領域操作はコンピュータシステ
ムのかなりのメモリ資源を必要とするので実際上欠陥が
発生する場合がある。このことは低メモリ状態となる場
合があり、その場合には領域結合又は領域反転が実際に
完全に機能障害となり、その結果不正確又は存在しない
ハイライト処理が発生する場合がある。最悪の場合に
は、このことはシステムクラッシュとなる場合がある。
第二に、この2番目の技術は、領域操作自身が遅いもの
であるから、実際上極めて遅いものとなる場合がある。
更に、領域がより複雑なものとなると、それに関して操
作を実行するのに必要な時間が著しく増加する。従っ
て、ハイライトされるべきオブジェクトが複雑であり及
び/又は多数存在する場合には、最も速いコンピュータ
上であってもこの2番目の技術を使用することが不可能
となる場合がある。
【0012】従って、テキストをハイライトさせる既存
の方法は二重反転を発生することなしに高速で信頼性が
あり且つ効率的な態様でオーバーラップするか又は非線
形的なテキストをハイライトさせることは不可能であ
る。取囲み矩形を使用することは高速且つ効率的なハイ
ライト操作を可能とするが、しばしば、二重反転を発生
することとなる。同様に、テキストをハイライトさせる
ために単一の取囲み領域を使用することは二重反転の発
生を防止するが、その操作を高速且つ効率的な態様で実
行することは不可能である。二重反転を発生することな
しにオーバーラップしているか又は回転されたテキスト
をハイライトするための高速で信頼性があり且つ効率的
な方法に対する必要性が存在している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述したごとき従来技術の
欠点を解消し、高速で信頼性があり且つ効率的な態様で
テキストをハイライトさせる方法及びシステムを提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】広い意味においては、本
発明は、オブジェクトを正確に、信頼性を持って且つ迅
速に指定する(即ち、ハイライトさせる)改良した技術
に関するものである。本発明に基づく技術は、必要な指
定(即ち、ハイライト)を発生するために必要とされる
多数の高価な領域操作を最小とさせている。より詳細に
説明すると、本発明技術は、矩形操作を使用して隣接す
るオブジェクト(例えば、単語)の取囲みボックスを可
能な限り結合させ、それによって複数個のオブジェクト
を単一の矩形として表わすことを可能としている。次い
で、その結果得られる矩形を使用して領域を形成する。
該領域の複雑性は、その中に含ませることの可能な矩形
の数を制限することによって制限される。領域の複雑性
を制限することによって、システム資源に対する要求が
制御され、従って充分なメモリ資源の欠乏が不正確な又
は障害のある指定を発生させることはない。領域が形成
されると、その領域内のディスプレイスクリーンの画素
が反転されてその領域内のオブジェクトを指定する。然
しながら、該画素を反転させる前に、その領域と前に指
定した領域とのオーバーラップが存在する場合にはその
領域から取り除かれるか又はクリップされる。その結
果、任意の位置又は回転状態に配置させることの可能な
オブジェクトを持ったファイル(例えば、移植可能な電
子文書ファイル)のハイライト処理を悩ませていた二重
反転は効率的な態様で取除かれている。更に、本発明に
基づく改良技術は、現在スクリーン上に見えない指定さ
れるべきオブジェクトの処理をバイパスすることが可能
である。
【0015】本発明は、多数の態様で実現することが可
能であり、例えば、方法、システム又はコンピュータが
読取可能な媒体として実現することが可能である。
【0016】コンピュータシステムのディスプレイスク
リーン上のオブジェクトを指定するためのコンピュータ
が実行する方法として、本発明の一実施形態では、ディ
スプレイスクリーン上に指定されるべき複数個のオブジ
ェクトを受取り、前記オブジェクトの各々に対し取囲み
ボックスを決定し、隣接する取囲みボックスのうちのあ
るものを結合させ、前記結合の後に該取囲みボックスで
領域を形成し、前に反転させた領域の1つ又はそれ以上
とオーバーラップする部分を前記領域から除去し、且つ
前記領域内のオブジェクトを指定するために前記領域を
指定する、上記各ステップを有している。
【0017】オプションとして、本発明のこの実施形態
は、更に、一度に1つの領域づつ前記オブジェクトを指
定し、前記領域が所定の最大までの取囲みボックスを保
持し且つ前記領域を一連の取囲みボックスで形成する。
指定されるオブジェクトが単語であり且つ該指定が単語
をハイライトするために動作することが好適である。テ
キストをハイライトするためのコンピュータによって実
行される方法として、本発明の別の実施形態では、ハイ
ライトされるべき単語範囲のテキストを受取り、グラフ
ィック領域を与え、前記ハイライトされるべき単語範囲
のテキスト内の1個の単語を得、前記単語に対する取囲
み矩形を決定し、前記取囲み矩形が前の取囲み矩形と結
合されるべきであるか否かを決定し、前記決定するステ
ップが結合されるべきであることを決定する場合には、
前記取囲み矩形を前の取囲み矩形と結合し、前記決定ス
テップが結合されるべきでないことを決定する場合には
前記取囲み矩形を前記領域へ付加し、所定数の矩形が前
記領域へ付加されるか又は前記単語範囲内の全ての単語
が処理されるまで、前記付加ステップを介して前記得る
ステップを繰返し行ない、その後に前記領域を反転させ
それによりハイライトされたテキストを生成する、上記
各ステップを有している。
【0018】コンピュータシステムのディスプレイスク
リーン上のオブジェクトを指定するシステムとして、本
発明の一実施形態では、ディスプレイスクリーン上に指
定されるべき複数個のオブジェクトを含む移植可能な電
子文書ファイル、前記オブジェクトの各々に対する取囲
みボックスを決定するための取囲みボックス作成器、隣
接する取囲みボックスのうちのあるものを結合させるた
めの取囲みボックス結合器、前記取囲みボックスから領
域を形成するための領域作成器、前の領域の1つ又はそ
れ以上のものとオーバーラップする部分を前記領域から
除去するためのオーバーラップクリッパ、前記領域内の
ディスプレイスクーン上の画素を修正しそれにより前記
オブジェクトを指定する指定器、を有することを特徴と
している。
【0019】コンピュータシステムのディスプレイスク
リーン上のオブジェクトを指定するためのプログラム命
令を含むコンピュータによって読取可能な媒体として、
本発明の一実施形態では、ディスプレイスクリーン上の
指定すべき複数個のオブジェクトを受取るためのコンピ
ュータによって読取可能なコード、前記オブジェクトの
各々に対する取囲みボックスを決定するためのコンピュ
ータによって読取可能なコード、隣接する取囲みボック
スのうちのあるものを結合させるためのコンピュータに
よって読取可能なコード、前記取囲みボックスで領域を
形成するためのコンピュータによって読取可能なコー
ド、前に反転させた領域の1つ又はそれ以上のものとオ
ーバーラップする部分を前記領域から除去するためのコ
ンピュータによって読取可能なコード、前記領域を反転
させそれにより前記領域内のオブジェクトを指定するた
めのコンピュータによって読取可能なコード、を有する
ことを特徴としている。
【0020】テキストをハイライトさせるためのプログ
ラム命令を含むコンピュータによって読取可能な媒体と
して、本発明の別の実施形態は、ハイライトされるべき
単語範囲のテキストを受取るためのコンピュータによっ
て読取可能な第一コード、グラフィック領域を与えるた
めのコンピュータによって読取可能な第二コード、前記
ハイライトされるべき単語範囲のテキスト内に単語を得
るためのコンピュータによって読取可能な第三コード、
前記単語に対する取囲み矩形を決定するためのコンピュ
ータによって読取可能な第四コード、前記取囲み矩形が
前の取囲み矩形と結合されるべきか否かを決定するため
のコンピュータによって読取可能な第五コード、前記コ
ンピュータによって読取可能な第五コードが結合される
べきであることを決定する場合に前記取囲み矩形を前の
取囲み矩形と結合させるためのコンピュータによって読
取可能な第六コード、前記コンピュータによって読取可
能な第五コードが結合されるべきでないことを決定する
場合に前記取囲み矩形を前記領域へ付加させるためのコ
ンピュータによって読取可能な第七コード、所定数の矩
形が前記領域へ付加されるか又は前記単語範囲内の全て
の単語が処理されるまで前記コンピュータによって読取
可能な第三乃至第七コードを繰返し行なうためのコンピ
ュータによって読取可能な第八コード、前記領域を反転
させそれによりハイライトされたテキストを発生させる
ためのコンピュータによって読取可能な第九コード、を
有することを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について添付の図
面を参照して以下に説明する。然しながら、当業者にと
って明らかなように、添付の図面を参照してなされる以
下の詳細な説明は単に例示的なものであって、本発明は
これらの特定の実施例にのみ限定されるべきものではな
い。
【0022】本発明は、テキストオブジェクトを正確
に、信頼性を持って且つ迅速に指定(即ち、ハイライ
ト)するための改良技術を提供している。本発明に基づ
く技術は、必要な指定(即ち、ハイライト)を発生する
ために必要とされる高価な領域操作の数を最小としてい
る。このことは、矩形操作を使用して隣接するオブジェ
クト(例えば、単語)の取囲みボックスを可能な限り結
合させることによって達成され、その際に複数個のオブ
ジェクトを単一の矩形として表示することを可能として
いる。次で、その結果得られる矩形を使用して領域を形
成する。該領域の複雑性は、1個の領域内に含むことの
可能な矩形数を制限することによって制限される。領域
の複雑性を制限することによって、システム資源に対す
る要求が制御され、従って充分なメモリ資源の欠乏が不
正確な又は欠陥性の指定を発生することはない。領域が
形成されると、その領域と関連するディスプレイスクリ
ーンの画素が反転されて該領域内のオブジェクトを指定
する。然しながら、該画素を反転させる前に、該領域と
前に指定された領域とのオーバーラップが該領域から除
去されるか又はクリップされる。オーバーラップ部分は
高価な領域操作の代わりに矩形操作によって決定するこ
とが可能である。その結果、任意の位置又は回転状態に
配置させることの可能なオブジェクトを有するファイル
(例えば、移植可能な電子文書ファイル)のハイライト
処理を悩ませていた二重反転問題は効果的な態様で取除
かれている。実験によれば、このようなファイルのハイ
ライト処理は本発明によって10倍乃至1,000倍高
速化されている。更に、本発明に基づく改良技術は、現
在スクリーン上に見えていない指定すべきオブジェクト
の処理をバイパスすることが可能である。更に、低シス
テム資源条件を捉えるためにエラー処理を実施すること
が可能であり、その場合には、領域の複雑性を減少させ
且つ処理を再度試行することが可能である。
【0023】矩形は非回転の直角四辺形のみを表わす一
般的なグラフィックオブジェクトである。矩形操作は、
交差(intersection)、結合(unio
n)、反転(invert)を包含しており、それらは
全て非常に高速であり且つ必要とするシステム資源は最
小である。矩形操作と異なり、領域操作はかなり遅く且
つ実質的により多くのシステム資源を必要とする。更
に、領域操作(結合、交差、反転)は、領域がより複雑
になるにしたがい、益々遅くなり且つ益々コスト高とな
る。領域は、それがどれほど複雑なものであったとして
も、取囲み矩形を有している。
【0024】図1は本発明に基づいてオブジェクトを指
定するための例示的なコンピュータシステム10のブロ
ック図である。コンピュータシステム10は、デジタル
コンピュータ11、ディスプレイスクリーン(即ちモニ
タ)22、プリンタ24、フロッピィディスクドライブ
26、ハードディスクドライブ28、ネットワークイン
ターフェース30、キーボード34を有している。ディ
ジタルコンピュータ11は、マイクロプロセサ12、メ
モリバス14、ランダムアクセスメモリ(RAM)1
4、リードオンリメモリ(ROM)18、周辺バス2
0、キーボードコントローラ32を有している。デジタ
ルコンピュータ11はパソコン(例えば、IBMコンパ
チパソコン)、ワークステーションコンピュータ(例え
ば、サン又はヒューレットパッカードワークステーショ
ン)、又はその他のタイプのコンピュータとすることが
可能である。
【0025】マイクロプロセサ12は、コンピュータシ
ステム10の動作を制御する汎用デジタルプロセサであ
る。マイクロプロセサ12は単一チッププロセサとする
か、又は複数個のコンポーネントで実現することが可能
である。メモリから検索した命令を使用して、マイクロ
プロセサ12は入力データ及び出力の受取り及び操作を
制御し且つ出力装置上でのデータのディスプレイ即ち表
示を制御する。図示した実施例においては、マイクロプ
ロセサ12の機能は、指定(例えば、ハイライト化)す
べきある範囲のオブジェクト(例えば、単語)を検査
し、ある隣接するオブジェクトの取囲みボックスをグル
ープ化し、二重反転を回避し、且つオブジェクトを指定
するためにオブジェクトを反転させることである。
【0026】メモリバス14は、RAM16及びROM
18へアクセスするためにマイクロプロセサ12によっ
て使用される。RAM16は、汎用格納区域として及び
スクラッチパッドメモリとしてマイクロプロセサ12に
よって使用され、且つ入力データ及び処理済のデータを
格納する使用することも可能である。ROM18は、マ
イクロプロセサ12によって実施される命令を格納し且
つ特定のフォーマットで画像を表示するために使用され
る画像記述及び文字アウトラインを格納するために使用
することが可能である。例えば、ファイルからの入力デ
ータはポストスクリスプト(商標名)の形態とするか又
は文字を表わすためのその他の頁記述言語文字コードの
形態とすることが可能である。文字と関連する文字アウ
トラインは、該文字のビットマップをラスタ出力装置に
よってレンダリングされた画像として表示されるべくレ
ンダリングされる場合にROM18から検索することが
可能である。一方、このような画像記述及び文字アウト
ラインは、例えばプリンタ24等の出力装置内のROM
又はRAM内に設けることが可能である。
【0027】周辺バス20はデジタルコンピュータ11
によって使用される入力、出力及び格納装置へアクセス
するために使用される。図示例においては、これらの装
置は、ディスプレイスクリーン22、プリンタ装置2
4、フロッピィディスクドライブ26、ハードディスク
ドライブ28、ネットワークインターフェース30を包
含している。キーボードコントローラ32は、キーボー
ド34からの入力を受取り且つ各押下げられたキーに対
するデコードした記号をバス33を介してマイクロプロ
セサ12へ送給するために使用される。
【0028】ディスプレイスクリーン22は周辺バス2
0を介してマイクロプロセサ12によって供給されるか
又はコンピュータシステム10内のその他のコンポーネ
ントによって供給されるデータの画像を表示する出力装
置である。図示例においては、ディスプレイスクリーン
22はラスタ装置であり、それは画素の行及び列の形態
におけるビットマップのビットに対応する画像をスクリ
ーン上に表示する。即ち、ビットマップをディスプレイ
スクリーン22へ入力させることが可能であり且つ該ビ
ットマップのビットを画素として表示させることが可能
である。入力ビットマップはディスプレイスクリーン2
2上に直接的に表示させることが可能であり、又コンピ
ュータシステム10のコンポーネントが、最初に、頁記
述ファイルからのコード又はその他の画像記述をビット
マップへレンダリング即ち派生させ且つこれらのビット
マップをディスプレイスクリーン22上に表示すべく送
給することが可能である。CRT、LCDディスプレイ
等のラスタディスプレイスクリーンはディスプレイスク
リーン22として使用するのに適している。
【0029】プリンタ装置24は用紙上又は同様の表面
上にビットマップの画像を供給する。プリンタ24はレ
ーザプリンタとすることが可能であり、それは、ディス
プレイスクリーン22と同様に、ラスタ装置であり、ビ
ットマップから派生された画素を表示する。プリンタ装
置24は、更に、頁記述言語ファイルにおいて見られる
ようなコード化されたデータから派生された画像をプリ
ントすることが可能である。プロッタ、タイプセッタ等
のその他の出力装置をプリンタ装置24の代わりに又は
それに加えて使用することが可能である。
【0030】ディスプレイスクリーン22又はプリンタ
24等の出力装置上に画像を表示させるために、コンピ
ュータシステム10は1つ又はそれ以上のタイプの手順
を実行することが可能である。1つの手順は、コード化
されたオブジェクトを画像記述へ変換させることであ
る。例えば、テキスト文字に対するコードは認識された
文字のビットマップの幾つかのコピーよりもより少ない
メモリ空間を占有する画像記述の一部である。テキスト
文字コードは、例えば位置座標(即ち、x及びy座
標)、寸法、フォント等のようにその文字がどのように
して表示されるかを特定する関連情報を有することが可
能である。
【0031】画像記述を特定するための公知の頁記述言
語はポストスクリプト(PostScript)(商標
名)言語であり、且つ画像記述を特定するための公知の
ポータブル(移植可能)電子文書言語はポータブルドキ
ュメントフォーマット(PDF)言語である。ポストス
クリプト及びPDFは両方ともカリフォルニア州マウン
テンビューのアドビシステムズ,インコーポレイテッド
から入手可能である。画像記述は、文字の形状を記述す
る格納されている文字アウトラインを参照することが可
能であり且つその他のレンダリング情報を有している。
公知の文字アウトラインフォーマットはアドビシステム
ズインコーポレイテッドによるType1(商標名)フ
ォーマットである。文字アウトラインを使用して、コン
ピュータシステム10は各文字に対するビットマップを
レンダリングさせ且つそのビットマップを表示するため
に出力装置へアクセス可能なメモリキャッシュ又はその
他の格納区域へ送給することが可能である。その他の実
施例においては、プリンタ等の出力装置が文字アウトラ
インからビットマップをレンダリングさせることの可能
なマイクロプロセサ又は同様のコントローラを有するこ
とが可能である。頁記述言語(PDL)ファイルは例え
ばポストスクリプト等の頁記述言語で格納されている画
像記述のオブジェクトを有するファイル又は同様の格納
ユニットである。ポータブル(移植可能)電子文書フィ
イルは例えばPDF等のポータブル即ち移植可能な電子
文書言語で格納されている画像記述のオブジェクトを有
するファイル又は同様の格納ユニットである。ポータブ
ル(移植可能)電子文書は、例えばポストスクリプト等
の頁記述言語によって表現されているオブジェクトを有
することが可能である。従って、頁記述言語ファイル
は、本明細書においては、ポータブル即ち移植可能な電
子文書であると考えられる。
【0032】フロッピィディスクドライブ26及びハー
ドディスクドライブ28はビットマップ、画像記述(コ
ード化されたデータ)、文字アウトライン、及びその他
のタイプのデータを格納するために使用することが可能
である。フロッピィディスクドライブ26はこのような
データを他のコンピュータシステムへ転送することを容
易としており、且つハードディスクドライブ28は大量
の格納空間を必要とする傾向のあるビットマップ等の大
量の格納データへ高速でアクセスすることを可能とす
る。
【0033】マイクロプロセサ12は、オペレーティン
グシステム(不図示)と共に、動作してコンピュータコ
ードを実行し且つデータを発生し且つ使用する。該コン
ピュータコード及びデータはRAM16、ROM18、
又はハードディスクドライブ28上に常駐することが可
能である。コンピュータコード及びデータは、更に、着
脱自在なプログラム媒体上に常駐し、必要に応じてコン
ピュータシステム10へローディング即ちインストール
させることも可能である。着脱自在なプログラム媒体と
しては、例えば、CD−ROM、PC−CARD、フロ
ッピィディスク及び磁気テープ等がある。
【0034】ネットワークインターフェース30は、他
のコンピュータシステムへ接続されているネットワーク
を介してデータを送給し且つ受け取るために使用され
る。インターフェースカード又は同様の装置及びマイク
ロプロセサ12によって実行される適宜のソフトウエア
を使用してコンピュータシステム10を既存のネットワ
ークへ接続させ且つ標準的なプロトコルに従ってデータ
を転送させることが可能である。
【0035】キーボード34は、コマンド及びその他の
命令をコンピュータシステム10へ入力するためにユー
ザによって使用される。ディスプレイスクリーン22上
に表示されるか又はコンピュータシステムへアクセス可
能な画像は、キーボード34上に命令を入力することに
よってユーザによって編集され、サーチされ、又はその
他の操作を行なうことが可能である。他のタイプのユー
ザ入力装置を本発明に関連して使用することも可能であ
る。例えば、コンピュータマウス、トラックボール、ス
タイラス、又はタブレット等のポインティング装置を使
用して汎用コンピュータのスクリーンのポインタを操作
することが可能である。
【0036】ポータブル電子文書(即ち、PDF)ファ
イルフォーマットは、オブジェクト、特にテキストオブ
ジェクトを、頁上の任意の位置又は回転状態で配置させ
ることを可能とする。テキストオブジェクトを任意に即
ち一般化した態様で配置させることは、スクリーン上の
テキストオブジェクトをハイライトさせる場合に著しい
問題を発生させる。特に、前述した二重反転問題に対す
る従来の解決方法は誤ったハイライト処理及び/又は遅
滞化した性能を発生させる。一方、本発明は、二重反転
問題を回避しながら、テキストオブジェクトを効率的に
且つ信頼性を持ってハイライトさせるための改良した技
術を提供している。
【0037】図2は本発明の第一実施例に基づいた指定
処理のフローチャートである。指定処理40は、例え
ば、図1に示したコンピュータシステム10によって実
行される。
【0038】初期的に、指定処理40はステップ42に
おいて指定されるべき(即ち、ハイライトされるべき)
単語範囲を受取る。この単語範囲は指定されるべき頁上
のテキストオブジェクトのことを意味している。この単
語範囲は、連続する単語の単一の範囲、連続する単語の
ばらばらの範囲、又はばらばらの離隔した単語とするこ
とが可能である。いずれの場合においても、単語範囲は
指定されるべき1頁上の単語を特定する。通常、1頁上
のテキストは一連の番号付けされた単語として定義され
る。例えば、1頁が150個の単語を有する場合があ
り、その場合には、該頁上の最初の単語は単語番号1で
あり且つ該頁上の最後の単語は単語150である。該頁
上においてテキストが指定されるべき場合には、その指
定は、典型的に、ある範囲の単語を指定するものとして
記述される。例えば、1乃至50の単語範囲を指定する
場合には、該頁上の最初の50個の単語が指定される。
単語の指定(即ちハイライト化)は、勿論、ディスプレ
イスクリーン22上に表われる。
【0039】次に、指定処理40はステップ44におい
て該単語範囲内の個々の単語に対する取囲みボックスを
決定する。取囲みボックスは1個の単語を包囲する四辺
形である。水平なテキストの場合には、取囲みボックス
は通常矩形である。取囲みボックスを決定する好適な技
術は「頁記述言語ファイルで記述されている単語を識別
する方法及び装置(METHOD AND APPAR
ATUS FOR IDENTIFYING WORD
S DESCRIBED IN A PAGEDESC
RIPTION LANGUAGE FILE)」とい
う名称の米国特許出願第08/304,762号、及び
「移植可能な電子文書で記述されている単語を識別する
ための方法及び装置(METHOD AND APPA
RATUS FOR IDENTIFYING WOR
DS DESCRIBED IN A PORTABL
E ELECRONIC DOCUMENT)」という
名称の米国特許第08/304,678号に詳細に記載
されており、これらの特許出願は引用によって本明細書
に取込む。
【0040】次いで、ステップ46において、隣接する
単語の取囲みボックスを可能な限り結合させる。即ち、
1本の水平線上の通常のテキストにおける隣接する単語
は通常結合される。このような場合に、1本の線全体の
テキストと関連する1個の結合した取囲みボックスを得
ることが可能である。然しながら、1本の水平線上のテ
キストの隣接する単語が、例えば1頁上に複数個の欄が
設けられている場合などのように、1つの文書又はパラ
グラフの関連するテキストである場合よりもより大きな
距離だけ分離されている場合には、取囲みボックスが結
合されることはない。この分離距離はそれぞのボックス
に対する座標点から決定される。
【0041】その後に、ステップ48において、所定数
の結合された取囲みボックスが1個の領域へ付加され
る。性能上の理由から、該領域は大きく成りすぎること
が防止されている(所定数によって)。該領域の寸法
は、信頼性が得られ且つ大量のシステム資源が必要とさ
れることがないように制限されている。1個の領域は任
意の形状を表現することの可能な一般的なグラフィック
オブジェクトである。初期的な領域は空である。次い
で、所定数の結合された取囲みボックスまでステップ4
8において該領域へ付加される。
【0042】次に、ステップ50において、該領域が前
に指定した領域内の単語に対する取囲みボックスと交差
するか否かに基づいての決定がなされる。該領域の前に
指定した領域内の単語に対する取囲みボックスとの交差
は矩形操作を使用して決定される。即ち、前の領域と関
連する取囲みボックスの座標が該領域に対応する取囲み
ボックスの座標と比較される。該領域が前の領域の取囲
みボックスと交差するものと決定される場合には、交差
する領域(即ちその交差部分)が該領域からステップ5
2において差引される。好適には、最初に、前の領域内
の取囲みボックスの1本の線まで結合され、次いで交差
が存在するか否かを決定するために使用され、その後
に、別の線を採取し交差に対してのチェックを行なう。
このようにして、差し引き(即ちクリッピング)操作の
ために簡単な矩形領域を形成することが必要であるに過
ぎない。
【0043】ステップ50に続いて、該領域が前の領域
の取囲みボックスと交差しない場合、又はステップ52
に続いて、該領域はステップ54において指定される。
その指定がハイライト化である場合には、該領域は反転
される。領域は、個々の矩形のように、反転させてハイ
ライト化を表示することが可能である。反転はディスプ
レイスクリーン上の1組の画素に関して実行されるグラ
フィック操作である。その組は単に1個の画素を有する
か、1個の矩形内のすべての画素を有するか、又はディ
スプレイスクリーンの任意の不連続の組の区域を包含す
ることが可能である。画素の反転はその色を「逆」にさ
せる。
【0044】次いで、ステップ56において該領域が空
とされ、従ってそれは次の領域を決定するために使用す
ることが可能である。ステップ56に続いて、指定処理
40が完了し且つ終了する。
【0045】図3A−3Cは本発明の第二のより詳細な
実施例に基づくハイライト処理60を示したフローチャ
ートである。ハイライト処理60は、例えば、図1に示
したコンピュータシステム10によって実行される。
【0046】初期的に、ハイライト処理60はステップ
62においてハイライトされるべき単語範囲を受取る。
該単語範囲は、例えば、最初の単語番号と最後の単語番
号によって指定される。最初の単語番号はハイライトさ
れるべき頁上の最初の単語を表わし且つ最後の単語番号
はハイライトされるべき頁上の最後の単語を表わす。最
初の単語番号と最後の単語番号との間の頁上の全ての単
語がハイライトされる。
【0047】次に、ステップ64において領域当たりの
所定最大数の矩形が設定される。好適には、所定最大数
はアプリケーションプログラム及びコンピュータシステ
ムに対して何が適しているかに基づいてハイライト処理
を実行するアプリケーションプログラムによって設定さ
れる。例えば、経験によれば、マッキントッシュコンピ
ュータシステムの場合には、最大数は200個の矩形が
好適であり、ウインドウズ環境の場合には、最大数は1
60個の矩形が好適である。システム資源が低い場合に
は、最大数を低下させることが可能である。ステップ6
6において同時にハイライトされるべき次の帯域の単語
を保持するために空の領域が形成される。帯域は1個の
領域によって表わされる単語数である。
【0048】次いで、ステップ68において、ハイライ
トされるべき全ての単語が処理されたか否かに基づいて
の決定がなされる。単語が領域内に含まれている場合に
はその単語が処理されているものと考えられ、その後に
要求によってハイライトされる。全ての単語が処理され
ている場合には、ハイライト処理60が完了し且つ終了
する。一方、全ての単語がいまだに処理されていない場
合には、ハイライト処理60が継続して行なわれる。特
に、決定ステップ68に続いてハイライトされるべき単
語範囲内の次の単語がステップ70において採取され
る。次いで、その単語に対する取囲み矩形がステップ7
2において決定される。前述したように、取囲み矩形の
決定は、好適には、上掲の米国特許出願第08/30
4,762及び第08/304,678に記載されてい
るように決定される。
【0049】ステップ72に続いて、単語に対する取囲
みボックスが見えるか否かについての決定がなされる。
単語に対する取囲みボックスがディスプレイスクリーン
22上に見えない場合には、該単語に関して更なる処理
を実行する必要性はなく、従って、ハイライト処理60
はステップ68及びその後のステップを繰り返すべく復
帰する。一方、単語に対する取囲みボックスが見える場
合には、ハイライト処理60が継続して行なわれる。即
ち、次いで、ステップ76において、その取囲み矩形を
前の取囲み矩形と結合させることが可能であるか否かが
決定される。この場合に、それらの矩形が水平方向にお
いて(即ち、テキストの水平線上において)隣接してお
り且つそれらの取囲み矩形と関連する単語がテキストの
1本の線内の隣接する単語であることを表わすように互
いに十分に近接している場合に、該矩形の結合が許容さ
れる。好適には、垂直方向の高さが同一であり且つ水平
方向の分離が垂直方向の高さ以下である場合にのみ隣接
する取囲みボックスが結合される。
【0050】ステップ76において、取囲み矩形を前の
取囲み矩形と結合させることが可能であることが決定さ
れると、それらの取囲み矩形はステップ78において結
合される。取囲み矩形の結合は当該技術分野において公
知の矩形結合(union)操作である。ステップ78
に続いて、ハイライト処理60はステップ68及びその
後をステップを繰り返し行なうために帰還する。
【0051】一方、ステップ76において、その取囲み
矩形を前の取囲み矩形と結合することができないことが
決定された場合には、前の矩形が本領域へステップ80
において付加される。ステップ80における取囲み矩形
の付加は結合(union)操作によって達成される。
好適には、ステップ80における付加処理は2つのステ
ップを有しており、即ち、(i)その取囲み矩形と等価
な一時的な領域の形成及び(ii)その一時的な領域と本
領域との結合である。ここで、前の矩形は既に可能な限
り他の矩形と結合されている。従って、前の取囲み矩形
が可能な限り他の矩形へ結合されている場合には、前の
取囲み矩形は単に本領域へ付加されるに過ぎない。この
取囲み矩形と結合されていない現在の矩形は隣接する取
囲み矩形を結合させるための処理の次の繰り返しに対す
る最初の取囲み矩形となる。
【0052】ステップ80に続いて、ステップ82にお
いて、該領域内の矩形数が所定最大数以上であるか否か
が決定される。所定最大数はステップ64において設定
されている。ステップ82において、該領域内の矩形数
が所定最大数以上でないことを決定する場合には、ハイ
ライト処理60はステップ68及びその後のステップへ
帰還することによって特定の領域に対して継続して行な
われる。一方、該領域内の矩形数が所定最大数と等しい
か又はそれを超える場合には、該領域は満杯になったも
のと判定され且つその領域に対して更に取囲み矩形を付
加することはできない。従って、ハイライトされるべき
その後の単語は異なる領域内に入らねばならない。該領
域が完了し即ち満杯となった場合には、ステップ84に
おいて、全ての前にハイライトさせた単語がオーバーラ
ップについて検討されているか否かについて決定がなさ
れる。
【0053】全ての前にハイライトさせた単語がオーバ
ーラップに対していまだに検討されていない場合には、
オーバーラップする領域が存在するか否かについて判別
するために付加的な処理が行なわれ且つオーバーラップ
する領域が識別された場合には、それらは該領域から除
去される。特に、ステップ84に続いて、付加的な処理
が必要とされる場合には、次の前にハイライトされた単
語がステップ86において採取される。この場合に、既
にハイライトされている単語がステップ86において採
取されて現在の領域とオーバーラップするか否かについ
てチェックされる。性能上の理由から、このオーバーラ
ップチェック処理は領域操作ではなく矩形操作で行なわ
れる。従って、ステップ88において、取囲み矩形を可
能な限り結合させながら、前の1個の単語又は複数個の
単語に対する取囲み矩形が決定される。この結合操作は
ステップ76及び78に関して上述したものと同一であ
る。
【0054】次に、ステップ90において、取囲み矩形
が該領域と交差するか否かが決定される。前の1個の単
語又は複数個の単語に対する取囲み矩形が現在の領域と
交差しない場合には、前の単語によるオーバーラップの
可能性を検討するためにステップ84及びその後のステ
ップが繰り返し行なわれる。一方、取囲み矩形が該領域
と交差する場合には、前の1個の単語又は複数個の単語
に対する取囲み矩形に対応する領域が該領域からステッ
プ92において差し引かれる。この差し引き操作は該領
域からオーバーラップ部分を除去する領域操作である。
好適には、テキストの1本の線まで結合された取囲み矩
形内へ結合され、次いで、結合された取囲み矩形が現在
の領域と交差する場合には、その結合された取囲み矩形
と等価な一時的な領域が形成され、次いで、その交差す
る部分が差し引き操作を使用して現在の領域から除去さ
れる。好適には、この差し引き操作は一時的領域と現在
の領域との間のユンオン即ち結合体である。このアプロ
ーチは、可能な限り高価な領域を回避し、その際に二重
反転を回避しながら高速のハイライト処理を提供してい
る。ステップ92の後又はステップ84の後に、全ての
前の単語が検討されている場合には、該領域はステップ
94において反転される。該領域からオーバーラップ部
分は前もって除去されているので、該領域のステップ9
4における反転は二重反転を発生することはない。ステ
ップ94に続いて、ハイライト処理60はステップ96
において次の繰り返しのために該領域を空とさせる。ス
テップ96に続いて、ハイライト処理60はステップ6
8及びそれに続くステップへ復帰しハイライトされるべ
きテキストの次の領域を処理する。
【0055】各領域に対する処理はスクリーン外で行な
われ、従ってディスプレイスクリーン22は、該領域が
正確に反転されるまで修正されることはない。即ち、該
領域の処理が正確に完了することが不可能である程度に
システム資源が低い場合には、ディスプレイスクリーン
22が部分的に又は不正確に修正されることはない。シ
ステム資源が1つの領域を処理するのに低過ぎる場合に
は、帯域寸法(領域寸法)が好適には半分に減少され
(所定最大数を半分に減少させることにより)、且つそ
れによって小さくされた領域に対する処理が行なわれ
る。帯域寸法における減少はシステム資源が充分なもの
となるまで継続して減少させることが可能である。その
結果、システム資源が低い場合に、本発明によって提供
される改良技術が欠陥性のものとなることはない。
【0056】図4A−4Eはポータブル電子文書100
から派生された表示画像に関して実行された図3A−3
Cに示したハイライト処理60の概略図である。この簡
単化した代表的な例における表示画像は1つのテキスト
パラグラフと1つの表とを有している。図4Aにおい
て、ハイライト処理60の次の単語の採取ステップ70
と取囲み矩形の決定ステップ72とが示されている。特
に、ステップ70において採取された最初の単語は単語
「This」であり、且つこの単語「This」に対す
る取囲み矩形102が決定される。その後に、次の単語
「is」がステップ70において採取され且つその取囲
み矩形103がステップ72において決定される。この
例においては、全ての取囲み矩形が見えている。次で、
取囲み矩形102及び隣接する取囲み矩形103がステ
ップ78において単一の取囲み矩形へ結合される。この
例においては、ポータブル電子文書100の最初の線に
おける全ての単語の取囲み矩形が図4Bに示したように
1個の取囲み矩形104へ結合されるまでこのプロセス
が繰り返し行なわれる。
【0057】ポータブル電子文書100内の次の単語
「of」がステップ70において採取され且つその取囲
み矩形がステップ72において決定されると、その取囲
み矩形はテキストの異なる水平線上に存在しているの
で、取囲み矩形104と結合されることはない。この場
合における取囲み矩形104は可能な限り結合されてお
り且つステップ80において該領域へ付加されている。
【0058】その後にポータブル電子文書100の2番
目の線に対して取囲み矩形が発生される。テキストの2
番目の線(即ち「of how the invent
ion」)に対する取囲み矩形がステップ80において
該領域へ付加される。このステップ80における付加は
領域操作である。この領域操作の結果は、テキストの1
番目の線と2番目の線に対する取囲み矩形の付加に関連
する第一領域106であり、それを図4Cに示してあ
る。注意すべきことであるが、矩形操作で可能な限り矩
形を結合させることにより、高価な領域操作の数が本発
明によって著しく減少されている。更に、この例の場合
には、ステップ82において使用されている所定数は2
であると仮定されている。従って、図4Cに示してある
第一領域106は、それが2つの矩形を保持する場合
に、満杯状態となる。従って、第一領域106がステッ
プ94において反転され、ディスプレイスクリーン22
上のテキストをハイライトさせる。図示していないが、
反転ステップ94は、第一領域106内の画素の各々を
反転させる。
【0059】図4Dは2つの取囲み矩形から形成された
第二領域108を示しており、それら2つの取囲み矩形
のうちの第一の取囲み矩形はテキストの3番目の線から
のものであり且つ2番目の取囲み矩形は「Table
1」に対する取囲み矩形からのものである。この場合
に、第一領域106は既に表示されているので、ステッ
プ84−92の操作は第二領域108が反転される前に
実行されねばならない。ハイライト処理60のステップ
86及び88は前に反転させた第一領域の第一取囲み矩
形を決定する。この場合に、取囲み矩形は図4Dに示し
た取囲み矩形104である。次いで、ステップ90にお
いて、前に反転させた第一領域の取囲み矩形104が第
二領域(即ち、第二領域に対する取囲み矩形)108と
交差するものでないことが決定される。次いで、ステッ
プ86及び88において、前に反転させた第一領域の別
の取囲み矩形、即ちポータブル電子文書100内のテキ
ストの2番目の線に対する取囲み矩形が決定される。次
いで、ステップ90において、この取囲み矩形が第二領
域(即ち、第二領域に対する取囲み矩形)と交差するこ
とが決定される。その後に、図4Eに示したように、テ
キストの2番目の線に対する取囲み矩形が第二領域10
8からステップ92において差し引かれる。その結果、
交差区域110が第二領域108から除去され、その結
果クリップされた領域112が得られる。次いで、クリ
ップされた領域112がステップ94において反転さ
れ、第一領域104のいずれの部分もハイライトさせる
ことなしに、ディスプレイスクリーン22上の第二領域
108内のテキストをハイライトさせる。
【0060】図4A−4Eに示したポータブル電子文書
100内の残りの単語に対するハイライト処理60につ
いての説明は割愛する。然しながら、注意すべきことで
あるが、文書100の表(Table 1)内の欄(コ
ラム)はテキスト文書の文章又はパラグラフ内の単語の
通常の分離よりもより大きな距離だけ分離されている。
従って、異なる欄内の単語に対応する取囲み矩形は結合
されることはなく、その代わり、それらの取囲み矩形は
個別的なまま残存する。例えば、「Item」に対する
取囲み矩形及び「Quantity」に対する取囲み矩
形は該文書内のこの時点においては充分に隣接したもの
ではないので、結合されることはない。以上、本発明の
具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明
は、これら具体例にのみ限定されるべきものではなく、
本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が
可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に基づく励磁的なコンピュ
ータシステムを示した概略ブロック図。
【図2】 本発明の第一実施例に基づく指定処理を示し
たフローチャート図。
【図3A】 本発明の第二のより詳細な実施例に基づく
ハイライト処理を示したフローチャートの一部を示した
概略図。
【図3B】 本発明の第二のより詳細な実施例に基づく
ハイライト処理を示したフローチャートの一部を示した
概略図。
【図3C】 本発明の第二のより詳細な実施例に基づく
ハイライト処理を示したフローチャートの一部を示した
概略図。
【図4A】 ポータブル電子文書から派生された表示画
像に関して実行されるハイライト処理を説明するのに有
用な概略図。
【図4B】 ポータブル電子文書から派生された表示画
像に関して実行されるハイライト処理を説明するのに有
用な概略図。
【図4C】 ポータブル電子文書から派生された表示画
像に関して実行されるハイライト処理を説明するのに有
用な概略図。
【図4D】 ポータブル電子文書から派生された表示画
像に関して実行されるハイライト処理を説明するのに有
用な概略図。
【図4E】 ポータブル電子文書から派生された表示画
像に関して実行されるハイライト処理を説明するのに有
用な概略図。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム 11 デジタルコンピュータ 12 マイクロプロセサ 14 メモリバス 16 RAM 18 ROM 20 周辺バス 22 ディスプレイスクリーン(モニタ) 24 プリンタ 26 フロッピィディスクドライブ 28 ハードディスクドライブ 30 ネットワークインターフェース 34 キーボード
フロントページの続き (72)発明者 スティーブン アイ. ハースコビッツ アメリカ合衆国, カリフォルニア 94070, サン カルロス, チェシャム アベニュー 285

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムのディスプレイス
    クリーン上のオブジェクトを指定するためのコンピュー
    タによって実行される方法において、 (a)ディスプレイスクリーン上に指定されるべき複数
    個のオブジェクトを受取り、 (b)前記オブジェクトの各々に対し取囲みボックスを
    決定し、 (c)隣接する取囲みボックスのうちのあるものを結合
    し、 (d)前記結合ステップ(c)の後に、前記取囲みボッ
    クスから領域を形成し、 (e)前記領域から、前に指定した領域の1つ又はそれ
    以上のものとオーバーラップする部分を除去し、 (f)前記領域内のオブジェクトを指定するために前記
    領域を指定する、上記各ステップを有することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記指定するステッ
    プ(f)が前記領域内のオブジェクトをハイライトさせ
    るべく動作することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、本方法が一度に1つ
    の領域のオブジェクトを指定し、且つ前記領域が所定最
    大数までの取囲みボックスを保持することを特徴とする
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ステップ(d)
    が前記領域を一連の取囲みボックスで充填し、且つ本方
    法が、更に、 (g)前記指定するステップ(f)に続いて前記領域を
    空とさせ、 (h)次の領域及び次の一連の取囲みボックスに対して
    ステップ(d)乃至(g)を繰返し行なう、上記各ステ
    ップを有することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記形成するステッ
    プ(d)が、前記結合するステップ(c)の後に前記決
    定するステップ(b)から得られる取囲みボックスで前
    記領域を形成することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記結合するステッ
    プ(c)が隣接する取囲みボックス間の分離距離に基づ
    いて隣接する取囲みボックスを結合させることを特徴と
    する方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記指定されるオブ
    ジェクトが単語であることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記指定するステッ
    プ(e)が前記領域内のオブジェクトを指定するために
    前記領域を反転させることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記結合するステッ
    プ(c)が、 (c1) 隣接する取囲みボックスが水平線上にあるか
    否かを決定し、 (c2) ステップ(c1)において水平線上にあると
    決定された隣接する取囲みボックスが結合させるのに充
    分に近接しているか否かを決定し、 (c3) ステップ(c2)において結合させるのに充
    分に近接していると決定された隣接する取囲みボックス
    を結合させる、上記各ステップを有することを特徴とす
    る方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記除去するステ
    ップ(e)が、 (e1) 前に指定した領域を特定し、 (e2) 前に指定した領域内のオブジェクトの各々に
    対する取囲みボックスを決定し、 (e3) ステップ(e2)において決定した隣接する
    取囲みボックスのあるものを結合させ、 (e4) ステップ(e3)において生成した取囲みボ
    ックスの各々が指定されるべき領域の取囲みボックスと
    交差するか否かを決定し、 (e5) 指定されるべき領域の取囲みボックスを交差
    するためにステップ(e4)において決定した取囲みボ
    ックスの各々に対応する領域を指定すべき領域から差し
    引く、上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記結合するス
    テップ(e3)がオブジェクトの水平線に沿ってのみ結
    合することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記除去するステ
    ップ(e)が、 (e1) 前に指定した領域のうちの1つ又はそれ以上
    のものの取囲みボックスが該領域の取囲みボックスと交
    差するか否かを決定し、 (e2) 前記決定するステップ(e1)が前に指定し
    た領域のうちの1つ又はそれ以上のものの取囲みボック
    スの1つ又はそれ以上のものが該領域の取囲みボックス
    と交差することを決定する場合に該領域から交差領域を
    差し引く、上記各ステップを有することを特徴とする方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、指定されるオブ
    ジェクトが単語であり、且つ前記指定するステップ
    (f)がハイライトさせることであり、且つ前記決定す
    るステップ(c)が、 (c1) 隣接する取囲みボックスが1本の水平線上に
    あるか否かを決定し、 (c2) ステップ(c1)において1本の水平線上に
    あることが決定された隣接する取囲みボックスが結合さ
    れるのに充分に近接しているか否かを決定し、 (c3) ステップ(c2)において結合するのに充分
    に近接しているものと決定された隣接する取囲みボック
    スを結合させる、上記各ステップを有することを特徴と
    する方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、本方法が一度に
    1つの領域のオブジェクトを指定し、且つ前記領域が所
    定の最大数までの取囲みボックスを保持することを特徴
    とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記形成するス
    テップ(d)が前記領域を一連の取囲みボックスで形成
    し、且つ本方法が、更に、 (g) 前記指定するステップ(f)に続いて前記領域
    を空とさせ、 (h) 次の領域及び次の一連の取囲みボックスに対し
    てステップ(b)乃至(g)を繰返し行なう、上記各ス
    テップを有することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項1において、前記指定するステ
    ップ(e)が前記領域内のオブジェクトを指定するため
    に前記領域を反転させることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、指定されるオブ
    ジェクトが単語であることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 オブジェクトを指定するためのコンピ
    ュータによって実行される方法において、 (a)ハイライトされるべき単語範囲のテキストを受取
    り、 (b)グラフィック領域を与え、 (c)前記ハイライトされるべき単語範囲のテキスト内
    において1個の単語を得、 (d)前記単語に対する取囲み矩形を決定し、 (e)前記取囲み矩形が前の取囲み矩形と結合されるべ
    きか否かを決定し、 (f)前記決定ステップ(e)において結合されるべき
    であることが決定される場合に前記取囲み矩形を前の取
    囲み矩形と結合し、 (g)前記決定ステップ(e)が結合されるべきでない
    ことを決定する場合には前記領域へ前記取囲み矩形を付
    加し、 (h)前記領域が所定の寸法に到達するか又は前記単語
    範囲内の全ての単語が処理されるまでステップ(c)乃
    至(g)を繰返し行ない、 (i)その後に前記領域を反転し、 (j)前記反転した領域に従ってディスプレイスクリー
    ンをアップデートさせ、その際に指定されたテキストを
    生成させる、上記各ステップを有することを特徴とする
    方法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、本方法が一度に
    1つの領域のオブジェクトを指定し、且つ前記所定の寸
    法が前記領域へ付加される所定数の取囲み矩形に基づい
    ていることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項18において、更に、 (k)前記アップデートするステップ(j)に続いて前
    記領域を空とさせ、 (l)次の領域に対してステップ(c)乃至(k)を繰
    返し行なう、上記各ステップを有することを特徴とする
    方法。
  21. 【請求項21】 請求項18において、コンピュータシ
    ステムのシステム資源が前記領域の反転ステップ(i)
    を完了することが不可能である場合に、前記所定の寸法
    が減少され且つステップ(h)及び(i)を繰返し行な
    うことを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項18において、前記隣接する取
    囲み矩形が所定の分離距離より小さく分離されている場
    合には、前記決定するステップ(e)が前記結合ステッ
    プ(f)をして隣接する取囲み矩形を結合させることを
    特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータシステムのディスプレイ
    スクリーン上のオブジェクトを指定するシステムにおい
    て、 前記ディスプレイスクリーン上に指定されるべき複数個
    のオブジェクトを含む移植可能な電子文書ファイル、 前記オブジェクトの各々に対する取囲みボックスを決定
    する取囲みボックス作成器、 隣接する取囲みボックスのうちのあるものを結合させる
    取囲みボックス結合器、 前記取囲みボックスから領域を形成する領域作成器、 前に指定した領域のうちの1つ又はそれ以上のものとオ
    ーバーラップする部分を前記領域から除去するオーバー
    ラップクリッパ、 前記領域内のディスプレイスクリーン上の画素を修正し
    その際にオブジェクトを指定する指定器、を有すること
    を特徴とするシステム。
  24. 【請求項24】 請求項23において、指定されるオブ
    ジェクトが単語であり、且つ指定することがハイライト
    させることであることを特徴とするシステム。
  25. 【請求項25】 請求項23において、前記指定器がオ
    ブジェクトを指定するために前記領域内のディスプレイ
    スクリーン上の画素を反転させることを特徴とするシス
    テム。
  26. 【請求項26】 コンピュータシステムのディスプレイ
    スクリーン上のオブジェクトを指定するためのプログラ
    ム命令を含むコンピュータによって読取可能な媒体にお
    いて、 ディスプレイスクリーン上に指定されるべき複数個のオ
    ブジェクトを受け取るためのコンピュータによって読取
    可能なコード、 前記オブジェクトの各々に対する取囲みボックスを決定
    するためのコンピュータによって読取可能なコード、 隣接する取囲みボックスのうちのあるものを結合させる
    ためのコンピュータによって読取可能なコード、 前記取囲みボックスで領域を形成するためのコンピュー
    タによって読取可能なコード、 前に指定した領域のうちの1つ又はそれ以上のものとオ
    ーバーラップする部分を前記領域から除去するコンピュ
    ータによって読取可能なコード、 前記領域を指定しその際に前記オブジェクトを指定する
    ためのコンピュータによって読取可能なコード、を有す
    ることを特徴とするコンピュータによって読取可能な媒
    体。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記取囲みボッ
    クスのうちの少なくとも1つが回転されることを特徴と
    するコンピュータによって読取可能な媒体。
  28. 【請求項28】 オブジェクトを指定するためのプログ
    ラム命令を含むコンピュータによって読取可能な媒体に
    おいて、 ハイライトされるべき単語範囲のテキストを受け取るた
    めのコンピュータによって読取可能な第一コード、 グラフィック領域を与えるためのコンピュータによって
    読取可能な第二コード、 前記ハイライトされるべき単語範囲のテキスト内におい
    て1個の単語を得るためのコンピュータによって読取可
    能な第三コード、 前記単語に対する取囲み矩形を決定するためのコンピュ
    ータによって読取可能な第四コード、 前記取囲み矩形が前の取囲み矩形と結合されるべきであ
    るか否かを決定するためのコンピュータによって読取可
    能な第五コード、 前記コンピュータによって読取可能な第五コードが、結
    合されるべきことを決定する場合に前記取囲み矩形を前
    記前の取囲み矩形と結合させるコンピュータによって読
    取可能な第六コード、 前記コンピュータによって読取可能な第五コードが結合
    されるべきでないことを決定する場合には前記取囲み矩
    形を前記領域へ付加させるコンピュータによって読取可
    能な第七コード、 前記領域が所定の寸法に到達するか又は前記単語範囲内
    の全ての単語が処理されるまで前記コンピュータによっ
    て読取可能な第三コード乃至第七コードを繰返し行なう
    ためのコンピュータによって読取可能な第八コード、 前記領域を反転させるためのコンピュータによって読取
    可能な第九コード、 前記反転させた領域にしたがってディスプレイスクリー
    ンをアップデートし、その際に指定したテキストを生成
    させるコンピュータによって読取可能な第十コード、を
    有することを特徴とするコンピュータによって読取可能
    な媒体。
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