JP2967313B2 - グラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置 - Google Patents

グラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置

Info

Publication number
JP2967313B2
JP2967313B2 JP4300379A JP30037992A JP2967313B2 JP 2967313 B2 JP2967313 B2 JP 2967313B2 JP 4300379 A JP4300379 A JP 4300379A JP 30037992 A JP30037992 A JP 30037992A JP 2967313 B2 JP2967313 B2 JP 2967313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning liquid
printing roll
cleaning
rotating brush
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4300379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06122191A (ja
Inventor
了 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Gurabya Kk
Original Assignee
Daiwa Gurabya Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Gurabya Kk filed Critical Daiwa Gurabya Kk
Priority to JP4300379A priority Critical patent/JP2967313B2/ja
Publication of JPH06122191A publication Critical patent/JPH06122191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2967313B2 publication Critical patent/JP2967313B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2235/00Cleaning
    • B41P2235/30Recovering used solvents or residues
    • B41P2235/31Recovering used solvents or residues by filtering

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラビア印刷用の印刷
ロール端面に固着したインクを除去する洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】使用済みの印刷ロールは、端面にインク
が頑固にこびり付いており、再使用或は保管する前にそ
のインクを除去している。従来は、洗浄液をかけながら
ヘラで削り落とした後、ブラシで擦る等、専ら手作業に
頼っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】頑固にこびり付いたイ
ンクは容易に除去できるものではなく、何時間もかかる
重労働である。而も洗浄液として用いられるシンナー等
の溶剤は、吸引すると人体に有害なため、作業員はマス
クをかかすことができないし、マスクをしていても完璧
とは言えず健康上の問題が残る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷ロールに
こびり付いたインクを効率良く除去する装置であって、
印刷ロールの出し入れ用開口部を有した洗浄室と、その
開口部を閉塞可能な蓋体と、前記洗浄室内で印刷ロール
を安定支持する支持機構と、支持された印刷ロールの両
端に、ロールと同軸で互いにブラシ面を向かい合わせに
配置した回転ブラシと、その回転ブラシを軸方向へ進退
運動させる進退機構と、回転ブラシに回転を付与する駆
動機構と、回転ブラシの上方に配置した洗浄液供給ノズ
ルと、洗浄室内の使用済み洗浄液を濾過し、洗浄液供給
ノズルへ再供給する洗浄液循環機構とで構成される。
【0005】
【作用】印刷ロールを洗浄室内にセットして蓋を閉じ、
回転ブラシを回転させながら印刷ロールの端面にブラシ
面を押し付ければ、洗浄液の供給とブラッシングとによ
って、こびり付いたインクはたちどころに除去され、そ
の際洗浄液の飛散や揮発成分の流出は最少限に押えられ
る。
【0006】
【実施例】本発明のグラビア印刷用印刷ロールの端面洗
浄装置(以下、装置と略称する)を図面に基いて説明す
る。1は基台であり、基台1上には背面及び両側面を囲
まれ、上面及び前面開放の洗浄室2が形成され、前記開
放面は、断面L字状の蓋体3により閉塞可能となってい
る。洗浄室2の底面には左右両隅角部に対して下り勾配
の洗浄液受けを設け、その隅角部に洗浄液が集まるよう
になっており、又受け面上にコロ4、4・・を四箇所に
配置し、それら四箇所のコロ4、4・・が、横姿勢の印
刷ロール5外周下面を支える載置座となっている。前記
蓋体3は、洗浄室2の背面上部において上方へ開閉自在
に枢支され、リンク6aを介してエアシリンダ6により
開閉され、又蓋体3の内面には、閉塞時に印刷ロール5
の外周上面に圧接する押えパッド7が取り付けられてい
る。この押さえパッド7はシリンダ7aによって蓋体内
方へ進出操作され、前記コロ4、4・・より成る載置座
とともに支持機構を構成する。
【0007】洗浄室2内にはその両サイドに回転ブラシ
8、8が装備される。回転ブラシ8、8は、アルミ製の
円盤8aに有機溶剤中でも変質しないポリプロピレン等
で形成された剛毛9、9・・を放射パターン状に植設し
て成り、裏側に結び目9aを設けてその結び目9aを裏
板8bで押し挟むことにより抜け止めが図られている。
又回転ブラシ8の回転軸10は側壁を貫通し、洗浄室外
において、軸受け11、11・・により回転及び軸方向
への移動が可能なように支持されており、回転軸10と
シリンダ12のピストンロッド12aとを連結して回転
砥石8を軸方向へ進退させる進退機構と、モータ13の
回転がチェーン14を介して伝達される駆動機構とが付
設されている。尚回転ブラシ8の移動によりチェーン掛
けされているプーリ15が変移しないように、プーリ1
5と回転軸10との相互間に、例えばスプライン結合手
段を利用したり、モータを回転ブラシと一体的に移動さ
せるなどの工夫(いずれも図示せず)が必要である。そ
して洗浄室2内には、回転ブラシ8の対面側上方に、夫
々切削液噴射用のノズル16、16・・が設けられてい
る。
【0008】基台1の下部には洗浄液槽17が設けら
れ、その中にはシンナー等の有機溶剤が貯えられてお
り、洗浄液循環機構と接続されている。洗浄液循環機構
は、洗浄液槽17内の有機溶剤を、ポンプ18によって
前記ノズル16、16・・へ圧送するようになってお
り、その送り出し流路の途中には濾過フィルタ19が接
続されている。そしてノズル16、16・・に供給さ
れ、そこからから噴射された有機溶剤はインクの溶解用
として使用され、使用済みの有機溶剤は、洗浄液受けの
両隅角部に集まって、フイルタ層20内を通過しながら
滴り落ち、洗浄液槽17へ回収される。本装置のモータ
及びシリンダは、総てエアー作動式を採用することによ
り防爆対策を、又排気ダクトを設けることにより、作業
員を溶剤の刺激臭から守っている。尚図面に示す21
は、電源スイッチを始めとし、自動、手動の切り換えス
イッチ等の各種スイッチが設けられた制御パネルであ
り、又22は、蓋体開閉用レバーを示す。
【0009】本装置は、搭載されたコンピュータによっ
て各機構の作動が制御されるようになっており、次に本
装置による洗浄作業の一例を説明する。先ず蓋体開閉用
レバー22を操作してシリンダ6を作動させることによ
り蓋体3を開き、洗浄室2内へ印刷ロール5をセットし
て再びレバー操作で蓋体3を閉じ、そこで制御パネル2
0に設けてあるスタートボタンを押すと、コンピュータ
の指示によりシリンダ7aが作動して押えパッド7を下
降させ、それによって印刷ロール5が確実に支持され
る。続いて進退機構により回転ブラシ8が互いに対面方
向へ前進し、印刷ロール5の端面に圧接したことが確認
されると前進はそこで停止する。そこでポンプ18の運
転が開始され、洗浄液槽17内の有機溶剤は圧送途中で
濾過フイルタ19で濾過されてノズル16から噴射され
る。そして駆動機構のモータ13が回転し、回転ブラシ
8が回転せられ、ブラシ面で印刷ロール5の端面が擦ら
れる。それによって印刷ロール5の端面にこびり付いて
いたインクが擦り落されるのである。
【0010】インクの除去に必要な所定時間が経過した
ら、進退機構と駆動機構の作動によって回転ブラシ8は
回転を停止して後退せられ、同時にポンプも停止し、制
御パネル上の作業終了を知らせるランプが点灯して洗浄
作業は完了する。洗浄を終えた印刷ロール5は、蓋体開
閉用レバー22の操作で蓋体3を開いて取り出し、未洗
浄の印刷ロールと交換する。実施例の装置は、印刷ロー
ルのセットや交換するための蓋体開閉操作以外が自動化
されているが、各機構を総て手動操作に切り換えること
も可能である。又印刷ロールのセットや交換も自動化し
てかまわなが、少なくとも作業完了と同時に蓋体が自動
的に開くようにすれば作業性も良くなる。尚、回転ブラ
シの形態、各機構の構造等は適宜変更できる。
【0011】このように形成された洗浄装置は、蓋体を
閉塞することにより、洗浄室が外部から完全に隔離され
るので、洗浄液である有機溶剤が飛散したりその有機溶
剤の刺激臭が撒きちらされることがなく、使用済みの洗
浄液はフイルタで濾過されながら循環するので、洗浄液
の管理も容易となる。又有機溶剤の刺激臭が排気ダクト
から排出されることにより、職場の環境は大幅に改善さ
れる。而もインクの除去効果は手作業に比べて格段の相
違があり、確実で早く、安全でもある。これこそ機械化
した価値の最も高い典型的な例であろう。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、従来有機溶剤の刺激臭
が漂う雰囲気中で健康を害される虞れに怯えながら作業
していたものが、一転して改善された環境で作業できる
ようになるし、その作業スピードたるや従来の手作業な
どとは比べものにならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラビア印刷用印刷ロールの端面
洗浄装置の実施例を示した斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】支持機構により安定支持された印刷ロールと、
回転ブラシ及びノズルの位置関係を示す説明図である。
【図4】回転ブラシの構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・基台、2・・洗浄室、3・・蓋体、4・・コロ、
5・・印刷ロール、6・・シリンダ、6a・・リンク、
7・・押えパッド、7a・・シリンダ、8・・回転ブラ
シ、8a・・円盤、8b・・裏板、9・・剛毛、9a・
・結び目、10・・回転軸、11・・軸受け、12・・
シリンダ、12a・・ピストンロッド、13・・モー
タ、14・・チェーン、15・・プーリ、16・・ノズ
ル、17・・洗浄液層、18・・ポンプ、19・・濾過
フィルタ、20・・フイルタ層、21・・制御パネル、
22・・蓋体開閉用レバー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷ロールの出し入れ用開口部を有した洗
    浄室と、その開口部を閉塞可能な蓋体と、前記洗浄室内
    で印刷ロールを安定支持する支持機構と、支持された印
    刷ロールの両端に、ロールと同軸で互いにブラシ面を向
    かい合わせに配置した回転ブラシと、その回転ブラシを
    軸方向へ進退運動させる進退機構と、回転ブラシに回転
    を付与する駆動機構と、回転ブラシの上方に配置した洗
    浄液供給ノズルと、洗浄室内の使用済み洗浄液を濾過
    し、洗浄液供給ノズルへ再供給する洗浄液循環機構とを
    備えたグラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置。
JP4300379A 1992-10-12 1992-10-12 グラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置 Expired - Fee Related JP2967313B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4300379A JP2967313B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 グラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4300379A JP2967313B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 グラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06122191A JPH06122191A (ja) 1994-05-06
JP2967313B2 true JP2967313B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=17884079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4300379A Expired - Fee Related JP2967313B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 グラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2967313B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020157205A1 (en) * 2001-04-27 2002-10-31 Akira Hara Cylinder cleaning brush unit
TWI231777B (en) * 2003-08-22 2005-05-01 Au Optronics Corp Cleaning apparatus of pillar-formed components and cleaning method thereof
CN106079893B (zh) * 2016-06-17 2018-07-17 京东方科技集团股份有限公司 一种清洁装置及清洁方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06122191A (ja) 1994-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI110415B (fi) Menetelmä ja laite rullapinnan puhdistamiseksi
JP2922141B2 (ja) 柔軟な印刷版を版胴に押し付けるための転がり部材
US3658003A (en) Method for washing elements of fabric printing machines
JPH0499628A (ja) 印刷シリンダの洗浄方法および装置
JP2967313B2 (ja) グラビア印刷用印刷ロールの端面洗浄装置
JPH09193366A (ja) 印刷機の胴外套面を清掃する装置
JPH11227169A (ja) 印刷機の胴を清掃する装置
JPH04141440A (ja) 印字装置
JP4248040B2 (ja) 輪転印刷機の印刷機構
JP4730681B2 (ja) スクリーン印刷機におけるスクリーン版清掃装置
JP2003275637A (ja) 塗布ノズル用クリーニング装置
JP2689235B2 (ja) 自動靴磨装置及びその運転制御方法
JP5521388B2 (ja) 版胴洗浄装置
JP2918651B2 (ja) 版胴洗浄方法及び装置
JP3073203B1 (ja) 輪転印刷機ロ―ラの洗浄方法および装置
JP2944943B2 (ja) オフセット印刷装置の胴をクリーニングするための洗浄装置
JPH1043854A (ja) ダイカスト製品のエア洗浄・脱水装置
LU501019B1 (en) Full-automatic oiling device for electric motor
JPH06297697A (ja) 円筒体外周面の洗浄装置
JPH055009Y2 (ja)
JP2011148211A (ja) グラビア版洗浄装置
JP2832291B2 (ja) 印刷機インキ壺装置
JP3089572U (ja) ダイヤ目ロールもしくは受渡しローラの洗浄装置
JPH0427578Y2 (ja)
JPH0530920Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees