JP2966240B2 - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JP2966240B2
JP2966240B2 JP5181825A JP18182593A JP2966240B2 JP 2966240 B2 JP2966240 B2 JP 2966240B2 JP 5181825 A JP5181825 A JP 5181825A JP 18182593 A JP18182593 A JP 18182593A JP 2966240 B2 JP2966240 B2 JP 2966240B2
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    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電加工装置に関し、更
に詳細に述べると、粉末微粒子を含まない油系加工液供
給系統と粉末微粒子を含む粉末混入油系加工液供給系統
とを備えた放電加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放電加工装置は、3次元形状の加工用電
極を用いて被加工物との間に放電を発生せしめ被加工物
を放電加工する形彫り放電加工加工装置と、0.02か
ら0.3mm程度のプラスやタングステン等の材質で作
られたワイヤ電極を一対のワイヤガイド間で更新移動さ
せ、被加工物とワイヤ電極とにより形成される微小間隙
で放電を発生させ被加工物を加工するワイヤカット放電
加工装置とに大別される。
【0003】ワイヤカット放電加工装置では、加工液と
してイオン交換された水や油系加工液が使用されてい
る。一方、形彫り放電加工装置では油系加工液を用いる
のが一般的である。さらに、仕上げ加工領域で加工の安
定性や光沢面仕上げを得る目的で、油加工液に多結晶性
シリコン等の微粉末を結合した粉末混入加工液と従来に
油加工液とを切り換えて使用するようにしたワイヤカッ
ト及び形彫り放電加工装置が使用されている。
【0004】加工液として油加工液又は粉末を混入した
粉末混入加工液のいずれかを選択的に用いるようにした
従来の放電加工装置につき、図6を参照して説明する。
【0005】図6中で、4は加工用電極、3は被加工物
である。被加工物3はワークテーブルに固定されてお
り、加工タンク1が載置されているXYクロステーブル
2上に前記ワークテーブルは固定されている。XYクロ
ステーブル2は公知の数値制御装置を含む放電加工制御
装置12により制御され、XYクロステーブル2に取り
付けられたX軸モータ8とY軸モータ7とにより、被加
工物3は加工用電極4に対しX−Y平面内で相対的に移
動できるようになっている。また、加工用電極4はZ軸
下端に取り付けられており、Z軸モータ9により、加工
用電極4は被加工物3に対し上下に相対移動できるよう
に構成されている。
【0006】20は加工液供給装置を総体的に示し、加
工液供給装置20は清浄油加工液槽20a、汚濁油加工
液槽20b及び粉末を混入させた加工液を貯液する粉末
混入加工液槽20cの3槽を有している。
【0007】清浄油加工液槽20aから清浄油加工液2
1aがポンプP1により電磁開閉弁5aを通して供給管
路P13から加工タンク1に供給されている場合は、ポ
ンプP3は停止しており、電磁開閉弁5d、5eはいず
れも閉状態とされている。そして、ドレインバルブ1a
が閉められることにより、清浄油加工液に被加工物3が
浸漬された状態で放電加工が行える。ドレインバルブ1
aが開放されると、排管路p14からの汚濁油加工液2
1bは、開状態とされている電磁開閉弁5bを通して汚
濁油加工液槽20bに戻され、回収された汚濁油加工液
21bはポンプP2によりフィルタF1を通して清浄油
加工液21aとして清浄油加工液槽20aに戻される。
以上が、清浄油加工液21aを放電加工のために加工タ
ンク1内に供給するための清浄油加工液供給系統を含む
加工液循環路の構成である。
【0008】一方、粉末混入加工液槽20cを含んで成
る粉末混入加工液供給系統は、粉末混入加工液槽20c
内の粉末混入加工液21cを加工タンク1に送液するた
め供給管路p13に連結されているポンプP3及び電磁
開閉弁5dから成り、排管路p14からの排液は、電磁
開閉弁5eを介して粉末混入加工液槽20cに戻され
る。
【0009】つぎに、放電加工作業を説明しながら加工
液供給装置20の各加工液供給系統の動作を説明する。
まず、加工用電極4と被加工物3とが加工タンク1内に
セットされ、放電加工を開始するに当たって、ドレイン
バルブ1aを閉め、電磁開閉弁5aと5bを開放し、電
磁開閉弁5dと5eを閉めポンプP1を駆動し清浄油加
工液21aを加工タンク1に送液する。加工液が加工タ
ンク1内の所定の液面まで達すると図示していない液面
検出器から放電許可信号が放電加工制御装置12に送ら
れ、放電加工制御装置12は、指定されたプログラム基
づき加工用電極4及び被加工物3の間に加工パルスを供
給すると共に両者を相対移動させて所望の加工条件で荒
加工から仕上げ加工までの放電加工を順次実行する。最
終仕上げ加工段階前までの加工が終了すると、ポンプP
1の駆動を停止し、ドレインバルブ1aを開放し加工タ
ンク1内の加工液を汚濁油加工液槽20bに排液する。
【0010】しかる後、粉末混入加工液を使用して最終
仕上げ加工を行うため、ドレインバルブ1a、電磁開閉
弁5a、5bを閉め、代わって電磁開閉弁5d、5eが
開放されポンプP3が駆動される。粉末混入加工液21
cが前述同様加工タンク1に供給され、所定の液面にま
で達すると、放電加工制御装置12は最終仕上げ加工を
実行する。この加工が終了するとドレインバルブ1aが
開放され粉末混入加工液は排管路p14を通して粉末混
入加工液槽20cに戻され、作業が終了する。
【0011】粉末混入加工液の粉末濃度は最終仕上げ加
工の品位に大きく影響するため、濃度測定器などで常に
チェックされ所定の濃度になるよう補充添加する等して
できる限り一定になるよう調整される。また、粉末粒子
が沈澱して濃度変化を起こさぬよう常に攪拌されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、以上の
ように構成されており荒加工から最終仕上げ加工までを
自動的に行うことができる。しかしながら、粉末混入加
工液21cを使用して放電加工を行った後はどうしても
粉末粒子が加工タンク1内に付着、沈澱しており、次の
加工の為、粉末粒子をきれいに加工タンク1から除去す
る必要かある。粉末粒子が加工タンク1に残存している
と、次の被加工物をワークテーブルにセットする際の取
り付け精度に影響を与えるばかりではなく、次の荒加工
時に加工液に粉末粒子が混入し、加工が不安定になった
り、加工拡大代が大きくなり加工精度に影響を与えるこ
とになるからである。
【0013】このため、作業者は一つの被加工物の加工
が終るとゴムべらなどで加工タンク1に沈澱した粉末粒
子をきれいに擦り取り粉末混入加工液槽20cに戻す作
業を行っているが、これだけでは不充分であり、従来で
は完全に粉末粒子を除去するため粉末粒子の含まれてい
ない清浄油加工液槽20aからの清浄油加工液21aで
加工タンク1を洗い流している。ところが、この様な操
作を度重ねると粉末混入加工液槽20cに清浄油加工液
20aが追加されることになり、粉末混入加工液供給系
統において所定の値に調整されている加工液と粉末粒子
との比率が変化してしまい、所望の最終仕上げ加工を良
好に行うことができなくなってしまうという問題があっ
た。
【0014】また、ワイヤカット放電加工装置において
粉末混入加工液を使用する場合においては、ワイヤ電極
を供給回収する機構が加工タンク内に存在しているため
ローラ部やワイヤガイドの開閉部等の回転部や摺動部に
粉末粒子が侵入してしまい、良好な加工を行うことが困
難になるという問題を生じている。さらに、このような
粉末粒子がローラ部やワイヤガイドの開閉部等の回転部
や摺動部に一旦侵入してしまうと、これを後から完全に
除去するにはその部分の分解掃除が必要となり、多大な
手間を要することになる。
【0015】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、その目的は、粉末混入加工液を用いた加工を良好
に行うことができる改善された放電加工装置を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1の特徴は、加工タンクを有し電極と被加
工物とを微小間隙をあけて相対向させ、電極と被加工物
との間に加工液の存在の下に電圧パルスを繰り返し印加
し、前記微小間隙に放電を発生させて被加工物を放電加
工する放電加工装置において、油系の第一加工液を前記
微小間隙に供給するための第一の加工液供給系統と、油
系加工液に粉末微粒子を混入させて成る第二加工液を貯
蔵しておくための加工液槽を有し該第二加工液を微小間
隙に供給するための第二の加工液供給系統と、前記第二
加工液を油系加工液と粉末微粒子とに分離するための分
離手段と、加工液槽内の第二加工液を該分離手段を介し
て加工タンク内に送給するための送給手段と、加工タン
ク内の加工液を前記第一又は第二の加工液供給系統のい
ずれか一方に選択的に戻すための戻し手段とを備えた点
にある。
【0017】本発明の第2の特徴は、加工タンクを有
し、電極と披加工物とを微小間隙をあけて相対向させ、
電極と被加工物との間に加工液の存在の下に電圧パルス
を繰り返し印加し、前記微小間隙に放電を発生させて披
加工物を放電加工する放電加工装置において、油系の第
一加工液を前記微少間隙に供給するための第一の加工液
供給系統と、油系加工液に粉末微粒子を混入させて成る
第二加工液を貯蔵しておくための加工液槽を有し該第二
加工液を微小間隙に供給するための第二の加工液供給系
統と、第二加工液を油系加工液と粉末微粒子とに分離す
るための分離手段と、加工タンク内に露出する可動部及
び又は摺動部を覆うためのカバー部材と、第二の加工液
を微少間隙に供給している場合に加工液槽内の第二加工
液を分離手段を介してカバー部材内に加圧送給するため
の加圧送給手段と、加工タンク内の加工液を第一又は第
二の加工液供給系統のいずれか一方に選択的に戻すため
の戻し手段とを備えた点にある。
【0018】
【作用】本発明の第1の特徴によれば、送給手段から清
浄な加工液を得ることができ、この清浄加工液で加工タ
ンク内を洗浄することができる。洗浄に供用した後の加
工液は、戻し手段によって加工液槽に戻すことができ、
これにより、第二の加工液供給系統における油系加工液
の量を変化させることが有効に防止できる。したがっ
て、分離手段によって分離された粉末微粒子を適宜の手
段によって第二の加工液供給系統に戻すことにより、第
二の加工液供給系統における油系加工液と粉末微粒子と
の比率を所定の値に維持させることができる。
【0019】本発明の第2の特徴によれば、第二加工液
を濾過して得られた清浄加工液が、加圧送給手段によっ
てカバー部材内に加圧送給されカバー部材内が清浄加工
液で満されるので、第二加工液を用いて被加工物を放電
加工している間、装置の可動部に粉末微粒子が付着する
のを防止することができる。この清浄加工液は第二加工
液を分離手段に通すことによって作られたものであるか
ら、第二加工液を用いての放電加工期間中、第二の加工
液供給系統における油系加工液と粉末微粒子との比率が
変化することはない。
【0020】
【実施例】図1は本発明によるワイヤカット放電加工装
置の一実施例を示し、本実施の装置では、ワイヤ電極1
00が図示しないワイヤ電極供給装置から連続的に送り
だされ、一対のワイヤガイド(後述)により支持案内さ
れた状態で張架され、上下ノズル70a、70b間に載
置された被加工物3とワイヤ電極100との間に形成さ
れる微少間隙に電圧パルスを繰り返し供給して放電を発
生させ、被加工物3を加工する公知の構成である。従っ
て、その基本的構成について詳述するのは省略する。
【0021】本実施例では、荒加工時には粉末粒子を混
入していない清浄油加工液を使用し、仕上げ加工時に
は、油系加工液に多結晶性シリコン等の粉末粒子を混入
した粉末混入加工液を使用して放電加工できるよう、清
浄油加工液供給系統Xと粉末混入加工液供給系統Yとを
含む、加工液供給装置30を備えている。
【0022】この加工液供給装置30は、図6に示した
従来のそれと同様に、清浄油加工液31aを貯蔵する清
浄油加工液槽30aと、清浄油加工液31aを加工に使
用することにより生じた汚濁油加工液31bを貯蔵する
汚濁油加工液槽30bと、油系加工液に粉末微粒子を混
入して成る粉末混入加工液31cを貯蔵しておくための
粉末混入加工液槽30cとを備えている。なお、図1中
において、図6の各部と対応する部分には同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0023】先ず、荒加工及び中加工を行うために、加
工タンク1内に清浄油加工液31aを供給するための清
浄油加工液供給系統Xについて説明する。清浄油加工液
供給系統Xは、清浄油加工液槽30a内の清浄油加工液
31aを汲み上げるポンプP1と電磁開閉弁5a、10
cとを有して形成される管路1cを有し、これらの電磁
開閉弁5a、10cを共に開状態としてポンプP1を作
動させることにより、清浄油加工液31aを加工タンク
1内に供給し、充満せしめることができる。
【0024】ここで、加工中はドレインバルブ1aは閉
状態になっているので、ポンプP1により連続的に供給
されている清浄油加工液31aが、加工タンク1内で設
定された液面より高くなると、清浄油加工液31aがオ
ーバーフローをし始める。この加工タンク1内からのオ
ーバーフロー加工液は図示しないバイパス管路を通って
開放状態の電磁開閉弁5bを介して汚濁油加工液槽30
bに帰還し、加工中は常時循環使用できる構成となって
いる。
【0025】また、ポンプP1により清浄油加工液槽3
0aから汲み上げられた清浄油加工液31aを加工間隙
に直接供給するため、管路1cには電磁開閉弁10aを
介して主供給管路1dが図示の如く連結されている。管
路1dは各ノズルの空間部81(図4参照)に連動して
おり、したがって、清浄油加工液31aは、清浄油加工
液供給系統Xのうちの管路1c、電磁開閉弁10a及び
管路1dから成る回路によって加工間隙に直接供給され
る。
【0026】電磁開閉弁5a、5b及び排管路1bによ
り構成されるのは、ドレインバルブ1aから排出された
加工液を加工液供給系統X、Yのいずれの系統に戻すの
かを選択するための戻し回路である。
【0027】加工が終了すると、加工タンク1内の加工
液は、ドレインバルブ1aを開放状態にすることによ
り、排管路1bを経て、電磁開閉弁5bを通り、そして
汚濁油加工液槽30bに排液される。また、ポンプP2
は、汚濁油加工液槽30bに溜められた汚濁油加工液3
1bを清浄油加工液31aに再生する為の循環ポンプ
で、汚濁油加工液槽30bから汲み上げられた汚濁油加
工液31bをフィルタF1に送り、清浄して清浄油加工
液槽30aに清浄油加工液31aとして戻す。
【0028】以上において説明した清浄油加工液供給系
統Xにより加工間隙に清浄油加工液31aが供給されて
いる場合には、少なくとも、電磁開閉弁10b、10e
は閉じられており、粉末混入加工液31cが混入するこ
とがないように制御される。
【0029】次に、粉末混入加工液を用いて行う仕上げ
加工のための加工液循供給系統について説明する。中仕
上げ加工が終了後前述の通り加工タンク1内の加工液は
すべて排液されている。ここで、清浄油加工液供給系統
を電磁開閉弁5a、5bを閉状態にして切り離す。電磁
開閉弁5d、6b、10cを開放し、電磁開閉弁6a、
5f、10e、5cを閉じ、ドレインバルブ1aを閉状
態として、ポンプP3により粉末混入加工液31cを汲
み上げ、電磁開閉弁5d、電磁開閉弁6b、管路1c、
電磁開閉弁10cを通して加工タンク1内に粉末混入加
工液31cが供給される。また、ポンプP3により汲み
上げられた粉末混入加工液31cは、管路1cに連結さ
れている電磁開閉弁10aを通り管路1dにより上部ノ
ズル70aと下部ノズル70bに流入し、ワイヤ電極1
00と被加工物3との間の加工間隙へ噴流される。これ
は、清浄油加工液31aの供給の場合と同様である。
【0030】すなわち、ポンプP3によって汲み上げら
れた粉末混入加工液31cは、粉末混入加工液供給系統
Yのうちの電磁開閉弁5d、6b、管路1c、電磁開閉
弁10a、管路1dから成る回路を介して、加工間隙に
直接供給される。
【0031】また、前述同様オーバーフローした加工液
はバイパス管路を経て電磁開閉弁5eから粉末混入加工
液槽30cに戻される。仕上げ加工終了後は、加工タン
ク1内の仕上げ加工用粉末混入加工液はドレインバルブ
1a、排管路1b、電磁開閉弁5eを通して粉末混入加
工液槽30cに排液される。この様に、加工タンク1か
らの粉末混入加工液は粉末混入加工液槽30cのみに帰
還することで、仕上げ加工中、常時循環できるように構
成されている。
【0032】なお、粉末混入加工液槽30c内でフィル
ター装置、例えば比重差を利用した遠心分離型濾過装置
あるいはマグネットフィルター等によって加工屑を処理
し、特に荒加工時に発生した加工屑をできるだけ除去す
るよう構成することが好ましい。又粉末混入加工液の濃
度を図示しない濃度検出器からの検出信号を用いて図示
しない濃度制御装置によって公知の方法で制御してい
る。
【0033】以上のように、各々の加工段階において加
工液はその都度切り換えるといった動作及び装置構成と
している点については従来の装置とほぼ同様である。
【0034】仕上げ加工終了後、前述した通り、加工タ
ンク1の底面部や被加工物を精度良く取り付けるための
治具等に粉末微粒子が沈澱あるいは付着しており、これ
らの微粒子を次の荒加工前に充分除去する必要がある。
この除去作業には粉末混入加工液槽30cからの加工液
を濾過して使用することが望ましい。これは他の加工液
を使用すると粉末混入加工液の濃度が変化することと、
また洗浄後の排液を他の加工液貯溜槽例えば汚濁油加工
液槽30bに戻すと粉末微粒子がフィルターにより除去
されてしまいコスト面で問題になるためである。そこ
で、本装置の場合には、以下に説明する洗浄液供給回路
が設けられている。
【0035】上述の仕上げ加工時の粉末混入加工液の供
給循環系統において、放電加工終了後、加工タンク1内
の粉末混入加工液は、ドレインバルブ1aを開けると同
時に粉末混入加工液槽30cに戻されるが、別に設けら
れた管路に接続する電磁開閉弁6aを開き、上記通常の
粉末混入加工液循環回路の電磁開閉弁6bを閉じること
により、粉末混入加工液槽30cからの粉末混入加工液
31cが濾過器RF1で濾過され、粉末微粒子が除去さ
れた清浄な加工液を洗浄液として供給することができる
洗浄液供給回路が形成される。この清浄な加工液は管路
1cを通って、上述した電磁開閉弁10cを介して加工
タンク1側へ供給され、作業者は、その加工液の一部を
フレキシブルなホースでつないで取り出し、加工タンク
1のすみずみまでを粉末の混入していない加工液で洗浄
できる。
【0036】また、加工タンク1内を洗浄すると共に粉
末の混入していない加工液は電磁開閉弁10aを介して
ノズル側にも流入しノズル部も洗浄される。この時、排
管路1bにつながる電磁開閉弁5bは閉じられているの
で、洗浄によって出た粉末粒子や加工屑を含む液は、ド
レインバルブ1aと排管路1bと電磁開閉弁5eを通り
すべて粉末混入加工液槽30cへ帰還する。この結果、
加工タンク1内を清浄な加工液で清掃できる上に、粉末
混入加工液供給系統Y内における油加工液と粉末微粒子
との配合比率の値が所定値に維持できる。この場合、濾
過器RF1で粉末微粒子が濾過されるので、洗浄により
粉末混入加工液槽30c内の粉末混入加工液31cの粉
末微粒子濃度が若干低下する傾向を生じるが、以下に説
明する濾過器RF1の逆洗によりこの不具合は解消され
るものである。
【0037】濾過器RF1で濾過された粉末微粒子を粉
末混入加工液槽30cへ戻すための逆洗循環回路につい
て説明すると、加工タンク1の洗浄が終了した後、電磁
開閉弁6a、10dは閉じられており、ポンプP4によ
って、汲み上げられた液は電磁開閉弁5fを介し、濾過
器RF1を通り、ドレイン管に設けた電磁開閉弁5cを
経て粉末混入加工液槽30cへ帰還する回路が形成さ
れ、粉末微粒子の回収が行われる。そして、粉末混入加
工液槽30cでは図示しない攪拌機により攪拌され再び
以前の濃度の粉末混入加工液となる。この場合、電磁開
閉弁5f、5c以外の電磁開閉弁は全て閉状態である。
又逆洗を行う時期は洗浄循環回路又は、仕上げ加工の循
環回路が形成されている場合以外の時であるならば可能
である。したがって、荒加工時等において、この逆洗を
同時に行うことができる。なお、逆洗時に濾過器RF1
の電磁開閉弁5f側に付着した粉末微粒子が、次の濾過
動作時に得られる洗浄等のための濾過加工液中に混入す
るのを防ぐため、逆洗動作終了後、ポンプP3を作動開
始させた直後の所定期間だけ電磁開閉弁10d、6a、
6bを閉じておくことにより、濾過器RF1の電磁開閉
弁5f側に付着した粉末微粒子をこの時の濾過動作によ
って得られる清浄加工液と共に粉末混入加工液槽30c
内に戻すようにすることができる。
【0038】以上、本説明を適用した上述の一実施例の
装置によれば、粉末混入加工液の通る管路を独立して設
けると共に該管路には粉末粒子を濾過するための濾過装
置を設け、粉末粒子の含まない加工液で加工タンク内を
洗浄するときに、粉末混入加工液槽30cから加工タン
ク内を通って再度、元の加工液槽へ加工液を帰還するよ
うにしたので、清浄油加工液槽の加工液を全く使用する
ことなしに加工タンク内の各部の洗浄が可能であり、粉
末混入加工液供給系統のおける粉末微粒子の量と加工液
の量との比率を一定に保つことができる。
【0039】更には、加工タンク内を洗浄するための上
記別の管路を設けた循環回路を適用したので加工タンク
内の粉末混入加工液を排出しつつ濾過器RF1を通した
清浄化された洗浄液を供給し、加工タンク内の残存する
粉末粒子や加工屑を完全に除去して連続的に効率よく洗
浄することができ、仕上げ加工から次の荒加工及び中加
工作業に迅速に移行することが可能であり、しかも加工
状態や加工精度に影響をあたえることがない。
【0040】粉末混入加工液による仕上げ加工の際、粉
末混入加工液供給系統Yからの粉末混入加工液30cの
供給によって加工タンク1内での上下ノズル70a、7
0b内に設けられている通電駒、ワイヤガイド部、さら
にワイヤ電極100の搬送装置の駆動部に粉末微粒子が
浸入、付着することにより、ワイヤ電極の円滑走行が阻
害される、そこに残留した粉末微粒子が清浄加工液に混
入されて加工に支障を引き起こす等の不具合を生じる。
また、仕上げ加工終了後上記各部の洗浄が充分できない
まま装置を放置すると粉末微粒子は液体の蒸発後強固に
付着して除去ができなくなる。この様な粉末混入加工液
を使用する場合に生じる不具合を防止するための構成に
ついて図2乃至図5を参照して説明する。
【0041】図4を参照して図1に示す上ノズル70a
の構造について説明すると、上ノズル70aは、常時、
通電体76とワイヤガイド部77a、77bへ清浄な液
のみを供給する清浄液供給口83を有するノズルハウジ
ング71によって形成された空間部80を有しており、
空間部80内の通電体76は可動保持体72をアクチュ
エータ74によって移動させることによりワイヤ走行軸
線と垂直の方向に運動可能であり、且つワイヤ電極10
0の自動結線を可能としている。
【0042】更に、これにより、可動ワイヤガイド77
aも同時に移動し、一方、固定ワイヤガイド77bは位
置決めビン78等で固定する構成としている。止めねじ
73は通電体76の接触位置を変えるためにスライド可
能に設けられている。そしてハウジング71と噴流側ハ
ウジング82はノズル噴流口85を有する隔壁に囲まれ
た空間部81を構成することで独立もしくは分割されて
いる。又噴流側ハウジング82には清浄油加工液あるい
は粉末混入加工液を供給するために加工液供給口84が
形成されていて、加工段階での加工液の切り換えによっ
て、清浄油加工液供給系統Xからの清浄油加工液31a
又は粉末混入加工液供給系統Yからの粉末混入加工液3
1cが空間部81内に供給される。下ノズル70bも同
様の構成である。
【0043】図5には、上ノズル70aの別の構成が示
されている。図5に示すノズル70aは、図4に示した
ノズル本体とほぼ同様になっているが、アクチュエータ
74aには上部ワイヤガイド79とV溝を有する下部ワ
イヤガイド77bが結合されていて、アクチュエータ7
4bは通電体76とV溝を有する下部ワイヤガイド77
aが結合されている。又V溝を形成することで加工液を
流入可能にし、アクチュエータ74a、74bにより通
電体76、上部ワイヤガイド79とワイヤガイド部材7
7a、77bは開閉自在の割型とし、ワイヤ電極100
の自動結線を可能としている。
【0044】次に、粉末混入加工液を利用した放電加工
において、図4又は図5に示す如き構成、すなわち、加
工タンク1内に露出する可動部を覆うカバー部材として
働くハウジング71を用い、ハウジング71により可動
部を覆い、これにより形成された空間80内に清浄な加
工液を加圧供給する構成による作用効果について説明す
る。
【0045】まず電磁開閉弁10dを開状態で、電磁開
閉弁10bを閉状態とし、ノズル70には、濾過器RF
1からの清浄な液のみを管路1eを介してその供給口8
3からノズルハウジング71の空間部80へ流入する。
続いて加工タンク1内に粉末混入加工液槽30cからの
加工液を充満する。その後、管路1cを通る粉末混入加
工液は電磁開閉弁10aを開くと同時に噴流側ハウジン
グ82の加工液供給口84から該ハウジング82内の空
間部81へ流入し、ノズル噴流口85から加工タンク1
内の浸漬された被加工物3とワイヤ電極100の対向し
た加工間隙に噴流される。その時、ノズルハウジング7
1の空間部80に供給される清浄液は、空間部81に供
給される粉末混入加工液が逆流しない程度の液流圧とな
るよう、電磁開閉弁10dの出口側に設けられている加
圧ポンプP5により加圧される。
【0046】したがって、粉末混入加工液を放電加工間
隙に供給しつつ被加工物を放電加工している間、空間部
80に供給される加圧清浄液によって空間部80内の可
動部に粉末混入加工液が侵入するのを防止し、可動部等
に粉末が付着するのを有効に防止することができる。こ
の結果、加工終了後、空間部80内の清掃が不要とな
り、装置の保持が簡単になると共に、長期間に亘って装
置の加工性能を高いレベルに保つことができる。
【0047】本装置のワイヤ電極引取り部も、ノズル部
と同様に、それらの可動部をカバー部材で覆い、濾過器
RF1で濾過された清浄液をカバー部材内に加圧送給
し、これによりワイヤ電極引取り部の可動部を粉末微粒
の付着からまもる構成となっている。
【0048】次に、この構成を図2、図3を参照しなが
ら説明する。図2において加工タンク1内に露出する上
部ノズル70aと下部ノズル70bの間の被加工物3を
通ったワイヤ電極100は、下アーム部120に設けら
れた複数のローラ118に巻いたベルト101、104
で挟み込まれ、搬送部102によって搬送される。
【0049】図3において、ローラー118はローラー
・インナー部118bの内局口を通って、ローラー軸部
115と係合している。そしてローラー118を囲むた
めのケース部材116は、ローラー軸部115とボルト
113で下アーム部120に固着されると同時にローラ
ー118のローラー・インナー部118bに挟み込まれ
る。ケース部材116はその外側に設けられた複数の穴
により下アーム部120にボルト114で固定されてい
る。ワイヤ電極100は、ローラー118に巻いたベル
ト101と104の間の挟み込み摩擦力によって挿入口
117から加工機外部まで搬送される。
【0050】カバー122はケース部材116に係合
し、ボルト110でローラー118aのインナー部11
8bと強着される。キー123はローラー軸部115と
インナー部118bとの係合面で滑りを起こさないよう
に設けてある。粉末混入加工液供給系統から供給され濾
過器RF1を通って清浄化された液は、複数箇所に設け
た液供給口119a、119bからケース部材116と
カバー122で囲まれた空間部124へ流入される。流
入した液は複数箇所に設けられた流出口121から極微
量流出するよう、あるいは粉末混入加工液の逆流をしな
い程度の液流圧となるよう構成されている。流入した液
は、また、ワイヤ挿入口117からも流出する。この結
果、上下ノズル部70a、70bにおける場合と同様
に、ケース部材116によって囲われ、清浄液が供給さ
れている可動部分に粉末微粒子が付着するのを有効に防
止することができる。
【0051】本装置は、以上のように、上下ノズル部に
粉末混入加工液を供給するに当たって粉末混入加工液が
流入する空間部とワイヤ電極の給電部及びワイヤガイド
部を囲む空間部を分割したので、給電部及びワイヤガイ
ド部へは、粉末混入加工液供給装置から濾過装置を通っ
た清浄化された液が常時、粉末混入加工液の逆流やワイ
ヤの断線を起こすことなく冷却作用を与える構造、更に
ワイヤ電極の搬送装置の駆動部及び摺動部にも粉末混入
加工液の粉末粒子が逆流することがなく、濾過装置を通
った清浄液が極微量ずつ常時供給する構造を採用したの
で、常時供給するすべての清浄液は、粉末混入加工液槽
から濾過装置を通して各部分へ送給し元の加工液に帰還
するため、粉末混入加工液濃度を一定に保ち、且つ粉末
粒体の影響を排除してワイヤ電極の走行の安定化を図る
ことができるので、高品質と作業能率の向上をもたらす
ことになる。
【0052】なお、各部を洗浄清浄加工液を常時流し続
けると濾過装置RF1に徐々に粉末微粒子が補回収され
て行くが加工条件を切り換える際などに加工を一時的に
停止し逆洗浄工程を入れることにより長時間に渡る加工
でも加工液の濃度変化を最小にとどめることができる。
【0053】図1に示す各電磁開閉弁の開閉制御及びポ
ンプの運転制御は、本実施例では、制御ユニットUから
出力される制御信号CSに従って行われる。この制御ユ
ニットUは、例えば、放電加工機本体からの所要の作動
状態信号Sに応答してそれらの作動シーケンスをマイク
ロコンピュータ等を用いて決定し、所要の制御信号CS
を出力する構成とすることができるが、これに限定され
るものではなく、加工の進行に応じて作業者が手動で操
作してもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、粉末微粒
子が混入された加工液を濾過装置によって濾過し、濾過
された加工液を加工タンク内の各部の洗浄のために供給
するという循環路を構成するようにしたので、清浄加工
液供給系統の清浄液を全く使用せずに加工タンク内の各
部の洗浄が可能であり、粉末混入加工液供給系統におけ
る粉末微粒子と加工液との比率を変化させることがな
い。また、粉末微粒子が混入することで支障をきたす部
分に粉末混入加工液側からの清浄加工液を使用して常に
周囲より僅かに加圧することにより、長期に渡ってのメ
ンテナンス性も良く装置の加工性能及び信頼性が向上す
るという効果も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放電加工装置の一実施例を示す構
成図。
【図2】図1に示す放電加工装置のワイヤ電極引取り部
の概略構造を示す概略図。
【図3】図に示すワイヤ電極引取り部のI−I線断面
図。
【図4】図1に示す上下ノズルの詳細構造を示す断面
図。
【図5】上下ノズルの他の構成を示す断面図。
【図6】従来の放電加工装置の一例の構成を示す構成
図。
【符号の説明】
1 加工タンク 1c、1d 管路 3 被加工物 30 加工液供給装置 30a 清浄油加工液槽 30b 汚濁油加工液槽 30c 粉末混入加工液槽 31a 清浄油加工液 31b 汚濁油加工液 31c 粉末混入加工液 70a 上ノズル 70b 下ノズル 71 ハウジング 81 空間部 100 ワイヤ電極 116 ケース部材 118 ローラ P1乃至P5 ポンプ RF1 濾過器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23H 7/36 B23H 7/02 B23H 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工タンクを有し電極と被加工物とを微
    小間隙をあけて相対向させ、前記電極と被加工物との間
    に加工液の存在の下に電圧パルスを繰り返し印加し、前
    記微小間隙に放電を発生させて前記被加工物を放電加工
    する放電加工装置において、 油系の第一加工液を前記微小間隙に供給するための第一
    の加工液供給系統と、 油系加工液に粉末微粒子を混入させて成る第二加工液を
    貯蔵しておくための加工液槽を有し該第二加工液を前記
    微小間隙に供給するための第二の加工液供給系統と、 前記第二加工液を油系加工液と粉末微粒子とに分離する
    ための分離手段と、 前記加工液槽内の前記第二加工液を該分離手段を介して
    前記加工タンク内に送給するための送給手段と、 前記加工タンク内の加工液を前記第一又は第二の加工液
    供給系統のいずれか一方に選択的に戻すための戻し手段
    とを備えたことを特徴とする放電加工装置。
  2. 【請求項2】 加工タンクを有し、電極と被加工物とを
    微小間隙をあけて相対向させ、前記電極と被加工物との
    間に加工液の存在の下に電圧パルスを繰り返し印加し、
    前記微小間隙に放電を発生させて前記被加工物を放電加
    工する放電加工装置において、 油系の第一加工液を前記微少間隙に供給するための第一
    の加工液供給系統と、 油系加工液に粉末微粒子を混入させて成る第二加工液を
    貯蔵しておくための加工液槽を有し該第二加工液を前記
    微小間隙に供給するための第二の加工液供給系統と、 前記第二加工液を油系加工液と粉末微粒子とに分離する
    ための分離手段と、 前記加工タンク内に露出する可動部及び又は摺動部を覆
    うためのカバー部材と、 前記第二の加工液を微少間隙に供給している場合に前記
    加工液槽内の前記第二加工液を前記分離手段を介して前
    記カバー部材内に加圧送給するための加圧送給手段と、 前記加工タンク内の加工液を前記第一又は第二の加工液
    供給系統のいずれか一方に選択的に戻すための戻し手段
    と、を備えたことを特徴とする放電加工装置。
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