JP3388763B2 - ワイヤ放電加工機 - Google Patents

ワイヤ放電加工機

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JP3388763B2
JP3388763B2 JP52811099A JP52811099A JP3388763B2 JP 3388763 B2 JP3388763 B2 JP 3388763B2 JP 52811099 A JP52811099 A JP 52811099A JP 52811099 A JP52811099 A JP 52811099A JP 3388763 B2 JP3388763 B2 JP 3388763B2
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陽一 大友
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、ワイヤ放電加工機の改良に関し、より詳
しくはワイヤ電極の供給、回収機構に関するものであ
る。
背景技術 日本特開平7−276146号公報に開示された従来のワイ
ヤ放電加工機を第4図から第6図によって説明する。第
4図から第6図において、ワイヤ放電加工機は、ワイヤ
電極1と被加工物2との間に放電現象を発生させて、超
合金等の被加工物2を切り抜き加工する工作機械であ
り、放電加工を開始する際には、被加工物2に穿設した
スタートホールにワイヤ電極1を予め挿通し、ワイヤ放
電加工中にワイヤ電極1を常に供給し続けなければなら
ない。
ワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極1の供給機構及び回
収機構と、この機構のキャプスタンローラ32を回動させ
る駆動部と、ピンチローラ52に押圧力を与える押圧部
と、定盤4に載せられた被加工物2を、加工液7に浸し
ておく加工槽9とを主な要素として構成されている。
ワイヤ電極1の供給機構は、供給ボビン10に巻かれた
ワイヤ電極1をプーリ11と下部ローラ12とを介して供給
するようにされていて、液体供給手段としてのポンプ13
から流出した液体を、ワイヤ電極1と共に、下部アーム
6に内蔵されたパイプ14を通過してキャプスタンローラ
32とピンチローラ52との隙間に供給されるように構成さ
れている。
ワイヤ電極1の回収機構は、下部ローラ12から送られ
たワイヤ電極1がパイプ14を挿通してキャプスタンロー
ラ32とピンチローラ52とから成る挟持部により挟持され
ながら両ローラ32、52が回動してワイヤ電極1を巻き取
って回収箱60に収納されている。
キャプスタンローラ32の駆動部は、第5図に示すよう
に駆動モータ20の軸がカップリング22を介して軸24の一
端に結合され、軸24の他端がキャプスタンローラ32にボ
ルト36で固定されており、軸24は、ハウジング30の溝部
に係合固定された軸受け28、29に支持され、ハウジング
30の溝部の外側端に設けられたシール26に係合されてい
る。
ピンチローラ52の押圧部は、ピンチローラ52に内蔵さ
れた軸受58を介して軸47に回動自在に支持されており、
梃子21は軸47の周囲に固定されていて、一端が回動自在
に支持されており、他端がバネ58の先端部に固定される
ことで、ピンチローラ52に押圧力を与え、キャプスタン
ローラ32との接触面でワイヤ電極1を挟持するように構
成されている。なお、バネ58の他端が図示していないケ
ースに形成された突出部61に固定されている。
キャプスタンローラ32、ピンチローラ52には、第1の
ギア34、第2のギア54が固定されている。ここで、ギア
34、54を両ローラ32、52の近傍に配置するのは保守が容
易だからである。
上記のように構成されたワイヤ放電加工機の動作を第
4図から第6図によって説明する。被加工物2に穿設し
たスタートホールにワイヤ電極1を予め挿通し、図示し
ていないシリンダにより梃子21を上昇した後、ワイヤ電
極1が下部ローラ12を介してポンプ13から流出した液体
と共に、パイプ14を通過して、ワイヤ電極1を包み込ん
だ液体柱を両ローラ32、52の間隙に押圧挿入し、この挿
入によりピンチローラ32が梃子21により回動動作して両
ローラ32、52の間隙を広げてワイヤ電極1を挿通する。
なお、この挿通が終了した後に液体の供給は停止され
る。
次に、ワイヤ電極1と被加工物2との間に放電現象を
発生させながら、被加工物2を切り抜き加工し、駆動モ
ータ20を回動し、軸24に固定された第1のギア34も回動
して第2のギア54も同時に回動し、キャプスタンローラ
32とピンチローラ52とがワイヤ電極1を挟持しながら回
動してワイヤボビン10からプーリ11を介してワイヤ電極
1を供給して、使用済みのワイヤ電極1を回収箱60に収
納している。
しかしながら、ワイヤ電極1のカールが時として生じ
て、ワイヤ電極1が第1のギア34、第2のギア54にから
みついたり、回収箱60内で、ワイヤ電極1がかさばった
状態になったりするという問題点があった。
この理由は第1に、梃子21の回動支持点を中心にピン
チローラ52を回動させることで、擬似的にキャプスタン
ローラ32に対して垂直移動させていたので、両ローラ3
2、52の間に加わる押圧力によりピンチローラ52が第7
図に示すように変形するからである。
第2に、軸受け29とキャプスタンローラ32との間にシ
ール26を介しているので、軸受け29とピンチローラ52と
の距離が離れ、ピンチローラ52に加わる外力により、た
わみ変形が生じて両ローラ32、52の接触面において傾き
が発生するからである。
発明の開示 この発明は上記課題を解決するためになされたもの
で、ワイヤ電極のカールが生じにくく、カールが生じて
も不都合の生じにくいワイヤ放電加工機を提供すること
を目的とする。
この目的を達成するために第1の局面によれば、被加
工物との間に放電を発生させるワイヤ電極と、このワイ
ヤ電極を挟持して送る第1のローラ、第2のローラと、
上記第1のローラに対して上記第2のローラを垂直方向
に移動する垂直移動手段と、上記ワイヤ電極を液体によ
り上記第1のローラと上記第2のローラとの間隙に案内
する液体供給手段と、上記第1又は第2のローラの結合
した軸と、この軸を内蔵するハウジングと、上記軸に結
合された上記第1又は第2のローラの側面には、凹部を
設け、上記ハウジングには、上記凹部に遊挿されるよう
に凸部を設け、この凸部に上記軸を係合させる軸受けを
固定したことを特徴とするものである。
第2の局面によれば、被加工物との間に放電を発生さ
せるワイヤ電極と、このワイヤ電極を挟持して送る第1
のローラ、第2のローラと、上記第1のローラに対して
上記第2のローラを垂直方向に移動する垂直移動手段
と、上記ワイヤ電極を液体により上記第1のローラと上
記第2のローラとの間隙に案内する液体供給手段と、上
記第1のローラ、上記第2のローラに一端がそれぞれ結
合された第1の軸、第2の軸と、上記第1の軸及び第2
の軸を内蔵するハウジングと、このハウジングに係合固
定され、上記軸が挿入固定された軸受けと、上記第1の
軸の他端部に結合された第1のギアと、上記第2の軸の
他端部に結合されると共に、上記第1のギアと噛合した
第2のギアとを備えたことを特徴とするものである。
第3の局面によれば、被加工物との間に放電を発生さ
せるワイヤ電極と、このワイヤ電極を挟持して送る第1
のローラ、第2のローラと、上記第1のローラに対して
上記第2のローラを垂直方向に移動する垂直移動手段
と、上記ワイヤ電極を液体により上記第1のローラと上
記第2のローラとの間隙に案内する液体供給手段と、上
記第1又は上記第2のローラに着脱自在にされる軸と、
上記第1又は上記第2のローラの側面には、上記軸に着
脱自在にされる少なくとも一つのスペーサとを備え、上
記ローラ表面の摩耗による上記ローラの寿命時に、上記
スペーサにより上記ローラと上記ワイヤ電極との接触位
置を変更することを特徴とするものである。
図面の簡単な説明 第1図はこの発明の実施例によるローラ駆動機構の断
面図である。
第2図はこの発明の実施例によるローラ部周辺との断
面図である。
第3図はこの発明の実施例によるローラ部の断面図で
ある。
第4図はワイヤ放電加工機の概略図である。
第5図は第4図の矢視V−Vで、従来のローラ駆動機
構の断面図である。
第6図は従来のローラ押圧機構の平面図である。
第7図は第6図のローラの動作状態を示す説明図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 次に、この発明について、以下の通り、実施例を説明
する。
実施例1. この発明の実施例を第1図及び第4図によって説明す
る。第1図はこの発明の実施例よるローラ駆動機構の断
面図である。第1図及び第4図において、ワイヤ電極1
の供給機構及び回収機構と、この機構を成す第1のロー
ラとしてのキャプスタンローラ32を回動させる駆動部
と、第2のローラとしてのピンチローラ52を垂直方向に
上下移動させる垂直移動手段と、この垂直移動手段によ
り移動するピンチローラ52の移動量を制御する制御手段
と、定盤4に載せられ被加工物2を、加工液7に浸して
おく加工槽9とを主な要素として構成されている。ここ
で、ワイヤ電極1の供給機構及び回収機構は従来とほぼ
同様であるので、説明を省略する。
キャプスタンローラ32の駆動部は、駆動モータ20の軸
がカップリング22を介して第1の軸としての軸24の端に
結合されており、この軸24の細部に第2のギア154と噛
合させる第1のギア134が固着されている。
キャプスタンローラ32は、軸24の一端にボルト36で固
定されており、軸24はハウジング30の溝部に係合固定し
た軸受け28、29に挿入固定されていて、キャプスタンロ
ーラ32の内側面に対向するハウジング30に防水手段とし
てのシール26が設けられている。
ピンチローラ52は、第2の軸としての軸124の一端に
ボルト56で固定されており、軸124は、ハウジング130の
溝部に係合固定した軸受け128、129に挿入固定されてい
て、ハウジング30の垂直部130hに設けられた孔にも遊挿
されている。ハウジング130のピンチローラ52側には、
防水手段としてのシール126が設けられている。
ピンチローラ52の垂直移動手段は、シリンダ101のロ
ッドがハウジング130の天面に固定されており、ハウジ
ング130の側面には、二つのガイド131、132が固定さ
れ、ハウジング130の垂直部130hの内面にガイド131、13
2と摺動係合されたレール162が固定されることで、シリ
ンダ101のロッドを伸縮し、ハウジング130と共に、ピン
チローラ52を上下動してキャプスタンローラ32との隙間
を調整してワイヤ電極1の太さに対応させて両ローラ3
2、52間の挟持力(押圧力)を調整できるように構成さ
れている。
制御手段103は、周知のCPU、メモリ等から形成されて
おり、シリンダ101のロッドの伸縮量を制御することに
よりハウジング130に固定されたガイド131、132をレー
ル162に摺動係合して移動させることで、ピンチローラ5
2を垂直に上下動作させるものであり、具体的には、シ
リンダ101を動作してピンチローラ52を上下動させるこ
とにより両ローラ32、52の間隙をワイヤ電極1を包含し
た液体で形成される柱よりも広くし、ワイヤ電極1をポ
ンプ13から供給された液体と共に、上記間隙に挿入し、
ピンチローラ52を下降してキャプスタンローラ32とピン
チローラ52とによりワイヤ電極1を挟持する。
上記のように構成されたワイヤ放電加工機の動作を第
1図及び第4図によって説明する。被加工物2に穿設し
たスタートホールにワイヤ電極1を予め挿通し、制御手
段103は、シリンダ101を駆動してシリンダ101のロッド
を収縮し、ピンチローラ52を上昇して、ピンチローラ52
とキャプスタンローラ32との間隙を設け、ワイヤ電極1
が下部ローラ12を介してポンプ13から流出した液体と共
に、パイプ14を通過して、液体柱に内包されたワイヤ電
極1をキャプスタンローラ32とピンチローラ52との間に
通している。ここで、上記間隙に液体柱を形成しながら
ワイヤ電極1を通過するのは、ワイヤ電極1の剛性がな
いために、ワイヤ電極1のみで上記間隙に通過させるこ
とが困難だからである。
かかる状態において、シリンダ101を駆動してシリン
ダ101のロッドを伸長し、ハウジング130に固着されたガ
イド131、132をレール162と摺動しながらハウジング130
を下降させることによりピンチローラ52を下降してワイ
ヤ電極1を両ローラ32、52間に挟持する。
ワイヤ電極1と被加工物2との間に放電現象を発生さ
せながら、被加工物2を切り抜き加工し、ワイヤ放電加
工中にワイヤ電極1を、駆動モータ20を回動し、軸26に
固定された第1のギア134も回動して第2のギア154も同
時に回動し、キャプスタンローラ32とピンチローラ52と
がワイヤ電極1を挟持しながら回動してワイヤボビン10
からプーリ11を介してワイヤ電極1を供給して、使用済
みのワイヤ電極1を回収箱60に収納している。
実施例2. この発明の他の実施例を第2図によって説明する。第
2図はキャプスタンローラと軸受け部を示す一部断面図
である。この実施例は、キャプスタンローラ132と軸受
け129との距離をできるだけ短くすることにより軸24の
変形を抑えキャプスタンローラ132の表面の傾き抑える
ものである。第2図において、ハウジング230の円筒状
の凸部230aを設けており、ハウジング230の内部には、
凸部230aから連通した円筒状の溝230cを設けていて、こ
の溝230cに軸24が固着された軸受け128、129を係合固定
している。
キャプスタンローラ132には、ハウジング230の凸部23
0aが遊挿される円筒状の凹部132aを設けていて、軸24の
一端にボルト36により固定されている。キャプスタンロ
ーラ132の凹部132aの端とハウジング230の凸部230aとに
は、シール126が固着されている。
かかる構成によれば、キャプスタンローラ132の図示
の外力Fが加わった場合には、軸24と軸受け129との距
離が短いためにキャプスタンローラ132の軸24のたわみ
量が減少する。よって、キャプスタンローラ132の表面
の傾きが生じに<なり、ワイヤ電極1のカールが生じに
くくなる。
キャプスタンローラ132の凹部132aの内周端とハウジ
ング230の凸部230aの外周端とを塞ぐようにシール126を
設けたので、液体から軸受け126、128を保護できる。な
お、キャプスタンローラ132について説明したが、ピン
チローラでも、同様な構成を採ることができ、同様な作
用効果を奏する。
実施例3. この発明の他の実施例を第3図によって説明する。第
3図はローラ部分の断面図である。この実施例は、ワイ
ヤ電極1がキャプスタンローラ332に接触する位置を、
スペー340により変更して、キャプスタンローラ332の寿
命を延ばすものである。
第3図おいて、太部324aと細部324cとから成る軸324
を有し、軸324の太部324aには、円筒状のキャプスタン
ローラ332と、キャプスタンローラ332よりも一回り小さ
い同様な形状のスペーサ340が挿入固定されており、軸3
24のネジ部324bにナット350が螺合されている。
かかる構成において、キャプスタンローラ332の表面
が磨耗し、寿命が来ると、ナット350を軸324のネジ部32
4bから外し、スペーサ340、キャプスタンローラ332を一
旦外す。そして、同一のスペーサ340、キャプスタンロ
ーラ332の順で、軸324の太部324aに挿入し、ナット350
を軸324のネジ部324bに螺合する。
かかる構成によれば、同一のキャプスタンローラ332
の表面部にワイヤ電極1を挟持する位置を二つ設けるこ
とができるので、キャプスタンローラ332の寿命が約2
倍になる。また、スペーサ340の数を増やせば、キャプ
スタンローラ332の表面にスペーサ340の数に応じたワイ
ヤ電極1を挟持する部位が増えるので、更にキャプスタ
ンローラ332の寿命が延びることになる。
また、軸324を太部324aと細部324cとから形成してお
り、この太部324aにキャプスタンローラ332を係合させ
るようにしたので、キャプスタンローラ332の材料を少
なくすることができる。なお、キャプスタンローラ332
について説明したが、ピンチローラでも、同様な構成を
採ることができ、同様な作用効果を奏する。
以上のように第1の発明に係る放電加工機によれば、
被加工物との間に放電を発生させるワイヤ電極と、この
ワイヤ電極を挟持して送る第1のローラ、第2のローラ
と、上記第1のローラに対して上記第2のローラを垂直
方向に移動する垂直移動手段と、上記ワイヤ電極を液体
により上記第1のローラと上記第2のローラとの間隙に
案内する液体供給手段と、上記第1又は第2のローラの
結合した軸と、この軸を内蔵するハウジングと、上記軸
に結合された上記第1又は第2のローラの側面には、凹
部を設け、上記ハウジングには、上記凹部に遊挿される
ように凸部を設け、この凸部に上記軸を係合させる軸受
けを固定したので、ワイヤ電極をローラの間隙に供給し
易く、しかも、第1のローラ、第2のローラのたわみ量
を抑制できてワイヤ電極がカールしにくいという効果が
ある。第1のローラ、第2のローラのたわみ量を抑制で
きてワイヤ電極がカールしにくいという効果がある。
第2の発明に係る放電加工機によれば、被加工物との
間に放電を発生させるワイヤ電極と、このワイヤ電極を
挟持して送る第1のローラ、第2のローラと、上記第1
のローラに対して上記第2のローラを垂直方向に移動す
る垂直移動手段と、上記ワイヤ電極を液体により上記第
1のローラと上記第2のローラとの間隙に案内する液体
供給手段と、上記第1のローラ、上記第2のローラに一
端がそれぞれ結合された第1の軸、第2の軸と、上記第
1の軸及び第2の軸を内蔵するハウジングと、このハウ
ジングに係合固定され、上記軸が挿入固定された軸受け
と、上記第1の軸の他端部に結合された第1のギアと、
上記第2の軸の他端部に結合されると共に、上記第1の
ギアと噛合した第2のギアとを備えたので、ワイヤ電極
をローラの間隙に供給し易く、しかも、ワイヤ電極がカ
ールしにくいという効果がある。また、第1のギア、第
2のギアにワイヤ電極が絡みつきにくいという効果があ
る。
第3の発明に係る放電加工機によれば、被加工物との
間に放電を発生させるワイヤ電極と、このワイヤ電極を
挟持して送る第1のローラ、第2のローラと、上記第1
のローラに対して上記第2のローラを垂直方向に移動す
る垂直移動手段と、上記ワイヤ電極を液体により上記第
1のローラと上記第2のローラとの間隙に案内する液体
供給手段と、上記第1又は上記第2のローラに着脱自在
にされる軸と、上記第1又は上記第2のローラの側面に
は、上記軸に着脱自在にされる少なくとも一つのスペー
サとを備え、上記ローラ表面の摩耗による上記ローラの
寿命時に、上記スペーサにより上記ローラと上記ワイヤ
電極との接触位置を変更するので、ワイヤ電極をローラ
の間隙に供給し易く、しかも、ワイヤ電極がカールしに
くいという効果がある。また、ローラの寿命が延びると
いう効果がある。
産業上の利用可能性 以上のように、この発明にかかるワイヤ放電加工機
は、ワイヤの供給などに用いられるのに適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−157824(JP,A) 特開 昭63−312025(JP,A) 特開 昭56−89441(JP,A) 実開 昭61−83659(JP,U) 実開 昭57−49858(JP,U) 実開 昭57−75935(JP,U) 実公 昭57−42722(JP,Y2) 実公 昭63−36523(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23H 7/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物との間に放電を発生させるワイヤ
    電極と、このワイヤ電極を挟持して送る第1のローラ、
    第2のローラと、 上記第1のローラに対して上記第2のローラを垂直方向
    に移動する垂直移動手段と、 上記ワイヤ電極を液体により上記第1のローラと上記第
    2のローラとの間に案内する液体供給手段と、 上記第1又は第2のローラの結合した軸と、 この軸を内蔵するハウジングと、 上記軸に結合された上記第1又は第2のローラの側面に
    は、凹部を設け、 上記ハウジングには、上記凹部に遊挿されるように凸部
    を設け、 この凸部に上記軸を係合させる軸受けを固定したことを
    特徴とするワイヤ放電加工機。
  2. 【請求項2】被加工物との間に放電を発生させるワイヤ
    電極と、このワイヤ電極を挟持して送る第1のローラ、
    第2のローラと、 上記第1のローラに対して上記第2のローラを垂直方向
    に移動する垂直移動手段と、 上記ワイヤ電極を液体により上記第1のローラと上記第
    2のローラとの間隙に案内する液体供給手段と、 上記第1のローラ、上記第2のローラに一端がそれぞれ
    結合された第1の軸、第2の軸と、 上記第1の軸及び第2の軸を内蔵するハウジングと、 このハウジングに係合固定され、上記第1の軸及び第2
    の軸が挿入固定された軸受けと、 上記第1の軸の他端部に結合された第1のギアと、 上記第2の軸の他端部に結合されると共に、上記第1の
    ギアと噛合した第2のギアとを備えたことを特徴とする
    ワイヤ放電加工機。
  3. 【請求項3】被加工物との間に放電を発生させるワイヤ
    電極と、このワイヤ電極を挟持して送る第1のローラ、
    第2のローラと、 上記第1のローラに対して上記第2のローラを垂直方向
    に移動する垂直移動手段と、 上記ワイヤ電極を液体により上記第1のローラと上記第
    2のローラとの間隙に案内する液体供給手段と、 上記第1又は上記第2のローラに着脱自在にされる軸
    と、 上記第1又は上記第2のローラの側面には、上記軸に着
    脱自在にされる少なくとも一つのスペーサとを備え、 上記ローラ表面の摩耗による上記ローラの寿命時に、上
    記スペーサにより上記ローラと上記ワイヤ電極との接触
    位置を変更することを特徴とするワイヤ放電加工機。
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