JP2964390B2 - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JP2964390B2
JP2964390B2 JP8154908A JP15490896A JP2964390B2 JP 2964390 B2 JP2964390 B2 JP 2964390B2 JP 8154908 A JP8154908 A JP 8154908A JP 15490896 A JP15490896 A JP 15490896A JP 2964390 B2 JP2964390 B2 JP 2964390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シアノアクリレ−
ト系瞬間接着剤のように空気中の水分を吸収すると液が
固化して使用できなくなるような水分を嫌う液体や、修
正液などのように乾燥すると固化し、再使用に時間を要
するような乾燥を嫌う液体を収容する液体容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の容器、例えば瞬間接着剤
用容器は、ユ−ザ−が使用を開始するまではキャップと
容器本体との間にストッパ−部材を介在させて吐出口を
閉塞状態となし、ユ−ザ−が使用する際にはストッパ−
部材を除去し、キャップ内天面中央に植立した針ピンで
穿孔して吐出口を形成するような構造としている(特開
平6−135450号、従来技術1という)。又、従
来、シアノアクリレ−ト系瞬間接着剤のように空気中の
水分を吸収すると液が固化して使用できなくなるような
容器の収納としては、「接着剤溶液を充填した柔弾性ボ
トル中容器と;当該柔弾性ボトル中容器の少なくとも上
端滴出嘴口を外部に突出して収納する内部に密閉空間を
擁して外部から押圧自在に二重に収容密閉包装するスク
イズ型柔弾性外装ケ−ス本体と;前記柔弾性ボトル中容
器先端滴出嘴口及び当該柔弾性外装ケ−ス本体上端部を
一括被包し、適宜位置に陥設した凹嵌部にピン付開穴部
材を嵌脱自在に嵌着した冠帽キャップとからなり、前記
柔弾性外装ケ−ス本体は、その底端と柔弾性ボトル中容
器の底端間に乾燥剤を封入自在に乾燥剤収容室を設けた
ワンプッシュスクイズ式二重構造型接着剤包装容器」が
知られている(特開平5−294371号、従来技術2
という)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1は、使用を
開始する際にユ−ザ−がストッパ−部材を除去する必要
があり、操作性に問題があった。又、従来技術2は、柔
弾性外装ケ−ス本体の底端と柔弾性ボトル中容器の底端
間に乾燥剤収容室を設け、該乾燥剤収容室に乾燥剤を封
入しているが、この乾燥剤は、柔弾性外装ケ−ス本体と
柔弾性ボトル中容器により形成される密閉空間に配置さ
れることとなるので、乾燥剤の効果は、密閉空間にのみ
しか及ばず、キャツプ内において効果を発揮することは
できなかった。ところが、ユ−ザ−が使用を開始するま
で柔弾性ボトル中容器先端滴出嘴口は、閉塞されている
ものの一般にこれらの容器は合成樹脂で形成されている
ため、その程度は別にして空気を透過するので、内容物
である瞬間接着剤が透過した空気中の水分を吸収し液が
固化して使用できなくなるという問題が内在していた。
即ち、液体吐出孔周辺における液体の固化が懸念される
という問題である。尚、この問題は、ユ−ザ−が使用を
開始した後においても懸念される問題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、最初に
使用する際、即ち、吐出孔の針ピンによる穿孔操作の操
作性を向上した液体容器を提供するすることを第1の目
的とし、又、最初に使用するまで並びに使用開始後にお
いて、容器本体の首部先端の吐出孔周辺における液体の
固化を防止した液体容器を提供することを第2の目的と
するものであって、第1の目的に対しては、水分を嫌う
液体並びに乾燥を嫌う液体の収容に好適であり、第2の
目的に対しては、水分を嫌う液体の収容に好適である。
【0005】本発明は、液体を収容する液体収納室を内
部に有し、首部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有す
る容器本体、これを収納する外容器本体及び外容器本体
に係合するキャップからなり、容器本体を外容器本体内
に前記首部を突出配置せしめ、キャップはその内天面に
針ピンを設け、開口端に容器本体の吐出孔方向への移動
に連動して除去されるストッパ−部を一体もしくは別体
に設けたものであって、該キャップを前記外容器本体に
移動可能に止着せしめた液体容器であって、針ピンと吐
出孔とが距離を保った使用開始前の状態においてキャッ
プ内面と外容器本体とによって外気を遮断する第1のエ
ア−タイト部を設けると共に、使用開始後の針ピンによ
る吐出孔の穿孔状態においてキャップ内面と外容器本体
とによって外気を遮断する第2のエア−タイト部を設け
た液体容器を第1の要旨とし、液体を収容する液体収納
室を内部に有し、首部の先端に閉塞状態となした吐出孔
を有する容器本体、これを収納する外容器本体及び外容
器本体に係合するキャップからなり、容器本体を外容器
本体内に前記首部を突出配置せしめ、キャップはその内
天面に針ピンを設けたものであって、該キャップを前記
外容器本体に移動可能に止着せしめた液体容器であっ
て、針ピンと吐出孔とが距離を保った使用開始前の状態
においてキャップ内面と外容器本体とによって外気を遮
断する第1のエア−タイト部を設けると共に、使用開始
後の針ピンによる吐出孔の穿孔状態においてキャップ内
面と外容器本体とによって外気を遮断する第2のエア−
タイト部を設けた液体容器を第2の要旨とし、水分を嫌
う液体を収容する液体収納室を内部に有し、首部の先端
に閉塞状態となした吐出孔を有する容器本体、これを収
納する外容器本体及び外容器本体に係合するキャップか
らなり、容器本体を外容器本体内に前記首部を突出せし
めると共にキャップ内部と連通する空間部を設けて配置
せしめ、該空間部に乾燥剤を配置せしめ、キャップはそ
の内天面に針ピンを設け、開口端に容器本体の吐出孔方
向への移動に連動して除去されるストッパ−部を一体も
しくは別体に設けたものであって、該キャップを前記外
容器本体に移動可能、且つ、キャップ内部を前記空間部
と連通するように止着せしめた水分を嫌う液体容器であ
って、針ピンと吐出孔とが距離を保った使用開始前の状
態においてキャップ内面と外容器本体とによって外気を
遮断する第1のエア−タイト部を設けると共に、使用開
始後の針ピンによる吐出孔の穿孔状態においてキャップ
内面と外容器本体とによって外気を遮断する第2のエア
−タイト部を設けた水分を嫌う液体容器を第3の要旨と
し、水分を嫌う液体を収容する液体収納室を内部に有
し、首部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有する容器
本体、これを収納する外容器本体及び外容器本体に係合
するキャップからなり、容器本体を外容器本体内に前記
首部を突出せしめると共にキャップ内部と連通する空間
部を設けて配置せしめ、該空間部に乾燥剤を配置せし
め、キャップはその内天面に針ピンを設けたものであっ
て、該キャップを前記外容器本体に移動可能、且つ、キ
ャップ内部を前記空間部と連通するように止着せしめた
水分を嫌う液体容器であって、針ピンと吐出孔とが距離
を保った使用開始前の状態においてキャップ内面と外容
器本体とによって外気を遮断する第1のエア−タイト部
を設けると共に、使用開始後の針ピンによる吐出孔の穿
孔状態においてキャップ内面と外容器本体とによって外
気を遮断する第2のエア−タイト部を設けた水分を嫌う
液体容器を第4の要旨とするものである。
【0006】
【作用】吐出孔の針ピンによる穿孔操作においては、キ
ャップを容器本体の吐出孔方向に移動させることにより
針ピンにより閉塞状態の吐出孔を簡単に穿孔することが
できる。又、容器本体の首部先端の吐出孔周辺における
液体の固化防止については、外容器本体と容器本体間に
キャップ内部と連通する空間部を設け、キャップは外容
器本体と第1及び第2のエア−タイト部により確実に密
閉されるので、外容器本体と容器本体間に配置した乾燥
剤の効果がキャップ内部にも及ぶこととなり、容器本体
の首部先端の吐出孔周辺における液体の固化を防止する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づき詳述する。
図1乃至図3は本発明の第1実施例である。参照符号1
は、シアノアクリレ−ト系瞬間接着剤のように空気中の
水分を吸収すると液が固化して使用できなくなるような
液体や、修正液などのように乾燥すると固化し、再使用
に時間を要するような乾燥を嫌う液体を収容するを収容
する液体収納室2を内部に有し、液体収納室2の前方に
はその先端に吐出孔3(図1において吐出孔3は閉塞し
た状態となっているが、後述する図2に示すように、使
用開始時にキャップ17を吐出孔方向に移動することに
よって、その内天面に植立した針ピン18により穿孔さ
れる)を有する首部4よりなる容器本体であり、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ−
ト、ナイロン等より構成され、少なくとも一部を押圧す
ることにより液体収納室2を加圧し、液体を吐出孔3に
導出し得るようにするために、その少なくとも一部が弾
性復元力を有する合成樹脂により構成されている。尚、
首部4は一体成型しても別体に成型した後一体化しても
よい。
【0008】参照符号5は、その先端部に細径部6、後
部に尾栓7を有し、容器本体1を収納する外容器本体で
あって、外容器本体5の尾栓7には底面環状突部8が形
成され、この底面環状突部8内には寸法調整リブ9が形
成されている。参照符号11は、容器本体1と外容器本
体5間に形成された空間部である。該空間部11は後述
するキャップ17内部と連通し得るような構成とされて
いる。本例では具体的には、容器本体1と接している前
記細径部6前端に形成した鍔孔12、細径部6に溝13
を形成しているが、その他リブの形成など空気流通を許
容することができる公知の各種手段が採用できる。又、
参照符号14は第1のエア−タイト受部、15は第2の
エア−タイト受部であるが、これらについては後に詳細
に述べる。更に、参照符号16は外容器本体5の細径部
6の外周に形成した螺子部である。尚、外容器本体5と
しては、容器本体1と同様ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレ−ト、ナイロン等の材質よ
りなるが、少なくとも一部を押圧することにより容器本
体1を介して液体収納室2を加圧し、液体を吐出孔3に
導出し得るようにするためにその少なくとも一部が弾性
復元力を有する合成樹脂により構成されている。
【0009】参照符号17は、その内天面に針ピン18
を植立せしめ、その開口端に容器本体1の吐出孔3方向
への移動に連動して除去されるストッパ−部19(図3
参照)を一体もしくは別体(図中は一体)に設けた合成
樹脂よりなるキャップであり、このキャップ17は、前
記外容器本体5に移動可能に外容器本体5の細径部6に
止着されているが、この止着は本例ではキャップ17に
螺子部20を形成し、この螺子部20を外容器本体5の
細径部6の外周に形成した螺子部16に螺合させること
によりなしている。尚、針ピン18を合成樹脂よりなし
キャップ17と一体成型してもよい。参照符号21は第
1のエア−タイト圧接部、22は第2のエア−タイト圧
接部である。よって、第1のエア−タイト受部14と第
1のエア−タイト圧接部21とにより第1のエア−タイ
ト部(空気遮断部)23を構成し、ユ−ザ−が使用を開
始する迄キャップ17内の外気との連通を遮断し、キャ
ップ17内を密封状態となし、第2のエア−タイト受部
15と第2のエア−タイト圧接部22とにより第2のエ
ア−タイト部(空気遮断部)24を構成し、ユ−ザ−が
使用を開始した後の保管時におけるキャップ17内の外
気との連通を遮断し、キャップ17内を密封状態となし
ている。
【0010】次に、本例におけるキャップ17のストッ
パ−部19の形状と除去方法について述べる。本例にお
いては、ストッパ−部19を肉薄部19aを介して一体
成型したリング状となし、キャップ17を容器本体1方
向に移動させると、肉薄部19aが切断され、更に、キ
ャップ17を容器本体1方向に移動させると、この動作
に連動して針ピン18が閉塞状態であった吐出孔3を穿
孔することとなる(図2参照)。その後、切断されたス
トッパ−部19を上方に引き上げ除去すればよい。
【0011】ストッパ−部の形状と除去方法について
は、その他の方法も種々採用可能である。例えば、図4
に示すように3点以上(図中は4点)のリブでストッパ
−部19を構成するようなしたり、図5に示すようにキ
ャップ17とは別部材であり、且つ、キャップ17を容
器本体1方向に移動させたとき外方に拡開するようなC
リングでストッパ−部19を構成し、キャップ17を移
動させCリングを拡開した後Cリングをむしり取るよう
なす等である。このストッパ−部19たるCリングを、
キャップ17を容器本体1方向に移動させたとき、外方
に拡開させるための手段としては、図5に示すようにキ
ャップ17の外周にテ−パ−状突起17aを形成し、キ
ャップ17を容器本体1方向に移動させた際、テ−パ−
状突起17aによりCリングを拡開させるようにする
等、要すればキャップ17の下端及び(又は)Cリング
の上端にテ−パ−を形成する等し、キャップ17の長手
方向の力を外周方向に変換する手段を採用すればよい。
尚、図5において、キャップ17とストッパ−部19は
一見一体のように示したが、これは説明上そのように図
示したしたものであって、実際には、別体に形成されて
いる。もっとも、製作上面倒とはなるが、キャップ17
とストッパ−部19とを一体に形成しても良い。
【0012】図6乃至図9は本発明の第2実施例であ
る。第1実施例との相違点は、第1実施例においては、
キャップ17の開口端に一体もしくは別体にストッパ−
部19を形成したが、本例においては、このストッパ−
部を形成していない点と、第1実施例においては、キャ
ップ17の移動を外容器本体5の螺子部16とキャップ
17内面に形成した螺子部20との螺合によりなした
が、本例においては押し込みによりなすようにした点
と、第1、第2のエア−タイト部の点である。尚、図中
同一部位には同一符号を付した。
【0013】即ち、本例においては、ストッパ−部を設
けず、ユ−ザ−が使用を開始する迄は、キャップ17の
後端と外容器本体5の肩段部5aとの間に間隔を設け、
キャップ17の針ピン18の先端と吐出孔3とが接触し
ないようなしている。更に、外容器本体5の細径部6に
は、突部の前部傾斜状部により第1のエア−タイト受部
14を形成し、キャップ17の内面には突部の後部傾斜
状部により第1のエア−タイト圧接部21を形成し、両
者の係合により第1のエア−タイト部23を構成してい
る。又、キャップ17を押し込んだ使用開始後(針ピン
18によって吐出孔3が穿孔される)においては、キャ
ップ17の内面の突部が外容器本体5の細径部6の突部
を乗り越えた状態、即ち、外容器本体5の細径部6に形
成した突部の後部傾斜状部により第2のエア−タイト受
部15を形成し、キャップ17の内面に形成した突部の
前部傾斜状部により第2のエア−タイト圧接部22を形
成し、両者の係合により第2のエア−タイト部24を構
成している。
【0014】第1、第2のエア−タイト部23、24
は、本例においては外容器本体5の細径部6とキャップ
17の内面に各々一つの突部を形成し、この突部間の係
合位置を変化させることにより構成したが、エア−タイ
ト部の構成は種々採用することができるものである。例
えば、図8、9に示すように、外容器本体5の細径部6
に2個の凹みを形成し、前方の凹みを第1のエア−タイ
ト受部14となし、後方の凹みを第2のエア−タイト受
部15となし、又、キャップ17の内面に1個の突部を
形成して該突部を第1及び第2のエア−タイト圧接部2
1、22となし、第1のエア−タイト受部14と第1の
エア−タイト圧接部21により第1のエア−タイト部2
3を構成し、第2のエア−タイト受部15と第2のエア
−タイト圧接部22により第2のエア−タイト部24を
構成する等である。
【0015】尚、第2実施例においては、第1及び第2
のエア−タイト部を外容器本体5の細径部6に設けた突
部とキャップ17の内面に設けた突部との係合によりな
したが、該2個の突部を単に両者の掛止手段として活用
し、第1実施例と同一部位によってエア−タイト部を構
成してもよいものである。
【0016】図10及び図11は本発明の第3実施例で
あり、第1実施例の図1及び図2に対応するものであ
る。第1実施例と同部位には、第1実施例と同符号を付
した。第1実施例との相違点は、底面環状突部8内の寸
法調整リブ9と容器本体1の底部間に乾燥剤10を載置
した点と、容器本体1と外容器本体5間に形成された空
間部11をキャップ17内部と連通し得るような構成と
している点である。乾燥剤10の配置位置としては、空
間部11であればよい。この空間部11は、キャップ1
7内部と連通し得るような構成とされている。本例では
具体的には、容器本体1と接している前記細径部6前端
に形成した鍔孔12、細径部6に溝13を形成している
が、その他リブの形成など空気流通を許容することがで
きる公知の各種手段が採用できる。尚、第1実施例にお
いてもキャップ17は、内部を容器本体1と外容器本体
5により形成される空間部11と連通するように図面上
描いたが、第1実施例においては、キャップ17の内部
が空間部と連通することは必須の要件ではないものであ
る。
【0017】図12及び図13は本発明の第4実施例で
あり、第2実施例の図6及び図7に対応するものであ
る。第2実施例と同部位には、第2実施例と同符号を付
した。第2実施例との相違点は、前記第3実施例におけ
る第1実施例の相違点と同様である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、容器本体と外容器本体間にキ
ャップ内部と連通する空間部を配したこと、使用開始前
の針ピンと吐出孔とが距離を保った状態においてキャッ
プ内面と外容器本体とによって外気を遮断する第1のエ
ア−タイト部を設けたこと、使用開始後の針ピンによる
吐出孔の穿孔状態においてキャップ内面と外容器本体と
によって外気を遮断する第2のエア−タイト部を設けた
ことによって、キャップを容器本体の吐出孔方向に移動
すれば針ピンによる吐出孔の穿孔操作が容易に行え、
又、容器本体1と外容器本体5間の空間部に乾燥剤を配
置したことによって、該乾燥剤は、キャップ17内部に
もその効果が及ぶので、首部4先端の吐出孔3周辺にお
ける液体の固化を防止することができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す右半分切断面図であ
る。
【図2】図1の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切断面
図である。
【図3】図1のキャップの斜視図である。
【図4】キャップの変形例を示す斜視図である。
【図5】キャップの他の変形例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す右半分切断面図であ
る。
【図7】図6の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切断面
図である。
【図8】第2実施例の変形例を示す要部断面図である。
【図9】図8の吐出孔穿孔後の状態を示す要部断面図で
ある。
【図10】本発明の第3実施例を示す右半分切断面図で
ある。
【図11】図10の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切
断面図である。
【図12】本発明の第4実施例を示す右半分切断面図で
ある。
【図13】図12の吐出孔穿孔後の状態を示す右半分切
断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 液体収納室 3 吐出孔 4 首部 5 外容器本体 5a 肩段部 6 細径部 7 尾栓 8 環状突部 9 寸法調整リブ 10 乾燥剤 11 空間部 12 鍔孔 13 溝 14 第1のエア−タイト受部 15 第2のエア−タイト受部 16 螺子部 17 キャップ 17a テ−パ−状突起 18 針ピン 19 ストッパ−部 19a 肉薄部 20 螺子部 21 第1のエア−タイト圧接部 22 第2のエア−タイト圧接部 23 第1のエア−タイト部 24 第2のエア−タイト部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−294371(JP,A) 特開 昭58−112958(JP,A) 実開 昭52−123056(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 35/00 - 55/16 B65D 85/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する液体収納室を内部に有
    し、首部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有する容器
    本体、これを収納する外容器本体及び外容器本体に係合
    するキャップからなり、容器本体を外容器本体内に前記
    首部を突出配置せしめ、キャップはその内天面に針ピン
    を設け、開口端に容器本体の吐出孔方向への移動に連動
    して除去されるストッパ−部を一体もしくは別体に設け
    たものであって、該キャップを前記外容器本体に移動可
    能に止着せしめた液体容器であって、針ピンと吐出孔と
    が距離を保った使用開始前の状態においてキャップ内面
    と外容器本体とによって外気を遮断する第1のエア−タ
    イト部を設けると共に、使用開始後の針ピンによる吐出
    孔の穿孔状態においてキャップ内面と外容器本体とによ
    って外気を遮断する第2のエア−タイト部を設けた液体
    容器。
  2. 【請求項2】 液体を収容する液体収納室を内部に有
    し、首部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有する容器
    本体、これを収納する外容器本体及び外容器本体に係合
    するキャップからなり、容器本体を外容器本体内に前記
    首部を突出配置せしめ、キャップはその内天面に針ピン
    を設けたものであって、該キャップを前記外容器本体に
    移動可能に止着せしめた液体容器であって、針ピンと吐
    出孔とが距離を保った使用開始前の状態においてキャッ
    プ内面と外容器本体とによって外気を遮断する第1のエ
    ア−タイト部を設けると共に、使用開始後の針ピンによ
    る吐出孔の穿孔状態においてキャップ内面と外容器本体
    とによって外気を遮断する第2のエア−タイト部を設け
    た液体容器。
  3. 【請求項3】 水分を嫌う液体を収容する液体収納室を
    内部に有し、首部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有
    する容器本体、これを収納する外容器本体及び外容器本
    体に係合するキャップからなり、容器本体を外容器本体
    内に前記首部を突出せしめると共にキャップ内部と連通
    する空間部を設けて配置せしめ、該空間部に乾燥剤を配
    置せしめ、キャップはその内天面に針ピンを設け、開口
    端に容器本体の吐出孔方向への移動に連動して除去され
    るストッパ−部を一体もしくは別体に設けたものであっ
    て、該キャップを前記外容器本体に移動可能、且つ、キ
    ャップ内部を前記空間部と連通するように止着せしめた
    水分を嫌う液体容器であって、針ピンと吐出孔とが距離
    を保った使用開始前の状態においてキャップ内面と外容
    器本体とによって外気を遮断する第1のエア−タイト部
    を設けると共に、使用開始後の針ピンによる吐出孔の穿
    孔状態においてキャップ内面と外容器本体とによって外
    気を遮断する第2のエア−タイト部を設けた水分を嫌う
    液体容器。
  4. 【請求項4】 水分を嫌う液体を収容する液体収納室を
    内部に有し、首部の先端に閉塞状態となした吐出孔を有
    する容器本体、これを収納する外容器本体及び外容器本
    体に係合するキャップからなり、容器本体を外容器本体
    内に前記首部を突出せしめると共にキャップ内部と連通
    する空間部を設けて配置せしめ、該空間部に乾燥剤を配
    置せしめ、キャップはその内天面に針ピンを設けたもの
    であって、該キャップを前記外容器本体に移動可能、且
    つ、キャップ内部を前記空間部と連通するように止着せ
    しめた水分を嫌う液体容器であって、針ピンと吐出孔と
    が距離を保った使用開始前の状態においてキャップ内面
    と外容器本体とによって外気を遮断する第1のエア−タ
    イト部を設けると共に、使用開始後の針ピンによる吐出
    孔の穿孔状態においてキャップ内面と外容器本体とによ
    って外気を遮断する第2のエア−タイト部を設けた水分
    を嫌う液体容器。
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