JP2004182249A - 接着剤用複合容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着剤の微妙な吐出量の調整を可能とする接着剤用複合容器を提供することを目的とする。
【解決手段】接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた接着剤用複合容器とした。 また本発明の接着剤複合容器は接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とが解体可能としてあるので分別廃棄が可能で省資源になる。
【選択図】 図1
【解決手段】接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた接着剤用複合容器とした。 また本発明の接着剤複合容器は接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とが解体可能としてあるので分別廃棄が可能で省資源になる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接着剤用複合容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の接着剤用複合容器としては、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の接着剤複合容器では、接着剤の微妙な吐出量の調整は困難で、複合容器の分別廃棄がしにくいものであった。 接着剤の微妙な吐出量の調整が可能な接着剤複合容器としては、本発明者らが先に出願した特願2001−204278号において、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に、収容するアルミニウム製容器を指で直接押圧するための窓孔を開設した接着剤用複合容器および特願2002−22919号において、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に、収容するアルミニウム製容器を指で直接押圧するための変形可能な切欠部を設けた接着剤用複合容器が提案されている。これらは、接着剤の微妙な吐出量の調整が可能で、かつ分別廃棄が可能な点において有用であるが、特願2001−204278号記載の接着剤用複合容器の場合、アルミニウム製容器を直接指で押圧する必要があるため、爪等で破損させてしまう場合がある。 そして、特願2002−22919号記載の接着剤用複合容器の場合、アルミニウム製容器の口部に近い部分に押圧がうまく伝わらない場合には接着剤の一部が使用できずに残留してしまうという点において更なる改良が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、接着剤を収容するアルミニウム製容器に直接触れることなく接着剤の微妙な吐出量の調整を可能でかつ、接着剤の残留量を低減すべく、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた接着剤用複合容器とすることにより、上記課題が解決されることを見い出し、本発明を完成させた。
【0005】
また、本発明の接着剤用複合容器は、ゴム系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、シリコーン系接着剤、α−シアノアクリレート系接着剤等の接着剤が適用されるが、とりわけ、α−シアノアクリレート系接着剤の容器として最適である。
【0006】
さらに、本発明の好ましい態様は、アルミニウム製容器の支持リブはアルミニウム製容器への押圧力を全体に分散させて押圧力をできるだけアルミニウム製容器全体へ伝達できるようにするために、
樹脂製外套容器の片側側壁に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部に対向する側壁内面のアルミニウム製容器外面との接触面を全体に分散させて設けた。接触面としては、例えば、ハニカム形状のもの、あるいはアルミニウム製容器外面全体に接触する形状のもの等が挙げられる。
【0007】
本発明における変形可能な押圧部に用いられる材質としては、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、発泡樹脂等が挙げられ、合成ゴムの具体例としては、BR、SBR、NBR、IR、EPDM、ウレタンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、エチレンアクリルゴム、ポリエーテル系ゴム、プロピレンオキサイドゴム等が挙げられる。熱可塑性エラストマーの具体例としては、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、塩ビ系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。発泡樹脂の具体例としては、発泡ウレタンフォーム、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等が挙げられ、この中でもスチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、塩ビ系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマーが好ましい。
【0008】
さらに本発明の好ましい態様は、接着剤用複合容器を、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を収容する樹脂製外套容器とよりなる接着剤用複合容器とで構成させ、しかも接着剤を使い切った後は、アルミニウム製容器と、樹脂製外套容器とに解体可能に構成させ、樹脂製外套容器を分別廃棄可能である接着剤用複合容器とした。
【0009】
また、本発明の好ましい態様は、接着剤を使い切った後に解体可能にすべく、樹脂製外套容器は、接着剤を収容し口部を有するアルミニウム製容器を支持し
変形可能な押圧部を設けた樹脂製本体ケースと、アルミウニム製容器を覆い前記樹脂製本体ケースに着脱自在な樹脂製本体カバーと、前記アルミニウム製容器の口部に螺着される樹脂製ノズルと、樹脂製ノズルを覆う樹脂製キャップとした。
【0010】
さらに、本発明の好ましい態様は、接着剤がアルミニウム製容器と樹脂製ノズルとの螺着部に付着して固着した場合でも簡単に取り外せるようにすべく、樹脂製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹脂製外套容器に前記突壁と嵌合する取り外し用孔を穿設した。
【0011】
さらにその上に、本発明の好ましい態様は、製作コストが安く、簡単に組付け作業ができるようにすべく、樹脂製キャップに嵌まって樹脂製ノズルを案内する樹脂製インナーキャップを、樹脂製ノズルと一体に形成され、且つ切り離し可能な構造に構成した。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて以下詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0013】
本発明の接着剤用複合容器は、図1に示すように、接着剤を収容するアルミニウム製容器1と、アルミニウム製容器1を保持する変形可能な押圧部4を設けた樹脂製外套容器2とからなる。
【0014】
樹脂製外套容器2は、接着剤を収容し口部3を有するアルミニウム製容器1を支持し、変形可能な押圧部4を設けた図2に示す樹脂製本体ケース5と、アルミニウム製容器1を覆い樹脂製本体ケース5に着脱自在な図3に示す樹脂製本体カバー6と、アルミニウム製容器1の口部3に螺着される図4・図5に示す樹脂製ノズル7と、樹脂製ノズル7を覆う図6・図7に示す樹脂製キャップ8とよりなる。また、樹脂製キャップ8には図4・図5に示す樹脂製インナーキャップ9を内嵌め固定し、樹脂製インナーキャップ9は樹脂製ノズル7を案内し樹脂製ノズル7を弾性的に把持する。
【0015】
この接着剤用複合容器は、次のようにして組立てる。
【0016】
アルミニウム製容器1を樹脂製本体ケース5上に支持させ樹脂製本体カバー6を樹脂製本体ケース5に組み付けて容器状としてアルミニウム製容器1を保持させる。樹脂製キャップ8に内嵌めさせて取付けた樹脂製インナーキャップ9と一体化した樹脂製ノズル7をアルミニウム製容器 1の口部3に螺着し、口部3に螺着する際、図 5に示す樹脂製ノズル7の破口部 10でアルミニウム製容器 1に接着剤を収容して閉塞している薄膜を破口し吐出路11をアルミニウム製容器1と連通させる。螺着が完了したときに接続部49が切断され、樹脂製インナーキャップ9は樹脂製キャップ8に取付けられ、樹脂製ノズル7はアルミニウム製容器 1の口部3に螺着される。
【0017】
一方、螺着完了後に樹脂製インナーキャップ9を内嵌め固定した樹脂製キャップ8を、図8に示すように樹脂製ノズル7に外嵌めし把持させ、ノズル本体41の開口に図7に示す樹脂製キャップ8の封止部 12が当接して封止する。
【0018】
使用に際しては、樹脂製キャップ8を回動させると樹脂製キャップ8の円弧面62の端部が樹脂製本体ケース5の上部に設けられた突起20に乗り上げて、把持部53の係合突起55が上方に移動し、円環溝47から外れ、樹脂製インナーキャップ9による把持が解除される。次いで樹脂製キャップ8を取り外す。樹脂製本体ケース5の変形可能な押圧部4からアルミウニム製容器1を押圧して接着剤を吐出させて接着剤を使用する。
【0019】
樹脂製キャップ8にて樹脂製ノズル7を封止する場合は、樹脂製インナーキャップ9で樹脂製ノズル7を案内させてノズル本体41の開口を封止部12で封止させる。
【0020】
樹脂製外套容器2を再使用する場合は、樹脂製インナーキャップ9を内嵌めさせた樹脂製キャップ8を取り外し、樹脂製本体ケース5および樹脂製本体カバー6を外し、樹脂カバー6にある位置決め兼取り外し孔33を、樹脂製ノズル7のノズル本体41とノズル本体41基底部から突設する外向き突壁71とに外嵌めし、ねじが緩む方向に回転させ、樹脂製ノズル7を取り外したのち、樹脂製本体ケース5および樹脂製本体カバー6および樹脂製インナーキャップ9を内嵌めさせた樹脂製キャップ8を取り外し、新しいアルミニウム製容器1と共に組立てる。
【0021】
樹脂製外套容器2の形状は、アルミニウム製容器1を保持できる形状であれば特に限定されないが、例えば、図示のように偏平円筒形でゆるやかな曲線で形成した形状とすることができる。
【0022】
樹脂製本体ケース5は、図2に示すように、船底状で、上部は全周にわたり側壁を有し、側壁21にはアルミニウム製容器1を間接的に押圧するための変形可能な押圧部4変形可能な切欠部縁取り切込み孔により形取られたプッシュ片部4を設け、側壁21内面両側にはレール22を突設し、上壁23にはアルミニウム製容器1の口部3を挿通させるための挿通孔24を穿設し、樹脂製本体カバー6の挿入片25を受け入れる長方形の支持孔26を穿設し、底壁27の底面から位置決め部28を突設する。図11に位置決め部28が詳細に示されているが、必ずしもこの形状に限定されるものではない。
【0023】
樹脂製本体カバー6は、図3に示すように、船底状で、底壁29は有するが、前記樹脂製本体ケース5と異なり、僅かばかりの上壁36を設ける。側壁30内面にはアルミニウム製容器1を支持するために縦横に複数個の支持リブ31を起立させる。支持リブ31の前記樹脂製本体ケース5のレール22に対応する両端部に支持リブ31を途切れさせて案内溝32を形成する。上壁36から前記支持孔26に対応して挿入片25を突設する。底壁29に前記位置決め部28の対応箇所に位置決め部28を受け入れる位置決め孔兼取り外し孔 3 3を穿設する。
【0024】
アルミニウム製容器1の保持は、樹脂製本体ケース5の挿通孔24にその口部3を嵌めて側壁21上に載置し、アルミニウム製容器1下端は底壁27内面に当接する。
【0025】
次に、樹脂製本体カバー6で前記アルミニウム製容器1を覆わせ、樹脂製本体カバー6の案内溝 32を樹脂製本体ケース5のレール22に嵌め、樹脂製本体カバー6の底壁29を樹脂製本体ケース5の底壁27の外方に位置させ、位置決め部28を位置決め兼取り外し孔33に嵌めると同時に、挿入片25を支持孔26に差し込み、挿入片25を確実に装着させるために突起38(図10参照)を膨出させている。
【0026】
この樹脂製本体カバー6を取り外すには、図9および図10に示す側壁30の外面に刻設した引っ掛け凸部35を押圧しながら引き下げると、位置決め部28が位置決め孔兼取り外し孔33から外れ、挿入片25も支持孔26から外れて、樹脂製本体カバー6が外れる。
【0027】
樹脂製ノズル7は、図4および図5に示されている。
【0028】
樹脂製ノズル7は、ノズル本体41と上部の筒状の小径部42と下部の円筒状の大径部43とよりなる。ノズル本体41の下部は小径部42内まで進入させて破口部10を形成する。ノズル本体41の基底部から上部にかけて樹脂製ノズル7を取り外すための図 13に示す突壁71を突設する。この突壁71部分の形状は前記樹脂製本体カバー6の位置決め孔兼取り外し孔33に嵌合する形状に形成する。小径部42の内面には前記アルミニウム製容器1の口部3を螺着させるネジ44を刻設し、外面はテーパ面45に形成する。大径部43の外周は全周にわたりラチェット歯46を形成する。ラチェット歯46は樹脂製本体カバー6に設けた挿入片25にある突起34に嵌まり、逆転防止の役割を果たす。小径部 42のテーパ面45の下端と大径部43との間には円環溝47を刻設する。
【0029】
なお、図4および図5では、樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とを一体に形成した例を示している。樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9との接続部 49は薄肉で形成され、本例では2箇所に設けたが、適宜箇所に設けるようにすることができる。要は樹脂製インナーキャップ9を樹脂製キャップ8に内嵌め固定でき、固定できるまで樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とが連結されており、その後、回転することによりアルミニウム製容器 1の閉塞している薄膜を破口し、螺着が完了する際に接続部49が切断され、樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とが分離できればよい。
【0030】
言うまでもなく、樹脂製ノズルと樹脂製インナーキャップとを別個に製作してもよい。
【0031】
樹脂製本体ケース5と樹脂製本体カバー6間に保持したアルミニウム製容器1の突出した口部3に樹脂製ノズル7のネジ44を螺着しねじ込むと、破口部10が口部3の薄膜(図示せず)を破口し吐出路11をアルミニウム製容器1内と連通させる。この際、逆回転させようとしても、ラチェット歯46が前記突起34に係合して逆回転はしない。
【0032】
樹脂製インナーキャップ9は、図4および図5に示すように、円筒体51の外部に樹脂製キャップ8に内嵌まりする内嵌まり部52を対向して形成する。円筒体51の下部は前記樹脂製ノズル7の小径部42に装着する把持部53を形成する。この把持部53が拡開できるように複数個(図示例では4個)のスリット 54を刻設し、内面を下方に行くに従って若干大径に形成し、下端に樹脂製ノズル7の円環溝47に係合する係合突起55を膨出させる。また、内嵌まり部52と内嵌まり部52との間には概略二等辺三角形状の位置決め溝56を凹設する。
【0033】
樹脂製キャップ8は、図6および図7に示される。
【0034】
樹脂製キャップ8の内部中央には封止部12を突出させ、ノズル本体41の開口を封止できるようにしてある。また、樹脂製ノズル7と一体化した樹脂製インナーキャップ9を内嵌め固定できるように、樹脂製インナーキャップ9の位置決め溝56と嵌合する二等辺三角形の膨出部61を形成し、内面には樹脂製インナーキャップ8を係合できる内向き突起72を突設する。さらに、下端は凹状円弧面62に形成する。
【0035】
樹脂製インナーキャップ9を樹脂製キャップ8に挿入すると、その内嵌まり部52が樹脂製キャップ8の内面に案内されて入り、位置決め溝56が膨出部61と嵌合し、内嵌まり部52が内向き突起72と係合して位置決め固定する。
【0036】
樹脂製ノズル7と切り離された樹脂製インナーキャップ9を固定した樹脂製キャップ8を、樹脂製ノズル7に嵌めるには、樹脂製キャップ8を押し込むと、樹脂製インナーキャップ9の把持部53が樹脂製ノズル7のテーパ面45に従って拡径し、なおも押し続けると、把持部53の係合突起55が円環溝47に嵌まり、樹脂製キャップ9を図8に示すように取り付ける。
【0037】
樹脂製本体ケース5、樹脂製本体カバー6も共に上端面は凸状の円弧面37に形成されているので、樹脂製キャップ8を回動させると、樹脂製キャップ8の円弧面62の端部が樹脂製本体ケース5の肩部に設けられた突起20に乗り上げ、把持部53の係合突起55が上方に移動し、円環溝47から外れ、樹脂製キャップ9が容易に外せる。
【0038】
次に、本発明の各請求項を重点的に説明する。
【0039】
本発明の請求項1では、接着剤の微妙な吐出量の調整ができるようにすべく、樹脂製外套容器2の片側側壁5に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた変形可能な押圧部4を設けている。図12に樹脂製外套容器2の横断面が示されている。樹脂製外套容器2の両側側壁に切欠部を設けると、接着剤の微妙な吐出量の調整は不可能である。それは本発明では側壁の一方のみからアルミニウム製容器 1を押圧し、他方側の側壁ではアルミニウム製容器1を支持しているため、アルミウニム製容器 1の微妙な押圧ができ、接着剤の微妙な吐出量の調整が可能となる。
【0040】
本発明の請求項2は、アルミニウム製容器1の支持リブ31はアルミニウム製容器1への押圧力を全体に分散させて押圧力をできるだけ正確にアルミニウム製容器1に伝達できるようにした。接触面を全体に分散するのに、本実施例では縦横の支持リブ 3 1によったが、これに限られるものでなく、全面がアルミニウム製容器1に当接したものあるいは全面当接したものから部分的に削除したものなどが含まれる。
【0041】
本発明の請求項3は、接着剤用複合容器を樹脂製外套容器2とアルミニウム製容器 1とで構成させ、しかも解体可能として分別廃棄を可能とし、さらに樹脂製外套容器2に設けた変形可能な切欠部縁取り切込み孔により形取られたプッシュ片部4とアルミニウム製容器1とが接合されていない場合には、接着剤を使い切った後でも樹脂製外套容器2の再使用を可能とし省資源にもなる。
【0042】
本発明の請求項4は、本発明に係る樹脂製外套容器2が樹脂製本体ケース5と樹脂製本体カバー6と樹脂製ノズル7と樹脂製キャップ8からなることを示している。このように樹脂製外套容器2が解体可能としてあるから、分別廃棄が可能で、さらに樹脂製外套容器2に設けた変形可能な切欠部縁取り切込み孔により形取られたプッシュ片部4とアルミニウム製容器1とが接合されていない場合には、接着剤を使い切った後でも樹脂製外套容器2の再使用を可能とし省資源にもなる。
【0043】
本発明の請求項5では、接着剤がアルミニウム容器1と樹脂製ノズル7との螺着部に付着して固着した場合であっても、樹脂製本体カバー6を外して、その位置決め兼取り外し孔33を、樹脂製ノズル7のノズル本体41と図13に示すノズル本体41基底部から突設する外向き突壁71とに外嵌めし、ねじが緩む方向に回転させると、樹脂製ノズル7にはトルクがかかり容易に取り外せる。
【0044】
本発明の請求項6では、樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とを一体に形成しており、2部品を製作するのに1個の成形型で済み、製作コストが安価になり、また、樹脂製キャップ8への樹脂製インナーキャップ9の組み付け作業も容易である。
【0045】
本発明の請求項7は、接着剤がα−シアノアクリレート系接着剤である。α−シアノアクリレート系接着剤は瞬間接着剤であり、本接着剤用複合容器は瞬間接着剤の容器として最適である。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた接着剤用複合容器であるので、接着剤の微妙な吐出量の調整が可能である。
【0047】
さらに、本発明の請求項2によれば、樹脂製外套容器の間接押圧するための変形可能な押部に対向する側壁内面のアルミニウム製容器外面との接触面を全体に分散させて設けたので、アルミニウム製容器の支持リブはアルミニウム製容器への押圧力を全体に分散させて押圧力をできるだけ正確にアルミニウム製容器へ伝達できる。
【0048】
さらにその上に、本発明の請求項3および/または請求項4によれば、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を収容する樹脂製外套容器とよりなる接着剤用複合容器であって、接着剤を使い切った後はアルミニウム製容器と、樹脂製外套容器とに解体可能に構成させ、樹脂製外套容器を分別廃棄可能とし、さらに樹脂製外套容器2に設けた切欠部4とアルミニウム製容器1とが接合されていない場合には、樹脂製外套容器2の再使用が可能となり、省資源にもなる。
【0049】
さらに、本発明の請求項5によれば、樹脂製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹脂製外套容器に前記突壁と嵌合する取り外し用孔を穿設したので、接着剤がアルミニウム製容器と樹脂製ノズルとの螺着部に付着して固着した場合でも、簡単に取り外せる。
【0050】
さらにその上に、本発明は、樹脂製キャップに嵌まって樹脂製ノズルを案内する樹脂製インナーキャップを、樹脂製ノズルと一体に形成され、且つ切り離し可能な構造に構成したので、製作コストが安く、簡単に組付け作業ができる。
【0051】
本発明の請求項7によれば、本接着剤用複合容器は瞬間接着剤の容器として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着剤用複合容器の具体的一実施例の正面図である。
【図2】本発明に係る樹脂製本体ケースの斜視図である。
【図3】本発明に係る樹脂製本体カバーの斜視図である。
【図4】本発明に係る樹脂製ノズルと樹脂製インナーキャップとの斜視図である。
【図5】本発明に係る樹脂製ノズルと樹脂製インナーキャップとの縦断面図である。
【図6】本発明に係る樹脂製キャップの斜視図である。
【図7】本発明に係る樹脂製キャップの縦断面図である。
【図8】本発明に係る樹脂製ノズルに樹脂製キャップを装着した状態の縦断面図である。
【図9】本発明に係る樹脂製本体カバーの正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明に係る樹脂製本体ケースの斜視図である。
【図12】図 1のXII −XII の断面図である。
【図13】図5のXIII−XIIIの断面図である。
【符号の説明】
1 アルミニウム製容器
2 樹脂製外套容器
21 側壁
4 変形可能な押圧部
3 口部
5 樹脂製本体ケース
6 樹脂製本体カバー
7 樹脂製ノズル
8 樹脂製キャップ
71 突壁
33 位置決め取り外し用孔
9 樹脂製インナーキャップ
【発明の属する技術分野】
本発明は、接着剤用複合容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の接着剤用複合容器としては、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の接着剤複合容器では、接着剤の微妙な吐出量の調整は困難で、複合容器の分別廃棄がしにくいものであった。 接着剤の微妙な吐出量の調整が可能な接着剤複合容器としては、本発明者らが先に出願した特願2001−204278号において、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に、収容するアルミニウム製容器を指で直接押圧するための窓孔を開設した接着剤用複合容器および特願2002−22919号において、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に、収容するアルミニウム製容器を指で直接押圧するための変形可能な切欠部を設けた接着剤用複合容器が提案されている。これらは、接着剤の微妙な吐出量の調整が可能で、かつ分別廃棄が可能な点において有用であるが、特願2001−204278号記載の接着剤用複合容器の場合、アルミニウム製容器を直接指で押圧する必要があるため、爪等で破損させてしまう場合がある。 そして、特願2002−22919号記載の接着剤用複合容器の場合、アルミニウム製容器の口部に近い部分に押圧がうまく伝わらない場合には接着剤の一部が使用できずに残留してしまうという点において更なる改良が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、接着剤を収容するアルミニウム製容器に直接触れることなく接着剤の微妙な吐出量の調整を可能でかつ、接着剤の残留量を低減すべく、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた接着剤用複合容器とすることにより、上記課題が解決されることを見い出し、本発明を完成させた。
【0005】
また、本発明の接着剤用複合容器は、ゴム系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、シリコーン系接着剤、α−シアノアクリレート系接着剤等の接着剤が適用されるが、とりわけ、α−シアノアクリレート系接着剤の容器として最適である。
【0006】
さらに、本発明の好ましい態様は、アルミニウム製容器の支持リブはアルミニウム製容器への押圧力を全体に分散させて押圧力をできるだけアルミニウム製容器全体へ伝達できるようにするために、
樹脂製外套容器の片側側壁に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部に対向する側壁内面のアルミニウム製容器外面との接触面を全体に分散させて設けた。接触面としては、例えば、ハニカム形状のもの、あるいはアルミニウム製容器外面全体に接触する形状のもの等が挙げられる。
【0007】
本発明における変形可能な押圧部に用いられる材質としては、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、発泡樹脂等が挙げられ、合成ゴムの具体例としては、BR、SBR、NBR、IR、EPDM、ウレタンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、エチレンアクリルゴム、ポリエーテル系ゴム、プロピレンオキサイドゴム等が挙げられる。熱可塑性エラストマーの具体例としては、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、塩ビ系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。発泡樹脂の具体例としては、発泡ウレタンフォーム、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等が挙げられ、この中でもスチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、塩ビ系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマーが好ましい。
【0008】
さらに本発明の好ましい態様は、接着剤用複合容器を、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を収容する樹脂製外套容器とよりなる接着剤用複合容器とで構成させ、しかも接着剤を使い切った後は、アルミニウム製容器と、樹脂製外套容器とに解体可能に構成させ、樹脂製外套容器を分別廃棄可能である接着剤用複合容器とした。
【0009】
また、本発明の好ましい態様は、接着剤を使い切った後に解体可能にすべく、樹脂製外套容器は、接着剤を収容し口部を有するアルミニウム製容器を支持し
変形可能な押圧部を設けた樹脂製本体ケースと、アルミウニム製容器を覆い前記樹脂製本体ケースに着脱自在な樹脂製本体カバーと、前記アルミニウム製容器の口部に螺着される樹脂製ノズルと、樹脂製ノズルを覆う樹脂製キャップとした。
【0010】
さらに、本発明の好ましい態様は、接着剤がアルミニウム製容器と樹脂製ノズルとの螺着部に付着して固着した場合でも簡単に取り外せるようにすべく、樹脂製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹脂製外套容器に前記突壁と嵌合する取り外し用孔を穿設した。
【0011】
さらにその上に、本発明の好ましい態様は、製作コストが安く、簡単に組付け作業ができるようにすべく、樹脂製キャップに嵌まって樹脂製ノズルを案内する樹脂製インナーキャップを、樹脂製ノズルと一体に形成され、且つ切り離し可能な構造に構成した。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて以下詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0013】
本発明の接着剤用複合容器は、図1に示すように、接着剤を収容するアルミニウム製容器1と、アルミニウム製容器1を保持する変形可能な押圧部4を設けた樹脂製外套容器2とからなる。
【0014】
樹脂製外套容器2は、接着剤を収容し口部3を有するアルミニウム製容器1を支持し、変形可能な押圧部4を設けた図2に示す樹脂製本体ケース5と、アルミニウム製容器1を覆い樹脂製本体ケース5に着脱自在な図3に示す樹脂製本体カバー6と、アルミニウム製容器1の口部3に螺着される図4・図5に示す樹脂製ノズル7と、樹脂製ノズル7を覆う図6・図7に示す樹脂製キャップ8とよりなる。また、樹脂製キャップ8には図4・図5に示す樹脂製インナーキャップ9を内嵌め固定し、樹脂製インナーキャップ9は樹脂製ノズル7を案内し樹脂製ノズル7を弾性的に把持する。
【0015】
この接着剤用複合容器は、次のようにして組立てる。
【0016】
アルミニウム製容器1を樹脂製本体ケース5上に支持させ樹脂製本体カバー6を樹脂製本体ケース5に組み付けて容器状としてアルミニウム製容器1を保持させる。樹脂製キャップ8に内嵌めさせて取付けた樹脂製インナーキャップ9と一体化した樹脂製ノズル7をアルミニウム製容器 1の口部3に螺着し、口部3に螺着する際、図 5に示す樹脂製ノズル7の破口部 10でアルミニウム製容器 1に接着剤を収容して閉塞している薄膜を破口し吐出路11をアルミニウム製容器1と連通させる。螺着が完了したときに接続部49が切断され、樹脂製インナーキャップ9は樹脂製キャップ8に取付けられ、樹脂製ノズル7はアルミニウム製容器 1の口部3に螺着される。
【0017】
一方、螺着完了後に樹脂製インナーキャップ9を内嵌め固定した樹脂製キャップ8を、図8に示すように樹脂製ノズル7に外嵌めし把持させ、ノズル本体41の開口に図7に示す樹脂製キャップ8の封止部 12が当接して封止する。
【0018】
使用に際しては、樹脂製キャップ8を回動させると樹脂製キャップ8の円弧面62の端部が樹脂製本体ケース5の上部に設けられた突起20に乗り上げて、把持部53の係合突起55が上方に移動し、円環溝47から外れ、樹脂製インナーキャップ9による把持が解除される。次いで樹脂製キャップ8を取り外す。樹脂製本体ケース5の変形可能な押圧部4からアルミウニム製容器1を押圧して接着剤を吐出させて接着剤を使用する。
【0019】
樹脂製キャップ8にて樹脂製ノズル7を封止する場合は、樹脂製インナーキャップ9で樹脂製ノズル7を案内させてノズル本体41の開口を封止部12で封止させる。
【0020】
樹脂製外套容器2を再使用する場合は、樹脂製インナーキャップ9を内嵌めさせた樹脂製キャップ8を取り外し、樹脂製本体ケース5および樹脂製本体カバー6を外し、樹脂カバー6にある位置決め兼取り外し孔33を、樹脂製ノズル7のノズル本体41とノズル本体41基底部から突設する外向き突壁71とに外嵌めし、ねじが緩む方向に回転させ、樹脂製ノズル7を取り外したのち、樹脂製本体ケース5および樹脂製本体カバー6および樹脂製インナーキャップ9を内嵌めさせた樹脂製キャップ8を取り外し、新しいアルミニウム製容器1と共に組立てる。
【0021】
樹脂製外套容器2の形状は、アルミニウム製容器1を保持できる形状であれば特に限定されないが、例えば、図示のように偏平円筒形でゆるやかな曲線で形成した形状とすることができる。
【0022】
樹脂製本体ケース5は、図2に示すように、船底状で、上部は全周にわたり側壁を有し、側壁21にはアルミニウム製容器1を間接的に押圧するための変形可能な押圧部4変形可能な切欠部縁取り切込み孔により形取られたプッシュ片部4を設け、側壁21内面両側にはレール22を突設し、上壁23にはアルミニウム製容器1の口部3を挿通させるための挿通孔24を穿設し、樹脂製本体カバー6の挿入片25を受け入れる長方形の支持孔26を穿設し、底壁27の底面から位置決め部28を突設する。図11に位置決め部28が詳細に示されているが、必ずしもこの形状に限定されるものではない。
【0023】
樹脂製本体カバー6は、図3に示すように、船底状で、底壁29は有するが、前記樹脂製本体ケース5と異なり、僅かばかりの上壁36を設ける。側壁30内面にはアルミニウム製容器1を支持するために縦横に複数個の支持リブ31を起立させる。支持リブ31の前記樹脂製本体ケース5のレール22に対応する両端部に支持リブ31を途切れさせて案内溝32を形成する。上壁36から前記支持孔26に対応して挿入片25を突設する。底壁29に前記位置決め部28の対応箇所に位置決め部28を受け入れる位置決め孔兼取り外し孔 3 3を穿設する。
【0024】
アルミニウム製容器1の保持は、樹脂製本体ケース5の挿通孔24にその口部3を嵌めて側壁21上に載置し、アルミニウム製容器1下端は底壁27内面に当接する。
【0025】
次に、樹脂製本体カバー6で前記アルミニウム製容器1を覆わせ、樹脂製本体カバー6の案内溝 32を樹脂製本体ケース5のレール22に嵌め、樹脂製本体カバー6の底壁29を樹脂製本体ケース5の底壁27の外方に位置させ、位置決め部28を位置決め兼取り外し孔33に嵌めると同時に、挿入片25を支持孔26に差し込み、挿入片25を確実に装着させるために突起38(図10参照)を膨出させている。
【0026】
この樹脂製本体カバー6を取り外すには、図9および図10に示す側壁30の外面に刻設した引っ掛け凸部35を押圧しながら引き下げると、位置決め部28が位置決め孔兼取り外し孔33から外れ、挿入片25も支持孔26から外れて、樹脂製本体カバー6が外れる。
【0027】
樹脂製ノズル7は、図4および図5に示されている。
【0028】
樹脂製ノズル7は、ノズル本体41と上部の筒状の小径部42と下部の円筒状の大径部43とよりなる。ノズル本体41の下部は小径部42内まで進入させて破口部10を形成する。ノズル本体41の基底部から上部にかけて樹脂製ノズル7を取り外すための図 13に示す突壁71を突設する。この突壁71部分の形状は前記樹脂製本体カバー6の位置決め孔兼取り外し孔33に嵌合する形状に形成する。小径部42の内面には前記アルミニウム製容器1の口部3を螺着させるネジ44を刻設し、外面はテーパ面45に形成する。大径部43の外周は全周にわたりラチェット歯46を形成する。ラチェット歯46は樹脂製本体カバー6に設けた挿入片25にある突起34に嵌まり、逆転防止の役割を果たす。小径部 42のテーパ面45の下端と大径部43との間には円環溝47を刻設する。
【0029】
なお、図4および図5では、樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とを一体に形成した例を示している。樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9との接続部 49は薄肉で形成され、本例では2箇所に設けたが、適宜箇所に設けるようにすることができる。要は樹脂製インナーキャップ9を樹脂製キャップ8に内嵌め固定でき、固定できるまで樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とが連結されており、その後、回転することによりアルミニウム製容器 1の閉塞している薄膜を破口し、螺着が完了する際に接続部49が切断され、樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とが分離できればよい。
【0030】
言うまでもなく、樹脂製ノズルと樹脂製インナーキャップとを別個に製作してもよい。
【0031】
樹脂製本体ケース5と樹脂製本体カバー6間に保持したアルミニウム製容器1の突出した口部3に樹脂製ノズル7のネジ44を螺着しねじ込むと、破口部10が口部3の薄膜(図示せず)を破口し吐出路11をアルミニウム製容器1内と連通させる。この際、逆回転させようとしても、ラチェット歯46が前記突起34に係合して逆回転はしない。
【0032】
樹脂製インナーキャップ9は、図4および図5に示すように、円筒体51の外部に樹脂製キャップ8に内嵌まりする内嵌まり部52を対向して形成する。円筒体51の下部は前記樹脂製ノズル7の小径部42に装着する把持部53を形成する。この把持部53が拡開できるように複数個(図示例では4個)のスリット 54を刻設し、内面を下方に行くに従って若干大径に形成し、下端に樹脂製ノズル7の円環溝47に係合する係合突起55を膨出させる。また、内嵌まり部52と内嵌まり部52との間には概略二等辺三角形状の位置決め溝56を凹設する。
【0033】
樹脂製キャップ8は、図6および図7に示される。
【0034】
樹脂製キャップ8の内部中央には封止部12を突出させ、ノズル本体41の開口を封止できるようにしてある。また、樹脂製ノズル7と一体化した樹脂製インナーキャップ9を内嵌め固定できるように、樹脂製インナーキャップ9の位置決め溝56と嵌合する二等辺三角形の膨出部61を形成し、内面には樹脂製インナーキャップ8を係合できる内向き突起72を突設する。さらに、下端は凹状円弧面62に形成する。
【0035】
樹脂製インナーキャップ9を樹脂製キャップ8に挿入すると、その内嵌まり部52が樹脂製キャップ8の内面に案内されて入り、位置決め溝56が膨出部61と嵌合し、内嵌まり部52が内向き突起72と係合して位置決め固定する。
【0036】
樹脂製ノズル7と切り離された樹脂製インナーキャップ9を固定した樹脂製キャップ8を、樹脂製ノズル7に嵌めるには、樹脂製キャップ8を押し込むと、樹脂製インナーキャップ9の把持部53が樹脂製ノズル7のテーパ面45に従って拡径し、なおも押し続けると、把持部53の係合突起55が円環溝47に嵌まり、樹脂製キャップ9を図8に示すように取り付ける。
【0037】
樹脂製本体ケース5、樹脂製本体カバー6も共に上端面は凸状の円弧面37に形成されているので、樹脂製キャップ8を回動させると、樹脂製キャップ8の円弧面62の端部が樹脂製本体ケース5の肩部に設けられた突起20に乗り上げ、把持部53の係合突起55が上方に移動し、円環溝47から外れ、樹脂製キャップ9が容易に外せる。
【0038】
次に、本発明の各請求項を重点的に説明する。
【0039】
本発明の請求項1では、接着剤の微妙な吐出量の調整ができるようにすべく、樹脂製外套容器2の片側側壁5に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた変形可能な押圧部4を設けている。図12に樹脂製外套容器2の横断面が示されている。樹脂製外套容器2の両側側壁に切欠部を設けると、接着剤の微妙な吐出量の調整は不可能である。それは本発明では側壁の一方のみからアルミニウム製容器 1を押圧し、他方側の側壁ではアルミニウム製容器1を支持しているため、アルミウニム製容器 1の微妙な押圧ができ、接着剤の微妙な吐出量の調整が可能となる。
【0040】
本発明の請求項2は、アルミニウム製容器1の支持リブ31はアルミニウム製容器1への押圧力を全体に分散させて押圧力をできるだけ正確にアルミニウム製容器1に伝達できるようにした。接触面を全体に分散するのに、本実施例では縦横の支持リブ 3 1によったが、これに限られるものでなく、全面がアルミニウム製容器1に当接したものあるいは全面当接したものから部分的に削除したものなどが含まれる。
【0041】
本発明の請求項3は、接着剤用複合容器を樹脂製外套容器2とアルミニウム製容器 1とで構成させ、しかも解体可能として分別廃棄を可能とし、さらに樹脂製外套容器2に設けた変形可能な切欠部縁取り切込み孔により形取られたプッシュ片部4とアルミニウム製容器1とが接合されていない場合には、接着剤を使い切った後でも樹脂製外套容器2の再使用を可能とし省資源にもなる。
【0042】
本発明の請求項4は、本発明に係る樹脂製外套容器2が樹脂製本体ケース5と樹脂製本体カバー6と樹脂製ノズル7と樹脂製キャップ8からなることを示している。このように樹脂製外套容器2が解体可能としてあるから、分別廃棄が可能で、さらに樹脂製外套容器2に設けた変形可能な切欠部縁取り切込み孔により形取られたプッシュ片部4とアルミニウム製容器1とが接合されていない場合には、接着剤を使い切った後でも樹脂製外套容器2の再使用を可能とし省資源にもなる。
【0043】
本発明の請求項5では、接着剤がアルミニウム容器1と樹脂製ノズル7との螺着部に付着して固着した場合であっても、樹脂製本体カバー6を外して、その位置決め兼取り外し孔33を、樹脂製ノズル7のノズル本体41と図13に示すノズル本体41基底部から突設する外向き突壁71とに外嵌めし、ねじが緩む方向に回転させると、樹脂製ノズル7にはトルクがかかり容易に取り外せる。
【0044】
本発明の請求項6では、樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とを一体に形成しており、2部品を製作するのに1個の成形型で済み、製作コストが安価になり、また、樹脂製キャップ8への樹脂製インナーキャップ9の組み付け作業も容易である。
【0045】
本発明の請求項7は、接着剤がα−シアノアクリレート系接着剤である。α−シアノアクリレート系接着剤は瞬間接着剤であり、本接着剤用複合容器は瞬間接着剤の容器として最適である。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側側壁に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた接着剤用複合容器であるので、接着剤の微妙な吐出量の調整が可能である。
【0047】
さらに、本発明の請求項2によれば、樹脂製外套容器の間接押圧するための変形可能な押部に対向する側壁内面のアルミニウム製容器外面との接触面を全体に分散させて設けたので、アルミニウム製容器の支持リブはアルミニウム製容器への押圧力を全体に分散させて押圧力をできるだけ正確にアルミニウム製容器へ伝達できる。
【0048】
さらにその上に、本発明の請求項3および/または請求項4によれば、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を収容する樹脂製外套容器とよりなる接着剤用複合容器であって、接着剤を使い切った後はアルミニウム製容器と、樹脂製外套容器とに解体可能に構成させ、樹脂製外套容器を分別廃棄可能とし、さらに樹脂製外套容器2に設けた切欠部4とアルミニウム製容器1とが接合されていない場合には、樹脂製外套容器2の再使用が可能となり、省資源にもなる。
【0049】
さらに、本発明の請求項5によれば、樹脂製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹脂製外套容器に前記突壁と嵌合する取り外し用孔を穿設したので、接着剤がアルミニウム製容器と樹脂製ノズルとの螺着部に付着して固着した場合でも、簡単に取り外せる。
【0050】
さらにその上に、本発明は、樹脂製キャップに嵌まって樹脂製ノズルを案内する樹脂製インナーキャップを、樹脂製ノズルと一体に形成され、且つ切り離し可能な構造に構成したので、製作コストが安く、簡単に組付け作業ができる。
【0051】
本発明の請求項7によれば、本接着剤用複合容器は瞬間接着剤の容器として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着剤用複合容器の具体的一実施例の正面図である。
【図2】本発明に係る樹脂製本体ケースの斜視図である。
【図3】本発明に係る樹脂製本体カバーの斜視図である。
【図4】本発明に係る樹脂製ノズルと樹脂製インナーキャップとの斜視図である。
【図5】本発明に係る樹脂製ノズルと樹脂製インナーキャップとの縦断面図である。
【図6】本発明に係る樹脂製キャップの斜視図である。
【図7】本発明に係る樹脂製キャップの縦断面図である。
【図8】本発明に係る樹脂製ノズルに樹脂製キャップを装着した状態の縦断面図である。
【図9】本発明に係る樹脂製本体カバーの正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明に係る樹脂製本体ケースの斜視図である。
【図12】図 1のXII −XII の断面図である。
【図13】図5のXIII−XIIIの断面図である。
【符号の説明】
1 アルミニウム製容器
2 樹脂製外套容器
21 側壁
4 変形可能な押圧部
3 口部
5 樹脂製本体ケース
6 樹脂製本体カバー
7 樹脂製ノズル
8 樹脂製キャップ
71 突壁
33 位置決め取り外し用孔
9 樹脂製インナーキャップ
Claims (7)
- 接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器において、樹脂製外套容器の片側側壁に開設した窓孔に収容するアルミニウム製容器を間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた接着剤用複合容器。
- 樹脂製外套容器の変形可能な押圧部に対向する側壁内面にアルミニウム製容器外面との接触面を設けた請求項1記載の接着剤用複合容器。
- 接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を収容する樹脂製外套容器とよりなる接着剤用複合容器であって、接着剤を使い切った後はアルミニウム製容器と、樹脂製外套容器とに解体可能に構成させ、樹脂製外套容器の分別廃棄を可能とした請求項1あるいは2記載の接着剤用複合容器。
- 樹脂製外套容器が、接着剤を収容し口部を有するアルミニウム製容器を支持し間接押圧するための変形可能な押圧部を設けた樹脂製本体ケースと、アルミウニム製容器を覆い前記樹脂製本体ケースに着脱自在な樹脂製本体カバーと、前記アルミニウム製容器の口部に螺着される樹脂製ノズルと、樹脂製ノズルを覆う樹脂製キャップとよりなる請求項1、2あるいは3記載の接着剤用複合容器。
- アルミニウム製容器と樹脂製ノズルを取り外すために樹脂製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹脂製外套容器に前記突壁と嵌合する取り外し用孔を穿設した請求項1、2、3あるいは4記載の接着剤用複合容器。
- 樹脂製キャップに嵌まって樹脂製ノズルを案内する樹脂製インナーキャップを、樹脂製ノズルと一体に形成され、且つ切り離し可能な構造に構成した請求項1、2、 3、4あるいは5記載の接着剤用複合容器。
- 接着剤がα−シアノアクリレート系接着剤である請求項1、2、3、4、5、あるいは6記載の接着剤用複合容器。
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