JP2002308331A - リフィル式二重容器 - Google Patents

リフィル式二重容器

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JP2002308331A
JP2002308331A JP2001116671A JP2001116671A JP2002308331A JP 2002308331 A JP2002308331 A JP 2002308331A JP 2001116671 A JP2001116671 A JP 2001116671A JP 2001116671 A JP2001116671 A JP 2001116671A JP 2002308331 A JP2002308331 A JP 2002308331A
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JP
Japan
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container
inner container
vessel
resin
liquid
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JP2001116671A
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Masashi Hayashi
政司 林
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KOATSU KAKO
KOATSU KAKO KK
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KOATSU KAKO
KOATSU KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容器に収納した液体が粘着性のある液体で
あっても内容器を押圧できて、内容器から確実に液体を
抽出することができるリフィル式二重容器を提供するこ
と。 【解決手段】 樹脂製の内容器が樹脂製の外容器内に着
脱可能に嵌合されて収容され、内容器に収納した液体を
外容器の胴部を押圧することにより口部から抽出するこ
とが可能となっているとともに、内容器の液体がなくな
ったときには該内容器に代え新しい内容器と交換可能と
なっているリフィル式二重容器において、外容器2の胴
部の少なくとも一部8がエラストマーなどゴム系あるい
は樹脂系の弾性材料から構成されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばシャンプ
ー、リンス、乳液などの液体を収納するリフィル式二重
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリフィル式二重容器とし
て、樹脂製の内容器が樹脂製の外容器内に着脱可能に嵌
合されて収容され、内容器に収納した液体を外容器の胴
部を押圧することにより口部から抽出することが可能と
なっているとともに、内容器の液体がなくなったときに
は該内容器に代え新しい内容器と交換可能となっている
ものが知られている。内容器と外容器についてさらに補
足すると、内容器は外容器の胴部に対する押圧作用によ
りそれ自体も押圧されるように肉薄の硬質樹脂によって
形成され、外容器もそれ自体の押圧が可能なように肉薄
の硬質樹脂によって形成されている。
【0003】ところで、前記従来の二重容器は、外容器
を介して内容器を押圧できるとはいえ、外容器が硬質樹
脂から構成されているため、内容器に収納されている液
体が例えば乳液など粘着性のある液体であると、内容器
をうまく押圧ができず、中に収納した液体を抽出しにく
いという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、内容器に収納した液
体が粘着性のある液体であっても内容器を押圧できて、
内容器から確実に液体を抽出することができるリフィル
式二重容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、樹脂製の内容器が樹脂製の外容器内に
着脱可能に嵌合され、内容器に収納した液体を外容器の
胴部を押圧することにより口部から抽出することが可能
となっているとともに、内容器の液体がなくなったとき
には該内容器に代え新しい内容器と交換可能となってい
るリフィル式二重容器において、外容器の胴部の少なく
とも一部がエラストマーなどゴム系あるいは樹脂系の弾
性材料から構成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図面を
参照して説明する。図1はリフィル式二重容器の右半部
破断の正面図、図2は同容器の側面図である。1はボト
ル型のリフィル式二重容器で、樹脂製の外容器2と、該
外容器内に着脱可能に嵌合されて収容された樹脂製の内
容器3とを具えている。外容器2は有底筒状の本体5を
有し、該本体の上端には底部から少しずつ徐々に拡開し
た開口部6が形成されており、該開口部の端縁外周面に
は後記肩パーツの係合突部と係脱可能に係合する係合突
部7が周方向に間隔をおいて複数個設けられている。本
体5の底部とこれに連なる下端部側の胴部、および上端
部側の胴部は硬質樹脂、例えばPP樹脂、PET樹脂、
ABS樹脂、AS樹脂によって形成され、それ以外の下
端部側の胴部と上端部側の胴部に挾まれた中間部の胴
部、およびこれに連なる下端部側の胴部と上端部側の胴
部の表面側の一部は全周にわたり合成ゴム系のエラスト
マーに形成されている。
【0007】図面ではエラストマーに形成された部分8
を斜線で示し、それ以外の硬質樹脂の部分を斜線なしで
示し区別している。このエラストマーに形成された部分
8を含む本体5の全体はインサート成形により形成され
る。尚、前記のエラストマーは好ましい一例にすぎず、
他に合成樹脂系のエラストマーなどでもよいし、さらに
同効のものであればそれ以外の弾性材料であってもよ
い。
【0008】外容器2に収容された内容器3は従来と同
様に外容器2の胴部に対する押圧作用によりそれ自体も
押圧されるように肉薄の硬質樹脂によって形成されてい
る。内容器3の口部11はその略上半部が外容器2の開口
部6から上方に突出し、該突出した略上半部の外周面に
はおねじ12が形成されている。おねじ12よりやや下方の
位置の口部11の回りには口部挿通用穴13を有する肩パー
ツ15が配置され、その外周縁から下向きに延びた周壁の
内周面には周方向に間隔をおいて複数個の係合突部16が
形成されている。この係合突起16は外容器2の係合突部
7と上下方向でかみあわない位置で係合することなく嵌
合し、嵌合後に周方向に回転させることにより離脱可能
に係合し、内容器3を外容器2から外れることなく装着
できるように構成されている。口部11には抽出口17を有
する中栓18が内側から嵌合して装着されている。また、
この中栓18を覆うようにキャップ20がその内周面に形成
しためねじ21を口部11のおねじ12に螺合して装着されて
いる。キャップ20はめねじが形成された内筒23と、該内
筒を覆うように嵌合された外筒24とからなっており、内
筒23の頂面にはシールパッキン25が装着されている。
【0009】リフィル式二重容器1は前記のような構成
からなるので、使用に際してキャップ20を内容器3の口
部11からねじ螺合を解いて外したうえ、該容器を傾けな
がら外容器2の胴部においてエラストマーに形成された
部分8を押圧するようにすると、内容器3の胴部が押圧
され、その中に収納された液体が口部11の中栓18に設け
た抽出口17から押し出されて抽出される。この際に、押
圧する外容器2の部分8が従来のように硬質樹脂からな
っておらず、エラストマーに形成されているため、外容
器2および内容器3ともその押圧が容易となり、内容器
3に収納された液体が乳液など粘着性のある液体であっ
ても、内容器3をうまく押圧することができ、液体の抽
出がきわめてスムーズに行える。
【0010】内容器3に収納した液体が少なくなり、あ
るいはなくなって新しい内容器に取り替える必要が生じ
たときには、肩パーツ15を外容器2に対して回転させ、
係合突部16と外容器2の係合突部7の係合を解き、これ
ら両係合突部16,7が上下方向でかみあわない位置にし
たうえで、口部挿通用穴13を利用して肩パーツ15を外容
器2から取り外す。その後、内容器3を外容器2の開口
部6から上に持ち上げて嵌合を解き取り外す。しかし
て、今度は逆にこの取り外した内容器3に代え、新しい
内容器をその下端から外容器2に入れてやり、嵌合させ
て収容するとともに、肩パーツ15を口部挿通用穴13を利
用して内容器3の口部11に挿入し、係合突部16と外容器
2の係合突部7が上下方向でかみあわない位置にしたう
えで、肩パーツ15を回転させ両係合突部16,7を係合さ
せると、この新しい内容器は再び外容器2に肩パーツ15
で係合されて組み付けられ使用に供されることになる。
このようにして内容器3は液体が消尽されると新しい内
容器に交換され、外容器2と肩パーツ15は再使用される
こととなる。
【0011】図3,4は別の実施の形態を示し、図3は
リフィル式二重容器の右半部破断の正面図、図4は同容
器の側面図である。このリフィル式二重容器31におい
て、前記実施の形態のリフィル式二重容器1と相違する
ところは、エラストマーに形成された部分が外容器の外
周壁の一部に設けられている点だけであり、その他の構
成は同様となっている。したがって、同様の構成部分に
ついては前記実施の形態の符号に30をプラスした符号で
示し、詳細な説明は省略することとする。すなわち、こ
の二重容器31においては斜線で示すように本体35の中間
部の胴部の一部が合成ゴム系のエラストマーに形成さ
れ、これ以外の本体35の胴部は硬質樹脂によって形成さ
れている。このようなエラストマーに形成された部分38
を一部とした場合においても、前記と同様な作用効果が
期待できる。前記のエラストマーも好ましい一例であっ
て、他に合成樹脂系のエラストマーなどでもよいし、さ
らに同効のものであればそれ以外の弾性材料であっても
よい。また、図示省略したが、エラストマーに形成され
た部分を前記のように縦長の長方形状領域として設けた
場合だけでなく、ほかに例えば外容器2の胴部の半周に
わたり設けたものでもよい。
【0012】この各実施の形態で示したリフィル式二重
容器1,31は一例であって、その具体的な形状など細部
の構成は実施に際して適宜にその設計を変更できること
は言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】この発明は前記のような構成からなるの
で、内容器に収納した液体が粘着性のある液体であって
も内容器を押圧できて、内容器から確実に液体を抽出す
ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のリフィル式二重容器
の右半部破断の正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】別の実施の形態のリフィル式二重容器の右半部
破断の正面図である。
【図4】同上の側面図である。
【符号の説明】
1 リフィル式二重容器 2 外容器 3 内容器 5 本体 6 開口部 7 係合突部 8 エラストマーに形成された部分 11 口部 12 おねじ 13 口部挿通用穴 15 肩パーツ 16 係合突起 17 抽出口 18 中栓 20 キャップ 21 めねじ 31 リフィル式二重容器 35 本体 38 エラストマーに形成された部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PC04 PC07 PC12 PD30 PF05 3E067 AA03 AB81 BA14B BA14C BB14B BB14C BC03B BC03C BC07B BC07C CA30 EA18 EA32 EB17 EB27 EE59 FA04 FC01 GD10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の内容器が樹脂製の外容器内に着
    脱可能に嵌合されて収容され、内容器に収納した液体を
    外容器の胴部を押圧することにより口部から抽出するこ
    とが可能となっているとともに、内容器の液体がなくな
    ったときには該内容器に代え新しい内容器と交換可能と
    なっているリフィル式二重容器において、 外容器の胴部の少なくとも一部がエラストマーなどゴム
    系あるいは樹脂系の弾性材料から構成されていることを
    特徴とするリフィル式二重容器。
JP2001116671A 2001-04-16 2001-04-16 リフィル式二重容器 Pending JP2002308331A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004182249A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Taoka Chem Co Ltd 接着剤用複合容器
WO2013014626A3 (en) * 2011-07-26 2013-03-21 Dongguan Yixin Magnetic Disc Co. Ltd Portable refillable cream dispenser
WO2022107825A1 (ja) * 2020-11-20 2022-05-27 東亞合成株式会社 容器

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