JP2963097B1 - バネ付き蝶番 - Google Patents
バネ付き蝶番Info
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- JP2963097B1 JP2963097B1 JP30461898A JP30461898A JP2963097B1 JP 2963097 B1 JP2963097 B1 JP 2963097B1 JP 30461898 A JP30461898 A JP 30461898A JP 30461898 A JP30461898 A JP 30461898A JP 2963097 B1 JP2963097 B1 JP 2963097B1
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- blade
- torsion coil
- neutral position
- shaft pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
反時計回り方向の二方向において的確に行われ、適用範
囲が広くて使用形態が多様なバネ付き蝶番を提供する。 【解決手段】 中立位置において並ぶように第一翼板1
と第二翼板3にバネ受け突起6,7を設け、軸ピン5に
嵌めたトーションコイルバネ8の末端部8b,8cを互
いに交差させ、中立位置において末端部8b,8cの一
方をバネ受け突起6,7の前面6a,7aに当接させ、
他方をバネ受け突起6,7の背面6b,7bに当接させ
る。
Description
閉部材を建物やボックス本体などの固定枠体に対して回
転可能に取り付けるのに使用される蝶番、更に詳細に述
べれば、開放状態において開閉部材から手を離すと、開
閉部材がバネの反力によって閉鎖位置に自動的に復元す
るバネ付き蝶番に関するものである。
ように、第一翼板10の軸筒部と第二翼板11の軸筒部
に挿入した軸ピン12によって第一翼板10と第二翼板
11を互いに回転可能に連結し、トーションコイルバネ
13のコイル部分13aを軸ピン12に嵌め合わせ、軸
ピン12の側面方向に突出したトーションコイルバネ1
3の一方の末端部13bを第一翼板10の前面に10a
に当接させ、他方の末端部13cを第二翼板11の前面
11aに当接させている。
定枠体に取付ける一方、第二翼板11を開閉部材に取付
けて、図5に示した中立位置から第二翼板11を軸ピン
12を中心に反時計回り方向に回転させたとき、第二翼
板11の前面11aがトーションコイルバネ13の末端
部13cを押すことになり、第二翼板11の回転角度に
対応した量だけトーションコイルバネ13が捩じり変形
させられる。そのため、開閉部材から手を離すと、蓄え
られていたトーションコイルバネ13の反力によって、
開閉部材は中立位置へと自動的に復元回転させられる。
第二翼板11を軸ピン12を中心に時計回り方向に回転
させたとき、第二翼板11はトーションコイルバネ13
の末端部13cを押さないので、トーションコイルバネ
13は何ら捩じり変形させられない。そのため、開閉部
材から手を離しても、開閉部材はその状態に止まるだけ
であり、開閉部材中立位置へと自動的に復元回転するこ
とはない。すなわち、復元回転の方向は一方向のみであ
るため、適用範囲や使用形態が限定されている。
目的は、復元の回転方向が二方向であるため、適用範囲
が広くて多様な使用形態が可能であるバネ付き蝶番を提
供することである。
照符号を用いて説明すると、本発明のバネ付き蝶番で
は、第一翼板1と第二翼板3を軸ピン5によって互いに
回転可能に連結し、中立位置において並ぶように第一翼
板1と第二翼板3にバネ受け突起6,7を設け、トーシ
ョンコイルバネ8のコイル部分8aを軸ピン5に嵌め合
わせ、軸ピン5の側面方向に突出したトーションコイル
バネ8の末端部8b,8cを互いに交差させ、中立位置
において該末端部8b,8cの一方をバネ受け突起6,
7の前面6a,7aに当接させ、他方をバネ受け突起
6,7の背面6b,7bに当接させる。
一方、第二翼板3を開閉部材Dに取付けて、図4の
(a)に示した中立位置から図4の(b)に示したよう
に第二翼板3を軸ピン5を中心に時計回り方向に回転さ
せたとき、第二翼板11のバネ受け突起7の背面7bが
トーションコイルバネ8の末端部8cを押すことにな
り、第二翼板3の回転角度に対応した量だけトーション
コイルバネ8が捩じり変形させられる。そのため、開閉
部図Dから手を離すと、蓄えられていたトーションコイ
ルバネ8の反力によって開閉部材Dは中立位置へと自動
的に復元回転させられる。
(c)に示したように第二翼板3を軸ピン5を中心に反
時計回り方向に回転させたとき、板3を軸ピン5を中心
に時計回り方向に回転させたとき、第二翼板11のバネ
受け突起7の前面7aがトーションコイルバネ8の末端
部8bを押すことになり、第二翼板3の回転角度に対応
した量だけトーションコイルバネ8が捩じり変形させら
れる。そのため、開閉部図Dから手を離すと、蓄えられ
ていたトーションコイルバネ8の反力によって開閉部材
Dは中立位置へと自動的に復元回転させられる。上記と
は逆に第一翼板1を開閉部材Dに取付ける一方、第二翼
板3を固定枠体Fに取付けても、同様にバネ反力による
自動復元は、時計回り方向と反時計回り方向の二方向に
おいて行われる。
は2個の軸筒部2を端部に環曲形成しており、第二翼板
3も同様に2個の軸筒部4を端部に環曲形成している。
軸ピン5はこれら軸筒部2,4に挿通され、抜脱しない
ように固定されている。第一翼板1のバネ受け突起6は
軸筒部2,2間の折曲げ板部1aの端部に一対に形成さ
れている。第二翼板3のバネ受け突起7は軸筒部4,4
間の折曲板部3aの端部に一対に形成されている。トー
ションコイルバネ8は2個使用されている。トーション
コイルバネ8の末端部8b,8cは無負荷時において互
いに交差しており、互いに平行に伸びた先端部分にはフ
ック部が形成されている。
は、回転可能に連結し、中立位置において並ぶように第
一翼板1と第二翼板3にバネ受け突起6,7を設け、軸
ピン5に嵌めたトーションコイルバネ8の末端部8b,
8cを互いに交差させ、中立位置において末端部8b,
8cの一方をバネ受け突起6,7の前面6a,7aに当
接させ、他方をバネ受け突起6,7の背面6b,7bに
当接させたので、バネ反力による復元回転は時計回り方
向と反時計回り方向の二方向において的確に行われこと
になり、バネ付き蝶番の適用範囲が広くなり、使用形態
が多様なものとなる。
図であり、第一翼板と第二翼板は中立位置にある。
ルバネの斜視図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 第一翼板1と第二翼板3を軸ピン5によ
って互いに回転可能に連結し、中立位置において並ぶよ
うに第一翼板1と第二翼板3にバネ受け突起6,7を設
け、トーションコイルバネ8のコイル部分8aを軸ピン
5に嵌め合わせ、軸ピン5の側面方向に突出したトーシ
ョンコイルバネ8の末端部8b,8cを互いに交差さ
せ、中立位置において該末端部8b,8cの一方をバネ
受け突起6,7の前面6a,7aに当接させ、他方をバ
ネ受け突起6,7の背面6b,7bに当接させたバネ付
き蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30461898A JP2963097B1 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | バネ付き蝶番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30461898A JP2963097B1 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | バネ付き蝶番 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2963097B1 true JP2963097B1 (ja) | 1999-10-12 |
JP2000130003A JP2000130003A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17935198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30461898A Expired - Fee Related JP2963097B1 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | バネ付き蝶番 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2963097B1 (ja) |
-
1998
- 1998-10-26 JP JP30461898A patent/JP2963097B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000130003A (ja) | 2000-05-09 |
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