JP2962104B2 - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御装置

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JP2962104B2
JP2962104B2 JP5160466A JP16046693A JP2962104B2 JP 2962104 B2 JP2962104 B2 JP 2962104B2 JP 5160466 A JP5160466 A JP 5160466A JP 16046693 A JP16046693 A JP 16046693A JP 2962104 B2 JP2962104 B2 JP 2962104B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機の変
速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の油圧式摩擦係合装置の係合に基づ
いて第1のギヤ段が成立させられ、その第1の油圧式摩
擦係合装置の解放に基づいて第2のギヤ段が成立させら
れる形式の車両用自動変速機において、その第1の油圧
式摩擦係合装置の係合期間の油圧を調圧する第1の調圧
弁と、その第1の油圧式摩擦係合装置の解放期間の油圧
を調圧する第2の調圧弁とを備え、第1のギヤ段を成立
させる際には第1の調圧弁により第1の油圧式摩擦係合
装置の係合期間の油圧を調圧し、第2のギヤ段を成立さ
せる際には、第2の調圧弁により第1の油圧式摩擦係合
装置の解放時の油圧を調圧する形式の変速制御装置が知
られている。たとえば、特願平3−344124号の明
細書に記載されたものがそれである。
【0003】上記のような変速制御装置によれば、第1
の油圧式摩擦係合装置の解放期間と第2の油圧式摩擦係
合装置の係合期間とがオーバラップする所謂クラッチツ
ウクラッチ変速が、エンジンの吹き上がりや自動変速機
のロックによる変速ショックを発生させることなく行わ
れ得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な変速制御装置においては、極めて短時間内に変速判断
が行われる多重変速により、前記第1のギヤ段および第
2のギヤ段の一方を成立させる変速過程において他方の
ギヤ段に変速させる変速判断、すなわち多重変速が行わ
れる場合がある。このような場合には、第1の調圧弁お
よび第2の調圧弁の一方の調圧作動中に他方の調圧作動
が開始されてそれに切り替えられるので、第1の油圧式
摩擦係合装置の解放期間或いは係合期間の油圧が不連続
に変動して変速ショックを発生する不都合があった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、前記第1のギヤ
段および第2のギヤ段の一方を成立させる変速過程にお
いて他方のギヤ段に変速させる変速判断が行われても、
変速ショックが発生しない自動変速機の変速制御装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、第1の油圧式摩擦係
合装置の係合に基づいて第1のギヤ段が成立させられ、
その第1の油圧式摩擦係合装置の解放に基づいて第2の
ギヤ段が成立させられる形式の車両用自動変速機におい
て、第1の油圧式摩擦係合装置の係合期間の油圧を調圧
する第1の調圧弁と、第1の油圧式摩擦係合装置の解放
期間の油圧を調圧する第2の調圧弁とを備えた形式の変
速制御装置であって、前記第1のギヤ段および第2ギヤ
段の一方を成立させる変速過程においてはその一方のギ
ヤ段の変速が終了するまでは他方のギヤ段への変速を禁
止することにより、その一方のギヤ段の成立した後に他
方のギヤ段への変速出力を行うようにする変速制御手段
を、含むことにある。
【0007】
【作用】このようにすれば、変速制御手段により、第1
のギヤ段および第2のギヤ段の一方を成立させる変速過
程においてはその一方のギヤ段の変速が終了するまでは
他方のギヤ段への変速が禁止されて、その一方のギヤ段
の成立した後に他方のギヤ段への変速出力が行われるよ
うにされる。
【0008】
【発明の効果】したがって、第1の調圧弁および第2の
調圧弁の一方の調圧作動中に他方の調圧作動が開始され
てそれに切り替えられることがなくなるので、第1の油
圧式摩擦係合装置の解放期間或いは係合期間の油圧の不
連続な変動に起因する変速ショックが好適に解消され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例の変速制御装置
により変速制御される車両用自動変速機の一例を示す骨
子図である。図において、エンジン10の出力は、トル
クコンバータ12を介して自動変速機14に入力され、
図示しない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝
達されるようになっている。
【0011】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸16に連結されたポンプインペラ18
と、自動変速機14の入力軸20に連結されたタービン
ランナー22と、それらポンプインペラ18およびター
ビンランナー22の間を直結するロックアップクラッチ
24と、一方向クラッチ26によって一方向の回転が阻
止されているステータ28とを備えている。
【0012】上記自動変速機14は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う第1変速機30と、後進ギヤ段お
よび前進4段の切り換えが可能な第2変速機32を備え
ている。第1変速機30は、サンギヤSo、リングギヤ
Ro、およびキャリヤKoに回転可能に支持されてそれ
らサンギヤSoおよびリングギヤRoに噛み合わされて
いる遊星ギヤPoから成るHL遊星歯車装置34と、サ
ンギヤSoとキャリヤKoとの間に設けられたクラッチ
Coおよび一方向クラッチFoと、サンギヤSoおよび
ハウジング41間に設けられたブレーキBoとを備えて
いる。
【0013】第2変速機32は、サンギヤS1、リング
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38と、サンギヤS3、リングギヤ
R3、およびキャリヤK3に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS3およびリングギヤR3に噛み合わされて
いる遊星ギヤP3から成る第3遊星歯車装置40とを備
えている。
【0014】上記サンギヤS1とサンギヤS2は互いに
一体的に連結され、リングギヤR1とキャリヤK2とキ
ャリヤK3とが一体的に連結され、そのキャリヤK3は
出力軸42に連結されている。また、リングギヤR2が
サンギヤS3に一体的に連結されている。そして、リン
グギヤR2およびサンギヤS3と中間軸44との間にク
ラッチC1が設けられ、サンギヤS1およびサンギヤS
2と中間軸44との間にクラッチC2が設けられてい
る。また、サンギヤS1およびサンギヤS2の回転を止
めるためのバンド形式のブレーキB1がハウジング41
に設けられている。また、サンギヤS1およびサンギヤ
S2とハウジング41との間には、一方向クラッチF1
およびブレーキB2が直列に設けられている。この一方
向クラッチF1は、サンギヤS1およびサンギヤS2が
入力軸20と反対の方向へ逆回転しようとする際に係合
させられるように構成されている。
【0015】キャリヤK1とハウジング41との間には
ブレーキB3が設けられており、リングギヤR3とハウ
ジング41との間には、ブレーキB4と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。この一方向クラッチF
2は、リングギヤR3が逆回転しようとする際に係合さ
せられるように構成されている。
【0016】以上のように構成された自動変速機14で
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
前進5段のギヤ段が切り換えられる。図2において○印
は係合状態を示し、×印は解放状態を示している。この
図2からも明らかなように、ブレーキB3は、第1速ギ
ヤ段から第2速ギヤ段へ切り換える変速に際して係合さ
せられるとともに、第2速ギヤ段から第3速ギヤ段へ切
り換える変速に際して解放されるものであり、ブレーキ
B2は、第2速ギヤ段から第3速ギヤ段へ切り換える変
速に際して係合させられるものである。第2速ギヤ段か
ら第3速ギヤ段への変速に際しては、ブレーキB3の解
放期間とブレーキB2の係合期間とがオーバラップして
行われる、所謂クラッチツウクラッチ変速が行われる。
【0017】図3に示すように、車両のエンジン10の
吸気配管には、アクセルペダル50によって操作される
第1スロットル弁52とスロットルアクチュエータ54
によって操作される第2スロットル弁56とが設けられ
ている。また、エンジン10の回転速度を検出するエン
ジン回転速度センサ58、エンジン10の吸入空気量を
検出する吸入空気量センサ60、吸入空気の温度を検出
する吸入空気温度センサ62、上記第1スロットル弁5
2の開度θthを検出するスロットルセンサ64、出力軸
42の回転速度などから車速Vを検出する車速センサ6
6、エンジン10の冷却水温度を検出する冷却水温セン
サ68、ブレーキの作動を検出するブレーキスイッチ7
0、シフトレバー72の操作位置を検出する操作位置セ
ンサ74などが設けられており、それらのセンサから、
エンジン回転速度Ne 、吸入空気量Q、吸入空気温度T
Ha 、第1スロットル弁の開度θth、車速V、エンジン
冷却水温THw 、ブレーキの作動状態BK、シフトレバ
ー72の操作位置Pshを表す信号がエンジン用電子制御
装置76および変速用電子制御装置78に供給されるよ
うになっている。また、自動変速機14の入力軸回転速
度であるタービンランナ22の回転を検出するタービン
回転センサ75からタービン回転速度NT を表す信号が
変速用電子制御装置78に供給される。
【0018】また、図4に示すように、上記シフトレバ
ー72は、車両の前後方向に位置するPレンジ、Rレン
ジ、Nレンジ、Dおよび4レンジ、3レンジ、2および
Lレンジへ操作されるとともに、Dレンジと4レンジの
間、および2レンジとLレンジとの間が車両の左右方向
に操作されるようにその支持機構が構成されている。
【0019】エンジン用電子制御装置76は、CPU、
RAM、ROM、入出力インターフェースを備えた所謂
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制御を実
行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料噴射弁
80を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ82を
制御し、アイドルスピート制御のために図示しないバイ
パス弁を制御し、トラクション制御のためにスロットル
アクチュエータ54により第2スロットル弁56を制御
する。
【0020】変速用電子制御装置78も、上記と同様の
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえば、
変速用電子制御装置78は、第1スロットル弁52の開
度θthに対応した大きさのスロットル圧Pthを発生させ
るためにリニヤソレノイド弁SLT を、アキュム背圧を制
御するためにリニヤソレノイド弁SLN を、ロックアップ
クラッチ24のスリップ量およびクラッチツウクラッチ
のシフトを制御するためにリニヤソレノイド弁SLU をそ
れぞれ駆動する。また、変速用電子制御装置78は、予
め記憶された変速線図から実際のスロットル弁開度θth
および車速Vに基づいて自動変速機14のギヤ段やロッ
クアップクラッチ24の係合状態を決定し、この決定さ
れたギヤ段および係合状態が得られるように電磁弁S
1、S2、S3を駆動し、エンジンブレーキを発生させ
る際には電磁弁S4を駆動する。
【0021】図5および図6は、前記油圧制御回路84
の要部を示している。図の1−2シフト弁88および2
−3シフト弁90は、電磁弁S1、S2の出力圧に基づ
いて、第1速ギヤ段から第2速ギヤ段への変速時および
第2速ギヤ段から第3速ギヤ段への変速時においてそれ
ぞれ切り換えられる切換弁であり、その切換位置を示す
数値はギヤ段を示している。前進レンジ圧PD は、シフ
トレバー72が前進レンジ(D、4、3、2、L)へ操
作されているときに図示しないマニアル弁から発生され
る圧であり、図示しないレギュレータ弁によりスロット
ル弁開度に応じて高く調圧されるライン圧PL を元圧と
している。
【0022】第1速ギヤ段から第2速ギヤ段へ切り換え
る変速出力が出された時には、上記前進レンジ圧P
D は、1−2シフト弁88、2−3シフト弁90、油路
L01、B3コントロール弁92、油路L02を経てブ
レーキB3およびB3アキュムレータ94へ供給され
る。また、第2速ギヤ段から第3速ギヤ段へ切り換える
変速出力が出された時には、前進レンジ圧PD は、2−
3シフト弁90、油路L03を経て、ブレーキB2およ
びB2アキュムレータ100へ供給されると同時に、ブ
レーキB3およびB3アキュムレータ94内の作動油
は、油路L02、B3コントロール弁92、油路L0
1、2−3シフト弁90、戻り油路L04、2−3タイ
ミング弁98を経て調圧ドレンされるとともに、戻り油
路L04から分岐する分岐油路L05およびB2オリフ
ィスコントロール弁96を経て急速ドレンされるように
なっている。
【0023】上記B3アキュムレータ94およびB2ア
キュムレータ100の背圧室94Bおよび100B
は、リニヤソレノイド弁SLT の出力圧PSLT とリニヤソ
レノイド弁SLN の出力圧PSLN に基づいてアキュム背圧
ACC を発生させる図示しないアキュム背圧制御弁から
のアキュム背圧PACC が、各変速に際して供給される。
【0024】前記B3コントロール弁92は、油路L0
1と油路L02との間を開閉するスプール弁子104
と、スプリング106を挟んでスプール弁子104と同
心に設けられ且つそのスプール弁子104よりも大径の
プランジャ108と、スプリング106を収容し、前記
2−3シフト弁90が第3速側へ切り換えられたときに
それから出力される前進レンジ圧PD を油路L07を介
して受け入れる油室110と、プランジャ108の軸端
に設けられてリニヤソレノイド弁SLU の出力圧PSLU
受け入れる油室112とを備えている。このため、B3
コントロール弁92は、第2速ギヤ段の成立過程では、
リニヤソレノイド弁SLU の出力圧PSLU に従ってスプー
ル弁子104を中心線の左側に示す開位置に位置させて
ファーストフィルをその初期に行うとともに、その後は
油路L01からの作動油を油路L02に供給したり或い
は油路L02内の作動油をドレン油路L06へ流出させ
ることによりブレーキB3内の係合圧PB3の立ち上がり
を数式1から上記出力圧PSLU に基づいて調圧する。ま
た、B3コントロール弁92は、第3速ギヤ段以上のギ
ヤ段では、2−3シフト弁90から油室110に供給さ
れる前進レンジ圧PDに従ってスプール弁子104を中
心線の左側に示す開位置にロックさせる。これは、B3
コントロール弁92の油室112と2−3タイミング弁
98の油室138とが接続されていることから、第2→
3変速状態では、B3コントロール弁92の油室112
の容積変化を阻止して、2−3タイミング弁98による
調圧作動に影響を与えないようにするためである。な
お、数式1において、S1 およびS2 はプランジャ10
8およびスプール弁子104の断面積であり、本実施例
では、右辺の係数S1 /S2 はたとえば1.44であ
る。
【0025】
【数1】PB3=PSLN ・S1 /S2
【0026】B2オリフィスコントロール弁96は、ブ
レーキB2およびB2アキュムレータ100と油路L0
3との間を開閉すると同時に排出油路L06とドレンポ
ート113との間を開閉するスプール弁子114と、ス
プール弁子114をファーストドレン位置へ向かって付
勢するスプリング116と、スプール弁子114の軸端
に設けられて第3電磁弁S3の出力圧PS3を3−4シフ
ト弁118を通して受け入れる油室120とを備えてい
る。これにより、3→2変速時などには第3電磁弁S3
がオン状態とされてその出力圧PS3が油室120に供給
されなくなるので、スプール弁子114によりブレーキ
B2およびB2アキュムレータ100と油路L03との
間を開かれて、それらブレーキB2およびB2アキュム
レータ100からの作動油の排出を速やかに行うファー
ストドレン作動が行われる。また、1→2変速において
は、上記第3電磁弁S3がオフ状態とされてその出力圧
S3が油室120に供給されることにより、B3コント
ロール弁92の調圧作動によりそれから排出される作動
油を排出させる排出油路L06とドレンポート113と
の間が開かれてそのB3コントロール弁92の調圧作動
が許容されるが、1→2変速が完了すると第3電磁弁S
3がオン状態とされて排出油路L06とドレンポート1
13との間が閉じられることによりB3コントロール弁
92の調圧作動が停止させられる。
【0027】2−3タイミング弁98は、第2速ギヤ段
から第3速ギヤ段への変速に関与し、ブレーキB3から
の解放圧をリニヤソレノイド弁SLU から出力圧PSLU
従って調圧する調圧弁として機能する。すなわち、2−
3タイミング弁98は、2→3変速が出力されたときに
2−3シフト弁90から出力された前進レンジ圧PD
3−4シフト弁118およびソレノイドリレー弁122
を通して供給される供給ポート124と、ドレンポート
126と、油路L04をその供給ポート124またはド
レンポート126に連通させることによりブレーキB3
のドレン期間の圧力PB3を調圧するスプール弁子128
と、スプリング130を介してスプール弁子128と同
心に設けられ且つそのスプール弁子128と同径の第1
プランジャ132と、スプール弁子128と同心に且つ
その一端に当接可能に設けられ且つそのスプール弁子1
28よりも大径の第2プランジャ134と、スプリング
130を収容し、前記2−3シフト弁90が第2速側へ
切り替えられたときにそれから出力される前進レンジ圧
D を油路L08を介して受け入れる油室136と、第
1プランジャ132の軸端に設けられ、リニヤソレノイ
ド弁SLU からの出力圧PSLU を受け入れる油室138
と、第2プランジャ134の軸端に設けられ、ブレーキ
B2内の油圧PB2を受け入れる油室140と、フィード
バック圧を受け入れるフィードバック油室142とを備
えている。
【0028】したがって、スプール弁子128および第
1プランジャ132の断面積をS3、スプール弁子12
8の第2プランジャ134側のランドの断面積をS4
第2プランジャ134の断面積をS5 とすると、2→3
変速出力が出された状態における解放過程のブレーキB
3の圧力PB3は、2−3タイミング弁98による調圧作
動により、数式2から、ブレーキB2の係合圧PB2の増
加に応じて減少し、リニヤソレノイド弁SLU の出力圧P
SLU に応じて増加するように調圧される。本実施例で
は、右辺第1項の係数S3 /(S3 −S4 )はたとえば
2.05であり、右辺第2項の係数S5 /(S3
4 )はたとえば3.74である。
【0029】
【数2】PB3=PSLU ・S3 /(S3 −S4 )−PB2
5 /(S3 −S4
【0030】また、上記2−3タイミング弁98は、第
2速側へ切り換えられた2−3シフト弁90から出力さ
れる前進レンジ圧PD が油室136へ供給されると、上
記スプール弁子128がロックされるようになってい
る。これも、2−3タイミング弁98の油室138とB
3コントロール弁92の油室112とが接続されている
ことから、第1速および第2速の状態では2−3タイミ
ング弁98の油室138の容積変化を阻止して、B3コ
ントロール弁92の調圧作動に影響を与えないようにす
るためである。
【0031】C0エキゾースト弁150は、第3電磁弁
S3の出力圧PS3および油路L01内の油圧に従って閉
位置に位置させられるが、第4電磁弁S4の出力圧PS4
に従って開位置に位置させられるスプール弁子152を
備え、図示しない4−5シフト弁が第4速以下の切り換
え状態であるときにそれを経由して供給されるライン圧
L を、第2速および第5速時以外のときにクラッチC
0およびC0アキュムレータ154に供給する。
【0032】以上のように構成された変速制御装置にお
いて、たとえば図7に示すように、1→2変速出力が出
された以後の第2速ギア段への変速途中、すなわちブレ
ーキB3の係合完了前において2→3変速判断が行われ
る多重変速が行われ且つそれと同時に第3速ギア段への
変速出力が出された場合には、2−3シフト弁90がそ
の第2速側から第3速側へ切り替えられる。このため、
2−3シフト弁90からの前進レンジ圧PD がB3コン
トロール弁92の油室110に供給されてそのスプール
弁子104が開位置にロックされる一方、これと同時
に、2−3シフト弁90を介して油路L01とL04と
の接続が行われるとともに、2−3タイミング弁98の
油室136内の作動油が2−3シフト弁90を通して排
出されて2−3タイミング弁98の調圧作動が開始され
る。
【0033】しかし、B3コントロール弁92のスプー
ル弁子104や2−3タイミング弁98のスプール弁子
128の摺動抵抗、各油路の通油特性の相違が存在し、
上記の切り替え時においてB3コントロール弁92のス
プール弁子104のロック側への切り替わりが2−3タ
イミング弁98のスプール弁子128の調圧開始よりも
僅かに早く行われる場合には、2−3タイミング弁98
の供給ポート124の前進レンジ圧PD がブレーキB3
へ作用して、図7の破線に示すように、ブレーキB3内
にサージ圧が発生するとともに、それに起因する変速シ
ョックが発生する不都合がある。なお、このような変速
ショックは、ブレーキB3の圧力PB3が不連続に変化す
ることに起因するものであり、B3コントロール弁92
および2−3タイミング弁98の調圧特性に前述のよう
に相違があれば、それらのロック機構の有無に拘わらず
発生する。
【0034】図8は、上記のような多重変速においても
変速ショックを発生しないようにする、変速用電子制御
装置78による変速作動の要部を説明するフローチャー
トである。図のステップSS1においては、第1速ギヤ
段から第2速ギヤ段への変速中であるか否か、換言すれ
ば1→2変速出力が出されてからブレーキB3の係合が
完了して第2速ギヤ段が成立する迄の区間であるか否か
が予め設定された基準時間或いはリニヤソレノイド弁SL
U の駆動信号などに基づいて判断される。
【0035】上記ステップSS1の判断が肯定された場
合には、ステップSS2においてフラグFの内容が
「1」であるか否かが判断される。このフラグFは、そ
の内容が「1」であるときに、1→2変速途中において
イナーシャ相の開始前に2→3変速判断が行われたこと
を示すものである。当初はフラグFの内容が「0」にク
リアされていることからステップSS2の判断が否定さ
れるので、続くステップSS3において1→2変速中に
おいてイナーシャ相が開始されたか否かが判断される。
このイナーシャ相の開始とは、第2速ギヤ段を成立させ
るためのブレーキB3の係合により自動変速機14の変
速比γが減少しようとしてエンジン10のイナーシャト
ルクの発生が開始する時点であり、通常はエンジン回転
速度Ne またはタービン回転速度NT の低下開始により
検出される。
【0036】1→2変速出力からの時間が比較的経過し
ている場合には、上記ステップSS3の判断が否定され
るので、ステップSS4において2→3変速が禁止され
てから、本ルーチンが終了させられる。この2→3変速
の禁止は、第1速、第3速、第4速、第5速への変速出
力を禁止することも含んでおり、このような第2速変速
以外の変速出力を禁止することにより、イナーシャ相の
開始後には2→3変速判断があったとしても一旦ブレー
キB3の係合を完了させて第2速ギヤ段を達成させるこ
とを意図している。そして、以上のステップが繰り返し
実行されるうち、1→2変速が終了すると、ステップS
S1の判断が否定されるので、ステップSS12にてフ
ラグFの内容が「0」にクリアされた後、ステップSS
13において1→3変速中であるか否かが判断される。
イナーシャ相開始後であれば、後述のステップSS10
による1→3変速が行われないので、上記ステップSS
13の判断が否定され、ステップSS14において2→
3変速の禁止が解除される。このため、1→2変速中に
おいてイナーシャ相が開始された後にはステップSS4
によって2→3変速が禁止されるので、その間に2→3
変速判断があっても実行されないが、第2速ギヤ段が達
成された後においてはステップSS14により2→3変
速の禁止が解除されるので、2→3変速判断に従って、
図示しないステップにより第2速ギヤ段の達成後に2→
3変速出力が行われて第3速ギヤ段が達成される。な
お、上記2→3変速の禁止区間において2→3変速判断
があったことが図示しないステップにより検出された場
合には、その禁止区間の終了後において実行される図示
しないステップによりただちに2→3変速出力が行われ
る。
【0037】しかし、1→2変速出力の直後では上記ス
テップSS3の判断が肯定されるので、ステップSS5
において1→2変速中の2→3変速判断が行われたか否
か、換言すれば多重変速判断が行われたか否かが判断さ
れる。このステップSS5の判断が否定された場合に
は、本ルーチンが終了させられる。しかし、上記ステッ
プSS5の判断が肯定された場合には、多重変速判断が
行われた状態であるので、ステップSS6においてフラ
グFの内容が「1」にセットされ、ステップSS7にお
いてタイマカウンタTの内容がクリアされると同時に計
数が開始され、ステップSS8において第1速ギヤ段を
成立させるための変速出力、すなわちそれまで出されて
いたブレーキB3を係合させる変速出力に換えてクラッ
チC1を係合させ且つブレーキB3を解放させるための
変速出力が出される。この第1速ギヤ段を成立させるた
めの変速出力が出力されると、1−2シフト弁88およ
び2−3シフト弁90を通して、ブレーキB3に連通す
る油路L01が1−2シフト弁88のドレンポート86
に接続されてブレーキB3が解放される。また、上記ス
テップSS8においては、リニヤソレノイド弁SLU の出
力圧PSLU が零とされ或いは第3電磁弁S3の出力圧P
S3が出力されることにより、ブレーキB3に作動油が供
給されないようにされる
【0038】次の制御サイクルでは、前記ステップSS
1に続くステップSS2の判断が肯定されるので、ステ
ップSS9において前記タイマカウンタTの内容が予め
設定された判断基準値T0 以上となったか否かが判断さ
れる。この判断基準値T0 は、ブレーキB3の解放が完
了する時間に充分に相当するように予め設定されてい
る。このステップSS9の判断が否定された場合は前記
ステップSS8以下が再び実行されてブレーキB3の解
放が継続される。
【0039】以上のステップが繰り返し実行されるう
ち、上記ステップSS9の判断が肯定されると、ブレー
キB3の解放が完了した状態であるので、ステップSS
10において第3速ギヤ段を成立させるためにブレーキ
B2を係合させる変速出力、すなわち1→3変速出力が
出され、1−2シフト弁88および2−3シフト弁90
が切り替えられる。これにより、前進レンジ圧PD が油
路L03を通してブレーキB2およびB2アキュムレー
タ100へ供給される。そして、ステップSS11で
は、1→2変速出力が終了させられるとともに、前記フ
ラグFの内容が「0」にクリアされてから本ルーチンが
終了させられる。これにより、ブレーキB2が係合させ
られて第3速ギヤ段が達成される。
【0040】上記ステップSS11によって1→2変速
出力が終了させられると、続く制御サイクルにおけるス
テップSS1の判断が否定されるので、ステップSS1
2においてフラグFの内容が「0」にクリアされてか
ら、ステップSS13において1→3変速中であるか否
かが判断される。前記ステップSS10が実行された当
初は上記ステップSS13の判断が肯定されるので、ス
テップSS10以下が再び実行される。しかし、ブレー
キB2の係合が完了して1→3変速が終了した状態とな
ると、ステップSS13の判断が否定されるので、ステ
ップSS14において前記ステップSS4により禁止さ
れた2→3変速が解除される。
【0041】上述のように、本実施例によれば、変速制
御手段に対応する変速用電子制御装置78により、換言
すればステップSS4により、1→2変速中であってイ
ナーシャ相開始後には2→3変速が禁止され、第2速ギ
ヤ段が達成された後にはステップSS14により2→3
変速の禁止が解除されるので、第2速ギヤ段の成立した
後に第3速ギヤ段への変速出力が行われるようにされ
る。したがって、B3コントロール弁92の調圧作動中
に2−3タイミング弁98の調圧作動が開始されてそれ
に切り替えられることがなくなるので、図7の実線に示
すように、ブレーキB3の解放期間或いは係合期間の油
圧の不連続な変動が好適に抑制され、その変動に起因す
る変速ショックが好適に解消される。
【0042】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0043】たとえば、前述の実施例の自動変速機14
では、ブレーキB3の係合および解放に基づいて第2速
ギヤ段および第3速ギヤ段が達成されるように構成され
ていたが、他の摩擦係合装置の係合および解放に基づい
て他の2つのギヤ段がそれぞれ達成されるように構成さ
れていてもよい。
【0044】また、前述の実施例では、B3コントロー
ル弁92によるブレーキB3の係合開始圧の調圧作動が
完了してから、2−3タイミング弁98によるブレーキ
B3のドレン圧の調圧作動が開始されるように構成され
ていたが、逆であっても差支えない。すなわち、3→2
変速の実行中に2→1変速判断が行われた場合でも、本
発明が適用され得るのである。
【0045】また、前述の図8のフローチャートは、同
様の制御機能を達成する範囲でステップが追加された
り、或いはステップ内容の変更が行われても差支えな
い。
【0046】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の変速制御装置によってギヤ
段が制御される車両用自動変速機の構成を説明する骨子
図である。
【図2】図1の自動変速機における、複数の摩擦係合装
置の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関
係を示す図表である。
【図3】図1の自動変速機を制御する油圧制御回路およ
び電気制御回路を含むブロック線図である。
【図4】図3のシフトレバーの操作位置を説明する図で
ある。
【図5】図3の油圧制御回路の要部を説明する図であ
る。
【図6】図3の油圧制御回路の要部を説明する図であ
る。
【図7】図8の制御によって得られる作動を説明するタ
イムチャートである。
【図8】図3の変速用電子制御装置の作動の要部を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
14:自動変速機 78:変速用電子制御装置(変速制御手段) 92:B3コントロール弁(第1の調圧弁) 98:2−3タイミング弁(第2の調圧弁) B2:ブレーキ(第2の油圧式摩擦係合装置) B3:ブレーキ(第1の油圧式摩擦係合装置) ステップSS5:多重変速検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 63/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の油圧式摩擦係合装置の係合に基づ
    いて第1のギヤ段が成立させられ、該第1の油圧式摩擦
    係合装置の解放に基づいて第2のギヤ段が成立させられ
    る形式の車両用自動変速機において、該第1の油圧式摩
    擦係合装置の係合期間の油圧を調圧する第1の調圧弁
    と、該第1の油圧式摩擦係合装置の解放期間の油圧を調
    圧する第2の調圧弁とを備えた形式の変速制御装置であ
    って、 前記第1のギヤ段および第2のギヤ段の一方を成立させ
    る変速過程においては該一方のギヤ段の変速が終了する
    までは他方のギヤ段への変速を禁止することにより、該
    一方のギヤ段の成立した後に該他方のギヤ段への変速出
    力を行うようにする変速制御手段を、含むことを特徴と
    する車両用自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のギヤ段を成立させる変速過程
    において前記第2のギヤ段に変速させる変速判断が行わ
    れたことを検出する多重変速検出手段を備え、 前記変速制御手段は、該多重変速検出手段により前記第
    1のギヤ段を成立させる変速過程において前記第2のギ
    ヤ段に変速させる変速判断が行われたことが検出された
    場合には、前記第2のギヤ段への変速判断がイナーシャ
    相の開始前である場合には、一旦前記第1の油圧式摩擦
    係合装置の作動油を排出させた後に、該第2のギヤ段へ
    の変速出力を行うものである請求項1の車両用自動変速
    機の変速制御装置。
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