JP2959423B2 - カプセル用皮膜組成物 - Google Patents
カプセル用皮膜組成物Info
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/4816—Wall or shell material
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Description
成するためのカプセル用皮膜組成物に関し、更に詳述す
ると、基剤としてヒドロキシプロピルメチルセルロース
を用いたカプセル用皮膜組成物に関する。
医療用硬カプセルは、ゼラチンを基剤とし、これにグリ
セリン、ソルビット等の可塑剤、不透明化剤、染料、顔
料等を配合した皮膜組成物により形成されており、この
場合これら成分を配合したゼラチン水溶液中に成形用の
ピンを浸漬し、該成形ピン周囲にゼラチン水溶液を付着
させて、これを乾燥させることによってカプセルを成形
することにより製造されている。
組成物は、その可塑性等の特性が水分含有量に大きく依
存し、水分含有量が少ないと耐衝撃性が低下して薬剤充
填時の衝撃に耐えられなくなる場合があり、また保存時
の乾燥等による水分含有量の低下によって、皮膜が収縮
してカプセルを構成するキャップとボディーとの嵌合が
緩くなるなどの不都合を生じることもある。
を常に一定に保つ必要があるが、最適な水分含有量が1
0〜15重量%と比較的多量の水分含有量を必要とする
ため、充填薬剤が加水分解を受けやすい場合や、相互作
用のある2種以上の薬剤を混合したものである場合など
には、皮膜中に含有される水分の影響により薬剤の力価
の低下、変質、変色、更にはカプセル皮膜の不溶化等が
生じるおそれがある。このため、充填薬剤の特性等に応
じてカプセルの材質を選択できるようにゼラチン以外の
物質を基剤とするカプセルの開発が望まれる。
用カプセルとしては、水溶性セルロース誘導体を基剤と
したカプセルが提案されており、具体的には水溶性セル
ロースエーテルの水溶液から水溶性セルロースエーテル
を基剤とするカプセルを製する方法(特公昭47−43
10号公報)、水溶性セルロースエーテルにポリビニル
アルコール(PVA)を配合し、その水溶液からカプセ
ルを製する方法(特開昭61−100519号公報、同
62−266060号公報)等が知られている。
セルロース誘導体の水溶液に成形ピンを浸漬した後、成
形ピン又はこのピンに付着した皮膜を加熱し、ゲル化、
成形するもので、この際加熱が十分でないと皮膜がゲル
化固化せずに成形ピンからずり落ちてしまったり、加熱
温度が高すぎるとゲル化時の皮膜に皺が入り易い等の問
題がある。更に、水溶性セルロース誘導体にPVAを配
合した水溶液からカプセルを製する場合には、成形ピン
に付着した水溶性セルロース誘導体を高温の水中に浸漬
してゲル化させるが、この際僅かにゲル成形物が水中に
溶け出し、このため均一な皮膜を得ることが困難になる
上、ゼリー強度が小さいために乾燥後のカプセル皮膜を
成形ピンから剥ぎ取る際、該皮膜に割れが発生すること
が多いという問題もある。またいずれにしても、これら
の方法では水分含有量が少ないカプセル皮膜を得ること
は困難である。
加熱したり、皮膜が付着した成形ピンを高温の水中に浸
漬するといった特別な装置と操作を必要とし、通常のゼ
ラチンカプセルの製造装置をそのままで利用することが
できないという欠点がある。
するため、水溶性セルロース誘導体を基剤とし、この基
剤にゲル化剤及びゲル化補助剤を添加したカプセル用皮
膜組成物を用いて成形した水分含有量の少ない医薬用硬
カプセルを先に提案している(特開平3−279325
号公報)。このカプセルは、従来のゼラチンカプセルと
ほぼ同等の性能を有する上、その製造も従来のゼラチン
カプセルの製造方法及び製造装置をそのまま利用できる
ものである。
により、このカプセルは、特殊な条件下では従来のゼラ
チンカプセルに比べてその溶解性(崩壊性)が劣る場合
があることが判明した。即ち、このカプセルを形成する
皮膜組成物の好適な一処方として、基剤の水溶性セルロ
ース誘導体としてヒドロキシプロピルメチルセルロース
を用い、これにゲル化剤としてカラギーナン、ゲル化補
助剤としてカリウムイオンを配合した組成物があるが、
このような処方の皮膜組成物はカルシウムイオンが存在
する特殊な条件下では、その崩壊に長時間を要する場合
があることが見い出され、カルシウムイオンを多量に含
有する飲食物、例えば牛乳を飲食した後にこの皮膜組成
物で形成したカプセルを用いた薬剤を服用した場合、カ
プセル皮膜の崩壊性が劣化し、このため薬剤が十分に吸
収されず、薬剤の効果が十分に発揮されないおそれがあ
ることが判明した。従って、この点を改善し、水溶性セ
ルロース誘導体を基剤としたカプセルの性能を更に向上
させることが望まれる。
で、カルシウムイオンが多量に存在する特殊な条件下で
も崩壊性の低下を生じることなく、良好な性能を確実に
発揮することができる水溶性セルロース誘導体を基剤と
したカプセル用皮膜組成物、及び該組成物を用いたカプ
セル製剤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、基剤の
水溶性セルロース誘導体としてヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース(以下、HPMCと略す)を用い、これに
ゲル化剤としてカラギーナンを配合すると共に、カリウ
ムイオン等のゲル化補助剤を添加した皮膜組成物は、ゲ
ル化剤としてカラギーナンを配合し、このカラギーナン
を上記ゲル化補助剤でゲル化させることによりHPMC
の形成性を向上させたものであるが、この皮膜組成物の
崩壊性がカルシウムイオンの存在下で低下する理由は、
カルシウムイオンが皮膜組成物中にゲル化剤として配合
されたカラギーナンの溶解を妨害するためであることを
見い出した。
基剤のHPMCとして比較的低粘度のものを用いて基剤
の配合割合を大きくすると共に、ゲル化補助剤の増量に
よって良好な成形性を確保し得る範囲でゲル化剤のカラ
ギーナンの配合割合を可及的に小さくすることにより、
カルシウムイオンの存在による崩壊性の低下を防止し得
ることが見い出され、更に検討を進めることにより、H
PMCとして2%水溶液の20℃における粘度が2.4
〜5.4センチストークスであるものを用いると共に、
各成分の配合割合を基剤のHPMC18〜28重量部、
ゲル化剤のカラギーナン0.01〜0.1重量部、ゲル
化補助剤0.05〜0.6重量部とした皮膜組成物がカ
ルシウムイオンの存在下でも良好な崩壊性を確実に発揮
し、カプセル皮膜として従来のゼラチン皮膜と変わらな
い良好な性能を発揮し得ることを見い出し、本発明を完
成したものである。
の20℃における粘度が2.4〜5.4センチストーク
スであるヒドロキシプロピルメチルセルロースを18〜
28重量部、ゲル化剤としてカラギーナンを0.01〜
0.1重量部、及びゲル化補助剤としてカリウムイオ
ン、カルシウムイオン又はこれらの両方を0.05〜
0.6重量部含有してなることを特徴とするカプセル用
皮膜組成物、及び該皮膜組成物で形成された硬カプセル
中に薬剤を充填してなることを特徴とするカプセル製剤
を提供するものである。
組成物がカルシウムイオンの存在下でも良好な崩壊性を
発揮する理由は明確ではないが、以下の理由によると推
測される。
に、ゲル化補助剤によりゲル化剤のカラギーナンをゲル
化させることによって、HPMCの成形性を向上させた
ものであり、この場合カラギーナンのゲル化作用は、図
1に示したように、ゲル化補助剤の作用により、カラギ
ーナンの分子同士が二重らせん構造を形成して(B
図)、3次元のネットワークを形成することによりゲル
化するものである。そして、このようなゲル化したカラ
ギーナンがカルシウムイオンに接触すると、二重らせん
構造が増加して3次元ネットワークが強化され(C
図)、また隣接する二重らせん構造間の隣接した硫酸基
間に架橋が生じて3次元ネットワークが安定化し、ゲル
の硬さが増して溶解性(崩壊性)が劣化するものと考え
られる。しかしながら、本発明の皮膜組成物にあって
は、上述のように、HPMCとして低粘度品を用いるこ
とにより該HPMCの配合割合を大きくすると共に、ゲ
ル化補助剤の増量により良好な成形性を保持し得る範囲
で可及的にゲル化剤のカラギーナンの配合割合を小さく
したことによって、HPMCに対するカラギーナンの絶
対量が非常に少なく設定されているので、カルシウムイ
オンとの接触によりカラギーナンの二重らせん構造が増
加し、また二重らせん構造の硫酸基間に架橋が生じて
も、カラギーナン分子同士の絡み合いによる編み目構造
が比較的粗な状態で保持され、強固にゲル化することな
く、良好な崩壊性を保持し得るものと推測されるもので
ある。
本発明のカプセル用皮膜組成物は、上述したように、基
剤としてヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPM
C)を用い、これにゲル化剤としてカラギーナンを配合
すると共に、このカラギーナンをゲル化させるゲル化補
助剤を配合し、かつカルシウムイオンが多量に存在する
特殊な条件下でも良好な崩壊性を発揮できるように、上
記HPMCの粘度及び各配合成分の配合割合を最適化し
たものである。
は、通常の市販粉末品を使用することができるが、本発
明では2%水溶液の20℃における粘度が2.4〜5.
4センチストークス(以下、cstと略す)、好ましく
は3.0〜4.6cstの低粘度品が用いられる。この
場合、HPMCの上記粘度が2.4cst未満である
と、本発明皮膜組成物を浸漬法により得るための浸漬液
の粘度が低くなりすぎて良好に本発明皮膜組成物を成形
することができず、一方5.4cstを超えると浸漬液
の粘度が高くなりすぎるためHPMCの配合量を少なく
しなければならず、このため相対的にゲル化剤の配合割
合が増大し、本発明の目的を達成することができなくな
る。
化学工業社製TC−5Mタイプ(20℃での2%水溶液
粘度4.5cst)、TC−5Eタイプ(同3.0cs
t)等のHPMCを挙げることができる。この場合、こ
れらのHPMCを単独で用いてもよいが、これらを適宜
混合して粘度を3.0〜4.6cstの好ましい粘度範
囲に調整して用いることが好ましく、更に他のHPMC
(更に低粘度のものや、比較的高粘度のもの)を適宜混
合して粘度を上記粘度範囲に調節して用いることもでき
る。
成分に対して18〜28重量部、好ましくは19〜25
重量部である。この場合、HPMCの配合割合が上記1
8〜28重量部の範囲を逸脱すると、後述するカプセル
成形の際に種々の不都合が生じる。即ち、本発明皮膜組
成物をカプセル成形品として得る場合、後述するよう
に、本皮膜組成物の水溶液中にカプセル成形ピンを浸漬
して該成形ピンの外周に水溶液を付着させ、これを乾燥
させるものであるが、HPMCの配合割合が18重量部
未満であると相対的にゲル化剤の配合割合が多くなって
本発明の目的が達成し得ず、他方28重量部を超えると
相対的にゲル化剤の配合割合は小さくなるものの浸漬液
の粘度が高くなり過ぎて浸漬法によりカプセル被膜を成
形することが困難になる。
ギーナンには、イオタ(ι)、カッパ(κ)、ラムダ
(λ)の3種類があり、これらの中でゲル化能を有する
ι−カラギーナン,κ−カラギーナンを用いることがで
きるが、本発明では特にκ−カラギーナンが好適に用い
られる。
MCに対して0.01〜0.1重量部、好ましくは0.
07〜0.09重量部である。この場合、カラギーナン
の配合割合が0.01重量部未満であると良好なゲル化
度が得られずに、浸漬法により皮膜成形を行う際に十分
な厚さの皮膜組成物が得られず、一方0.1重量部を超
えるとカルシウムイオンの存在下での崩壊性が低下し、
本発明の目的を達成できない。
ル化補助剤は、使用するカラギーナンの種類に応じてカ
リウムイオン、カルシウムイオン又はこれらが併用さ
れ、ι−カラギーナンに対してはカルシウムイオン、κ
−カラギーナンに対してはカリウムイオンが用いられる
が、特に上記ゲル化剤としてκ−カラギーナンを用い、
そのゲル化補助剤としてカリウムイオンを用いることが
好ましい。この場合、カリウムイオンは塩化カリウム、
リン酸カリウム、クエン酸カリウム等の水溶性化合物と
して配合することができ、またカルシウムイオンは塩化
カルシウム等の水溶性化合物として配合することができ
る。
MC及びゲル化剤に対してイオン量として0.05〜
0.6重量部、好ましくは0.06〜0.1重量部とさ
れる。この場合、このゲル化補助剤の配合割合が0.0
5重量部未満であると上記ゲル化剤のカラギーナンが十
分にゲル化せず、浸漬法により皮膜成形を行う際に十分
な厚さの皮膜組成物が得られず、一方0.6重量部を超
えると浸漬水溶液にゲル化膜が生じて浸漬法による皮膜
形成が困難になり、また得られた皮膜の崩壊性も低下す
る。
剤のHPMC、ゲル化剤のカラギーナン及びゲル化補助
剤を上記配合割合で含有するものであり、このような組
成にしたことによりカルシウムイオンが存在する環境下
でも良好な崩壊性を示すものであるが、更に好ましく
は、0.1mm厚の皮膜を37℃の0.1M塩化カリウ
ム水溶液中に浸漬した場合の開口時間が4分以内、より
好ましくは2.5分以内であることが好ましい。即ち、
カリウムイオンは、カルシウムイオンと同様の機構によ
りにカラギーナンの溶解性を阻害し、むしろその阻害性
はカルシウムイオンよりも強いと考えられ、従ってカリ
ウムイオンの存在下での溶解性によりカルシウムイオン
の存在下における溶解性を確実に評価し得、上記の塩化
カリウム水溶液に対する溶解特性を有するものであれ
ば、カルシウムイオンが多量に存在する環境下でも従来
のゼラチン皮膜と遜色のない極めて良好な崩壊性を確実
に示すものである。なお、本発明の皮膜組成物は、上記
溶解時間が4分以上のものであってもカルシウムイオン
の存在下において実用上十分な溶解性は得られるもので
ある。
PMC,ゲル化剤及びゲル化補助剤を上記条件を満足す
る範囲で含有するものであるが、この本発明皮膜組成物
には公知のカプセル皮膜組成物と同様に必要に応じて色
素,顔料等の着色剤又は不透明化剤、及び香料等の各種
添加剤を通常量配合することができる。なお、本発明皮
膜組成物の水分含有量は、通常3〜6重量%程度とな
り、低含水率の硬カプセルを形成することができる。
知のゼラチンカプセルを製する場合と同様に公知の浸漬
法に従ってカプセル形状に成形された状態で製造され
る。即ち、上記HPMC、ゲル化剤、ゲル化補助剤、更
に必要に応じて上記添加剤を上記配合割合で配合した水
溶液からなる浸漬液にカプセル成形用の成形ピンを一旦
浸漬して引き上げることにより該成形ピンの周囲に浸漬
液を付着させ、これを乾燥させてカプセルボディー或い
はキャップを成形した後、成形ピンからこれを剥ぎ取る
ことによりカプセルのボディー又はキャップ形状に成形
された本発明皮膜組成物が得られ、これを所定寸法に裁
断することにより本発明皮膜組成物からなる医薬用硬カ
プセルを製造することができる。
物を得る際、上記成形ピンを浸漬する浸漬液は48〜5
5℃、特に51〜53℃の温度に調整しておくことが好
ましく、この温度範囲外では浸漬液のゼリー粘度が微妙
に変化し、成形ピンへの浸漬液の付着が良好に行われ
ず、その結果均一なカプセル皮膜を得るのが困難になる
場合がある。また、成形ピンの周囲に付着した浸漬液の
乾燥は、特に制限されるものではないが、25〜35
℃,40〜60分の条件で行うことが好ましく、この乾
燥工程により成形ピンに付着した浸漬液を濃縮して安定
な皮膜とするものである。なお、その他の条件は、通常
のゼラチンカプセルを製造する場合と同様の条件とする
ことができる。
プセルは、医薬用として非常に好適なものであるが、そ
の他食品等の種々の用途にも好適に使用し得る。
た成形性を有する上、カルシウムイオンが多量に存在す
る特殊な条件下でもゼラチン皮膜と同等の良好な崩壊性
を示し、例えばカルシウムイオンが多量に含有されてい
る牛乳を飲食した後に服用した場合であっても、本発明
皮膜組成物で形成したHPMCカプセルは、良好に崩壊
して従来のゼラチンカプセルと同等の性能を発揮するこ
とができ、HPMCを基剤とした硬カプセルの有用性を
向上させるものである。
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。 [実施例1及び比較例] 約75℃の精製水に塩化カリウムを加えて溶解し、更に
κ−カラギーナン及び着色剤(酸化チタン)を加えて撹
拌しながら溶解した。次いで、この溶解液にヒドロキシ
プロピルメチルセルロース(HPMC)を撹拌しながら
投入して分散させた後、該溶液温度を50℃に下げてH
PMCを撹拌しながら溶解し、その後数時間静置して脱
泡し、下記表1に示した2種類の浸漬液を得た。
知のカプセル製造装置に仕込み、浸漬液の温度を52℃
に保持しながら常法に従って表1に示した組成の皮膜組
成物(厚さ0.1mm)からなる2種類の2号カプセル
を製造した。
0.3gを充填し、これを0.1モル濃度の塩化カリウ
ム水溶液(37℃)中に浸漬し、日本薬局方崩壊試験器
を用いて開口時間を測定した。測定は三回行い、その平
均値を求めた。結果を表2に示す。なお、対照として従
来のゼラチンカプセルについても同様の開口時間を測定
した。結果を表2に併記する。
しとして入れ、これを37℃に保持した牛乳中に浸漬
し、日本薬局方崩壊試験器を用いてカプセルが開口する
までの時間を測定した。測定は三回行い、その平均値を
求めた。結果を表3に示す。なお、対照として従来のゼ
ラチンカプセルについても同様の開口時間を測定した。
結果を表3に併記する。
用皮膜組成物は、カルシウムイオンが多量に存在する牛
乳中でも従来のゼラチンカプセルと同等の良好な崩壊性
を示すことが確認された。
として通常のゼラチンカプセルについて、日本薬局方
(第12局)に規定された第1液及び第2液に対する崩
壊性を次の方法で評価した。即ち、上記実施例1の本発
明カプセル及びゼラチンカプセルにそれぞれアセトアミ
ノフェン20重量部とコーンスターチ280重量部との
混合物300mgを充填し、これを上記第1液及び第2
液に浸漬し、パドル法により100rpmで試験液を撹
拌しながら内容物の溶出率を測定した結果を図2,3に
示す。
プセルは、日本薬局方に規定された第1液及び第2液に
対して、従来のゼラチンカプセルと同等の崩壊性を示し
ており、本発明の皮膜組成物で形成した硬カプセルは、
医薬用カプセルとして有用であることが確認された。
用皮膜組成物の他の組成及びその浸漬液の組成を下記表
4に例示する。なお、下記の例において浸漬液から皮膜
を得る方法は上記実施例1と同様にして行うことができ
る。
ある。
たカプセル及び従来のゼラチンカプセルを日本薬局方に
規定された第1液中に浸漬した際の内容物の溶出率を示
すグラフである。
たカプセル及び従来のゼラチンカプセルを日本薬局方に
規定された第2液中に浸漬した際の内容物の溶出率を示
すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 基剤として2%水溶液の20℃における
粘度が2.4〜5.4センチストークスであるヒドロキ
シプロピルメチルセルロースを18〜28重量部、ゲル
化剤としてカラギーナンを0.01〜0.1重量部、及
びゲル化補助剤としてカリウムイオン、カルシウムイオ
ン又はこれらの両方を0.05〜0.6重量部含有して
なることを特徴とするカプセル用皮膜組成物。 - 【請求項2】 0.1mm厚の皮膜を37℃の0.1M
塩化カリウム水溶液中に浸漬した場合の開口時間が4分
以内である請求項1記載のカプセル用皮膜組成物。 - 【請求項3】 ゲル化剤のカラギーナンがκ−カラギー
ナンであり、かつゲル化補助剤がカリウムイオンである
請求項1又は2記載のカプセル用皮膜組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のカ
プセル用皮膜組成物で形成された硬カプセル中に薬剤を
充填してなることを特徴とするカプセル製剤。
Priority Applications (5)
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JP6-323581 | 1994-12-01 | ||
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DE (1) | DE69520194T2 (ja) |
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