JP2956768B2 - カードの個別情報印字方法 - Google Patents

カードの個別情報印字方法

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JP2956768B2 JP63129314A JP12931488A JP2956768B2 JP 2956768 B2 JP2956768 B2 JP 2956768B2 JP 63129314 A JP63129314 A JP 63129314A JP 12931488 A JP12931488 A JP 12931488A JP 2956768 B2 JP2956768 B2 JP 2956768B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリペイドカード等のカード基材面に、個
別情報を印字するカードの個別情報印字方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
テレホンカード,オレンジカード,ハイウェイカー
ド,Uカード等の種々のカードが発行されている。
従来、このようなカードに後から個別情報を印字する
には、箔転写による印字方法や、プリンタによる印字方
法があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前者の箔転写による印字方法は、ヒートプレス装置の
印字ユニットを用いて、転写箔をカード基材上に転写す
るので、数字,文字,模様等の印字する一つの情報ごと
に別の印字ユニットを作製しなければならず、コスト,
日程,工程等から考えて個別情報を印字するのには適さ
なかった。
また、後者のプリンタによる印字方法は、カード基材
の表面が印字適性に欠けることから、乾燥に時間がかか
るとともに、時間の経過により擦れ落ちてしまうという
問題点があった。
本考案は、従来の同一情報を大量に印刷するシステム
の印刷に対して、任意のパーソナルなデータを豊富な書
体を使用して迅速に印字できるようにするとともに、そ
のデータ(個別情報)をカード基材面に適性に印字でき
るカードの個別情報印字方法を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、カー
ド基材上の印字予定部に印字適性を向上させるアンカー
コート層を形成するアンカーコーティング工程と、前記
アンカーコーティング工程で形成したアンカーコート層
上に印字装置のプリンタで個別情報を印字する個別情報
印字工程と、前記個別情報印字工程で印字した部分の表
面を保護する紫外線硬化樹脂からなるトップコート層を
転写法によって形成するトップコーティング工程とを含
むカードの個別情報印字方法である。
〔実施例〕
上記の本発明について、以下に実施例をあげ、さらに
具体的に説明する。
第1図は、本発明によるカードの個別情報印字方法の
実施例を示した工程図、第2図は、前記実施例印字方法
により印字されたカードを示した図、第3図は、前記実
施例印字方法の個別情報印字工程に使用する印字装置を
示した図である。
アンカーコーティング工程11は、カード基材21上の印
字予定部に印字適性を向上させるアンカーコート層22を
形成する工程である。
アンカーコート層22は、カード基材21の材質によって
その材質や形成方法を適宜選択して、カード基材21上に
形成してある。例えば、カード基材21の材質が、ポリエ
ステル,ポリプロピレン,塩化ビニル等のプラスチック
であれば、ポリエステル系のアンカー剤あるいは塩素化
ポリプロピレン系のアンカー剤等の各種アンカー剤を用
いてコーティング方式により形成したり、また、無機顔
料をバインダーとしての樹脂(紫外線硬化樹脂を含む)
に練り込んだマットインキを用いてオフセット印刷ある
いはシルクスクリーン印刷等により形成したり、あるい
はまた、マイクロシリカ等の顔料を塩化ビニル/酢酸ビ
ニル共重合体に練り込んで箔状に成形した転写箔を用い
てホットスタンプによる熱転写方式で形成したりするこ
とができる。
個別情報印字工程12は、アンカーコーティング工程11
で形成したアンカーコート層22上に、第3図に示すよう
な印字装置3のホストコンピュータ31で検索等された個
別情報を、そのプリンタ35を用いて印字することによ
り、印字部23を形成する工程である。
個別情報は、ホストコンピュータ31上で、通常のデー
タベースソフトウエアを利用して、検索,ソート等した
結果を使用できる。個別情報としては、シリアルナンバ
ー,会員ナンバー,分類ナンバー,住所,氏名,年令,
メッセージ,簡単な絵柄,バーコード等を対象とするこ
とができ、印字形態としては、カタカナ,ひらがな,漢
字等の明朝体,ゴチック体,毛筆体等を、数字,アルフ
ァベットのイタリック体,ボルドー体,ローマン体等を
選択でき、文字の大きさ等も適宜変更することができ
る。
印字装置3は、検索等の機能があるホストコンピュー
タ31と、個別情報を予め入力するキーボード32と、ディ
スプレィ33と、個別情報が記録されている外部記憶装置
34と、プリンタ35とから構成されている。また、プリン
タ35としては、ドットインパクト方式,熱転写方式,レ
ーザビーム方式,活字方式,昇華転写方式,インクジェ
ット方式等のいずれの方式のものであってもよい。
トッピコーティング工程13は、個別情報印字工程12で
印字した印字部23の表面を保護するトップコート層24を
形成する工程である。
このトップコート層24は、ポリエステル,ポリエチレ
ン,塩化ビニル等のプラスチックフィルムを接着剤を介
して張り合わせたり、または、例えばOPニス,紫外線硬
化樹脂等の樹脂をコーティングし硬化させて塗膜を形成
したり、あるいは、フィルム状に形成された未硬化の紫
外線硬化樹脂を転写法により、カード基材21上に転写し
た後に、紫外線を照射して硬化した塗膜を形成したりし
て、少なくとも印字部23を被覆するようにカード基材21
上に設けられている。
次に、具体的な製造例を挙げて、さらに詳細に説明す
る。
カード1としてテレホンカードを用い、その表面の印
字予定部に、無機顔料と紫外線硬化樹脂からなる透明サ
インパネルインキを用いて、シルクスクリーン印刷によ
り塗布したのち、硬化させてアンカーコート層22を形成
した。
次に、そのアンカーコート層22上に、ホストコンピー
タ31で検索した個別情報を、活字式のプリンタ35を用い
て印字して、印字部23を形成した。
最後に、未硬化の紫外線硬化樹脂を層として転写する
転写シート(商品名、富士カラーアート受像フィルムCR
−T1)をヒートロールプレス装置を用いて、その印字部
23の上に転写したのち紫外線を照射して乾燥させ、トッ
プコート層24を形成した。
得られたテレホンカードには、個別情報が適性に印字
されており、表面を擦ってもその個別情報が落ちること
はなかった。
なお、本発明による印字方法は、プリペイドカード等
に限らず、身分証明書,会員証などの種々のカード類に
適用できる。
〔発明の効果〕 上記の本発明によれば、カード基材の印字予定部にア
ンカーコート層を設けるので、高品質の印字が可能にな
った。
また、検索,ソート等の機能がある印字装置のプリン
タで印字するので、任意の告別情報を印字できる。
さらに、印字部の上に、トップコート層を設けるの
で、時間の経過とともに、印字部が擦れ落ちることもな
くなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるカードの個別情報印字方法の実
施例を示した工程図、第2図は、前記実施例印字方法に
より印字されたカードを示した図、第3図は、前記実施
例印字方法の個別情報印字工程に使用する印字装置を示
した図である。 11……アンカーコーティング工程 12……個別情報印字工程 13……トップコーティング工程 2……カード 21……カード基材、22……アンカーコート層 23……印字部、24……トップコート層 3……印字装置 31……ホストコンピュータ 32……キーボード、33……ディスプレィ 34……外部記憶装置、35……プリンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード基材上の印字予定部に印字適性を向
    上させるアンカーコート層を形成するアンカーコーティ
    ング工程と、 前記アンカーコーティング工程で形成したアンカーコー
    ト層上に印字装置のプリンタで個別情報を印字する個別
    情報印字工程と、 前記個別情報印字工程で印字した部分の表面を保護する
    紫外線硬化樹脂からなるトップコート層を転写法によっ
    て形成するトップコーティング工程と を含むカードの個別情報印字方法。
JP63129314A 1988-05-26 1988-05-26 カードの個別情報印字方法 Expired - Lifetime JP2956768B2 (ja)

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JPS5817179U (ja) * 1981-07-25 1983-02-02 大日本印刷株式会社 Idカ−ド
JPS60131282A (ja) * 1983-12-20 1985-07-12 Brother Ind Ltd 熱転写プリンタ−
JPS6147284A (ja) * 1984-08-13 1986-03-07 Olympus Optical Co Ltd インクジエツトプリンタ
JPH0662024B2 (ja) * 1986-11-11 1994-08-17 三菱電機株式会社 識別カ−ドの製造方法

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