JPH1079008A - カード - Google Patents

カード

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JPH1079008A
JPH1079008A JP8232956A JP23295696A JPH1079008A JP H1079008 A JPH1079008 A JP H1079008A JP 8232956 A JP8232956 A JP 8232956A JP 23295696 A JP23295696 A JP 23295696A JP H1079008 A JPH1079008 A JP H1079008A
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JP
Japan
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card
optical reading
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colored layer
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JP8232956A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Ito
則之 伊藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】JIS規格を満たし、かつ安価なLED光源を
用いた読み取り装置(リーダー)でも読み取り可能な高
密度に形成配置された光学読み取り用コード情報を有す
るカードを提供する。 【解決手段】白色コアシートの少なくとも一面に透明シ
ートを積層してなるカード基材の透明シート上に光学読
み取り用コード情報を設けてなり、少なくとも光学読み
取り用コード情報部分に相当する透明シート上に、光学
読み取り用コード情報の光学読み取り波長域での拡散反
射率が50%以上である不透明着色層を設けたカードで
あり、高密度バーコードであるほど読み取り効果を示
し、従来構成により読み取りが不可能なバーコードであ
っても、十分読み取りが行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレジットカー
ド、キャッシュカード、IDカードなどのプラスチック
カードに係り、表面に光学読み取り用コード情報を有す
るカードに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、カードには身分を証明するIDカ
ード、会員カードや金銭的価値を有するキャッシュカー
ド、クレジットカード、プリペイドカード、定期券、通
行券などとして幅広い分野で利用されている。とくに基
材は主に塩化ビニルを用いているが、これはクレジット
カードに関して材質・形状・寸法・物理特性など、さら
にはこれに施すエンボス文字の形状・位置・大きさ、磁
気ストライプの位置・物理特性などが規定されたJIS
X6301に基づき選定されてものであり、クレジッ
トカード以外のキャッシュカード、IDカードなどもこ
れに準じて扱われ、同じ材料が使用されることが多い。
【0003】このようなプラスチックカードのカード基
材として用いられる塩化ビニルシートは、白色不透明の
塩化ビニルシート(以下、白色コアシートとする)と、
その両面に100μm前後の透明な塩化ビニルシート
(以下、透明シートとする)がラミネート加工されてお
り、カード基材全体としては0.68〜0.80mmの
厚さとなっている。このような構成とする理由には、以
下の2つがある。一つは、カードに表示される可視情報
やデザインとして文字や絵柄等を白色コアシートと透明
シートの間に印刷形成することにより、印刷が内部に施
され、透明シートを保護層として作用するため、文字や
絵柄等の脱落、劣化を防止することができ、その耐久性
を向上させることができる。
【0004】二つめは、塩化ビニルは紫外線の照射に弱
いため、透明シートに紫外線吸収材を練り混んでおき、
カード基材の脱塩化水素を防止するためである。
【0005】このような理由により、現在用いられるカ
ード基材は塩化ビニルでは三層構造が基本となってい
る。
【0006】ところで、このようなカードは、磁気スト
ライプのような磁気記録手段を有する磁気カードや、光
カード、ICカードといった情報記録手段を設けること
が多くなり、さらに安定した記録と再生が可能な光学読
み取り用コード情報を、個人情報・カード固有情報の記
録に用いており、例えばバーコード、大容量を有する二
次元バーコードが利用されている。これらのコード情報
は、その下地、すなわち塩化ビニルシートとバーコード
部分との反射率が異なることを利用して読み取るもの
で、バーコードのバー(セル又はライン〔線〕)のある
部分は反射率を低く、バーの無い部分は反射率を高くす
ることによって、バーコードに照射された光が反射され
ると、その反射光をセンサーにより読み取り、何れか一
方を0、他方を1とした2値化情報として取り扱われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カードのよ
うな限られた面積内では、より大きな情報をバーコード
に与えるためには、バーの線幅・間隔を狭くするか、一
次元バーコードより大容量である二次元バーコードを用
いることになるが、これも情報量を増やすためにコード
の線幅やセル幅が狭くなり、また線間隔やセル間隔も同
時に狭くなるため、光の反射率の差を検出する場合に不
利となる問題がある。とくに、LEDを光源とする読み
取り装置(リーダー)を使用する場合には、光源の光量
が小さいため、光源を読み取りの際にコード情報のバー
にかなり接近させる必要があり、これにより各バーには
斜めに入射する光線が増えるため、カード基材の100
μm前後の厚みの透明シートを通して、白色コアシート
上にバーの太くなった影が映り込み、実際のバーよりも
太く見えるため、コントラストの低下が見られる。
【0008】この影の映り込みによりコントラストの低
下は、読み取り装置(リーダー)の種類によって程度が
異なり、例えば半導体レーザーを使用するものは、読み
取り時にバーーと読み取り装置(光源)との間隔をかな
り大きくとれるため、その影響は少ない。しかしなが
ら、LED光源では問題であり、半導体レーザーは価格
が高価であることから、LED光源を用いた読み取り装
置(リーダー)でも読み取り可能な高密度バーコードを
形成可能なカードが求められている。そこで、本発明は
JIS規格を満たし、かつ安価なLED光源を用いた読
み取り装置(リーダー)でも読み取り可能な高密度に形
成配置された光学読み取り用コード情報を有するカード
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべくな
された本発明は、請求項1に記載の発明は、白色コアシ
ートの少なくとも一面に透明シートを積層してなるカー
ド基材の前記透明シート上に光学読み取り用コード情報
を設けてなるカードにおいて、少なくとも光学読み取り
用コード情報部分に相当する透明シート上に、光学読み
取り用コード情報の光学読み取り波長域での拡散反射率
が50%以上である不透明着色層を設けたことを特徴と
するカードである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のカードにおいて、光学読み取り用コード情報は、光学
読み取り波長域での拡散反射率が40%以下、不透明着
色層との拡散反射率差が30%以上であり、かつこれを
構成する最小単位のセル又はラインの最小幅が10μm
〜200μmであることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のカードにおいて、光学読み取り用コード情報がバーコ
ード又は二次元バーコードであることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のカードにおいて、透明シート上に磁気記録部を設けた
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の生分解性カードを図面を
基づき詳細に説明する。図1は、本発明のカードの正面
図であり、図2は図1のX−X線における断面図であ
る。本発明のカード1の白色コアシート2の両面に透明
シート3、3’がラミネートされている。この透明シー
ト3、3’上に磁気ストライプ4、4’が転写形成後、
面一にプレスされ、平滑なカードとなり、またカード1
の表面には下層に不透明着色層5を形成したバーコード
6が設けられている。
【0014】この白色コアシート2を構成する材料は、
現状では白色塩化ビニル樹脂で構成されているか、これ
に限定されるものではなく、それ以外にカードの条件を
満たすものであれば、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合樹脂、アクリル樹脂、セルロース系樹脂、ABS樹
脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂などの
公知の樹脂や、ポリ乳酸、ポリカプロラクトンなどの生
分解性樹脂などを単独あるいは混合したもので、これに
酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどの白色
顔料を添加したものを用いることができる。この厚さは
通常500μm前後であり、カードの構成、材料、用途
などによっては適宜厚さを厚く、または薄くすることが
できる。
【0015】上記の透明シート3、3’を構成する材料
は、熱可塑性の透明樹脂であり、例えば塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリウレタン
樹脂、アクリル樹脂などの公知の樹脂、あるいはポリ乳
酸、ポリカプロラクトンなどの生分解性樹脂などを単独
あるいは混合したもので、必要に応じてフタル酸ジオク
チル、フタル酸ジブチルなどの可塑剤、あるいはベンゾ
トリアゾール系、ベンゾフェノン系などの紫外線吸収
剤、リン系・ヒンダードアミン系などの光安定剤等を含
有させることができる。
【0016】磁気ストライプ4、4’は、支持体上に剥
離層を介して形成された磁気ストライプからなる磁気ス
トライプ転写テープをカード1上に配置し、熱転写によ
り磁気ストライプをカード上に形成した後、さらにカー
ド全体を熱プレスにより面一加工を施し、カードに埋め
込まれたもので、磁気ストライプ4、4’はカード内部
に押し込まれ、カードは面一状となっている。磁気スト
ライプは、樹脂中に磁性粉を充填し、形成後に磁場配向
をかけたものを用いる。この樹脂としては磁性粉を分散
しやすい極性基を多く有するもので、例えば塩化ビニル
−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合樹脂、フェノキシ樹
脂などを主成分とし、さらに可とう性を付与する目的で
ポリウレタン樹脂を添加することができる。また、磁性
粉としては一般的に保磁力300エルステッドのγ−酸
化鉄、650エルステッドのコバルト被着γ−酸化鉄が
用いられるが、これに限定されることなく、さらに保磁
力1750エルステッドや2750エルステッドのバリ
ウムフェライトなどを用いることができる。さらに磁性
粉の分散性を向上させるために、アニオン系、カチオン
系、ノニオン系等の分散剤を適宜使用することができ
る。
【0017】さらに不透明着色層5はバーコード6の光
学読み取り波長での吸収が実質的にゼロ(0)とみなせ
る顔料を樹脂中に分散したインキを全体或いは部分的に
塗工して形成したものである。この不透明着色層5はバ
ーコード6のある部分のみ設けてもまたカード全体に形
成してもよい。顔料としては白色顔料、シアン顔料、マ
ゼンタ顔料、イエロー顔料のプロセス色顔料やその他の
顔料を使用することができる。光学読み取り波長は、白
色顔料が波長全域、シアン顔料が400〜600nm、
マゼンタ顔料が400〜500nm及び600〜700
nm、イエロー顔料が500〜700nmであり、これ
らに合わせて光学読み取り波長を、または光学読み取り
波長に合わせて色を設定することができる。また光学読
み取り波長を可視光の波長域以外の、700nmから長
波長の赤外波長域、例えば830nm、950nmを使
用する場合には、上記の色に関係なく光学読み取り波長
を選択することができる。不透明着色層5の形成方法と
してはグラビア印刷、スクリーン印刷法、オフセット印
刷法、フレキソ印刷法、凹版印刷法など公知の印刷法に
より形成することができる。なお、不透明着色層5への
顔料添加量や塗工膜厚をコントロールし、光学読み取り
波長域での拡散反射率を50%以下とすることで、実質
的に白色コアシート2へのバーコード6の映り込みを無
視することができる。
【0018】バーコード6は少なくとも光学読み取り波
長域での光吸収が大きい材料が用いられ、例えばシアン
顔料、マゼンタ顔料、イエロー顔料のプロセス色顔料
系、その他の顔料、カーボンブラック、シアニン系色
素、フタロシアニン系色素、金属錯体色素などの有機色
素による染料や顔料を着色剤として用いることができ
る。形状、大きさ、形成位置は適宜決定するとができ
る。これら着色剤を主体として、従来公知のアクリル樹
脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、ニトロセルロース樹脂、フェノキシ樹脂など、ある
いはポリ乳酸、ポリカプロラクトンなどの生分解性樹脂
などを単独あるいは混合した樹脂を結着剤として使用
し、グラビア印刷、スクリーン印刷法、オフセット印刷
法、フレキソ印刷法、凹版印刷法など公知の印刷法によ
り形成することができる。またバーコード形成用に感熱
転写材に形成したものを熱転写法によりカード1上に転
写形成することもできる。
【0019】バーコード6の光学読み取り波長域での拡
散反射率が40%以下、不透明着色層5との拡散反射率
差が30%以上となるように設ける。これはプリントコ
ントラスト値が最低でも0.4を下回らないようにする
ためである。また本発明はバーコード6が高密度に形成
されるものほど効果が大きく、バーコード、二次元バー
コードとして構成される、最小単位のセル又はラインの
最小幅が10μm〜200μmであることが好ましい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を挙げ、詳細
に説明する。 <実施例1>白色コアシートに厚さ520μmの塩化ビ
ニル樹脂を用い、これに厚さ120μmの軟質透明塩化
ビニル樹脂からなる透明シートをその両面に積層し、さ
らに両面にテフロンシートを介して平滑な金属板/クッ
ション板/金属板の順に化され合わせて、平圧加熱プレ
ス機で120℃・100kg/cm2 の条件で15分間
プレスを行ない、カード基材を作製した。このカード基
材の片面に磁気ストライプ転写テープを熱板で仮止め
し、転写テープの支持体を除去した後に、カード基材の
両面にテフロンシートを介して平滑な金属板/クッショ
ン板/金属板の順に化され合わせて、平圧加熱プレス機
で120℃・100kg/cm2 の条件で40分間プレ
スを行ない、磁気ストライプをカード基材中に埋め込
み、カード表面を平滑とした。この上に、下記の(不透
明着色層の組成物)からなるインキを用いて不透明着色
層を350線、ゾル厚7μmのテトロン製スクリーン版
を用いてスクリーン印刷法により2μm厚に設け、さら
にこの後、40℃、48時間のエージングを行なった。 ○(不透明着色層の組成物) ・メジウム SS16透明メジウム(東洋インキ製造社製) 75部 ・酸化チタン粉 一次粒径 約0.5μm 20部 ・分散剤 ECTD−6NEX (日光ケミカルズ社製) 1部 ・硬化剤 SSUR100B (東洋インキ製造社製) 4部 続いて、市販のスミインキを用いてオフセット印刷法に
よりバーコードを形成した。最小のバー幅は300μ
m、200μm、100μmの3種類を印刷した。この
カードの光学読み取り波長630nmにおける反射率
は、不透明着色層上で55%、バーコード上で5%であ
った。
【0021】<実施例2>実施例1で不透明着色層まで
形成されたカードに対して、以下の構成からなるバーコ
ード用転写リボンを用いてバーコードを設けた。5.6
μm厚のバックコート層塗布済みの透明ポリエチレンテ
レフタレートフィルム(K230S;ダイヤホイル社
製)の未塗布面に、下記の(薄利層の組成物)からなる
インキを用いてグラビア法により1μm厚の剥離層を、
続いて下記の(バーコードの組成物)からなるインキ用
いてグラビア法により1μm厚のバーコード転写層を形
成し、バーコード用転写リボンを作製した。 ○(薄利層の組成物) ・アクリル樹脂 BR−60(三菱レーヨン社製) 27重量部 ・ポリエステル樹脂 バイロン200(東洋紡績社製) 3重量部 ・溶剤 メチルエチルケトン(MEK)/トルエン 70重量部 ○(バーコードの組成物) ・赤外吸収染料 NK2911 (日本蛍光化学社製) 1重量部 ・アクリル樹脂 BR−60(三菱レーヨン社製) 29重量部 ・溶剤 メチルエチルケトン(MEK)/トルエン 70重量部 このバーコード用転写リボンを68mm幅にスリットし
た後、カードプリンターCP−1000(凸版印刷社
製)を用いて、カード基材上にバーコードを印字形成し
た。なお、カードプリンターは300dpiの印字解像
度を有するので、300dpiの2ドットである170
μmと、同じく3ドットである250μmの最小バー幅
でバーコードを形成した。このカードの光学読み取り波
長830nmにおける反射率は、不透明着色層上で56
%、バーコード上で20%であった。
【0022】<比較例1>不透明着色層を設けないこと
以外は実施例1と同様にカードを設け、このカード上に
実施例1と同じようにバーコードを設けた。このカード
の光学読み取り波長630nmにおける反射率は、不透
明着色層上で93%、バーコード上で22%であった。
【0023】<比較例2>不透明着色層を設けないこと
以外は実施例2と同様にカードを設け、このカード上に
実施例2と同じようにバーコードを設けた。このカード
の光学読み取り波長530nmにおける反射率は、不透
明着色層上で92%、バーコード上で28%であった。
【0024】以上、実施例1、2と比較例1、2のカー
ドについて、LED光源を用いた読み取り装置(リーダ
ー)を用いて読み取り試験を行なった。その結果を表1
に示す。
【0025】
【表1】
【0026】以上の結果から、本発明のカードは、バー
コードが高解像度、つまり高密度バーコードであるほど
効果を示し、従来構成により読み取りが不可能なバーコ
ードであっても、十分読み取りが行なえることが判明し
た。またバー部分の反射率が比較的高いバーコードの読
み取りにも有利であり、これにより高価な赤外線吸収剤
を使用した赤外読み取りバーコードにも利用することが
でき、コストダウンを図ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明のカードは、バ
ーコードなどの光学読み取り用コード情報部分に相当す
る透明シート上に、光学読み取り用コード情報の光学読
み取り波長域での拡散反射率が50%以上である不透明
着色層を設けることにより、下層の白色コアシートへの
コード映り込みが減少し、LED光源を用いた読み取り
装置(リーダー)でも読み取り可能な高密度バーコード
が形成可能となった。とくにバーコードが高解像度であ
るほど高い効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードの平面図である。
【図2】図1のカードのX−X線における断面図であ
る。
【符号の説明】
1 カード 2 白色コアシート 3、3’ 透明シート 4、4’ 磁気ストライプ 5 不透明着色層 6 バーコード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白色コアシートの少なくとも一面に透明シ
    ートを積層してなるカード基材の前記透明シート上に光
    学読み取り用コード情報を設けてなるカードにおいて、
    少なくとも前記光学読み取り用コード情報部分に相当す
    る前記透明シート上に、前記光学読み取り用コード情報
    の光学読み取り波長域での拡散反射率が50%以上であ
    る不透明着色層を設けたことを特徴とするカード。
  2. 【請求項2】前記光学読み取り用コード情報は、光学読
    み取り波長域での拡散反射率が40%以下、前記不透明
    着色層との拡散反射率差が30%以上であり、かつこれ
    を構成する最小単位のセル又はラインの最小幅が10μ
    m〜200μmであることを特徴とする請求項1記載の
    カード。
  3. 【請求項3】前記光学読み取り用コード情報がバーコー
    ド又は二次元バーコードであることを特徴とする請求項
    2記載のカード。
  4. 【請求項4】前記透明シート上に磁気記録部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のカード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052541A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Toppan Printing Co Ltd 磁気記録層を有するicカードの製造方法

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