JP2956153B2 - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JP2956153B2
JP2956153B2 JP2192933A JP19293390A JP2956153B2 JP 2956153 B2 JP2956153 B2 JP 2956153B2 JP 2192933 A JP2192933 A JP 2192933A JP 19293390 A JP19293390 A JP 19293390A JP 2956153 B2 JP2956153 B2 JP 2956153B2
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JP
Japan
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vehicle
rear suspension
type vehicle
helmet storage
suspension support
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敏秋 徳永
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明はスクータ型車両に関する。
(従来の技術) スクータ型車両では、第3図に示すようにシート1の
下部に平面形状がほぼ卵形をしたヘルメット収納室2が
設けられ、シート1を上方へ開けてヘルメットを収納す
ることができるようにしたボックス型フレーム構造を採
用したものがある。
一方、スクータの車体下部には、後輪3を支持すると
共にエンジンから後輪へ回転を伝達する伝導機構を内蔵
したパワーユニット4のスイングアーム5が枢支され、
このスイングアーム5を車体にリヤサスペンション6で
緩衝的に支持している。
従来では、第4図に平面図を示すように、リヤサスペ
ンション6の上端を結合するリヤサスペンション支持用
ブラケット7はヘルメット収納室2の後方部において左
右のフレーム部材8,8間に固定される直線状の構造で、
その端部にリヤサスペンシ支持部9があり、この支持部
9にリヤサスペンション6の上端が取り付けられるよう
になっている。そしてこのブラケット7より後方の空間
部Sがタンク等の機器が収納されるスペースとして使用
されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来のスクータ型車両のフレーム構造では、ヘル
メット収納室2の後部をタンク類の機器の収納スペース
Sとして使用するとき、リヤサスペンション支持用ブラ
ケット7がヘルメット収納室2の後部に車両幅方向に直
線的に位置されているので機器を収納するための空間部
Sの容積が大きく削減されてしまい。そのうえリヤサス
ペンション支持部9がさらに空間部である収納スペース
S内に突出するので機器を納める際のレイアウトが容易
でないという問題点があった。
この発明は、上述した事情を考慮してなされたもの
で、リヤサスペンションの支持位置を変えることなく、
機器の収納用スペースを大きくとることができるスクー
タ型車両を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明に係るスクータ型車両は、上記従来技術が有
する課題を解決するために、シートの下部にヘルメット
収納室を有するスクータ型車両において、前記ヘルメッ
ト収納室の後部を形成する後側板を車両後方に凸状に湾
曲形成し、この凸状部分と車体側方に沿って後方に延設
されるフレーム部材およびフレームカバーとの間に形成
される凹所にリヤサスペンション支持部を設け、このリ
ヤサスペンション支持部を前記ヘルメット収納部の底面
より上方において車両の幅方向一側に位置させたもので
ある。
(作用) このスクータ型車両は、ヘルメット収納室の後部を形
成する後側板を車両後方に凸状に湾曲形成し、この凸状
部分と車体側方のフレーム部材およびフレームカバーと
の間に形成される凹所にリヤサスペンション支持部を設
け、このリヤサスペンション支持部をヘルメット収納室
の底面より上方において車両の幅方向一側に位置させた
ので、リヤサスペンション支持部を凹所内に位置させ、
ヘルメット収納部の後方の機器収納用空間部に突出する
ことがなく、この空間部に収納されるタンク等の機器の
レイアウトに支障を及ぼすことがない。
(実施例) 以下この発明に係るスクータ型車両の実施例を図面に
ついて説明する。
第1図および第2図はこの発明に係るスクータ型車両
のボックス型フレーム構造を示すものであり、このスク
ータ型車両は図示しないシートの下部に形成されるヘル
メット収納室12の後方にリヤサスペンション支持用ブラ
ケット10が設けられる。ボックス型フレーム構造は図示
しないフレームカバーで覆われ、スクータ型車両の外観
が構成される。
リヤサスペンション支持用ブラケット10は、左右のフ
レーム部材11,11の前端間に固定されるもので、ヘルメ
ット収納室12の後部の平面よりみて後方に凸状に湾曲し
た形状に倣ってこれとほぼ平行に湾曲して形成され、ヘ
ルメット収納室12に接近して設けられようになってい
る。ヘルメット収納室12の後部を形成する後側板は第1
図に示すように車両後方に膨出するように凸状に湾曲成
形されている。ヘルメット収納室12の後部の凸状湾曲形
状に倣ってリヤサスペンション支持用ブラケット10も湾
曲されているので、従来の直線状のリヤサスペンション
支持用ブラケットに較べ強度が高く、フレーム強度を増
すことができる。
一方、左右のフレーム部材11,11はヘルメット収納室1
2の後部を形成する後側板左右に接近する位置まで延在
され、これらフレーム部材11,11の前端にブラケット10
の両端が嵌合固定されており、この固定位置はブラケッ
ト10の湾曲頂部10aよりLだけ前方に位置されている。
このブラケット10に設けられるリヤサスペンション支
持部13は、一方のフレーム部材11の前端側部と、ブラケ
ット10の端部とで形成される凹所14内に位置され、ブラ
ケット10の湾曲頂部10aより僅か機器収納用空間部15内
に突出するに留まるようになっている。この凹所14は、
第1図に示すように、平面視略U字状で機器収納用空間
部15に向って後方に開放するように構成され、ヘルメッ
ト収納室12の後部を形成する外板の凸状部分と車両側方
のフレーム部材11および図示しないフレームカバーによ
り車両の幅方向一側に位置される。
リヤサスペンション支持部13は、第2図に示すよう
に、ヘルメット収納室12の底面より上方で、具体的には
ヘルメット収納室12の底面と頂面との間に位置される。
リヤサスペンション支持部13は、第1図に示すように車
両の幅方向一側に偏倚し、かつ車両幅方向一側でヘルメ
ット収納室12の後部湾曲形成部の外側に形成される凹所
14に位置せしめられる。リヤサスペンション支持部13は
リヤサスペンション支持用ブラケット10の(車両幅方
向)一側端部に設けられる。
しかも、リヤサスペンション支持用ブラケット10はヘ
ルメット収納室12の後部形状(凸状湾曲形状)に倣って
湾曲されており、リヤサスペンション支持部13はフレー
ム部材11とブラケット10の端部とで形成される凹所14内
に位置される。したがって、リヤサスペンション支持部
13はヘルメット収納室12の後方に形成される機器収納用
空間部15に突出するのを極力避けることができ、機器収
納用空間部15とスペース的な干渉を有効的に防止でき
る。このため、ヘルメット収納室12の後部の機器収納用
空間部15の容積を減少させることがなくなる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明に係るスクータ型車両において
は、ヘルメット収納室の後部を形成する後側板を車両後
方に凸状に湾曲形成し、この凸状部分を車体側方に沿っ
て後方に延設されるフレーム部材およびフレームカバー
との間に形成される凹所にリヤサスペンション支持部を
設け、このリヤサスペンション支持部を、前記ヘルメッ
ト収納室の底面より上方において車両の幅方向一側に位
置させたので、リヤサスペンション支持部が凹所内に配
置されて機器収納用空間部内に出張るのを未然にかつ有
効的に防止でき、機器収納用空間部との干渉を確実に防
止できるので、この空間部の容積が増し、タンク等の機
器収納スペースが増してタンク容量の増加、他の機器設
置のレイアウト上の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るスクータ型車両の一実施例を示
すもので車体フレームの後部側要部を示す平面図、第2
図は上記スクータ型車両の車体フレームの側面図、第3
図は従来のスクータ型車両を示す側面図、第4図は従来
技術を示す半部平面図である。 1……シート、2,21……ヘルメット収納室、6……リヤ
サスペンション、7,10……リヤサスペンション支持用ブ
ラケット、8,11……フレーム部材、9,13……リヤサスペ
ンション支持部、15……機器収納用空間部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの下部にヘルメット収納室を有する
    スクータ型車両において、前記ヘルメット収納室の後部
    を形成する後側板を車両後方に凸状に湾曲形成し、この
    凸状部分と車体側方に沿って後方に延設されるフレーム
    部材およびフレームカバーとの間に形成される凹所にリ
    ヤサスペンション支持部を設け、このリヤサスペンショ
    ン支持部を前記ヘルメット収納室の底面より上方におい
    て車両の幅方向一側に位置させたことを特徴とするスク
    ータ型車両のフレーム。
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