JP2955176B2 - 電器部品用パネルボタンの製造方法 - Google Patents
電器部品用パネルボタンの製造方法Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
- H01H13/705—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches characterised by construction, mounting or arrangement of operating parts, e.g. push-buttons or keys
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29L2031/466—Keypads, keytops
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- H01H2221/00—Actuators
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電器のスイッチ等に使用
される電器部品用パネルボタンの製造方法と、そのパネ
ルボタンに係り、特に射出成形方法を利用してプラスチ
ックシート材を成形すると共にその裏面にプラスチック
パネルを一体的に積層して構成するパネルボタンの製造
方法及びパネルボタンに関するものである。
される電器部品用パネルボタンの製造方法と、そのパネ
ルボタンに係り、特に射出成形方法を利用してプラスチ
ックシート材を成形すると共にその裏面にプラスチック
パネルを一体的に積層して構成するパネルボタンの製造
方法及びパネルボタンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のパネルボタン及びその製
造方法は、所定部分に穴が穿設されたプラスチックパネ
ルと、このプラスチックパネルに貼着されるプラスチッ
クシートとを用意し、かつプラスチックシートの一部に
前記プラスチックパネルの穴と対応した自動復元し得る
ボタン用凸部をプレス加工或いは真空成形で形成し、そ
の後でボタン用凸部と穴とが合致するようにプラスチッ
クシートをプラスチックパネル上に貼着して構成してい
た。
造方法は、所定部分に穴が穿設されたプラスチックパネ
ルと、このプラスチックパネルに貼着されるプラスチッ
クシートとを用意し、かつプラスチックシートの一部に
前記プラスチックパネルの穴と対応した自動復元し得る
ボタン用凸部をプレス加工或いは真空成形で形成し、そ
の後でボタン用凸部と穴とが合致するようにプラスチッ
クシートをプラスチックパネル上に貼着して構成してい
た。
【0003】処で、前述の従来の製造方法は、プラスチ
ックシートとプラスチックパネルとを別々に成形した後
で、プラスチックパネル上にプラスチックシートを正確
に位置合わせをしながら貼着しなければならないので、
作業が複雑で熟練を要し、作業能率が極めて悪い問題が
あった。また、ボタン用凸部と穴との位置合わせが困難
であるために、この両者の位置が微妙にずれた不良品が
発生する問題もあった。かつプラスチックシートとプラ
スチックパネルとの間に気泡が入ったり、しわが生じた
りし易い問題もあった。更に長期間に亘って使用してい
ると、プラスチックシートがプラスチックパネルから剥
離する危険性もあった。
ックシートとプラスチックパネルとを別々に成形した後
で、プラスチックパネル上にプラスチックシートを正確
に位置合わせをしながら貼着しなければならないので、
作業が複雑で熟練を要し、作業能率が極めて悪い問題が
あった。また、ボタン用凸部と穴との位置合わせが困難
であるために、この両者の位置が微妙にずれた不良品が
発生する問題もあった。かつプラスチックシートとプラ
スチックパネルとの間に気泡が入ったり、しわが生じた
りし易い問題もあった。更に長期間に亘って使用してい
ると、プラスチックシートがプラスチックパネルから剥
離する危険性もあった。
【0004】本件特許出願人は、前述の従来の技術を改
善するために、例えば、特願平5ー132520号に係
る発明(以下第1発明という)、或いは特願平5ー14
5433号に係る発明(以下第2発明という)を開発し
ている。
善するために、例えば、特願平5ー132520号に係
る発明(以下第1発明という)、或いは特願平5ー14
5433号に係る発明(以下第2発明という)を開発し
ている。
【0005】上記発明の内の第1発明は、図11
(A),(B)に示すように、可動側型板1のキャビテ
ィ2内にプラスチックシート材3を供給し、ランナー
4、スプルー5、ゲート6を有するコアー型板7の下面
に凹陥部8を穿設した凸部9を設け、スプルー10を有
する固定側型板11をコアー型板7に重ね、コアー型板
5のゲート6より合成樹脂をキャビティ2内に射出する
ことによって、プラスチックシート材3の裏面にプラス
チックパネル12と押圧ボタン14の突起13とを設け
たパネルボタンを一連の作業工程で成形する技術であ
る。
(A),(B)に示すように、可動側型板1のキャビテ
ィ2内にプラスチックシート材3を供給し、ランナー
4、スプルー5、ゲート6を有するコアー型板7の下面
に凹陥部8を穿設した凸部9を設け、スプルー10を有
する固定側型板11をコアー型板7に重ね、コアー型板
5のゲート6より合成樹脂をキャビティ2内に射出する
ことによって、プラスチックシート材3の裏面にプラス
チックパネル12と押圧ボタン14の突起13とを設け
たパネルボタンを一連の作業工程で成形する技術であ
る。
【0006】また、第2発明の技術は、第1発明とほぼ
同一の一連の作業工程でパネルボタンを射出成形する技
術であるが、第1発明と異なる点は、図12に示すよう
に、プラスチックシート材3の裏面に射出成形される押
圧ボタン14の突起13のみの合成樹脂を、ウレタン樹
脂等の軟質合成樹脂を使用し、押圧ボタン14に柔軟性
と良い感触性とを保持せしめる技術である。また、前記
押圧ボタン14の突起13の周りのプラスチックシート
材3の裏面にプラスチック薄肉層15を積層形成し、こ
れによって押圧ボタン14を補強するようにした技術で
ある。
同一の一連の作業工程でパネルボタンを射出成形する技
術であるが、第1発明と異なる点は、図12に示すよう
に、プラスチックシート材3の裏面に射出成形される押
圧ボタン14の突起13のみの合成樹脂を、ウレタン樹
脂等の軟質合成樹脂を使用し、押圧ボタン14に柔軟性
と良い感触性とを保持せしめる技術である。また、前記
押圧ボタン14の突起13の周りのプラスチックシート
材3の裏面にプラスチック薄肉層15を積層形成し、こ
れによって押圧ボタン14を補強するようにした技術で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然るに、第1発明の場
合には、図11(A),(B)に示す如く、押圧ボタン
14のプラスチックシート材3の裏面に突起13をその
周りのプラスチックパネル12より離間して設けている
が、押圧ボタン14のプラスチックシート材3と突起1
3とは一体的に接着されているので、押圧ボタン14
は、突起13とプラスチックパネル12との間Aのプラ
スチックシート3のみしか弾性変形しないので、柔軟性
に乏しく、押圧ボタン14を押した感触も悪い等の問題
があった。また、プラスチックパネル12と突起13と
は夫々が独立して成形しなければならないので、夫々の
成形のためにスプルー5とゲート6とを設けなければな
らず、金型が複雑でコスト高になる問題があった。
合には、図11(A),(B)に示す如く、押圧ボタン
14のプラスチックシート材3の裏面に突起13をその
周りのプラスチックパネル12より離間して設けている
が、押圧ボタン14のプラスチックシート材3と突起1
3とは一体的に接着されているので、押圧ボタン14
は、突起13とプラスチックパネル12との間Aのプラ
スチックシート3のみしか弾性変形しないので、柔軟性
に乏しく、押圧ボタン14を押した感触も悪い等の問題
があった。また、プラスチックパネル12と突起13と
は夫々が独立して成形しなければならないので、夫々の
成形のためにスプルー5とゲート6とを設けなければな
らず、金型が複雑でコスト高になる問題があった。
【0008】前記第2発明の場合には、図12に示す如
く、押圧ボタン14の突起13とプラスチック薄肉層1
5とのみを夫々合成樹脂で形成して軟材質にしたが、こ
れ等の突起13とプラスチック薄肉層15とに強度の柔
軟性を持たせないと、押圧ボタン14に充分な弾性が得
られず、かつ突起13を図示しないスイッチとの当接が
安定せず、これがために不良品が発生する問題があっ
た。また、第2発明の場合にも、第1発明と同様に、プ
ラスチックパネル12と突起13とを夫々別々に成形し
なければならないので、金型が複雑でコスト高になる問
題があった。
く、押圧ボタン14の突起13とプラスチック薄肉層1
5とのみを夫々合成樹脂で形成して軟材質にしたが、こ
れ等の突起13とプラスチック薄肉層15とに強度の柔
軟性を持たせないと、押圧ボタン14に充分な弾性が得
られず、かつ突起13を図示しないスイッチとの当接が
安定せず、これがために不良品が発生する問題があっ
た。また、第2発明の場合にも、第1発明と同様に、プ
ラスチックパネル12と突起13とを夫々別々に成形し
なければならないので、金型が複雑でコスト高になる問
題があった。
【0009】本発明は、前述の従来のこれ等の問題点に
鑑み開発された全く新規な技術であって、特に合成樹脂
の射出成形によってプラスチックシート材の裏面にプラ
スチックパネルと押圧ボタン用の突起を成形し、かつ前
記突起を弾性片を介してプラスチックパネルに連結して
構成するようにした全く新規な電器部品用パネルボタン
の製造方法及びそのパネルボタンの技術を提供するもの
である。
鑑み開発された全く新規な技術であって、特に合成樹脂
の射出成形によってプラスチックシート材の裏面にプラ
スチックパネルと押圧ボタン用の突起を成形し、かつ前
記突起を弾性片を介してプラスチックパネルに連結して
構成するようにした全く新規な電器部品用パネルボタン
の製造方法及びそのパネルボタンの技術を提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明にかかる電器部
品用パネルボタンの製造方法は、前述の従来の問題点に
鑑みて開発された技術であって、可動側型板のキャビテ
ィ底部にボタン成形用凹部を設け、コアー型板の下面に
前記キャビティ底部内に挿入し得る凸部を設け、該凸部
の下面に押圧ボタン用の突起とこの押圧ボタン用の突起
をプラスチックパネルに連結し得る弾性片とを夫々成形
することが出来る突起用凹溝と弾性片用凹溝とを相互に
連通して設け、かつ押圧ボタンに対応する場所には接着
機能が施されていないプラスチックシート材を前記可動
側型板とコアー型板とに供給すると共に、該プラスチッ
クシート材をキャビティ内に挿入し、更にコアー型板の
ゲートより合成樹脂をキャビティ内に射出してプラスチ
ックシート材の裏面にプラスチックパネルを積層し、前
記キャビティの底部にコアー型板の凸部の突起用凹溝と
対応する位置に突出ボタン用凹所を設け、合成樹脂の射
出圧によってプラスチックシート材を該突出ボタン用凹
所に圧入成形して、前記接着機能が施されていないプラ
スチックシート材の裏面に前記弾性片を介してプラスチ
ックパネルに接触する突起を非接着状態で成形し、押圧
ボタンの外表面側に自動復元し得る凸部を形成する電器
部品用パネルボタンの製造方法である。
品用パネルボタンの製造方法は、前述の従来の問題点に
鑑みて開発された技術であって、可動側型板のキャビテ
ィ底部にボタン成形用凹部を設け、コアー型板の下面に
前記キャビティ底部内に挿入し得る凸部を設け、該凸部
の下面に押圧ボタン用の突起とこの押圧ボタン用の突起
をプラスチックパネルに連結し得る弾性片とを夫々成形
することが出来る突起用凹溝と弾性片用凹溝とを相互に
連通して設け、かつ押圧ボタンに対応する場所には接着
機能が施されていないプラスチックシート材を前記可動
側型板とコアー型板とに供給すると共に、該プラスチッ
クシート材をキャビティ内に挿入し、更にコアー型板の
ゲートより合成樹脂をキャビティ内に射出してプラスチ
ックシート材の裏面にプラスチックパネルを積層し、前
記キャビティの底部にコアー型板の凸部の突起用凹溝と
対応する位置に突出ボタン用凹所を設け、合成樹脂の射
出圧によってプラスチックシート材を該突出ボタン用凹
所に圧入成形して、前記接着機能が施されていないプラ
スチックシート材の裏面に前記弾性片を介してプラスチ
ックパネルに接触する突起を非接着状態で成形し、押圧
ボタンの外表面側に自動復元し得る凸部を形成する電器
部品用パネルボタンの製造方法である。
【0011】
【0012】
【作用】本発明に係る電器部品用パネルボタンの製造方
法は、上述の如く、可動側型板とコアー型板との間に供
給されたプラスチックシート材をキャビティ内に挿入し
ながら、合成樹脂をキャビティに射出してプラスチック
シート材の裏面にプラスチックパネルと突起とを成形す
るので、従来の如く、プラスチックパネルにプラスチッ
クシート材を貼着する作業が不要であって、射出成形に
よって電器部品用パネルボタンを容易に製造することが
出来る。
法は、上述の如く、可動側型板とコアー型板との間に供
給されたプラスチックシート材をキャビティ内に挿入し
ながら、合成樹脂をキャビティに射出してプラスチック
シート材の裏面にプラスチックパネルと突起とを成形す
るので、従来の如く、プラスチックパネルにプラスチッ
クシート材を貼着する作業が不要であって、射出成形に
よって電器部品用パネルボタンを容易に製造することが
出来る。
【0013】コアー型板の下面にキャビティ底部内に嵌
入し得る凸部を設け、該凸部の下面に押圧ボタン用突起
と、この押圧ボタン用突起をプラスチックパネルに連結
し得る弾性片とを、夫々成形することが出来る突起用凹
溝と弾性片用溝とを相互に連通して設けたので、これ等
の突起用凹溝内と弾性片用溝内とに夫々合成樹脂を射出
することによって、プラスチックシート材の裏側に弾性
片と、この弾性片を介してプラスチックパネルに連結さ
れた突起とを夫々一体的に成形することが出来る。
入し得る凸部を設け、該凸部の下面に押圧ボタン用突起
と、この押圧ボタン用突起をプラスチックパネルに連結
し得る弾性片とを、夫々成形することが出来る突起用凹
溝と弾性片用溝とを相互に連通して設けたので、これ等
の突起用凹溝内と弾性片用溝内とに夫々合成樹脂を射出
することによって、プラスチックシート材の裏側に弾性
片と、この弾性片を介してプラスチックパネルに連結さ
れた突起とを夫々一体的に成形することが出来る。
【0014】前記プラスチックシート材の押圧ボタンに
対応する場所には接着機能が施されていないので、この
プラスチックシート材の接着機能が施こされていない部
分に成形された前記突起と弾性片とは、プラスチックシ
ート材から遊離して成形されている。従って突起及び弾
性片とプラスチックシート材とが接合されていない構造
の押圧ボタンを構成することが出来る。前記プラスチッ
クパネルと突起とは弾性片を介して相互に連結されてい
るので、一組のスプルー及びゲートによってプラスチッ
クパネルと複数個の突起及び弾性片とを一体的に成形す
ることが出来る。
対応する場所には接着機能が施されていないので、この
プラスチックシート材の接着機能が施こされていない部
分に成形された前記突起と弾性片とは、プラスチックシ
ート材から遊離して成形されている。従って突起及び弾
性片とプラスチックシート材とが接合されていない構造
の押圧ボタンを構成することが出来る。前記プラスチッ
クパネルと突起とは弾性片を介して相互に連結されてい
るので、一組のスプルー及びゲートによってプラスチッ
クパネルと複数個の突起及び弾性片とを一体的に成形す
ることが出来る。
【0015】
【0016】
【実施例】図により本発明に係るパネルボタンの製造方
法及びパネルボタンの一実施例を具体的に説明すると、
図1は本発明の方法を実施する射出成形金型の断面図、
図2はプラスチックシート材を金型内にインサートする
状態の断面説明図、図3は図1の金型を閉じた状態の断
面図、図4は合成樹脂を射出する状態の断面図、図5
(A)はプラスチックシート材の平面図、図5(B)は
プラスチックシート材の要部の断面説明図、図6はパネ
ルボタンの中の押圧ボタンの拡大平面図、図7(A),
(B)は夫々押圧ボタンの拡大断面図、図8(A),
(B)は第2実施例の押圧ボタンの構成を示す説明図、
図9(A),(B)は第3実施例の押圧ボタンの構成を
示す説明図、図10(A),(B),(C)は第4実施
例の押圧ボタンを作成するために使用されるプラスチッ
クシート材の説明図である。
法及びパネルボタンの一実施例を具体的に説明すると、
図1は本発明の方法を実施する射出成形金型の断面図、
図2はプラスチックシート材を金型内にインサートする
状態の断面説明図、図3は図1の金型を閉じた状態の断
面図、図4は合成樹脂を射出する状態の断面図、図5
(A)はプラスチックシート材の平面図、図5(B)は
プラスチックシート材の要部の断面説明図、図6はパネ
ルボタンの中の押圧ボタンの拡大平面図、図7(A),
(B)は夫々押圧ボタンの拡大断面図、図8(A),
(B)は第2実施例の押圧ボタンの構成を示す説明図、
図9(A),(B)は第3実施例の押圧ボタンの構成を
示す説明図、図10(A),(B),(C)は第4実施
例の押圧ボタンを作成するために使用されるプラスチッ
クシート材の説明図である。
【0017】図1乃至図4に於いて、21は射出成形金
型の内の可動側型板であり、その上表面にはキャビティ
22が穿設されている。このキャビティ22の底部に
は、押圧ボタンの突出部を成形し得る凹部23が穿設さ
れている。
型の内の可動側型板であり、その上表面にはキャビティ
22が穿設されている。このキャビティ22の底部に
は、押圧ボタンの突出部を成形し得る凹部23が穿設さ
れている。
【0018】24はコアー型板であって、その上部が下
方に亘ってランナー25、スプルー26、ゲート27が
順に設けられている。また、コアー型板24の下面に
は、前記キャビティ22の底部内に挿入し得る凸部28
が設けられ、かつこの凸部28の下面には、押圧ボタン
用の突起29と押圧ボタン用の弾性片30とを夫々成形
することが出来る突起用凹溝31と弾性片用凹溝32と
が相互に連通して設けられている。33は固定側型板で
あって、スプルー34及びランナー35が設けられてい
る。
方に亘ってランナー25、スプルー26、ゲート27が
順に設けられている。また、コアー型板24の下面に
は、前記キャビティ22の底部内に挿入し得る凸部28
が設けられ、かつこの凸部28の下面には、押圧ボタン
用の突起29と押圧ボタン用の弾性片30とを夫々成形
することが出来る突起用凹溝31と弾性片用凹溝32と
が相互に連通して設けられている。33は固定側型板で
あって、スプルー34及びランナー35が設けられてい
る。
【0019】図1乃至図7(A),(B)に於いて、3
6はプラスチックシート材であって、その裏面には印刷
層37と接着剤層38とが順に積層されており、キャビ
ティ22にインサートし得る巾寸法を有している。これ
等の印刷層37と接着剤層38とは、特に図2、図5
(A),(B)に示す如く、透明窓39と押圧ボタン4
0とに対応する場所は除去されている。
6はプラスチックシート材であって、その裏面には印刷
層37と接着剤層38とが順に積層されており、キャビ
ティ22にインサートし得る巾寸法を有している。これ
等の印刷層37と接着剤層38とは、特に図2、図5
(A),(B)に示す如く、透明窓39と押圧ボタン4
0とに対応する場所は除去されている。
【0020】上述の如き射出成形金型とプラスチックシ
ート材36とを用いて、本発明に係るパネルボタンを製
造する方法及びパネルボタンの構造について説明すると
次の通りである。即ち、図1乃至図4に示す如く、プラ
スチックシート材36を可動側型板21とコアー型板2
4との間に介在させた後、可動側型板21をコアー型板
24に密接させてキャビティ22を閉じると同時に、プ
ラスチックシート材36をコアー型板24の凸部28に
よってキャビティ22の底部にインサートさせる。
ート材36とを用いて、本発明に係るパネルボタンを製
造する方法及びパネルボタンの構造について説明すると
次の通りである。即ち、図1乃至図4に示す如く、プラ
スチックシート材36を可動側型板21とコアー型板2
4との間に介在させた後、可動側型板21をコアー型板
24に密接させてキャビティ22を閉じると同時に、プ
ラスチックシート材36をコアー型板24の凸部28に
よってキャビティ22の底部にインサートさせる。
【0021】この状態のままで、特に図4に示す如く、
スプルー34、ランナー25、35、スプルー26及び
ゲート27を介してキャビティ22内に合成樹脂を射出
することによって、図6及び図7(A),(B)に示す
ように、プラスチックシート材36の裏面にプラスチッ
クパネル41を一体的に積層して成形することが出来
る。また、このプラスチックパネル41の押圧ボタン4
0に対応する位置は前記凸部28の作用によって円形穴
42として形成される。更に該凸部28の下面に設けた
突起用凹溝31と弾性片用凹溝32との作用とによっ
て、この円形穴42内に突起29と円弧形の弾性片30
とを成形することが出来る。かつ、突起29は弾性片3
0を介して前記プラスチックパネル41に連結すること
が出来る。
スプルー34、ランナー25、35、スプルー26及び
ゲート27を介してキャビティ22内に合成樹脂を射出
することによって、図6及び図7(A),(B)に示す
ように、プラスチックシート材36の裏面にプラスチッ
クパネル41を一体的に積層して成形することが出来
る。また、このプラスチックパネル41の押圧ボタン4
0に対応する位置は前記凸部28の作用によって円形穴
42として形成される。更に該凸部28の下面に設けた
突起用凹溝31と弾性片用凹溝32との作用とによっ
て、この円形穴42内に突起29と円弧形の弾性片30
とを成形することが出来る。かつ、突起29は弾性片3
0を介して前記プラスチックパネル41に連結すること
が出来る。
【0022】プラスチックシート材36の押圧ボタン4
0に対応する部分には、前述の如く接着剤層38が設け
られていないので、前記突起29と弾性片30とは、プ
ラスチックシート材36から剥離された状態で形成され
ている。更にキャビティ22の底部に設けた凹部23の
作用によって、押圧ボタン40の外表面には、突出部4
3が突設されている。
0に対応する部分には、前述の如く接着剤層38が設け
られていないので、前記突起29と弾性片30とは、プ
ラスチックシート材36から剥離された状態で形成され
ている。更にキャビティ22の底部に設けた凹部23の
作用によって、押圧ボタン40の外表面には、突出部4
3が突設されている。
【0023】このように構成された押圧ボタン40は、
特に図6及び図7(A),(B)に示す如く、突起29
が弾性片30を介して周りのプラスチックパネル41に
連結されており、更にこれ等の突起29及び弾性片30
はプラスチックシート材36より剥離されているので、
上方から押圧すると、プラスチックシート材36と弾性
片30とがスムーズに弾性変形して突起29を下降せし
めて、スイッチ44に当接することが出来る。また、押
圧ボタン40から手を離すことによって、突起29を速
やかに元の状態に復元せしめることが出来る。
特に図6及び図7(A),(B)に示す如く、突起29
が弾性片30を介して周りのプラスチックパネル41に
連結されており、更にこれ等の突起29及び弾性片30
はプラスチックシート材36より剥離されているので、
上方から押圧すると、プラスチックシート材36と弾性
片30とがスムーズに弾性変形して突起29を下降せし
めて、スイッチ44に当接することが出来る。また、押
圧ボタン40から手を離すことによって、突起29を速
やかに元の状態に復元せしめることが出来る。
【0024】上記実施例に於いては、プラスチックパネ
ル41内に円形穴42を設け、かつこの円形穴42内に
突起29と円弧弾性片30とを夫々成形し、突起29と
プラスチックパネル41とを円弧状弾性片30で連結す
るように構成したが、図8(A),(B)に示す如く、
プラスチックパネル41の中に偏平壷形切込45を穿設
することによって、プラスチックパネル41内に板状弾
性片30aを介して矩形状突起29aを連結して構成す
ることも出来る。更に、図9(A),(B)に示す如
く、プラスチックパネル41の中に円形壷形切込45a
を穿設することによって、プラスチックパネル41内に
板状弾性片30bを介して円形状突起29bを連結して
構成することも可能である。これ等の突起29a,29
bは、前記突起29と同様に、弾性片30,30a,3
0bを介して小さな力で夫々押圧移動或いは復元せしめ
ることが出来る。
ル41内に円形穴42を設け、かつこの円形穴42内に
突起29と円弧弾性片30とを夫々成形し、突起29と
プラスチックパネル41とを円弧状弾性片30で連結す
るように構成したが、図8(A),(B)に示す如く、
プラスチックパネル41の中に偏平壷形切込45を穿設
することによって、プラスチックパネル41内に板状弾
性片30aを介して矩形状突起29aを連結して構成す
ることも出来る。更に、図9(A),(B)に示す如
く、プラスチックパネル41の中に円形壷形切込45a
を穿設することによって、プラスチックパネル41内に
板状弾性片30bを介して円形状突起29bを連結して
構成することも可能である。これ等の突起29a,29
bは、前記突起29と同様に、弾性片30,30a,3
0bを介して小さな力で夫々押圧移動或いは復元せしめ
ることが出来る。
【0025】上記実施例に於いては、プラスチックシー
ト材36の裏面に接着剤層38を施すに当たって、透明
窓39と押圧ボタン40とに対応する場所には接着剤層
38が全く塗着されないようにし、この部分に接着機能
が施こされないように構成したが、図10(A),
(B),(C)に示すようなプラスチックシート材36
を用いて、押圧ボタン40に対応する部分のみに接着機
能が施こされないように構成することも可能である。
ト材36の裏面に接着剤層38を施すに当たって、透明
窓39と押圧ボタン40とに対応する場所には接着剤層
38が全く塗着されないようにし、この部分に接着機能
が施こされないように構成したが、図10(A),
(B),(C)に示すようなプラスチックシート材36
を用いて、押圧ボタン40に対応する部分のみに接着機
能が施こされないように構成することも可能である。
【0026】即ち、図10(A),(B),(C)に示
すプラスチックシート36は、透明な接着剤層38がプ
ラスチックシート材36の裏面全面に施こされている。
しかし押圧ボタン40に対応する場所のみ、接着剤層3
8の表面に更に離形剤等の合成樹脂に接着しない非接着
層46が積層されている。従って、この非接着層46の
作用によって、完成された押圧ボタン40は、プラスチ
ックシート材36と、押圧ボタン用の突起29及び弾性
片30とが剥離した状態で構成されている。
すプラスチックシート36は、透明な接着剤層38がプ
ラスチックシート材36の裏面全面に施こされている。
しかし押圧ボタン40に対応する場所のみ、接着剤層3
8の表面に更に離形剤等の合成樹脂に接着しない非接着
層46が積層されている。従って、この非接着層46の
作用によって、完成された押圧ボタン40は、プラスチ
ックシート材36と、押圧ボタン用の突起29及び弾性
片30とが剥離した状態で構成されている。
【0027】更に、上記実施例に於けるプラスチックシ
ート材36の透明窓39に対応する場所には、印刷層3
7が切除され、かつ切除された印刷層37の部分に透明
な接着剤層38が積層されている。上記実施例に於いて
は、印刷層37と接着剤層38とを夫々別々にプラスチ
ックシート材36の裏面に積層しているが、印刷用の顔
料或いは染料を接着剤に混入した着色接着剤を使用する
ことによって、前記印刷層37と接着剤層38を一層で
構成すること(図示せず)も可能である。
ート材36の透明窓39に対応する場所には、印刷層3
7が切除され、かつ切除された印刷層37の部分に透明
な接着剤層38が積層されている。上記実施例に於いて
は、印刷層37と接着剤層38とを夫々別々にプラスチ
ックシート材36の裏面に積層しているが、印刷用の顔
料或いは染料を接着剤に混入した着色接着剤を使用する
ことによって、前記印刷層37と接着剤層38を一層で
構成すること(図示せず)も可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る電器部品用パネルボタンの
製造方法及びそのパネルボタンは、前述の如き構成と作
用とを有するので、特に次のような効果を有するもので
ある。
製造方法及びそのパネルボタンは、前述の如き構成と作
用とを有するので、特に次のような効果を有するもので
ある。
【0029】(1)射出成形法を利用することによっ
て、パネルボタンを製造することが出来る。(2)従っ
て簡単な工程で精度の良いものを大量生産することが出
来る。(3)プラスチックパネルの中に、このプラスチ
ックパネルより独立した押圧ボタン用の突起を弾性片を
介して形成することが出来る。(4)従って、弾性片の
作用で押圧ボタンの突起を小さな力で押圧して移動及び
復元せしめることが出来る。
て、パネルボタンを製造することが出来る。(2)従っ
て簡単な工程で精度の良いものを大量生産することが出
来る。(3)プラスチックパネルの中に、このプラスチ
ックパネルより独立した押圧ボタン用の突起を弾性片を
介して形成することが出来る。(4)従って、弾性片の
作用で押圧ボタンの突起を小さな力で押圧して移動及び
復元せしめることが出来る。
【0030】(5)押圧ボタンは、前記突起と弾性片と
がプラスチックシート材に接合されていないので、押圧
ボタンはより小さな力で、かつ極めて良い感触で作動さ
せることが出来る。(6)押圧ボタン用の突起は、弾性
片を介してプラスチックパネルに連結されているので、
これ等のプラスチックパネルと複数の突起と及び弾性片
とを一対のスプルー及びゲートで成形することが出来
る。(7)従って、射出成形金型を極めて簡単な構造に
することが出来る。
がプラスチックシート材に接合されていないので、押圧
ボタンはより小さな力で、かつ極めて良い感触で作動さ
せることが出来る。(6)押圧ボタン用の突起は、弾性
片を介してプラスチックパネルに連結されているので、
これ等のプラスチックパネルと複数の突起と及び弾性片
とを一対のスプルー及びゲートで成形することが出来
る。(7)従って、射出成形金型を極めて簡単な構造に
することが出来る。
【図1】本発明の方法を実施する射出成形金型の断面図
である。
である。
【図2】プラスチックシート材を金型内にインサートす
る状態の断面説明図である。
る状態の断面説明図である。
【図3】図1の金型を閉じた状態の断面図である。
【図4】合成樹脂を射出する状態の断面図である。
【図5】図5(A)はプラスチックシート材の平面図、
図5(B)はプラスチックシート材の要部の断面説明図
である。
図5(B)はプラスチックシート材の要部の断面説明図
である。
【図6】パネルボタンの内の押圧ボタンの拡大平面図で
ある。
ある。
【図7】図7(A),(B)は夫々押圧ボタンの拡大断
面図である。
面図である。
【図8】図8(A),(B)は第2実施例の押圧ボタン
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図9】図9(A),(B)は第3実施例の押圧ボタン
の構成を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
【図10】図10(A),(B),(C)は第4実施例の
押圧ボタンを作るためのプラスチックシート材の説明図
である。
押圧ボタンを作るためのプラスチックシート材の説明図
である。
【図11】図11(A),(B)は従来のパネルボタン
と、その製造方法とを示す説明図である。
と、その製造方法とを示す説明図である。
【図12】従来の他のパネルボタンの構成を示す断面図で
ある。
ある。
1 可動側型板 2 キャビテ
ィ 3 プラスチックシート材 4 ランナー 5,10 スプルー 6 ゲート 7 コアー型板 8 凹陥部 9 凸部 11 固定側型
板 12 プラスチックパネル 13 突起 14 押圧ボタン 15 プラスチ
ック薄肉層 21 可動側型板 22 キャビテ
ィ 23 凹部 24 コアー型
板 25,35 ランナー 26,34 スプルー 27 ゲート 28 凸部 29,29a,29b 突起 30,30a,30b 弾性
片 31 突起用凹溝 32 弾性片用
凹溝 33 固定側型板 36 プラスチ
ックシート材 37 印刷層 38 接着剤層 39 透明窓 40 押圧ボタ
ン 41 プラスチックパネル 42 円形穴 43 突出部 44 スイッチ 45,45a 切込 46 非接着層
ィ 3 プラスチックシート材 4 ランナー 5,10 スプルー 6 ゲート 7 コアー型板 8 凹陥部 9 凸部 11 固定側型
板 12 プラスチックパネル 13 突起 14 押圧ボタン 15 プラスチ
ック薄肉層 21 可動側型板 22 キャビテ
ィ 23 凹部 24 コアー型
板 25,35 ランナー 26,34 スプルー 27 ゲート 28 凸部 29,29a,29b 突起 30,30a,30b 弾性
片 31 突起用凹溝 32 弾性片用
凹溝 33 固定側型板 36 プラスチ
ックシート材 37 印刷層 38 接着剤層 39 透明窓 40 押圧ボタ
ン 41 プラスチックパネル 42 円形穴 43 突出部 44 スイッチ 45,45a 切込 46 非接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−315911(JP,A) 特開 平1−281797(JP,A) 特開 平4−366513(JP,A) 実開 平4−116334(JP,U) 実開 平4−91026(JP,U) 実開 昭58−127533(JP,U) 特公 平4−11094(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/00 - 33/76 H01H 11/00 - 13/76
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチックシート材が挿入し得るキャビ
ティをその上面に設けた可動側型板と、内部にランナ
ー、スプルー及びゲートを有するコアー型板と、スプル
ーを有する固定側型板とを夫々用いて、弾性片を介して
突起がプラスチックパネルに連設されているパネルボタ
ンを製造する方法に於いて、 前記可動側型板のキャビティ底部にボタン成形用凹部を
設け、コアー型板の下面に前記キャビティ底部内に挿入
し得る凸部を設け、該凸部の下面に押圧ボタン用の突起
とこの押圧ボタン用の突起をプラスチックパネルに連結
し得る弾性片とを夫々成形することが出来る突起用凹溝
と弾性片用凹溝とを相互に連通して設け、かつ押圧ボタ
ンに対応する場所には接着機能が施されていないプラス
チックシート材を前記可動側型板とコアー型板とに供給
すると共に、 該プラスチックシート材をキャビティ内に挿入し、更に
コアー型板のゲートより合成樹脂をキャビティ内に射出
してプラスチックシート材の裏面にプラスチックパネル
を積層し、 前記キャビティの底部にコアー型板の凸部の突起用凹溝
と対応する位置に突出ボタン用凹所を設け、合成樹脂の
射出圧によってプラスチックシート材を該突出ボタン用
凹所に圧入成形して、前記接着機能が施されていないプ
ラスチックシート材の裏面に前記弾性片を介してプラス
チックパネルに接触する突起を非接着状態で成形し、押
圧ボタンの外表面側に自動復元し得る凸部を形成するこ
とを特徴とした電器部品用パネルボタンの製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6012713A JP2955176B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 電器部品用パネルボタンの製造方法 |
US08/382,156 US5679304A (en) | 1994-02-04 | 1995-02-01 | Method of making a push button which is unbonded to a panel cover |
KR1019950001990A KR100354155B1 (ko) | 1994-02-04 | 1995-02-04 | 전기부품용패널버튼과그제조방법및장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6012713A JP2955176B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 電器部品用パネルボタンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07214592A JPH07214592A (ja) | 1995-08-15 |
JP2955176B2 true JP2955176B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=11813074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6012713A Expired - Fee Related JP2955176B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 電器部品用パネルボタンの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5679304A (ja) |
JP (1) | JP2955176B2 (ja) |
KR (1) | KR100354155B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100354155B1 (ko) * | 1994-02-04 | 2003-02-05 | 요시다 코교 가부시키가이샤 | 전기부품용패널버튼과그제조방법및장치 |
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US5718326A (en) * | 1996-07-22 | 1998-02-17 | Delco Electronics Corporation | Backlit button/switchpad assembly |
US6543842B2 (en) * | 2000-02-03 | 2003-04-08 | Lifetime Products, Inc. | Interference fit support bracket for a portable folding chair |
EP1127673A1 (en) * | 2000-02-23 | 2001-08-29 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | A method of manufacturing a shell element provided with an opening in an angled part and a shell element manufactured by said method |
US6576856B2 (en) * | 2000-03-24 | 2003-06-10 | Polymatech Co., Ltd. | Sheet shaped key top |
CN2587251Y (zh) * | 2002-11-07 | 2003-11-26 | 来福太(厦门)塑胶制品有限公司 | 一种折叠椅 |
US7409888B2 (en) * | 2002-12-09 | 2008-08-12 | Bendix Commercial Vehicle Systems, Llc | Cover for parking brake control valve button |
FI20031892A0 (fi) * | 2003-12-22 | 2003-12-22 | Perlos Oyj | Kannettavan elektroniikkalaitteen kuoriosa ja menetelmä sen valmistamiseksi |
US8178802B2 (en) | 2008-07-31 | 2012-05-15 | Electrolux Home Products, Inc. | Unitized appliance control panel assembly and components of the assembly |
EP2347880A1 (en) * | 2010-01-25 | 2011-07-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | A method for producing a device comprising at least one displaceable operating member as well as such a device |
TWI618625B (zh) * | 2014-10-03 | 2018-03-21 | 綠點高新科技股份有限公司 | 物件的製法及其製品 |
JP6494975B2 (ja) * | 2014-10-31 | 2019-04-03 | Nok株式会社 | 成形品の成形方法及び成形型 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3584162A (en) * | 1970-02-16 | 1971-06-08 | Ibm | Electrical keyboard switch mechanism with improved resilient diaphragm contact actuator |
US4128744A (en) * | 1977-02-22 | 1978-12-05 | Chomerics, Inc. | Keyboard with concave and convex domes |
US4130615A (en) * | 1978-04-13 | 1978-12-19 | Igloo Corporation | Method for making an insulated container having a shock-resistant bottom |
DE2902769C2 (de) * | 1979-01-25 | 1982-12-09 | Rudolf Schadow Gmbh, 1000 Berlin | Drucktastenschalter |
JPS61188590A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-22 | 松下電器産業株式会社 | El表示パネルの駆動装置 |
JPS6359508A (ja) * | 1986-08-30 | 1988-03-15 | Nissha Printing Co Ltd | エンボスを有するインサ−ト絵付成型品の製造方法 |
JPH04152986A (ja) * | 1990-10-16 | 1992-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機の操作板 |
US5343008A (en) * | 1992-02-19 | 1994-08-30 | Ipcinski Ralph G | Sealed switch |
JP2955176B2 (ja) * | 1994-02-04 | 1999-10-04 | 吉田工業株式会社 | 電器部品用パネルボタンの製造方法 |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP6012713A patent/JP2955176B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-01 US US08/382,156 patent/US5679304A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-02-04 KR KR1019950001990A patent/KR100354155B1/ko not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100354155B1 (ko) * | 1994-02-04 | 2003-02-05 | 요시다 코교 가부시키가이샤 | 전기부품용패널버튼과그제조방법및장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07214592A (ja) | 1995-08-15 |
KR950033756A (ko) | 1995-12-26 |
US5679304A (en) | 1997-10-21 |
KR100354155B1 (ko) | 2003-02-05 |
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