JP2947052B2 - 焼結原料の装入装置 - Google Patents

焼結原料の装入装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼製銑における焼結
機への焼結原料の装入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼製銑用の原料となる焼結鉱の製造
は、以下の様にして行われる。まず、約10mm以下の
大きさの鉄鉱石に適度の粒度のコ−クス粉、石灰粉を混
合して原料を調合する。調合された原料を装入装置で焼
結機のパレット上に堆積させる。次に、焼結機中でパレ
ットに堆積した原料層の表面のコ−クスに点火し、パレ
ット下方より空気を吸引しながらコ−クスを燃焼させ、
その燃焼熱で鉄鉱石を焼結する。
【0003】焼結機中での燃焼時における原料層の通気
性を確保するため、原料はパレット上に粒度偏析させる
必要がある。すなわち、装入装置でパレットに原料層を
堆積させる際、パレット下方から上方になるに従って原
料層の粒度を細粒化させる必要がある。
【0004】焼結原料の装入装置の一つとして、特開平
5−1335号公報に開示された装入装置が提案されて
いる。図3に特開平5−1335号公報に開示された装
入装置の概略垂直断面図を示す。図3中、110はホッ
パ−、111はホッパ−開口ゲ−ト、12はロ−ルフィ
−ダ−、25は案内用シュ−ト、26はスクリ−ン状の
シュ−ト、27はロッド、40はパレット、41はグレ
−ドバ−、5は原料、7は原料層を示す。
【0005】本装置において、鉄鉱石、石灰粉、コ−ク
ス等の原料5を挿入するホッパ−110は、ロ−ルフィ
−ダ−12の上方に配置される。ロ−ルフィ−ダ−12
は、案内用シュ−ト25の近傍に配置される。案内用シ
ュ−ト25の延長上にはスクリ−ン状シュ−ト26が配
置される。すなわち、本装置のシュ−トは、案内用シュ
−ト25とスクリ−ン状シュ−ト26より構成される。
スクリ−ン状のシュ−ト26は、平行に配置された複数
本のロッド27で構成されており、ロッド27の間隙が
ふるいの機能を果たしている。ロッド27の間隔は、ス
クリ−ン状シュ−ト25の傾斜面の下部になるにしたが
って広くなっている。
【0006】図3に示す装入装置では、ホッパ−110
からロ−ルフィ−ダ12を通じて供給された原料5は、
案内用シュ−ト25を滑り落ちた後、スクリ−ン状シュ
−ト26を滑り落ちていく。原料がスクリ−ン状シュ−
ト26を滑り落ちていく過程で、原料はロッド27の間
隙から粒度に応じてパレット40に落下していく。すな
わち、スクリ−ン状シュ−ト26の傾斜面上部では細粒
の原料がロッド27の間隙からパレット40に落ち、ス
クリ−ン状シュ−ト26の傾斜面下部になるにしたがっ
て、次第に粗粒の原料がパレット40に落ちる。スクリ
−ン状シュ−ト26から落下した原料5は、ほぼ鉛直下
方にそのまま落下堆積する。
【0007】スクリ−ン状シュ−ト26の下方には、焼
結機のパレット40が配置されている。パレット40は
図中矢印で示すように、水平面上を原料の飛散方向とは
逆向きに一定の速度で移動している。パレット40が移
動するにしたがって、パレット40上に堆積する原料層
7の原料の粒度は、粗粒から細粒になる。その結果、堆
積終了後に得られる原料層7は、深さ方向に粒度分布を
持ち(粒度偏析し)、原料層7表層に近づくほど、原料
の粒度は細粒になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−1335号公報に開示された装入装置によれば、石
灰粉、コ−クス粉等の原料粉がスクリ−ン状シュ−トの
ロッドに付着して、ロッド間の間隙の維持が困難になる
という問題が生じる。ロッド間の間隙を維持するために
は、1〜2時間毎に原料層の堆積作業を中断し、人力も
しくはバイブレ−タ−、ハンマ−装置等でロッドに衝撃
を加えて、ロッドの付着物を除去をしなければならなか
った。
【0009】本発明は、以上の問題点を解決すべく考え
られたものであって、焼結原料の装入作業の安定化を図
るための装入装置を提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、少な
くとも、 (1)原料供給機構 (2)上端部が原料供給機構近傍に配置された所定の幅
の傾斜面を有し、前記傾斜面の一部もしくは全部が、ワ
イヤ−駆動機構により駆動可能なワイヤ−をブラケット
を通して所定の間隔で前記傾斜面の幅方向に平行に複数
列、配置して形成されたシュ−トであって、シュ−トを
構成するワイヤ−が複数本のリング状ワイヤ−からなる
シュ−トを有する焼結原料の装入装置である。
【0011】請求項2の発明は、さらに、ブラケットへ
の衝撃付加機構を有する請求項1記載の焼結原料の装入
装置である。
【0012】
【作用】本発明の焼結原料の装入装置は、原料供給機構
の近傍にシュ−トの傾斜面上端部が配置されている。原
料供給機構より供給された原料はシュ−トの傾斜面を滑
り落ちる。
【0013】シュ−トは、その傾斜面の一部もしくは全
部が所定の間隔で傾斜面幅方向に平行に配置された複数
列のワイヤ−で形成されているため、ふるいの機能を果
たす。すなわち、原料がシュ−トの傾斜面を滑り落ちて
いく過程で、原料は粒度に応じてワイヤ−の間隙からこ
ぼれ落ちる。ワイヤ−の間隙からこぼれ落ちた原料は、
ほぼ鉛直下方に落下して堆積する。
【0014】シュ−トの傾斜面を形成するワイヤ−はブ
ラケットに通されているため、ワイヤ−間の間隔が保持
されている。ワイヤ−はワイヤ−駆動機構によって駆動
させることができる。ワイヤ−駆動機構でワイヤ−を駆
動させると、ワイヤ−についた付着物はブラケットで掻
き落とされる。
【0015】さらに、請求項2の発明の焼結原料の装入
装置は、シュ−トの傾斜面の一部もしくは全部が複数本
のリング状ワイヤ−で構成される。このため、1本のリ
ング状ワイヤ−が切断しても傾斜面の一部のリング状ワ
イヤ−間の間隔が広くなるだけで、他のリング状ワイヤ
−で構成される傾斜面には影響がない。
【0016】さらに、請求項3の発明は、ブラケットへ
の衝撃付加機構を備えている。このため、ブラケットに
衝撃を与えることによって、ブラケットに付着して残っ
た付着物の除去を図ることができる。
【0017】
【実施例】図1に、本願発明の一実施例である焼結原料
の装入装置の概略斜視図を示す。図1中、10は原料供
給機構であるベルトコンベア−、20はシュ−ト、21
はワイヤ−、22は滑車、23はブラケット、24はシ
ュ−トの支持体、28はワイヤ−の張力制御用滑車、3
0はモ−タ−、31はワイヤ−の駆動用滑車、40はパ
レット、41はグレ−トバ−、5は原料、6は床敷層、
7は原料層、71は原料層のうちの粗粒層、72は中粒
層、73は細粒層を示す。また、図1中、矢印はパレッ
ト40の移動方向を示す。
【0018】図1に示す焼結原料の装入装置において
は、原料供給機構はベルトコンベア−10で構成され
る。シュ−ト20は、その傾斜面上端部がベルトコンベ
ア−10の下部近傍に位置するように配置される。シュ
−ト20の傾斜面は、ワイヤ−21を幅方向に複数列、
平行に配置して構成される。ワイヤ−21は、支持体2
4に設けられた滑車22で方向を変えることにより、シ
ュ−ト20の幅方向を往復してグリッドを構成する。
【0019】ワイヤ−21は支持用のブラケット23に
通し、シュ−ト20の傾斜面上部から下部になるにした
がってワイヤ−21間の間隙が広くなる様に支持する。
ワイヤ−21の端部同士は接続してリング状とする。支
持体24にはモ−タ−30を設け、ワイヤ−駆動用滑車
31を介してワイヤ−21の駆動を可能にする。さらに
支持体24にはワイヤ−の張力制御用滑車28、および
ワイヤ−の張力制御装置(図示せず)を設け、張力制御
用滑車28の中心軸を移動させることによって、ワイヤ
−21の張力を制御可能とする。
【0020】次に、本装置による焼結原料の装入方法を
示す。ベルトコンベア−10で原料5をシュ−ト20に
送り込むと、供給された原料5は、シュ−ト20の傾斜
面を滑り落ちる。シュ−ト20の傾斜面はワイヤ−21
で形成されており、ワイヤ−21の間隙は傾斜面上部か
ら下部になるに従って広くなっている。したがって、原
料5がシュ−ト20の傾斜面を滑り落ちる過程で、原料
は粒度が細かい順にワイヤ−21間の間隙からパレット
40上ヘこぼれ落ちる。
【0021】すなわち、シュ−ト20の傾斜面上端部の
鉛直下方には細粒の原料層73、傾斜面下端部の鉛直下
方には粗粒の原料層71が堆積する。一方、グレ−トバ
−41の上に床敷層6を敷いておいたパレット40を、
図中矢印で示すように、水平面上、原料の滑り落ちる方
向とは逆向きに移動させる。すると、パレット40の移
動とともに、パレット40上には粗粒の原料層71、中
粒の原料層72、細粒の原料層73の順で堆積し、深さ
方向に粒度偏析した原料層7が形成される。
【0022】装入作業中に原料の粉等の付着物がシュ−
ト20のワイヤ−21に多量に付着した場合、モ−タ−
30を作動させてワイヤ−21を駆動させる。すると、
ワイヤ−21の付着物はブラケット23の通し孔でかき
おとされ、ワイヤ−21間の間隙は正常に保たれる。ま
たは装入作業中モ−タ−30を作動させておくことによ
り、常時ワイヤ−21を駆動させておいても良い。
【0023】尚、本発明におけるシュ−トの傾斜面は、
単数のワイヤ−の系統で構成されるもののみに限定され
るものではない。例えば、シュ−トの傾斜面の長さに応
じて、シュ−トの傾斜面を複数のワイヤ−の系統で構成
する場合も含む。
【0024】図2に、本願発明の別の一実施例である焼
結原料の装入装置の概略斜視図を示す。図2中、110
はホッパ−、12はロ−ルフィ−ダ−、20はシュ−
ト、21はワイヤ−、22は滑車、23はブラケット、
24はシュ−トの支持体、281はタ−ンバックル、3
0はモ−タ−、301は減速機、302はパルス発信
器、311は回転駆動プ−リ−、40はパレット、8は
電磁式バイブレ−タ−を示す。また、図2中、矢印はパ
レット40の移動方向を示す。
【0025】図2に示す焼結原料の装入装置において
は、原料供給機構はホッパ−110(ホッパ−開口ゲ−
トは図示せず)、ロ−ルフィ−ダ−12で構成される。
原料はホッパ−110内に装填される。ホッパ−110
下方のホッパ−開口ゲ−ト(図示せず)を開けると、原
料はロ−ルフィ−ダ−12を通じてシュ−ト20に供給
される。この様に、本発明における原料供給機構は、ベ
ルトコンベア−に限定されるものではない。例えば、ホ
ッパ−110とロ−ルフィ−ダ−12により原料を供給
する場合も含む。
【0026】シュ−ト20は、その傾斜面上端部がロ−
ルフィ−ダ−12の下部近傍に位置するように配置され
る。シュ−ト20の傾斜面は、ワイヤ−21を幅方向に
複数列、平行に配置してグリッドを構成する。シュ−ト
20の傾斜面は、複数本のリング状のワイヤ−21で形
成される。各ワイヤ−21は、(1)回転駆動用プ−リ
−311の回りに数回巻付けた後、(2)ブラケット2
3の通し孔に通してシュ−ト20の傾斜面幅方向に平行
に配設し、(3)タ−ンバックル281を介して支持体
24に設けられた滑車22に通してワイヤ−の方向を変
えた後、(4)再び、ブラケット23の別の通し孔に通
してシュ−ト20の傾斜面幅方向に平行に配設し、
(5)最後にワイヤ−21の端部同士を接続してリング
状にする。
【0027】各ワイヤ−21の中間部は、支持用のブラ
ケット23の通し孔に通す。ワイヤ−21間の間隔は、
シュ−ト20を鉛直上方からみたときに、シュ−ト20
の傾斜面上部側から下部側になるにしたがって広くなる
様にブラケット23で支持する。各ワイヤ−21の張力
は、タ−ンバックル281で調節する。
【0028】シュ−ト20の形状は、幅方向に垂直な断
面において凹面状とする。この様に、本発明におけるシ
ュ−トの傾斜面の形状は平面に限定されるものではな
い。例えば、図2に示す焼結原料の装入装置の様に、焼
結原料の装入装置の垂直断面において、シュ−ト20の
形状が凹面状である場合も含む。
【0029】回転駆動プ−リ−311は、モ−タ−30
および減速機301と接続する。モ−タ−30を作動さ
せると回転駆動プ−リ−311が回転し、回転駆動プ−
リ−311に巻付けられた各ワイヤ−21が駆動する。
回転駆動プ−リ−311の回転時におけるワイヤ−21
と回転駆動プ−リ−311の滑り防止のため、各ワイヤ
−21は回転駆動プ−リ−311に複数回巻きつけてお
く方が好ましい。ワイヤ−21の駆動を停止させる場
合、モ−タ−30を停止させる。
【0030】ワイヤ−21の端部を接続してリング状に
した際、ワイヤ−21の接続部はブラケットの通し孔を
通過できず、ワイヤ−21を一方向に駆動できない可能
性がある。このことを考慮し、ワイヤ−21の接続部は
ブラケット23から十分離れた位置に設ける。同時に、
パルス発信器302を設け、モ−タ−30および減速機
301とパルス発信器302を電気的に接続する。パル
ス発信器は、一定周期毎にモ−タ−30および減速機3
01にパルス信号を送る。モ−タ−30および減速機3
01は、パルス信号を受けて回転駆動プ−リ−311の
回転方向を一定周期毎に変化させる。その結果、ワイヤ
−21は一定周期毎に方向を変えて往復運動する。尚、
パルス信号の周期は、ワイヤ−21がブラケット間の間
隔よりも長い距離を往復運動できる値に設定する。
【0031】ワイヤ−21の接続部がブラケット23の
通し孔をスム−ズに通過できる場合には、特にパルス発
信器302は必要としない。ワイヤ−21の接続部がブ
ラケット23の通し孔をスム−ズに通過できる場合には
ワイヤ−21の全長を稼動面にできるため、ワイヤ−2
1を往復運動させるよりもワイヤ−21の寿命がのびる
ので、一方向にワイヤ−21を駆動させた方が好まし
い。
【0032】シュ−ト20の傾斜面下端部において、各
ブラケット23には電磁式バイブレ−タ−8が取り付け
られている。電磁式バイブレ−タ−8を作動させると、
ブラケット23が水平方向に振動する。ブラケット23
を水平方向に振動させることによって、ブラケット23
に付着して残った付着物の除去を図る。
【0033】図2に示す焼結原料の装入装置による焼結
原料の装入方法は、シュ−ト20下方のパレット40を
移動させながら、原料供給機構であるロ−ルフィ−ダ1
2より原料をシュ−ト20に供給する点で、図1に示す
焼結原料の装入装置による焼結原料の装入方法と同様で
ある。
【0034】装入作業中に原料がワイヤ−21に付着し
た場合、モ−タ−30、パルス発信器302および電磁
式バイブレ−タ−8を作動させる。モ−タ−30を作動
させると各ワイヤ−21が駆動する。パルス発信器30
2は、一定周期毎にモ−タ−30および減速機301に
パルス信号を送る。パルス信号の周期は、予めワイヤ−
21がブラケット23間の間隔よりもやや長い距離だけ
往復できる様に設定しておく。モ−タ−30および減速
機301は、パルス発信器302からのパルス信号を受
けて回転駆動プ−リ−311の回転方向を一定周期毎に
変化させる。
【0035】この結果、ワイヤ−21はブラケット23
間の間隔よりも長い距離を往復運動し、ワイヤ−21の
付着物はブラケット23の通し孔で掻き落とされる。一
方、電磁式バイブレ−タ−8を作動させると、ブラケッ
ト23が水平方向に振動する。ブラケット23に付着し
て残った付着物は、ブラケット23の振動で落とされ
る。または装入作業中モ−タ−30および電磁式バイブ
レ−タ−8を作動させておくことにより、常時ワイヤ−
21の駆動およびブラケット23の振動をさせておいて
も良い。
【0036】尚、本発明におけるシュ−トの傾斜面を構
成するワイヤ−の間隔は、特に限定されるものではな
く、適宜、設計されるものである。また、請求項1の発
明は、ワイヤ−の両端部を接続してリング状し、循環し
て使用にするもののみに限定されるものではない。例え
ば、シュ−トの支持体の片側よりワイヤ−を供給し、シ
ュ−トの傾斜面を形成させた後、ワイヤ−駆動機構によ
ってワイヤ−を巻き取る場合も含む。
【0037】
【発明の効果】本発明における焼結原料の装入装置は、
シュ−トの傾斜面を構成するワイヤ−を駆動機構で駆動
可能としたため、ワイヤ−に付いた付着物をブラケット
で掻き落として、ワイヤ−間の間隙を正常に保つことが
可能になり、焼結原料の装入作業の安定化が図れるとい
う効果がある。
【0038】さらに本発明における焼結原料の装入装置
は、シュ−トを構成するワイヤ−を複数本のリング状ワ
イヤ−にすることによって、リング状ワイヤ−の一本が
切断した場合でもシュ−トの傾斜面が全体の補修が必要
なく、装置の補修が容易になるという効果がある。
【0039】さらに本発明における焼結原料の装入装置
は、ブラケットへの衝撃付加機構を設けることによっ
て、ブラケットに付着して残った付着物を除去を図るこ
とができ、焼結原料の装入作業のより安定化を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装入装置の1実施例を示す概略斜視図
である。
【図2】本発明の装入装置の別の実施例を示す概略垂直
断面図である。
【図3】従来の装入装置の他の例を示す概略垂直断面図
である。
【符号の説明】
10 ベルトコンベア− 110 ホッパ− 12 ロ−ルフィ−ダ− 20 シュ−ト 21 ワイヤ− 22 滑車 23 ブラケット 30 モ−タ− 301 減速機 302 パルス発信器 31 駆動用滑車 311 回転駆動プ−リ− 8 電磁式バイブレ−タ−
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 山本 弘 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 酒井 敦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−77999(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F27B 21/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、 (1)原料供給機構 (2)上端部が原料供給機構近傍に配置された所定の幅
    の傾斜面を有し、前記傾斜面の一部もしくは全部が、ワ
    イヤ−駆動機構により駆動可能なワイヤ−をブラケット
    を通して所定の間隔で前記傾斜面の幅方向に平行に複数
    列、配置して形成されたシュ−トであって、シュ−トを
    構成するワイヤ−が複数本のリング状ワイヤ−からなる
    シュ−トを有する焼結原料の装入装置。
  2. 【請求項2】ブラケットへの衝撃負荷機構を有する請求
    項1記載の焼結原料の装入装置。
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