JPH0842977A - 焼結原料の装入装置 - Google Patents

焼結原料の装入装置

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JPH0842977A
JPH0842977A JP17854194A JP17854194A JPH0842977A JP H0842977 A JPH0842977 A JP H0842977A JP 17854194 A JP17854194 A JP 17854194A JP 17854194 A JP17854194 A JP 17854194A JP H0842977 A JPH0842977 A JP H0842977A
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scraper
screen
rod
shoe
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JP17854194A
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Takeshi Koshi
猛 古志
Tsuguhiro Ogawa
嗣博 小川
Hiroshi Nakatani
寛 中谷
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホッパ−11内に挿入された原料は、ロ−ル
フィ−ダ12を通じてスクリ−ン状シュ−ト20に送ら
れる。スクリ−ン状シュ−ト20の傾斜面は、水平方向
に平行に配列されたロッド21で構成する。原料はスク
リ−ン状シュ−ト20で篩分けられ、粒度に応じてロッ
ド21の間隙から落下する。スクリ−ン状シュ−ト20
上には、スクレ−パ−30を設ける。スクレ−パ−30
の下端はロッド21近傍に配置する。減速機付電動機4
0を作動させると、スクレ−パ−30はロッド21の伸
長方向に往復運動する。スクレ−パ−30を駆動するこ
とにより、ロッド21に付着して残った原料の除去を図
る。 【効果】 スクリ−ン状シュ−ト20のロッド21の間
隙維持を図ることにより、スリットバ−式装入装置の操
業安定化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼結原料の装入装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄鋼業において高炉用原料となる
焼結鉱の製造は、以下の様にして行われる。 (1)まず、約10mm以下の大きさの鉄鉱石に適度の
粒度のコ−クス粉、石灰粉を混合して原料を調合する。 (2)調合された原料を装入装置で焼結機のパレット上
に堆積させる。 (3)焼結機内において、パレットに堆積した原料層の
表面のコ−クスに点火し、パレット下方より空気を吸引
しながらコ−クスを燃焼させる。コ−クスの燃焼は、原
料層上部から下部向かって進行する。コ−クスの燃焼熱
で鉄鉱石が焼結し、高炉用原料の焼結鉱が得られる。
【0003】焼結機内において、コ−クスの燃焼を原料
層上部から下部に進行させるため、原料層の通気性を確
保する必要がある。従来、原料層の通気性は、装入装置
で原料層を粒度偏析させることによって確保されてい
る。すなわち、原料層をパレット上に堆積させる際に、
装入装置で原料層上部から下部になるにしたがって原料
の粒度分布を粗粒化させている。
【0004】焼結原料の装入装置の一つとして、特開平
5−1335号公報においてスリットバ−式の装入装置
が提案されている。
【0005】図4は、特開平5−1335号公報に開示
された装入装置の概略垂直断面図を示した図である。図
3中、11はホッパ−、110はホッパ−開口ゲ−ト、
12はロ−ルフィ−ダ−、29は案内用シュ−ト、20
はスクリ−ン状のシュ−ト、21はロッド、60はパレ
ット、61はグレ−ドバ−、7は原料、70は原料層を
示す。
【0006】図4に示すように、特開平5−1335号
公報に開示された装入装置は、原料供給機構とシュ−ト
で構成されている。原料供給機構は、ホッパ−11とロ
−ルフィ−ダ12で構成されている。ロ−ルフィ−ダ−
12は、ホッパ−11の下方に配置されている。
【0007】シュ−トは、案内用シュ−ト29とスクリ
−ン状シュ−ト20で構成されている。案内用シュ−ト
29は、ロ−ルフィ−ダ−12の近傍に配置されてい
る。スクリ−ン状シュ−ト20は、案内用シュ−ト29
の延長上に配置されている。スクリ−ン状シュ−ト20
の傾斜面は、水平方向に平行に配置された複数本のロッ
ド21で構成されている。ロッド21を水平面上に投影
したときの間隔は、スクリ−ン状シュ−ト20の傾斜面
上端部側から下端部側になるにしたがって広くなってい
る。また、スクリ−ン状シュ−ト20の下方には、焼結
機のパレット60が配置されている。
【0008】図4に示す装入装置において、原料層の堆
積は以下の様に行われる。 (1)原料7をホッパ−11内に挿入する。また、スク
リ−ン状シュ−ト20の下方に焼結機のパレット60を
配置しておく。 (2)ホッパ−11の下部に設けられたホッパ−開口ゲ
−ト110を開くと、原料7はロ−ルフィ−ダ12から
案内用シュ−ト29に供給される。 (3)原料7は、案内用シュ−ト29を滑り落ちた後、
スクリ−ン状シュ−ト20を滑り落ちていく。 (4)スクリ−ン状シュ−ト20において、原料7はロ
ッド21の間隙から粒度に応じてパレット60に落下し
ていく。すなわち、スクリ−ン状シュ−ト20の傾斜面
上端部側では細粒の原料がパレット60に落ち、傾斜面
下端部側になるにしたがって、次第に粗粒の原料がパレ
ット60に落ちる。一方、図中矢印で示すように、装入
装置のシュ−トの傾斜面下端部側から傾斜面上端部側に
向かって、パレット60を水平方向に一定の速度で移動
させる。パレット60が移動するにしたがって、原料層
70の表面に堆積する原料7は、次第に細粒になる。そ
の結果、原料層中の原料の粒度分布は、原料層上部から
原料層下部になるにしたがって粗粒になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−1335号
公報に開示された装入装置は、スクリ−ン状シュ−トが
ふるいの機能を果たしている。したがって、原料層中の
原料の粒度分布状態が安定的に得られるようにするため
には、スクリ−ン状シュ−トのロッドの間隔を所定の間
隔に維持する必要がある。
【0010】しかしながら、特開平5−1335号公報
に開示された装入装置は、石灰粉、コ−クス粉等の原料
粉がスクリ−ン状シュ−トのロッドに付着し、ロッドの
間隔の維持が困難になるという問題がある。
【0011】本発明は、以上の問題点を解決すべく考え
られたものであって、焼結原料の装入作業の安定化を図
るための装入装置を提案するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、少な
くとも、 (1)原料供給機構 (2)傾斜面上端部が原料供給機構の近傍に配置され、
傾斜面の一部もしくは全部が、ロッドもしくはワイヤ−
を所定の間隔で水平方向に平行に複数列、配置して構成
されたシュ−ト (3)ロッド、もしくはワイヤ−のスクレ−パ− (4)シュ−トを構成するロッドもしくはワイヤ−の伸
長方向に沿ってスクレ−パ−を往復運動させるスクレ−
パ−の駆動機構 を有する焼結原料の装入装置である。
【0013】請求項2の発明は、スクレ−パ−の付着物
研削部が交換可能な部品で構成されていることを特徴と
する請求項1記載の焼結原料の装入装置である。
【0014】請求項3の発明は、シュ−トへの衝撃付加
機構を有する請求項1または請求項2記載の焼結原料の
装入装置である。
【0015】
【作用】請求項1の焼結原料の装入装置は、原料供給機
構、シュ−ト、スクレ−パ−およびスクレ−パ−の駆動
機構を有する。
【0016】原料供給機構は、シュ−トの傾斜面上端部
近傍に配置する。原料供給機構は、シュ−トの傾斜面上
端部に原料を供給する。
【0017】シュ−トは、傾斜面の一部もしくは全部を
ロッドまたはワイヤ−で構成する。ロッドまたはワイヤ
−は、水平方向に平行に配列する。原料供給機構から供
給された原料は、シュ−トの傾斜面を滑り落ちる際、粒
度に応じてロッドまたはワイヤ−の間隙から落下する。
【0018】スクレ−パ−は、シュ−トを構成するロッ
ドもしくはワイヤ−の伸長方向に沿って往復運動可能と
する。スクレ−パ−の駆動機構でスクレ−パ−を往復運
動させることにより、シュ−トを構成するロッドもしく
はワイヤ−に付着した付着物の除去を図る。
【0019】請求項2の焼結原料の装入装置は、さらに
スクレ−パ−の付着物研削部を交換可能な部品で構成す
ることにより、スクレ−パ−の付着物研削部の磨耗に対
する装置の保守を容易にするものである。
【0020】請求項3の焼結原料の装入装置は、さらに
シュ−トへの衝撃付加機構を設けたものである。シュ−
トへの衝撃付加機構でシュ−トに衝撃を与えることによ
り、スクレ−パ−の往復運動でロッドもしくはワイヤ−
の一部分に集積されて残った付着物の除去を図る。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の焼結原料の装入装置の一実
施例である概略斜視図を示した図である。図1中、11
はホッパ−、12はロ−ルフィ−ダ−、20はスクリ−
ン状シュ−ト、21はロッド、22はブラケット、23
は支持体、30はスクレ−パ−、31は連結棒、32は
連結パイプ、33はスライド軸、34はスライド補助ロ
−ル、40は減速機付電動機、41は回転駆動プ−リ
−、42はワイヤ−、43は定滑車、44はタ−ンバッ
クル、50はバイブレ−タ−、60はパレット、7は原
料、70は原料層、71は原料層のうち粗粒層、72は
中粒層、73は細粒層を示す。また、図1中、矢印はパ
レット40の移動方向を示している。
【0022】図1に示す焼結原料の装入装置において、
原料供給機構は、ホッパ−11およびロ−ルフィ−ダ−
12で構成する。ロ−ルフィ−ダ−12は、ホッパ−1
1の下方に配置する。
【0023】スクリ−ン状シュ−ト20は、ロッド21
を複数列、水平方向に平行に配置することにより構成す
る。ロッド21の中間部は、ロッド21に対して垂直に
設けられたブラケット22で支持する。各ブラケット2
2の先端の一方は、一定間隔で支持体23に取り付けて
支持する。
【0024】スクリ−ン状シュ−ト20は、ロッド21
に平行な方向を傾斜面の幅方向、支持体が設けられてい
る側を傾斜面の下端部側とする。スクリ−ン状シュ−ト
20の傾斜面上端部は、ロ−ルフィ−ダ−12の近傍に
配置する。スクリ−ン状シュ−ト20のロッド21を水
平面上に投影したときの間隔は、スクリ−ン状シュ−ト
20の傾斜面上端部側から下端部側になるにしたがって
広くなるようにし、スクリ−ン状シュ−ト20にふるい
の機能を持たせる。
【0025】尚、本発明において、シュ−トを構成する
ロッドまたはワイヤ−を水平面上に投影したときの間隔
は、シュ−トの傾斜面上端部側からシュ−トの傾斜面下
端部にかけて連続的に変化させても良いし、段階的に変
化させても差し支えない。
【0026】スクレ−パ−30は、板状部材で構成す
る。各スクレ−パ−30は、連結棒31および連結パイ
プ32を介して等間隔に連結する。連結棒31および連
結パイプ32は、スクレ−パ−30に垂直に取り付け
る。スクレ−パ−30の中心間の間隔は、スクリ−ン状
シュ−ト20のブラケット22の中心間の間隔と等しく
する。
【0027】連結したスクレ−パ−30は、連結パイプ
32の中にスライド軸33を通してスクリ−ン状シュ−
ト20の上に支持する。さらに、スクレ−パ−30にス
ライド補助ロ−ル34を設け、スクリ−ン状シュ−ト2
0の傾斜面下端において、スライド補助ロ−ル34を支
持体23の側面に接触させる。
【0028】図2は、スクレ−パ−の下端部の拡大図を
示した図である。図2において、上図はスクリ−ン状シ
ュ−ト20のロッド21の伸長方向から見たスクレ−パ
−下端部の拡大図、下図はスクリ−ン状シュ−ト20の
傾斜面の傾斜方向から見たスクレ−パ−下端部の拡大図
を示している。図2中、21はロッド、30はスクレ−
パ−、35はチップ、36はチップ接合用孔、37はボ
ルト、38はナット、39は溝部を示す。
【0029】図2に示すように、スクレ−パ−30の下
端にはチップ35をボルト接合する。チップ35の先端
はスクリ−ン状シュ−ト20のロッド21の断面形状に
合わせて半円状に切り欠いておき、チップ35の先端を
ロッド21に接触させるか、チップ35の先端をロッド
21近傍に配置する。スクレ−パ−30下端のチップ接
合用孔36は長孔とし、チップ35先端とロッド21の
位置関係を調整できるようにする。
【0030】図1に示すように、連結されたスクレ−パ
−30のうち、外側に配置されたスクレ−パ−30間を
ワイヤ−42で接続する。ワイヤ−42は、(1)片側
のスクレ−パ−30を起点とし、(2)定滑車43で方
向を変えて各スクレ−パ−30に設けられた通し孔に通
し、(3)回転駆動プ−リ−41に数回巻き付けてか
ら、(4)もう一方のスクレ−パ−30に接続する。定
滑車43は、タ−ンバックル44を介して固定する。ワ
イヤ−42の張力は、タ−ンバックル44で調節できる
ようにする。
【0031】回転駆動プ−リ−41は、減速機付電動機
40に接続する。減速機付電動機40を作動させると回
転駆動プ−リ−41が回転し、スクレ−パ−30はワイ
ヤ−42に引っ張られてスクリ−ン状シュ−ト20上を
移動する。
【0032】減速機付電動機40の回転方向は、スクレ
−パ−30をブラケット22間で往復運動させるため、
一定周期毎に反転させる。
【0033】図3は、減速機付電動機の回転を一定周期
毎に反転させるための制御回路の一例を示した回路図で
ある。図3中、40は減速機付電動機、R、S、Tは減
速機付電動機40の入力端子、45は入力電源、46は
制御電源、47はパルス発信器、48はシ−ケンサ−、
81は第一のスイッチ、81aは第一のスイッチのリレ
−、82は第二のスイッチ、82aは第二のスイッチの
リレ−、91、92、93は入力配線、91a、92a
は正転用配線、91b、92bは逆転用配線を示す。
【0034】入力電源(3相交流)45−減速機付電動
機40間の配線は、以下のように行う。入力電源45か
ら出た入力配線91、92、93のうち、入力配線93
は減速機付電動機40の入力端子Rに接続する。入力配
線91は、正転用配線91aと逆転用配線91bに分岐
させる。同様に入力配線92は、正転用配線92aと逆
転用配線92bに分岐させる。正転用配線91aと逆転
用配線92bは、減速機付電動機40の入力端子Sに接
続する。正転用配線91bと逆転用配線92aは、減速
機付電動機40の入力端子Tに接続する。
【0035】入力配線91、92、93には、第一のス
イッチ81を設ける。第一のスイッチ81のリレ−81
aは、設定されたタイミングで所定の時間の間、自動的
にONになるように、シ−ケンサ−48で制御する。こ
れにより、設定されたタイミングで所定の時間の間だ
け、減速機付電動機40を作動できるようにする。
【0036】正転用配線91a、92aおよび逆転用配
線91b、92bには、第二のスイッチ82を設ける。
第二のスイッチ82は、(1)正転用配線91a、92
aがONの時、逆転用配線91b、92bはOFFの状
態、(2)逆転用配線91b、92bがONの時、正転
用配線91a、92aがOFFの状態、とする。
【0037】第二のスイッチ82のON、OFFの切り
替えは、パルス発信器47で制御する。パルス発信器4
7で第二のスイッチ82のリレ−82aのON、OFF
状態を一定周期毎に交互に切り替えることにより、減速
機付電動機40の回転方向を一定周期毎に反転させる。
【0038】以下、図1に示す焼結原料の装入装置によ
る焼結原料の装入方法、およびシュ−トの清掃方法を示
す。 (1)原料7を、ホッパ−11内に挿入する。また、ス
クリ−ン状シュ−ト20の下方に、焼結機のパレット6
0を配置する。
【0039】(2)ホッパ−11下部のホッパ−開口ゲ
−ト(図示せず)を開くとともに、ロ−ル−フィ−ダ−
12を回転させて、原料7をスクリ−ン状シュ−ト20
に供給する。
【0040】(3)スクリ−ン状シュ−ト20に供給さ
れた原料7は、ロッド21の間隙からパレット60に落
下していく。ロッド21を水平面上に投影した時の間隔
は、スクリ−ン状シュ−ト20の傾斜面上端側から下端
部側になるにしたがって広くとられているため、原料7
の粒度はスクリ−ン状シュ−ト20でふるい分けられ
る。すなわち、スクリ−ン状シュ−ト20の傾斜面上端
部側では細粒の原料7がパレット60に落ち、傾斜面下
端部側になるにしたがって、次第に粗粒の原料7がパレ
ット60に落ちる。
【0041】(4)図中矢印で示すように、スクリ−ン
状シュ−ト20の傾斜面下端部側から傾斜面上端部側に
向かって、水平面上、一定の速度でパレット60を移動
させる。スクリ−ン状シュ−ト20から原料層70の表
面に落下する原料7の粒度は、パレット60の移動とと
もに細粒になる。その結果、堆積終了後に得られる原料
層70の粒度分布は、原料層70表層に近づくほど細粒
になる。
【0042】(5)減速機付電動機40の制御機構のシ
−ケンサ−48に、減速機付電動機40の作動のタイミ
ングと減速機付電動機40の作動時間を入力しておく。
減速機付電動機40の作動のタイミングに合わせて装入
作業を中断する。シ−ケンサ−48で減速機付電動機4
0を作動させると、スクレ−パ−30はスクリ−ン状シ
ュ−ト20上で往復運動する。スクレ−パ−30を往復
運動させることにより、スクレ−パ−30下端に設けら
れたチップ35でスクリ−ン状シュ−ト20のロッド2
1の付着物除去を図る。
【0043】(6)一定時間毎にバイブレ−タ−50を
作動させる。ロッド21の付着物は、スクレ−パ−30
の運動によりブラケット20近傍に掻き寄せられる可能
性がある。このため、バイブレ−タ−50でブラケット
22に衝撃を与え、ブラケット22近傍に掻き寄せられ
た付着物の除去を図る。バイブレ−タ−50の作動のタ
イミングおよびバイブレ−タ−50の作動時間は、別途
シ−ケンサ−で自動制御するのが好ましい。
【0044】(7)スクレ−パ−30下端のチップ35
が磨耗したら、チップ35を交換する。チップ交換の
際、チップ35先端とロッド21の間隔を個々に調節
し、ロッド21、チップ35等の消耗部品の消耗速度の
均一化を図る。消耗部品の消耗速度の均一化を図ること
により、一定のタイミングで消耗部品の交換作業を実施
可能にして装置保守の容易化を図る。
【0045】
【発明の効果】本発明の焼結原料の装入装置は、スクレ
−パ−およびスクレ−パ−の駆動機構を設け、シュ−ト
を構成するロッドもしくはワイヤ−の伸長方向に沿って
スクレ−パ−を往復運動させることによって、シュ−ト
を構成するロッドもしくはワイヤ−の付着物除去を図る
ことができ、焼結原料の装入作業の安定化を図ることが
できる。
【0046】本発明の焼結原料の装入装置は、スクレ−
パ−の駆動機構により、スクレ−パ−をシュ−トを構成
するロッドもしくはワイヤ−の伸長方向に沿って往復運
動させることによって、シュ−トを構成するロッドもし
くはワイヤ−の付着物除去作業の自動化を図ることがで
きる。
【0047】さらに本発明の焼結原料の装入装置は、ス
クレ−パ−の付着物研削部を交換可能な部品で構成する
ことにより、スクレ−パ−の付着物研削部の磨耗に対す
る装置保守の容易化を図ることができる。
【0048】さらに本発明の焼結原料の装入装置は、ブ
ラケットへの衝撃付加機構を設けることによって、スク
レ−パ−でブラケット近傍に集積して残った付着物の除
去を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装入装置の一実施例を示す概略斜視図
である。
【図2】図2は、スクレ−パ−の下端部の拡大図を示し
た図である。図2において、上図はスクリ−ン状シュ−
ト20のロッド21の伸長方向から見たスクレ−パ−下
端部の拡大図、下図はスクリ−ン状シュ−ト20の傾斜
面の傾斜方向から見たスクレ−パ−下端部の拡大図を示
している。
【図3】減速機付電動機の回転を一定周期毎に反転させ
るための制御回路の一例を示した回路図である。
【図4】従来の装入装置の概略垂直断面図である。
【符号の説明】
11 ホッパ− 12 ロ−ルフィ−ダ− 20 スクリ−ン状シュ−ト 21 ロッド 22 ブラケット 23 支持体 30 スクレ−パ− 31 連結棒 32 連結パイプ 33 スライド軸 34 スライド補助ロ−ル 35 チップ 36 チップ接合用孔 40 減速器付電動機 41 回転駆動プ−リ− 42 ワイヤ− 43 定滑車 44 タ−ンバックル 47 パルス発信器 48 シ−ケンサ− 50 バイブレ−タ−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、 (1)原料供給機構 (2)傾斜面上端部が原料供給機構の近傍に配置され、
    傾斜面の一部もしくは全部が、ロッドもしくはワイヤ−
    を所定の間隔で水平方向に平行に複数列、配置して構成
    されたシュ−ト (3)ロッド、もしくはワイヤ−のスクレ−パ− (4)シュ−トを構成するロッドもしくはワイヤ−の伸
    長方向に沿ってスクレ−パ−を往復運動させるスクレ−
    パ−の駆動機構 を有する焼結原料の装入装置。
  2. 【請求項2】 スクレ−パ−の付着物研削部が交換可能
    な部品で構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の焼結原料の装入装置。
  3. 【請求項3】 シュ−トへの衝撃付加機構を有する請求
    項1または請求項2記載の焼結原料の装入装置。
JP17854194A 1994-07-29 1994-07-29 焼結原料の装入装置 Withdrawn JPH0842977A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020053270A (ko) * 2000-12-27 2002-07-05 이구택 슬릿바 부착광 제거장치를 갖는 슬릿 슈트
CN100337082C (zh) * 2004-02-11 2007-09-12 山东省冶金设计院 摆式布料器
JP2020063878A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 日本製鉄株式会社 焼結原料の装入装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020053270A (ko) * 2000-12-27 2002-07-05 이구택 슬릿바 부착광 제거장치를 갖는 슬릿 슈트
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