JPH0354398Y2 - - Google Patents

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JPH0354398Y2
JPH0354398Y2 JP13080387U JP13080387U JPH0354398Y2 JP H0354398 Y2 JPH0354398 Y2 JP H0354398Y2 JP 13080387 U JP13080387 U JP 13080387U JP 13080387 U JP13080387 U JP 13080387U JP H0354398 Y2 JPH0354398 Y2 JP H0354398Y2
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は焼結機の原料装入装置において、装入
シユート等に付着する原料の除去装置に関する。
〔従来の技術〕
従来鉄鋼業において、高炉に装入される焼結鉱
を製造するに際しては、約10mm以下の鉄鉱石粉末
に適当な粒度のコークスと、必要に応じて石灰石
粉末とを混合し、焼結パレツトに装入後表層のコ
ークスに点火し、下方向へ空気を吸引しながらコ
ークスを燃焼させ、その燃焼熱で粉鉱石を焼結す
るようにした焼結機が用いられている。
このような焼結機においては、コークスの燃焼
によつて焼結が進行するために、焼結層への空気
の供給すなわち焼結層の通気の良否は、生産性を
左右する大きな要因となる。
この場合焼結層の高さ方向に均一な粒度で原料
やコークスを分布させると、焼結層内の熱移動の
特徴から、下層部になるにしたがつて高温となり
通気抵抗が増大する。従つて焼結機においては、
進入する焼結パレツトの下層に粗粒、上層に細粒
となるような原料の粒度偏析および上層にコーク
ス分を多くするカーボン偏析をおこなつて原料を
装入し、焼結層が形成される。このようにして焼
結層内における通気抵抗の減少、コークスの燃焼
効率の向上と温度分布の改善を図り、焼結歩留り
の向上とともに良質の焼結鉱を得るようにしてい
る。
第3図は上記偏析装入をおこなうための焼結機
の原料装入装置の一例を示した側面図であり、こ
の装置21は、ホツパー22からフイーダー23
を介して供給される焼結原料をうけて、原料を傾
斜滑降せしめる助走シユート24と、このシユー
ト24の延長線上に線状部材25を幅方向に張設
したスリツトシユート26を設け、さらにスリツ
トシユート26の原料落下部にデフレクターシユ
ート27を設けて構成したものであり、助走シユ
ート24からスリツトシユート26に滑降した原
料は線状部材25によりふるい分けられ、粗粒は
スリツトシユート26の先端部から落下し、細粒
はさらにデフレクターシユート27を滑降しなが
ら分級されて、それぞれ進入してくる焼結パレツ
ト28の下層に粗粒、上層に細粒とした偏析装入
がおこなわれる。
これら原料装入装置では、操業中に各シユート
に原料が付着すると、原料の滑降やふるい分けが
不安定になつて偏析装入にみだれが生ずるので、
それぞれのシユートには適宜これらの付着物を除
去する装置が取付けられている。この除去装置と
して助走シユート24およびデフレクターシユー
ト26には、それぞれスクリユージヤツキ29,
30によりシユート表面に沿つて上下に摺動する
スクレーパー31,32が取付けられ、スリツト
シユート26の上面には線状部材25のピツチに
合致する櫛歯状の掻板33が取付けられ、スクリ
ユー34によつて横方向に移動するようになつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで従来の原料装入装置21においては、
それぞれのシユートに個別に駆動部やスクレーパ
ーなどが取付けられているために、装置が大型か
つ複雑となり、そのためにメンテナンスに不便を
きたすとともに、原料の落下装入にも不具合をき
たし、またスリツトシユート26のスクリユー3
4などの駆動部は、原料の流通路に曝されている
ために、原料が堆積して故障の原因にもなるとい
う問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決し、装置の簡略化と
ともにメンテナンスにも優れた装入シユートの付
着物除去装置を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案の技術的手
段は、ホツパーからフイーダーを介して供給され
る焼結原料をうけて、該原料を傾斜滑降せしめる
助走シユートの延長線上に複数本の線状部材を幅
方向に緊張したスリツトシユートを設け、該シユ
ートの落下部にデフレクターシユートを設けてこ
れらシユートにより原料を滑降およびふるい分け
て焼結パレツトに偏析装入するようにした焼結機
の装入シユートにおいて、前記スリツトシユート
の裏面側に設けた櫛歯状の掻板と、デフレクター
シユートの上面を幅方向に摺動するようにしたス
クレーパーとを一体とし、該掻板およびスクレー
パーを助走シユートの裏面に設けられシユートの
幅方向に往復動する駆動機構に結合したことを特
徴とする焼結原料装入シユートの付着物除去装置
である。
〔作用〕
本考案により付着物を除去する場合は、駆動機
構を駆動させ、スリツトシユートの裏面側をその
幅方向に掻板を摺動させて線状部材に付着した原
料を除去すると同時にスクレーパーにてデフレク
ターシユート表面の付着物を除去する。本装置に
おいてはスリツトシユートとデフレクターシユー
トは同一の駆動機構によつて駆動されて付着物を
除去し、またその駆動機構は助走シユートの裏面
に設けられているので、落下滑降する原料に直接
曝されることはなく、清浄に保たれる構造となつ
ている。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は付着物除去装置の側面図、第2図は駆
動機構の要部の平面図である。装入シユート1
は、焼結機のホツパーからフイーダーを介して供
給される焼結原料をうけて原料を傾斜滑降せしめ
る助走シユート3と、このシユート3の下方延長
線上にロープ、ロツドなどで作られた複数本の線
状部材4を幅方向に平行緊張し原料をふるい分け
るスリツトシユート5と、スリツトシユート5の
落下部に該スリツトシユート5に平行に設けられ
たデフレクターシユート6とから構成されてい
る。
付着物除去装置2は、スリツトシユート5の裏
面側に取付けられ線状部材4のピツチに合致する
ようにして装着した2連の櫛歯状の掻板7と、デ
フレクターシユート6の上面を幅方向に摺動する
ように縦方向に取付けられたスクレーパー8と、
助走シユート3の裏面に設けられた駆動機構9と
から構成され、掻板7とスクレーパー8とは接合
板10により一体とされ、連結アーム11により
駆動機構9に結合されている。
駆動機構9は、シユートの幅方向に亘り横架さ
れモーター12によつて回転駆動するスクリユー
軸13にスクリユーナツト14を螺合し、該ナツ
ト14を介して駆体15を取付けたもので、スク
リユー軸13を回転駆動させて駆体15をシユー
トの幅方向に往復動させ、掻板7およびスクレー
パー8を線状部材4およびデフレクターシユート
6に摺動させて付着物を除去する。
なお16は駆体15のガイドローラであり、シ
ユート支持フレーム17に取付けたガイドレール
18を双方より挟持転動して除去装置2を正確に
幅方向に案内する。
以下本考案の具体例について説明する。
a スリツトシユートおよびデフレクターシユー
トの幅(除去装置の横行ストローク)……3500
mm b スリツトシユートの線状部材の構成……8mm
φの棒材を35mmピツチにて24本取付け c 掻板は幅300mmにて2連装着 の装置において、1m/minの速度にて走行さ
せたが、付着した原料は確実に除去されて安定
した原料装入をおこなうことができた。
〔考案の効果〕
以上説明したごとく本考案は、スリツトシユー
トの掻板とデフレクターシユートのスクレーパー
を一体とし、これを助走シユートの裏面に取付け
た駆動機構により駆動させるようにしているの
で、1台の駆動機構により効率よく付着物を除去
することができ、また従来の2台の駆動機構を1
台にまとめて構成しているので、装置の簡略化と
小型化を図ることができる。従つて装入装置の高
さなどの寸法に制約されることが少くなるので、
原料の落下装入に適した装入シユートの設計がで
き、適正な原料装入と設備費の低減を図り得る。
さらに駆動機構は、落下滑動する原料に直接曝さ
れることがないので、原料付着などによる故障も
なくなり、メンテナンスも容易とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の付着物除去装置の
側面図、第2図は駆動機構の要部の平面図、第3
図は従来の原料装入装置の一例を示す側面図であ
る。 1……装入シユート、2……付着物除去装置、3
……助走シユート、4……線状部材、5……スリ
ツトシユート、6……デフレクターシユート、7
……櫛歯状の掻板、8……スクレーパー、9……
駆動機構、10……接合板、11……連結アー
ム、12……モーター、13……スクリユー軸、
14……スクリユーナツト、15……駆体、16
……ガイドローラ、17……シユート支持フレー
ム、18……ガイドレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパーからフイーダーを介して供給される焼
    結原料をうけて、該原料を傾斜滑降せしめる助走
    シユートの延長線上に複数本の線状部材を幅方向
    に緊張したスリツトシユートを設け、該シユート
    の落下部にデフレクターシユートを設けてこれら
    シユートにより原料を滑降およびふるい分けて焼
    結パレツトに偏析装入するようにした焼結機の装
    入シユートにおいて、前記スリツトシユートの裏
    面側に設けた櫛歯状の掻板と、デフレクターシユ
    ートの上面を幅方向に摺動するようにしたスクレ
    ーパーとを一体とし、該掻板およびスクレーパー
    を助走シユートの裏面に設けられシユートの幅方
    向に往復動する駆動機構に結合したことを特徴と
    する焼結原料装入シユートの付着物除去装置。
JP13080387U 1987-08-27 1987-08-27 Expired JPH0354398Y2 (ja)

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JP13080387U JPH0354398Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JP13080387U JPH0354398Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JPS6435397U JPS6435397U (ja) 1989-03-03
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JPS6435397U (ja) 1989-03-03

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