JPH08240388A - 焼結原料の装入装置 - Google Patents

焼結原料の装入装置

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JPH08240388A
JPH08240388A JP4414695A JP4414695A JPH08240388A JP H08240388 A JPH08240388 A JP H08240388A JP 4414695 A JP4414695 A JP 4414695A JP 4414695 A JP4414695 A JP 4414695A JP H08240388 A JPH08240388 A JP H08240388A
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JP
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wires
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shoe
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JP4414695A
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Tsutomu Takai
力 高井
Hitoshi Kawada
仁 川田
Hideaki Sato
秀明 佐藤
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の装入装置は、シュ−ト20傾斜面
が、ブラケット23を通して傾斜面幅方向に平行に複数
列配置されたリング状ワイヤ−21で構成されている。
ホッパ−110からシュ−ト20に供給された原料は、
リング状ワイヤ−21の間隙で粒度がふるい分けられ
る。リング状ワイヤ−21に付着した原料粉は、減速機
付電動機30でリング状ワイヤ−21を駆動すると、ブ
ラケット23で掻き落とされる。リング状ワイヤ−21
を折り返す滑車22は、端部に重錘93を吊り下げた支
持用ワイヤ−92によりシュ−ト20の外側に引っ張ら
れる。 【効果】 リング状ワイヤ−21の緩み防止、リング状
ワイヤ−21の付着物除去の自動化を図ることによっ
て、リング状ワイヤ−21間隙(ふるいの間隔)の安定
保持を図れる。その結果、装入装置の操業安定化を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼製銑における焼結
機への焼結原料の装入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄鋼製銑用の原料となる焼結鉱の
製造は、以下の様にして行われる。まず、約8mm以下
の大きさの鉄鉱石に適度の粒度のコ−クス粉、石灰粉お
よび4mm以下の返鉱を混合、造粒し、原料を調整す
る。調合された原料を装入装置で焼結機のパレット上に
堆積させる。次に、焼結機中でパレットに堆積した原料
層表面のコ−クスに点火し、パレット下方より空気を吸
引しながらコ−クスを燃焼させ、その燃焼熱で鉄鉱石を
焼結する。
【0003】焼結燃焼時における原料層の通気性を確保
するため、原料はパレット上に粒度偏析させる必要があ
る。すなわち、装入装置でパレットに原料層を堆積させ
る際、パレット下方から上方になるに従って原料層の粒
度を細粒化させる必要がある。
【0004】従来の焼結原料の装入装置の一つとして、
特開平5−1335号公報に開示された装入装置があ
る。図3は、特開平5−1335号公報に開示された装
入装置の概略垂直断面図を示した図である。図3中、1
10はホッパ−、111はホッパ−開口ゲ−ト、12は
ロ−ルフィ−ダ−、25は案内用シュ−ト、26はスク
リ−ン状のシュ−ト、27はロッド、40はパレット、
41はグレ−ドバ−、5は原料、7は原料層を示す。
【0005】図3に示すように、鉄鉱石、石灰粉、コ−
クス等の原料5を貯蔵、切出すホッパ−110は、ロ−
ルフィ−ダ−12の上方に配置されている。ロ−ルフィ
−ダ−12は、案内用シュ−ト25の近傍に配置されて
いる。案内用シュ−ト25の延長上にはスクリ−ン状シ
ュ−ト26が配置されている。すなわち、本装置のシュ
−トは、案内用シュ−ト25とスクリ−ン状シュ−ト2
6より構成されている。スクリ−ン状シュ−ト26は、
平行に配置された複数本のロッド27で構成されてお
り、ロッド27の間隙がふるいの機能を果たしている。
ロッド27の間隔は、スクリ−ン状シュ−ト25の傾斜
面の下部になるにしたがって広くなっている。
【0006】図3に示す装入装置において、ホッパ−1
10内に挿入された原料5は、ロ−ルフィ−ダ12を通
じて案内用シュ−ト25に送られる。ロ−ルフィ−ダ1
2から供給された原料5は、案内用シュ−ト25を滑り
落ちた後、スクリ−ン状シュ−ト26を滑り落ちてい
く。原料がスクリ−ン状シュ−ト26を滑り落ちていく
過程で、原料はロッド27の間隙から粒度に応じてパレ
ット40に落下していく。すなわち、スクリ−ン状シュ
−ト26の傾斜面上部では細粒の原料がロッド27の間
隙からパレット40に落ち、スクリ−ン状シュ−ト26
の傾斜面下部になるにしたがって、次第に粗粒の原料が
パレット40に落ちる。スクリ−ン状シュ−ト26から
落下した原料5は、ほぼ鉛直下方にそのまま落下堆積す
る。スクリ−ン状シュ−ト26の下方には、焼結機のパ
レット40が配置されている。パレット40は図中矢印
で示すように、水平面上を原料の飛散方向とは逆向きに
一定の速度で移動している。パレット40上に堆積する
原料層7の原料の粒度は、パレット40が移動するにし
たがって、粗粒から細粒になる。その結果、堆積終了後
に得られる原料層7は深さ方向に粒度分布を持ち(粒度
偏析し)、原料の粒度は原料層7表層に近づくほど細粒
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−1335号公報に開示された装入装置は、操業中に
石灰粉、コ−クス粉等の原料粉がスクリ−ン状シュ−ト
のロッドに付着して、ロッド間の間隙の維持が困難にな
るという問題が生じる。ロッド間の間隙を維持するため
には、1〜2時間毎に原料層の堆積作業を中断し、人力
もしくはバイブレ−タ−、ハンマ−装置等でロッドに衝
撃を加えてロッドの付着物を除去をしなければならなか
った。
【0008】本発明は、以上の問題点を解決すべく考え
られたものであって、装入作業の安定化を図るための装
入装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、
(1)原料供給機構と、(2)上端部が原料供給機構近
傍に配置された所定の幅の傾斜面を有し、前記傾斜面の
一部もしくは全部が、ワイヤ−駆動機構により駆動可能
な複数本のワイヤ−をブラケットを通して所定の間隔で
前記傾斜面の幅方向に平行に複数列、配置して形成され
たシュ−トと、(3)ワイヤ−の張力保持機構、を有す
る焼結原料の装入装置である。
【0010】請求項2の発明は、ブラケットへの衝撃付
加機構を有する請求項1記載の焼結原料の装入装置であ
る。
【0011】
【作用】本発明の焼結原料の装入装置は、原料供給機構
の近傍にシュ−トの傾斜面上端部が配置されている。原
料供給機構より供給された原料はシュ−トの傾斜面を滑
り落ちる。
【0012】シュ−トの傾斜面は一部もしくは全部が所
定の間隔で傾斜面幅方向に平行に配置された複数列のワ
イヤ−で形成されている。このため、シュ−トはふるい
の機能を果たす。すなわち、原料は、シュ−トの傾斜面
を滑り落ちていく過程で、粒度に応じてワイヤ−の間隙
からこぼれ落ちる。ワイヤ−の間隙からこぼれ落ちた原
料は、ほぼ鉛直下方に落下して堆積する。
【0013】シュ−トの傾斜面を形成するワイヤ−は、
ブラケットに通されてワイヤ−間の間隔が保持されてい
る。ワイヤ−は、ワイヤ−駆動機構によって駆動させる
ことができる。ワイヤ−駆動機構でワイヤ−を駆動させ
ると、ワイヤ−についた付着物はブラケットで掻き落と
される。
【0014】尚、一本のワイヤ−を複数回往復させてシ
ュ−トの傾斜面を構成した場合、(1)ワイヤ−が破断
した際、シュ−トの傾斜面全体に渡ってワイヤ−をはり
直さなければならないという問題、(2)ワイヤ−が長
くなるのでワイヤ−にかかる張力が局部的に異なり、装
入作業に伴い、ワイヤ−が局部的に緩んでワイヤ−の間
隔を保持できなくなるという問題、がある。
【0015】本発明の焼結原料の装入装置は、シュ−ト
の傾斜面が複数本のワイヤ−で構成されているため、ワ
イヤ−の1本が破断してもシュ−トの傾斜面全体にわた
ってワイヤ−をはり直す手間がなくなる。
【0016】また、本発明の焼結原料の装入装置は、各
ワイヤ−毎にワイヤ−の張力保持機構が設けられてい
る。ワイヤ−の張力保持機構は、常時、ワイヤ−に一定
値以上の張力を与える。このため、本発明の焼結原料の
装入装置は、シュ−トの傾斜面のワイヤ−緩み防止を図
ることができる。
【0017】請求項2の発明の焼結原料の装入装置は、
請求項1の発明の構成に加えて、ブラケットへの衝撃付
加機構を有している。ブラケットへの衝撃付加機構でブ
ラケットに衝撃を与えることにより、ブラケットに付着
して残った付着物の除去を図ることができる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である焼結原料の
装入装置の概略斜視図を示した図である。図1中、11
0はホッパ−、12はロ−ルフィ−ダ−、20はシュ−
ト、21はワイヤ−、22は滑車、23はブラケット、
24はシュ−トの支持体、30は減速機付電動機、30
2はパルス発信器、311は回転駆動プ−リ−、40は
パレット、6は床敷層、7は原料層、71は粗粒層、7
2は中粒層、73は細粒層、8は電磁式バイブレ−タ
−、91は支持用滑車、92は支持用ワイヤ−、93は
重錘を示す。また、図1中、矢印はパレット40の移動
方向を示す。
【0019】図1に示す焼結原料の装入装置は、原料供
給機構がホッパ−110(ホッパ−開口ゲ−トは図示せ
ず)、ロ−ルフィ−ダ−12で構成されている。
【0020】シュ−ト20は、傾斜面上端部がロ−ルフ
ィ−ダ−12の下部近傍になるように配置される。シュ
−ト20の傾斜面は、ワイヤ−21を幅方向に複数列、
平行に配置してグリッドを構成する。シュ−ト20の傾
斜面は、複数本のリング状のワイヤ−21で形成され
る。各ワイヤ−21は、(1)回転駆動用プ−リ−31
1の回りに数回巻付けた後、(2)ブラケット23の通
し孔に通してシュ−ト20の傾斜面幅方向に平行に配設
し、(3)滑車22に通してワイヤ−の方向を変えた
後、(4)再び、ブラケット23の別の通し孔に通して
シュ−ト20の傾斜面幅方向に平行に配設し、(5)最
後にワイヤ−21の端部同士を接続してリング状にす
る。
【0021】各ワイヤ−21の中間部は、支持用のブラ
ケット23の通し孔に通す。ワイヤ−21間の間隔は、
シュ−ト20を鉛直上方からみたときに、シュ−ト20
の傾斜面上部側から下部側になるにしたがって広くなる
様、ブラケット23で支持する。シュ−ト20傾斜面は
複数本のワイヤ−21で形成されている。このため、ワ
イヤ−の1本が破断してもシュ−ト20傾斜面全体にわ
たってワイヤ−を張り直す必要はなくなる。
【0022】シュ−ト20の幅方向に垂直な断面の形状
は、凹面状とする。この様に、本発明におけるシュ−ト
の傾斜面の形状は平面に限定されるものではない。
【0023】滑車22よりもシュ−ト20の外側の位置
には、支持用定滑車91を設ける。支持用定滑車91に
は支持用ワイヤ−92をかける。支持用ワイヤ−92の
一端には滑車22を接続し、他端には重錘93を吊り下
げる。支持用ワイヤ−92には重錘93に作用する重力
分の張力が作用する。滑車22は支持用ワイヤ−92の
張力でシュ−ト20の外側方向に引っ張られる。このた
め、滑車22にかけられたワイヤ−21には、常時、一
定の張力がかかる。本発明の焼結原料の装入装置は、以
上のような張力保持機構が各ワイヤ−21毎に設けられ
ている。このため、本発明の焼結原料の装入装置は、ワ
イヤ−21の緩みによるシュ−ト20傾斜面のワイヤ−
21間隔の変化防止を図ることが可能になる。
【0024】尚、複数本の径の細いワイヤ−を縒り合わ
せた支持用ワイヤ−92を使用すると、経時的に支持用
ワイヤ−92の縒りが戻る危険性がある。この危険性を
避けるため、支持用ワイヤ−92の代わりにチェ−ンを
使用してもよい。
【0025】図1に示すように、回転駆動プ−リ−31
1は、減速機付電動機30に接続する。減速機付電動機
30を作動させると回転駆動プ−リ−311が回転し、
回転駆動プ−リ−311に巻付けられた各ワイヤ−21
が駆動する。回転駆動プ−リ−311の回転時における
ワイヤ−21と回転駆動プ−リ−311の滑り防止のた
め、各ワイヤ−21は回転駆動プ−リ−311に複数回
巻きつけておく方が好ましい。
【0026】ワイヤ−21の端部同士を接続してリング
状にした際、ワイヤ−21の接続部はブラケットの通し
孔を通過できず、ワイヤ−21を一方向に駆動できない
可能性がある。このような場合には、ワイヤ−21の接
続部はブラケット23から十分離れた位置に設ける。同
時に、減速機付電動機30の電動機のタイプは、ステッ
ピングモ−タ−を用いる。パルス発信器302は、パル
ス信号を減速機付電動機30に与えて、減速機付電動機
30の回転方向をパルス信号の周期毎に反転させる。そ
の結果、ワイヤ−21は一定周期毎に方向を変えて往復
運動する。パルス信号の周期は、ワイヤ−21がブラケ
ット間の間隔よりも長い距離を往復運動できる値に設定
する。
【0027】尚、ワイヤ−21の接続部がブラケット2
3の通し孔をスム−ズに通過できる場合には、特にパル
ス発信器302は必要としない。ワイヤ−21の接続部
がブラケット23の通し孔をスム−ズに通過できる場
合、ワイヤ−21の全長を稼動面にできるため、ワイヤ
−21を往復運動させる場合よりもワイヤ−21の寿命
はのびる。したがって、ワイヤ−21の接続部がブラケ
ット23の通し孔をスム−ズに通過できる場合、ワイヤ
−21は一方向に駆動させた方が好ましい。
【0028】シュ−ト20の傾斜面下端部において、各
ブラケット23には電磁式バイブレ−タ−8を取り付け
る。電磁式バイブレ−タ−8を作動させると、ブラケッ
ト23は鉛直方向に振動する。電磁式バイブレ−タ−8
の振動が十分にブラケット23に伝わるようにするた
め、ブラケット23は、電磁式バイブレ−タ−8の取り
付け位置から離れたところを支持する方が好ましい。
【0029】尚、請求項1の発明については、電磁式バ
イブレ−タ−8を設けなくともよい。
【0030】次に、図1に示す焼結原料の装入装置によ
る焼結原料の装入方法を示す。原料は、ホッパ−110
内に装填される。ホッパ−110下方のホッパ−開口ゲ
−ト(図示せず)を開けると、原料はロ−ルフィ−ダ−
12を通じてシュ−ト20に供給される。
【0031】ロ−ルフィ−ダ−12から供給された原料
は、シュ−ト20の傾斜面を滑り落ちる。シュ−ト20
の傾斜面を構成するワイヤ−21の間隙は傾斜面上部か
ら下部になるに従って広くなっている。このため、原料
は粒度が細かい順にワイヤ−21間の間隙からパレット
40上ヘこぼれ落ちる。すなわち、シュ−ト20の傾斜
面上端部の鉛直下方には細粒の原料層73、傾斜面下端
部の鉛直下方には粗粒の原料層71が堆積する。
【0032】一方、予め床敷層6を敷いておいたパレッ
ト40を、図1中矢印で示すように、水平面上、原料の
滑り落ちる方向とは逆向きに移動させる。パレット40
の移動とともに、パレット40上には粗粒の原料層7
1、中粒の原料層72、細粒の原料層73の順で堆積
し、深さ方向に粒度偏析した原料層7が形成される。
【0033】装入作業中に原料の粉等の付着物がシュ−
ト20のワイヤ−21に多量に付着した場合、減速機付
電動機30を作動させてワイヤ−21を駆動(往復運
動)させる。すると、ワイヤ−21の付着物はブラケッ
ト23の通し孔でかきおとされ、ワイヤ−21間の間隙
は正常に保たれる。さらに、電磁式バイブレ−タ−8を
作動させてブラケット23を鉛直方向に振動させること
によって、ブラケット23に付着して残った付着物の除
去を図る。あるいは、装入作業中、常時、減速機付電動
機30および電磁式バイブレ−タ−8を作動させておい
てもよい。
【0034】また、シュ−トを構成するワイヤ−21の
破断に備えて、ワイヤ−21の破断検知機構を設けてお
くことが好ましい。
【0035】図2(a)は、シュ−トを構成するワイヤ
−の破断検知機構の一実施例を示す概略説明図である。
図2(b)は、図2(a)のA−A断面図を示してい
る。図2(a)および図2(b)中、21はワイヤ−、
22は滑車、221は滑車22の軸体、91は支持用滑
車、92は支持用ワイヤ−、93は重錘、94は破断検
知用金具、95は破断検知用スイッチ、951はスイッ
チレバ−、96a、96は圧着金具、97はガイドレ−
ルを示す。
【0036】図2(a)に示すように、支持用ワイヤ−
92の滑車22−支持用滑車91間の部分には、円柱状
の切断検知用金具94を設ける。切断検知用金具94の
底面中央部には予め貫通孔を設けておき、この貫通孔に
支持用ワイヤ−92を通すことによって切断検知用金具
94を支持用ワイヤ−92に取り付ける。支持用ワイヤ
−の切断検知用金具94前後の部分には、圧着金具96
aを圧着して切断検知用金具94のストッパ−にする。
滑車22−支持用滑車91間の支持用ワイヤ−92近傍
には、破断検知用スイッチ95のスイッチレバ−951
を配置する。破断検知用スイッチ95は、制御装置(図
示せず)と電気的に接続する。
【0037】シュ−トを構成するワイヤ−21に破断が
生じた場合、切断検知用金具94は重錘93の重みで支
持用滑車91の方に引っ張られる。切断検知用金具94
は、支持用滑車91の方に引っ張られる過程で切断検知
用スイッチ95のスイッチレバ−951に当たり、スイ
ッチレバ−951をONの側に倒す。尚、切断検知用金
具94がスイッチレバ−95から逃げないようにするた
め、切断検知用金具94の軌道はガイドレ−ル97を設
けることによって確保しておく。切断検知用スイッチ9
5がONになると、切断検知用スイッチ95は、制御装
置にアラ−ム信号(電気信号)を送る。制御装置は、ア
ラ−ム信号を受けて、シュ−トを構成するワイヤ21の
駆動機構、ブラケットへの衝撃付加機構を停止するとと
もに、原料供給機構を停止して原料供給を中止する。
【0038】尚、本発明の焼結原料の装入装置は、ワイ
ヤ−の両端部を接続してリング状して循環使用するもの
のみに限定されるものではない。例えば、(1)ワイヤ
−の一端に重錘を取り付け、(2)ワイヤ−を支持用滑
車に掛けた後、ワイヤ−の中間部でシュ−トの傾斜面を
構成し、(3)ワイヤ−の他端を回転駆動プ−リ−に巻
付けることによって、複数本の直線状のワイヤ−でシュ
−トを構成してもよい。この場合、ワイヤ−の付着物除
去の際には、ワイヤ−はブラケット間の間隔よりも長い
距離を往復運動させる。
【0039】
【発明の効果】本発明の焼結原料の装入装置は、シュ−
トの傾斜面を構成するワイヤ−を駆動機構で駆動可能と
したため、ワイヤ−に付いた付着物をブラケットで掻き
落として、ワイヤ−間の間隙を正常に保つことが可能に
なり、焼結原料の装入作業の安定化が図れるという効果
がある。
【0040】さらに本発明の焼結原料の装入装置は、シ
ュ−トを構成するワイヤ−を複数本にすることによっ
て、ワイヤ−の一本が切断した場合でもシュ−トの傾斜
面全体に渡っての補修が必要なく、装置の補修が容易に
なるという効果がある。
【0041】さらに本発明の焼結原料の装入装置は、シ
ュ−トを構成するワイヤ−の張力保持機構を設けたた
め、ワイヤ−の緩みによるワイヤ−間隙の変化防止を図
ることが可能になり、焼結原料の装入作業の安定化が図
れるという効果がある。
【0042】さらに本発明の焼結原料の装入装置は、ブ
ラケットへの衝撃付加機構を設けることによって、ブラ
ケットに付着して残った付着物を除去を図ることがで
き、焼結原料の装入作業のより安定化を図ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である焼結原料の装入装置
の概略斜視図を示した図である。
【図2】 図2(a)は、シュ−トを構成するワイヤ−
の破断検知機構の一実施例を示す概略説明図である。図
2(b)は、図2(a)のA−A断面図を示している。
【図3】 従来の装入装置の他の例を示す概略垂直断面
図である。
【符号の説明】
10 ベルトコンベア− 110 ホッパ− 12 ロ−ルフィ−ダ− 20 シュ−ト 21 ワイヤ− 22 滑車 23 ブラケット 30 減速機付電動機 302 パルス発信器 311 回転駆動プ−リ− 8 電磁式バイブレ−タ− 91 支持用滑車 92 支持用ワイヤ− 93 重錘 94 破断検知用金具 95 破断検知用スイッチ 951 スイッチレバ− 96a 圧着金具 97 ガイドレ−ル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)原料供給機構と、(2)上端部が
    原料供給機構近傍に配置された所定の幅の傾斜面を有
    し、前記傾斜面の一部もしくは全部が、ワイヤ−駆動機
    構により駆動可能な複数本のワイヤ−をブラケットを通
    して所定の間隔で前記傾斜面の幅方向に平行に複数列、
    配置して形成されたシュ−トと、(3)ワイヤ−の張力
    保持機構、を有する焼結原料の装入装置。
  2. 【請求項2】 ブラケットへの衝撃付加機構を有する請
    求項1記載の焼結原料の装入装置。
JP4414695A 1995-03-03 1995-03-03 焼結原料の装入装置 Withdrawn JPH08240388A (ja)

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