JP2945142B2 - 通信制御回路および方法 - Google Patents

通信制御回路および方法

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JP2945142B2 JP51158796A JP51158796A JP2945142B2 JP 2945142 B2 JP2945142 B2 JP 2945142B2 JP 51158796 A JP51158796 A JP 51158796A JP 51158796 A JP51158796 A JP 51158796A JP 2945142 B2 JP2945142 B2 JP 2945142B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、ファクシミリ機能を有するモデム機器等
とファクシミリ機器等との間の通信を制御するための通
信制御に関するものであり、特に回線を介さずに通信を
行なうことを可能とする制御に関するものである。
[背景技術] 近年、ファックシミリ機能を有するモデム機器(ファ
ックスモデム)が広く用いられている。このファックス
モデムは、コンピュータ等で作成した文書、絵等を、イ
メージデータに変換し、電話回線を通じて相手方のファ
クシミリ機器へ伝送するものである。ファックスモデム
によれば、コンピュータ等で作成した文書、絵等をプリ
ンタで出力しなくとも、相手方のファクシミリ機器へ伝
送できるという利点がある。また、プリンタで出力した
ものをファクシミリ機器で読み取る場合には機械的な読
取誤差が生じるのに対し、ファックスモデムではこのよ
うな読取誤差がなく、高精度の伝送が可能であるという
利点もある。
ところで、ファックスモデムの近くにファクシミリ機
器がある場合には、このファクシミリ機器をプリンタの
代わりに使用したいという要請がある。この場合、ファ
ックスモデムから電話回線を介して当該ファクシミリ機
器に伝送を行なえば、実現することができる。しかしな
がら、この方法では、電話回線を利用しなければならず
操作が煩雑である上、電話料金が必要であるという問題
点があった。
この問題を解決するため、出願人はすでに、「ネット
ワークコントロールユニット」を出願し(特願昭平1−
38949号、特開平2−218259号)、「STARFAXシリーズ」
として製品化している。
図1に、特開平2−218259号公報に開示されたファッ
クスモデム2を示す。コンピュータ4によってリレー6
を制御し、スイッチ12、14を、それぞれ接点12b、12bに
切換えるとともに、スイッチ16、18を、それぞれ接点16
b、18bに切換える。これにより、ファックスモデム回路
24が電話回線22に接続され、電話回線22を介しての伝送
を行うことができる。
また、コンピュータ4によってリレー6を制御し、ス
イッチ12、14を、それぞれ接点12a、14aに切換えるとと
もに、スイッチ16、18を、それぞれ接点16a、18aに切換
える。これにより、ファクシミリ機器20とファックスモ
デム回路24が直列に接続され、電話回線22に与えられて
いる回線電圧と等しい電圧(48V)が印加される。した
がって、ファクシミリ機器20とファックスモデム回路24
は、ともに、電気的には電話回線22に接続されたと等価
な状態となる。
ファックスモデム回路24からファクシミリ機器20へ伝
送を行う場合には、本来交換機が生成するものであるリ
ング信号を、ファックスモデム回路24から出力する。フ
ァクシミリ機器20は、このリング信号に応じてアンサー
トンを返送する。その後は、ITU−T勧告による通常の
手順により伝送を行うことができる。また、ファクシミ
リ機器20からファックスモデム回路24へ伝送を行う場合
には、ファックスモデム回路24からアンサートーンを出
力する。その後は、ITU−T勧告による通常の手順によ
り伝送を行うことができる。
上記のようにして、電話回線22を介することなく、フ
ァックスモデム2とファクシミリ機器20との間で直接伝
送を行うことが可能となる。このような意味で、特開平
2−218259号公報に開示された発明の意義は大きいもの
である。
[発明の開示] しかしながら、図1の技術を採用していないファック
スモデムにおいては、上記の直接伝送を行うことはでき
ない。このため、そのようなファックスモデムにおいて
も、直接伝送を行いたいという要請が高まっている。
また、図1の従来技術においては、ファックスモデム
回路24に、リング信号を生成する回路を設けなければな
らない。このため、ファックスモデム2の小型化が阻ま
れていた。特に、PCMCIA規格スロット用のカード内に、
ファックスモデムの収納しようとする場合には、大きさ
の制約から、上記直接伝送の機能を設けることができな
い場合があった。
この発明は、上記のような問題点を解決して、直接伝
送機能を持たないモデム機器に接続することにより、直
接伝送を実現する通信制御回路および方法を提供するこ
とを目的とする。
また、この発明は、直接伝送機能を実現する場合にお
いて、ファックスモデムを小型化することのできる通信
制御回路および方法を提供することを目的とする。
この発明による通信制御回路は、 一端側がモデム機器の第1の回線接続用端子に接続さ
れ、他端側がファクシミリ機器の第1の回線接続端子に
接続される第1の線路、 一端側がモデム機器の第2の回線接続用端子に接続さ
れ、他端側がファクシミリ機器の第2の回線接続端子に
接続される第2の線路、 第1の線路または第2の線路に設けられ、直流成分を
遮断するとともに交流成分を通過させる直流遮断手段、 直流遮断手段とモデム機器との間の第1の線路または
第2の線路に、回線電圧を模した回線模擬電圧を印加す
る電圧印加手段、 直流遮断手段とファクシミリ機器との間の第1の線路
または第2の線路を接地する接地手段、 を備えている。
直流遮断手段によって線路を直流的に遮断した上で、
その両端に回線模擬電圧とアースを接続している。した
がって、モデム機器とファクシミリ機器とを回線を介し
て接続したと等しい状態におくことができる。また、モ
デム機器とファクシミリ機器とのやりとりは交流信号で
あるから、直流遮断手段を通過し、通信を行うことがで
きる。
この発明による通信制御回路は、 一端側が一方側モデム機器の第1の回線接続用端子に
接続され、他端側が他方側モデム機器の第1の回線接続
端子に接続される第1の線路、 一端側が一方側モデム機器の第2の回線接続用端子に
接続され、他端側が他方側モデム機器の第2の回線接続
端子に接続される第2の線路、 第1の線路または第2の線路に設けられ、直流成分を
遮断するとともに交流成分を通過させる直流遮断手段、 直流遮断手段と一方側モデム機器との間の第1の線路
または第2の線路に、回線電圧を模した回線模擬電圧を
印加する電源印加手段、 直流遮断手段と他方側モデム機器との間の第1の線路
または第2の線路を接地する接地手段、 第1または第2の線路の電圧を検出することにより、
一方側モデム機器のオフフック状態を検出するオフフッ
ク検出手段、 第1または第2の線路をモニタして、アンサートーン
が出されたか否かを検出するアンサートーン検出手段、 オフフック検出手段がオフフック状態を検出してから
所定時間経過するまでに、アンサートーン検出手段がア
ンサートーンを検出しなかった場合、リング信号を第1
または第2の線路に送出するリング信号送出手段、 を備えている。
この発明による通信制御方法は、 モデム機器の回線接続用端子とファクシミリ機器の回
線接続用端子を線路によって接続し、 当該線路に、直流成分を遮断するとともに交流成分を
通過させる直流遮断手段を設け、 直流遮断手段とモデム機器との間の線路に、交換機電
源電圧を模した回線模擬電圧を印加し、 線路の電圧を検出することにより、モデム機器のオフ
フック状態を検出して、オフフック状態を検出してから
所定時間経過するまでに、アンサートーンを検出しなか
った場合、リング信号を線路に送出するようにしてい
る。
オフフック状態を検出してから所定時間内に、アンサ
ートーンが出されたか否かを検出して、一方側モデムか
らの送信であるか否かを判断している。送信であると判
断した場合には、線路にリング信号を出力するようにし
ている。したがって、リング信号送出機能を持たないモ
デム機器であっても、電話回線を介さずに通信を行うこ
とができる。また、モデム機器にリング信号送出機能を
持たさなくともよいので、モデム機器の小型化を図るこ
とができる。
この発明の特徴、他の目的、用途、効果等は、実施例
および図面を参酌することにより明らかになるであろ
う。
[図面の簡単な説明] 図1は、従来技術による通信制御回路を示す図であ
る。
図2は、本発明の実施例による通信制御回路を用いた
アダプタ30の接続例を示す図である。
図3は、通信制御回路50のブロック図である。
図4は、通信制御回路50を構成するオフフック検出回
路62、直流コンバータ60の詳細を示す回路図である。
図5は、通信制御回路50を構成するバンドパスフィル
タ64の詳細を示す図である。
図6は、通信制御回路50を構成するリング信号送出回
路66の詳細を示す図である。
図7は、通信制御回路50の動作を示すフローチャート
である。
図8は、カード型ファックスモデム36から送信を行う
場合のフローチャートである。
図9は、カード型ファックスモデム36へ受信する場合
のフローチャートである。
図10は、カード型ファックスモデム36から送信を行う
場合のタイムチャートである。
図11は、カード型ファックスモデム36へ受信する場合
のタイムチャートである。
図12は、他の実施例による通信制御回路51を示す図で
ある。
図13は、さらに他の実施例による通信制御回路53を示
す図である。
図14は、さらにまた他の実施例による通信制御回路55
を示す図である。
[発明を実施するための最良の形態] 図2に、この発明の一実施例による通信制御回路を用
いたアダプタ30の使用状態の示す。ノート型のコンピュ
ータ32には、PCMCIA規格のスロット34(TYPE−II)が設
けられている。このスロット34に、モデム機器としてカ
ード型のファックスモデム36が挿入される。カード型フ
ァックスモデム36の後端部には、7ピンの端子が設けら
れている。この端子には、コネクタ40が接続される。コ
ネクタ40とアダプタ30とは、ケーブル42で接続されてい
る。アダプタ30の他方側からは、ケーブル44が延びてお
り、その先端にモジュラージャック46が設けられてい
る。このモジュラージャック46は、ファクシミリ機器38
に接続されている。
このような接続状態で、コンピュータ32において、フ
ァクシミリ制御用のソフトウエア(この実施例では、メ
ガソフト株式会社のSTARFAX for Windowsを用いた)
を起動する。次に、送信したいデータを選択した後、電
話回線を介さずに送信を行なうモード(図においては手
元のFAXとして表示されている)を選択する。これによ
り、ファクシミリ機器38に対してデータを送信して、出
力させることができる。つまり、ファクシミリ機器38を
プリンタとして使用することができる。
また、コンピュータ32のファクシミリ制御用のソフト
ウエアを、電話回線を介さずに受信を行なうモードにす
る。これにより、ファクシミリ機器38に装着した原稿の
データを、コンピュータ32に取り込むことができる。つ
まり、ファクシミリ機器38をスキャナとして使用するこ
とができる。
なお、通常の使用時においては、カード型ファックス
モデム36の後端部の端子に、コネクタを介して電話回線
を接続する(図示せず)。
図3に、図2に対応するブロック図を示す。カード型
ファックスモデム36はファックスモデム制御回路52を有
している。ファックスモデム制御回路52の電源(5V)お
よびアースは、カードスロット34を介してコンピュータ
32から得ている。なお、S1は、オフフック状態において
開くオフフックスイッチである。
アダプタ30内には、通信制御回路50が設けられてい
る。通信制御回路50の電源(5V)およびアースは、ケー
ブル42、コネクタ40、カード型ファックスモデム36を介
して、コンピュータ32から得ている。なお、通信制御回
路50のための電源を別途用意してもよい。通信制御回路
50の第1の線路44aは、ケーブル42によって、カード型
ファックスモデム36の第1の回線接続用端子54aに接続
されている。第1の線路44aには、直流遮断手段である
コンデンサC1(10μF)が設けられている。第1の線路
44aの他方側は、ファクシミリ機器38の第1の回線接続
用端子56aに接続されている。
また、第2の線路44bは、ケーブル42によって、ファ
クシミリ機器38の第2の回線接続用端子54bに接続され
ている。第2の線路44bの他方側は、ファクシミリ機器3
8の第2の回線接続用端子56bに接続されている。なお、
図において、S2は、オフフック状態において開くオフフ
ックスイッチである。また、ファクシミリ機器38の詳細
については省略している。
通信制御回路50において、コンデンサC1のファクシミ
リ機器38側は接地手段であるライン63によりアースさ
れ、カード型ファックスモデム36側は電圧印加手段であ
る直流コンバータ60に接続されている。第2の線路44b
には、カード型ファックスモデム36のオフフック状態を
検出するためのオフフック検出回路62が接続されてい
る。さらに、第2の線路44bには、コンデンサC2を開し
て、アンサートーン検出手段であるバンドパスフィルタ
64、リング信号送出手段であるリング信号送出回路66が
接続されている。
次に、この通信制御回路50を用いて、カード型ファッ
クスモデム36からファクシミリ機器38へ伝送する場合の
動作を、図3を参照しつつ説明する。この場合の、通信
制御回路50の動作フローチャートを図7に示し、カード
型ファックスモデム36(コンピュータ32)およびファク
シミリ機器38の動作フローチャートを図8に示す。
まず、操作者が、コンピュータ32に対し、電話回線を
介さない送信モードである旨の指令を入力する(図2の
画面表示参照)。これを受けて、コンピュータ32は、カ
ード型ファックスモデム36に対し、ダイアルトーンの確
認を行なわない旨のヘイズコマンド「ATX3」を出力す
る。続けて、ダイアル番号を入れずにヘイズコマンド
「ATD」を出力し、ダイアルを行なわずに送信モードに
入るように指令する。これは、電話回線を介しての通信
ではないため、ダイアルの処理を省くためである。
これを受けて、カード型ファックスモデム36のファッ
クスモデム制御回路52は、オフフックした後(つまりス
イッチS1を閉じる)、ダイアルを行なわずに送信モード
に入る(図8、ステップS20)。スイッチS1が閉じられ
た状態、つまりカード型ファックスモデム36がオフフッ
ク状態となったことは、通信制御回路50のオフフック検
出回路62によって検出される(図7、ステップS1)。こ
の検出は次のようにして行なわれる。第1の線路44aの
カード型ファックスモデム36側には、直流コンバータ60
を介して、電源電圧(5V)が印加されている。したがっ
て、カード型ファックスモデム36がオフフック状態とな
って、スイッチS1が閉じると、第2の線路44bに電圧が
現われる。オフフック検出回路62は、これを検出するこ
とにより、オフフックの有無を検出する。なお、第1の
線路44aのファクシミリ機器38側はアースされているの
で、ファクシミリ機器38がオフフック状態となっても
(スイッチS2が閉じても)、オフフックは検出されな
い。つまり、オフフック検出回路62は、カード型ファッ
クスモデム36のオフフックのみを検出することができ
る。
オフフック検出回路62は、オフフックを検出すると、
直流コンバータ60を動作させる(図7、ステップS2)。
これにより、第1の線路44a、第2の線路44bに、回線模
擬電圧(24V)が供給される。これにより、カード型フ
ァックスモデム36、ファクシミリ機器38ともに、電気的
に回線に接続されたと同様の状態となる。このように、
オフフックを検出した後に線路模擬電圧を供給するよう
にしているので、電力の消費を節約することができる。
なお、この実施例では、線路模擬電圧を24Vとしたが、
線路電圧と等しい48Vを線路模擬電圧としてもよい。ま
た、動作可能な範囲で、線路模擬電圧を小さく、または
大きくしてもよい。
オフフック検出回路62は、直流コンバータ60を動作さ
せると同時に、リング信号送出回路66を初期化する(図
7、ステップS2)。これにより、リング信号送出回路66
のタイマがリセットされ、動作を開始する(図7、ステ
ップS3)。
次に、バンドパスフィルタ64は、第2の線路にアンサ
ートーン(2100Hz)が出されているか否かを検出する
(図7、ステップS4)。前述のタイマにより3.2秒の経
過が検出されるまでにアンサートーンが検出されなけれ
ば、カード型ファックスモデム36からの送信モードであ
ると判断する(図7、ステップS5)。リング信号送出回
路66は、バンドパスフィルタ64およびタイマに基づい
て、上記の判断を行なう。送信モードであると判断した
場合には、リング信号送出回路66は、リング信号(1300
Hz)を、第2の線路に向けて出力する(図7、ステップ
S6)。なお、この実施例では、無鳴動呼出しのリング信
号(1300Hz)を送出しているが、鳴動呼出しのリング信
号(16Hz)を送出してもよい。
着信待ち状態にあるファクシミリ機器38は、この無鳴
動のリング信号を検出する(図8、ステップS32)。フ
ァクシミリ機器38は、これを検出して、スイッチS2を閉
じ、オフフック状態となる(図8、ステップS33)。そ
して、アンサートーン(2100Hz)を、線路44a、44bを介
して、カード型ファックスモデム36に送信する(図8、
ステップS34)。なお、この際、線路44aは、コンデンサ
C1によって直流的に遮断されているが、交流的には結合
されている。したがって、アンサートーンは、カード型
ファックスモデム36に伝達される。このような観点か
ら、コンデンサC1は、交流的なインピーダンスが小さい
ほど好ましいため、この実施例では10μFとしている。
アンサートーンを受けたカード型ファックスモデム36
は(図8、ステップS22)、CNG信号の送出等に続く、通
常の送信動作を行なう(図8、ステップS23)。すなわ
ち、ITU−T勧告に基づく、フェーズA(CNG信号の送出
以降)、B、C、D、Eを実行する。
一方、ファクシミリ機器38も、CED信号の送出等に続
く、通常の受信動作を行なう(図8、ステップS35)。
すなわち、ITU−T勧告に基づく、フェーズA(CED信号
の送出以降)、B、C、D、Eを実行する。
カード型ファックスモデム36が送信を行なっている
間、通信制御回路50は、何も動作を行なわない(図7、
ステップS7)。カード型ファックスモデム36の送信動作
が終了すると、ファックスモデム制御回路52は、スイッ
チS1を開いて、オンフック状態になる。通信制御回路50
のオフフック検出回路62は、スイッチS1が開いてオンフ
ック状態となったことを検出し(図7、ステップS9)、
直流コンバータ60の動作を停止させ、リング信号送出回
路66をリセットする(図7、ステップS10)。その後、
ステップS1の初期状態に戻る。
上記のようにして、通信制御回路50の制御により、カ
ード型ファックスモデム36からファクシミリ機器38へ、
電話回線を介さずに送信することができる。つまり、リ
ング信号を送出する機能を持たない通常のファックスモ
デムにおいても、この通信制御回路50を用いることによ
り、電話回線を介さない直接送信が可能となる。
次に、この通信制御回路50を用いて、ファクシミリ機
器38からカード型ファックスモデム36へ伝送する場合の
動作を、図3を参照しつつ説明する。この場合の、通信
制御回路50の動作フローチャートを図7に示し、カード
型ファックスモデム36(コンピュータ32)およびファク
シミリ機器38の動作フローチャートを図9に示す。
まず、操作者が、コンピュータ32に対し、電話回線を
介さない受信モードである旨の指令を入力する。これを
受けて、コンピュータ32は、カード型ファックスモデム
36に対し、ヘイズコマンド「ATX3」「ATA」を出力し、
受信モードに入るように指令する(図9、ステップS4
0)。
これを受けて、カード型ファックスモデム36のファッ
クスモデム制御回路52は、オフフックして(つまりスイ
ッチS1を閉じる)、受信モードに入る(図9、ステップ
S41)。次に、オフフックを行なってから、1.8秒〜2.5
秒後に、アンサートーン(2100Hz)を、線路44a、44bに
出力する(ステップS42)。
通信制御回路50のオフフック検出回路62は、カード型
ファックスモデム36がオフフック状態になったことを検
出し、直流コンバータ60を動作させる。これにより、線
路44a、44bに、線路模擬電圧(24V)が供給される。し
たがって、カード型ファックスモデム36、ファクシミリ
機器38ともに、電気的に回線に接続されたと同様の状態
となる。
オフフック検出回路62は、また、オフフックを検出し
た際、リング信号送出回路66のタイマをリセットして、
動作を開始させる(図7、ステップS2、S3)。オフフッ
ク検出回路62は、タイマが3.2秒を経過するまでに(つ
まりオフフックから3.2秒以内に)、バンドパスフィル
タ64が、アンサートーン(2100Hz)を検出するか否かを
判断する(図7、ステップS4、S5)。前記のように、カ
ード型ファックスモデム36は、オフフックから、1.8秒
〜2.5秒後にアンサートーンを出力する。したがって、
タイマが3.2秒を計測するまでにアンサートーンを検出
すれば、カード型ファックスモデム36が受信を行なうモ
ードであると判断できる。よって、ステップS4におい
て、アンサートーンを検出した場合には、通信制御回路
50はリング信号を送出しない。
一方、送信側であるファクシミリ機器38においては、
操作者が原稿をセットして、手動でオフフック状態とす
る(図9、ステップS51)。この状態で、カード型ファ
ックスモデム36からのアンサートーンS42を受信する
(ステップS52)。操作者は、このアンサートーンを確
認して、ファクシミリ機器38のスタートボタンを押す。
以下、ファクシミリ機器38は、通常の送信動作を行なう
(図9、ステップS53)すなわち、ITU−T勧告に基づ
く、フェーズB、C、D、Eを実行する。
一方、カード型ファックスモデム36も、通常の受信動
作を行なう(図9、ステップS43)。すなわち、ITU−T
勧告に基づく、フェーズB、C、D、Eを実行する。
カード型ファックスモデム36が受信を行なっている
間、通信制御回路50は、何も動作を行なわない(図7、
ステップS8)。カード型ファックスモデム36の受信動作
が終了すると、ファックスモデム制御回路53は、スイッ
チS1を開いて、オンフック状態になる。通信制御回路50
のオフフック検出回路62は、スイッチS1が開いてオンフ
ック状態となったことを検出し(図7、ステップS9)、
直流コンバータ60の動作を停止させ、リング信号送出回
路66をリセットする(図7、ステップS10)。その後、
ステップS1の初期状態に戻る。
上記のようにして、通信制御回路50の制御により、フ
ァクシミリ機器38からカード型ファックスモデム36へ、
電話回線を介さずに送信することができる。
図4に、オフフック検出回路62および直流コンバータ
60の詳細を示す。図5に、バンドパスフィルタ64の詳細
を示す。図6に、リング信号送出回路66の詳細を示す。
これらの回路図とともに、図10のタイミングチャートを
参照して、上記で説明したカード型ファックスモデム36
から送信を行う場合の動作の詳細を説明する。
図4において、直流コンバータ60のDC−DCコンバータ
72が動作していない時には、点Aには、ダイオードD1を
介して電源電圧である5Vが印加されている。この5V電圧
は、抵抗R16を介して、第1の線路44aに印加されてい
る。また、オフフック検出回路62は比較器70を備えてい
る。カード型ファックスモデム36がオフフック状態にな
ると、第2の線路44bが第1の線路44aに接続される。し
たがって、線路44bに5Vが生じ、比較器70の出力が
「L」から「H」に変化する(図10のα1参照)(図7
のステップS1に対応)。これにより、直流コンバータ60
のDC−DCコンバータ72のイネーブル端子INEが「H」と
なって、DC−DCコンバータ72が動作を行う。これによ
り、DC−DCコンバータ72の出力OUTから、24Vの電圧が出
力される。この24V電圧は、抵抗R16を介して、第1の線
路44aに印加される。なお、抵抗R16が設けられているの
で、カード型ファックスモデム36とファクシミリ機器38
の双方がオフフックとなって回路が閉成されても、過大
な電流が流れることがない。なお、抵抗R16にかえて、
コイル等の限流作用を有する素子を用いても良い。
一方、オフフックによって「H」となった比較器70の
出力は、リング信号送出回路66のNOTゲート74の出力を
「H」から「L」に変える(図10のα2参照)。これに
より、タイマを構成するカウンタ76、78がリセットされ
る(図7のステップS2に対応)。また、比較器70の
「H」出力によって、フリップフロップ(以下FF)80も
リセットされる。
カウンタ76の入力PIには、クロック回路82が接続され
ているので、上記のリセットの後、カウントを開始する
(図7のステップS3に対応)。カウンタ76のカウント出
力Q14は、カウンタ78のクロック入力CLKに与えられる。
したがって、カウンタ78のカウント出力Q12からは、ク
ロック回路82のクロックを分周した出力が得られる。こ
の実施例では、カウント開始後3.2秒で立ち上がる信号
を得ている(図10参照)。カウンタ78のカウント出力Q1
2は、FF84のクロック入力に与えられている。したがっ
て、オフフック検出から3.2秒後のこの信号の立ち上が
り(図10のα3参照)により、FF84がセットされ、その
出力Qが「L」から「H」に変わる(図10のα4参照)
(図7のステップS5に対応)。これによりNANDゲート86
が開く。NANDゲート86には、クロックを分周して得られ
た1300Hzの信号が与えられている(図10のカウンタ76の
出力Q13参照)。したがって、この1300Hzの信号が、リ
ング信号として、コンデンサC2を介して線路C2に与えら
れる(図10のNAND86の出力参照)(図7のステップS6に
対応)。
その後、カウント開始から12.8秒が経過すると、カウ
ンタ78の出力Q14が「H」に変わる(図10のα5参
照)。これにより、FF80がセットされ、その反転出力QB
が「L」となる(図10のα6参照)。さらに、これによ
って、FF84がリセットされその出力Qが「L」となる
(図10のα7参照)。したがって、NAND86からのリング
信号(1300Hz)の出力が停止される。つまり、リング信
号が約10秒間だけ出力される。
その後、カード型ファックスモデム36による送信が終
了し、オンフック状態になると、図4の比較器70の出力
が「H」から「L」になり、DC−DCコンバータ72が動作
を停止する(図7のステップS9、S10に対応)。
次に、図11のタイミングチャートを参照して、上記で
説明したカード型ファックスモデム36が受信を行う場合
の動作の詳細を説明する。オフフックにより、比較器70
の出力が「H」になる点は、図10と同じである(図11の
β1参照)。カード型ファックスモデム36が受信を行う
場合には、オフフックから1.8〜2.5秒後に、線路44A、4
4bにアンサートーン(2100Hz)が出力される。図5のバ
ンドパスフィルタ64は、このアンサートーンを検出し
て、NOTゲート90の出力を「L」から「H」に変える
(図11のβ2参照)(図7のステップS4に対応)。
この出力は、図6のNANDゲート88に与えられ、NANDゲ
ート88の出力を「H」から「L」に変える(図11のβ3
参照)。この出力はFF80のプリセット入力PRに与えら
れ、FF80の反転出力QBを「L」にする(図11のβ4参
照)。この反転出力QBによってFF84がリセット状態に維
持され、FF84の出力Qが「L」に保持される。したがっ
て、オフフックから3.2秒経過後に、カウンタ78の出力Q
12から「H」出力が出されても、FF84はセットされず、
リング信号(1300Hz)はNANDゲート86を通過しない。
上記のようにして、カード型ファックスモデム36が受
信を行う場合には、リング信号を送出しないようにして
いる。なお、この実施例では、3.2秒経過してもアンサ
ートーンがない場合に、リング信号を送出するようにし
ているが、この時間は、2.5秒を越える時間であればよ
い。
上記実施例では、通信制御回路50の機能を全てハード
ウエアロジックによって構成したが、その一部または全
部をCPUによって実現してもよい。
また、上記実施例や後で説明する実施例では、第1の
線路44aに直流遮断手段(コンデンサC1)を設けたが、
第2の線路44bに設けてもよい。さらに、コンデンサC2
やオフフック検出回路62を第2の線路44bに接続しても
よい。
なお、上記実施例では、直流コンバータ60を設け、5V
の電圧を回線模擬電圧(上記実施例では24V)に変換し
ている。しかし、コンピュータ32もしくはファックスモ
デム36から回線模擬電圧の供給を受けられる場合には、
直流コンバータ60を設けなくともよい。また、通信制御
回路50に別途、回線模擬電圧を供給する電源を設ける場
合も同様である。ただし、通信制御回路50に、別途、電
源を設ける場合であっても、低い電圧の電源を設けた
上、直流コンバータを用いれば、消費電力を節約でき
る。
図12に、他の実施例による通信制御回路51を示す。こ
の実施例においては、ファックスモデム制御回路52が、
リング信号送出の機能を有している場合に用いる通信制
御回路51を示している。第1の線路44aと第2の線路44b
が設けられている。第1の線路44aには、直流遮断手段
であるコンデンサC1が設けられている、コンデンサC1の
ファクシミリ機器38側は、ケーブル42を介してアースさ
れている。また、コンデンサC1のファックスモデム36側
は、ケーブル42を介して、回線模擬電圧を生成する電源
(24V)に接続されている。なお、通信制御回路51側に
電源を別途設けてもよい。また、図3のように、オフフ
ック検出回路62と直流コンバータ60を設けてもよい。な
お、図12は、図4に示す抵抗R6がファックスモデム36内
に設けられている場合の回路を示した。かかる抵抗R6が
設けられていない場合には、電源接続ライン112または
ライン110に抵抗R6を設ければよい。
また、図3の実施例では、直流コンバータ60によって
電圧印加手段を構成しているが、図12の実施例では、電
源接続ライン112によって電圧印加手段を構成してい
る。
図13に、図3の通信制御回路50にモード切換機能を追
加した通信制御回路53を示す。この実施例では、モジュ
ラージャック46が回線に接続されたか、ファクシミリ機
器38に接続されたかを自動的に判断して、電話回線を介
して行う通信にも、介さない通信にも対応できるように
している。
モジュラージャック46が電話回線に接続された場合に
は、線路44aと線路44bとの間に、回線電圧(48V)が生
じる。回線電圧検出手段である回線電圧検出回路100
は、この回線電圧を検出すると、検出出力をモード切換
制御手段であるモード切換制御回路102に与える。検出
出力を受けたモード切換制御回路102は、コンデンサC1
両端に設けられた開閉手段であるスイッチ104を閉じ、
コンデンサC1を短絡させる。つまり、コンデンサC1が設
けられていないと等しい状態となって、回線電圧がカー
ド型ファックスモデム36に与えられる。よって、カード
型ファックスモデム36は、電話回線を介しての通信を行
うことができる。
なお、通信に悪影響を与えないように、モード切換え
制御回路102は、リング信号送出回路66、バンドパスフ
ィルタ64、オフフック検出回路62の動作を停止させる不
許可信号を出力する。特に、少なくとも、リング信号の
送出は停止させなければならない。さらに、ライン61に
設けたスイッチ106を開いて、直流コンバータ60の出力
が線路44a、44bに影響を与えないようにしている。
モジュラージャック46がファクシミリ機器38に接続さ
れた場合には、回線電圧検出回路100は、回線電圧を検
出しない。したがって、モード切換制御回路102は、ス
イッチ104を開くとともに、スイッチ106を閉じる。ま
た、リング信号送出回路66、バンドパスフィルタ64、オ
フフック検出回路62、直流コンバータ60も動作可能とな
る。これにより、電話回線を介さない通信を行うことが
できる。
図13のようなモードの自動切換えは、図12の通信制御
回路51にも適用することができる。
さらに他の実施例による通信制御回路55を、図14に示
す。この実施例では、電話回線およびファクシミリ機器
38の双方が通信制御回路55に接続されており、スイッチ
110、112の切換えによって接続を切換えるようにしてい
る。また、コンピュータ32またはファックスモデム制御
回路52からの指令を受けて、モード切換制御回路120が
スイッチの切換えを行うようにしている。図14に示すス
イッチの切換え状態では、電話回線を介さない通信のモ
ードとなっている。電話回線を介する通信モードにする
には、スイッチ110、112を回線側に切換え、スイッチ10
4を閉じるとともに、スイッチ106を開けばよい。
図14のようなモードの自動切換えは、図12の通信制御
回路51にも適用することができる。
なお、上記各実施例では、直流遮断手段としてコンデ
ンサC1を用いたが、トランス等を用いてもよい。
また、上記各実施例では、カード型ファックスモデム
36を例にとって説明したが、カード型ではないファック
スモデムについても同様に適用できる。
さらに、上記実施例では一方側がカード型ファックス
モデム36であり、他方側がファクシミリ機器38である場
合について説明したが、いずれの側も、その他のモデム
を備えた機器であれば、本発明の通信制御回路を用いる
ことができる。たとえば、一方側も他方側もデータ通信
モデムであるような場合にも用いることができる。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側がモデム機器の第1の回線接続用端
    子に接続され、他端側がファクシミリ機器の第1の回線
    接続端子に接続される第1の線路、 一端側がモデム機器の第2の回線接続用端子に接続さ
    れ、他端側がファクシミリ機器の第2の回線接続端子に
    接続される第2の線路、 第1の線路または第2の線路に設けられ、直流成分を遮
    断するとともに交流成分を通過させる直流遮断手段、 直流遮断手段とモデム機器との間の第1の線路または第
    2の線路に、回線電圧を模した回線模擬電圧を印加する
    電圧印加手段、 直流遮断手段とファクシミリ機器との間の第1の線路ま
    たは第2の線路を接地する接地手段、 を備えた通信制御回路。
  2. 【請求項2】請求項1の通信制御回路において、さらに 第1または第2の線路の電圧を検出することにより、モ
    デム機器のオフフック状態を検出するオフフック検出手
    段、 第1または第2の線路をモニタして、アンサートーンが
    出されたか否かを検出するアンサートーン検出手段、 オフフック検出手段がオフフック状態を検出してから所
    定時間経過するまでに、アンサートーン検出手段がアン
    サートーンを検出しなかった場合、リング信号を第1ま
    たは第2の線路に送出するリング信号を送出手段、 を備えた通信制御回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2の通信制御回路におい
    て、 前記電圧印加手段は、一端が回線模擬電圧を出力する電
    源に接続され、他端が第1の線路または第2の線路に接
    続された電源接続ラインであることを特徴とする通信制
    御回路。
  4. 【請求項4】請求項2の通信制御回路において、 前記電圧印加手段は、電源からの回線模擬電圧よりも低
    い電圧を入力して回線模擬電圧を出力して、当該回線模
    擬電圧を第1の線路または第2の線路に印加する直流コ
    ンバータであることを特徴とする通信制御回路。
  5. 【請求項5】請求項4に通信制御回路において、 オフフック検出回路がオフフックを検出するまでは、第
    1または第2の線路にオフフック検出のために十分な電
    圧を前記電源から印加しておき、オフフックを検出する
    と、第1または第2の線路に回線模擬電圧を直流コンバ
    ータから印加するようにしたことを特徴とする通信制御
    回路。
  6. 【請求項6】請求項3、4または5の通信制御回路にお
    いて、 前記電源は、モデム機器のたの電源であることを特徴と
    する通信制御回路。
  7. 【請求項7】請求項1の通信制御回路において、さらに 直流遮断手段の両端に設けられた開閉手段、 第1の線路の他端側と第2の線路の他端側との間に、回
    線電圧が現れるか否かを検出する回線電圧検出手段、 回線電圧検出手段によって回線電圧が検出されると、開
    閉手段を閉じるように制御するとともに、電圧印加手段
    による第1の線路または第2の線路への回線模擬電圧の
    印加を停止するよう制御するモード切換制御手段、 を備えた通信制御回路。
  8. 【請求項8】請求項2の通信制御装置において、さらに 直流遮断手段の両端に設けられた開閉手段、 第1の線路の他端側と第2の線路の他端側との間に、回
    線電圧が現れるか否かを検出する回線電圧検出手段、 回線電圧検出手段によって回線電圧が検出されると、開
    閉手段を閉じるように制御するとともに、電圧印加手段
    による第1の線路または第2の線路への回線模擬電圧の
    印加を停止するよう制御するモード切換手段、 を備えた通信制御回路、
  9. 【請求項9】請求項8の通信制御回路において、さらに 第1または第2の線路の電圧を検出することにより、モ
    デム機器のオフフック状態を検出するオフフック検出手
    段、 第1または第2の線路をモニタして、アンサートーンが
    出されたか否かを検出するアンサートーン検出手段、 オフフック検出手段がオフフック状態を検出してから所
    定時間経過するまでに、アンサートーン検出手段がアン
    サートーンを検出しなかった場合、リング信号を第1ま
    たは第2の線路に送出するリング信号送出手段、 を備え、 前記モード切換手段は、回線電圧検出手段によって回線
    電圧が検出されると、さらに、少なくともリング信号送
    出手段の動作を停止するよう制御するものであること を特徴とする通信制御回路。
  10. 【請求項10】一端側が一方側モデム機器の第1の回線
    接続端子に接続され、他端側が他方側モデム機器の第1
    の回線接続端子に接続される第1の線路、 一端側が一方側モデム機器の第2の回線接続用端子に接
    続され、他端側が他方側モデム機器の第2の回線接続端
    子に接続される第2の線路、 第1の線路または第2の線路に設けられ、直流成分を遮
    断するとともに交流成分を通過させる直流遮断手段、 直流遮断手段と一方側モデム機器との間の第1の線路ま
    たは第2の線路に、回線電圧を模した回線模擬電圧を印
    加する電源印加手段、 直流遮断手段と他方側モデム機器との間の第1の線路ま
    たは第2の線路を接地する接地手段、 第1または第2の線路の電圧を検出することにより、一
    方側モデム機器のオフフック状態を検出するオフフック
    検出手段、 第1または第2の線路をモニタして、アンサートーンが
    出されたか否かを検出するアンサートーン検出手段、 オフフック検出手段がオフフック状態を検出してから所
    定時間経過するまでに、アンサートーン検出手段がアン
    サートーンを検出しなかった場合、リング信号を第1ま
    たは第2の線路に送出するリング信号送出手段、 を備えた通信制御回路、
  11. 【請求項11】モデム機器の回線接続用端子とファクシ
    ミリ機器の回線接続用端子を線路によって接続し、 当該線路に、直流成分を遮断するとともに交流成分を通
    過させる直流遮断手段を設け、 直流遮断手段とモデム機器との間の線路に、交換機電源
    電圧を模した回線模擬電圧を印加し、 線路の電圧を検出することにより、モデム機器のオフフ
    ック状態を検出して、オフフック状態を検出してから所
    定時間経過するまでに、アンサートーンを検出しなかっ
    た場合、リング信号を線路に送出するようにした通信制
    御方法。
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