JP3332663B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機を接続するファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、留守番電話機の起動や電話機
の呼出音の鳴動を行う機能を有するファクシミリ装置が
存在する。このようなファクシミリ装置においては、N
CUのプリント基板や独立のプリント基板上に呼出信号
回路を構成し、この回路より呼出信号を送出して、前記
留守番電話機の起動や電話機の呼出音を鳴動させる動作
を行っている。
【0003】そして、従来の呼出信号発生回路では、高
電圧(+24V〜−150V)の呼出信号を得るため、
電源電圧としてDC−DCコンバータ方式を採用し、そ
の2次側で得られた昇圧電圧を、ファクシミリ装置の本
体側からの制御信号により制御する構成をとっている。
ここで、疑似呼出信号送出中の電話機のオフフック検知
は、NCU基板に搭載された回線電流検知手段によって
検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、疑似呼出信号による電話機の呼出音鳴動中の
オフフック検知は、NCU上の回線電流検知手段からの
信号にC、Rによる時定数をもたせた形の信号によって
検出していたため、次のような欠点があった。
【0005】(1)前記回線電流検知手段にフォトカプ
ラや電流検知用リードリレーやホール素子を用いた電流
検知ICを使用していたため、ファクシミリ装置に接続
された電話機の直流抵抗を考えた場合、前記回線電流検
知手段の直流抵抗の影響を無視できない。
【0006】(2)疑似呼出信号による電話機鳴動中の
オフフック検知は、疑似呼出信号が途切れるときに検知
していたため、電話機のオフフックに対してオフフック
検知が送れ、オフフックの検出に時間がかかる。
【0007】(3)疑似呼出信号による電話機鳴動中の
オフフック検知は、疑似呼出信号が途切れるときに検知
していたため、電話機のオフフックに対してオフフック
検知が送れ、電話機がオフフックしてから疑似呼出信号
の送出を止めるまでの間、電話機に疑似呼出信号が入力
されてしまうため、受話器から疑似呼出音が漏れて不快
である。
【0008】本発明は、呼出信号の送出中に電話機をオ
フフックすると、呼出信号を停止することができるファ
クシミリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回線に接続さ
れている第1の切換手段と、電話機に接続されている第
2の切換手段と、モデム手段と、1次側がAC電源に接
続されているトランスと、上記トランスの2次側に接続
され、上記トランスから得た電圧をスイッチングし、上
記電話機を呼び出す呼出信号を発生する呼出信号発生手
と、上記呼出信号の送出中に上記電話機がオフフック
することによって流れる電流を検出する電流検出手段
と、上記電流検出手段が上記電流を検出すると、上記呼
出信号を停止する制御手段とを有するファクシミリ装置
であって、上記第1の切換手段は、上記回線と上記モデ
ム手段とを接続するか、しないか、切り換え、上記第2
の切換手段は、上記電話機と上記呼出信号発生手段とを
接続するか、しないか、切り換え、上記第1の切換手段
が、上記回線と上記モデムを接続せず、かつ、上記第2
の切換手段が、上記電話機と上記呼出信号発生手段を接
続しない場合に、上記第1の切換手段と上記第2の切換
手段は、上記回線と上記電話機とを接続し、上記第1の
切換手段と上記第2の切換手段は、上記回線と上記電話
機とを接続している状態で、上記回線から着信があった
場合に、上記電話機と上記呼出信号発生手段とを接続
し、上記回線と上記電話機を切り離し、上記回線と上記
モデム手段とを接続し、上記電流検出手段は、上記第2
の切換手段より上記呼出信号発生手段側に設けられ、か
つ、上記呼出信号発生手段の呼出信号の出力側に接続さ
れるファクシミリ装置である。
【0010】したがって、本発明では、呼出信号の送出
中に電話機をオフフックすることによって流れる電流を
検出し、上記電流が検出されると、上記呼出信号を停止
する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0012】CPU1は、ROM2に記憶されているプ
ログラムに従ってファクシミリ装置全体をコントロール
する。不揮発性メモリ4は、ファクシミリ装置の電源5
が遮断された状態にあっても保存しておくべきデータを
格納するものである。
【0013】記録部6は、CPU1の制御によってRA
M3に格納されている記録データを取り出し、ハードコ
ピーとしてプリントアウトするものであり、読取部7
は、CPU1の制御に基づいて、CCDを使用して読み
取ったデータを2値化し、その2値化データを順次、R
AM3に送るものである。
【0014】モデム部8は、G3、G2、G1、FMモ
デムと、これらモデムに接続されたクロック発生回路等
によって構成され、CPU1の制御に基づいて、RAM
3に格納されている送信データを変調し、NCU部9を
介して電話回線10に出力するものである。さらに、こ
のモデム部8は、電話回線10のアナログ信号をNCU
部9を介して導入し、これを復調し、2値化したデータ
をRAM3に格納するものである。
【0015】NCU部9は、CPU1の制御によって電
話回線をモデム部8または本電話部11、留守番電話1
6のいずれかに切り換えて接続するものである。
【0016】電源部5は、本ファクシミリ装置のメイン
電源を生成しているものであって、AC入力(1次側)
に対してDC出力を得るように構成されている。また、
留守番電話16の起動や本電話部11の鳴動のための呼
出信号用の電源を生成している。
【0017】呼出信号発生部21は、留守番電話16に
対して疑似呼出信号(Ci信号)を出力するものであっ
て、電源部5に内蔵されている。Ci検出部22は、回
線10からの呼出信号を検出するものである。
【0018】図2は、上記NCU部9の構成を示すブロ
ック図である。
【0019】このNCU部9は、回線10を電話11、
16側とモデム部8側に選択的に切り替え接続するCM
Lリレー17と、上記本電話部11の応答を検出するオ
フフック検出回路18と、上記留守番電話16の応答を
検出するオフフック検出回路19と、留守番電話16を
回線10側と呼出信号発生部21側に選択的に切り替え
接続するKリレー20とを有する。
【0020】図3は、この実施例における着信時の動作
を示すフローチャートである。
【0021】まず、留守番電話16を接続していること
をソフトウェアスイッチ等により不揮発性メモリ4に登
録しておく。
【0022】そして、回線10から着信があった場合
(S1)、CPU1は留守番電話16が応答する前にK
リレー20をA側(呼出信号発生部21側)に切り換え
てから(S2)、Ci検出部22によってCiの検出を
行う(S3)。ここで、Ciでなかった場合には、Kリ
レー20をB側(回線10側)に切り換えてリターンす
る(S13)。
【0023】また、S3において、Ciであった場合に
は、CMLリレー17をB側(モデム8側)に切り換え
て回線10を捕捉し(S4)、ファクシミリからの着信
か、電話からの着信かを判断する(S5)。ここでファ
クシミリと判断した場合には、ファクシミリ通信動作に
移行する(S14)。
【0024】また、反対に電話からの着信と判断した場
合、ソフトウェアスイッチをチェックする(S6)。こ
こで留守番電話16が接続されていない設定であれば、
本電話部11による通話動作に移行する(S15)。な
お、本実施例では、ファクシミリ通信と本電話部11に
よる通話については省略し、留守番電話16の起動動作
について説明する。
【0025】すなわち、S6において、留守番電話16
が接続されている設定であれば、留守番電話16を起動
させるために、疑似呼出信号発生部21が予め不揮発性
メモリ4に登録されている周波数の疑似呼出信号を所定
回数または所定時間出力する(S7)。
【0026】そして、留守番電話16の応答を直流電源
内部の呼出信号発生部21の過電流検知を用いたオフフ
ック検知回路42からのオフフック応答信号41を監視
し(S8)、一定時間T内に応答がなければ、次の処理
に移る(S9、S10)。また、応答があれば、CML
リレー17をA側(留守番電話16側)に切り換えて
(S11)、留守番電話16の応答処理を行う(S1
2)。
【0027】図4は、上記電源部5の構成を示す回路図
である。
【0028】この電源部5は、AC電圧を入力するAC
プラグ30と、電源スイッチ31と、ヒューズ32と、
ノイズフィルタ33と、整流回路34と、平滑回路35
と、過電圧検出、過電流保護、スイッチング電源のPW
M制御およびシャットダウン回路などを含む電源制御部
36と、トランス37と、各回路へDC電圧を出力する
レギュレータ部38と、上記トランス37から得た電圧
をスイッチングして上記疑似呼出信号を生成する呼出信
号発生部21と、ファクシミリ装置の本体回路(CPU
1)側から上記呼出信号発生部21のスイッチング動作
を制御して上記疑似呼出信号のON/OFFを制御する
制御信号を入力するためのホトカプラ40とを有する。
つまり、本体回路側と呼出信号発生部21とは、ホトカ
プラ40によって電気的に分離されている。
【0029】図7は、上記疑似呼出信号のタイミングを
示すタイミングチャートである。
【0030】この疑似呼出信号は、実効値75VRMS
正弦波であり、直流電圧を重畳している。上記CPU1
がパラレル入出力部(PIO)12における疑似呼出信
号の制御信号の出力ポートを制御することによって、上
記ホトカプラ40をオン/オフ制御する。そして、ホト
カプラ40がオンしているとき、呼出信号発生部21の
出力端に75VRMS の正弦波が出力され、ホトカプラ4
0がオフしているときに、+24Vの直流電圧が出力す
るようになっている。
【0031】ところで、通常の留守番電話の呼出信号検
出は、呼出信号の切れ目で回線を捕捉するように制御さ
れている。従来の疑似呼出信号送出中のオフフック検知
(図5、図6)は、疑似呼出信号をOFF(停止)して
いる間に検出していた。しかし、もし人が受話器を上げ
たとしたら、受話器を上げるタイミングは必ず疑似呼出
信号がオフしている間に受話器を上げるとはかぎらな
い。このため、従来の制御で疑似呼出信号送出中に受話
器を上げた場合、受話器から疑似呼出信号の音が聞こえ
て不快であり、オフフック検出の応答を早くすることが
課題となる。
【0032】そこで、これを解決するために、呼出信号
発生部21の過電流検知によるオフフック検知回路42
を設け、疑似呼出信号送出中のオフフック検知に対する
応答を早くするとともに、即時に疑似呼出信号の送出を
自動停止する。
【0033】図8は、疑似呼出信号送出中のオフフック
検知を示すタイミングチャートである。
【0034】疑似呼出信号送出中に留守番電話の受話器
を上げると、疑似呼出信号発生回路は留守番電話の直流
抵抗で終端される。ここで、電話機の直流抵抗は、技術
基準で定められており、50オームから300オームで
ある。つまり、直流抵抗50オームから300オームで
終端されたとき、呼出信号発生部の過電流検知回路42
が働き、呼出信号を即時に自動停止し、オフフック応答
信号を出力する。
【0035】そこで、このオフフック応答信号をCPU
1で検知し、留守番電話の受話器がフックアップされた
ことを判定する。
【0036】このように制御することにより、疑似呼出
信号送出中であっても即時にオフフックの検知ができる
ことを可能にしている。
【0037】次に、通信中の留守番電話16のオフフッ
ク検知について説明する。疑似呼出信号を送出していな
い状態では、疑似呼出信号は所定の直流電圧(+24
V)を出力する。一方、通信中は、留守番電話16は、
Kリレー20をA側に切り替える。つまり、留守番電話
16には、+24Vの電圧が印加されている。
【0038】ここで、留守番電話をオフフックすると疑
似呼出から出力されている+24Vを電話機に印加し、
オフフックしたときに流れる電流をNCU上のフォトカ
プラや電流検知用リードリレーやホール素子を用いた電
流検知ICによって検知することによって留守番電話の
オフフックを検知している。
【0039】次に、本実施例のオフフック検知回路42
のより詳細な構成例について、従来と対比して説明す
る。
【0040】図9は、上記図4に示すオフフック検知回
路42の周辺部分の構成を示すブロック図であり、図1
0は、オフフック検知回路42の内部構成を示す回路図
である。
【0041】図9において、呼出信号発生部21は、O
N/OFF部21aと、周波数可変部21bと、出力ド
ライブ部21cとを有する。また、図10に示す回路
は、オペアンプ42aとフォトカプラ41等によって電
流検知回路を構成している。
【0042】また、図11は、上記図2に示すオフフッ
ク検出回路19の内部構成例を示す回路図である。な
お、図11に示す構成は従来と同様である。
【0043】従来のオフフック検知では、図2に示すオ
フフック検出回路19で疑似CI送出中と通信中と通話
中とスタンバイ中のオフフックを検知していた。このた
め、疑似CI送出中(電話機鳴動中)のオフフック検知
において、CR時定数回路による遅れが生じ、受話器か
ら疑似CI音が漏れて、不快であった。
【0044】そこで、本実施例では、疑似CI送出中の
オフフック検知を、疑似CI回路に付加した図10に示
す電流検知回路により、疑似CI送出中の電流を検知す
る。すなわち、電話機をオフフックすると、電話機のイ
ンピーダンス(直流抵抗)が50〜300オームにな
り、電流が増加する。これを検知して疑似CIの送出を
停止すると同時にオフフック信号をCPU1に返し、C
PU1は、このオフフック信号を読み取って、電話機の
オフフックを検知する。
【0045】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0046】図12は、この第2実施例におけるキーテ
レホンシステムの構成を示すブロック図である。
【0047】図において、専用電話機105は、主装置
101に対し、通話回線103および制御線104を介
して接続された4線式ボタン電話機である。主装置10
1は複数の専用電話機の交換機能を有する。
【0048】また、専用電話機105の主装置インタフ
ェース122は、主装置101から呼出コード等の制御
コードを受信し、また、主装置101にオフフックコー
ド等の制御コードを送信する。
【0049】一方、専用電話機105は、通話回線10
6を介して2線式のファクシミリ107と接続されてお
り、このファクシミリ装置107を主装置101に接続
するアダプタの役割を果しており、リレー117a、1
17bは、主装置101とファクシミリ装置107を接
続するものである。
【0050】また、専用電話機105の直流電圧回路1
23は、疑似呼出信号発生回路119と疑似呼出信号送
出中のオフフック検知回路132を内蔵している。さら
に、専用電話機105には、制御回路121、不揮発性
メモリ124、フックスイッチ126、アンプ127、
スピーカ128、通話回路129、送受話器130、直
流ループ検出回路131等が設けられている。
【0051】次に、図13は、専用電話機105の動作
を示すフローチャートである。
【0052】主装置インタフェース122が呼出コード
を検出すると(S61)、制御回路121は不揮発性メ
モリ124に予め登録された周波数の方形波を制御信号
として直流電源123に内蔵されている疑似呼出信号発
生部119に入力し、呼出信号を発生させ、通話回線1
06を介してファクシミリ装置107に送出する(S6
2)。
【0053】そして、この疑似CIに対するファクシミ
リ装置107の応答、つまりファクシミリ装置107が
疑似CIによって立ち上がったかどうかを、直流電源1
23の疑似CI発生部の過電流検知を用いたオフフック
検知手段132からのオフフック応答信号を監視するこ
とによって行う。
【0054】ここで、一定時間以内に前記オフフック応
答信号によってファクシミリ装置107が応答したこと
を検知した場合は(S63、S64)、疑似CIの送出
を即時に自動停止し、リレー117を切り替え、通信回
線103とファクシミリ装置107を接続し(S6
6)、ファクシミリ通信に移行する(S67)。応答が
なければ、次の処理に移行する(S65)。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、電話機を接続するファ
クシミリ装置において、呼出信号の送出中に電話機をオ
フフックすることによって流れる電流を検出し、上記電
流が検出されると、上記呼出信号を停止するので、呼出
信号の送出中に電話機をオフフックした場合、呼出信号
を直ちに停止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置を
示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるNCU部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】上記実施例における着信時の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】上記実施例における電源部の構成を示す回路図
である。
【図5】従来例の疑似呼出信号のタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図6】従来例の疑似呼出信号送出中のオフフック検知
を示すタイミングチャートである。
【図7】上記実施例における疑似呼出信号のタイミング
を示すタイミングチャートである。
【図8】上記実施例における疑似呼出信号送出中のオフ
フック検知を示すタイミングチャートである。
【図9】図4に示すオフフック検知回路の周辺部分の構
成を示すブロック図である。
【図10】図4に示すオフフック検知回路の内部構成を
示す回路図である。
【図11】図2に示すオフフック検出回路の内部構成例
を示す回路図である。
【図12】本発明の第2実施例におけるキーテレホンシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図13】上記第2実施例における専用電話機の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ROM、 3…RAM、 4…不揮発性メモリ、 5…電源部、 6…記録部、 7…読取部、 8…モデム部、 9…NCU部、 10…回線、 11…本電話部、 12…PIO、 16…留守番電話、 21…呼出信号発生部、 22…Ci検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00 H04M 3/02 - 3/06 H04M 19/00 - 19/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線に接続されている第1の切換手段
    と、 電話機に接続されている第2の切換手段と、 モデム手段と、 1次側がAC電源に接続されているトランスと、 上記トランスの2次側に接続され、上記トランスから得
    た電圧をスイッチングし、上記電話機を呼び出す呼出信
    号を発生する呼出信号発生手段と、 上記 呼出信号の送出中に上記電話機がオフフックするこ
    とによって流れる電流を検出する電流検出手段と、 上記電流検出手段が上記電流を検出すると、上記呼出信
    号を停止する制御手段とを有するファクシミリ装置であ
    って、 上記第1の切換手段は、上記回線と上記モデム手段とを
    接続するか、しないか、切り換え、 上記第2の切換手段は、上記電話機と上記呼出信号発生
    手段とを接続するか、しないか、切り換え、 上記第1の切換手段が、上記回線と上記モデムを接続せ
    ず、かつ、上記第2の切換手段が、上記電話機と上記呼
    出信号発生手段を接続しない場合に、上記第1の切換手
    段と上記第2の切換手段は、上記回線と上記電話機とを
    接続し、 上記第1の切換手段と上記第2の切換手段は、上記回線
    と上記電話機とを接続している状態で、上記回線から着
    信があった場合に、上記電話機と上記呼出信号発生手段
    とを接続し、上記回線と上記電話機を切り離し、上記回
    線と上記モデム手段とを接続し、 上記電流検出手段は、上記第2の切換手段より上記呼出
    信号発生手段側に設けられ、かつ、上記呼出信号発生手
    段の呼出信号の出力側に接続される ことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
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