JP3282133B2 - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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Description
にアナログ通信回線に接続される網制御装置を用いる通
信端末装置に関する。
ては、回線に接続される端末が待機時のインピーダンス
(以下、「オンフックインピーダンス」という)を、規定し
ている項目がある。上述のオンフックインピーダンスの
値は、図6に示す如く、国によってまちまちである。
回線に接続される通信端末から送出されるダイヤルパル
スの波形についての規格が厳しくなかったので、特に問
題となるようなことはなかったが、近年、新たなディジ
タル交換機が導入されるに伴ない、例えば、ドイツのよ
うに、ダイヤルパルスの波形についても厳しい規格を定
める国が出てきている。これは、従来のような比較的低
いオンフックインピーダンスを有する通信端末装置か
ら、アナログ通信回線を介してディジタル交換機にダイ
ヤルパルスを送った場合には、ダイヤルパルスの波形が
なまって交換機の誤動作・誤認識の原因となることを防
止しようとするものである。本発明は上記事情に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、従来の技術
における上述の如き問題を解消し、比較的低いオンフッ
クインピーダンスを有する通信端末装置から、アナログ
通信回線を介してディジタル交換機にダイヤルパルスを
送った場合にも、ダイヤルパルスの波形がなまらず、従
って、交換機の誤動作・誤認識も発生しないようにする
ことが可能な通信端末装置を提供することにある。
信回線への接続端子および前記通信回線との間で通信を
行う端末を接続するための端末接続端子および前記両端
子の切換えを行う手段と、交換機からの信号の極性反転
あるいは前記端末接続端子に接続された端末のオフフッ
クを検出する手段と、交換機からの呼出し信号を検出す
る手段と、通信端末装置側のオンフックインピーダンス
を、前記端末接続端子に接続された端末のオンフック時
よりオフフック時に高くする手段を設けたことを特徴と
する通信端末装置によって達成される。
続端子に接続された端末からダイヤル発呼を行うときに
オンフックインピーダンスを高くする手段を設けたこと
により、極めて高いインピーダンスでのダイヤルパルス
の送出が可能となり、ダイヤルパルスの波形がなまら
ず、交換機の誤動作・誤認識も発生しないようにするこ
とが可能な通信端末装置を実現できるものである。
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。図において、
1は交換機の極性反転や外付け電話のオフフックを検出
するオフフック検出部、2は外付け電話側とファクシミ
リ側(絶縁トランス1側)との切り換えを行うOHリレ
ー、3は直流回路の閉結やダイヤルパルスの送出を行う
ダイヤルパルス送出部、4は電気的に絶縁した状態で画
情報の送受信を行う絶縁トランス、5は交換機からの呼
び出し信号の検出を行う呼び出し信号検出部、6は該呼
び出し信号検出部5と直列に接続することでファクシミ
リ装置側のインピーダンスを高くするためのインピーダ
ンス補正部、7は該インピーダンス補正部6のオンオフ
制御を行うインピーダンス切り換え部を示している。上
述のオフフック検出部1からインピーダンス切り換え部
7により、網制御装置が構成されている。
ファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順
を実行する通信制御部、9は送信信号の変調,受信信号
の復調を行うモデム、10は本実施例に係るファクシミ
リ装置のシステム制御を行うCPU、11は該CPU1
0のワークエリア等をなすRAM、12は本実施例に係
るファクシミリ装置の基本プログラム等を格納している
ROM、13はユーザからの操作を入力し、また、情報
をユーザに伝える操作表示部、14は原稿を読み取るス
キャナ、15はCPU10とスキャナ14とのインタフ
ェース回路、16はコピーや受信原稿の印字を行うプロ
ッタ、17はCPU10とプロッタ16とのインタフェ
ース回路を示している。上述の如く構成された本実施例
の動作を、以下、図4に示した動作フロー図をも用いて
説明する。
1)と、オフフック検出部1がこれを検出して、通信制御
部8を介してCPU10にその情報が送られる。CPU
10は、この情報に基づいて、通信制御部8を介してイ
ンピーダンス切り換え部7をオフ状態にすることによ
り、インピーダンス補正部6をオンさせ(ステップ22)、
網制御装置のファクシミリ装置側のインピーダンスを高
くして、ダイヤルパルス波形がなまるのを防止し、交換
機の誤動作を防止することにより、確実な通信を可能に
する。なお、上述のインピーダンス切り換え部7につい
ては、図1に示した如きリレーの他に、図2に示す如き
リセプタクル+ポストヘッダや、図3に示す如きフォト
カプラ+ダイオードブリッジを用いた回路をその手段と
して用いることも可能である。
テップ23)と、オフフック時と同様にオフフック検出部
1でこれを検出して、通信制御部8を介してCPU10
にその情報が送られる。CPU10は、この情報に基づ
いて、通信制御部8を介してインピーダンス切り換え部
7をオン状態にすることにより、インピーダンス補正部
6をオフさせ(ステップ24)、網制御装置のファクシミリ
装置側のインピーダンスを呼び出し信号検出部5の持つ
規格値に戻す。なお、上述のインピーダンス切り換え部
7の動作については、これを動作させるか否かをRAM
11内のパラメータの1つとして、操作表示部13また
は他の部分からの所定の操作により、設定させることも
できる。この場合の動作フロー図を、図5に示す。
定の操作を行うことにより、本動作モードに入り(ステ
ップ31)、外付け電話からのダイヤル発呼時にファクシ
ミリ装置側のインピーダンスを高くする場合には(ステ
ップ32)、例えば、システムパラメータの特定のビット
を「0」→「1」にセットする(ステップ33)。これにより、
前述の図4に示した動作を実行するモード設定となる。
上記実施例によれば、インピーダンス補正回路設定モー
ドか否かをソフトウェアにより設定することが可能にな
り、商品の市場での対応に融通が利くようになるという
効果が得られる。なお、上述の如き設定を行ったこと
を、操作表示部13のLCD等の可視表示手段に常時ま
たは随時、表示させたり、プリント出力させたりする
(ステップ34)ことも可能である。
国により規定値が異なるため、各国対応に設定できるこ
とが望ましい。図6は、上述の規定値の一例の一部を示
すものである。図7に、オンフックインピーダンスの値
を各国対応に自動設定する場合に好適なファクシミリ装
置(または、一般的な通信端末装置)に付加すべき機能と
しての各国対応のオンフックインピーダンスの値を自動
設定する動作例を示す。図7に示した動作フロー図にお
いては、所定の操作を行うことにより、カントリーコー
ド(国名コード)による設定モードに入り(ステップ41)、
希望する国名コードを指定すると(ステップ42)、網制御
装置の各パラメータが選択された国名コードに対応する
状態に設定される(ステップ43)。これにより、例えば、
ドイツが指定された場合には、ドイツ国内規格に適合す
る、前述の図4に示した動作を実行するモード設定と
し、他の国では図4に示した動作を実行しないモード設
定とすることができる。
コードを設定するだけでその国の規格に合った設定がで
きるので、端末装置設置の際等のサービスが楽になり、
装置の汎用性も向上するという効果が得られる。また、
上記実施例に示した如く、インピーダンス切り換え部7
を動作させるモードになっているか否かを、表示させる
ようにした場合には、やはり、端末装置設置の際等のサ
ービスの確認が楽になるという効果が得られる。インピ
ーダンス切り換え部7を動作させるモードになっている
か否かを、記録手段に出力するようにした場合には、端
末装置設置の際等のサービスの確認が更に楽になるとい
う効果が得られる。なお、上記各実施例はいずれも本発
明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定さ
れるべきものではないことは言うまでもないことであ
る。
れば、比較的低いオンフックインピーダンスを有する通
信端末装置から、アナログ通信回線を介してディジタル
交換機にダイヤルパルスを送った場合にも、ダイヤルパ
ルスの波形がなまらず、従って、交換機の誤動作・誤認
識も発生しないようにすることが可能な通信端末装置を
実現できるという顕著な効果を奏するものである。
成を示すブロック図である。
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
である。
ー図である。
を示す図である。
ー図である。
パルス送出部、4:絶縁トランス、5:呼び出し信号検
出部、6:オンフックインピーダンス補正部、7:オン
フックインピーダンス切り換え部、8:通信制御部、
9:モデム、10:CPU、11:RAM、12:RO
M、13操作表示部、14:スキャナ、15:インタフ
ェース回路、16:プロッタ、17:インタフェース回
路。
Claims (5)
- 【請求項1】 通信回線への接続端子および前記通信回
線との間で通信を行う端末を接続するための端末接続端
子および前記両端子の切換えを行う手段と、交換機から
の信号の極性反転あるいは前記端末接続端子に接続され
た端末のオフフックを検出する手段と、交換機からの呼
出し信号を検出する手段と、通信端末装置側のオンフッ
クインピーダンスを、前記端末接続端子に接続された端
末のオンフック時よりオフフック時に高くする手段を設
けたことを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項2】 前記オンフックインピーダンスを高くす
るか否かをパラメータとして設定可能としたことを特徴
とする請求項1記載の通信端末装置。 - 【請求項3】 前記オンフックインピーダンスを高くす
るか否かの設定を、国ごとに、国名コード対応に指定す
ることで可能としたことを特徴とする請求項2記載の通
信端末装置。 - 【請求項4】 前記オンフックインピーダンスを高くす
る設定がなされている場合にその旨を可視表示手段に表
示することを特徴とする請求項2または3記載の通信端
末装置。 - 【請求項5】 前記オンフックインピーダンスを高くす
る設定がなされているか否かを記録手段に出力すること
を特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の通信端末
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07344693A JP3282133B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07344693A JP3282133B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 通信端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291873A JPH06291873A (ja) | 1994-10-18 |
JP3282133B2 true JP3282133B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=13518463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07344693A Expired - Lifetime JP3282133B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3282133B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6323977B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2018-05-16 | キヤノン株式会社 | 通信装置及び該装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP07344693A patent/JP3282133B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06291873A (ja) | 1994-10-18 |
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