JP3116566B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3116566B2
JP3116566B2 JP04164605A JP16460592A JP3116566B2 JP 3116566 B2 JP3116566 B2 JP 3116566B2 JP 04164605 A JP04164605 A JP 04164605A JP 16460592 A JP16460592 A JP 16460592A JP 3116566 B2 JP3116566 B2 JP 3116566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信端末装置に関し、特
に電話回線との接続を、モジュラーコードによって行う
通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線と通信端末装置との接続
は、日本および北米ではFCC規格準拠のモジュラーコ
ードがほぼ標準化されているが、欧州およびアジア諸国
においては、国毎に電話回線のピン配列(「ピンアサイ
ン」ともいう)が異なるため、端末側をモジュラージャッ
クにできなかったり、国毎にその国の規格に適合するモ
ジュラーコードを作って対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、国毎
にその国の規格に適合するモジュラーコードを作って対
処することが必要で、部品の種類が多種になり、製造お
よび保管・管理の手間がかかるという重大な問題があっ
た。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、従来の技術における上述の如き問題
を解消し、一種類のモジュラーコードによって、任意の
ピンアサインを有する電話回線との接続を行うことを可
能とした通信端末装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、外
部機器または回線に接続されるモジュラーコードのジャ
ックのピンアサインを任意に変更可能としたことを特徴
とする通信端末装置によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る通信端末装置においては、その内
部に汎用のモジュラージャックを有するので、これを接
続対象となる回線のピンアサインに適合するようにセッ
トすることにより、任意のピンアサインを有する電話回
線との接続が可能になるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る通信端末
装置のブロック構成図である。図において、1はユーザ
からの操作を入力し、また、情報をユーザに伝える操作
表示部、2は後述するROM3内のプログラムに従って
本装置の各部を制御するCPU、3は本装置の基本動作
プログラム等を格納しているROM、4はワークエリア
が形成され、本装置の制御に必要な種々のデータが記憶
されるRAM、5は入力原稿の読み取りを行うスキャナ
8のインタフェース(I/F)、6は印字出力を行うプロ
ッタ9のI/F、7は送信信号の変調,受信信号の復調
を行うモデム、10は2線4線変換部、11は通信回線
との間の制御を行う網制御部(NCU)、12は外付け電
話機、14は電話回線、13および15はモジュラーコ
ードの一例を示すものである。図3は、上述のモジュラ
ーコード13または15の具体例を示す斜視図で、ここ
に示したのは、日本,北米において用いられている、F
CC規格に準拠したものである。
【0007】図4は、英国の電話回線(壁付けのジャッ
ク)−ファクシミリ(通信端末)装置間のモジュラーコー
ド、また、図5はドイツの、図6は英国の壁側と端末側
のピンアサインを示している。現状では、上述の如く、
モジュラーコードの形状,ピンアサインが国により異な
っており、モジュラーコードを国別に変えて作る必要が
あった訳である。図2に、一般的なAANCU(自動発
着信網制御装置)のブロック構成図を示した。図中、1
01は極性反転の検出等を行うオフフック検出部、10
3は直流回路の閉結やダイヤルパルスの送出を行うダイ
ヤルパルス送出部、104は電気的に絶縁しながら画情
報等の信号の送受信を行う絶縁トランス、また、102
は回線−ファクシミリ(通信端末)装置と、回線−ファク
シミリ(通信端末)装置間,回線−外付け電話間を切り換
えるOHリレー、105はリンギング検出回路を示して
いる。図7は、本実施例に係るファクシミリ装置内の網
制御部(NCU)11のモジュラージャック部分のプリン
ト配線板(PWB)パターンを示すものである。
【0008】前述の如く、通常、電話回線−網制御装置
(通信端末),網制御装置(通信端末)−外付け電話機間の
接続は、モジュラーコードでなされている。但し、これ
も前述の如く、現状では、国毎にモジュラージャックの
ピンアサインを変えなければならない。本実施例におい
ては、図7に示した如きPWBパターンを有するモジュ
ラージャックを用いることにより、上述のピンアサイン
の変更を、網制御部(通信端末)側で対応可能としたも
のである。具体的には、網制御部(通信端末)側で、図
7に示した如きPWBパターンを有するモジュラージャ
ックを用いて、各端子のアサインを任意に設定できるよ
う、ハードジャンパー(図8,図9参照)を用いてショー
トまたはオープンさせるようにする。図11に、図7に
対応する回路図(一部に付加回路が設けられているが)を
示す。本実施例によれば、通信端末装置側で、各端子の
アサインを任意に設定できるようになるので、モジュラ
ーコード自体は共通のものを使用し、装置側を所定のピ
ンアサインに対応する如くセットすることにより、前述
の目的を達成することが可能になる。
【0009】上記実施例においては、端子のアサインに
ハードジャンパーを用いる例を示したが、図10に示す
如きフォトカプラ等を用いて、2次側からの制御信号に
応じてこれをオンオフさせることによりハードジャンパ
ーの代りに使用し、ソフト的に端子のアサインを行うこ
とができる。この場合には、2次側の制御信号を、予め
国別にカントリーコードとして決めておき、カントリー
コードに応じて、各国対応となるようピンアサインする
ようにすると、有効である。この場合の動作フロー図
を、図12に示す。本実施例によれば、前述の実施例と
同様に、通信端末装置側で、各端子のアサインを任意に
設定できるようになるので、モジュラーコード自体は共
通のものを使用し、装置側を所定のピンアサインに対応
する如くセットすることにより、前述の目的を達成する
ことが可能になるとともに、その設定作業がソフト的に
行えるので、作業性が向上するという効果も得られる。
なお、国対応に決められているピンアサインに変更があ
った場合には、図13に示す如き、ピンアサインの変更
動作により、これに対処することができる。図14は、
図13中に示したパラメータの設定変更の一例を示すも
のであり、ここでは、「0001 0100」→「0001
0101」への変更例を示している。
【0010】更に、図11に示す如く、回線−ファクシ
ミリ装置,回線−外付け電話機のモジュラージャックの
配線を切り換えてピンアサインを変更することを、通信
端末システムとして実現することも可能である。ここで
は、ハードジャンパーによりそれぞれ設定したピンアサ
インを選択する如く構成したものである。図15は、本
発明の更に他の実施例を示すもので、前述の如き操作を
行った結果得られるモジュラーの接続が正しいか否か
を、その部分にかかる電圧,電圧周期等により判断する
モジュラー接続判定部201を、図11に示した装置に
追加したものである。また、図16は、上述のモジュラ
ー接続判定部201による判定の結果を、LCD表示,
音声出力,プロッタからの印字出力等により、ユーザに
知らせる動作のフローチャートである。本実施例によれ
ば、前述の各実施例による効果に加えて、モジュラージ
ャックの設定の良否判定を行うことができるので、作業
の信頼度が向上するという効果が得られる。なお、上述
の各実施例はいずれも本発明の一例を示したものであ
り、本発明はこれらに限定されるべきものではないこと
は言うまでもないことである。
【0011】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、一種類のモジュラーコードによって、任意のピン
アサインを有する電話回線との接続を行うことを可能と
した通信端末装置を実現できるという顕著な効果を奏す
るものである。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信端末装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】一般的なAANCU(自動発着信網制御装置)の
ブロック構成図である。
【図3】モジュラーコード13または15の具体例を示
す斜視図である。
【図4】英国の電話回線(壁付けのジャック)−ファクシ
ミリ(通信端末)装置間のモジュラーコードの構成を示す
図である。
【図5】ドイツの壁側と端末側のピンアサインを示す図
である。
【図6】英国の壁側と端末側のピンアサインを示す図で
ある。
【図7】実施例に係るファクシミリ装置内の網制御部
(NCU)11のモジュラージャック部分のプリント配線
板(PWB)パターンを示す図である。
【図8】ピンアサインの設定に用いるハードジャンパー
の例を示す図である。
【図9】ピンアサインの設定に用いるハードジャンパー
の例を示す図である。
【図10】ピンアサインのソフトウェアによる設定に用
いるジャンパーとしてのフォトカプラを示す図である。
【図11】実施例に係るファクシミリ装置内の網制御部
(NCU)11のモジュラージャック部分の回路図であ
る。
【図12】実施例に係る、国別のカントリーコードに応
じて、各国対応となるようピンアサインするよう動作の
フローチャートである。
【図13】実施例に係る、国対応に決められているピン
アサインに変更があった場合の動作を示すフローチャー
トである。
【図14】図13に示したパラメータの設定変更の一例
を示す図である。
【図15】本発明の更に他の実施例に係るファクシミリ
装置内の網制御部(NCU)11のモジュラージャック部
分の回路図である。
【図16】図15に示した実施例における、モジュラー
接続判定部201の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1:操作表示部、2:CPU、3:ROM、4:RA
M、5:スキャナ8のインタフェース(I/F)、6:プ
ロッタ9のI/F、7:モデム、8:スキャナ、9:プ
ロッタ、10:2線4線変換部、11:網制御部(NC
U)、12:外付け電話機、13および15:モジュラ
ーコード、14:電話回線、101:オフフック検出
部、102:OHリレー、105:リンギング検出回
路、201:モジュラー接続判定部、21,22,31〜34,41
〜46:処理ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器または回線に接続されるモジュ
    ラーコード接続用のn個のピン配列されたプリント配
    線板を具備した通信端末装置であって、 前記プリント配線板上に、 前記n個のピンのそれぞれに個別に接続されたn個の第
    1の配線パターンと、 前記n個のピンのいずれかの1つにアサインされるn個
    の第2の配線パターンと、 該n個の第2の配線パターンのそれぞれに設けられ当該
    第2の配線パターンを前記n個の第1の配線パターンの
    それぞれに個別に接続オンもしくは接続オフするn×n
    個の接続設定手段とを備え、 該接続設定手段の接続オンオフ設定により、前記外部機
    器もしくは前記回線に対応して前記モジュラーコードの
    ピンアサインを変更する ことを特徴とする通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記接続設定手段は、ハードジャンパー
    からなることを特徴とする請求項1記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記接続設定手段は、1次側−2次側間
    が電気的に絶縁されている素子を有し、2次側からの制
    御信号によって前記接続オンオフ設定を行うことを特徴
    とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記接続設定手段は、前記制御信号とし
    て各国対応のカントリーコードを用いることを特徴とす
    る請求項3記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記接続設定手段は、前記カントリーコ
    ード対応に当該ピンアサインを決定するパラメータ設定
    値を記録する手段と、 前記カントリーコード対応の当該ピンアサインの変更に
    伴い、前記記録したパラメータ設定値を変更する手段と
    を有する ことを特徴とする請求項4記載の通信端末装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回線に接続されたピンの電圧および
    電圧周期等により、接続の正誤をチェックする手段を有
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6519210B2 (en) 1997-06-30 2003-02-11 Fujitsu Limited Optical storage apparatus having reproducing magnetic field correcting unit and recording and reproducing method of optical storage medium

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