JP2798417B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2798417B2 JP1114133A JP11413389A JP2798417B2 JP 2798417 B2 JP2798417 B2 JP 2798417B2 JP 1114133 A JP1114133 A JP 1114133A JP 11413389 A JP11413389 A JP 11413389A JP 2798417 B2 JP2798417 B2 JP 2798417B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数回線を収容してそれらの複数回線の1
つを選択的に使用するとともに、選択した回線を電話器
と共用するファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 近年、例えば、内線と外線の2回線を収容して、いず
れかの回線を選択的に使用できるファクシミリ装置が実
用されている。
このようなファクシミリ装置では、通常、おのおのの
回線について、着信検出したことを通知するための呼び
出しトーン発生回路あるいは電話機を設け、いずれかの
回線からの着呼があったことをオペレータに通知できる
ようにしている。
しかしながら、このような従来装置では、回線ごとに
呼び出しトーン発生回路あるいは電話機を設ける必要が
あるために、装置コストが高くなるという不都合を生じ
ていた。
そこで、かかつ不都合を解消するものとして、呼び出
しトーン発生回路あるいは電話機を1つ設け、いずれか
の回線が着信検出すると、その着信検出した回線を呼び
出しトーン発生回路あるいは電話機に接続することで、
装置コストを低減できる装置が実用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、次のような
不都合を生じていた。
すなわち、通常、着信検出を末端位置に通知するため
に、電話回線網の交換機から端末装置に出力されるリン
ギングパルス信号は、+48ボルトから−48ボルトに尖頭
値が変化する周波数16Hzの信号であり、端末装置がオフ
フック状態になるまで1秒間出力、1秒間停止が繰り返
される。
このため、このリンギングパルス信号がオンされてい
る期間に、回線を切換接続するリレー回路などを動作す
ると、リレー回路が破損するという不都合を生じること
があった。
本発明は、このような従来装置の不都合を解消し、装
置コストを低減するとともに回線の切換回路の破損を防
止できるファクシミリ装置を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数回線を収容してそれらの複数回線の1
つを選択的に使用するとともに、選択した回線を電話器
と共用するファクシミリ装置において、おのおのの回線
に加えられるリンギングパルス信号を検出するリンギン
グ検出手段と、このリンギング検出手段の検出信号に基
づき、収容している複数回線から着呼検出した回線を判
別するとともに、最初に検出されたリンギングパルス信
号の検出終了タイミングから一定時間を経過した時点
で、その判別した回線を電話器側へ切換える回線切換制
御手段を備えたものである。
また、複数回線を収容してそれらの複数回線の1つを
選択的に使用するとともに、選択した回線を電話器と共
用するファクシミリ装置において、おのおのの回線に加
えられるリンギングパルス信号を検出するリンギング検
出手段と、おのおのの回線に対応した呼び出しトーンを
発生する呼び出しトーン発生手段と、上記リンギング検
出手段の検出信号に基づき、収容している複数回線から
着呼検出した回線を判別するとともに、その判別した回
線に対応した呼び出しトーンを上記呼び出しトーン発生
手段に指定し、最初に検出されたリンギングパルス信号
の検出終了タイミングから一定時間を経過した時点で、
その判別した回線を上記呼び出しトーン発生手段に接続
するとともに、電話器側へ切換える回線切換制御手段を
備えたものである。
[作用] したがって、着呼判定された回線へ、選択する回線を
切換える動作は、リンギングパルス信号の検出が終了し
て所定時間を経過し、選択回路に印加されているリンギ
ングパルス信号がオンしていない期間に行われるので、
回線切換回路が破損するような事態を回避することがで
きる。
また、おのおのの回線毎にリンギング検出時の呼び出
しトーンを設定しているので、オペレータは、収容して
いる複数回線のうち、どの回転が着呼検出したかを容易
に判断することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装
置を示している。なお、このファクシミリ装置は、内線
1回線と外線1回線の合計2回線を収容し、それらのい
ずれかを選択的に使用することができる。
同図において、CPU(中央処理装置)1は、このファ
クシミリ装置全体の制御処理、および所定のファクシミ
リ伝送制御処理を行なうものであり、ROM(リード・オ
ン・メモリ)2は、このCPU1が実行する処理プログラム
およびその処理プログラムを実行するときに必要な各種
の情報を記憶するものであり、RAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)3は、CPU1のワークエリアを構成するとと
もに、このファクシミリ装置に固有な各種の情報などを
記憶するためのものである。なお、このRAM3は、バッテ
リバックアップされている。
スキャナ4は、原稿画像を所定の解像度で読み取るも
のであり、プロッタ5は、画像を所定の解像度で記録出
力するものであり、操作表示部6は、このファクシミリ
装置を操作するための各種の操作キーや表示装置からな
るものである。
符号化復号化部7は、スキャナ4から読み取った画信
号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮された画情報
を元の画信号に復号化するためのものである。
モデム8は、公衆電話回線網のようなアナログ回線を
用いてデータを伝送するために必要な変復調処理を行な
うものであり、網制御装置9は、このファクシミリ装置
を内線、および、外線にそれぞれ接続するためのもので
ある。また、網制御装置9は、自動発着信機能を備えて
おり、また、電話機10が接続されている。
これらのCPU1、ROM2、RAM3、スキャナ4、プロッタ
5、操作表示部6、符号化復号化部7、モデム8、網制
御装置9は、それぞれシステムバス11に接続されてお
り、これらの各要素間のデータのやりとりは、このシス
テムバス11を介してなされる。
第2図は、網制御装置9における着信系統の構成を示
している。
同図において、リレーR1は、外線L1をリレーR3あるい
はリレーR4のいずれかに切換接続するためのものであ
り、リレーR2は、内線L2をリレーR3あるいはリレーR4の
いずれかに切換接続するためのものであり、リレーR3
は、電話機10をリレーR1あるいはリレーR2に切換接続す
るためのものであり、リレーR4は、モデム8をリレーR1
あるいはリレーR2に切換接続するためのものである。
これらのリレーR1,R2,R3,R4は、システムバス11に接
続されている出力回路12を介して、CPU1より出力される
切換信号SC1,SC2,SC3,SC4により切換制御される。
リンギング・極反検出回路13は、外線L1に着信を通知
するためのリンギングパルス信号が加えられたことおよ
び外線L1が極性反転したことを検出するためのものであ
り、その検出信号SD1は、システムバス11に接続されて
いる入力回路14を介してCPU1に出力される。また、リン
グング・極反検出回路15は、内線L2にリングングパルス
信号が加えられたことおよび内線L2が極性反転したこと
を検出するためのものであり、その検出信号SD2は、入
力回路14を介してCPU1に出力されている。
また、リレーR4とモデム8は、コンデンサ16およびト
ランス17より交流結合されており、コイル18は、外線L1
あるいは内線L2の直流回路を閉結するためのものであ
る。
したがって、リレーR1をリレーR4側に切換接続し、か
つ、リレーR4をリレーR1側に切換接続することにより、
外線L1をモデム8に接続することができ、リレーR1をリ
レーR3側に切換接続し、かつ、リレーR3をリレーR1側に
切換接続することにより、外線L1を電話機10に接続する
ことができる。
また、リレーR2をリレーR4側に切換接続し、かつ、リ
レーR4をリレーR2側に切換接続することにより、内線L2
をモデム8に接続することができ、リレーR2をリレーR3
側に切換接続し、かつ、リレーR3をリレーR2側に切換接
続することにより、内線L2を電話機10に接続することが
できる。
ここで、電話回線網の交換機あるいは構内交換機から
端末装置に出力されるリンギングパルス信号は、第3図
(a)に示すように、+48ボルトから−48ボルトに尖頭
値が変化する周波数16Hzのパルス信号を、端末装置がオ
フフック状態になるまで1秒間出力、1秒間停止を繰り
返したものである。
したがって、外線L1および内線L2からリンギングパル
ス信号が出力されたとき、リンギング・極反検出回路1
3,14は、リンギングパルス信号の検出タイミングに同期
して、検出信号SC1,SC2を、1秒間論理Hレベルに保持
したのちに、1秒間論理Lレベルに保持する。
以上の構成で、CPU1は、通信待機時には、リレーR1,R
2をリレーR3側に切換接続しており、その状態で第4図
のような処理を行なう。
すなわち、呼出音の発生回数を管理するためのカウン
タRCに、呼出音の発生回数の規定値Rnをセットした状態
で(処理101)、オペレータが送信開始を指令入力する
か、あるいは、リンギング・極反検出回路13の検出信号
SD1またはリンギング・極性検出回路15の検出信号SD2の
いずれかが入力されて、外線L1あるいは内線L2のいずれ
かで着呼検出するまで待機する(判断102,103のNOルー
プ)。
送信開始が指令入力されて、判断102の結果がYESにな
るときには、所定のファクシミリ伝送手順の送信処理を
開始する。
一方、外線L1あるいは内線L2のいずれかで着呼検出
し、判断103の結果がYESになるときには、さらに、外線
L1で着呼検出したかどうかを調べる(判断104)。
判断104の結果がYESになるときには、リレーR3がリレ
ーR1に切換接続されているかどうかを調べる(判断10
5)。
判断105の結果がNOになるときには、リンギングパル
ス信号のオン期間が終了して、検出信号SD1が立ち下げ
られるまで待つ(判断106のNOループ)。そして、検出
信号SD1が立ち下げられて判断106の結果がYESになる
と、所定の時間tdが経過するまで待機して(処理10
7)、リレーR3をリレーR1側に切換接続し、これによっ
て、外線L1を電話機10に接続する。
これにより、第3図(b)に示すように、リレーR3の
切換動作は、リンギングパルス信号がオフしている期間
に開始され、次にリンギングパルス信号がオンする直前
までに完了する。
そして、次にリンギングパルス信号を検出するまで待
機し(判断109のNOループ)、リンギングパルス信号を
検出して判断109の結果がYESになると、リンギングパル
ス信号がオフするまで待つ(判断110のNOループ)。判
断110の結果がYESになると、電話機10のリンギング発生
回路(図示略)により、呼出音が1回分発生されたの
で、カウンタRCをデクリメントして(処理111)、カウ
ンタRCの値が正の値になっているかどうかを調べる(判
断112)。
判断112の結果がYESになるときには、規定回数だけ呼
出音の発生を行なっていないので、判断109に戻って再
度呼出音の発生を行なう。
また、判断112の結果がYESになるときには、呼出音の
発生を規定回数だけ行なったので、着呼検出した回線を
モデム側に切換接続して(処理113)、この処理を終了
し、所定のファクシミリ伝送手順の受信処理を開始す
る。
また、リレーR3がリレーR1側に切換接続されていて、
判断105の結果がYESになるときには、即判断109に移行
する。
また、内線L2で着呼検出し、判断104の結果がNOにな
るときには、リレーR3がリレーR2に切換接続されている
かどうかを調べる(判断114)。
判断114の結果がNOになるときには、リンギングパル
ス信号のオン期間が終了して、検出信号SD2が立ち下げ
られるまで待つ(判断115のNOループ)。そして、検出
信号SD2が立ち下げられて判断115の結果がYESになる
と、所定の時間tdが経過するまで待機して(処理11
6)、リレーR3をリレーR2側に切換接続し、これによっ
て、内線L2を電話機10に切換接続する。そして、判断10
9に移行し、それ以降の処理を行なう。
また、リレーR3がリレーR2側に切換接続されていて、
判断114の結果がYESになるときには、即判断109に移行
する。
したがって、外線L1が着呼検出したときには、リレー
R1とリレーR3が相互接続され、外線L1より入力するリン
ギングパルス信号によって電話機10のリンギング発生回
路が動作する。また、このリンギング発生回路の動作
は、リンギングパルス信号が規定回数だけ入力された時
点で終了し、それ以降は、リレーR1とリレーR4が相互接
続されて、外線L1がモデム8に接続され、所定のファク
シミリ受信動作が開始される。
同様にして、内線L2が着呼検出したときには、リレー
R2とリレーR3が相互接続され、内線L2より入力するリン
ギングパルス信号によって電話機10のリンギング発生回
路が動作する。また、このリンギング発生回路の動作
は、リンギングパルス信号が規定回数だけ入力された時
点で終了し、それ以降は、リレーR2とリレーR4が相互接
続されて、内線L2がモデム8に接続され、所定のファク
シミリ受信動作が開始される。
また、リレーR1,R2,R3,R4の切換動作は、いずれもリ
ンギングパルス信号の発生していない期間に行なわれる
ので、リレーR1,R2,R3,R4の接点に大きな電圧が印加さ
れることがなく、したがって、リレーR1,R2,R3,R4を破
損することが防止される。
第5図は、本発明の他の実施例にかかる網制御装置9
の着信系統を示している。なお、同図において、第2図
と同一部分および相当する部分には、同一符号を付して
いる。
同図において、リレーR3の出力端には、リンギング発
生回路が除去されている電話機10′と並列に、スイッチ
20を介してトランス21の一次側が接続されており、この
トランス21の二次側には、波形整形回路22が接続されて
いる。
波形整形回路22は、入力信号を波形整形するものであ
り、その出力信号は、呼出トーン発生回路23に加えられ
ている。
呼出トーン発生回路23は、外線L1で着呼検出したとき
の呼出トーンと、内線L2で着呼検出したときの呼出トー
ンの2種類の呼出トーンのトーン信号TNを発生するもの
であり、そのトーン信号TNはスピーカ24に加えられてい
る。
スイッチ20の動作は、出力回路12を介してCPU1より出
力される制御信号SC5により制御され、また、呼出トー
ン発生回路23が発生する呼出トーンの指定は、出力回路
12を介してCPU1より出力される制御信号SC6により行な
われる。
以上の構成で、CPU1は、通信待機時には、リレーR1,R
2をリレーR3側に切換接続しており、その状態で第6図
のような処理を行なう。
すなわち、呼出トーンの発生回数を管理するためのカ
ウンタRCに、呼出トーンの発生回数の規定値Rnをセット
した状態で(処理201)、オペレータが送信開始を指令
入力するか、あるいは、リンギング・極反検出回路13の
検出信号SD1またはリンギング・極性検出回路15の検出
信号SD2のいずれかが入力されて、外線L1あるいは内線L
2のいずれかで着呼検出するまで待機する(判断202,203
のNOループ)。
送信開始が指令入力されて、判断202の結果がYESにな
るときには、所定のファクシミリ伝送手順の送信処理を
開始する。
一方、外線L1あるいは内線L2のいずれかで着呼検出
し、判断203の結果がYESになるときには、さらに、外線
L1で着呼検出したかどうかを調べる(判断204)。
判断104の結果がYESになるときには、制御信号SC6に
より、呼出トーン発生回路23が発生する呼出トーンを、
外線L1に対応した音色に設定し(処理205)、リレーR3
がリレーR1に切換接続されているかどうかを調べる(判
断206)。
判断206の結果がNOになるときには、リンギングパル
ス信号のオン期間が終了して、検出信号SD1が立ち下げ
られるまで待つ(判断207のNOループ)。そして、検出
信号SC1が立ち下げられて判断207の結果がYESになる
と、所定の時間tdが経過するまで待機して(処理20
8)、リレーR3をリレーR1側に切換接続し、これによっ
て、外線L1を電話機10に接続する。
そして、スイッチ20をオンしてリンギングパルス信号
が波形整形回路22に入力可能な状態に設定して(処理21
0)、次にリンギングパルス信号を検出するまで待機す
る(判断211のNOループ)。
リンギングパルス信号を検出して判断211の結果がYES
になると、リンギングパルス信号がオフするまで待つ
(判断212のNOループ)。判断212の結果がYESになる
と、呼出トーン発生回路23により、呼出トーンが1回分
発生されたので、カウンタRCをデクリメントし(処理21
3)、カウンタRCの値が正の値になっているかどうかを
調べる(判断214)。
判断214の結果がYESになるときには、規定回数だけ呼
出トーンの発生を行なっていないので、判断211に戻っ
て再度呼出トーンの発生を行なう。
また、判断214の結果がYESになるときには、呼出トー
ンの発生を規定回数だけ行なったので、スイッチ20をオ
フするとともに(処理215)、着呼検出した回線をモデ
ム側に切換接続して(216)、この処理を終了し、所定
のファクシミリ伝送手順を受信処理を開始する。
また、リレーR3がリレーR1側に切換接続されていて、
判断206の結果がYESになるときには、即処理209に移行
する。
また、内線L2で着呼検出し、判断204の結果がNOにな
るときには、制御信号SC6により、呼出トーン発生回路2
3が発生する呼出トーンを、内線L2に対応した音色に設
定し(処理217)、リレーR3がリレーR2に切換接続され
ているかどうかを調べる(判断218)。
判断218の結果がNOになるときには、リンギングパル
ス信号のオン期間が終了して、検出信号SD2が立ち下げ
られるまで待つ(判断219のNOループ)。そして、検出
信号SD2が立ち下げられて判断219の結果がYESになる
と、所定の時間tdが経過するまで待機して(処理22
0)、リレーR3をリレーR2側に切換接続し、これによっ
て、内線L2を電話機10に切換接続する。そして、処理21
0に移行し、それ移行の処理を行なう。
また、リレーR3がリレーR2側に切換接続されていて、
判断218の結果がYESになるときには、即処理210に移行
する。
したがって、外線L1が着呼検出したときには、呼出ト
ーン発生回路23に、外線L1をあらわす音色が設定される
とともに、上述と同様にして、リレーR1とリレーR3が相
互接続される。これにより、外線L1より入力するリンギ
ングパルス信号が呼出トーン発生回路23に加えられて、
外線L1に対応した音色の呼出トーンがスピーカ24より発
生する。
また、この呼出トーンの発生動作は、リンギングパル
ス信号が規定回数だけ入力された時点で終了し、それ以
降は、リレーR1とリレーR4が相互接続されて、外線L1が
モデム8に接続され、所定のファクシミリ受信動作が開
始される。
同様にして、内線L2が着呼検出したときには、呼出ト
ーン発生回路23に、内線L2をあらわす音色が設定される
とともに、上述と同様にして、リレーR2とリレーR3が相
互接続される。これにより、内線L2より入力するリンギ
ングパルス信号が呼出トーン発生回路23に加えらて、内
線L2に対応した音色の呼出トーンがスピーカ24より発生
する。
また、この呼出トーンの発生動作は、リンギングパル
ス信号が規定回数だけ入力された時点で終了し、それ以
降は、リレーR2とリレーR4が相互接続されて、内線L2が
モデム8に接続され、所定のファクシミリ受信動作が開
始される。
このようにして、本実施例では、外線L1と内線L2とで
発生される呼出トーンの種類が変わるので、オペレータ
は、いずれの回線から発呼されたのかを明確に識別する
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数回線を収
容してそれらの複数回線の1つを選択的に使用するとと
もに、選択した回線を電話器と共用するファクシミリ装
置において、おのおのの回線に加えられるリンギングパ
ルス信号を検出するリンギング検出手段と、このリンギ
ング検出手段の検出信号に基づき、収容している複数回
線から着呼検出した回線を判別するとともに、最初に検
出されたリンギングパルス信号の検出終了タイミングか
ら一定時間を経過した時点で、その判別した回線を電話
器側へ切換える回線切換制御手段を備えたので、着呼判
定された回線へ、選択する回線を切換える動作は、リン
ギングパルス信号の検出が終了して所定時間を経過し、
選択回線に印加されているリングングパルス信号がオン
していない期間に行われ、それにより、回線切換回路が
破損するような事態を回避することができるという効果
を得る。
また、複数回線を収容してそれらの複数回線の1つを
選択的に使用するとともに、選択した回線を電話器と共
用するファクシミリ装置において、おのおのの回線に加
えられるリンギングパルス信号を検出するリンギング検
出手段と、おのおのの回線に対応した呼び出しトーンを
発生する呼び出しトーン発生手段と、上記リンギング検
出手段の検出信号に基づき、収容している複数回線から
着呼検出した回線を判別するとともに、その判別した回
線に対応した呼び出しトーンを上記呼び出しトーン発生
手段に指定し、最初に検出されたリンギングパルス信号
の検出終了タイミングから一定時間を経過した時点で、
その判別した回線を上記呼び出しトーン発生手段に接続
するとともに、電話器側へ切換える回線切換制御手段を
備えたものであり、それにより、着呼判定された回線
へ、選択する回線を切換える動作は、リンギングパルス
信号の検出が終了して所定時間を経過し、選択回線に印
加されているリンギングパルス信号がオンしていない期
間に行われ、それにより、回線切換回路が破損するよう
な事態を回避することができるとともに、おのおのの回
線毎にリンギング検出時の呼び出しトーンを設定してい
るので、オペレータは、収容している複数回線のうち、
どの回線が着呼検出したかを容易に判断することができ
るという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図は網制御装置の着信系統の一例
を示すブロック図、第3図はリンギングパルス信号とリ
レーの切換動作タイミングの関係を例示した波形図、第
4図は第2図の装置が実行する処理例を示すフローチャ
ート、第5図は網御装置の着信系統の他の例を示すブロ
ック図、第6図は第5図の装置が実行する処理例を示す
フローチャートである。 9……網制御装置、13,15……リンギング・極反検出回
路、20……スイッチ、21……トランス、22……波形整形
回路、23……呼出トーン発生回路、24……スピーカ、R1
〜R4……リレー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数回線を収容してそれらの複数回線の1
    つを選択的に使用するとともに、選択した回線を電話器
    と共用するファクシミリ装置において、 おのおのの回線に加えられるリンギングパルス信号を検
    出するリンギング検出手段と、 このリンギング検出手段の検出信号に基づき、収容して
    いる複数回線から着呼検出した回線を判別するととも
    に、最初に検出されたリンギングパルス信号の検出終了
    タイミングから一定時間を経過した時点で、その判別し
    た回線を電話器側へ切換える回線切換制御手段を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】複数回線を収容してそれらの複数回線の1
    つを選択的に使用するとともに、選択した回線を電話器
    と共用するファクシミリ装置において、 おのおのの回線に加えられるリンギングパルス信号を検
    出するリンギング検出手段と、 おのおのの回線に対応した呼び出しトーンを発生する呼
    び出しトーン発生手段と、 上記リンギング検出手段の検出信号に基づき、収容して
    いる複数回線から着呼検出した回線を判別するととも
    に、その判別した回線に対応した呼び出しトーンを上記
    呼び出しトーン発生手段に指定し、最初に検出されたリ
    ンギングパルス信号の検出終了タイミングから一定時間
    を経過した時点で、その判別した回線を上記呼び出しト
    ーン発生手段に接続するとともに、電話器側へ切換える
    回線切換制御手段を備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
JP1114133A 1989-05-09 1989-05-09 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2798417B2 (ja)

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