JP4192856B2 - 通信装置,回線閉結方法およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、電話回線網などの通信回線網に接続された通信装置により他の通信装置の呼び出しを行うと、通信回線網側(交換機)から被呼出側通信装置への呼出の通知が呼出信号(CI信号:Call Indicator)により行われる。この通知を受けた被呼出側通信装置は、ユーザに応答を促すための呼び出し音を鳴らす。
また、ON状態の呼出信号が、本来送受話部へ至る回路に流すべき信号(音声信号など)よりも大きな信号レベルであると、この回路を構成するデバイス等の耐圧が呼出信号の信号レベルよりも充分に大きくなければ、このデバイス等が損傷,破損してしまう虞もあるが、上述のように、ON状態の呼出信号が送受話部へ至る回路に流れてしまうことを防止できる構成であれば、呼出信号によるデバイス等の損傷,破損を防止できるだけでなく、送受話部へ至る回路を呼出信号の信号レベルを考慮せずに構成することができる。
なお、このプログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、例えば、FD,CD−ROM,メモリーカードなどの記録媒体、インターネットなどの通信回線網を介して、コンピュータシステム,または,コンピュータシステムを利用するユーザに提供されるものである。なお、このプログラムをユーザに提供する場合には、コンピュータシステムのハードディスクやメモリにプレインストールされた状態で提供する形態であってもよい。また、このプログラムを実行するコンピュータシステムとしては、例えば、通信装置に搭載されたコンピュータシステム,通信装置とデータ通信可能な他のコンピュータなどが利用できる。
電話端末1は、図1に示すように、CPU12、ROM14、RAM16、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)18、操作パネル22、表示パネル24、送受話部30、モデム40、音声処理部50、回線インタフェース部100などを備え、これらがバスライン60により接続されてなるものである。
[音声通話処理]
以下に、CPU12により実行される音声通話処理の処理手順を図5に基づいて説明する。この音声通話処理は、電話端末1が起動した以降、繰り返し実行される。
[CI検出処理]
ここで、上述したCI検出処理の詳細な処理手順を図6に基づいて説明する。このCI検出処理は、電話端末1が起動した以降、繰り返し実行される。
次に、回線インタフェース部100のDAAモジュール120(リング検出回路122)により検出されるCI検出信号の監視が開始され、このCI検出信号の立ち下がりエッジが検知されるまで待機状態となる(s320:NO)。上述したように、CI検知信号は、呼出信号がON状態のときにLレベル,OFF状態のときにHレベルとなる信号であるため、CI検出信号の立ち下がりエッジを検知するまで待機することは、CI検出信号が立ち下がってLレベルとなる,つまり呼出信号がON状態となるまで待機していることになる。
次に、CIカウンタのカウント値がCI_MAX値未満であるか否かがチェックされる(s350)。このCI_MAX値は、呼出信号がON状態となっている期間中にCIカウンタによりカウントされる値として想定される最大値(本実施形態においては「6」)よりも僅かに大きな値(ON状態となっている期間中にCIカウンタによりカウントされる値として許容できない最小値;本実施形態においては「7」)であり、この値未満のカウント値である状態は、いまだ呼出信号がON状態であることを示している。一方、呼出信号のOFF状態はON状態よりも長い期間継続するため(図3参照)、CI_MAX値以上のカウント値である状態は、呼出信号がOFF状態であることを示している。
[効果]
このように構成された電話端末1によれば、他の電話端末からの呼出に応じてユーザがOFFフック操作(通話開始操作)を行った際、呼出信号がON状態であると、図6におけるs380の処理でCI_ONフラグが「1」とされることにより、図5におけるs170以降の処理,つまり同図s180の処理において回線閉結が行われることはなくなる。そして、呼出信号がOFF状態となって図6におけるs360の処理でCI_ONフラグが「0」とされるまで回線閉結が待機されることになる。そのため、呼出信号の検出に係る回路(リング検出回路122)以外の内部回路にON状態の呼出信号が流れてしまうことはない。
また、ON状態の呼出信号が、本来送受話部30へ至る回路に流すべき信号(音声信号など)よりも大きな信号レベルであると、この回路を構成するデバイス等の耐圧が呼出信号の信号レベルよりも充分に大きくなければ、このデバイス等が損傷,破損してしまう虞もあるが、上述のように、ON状態の呼出信号が送受話部30へ至る回路に流れてしまうことを防止できる構成であれば、呼出信号によるデバイス等の損傷,破損を防止できるだけでなく、呼出信号の信号レベルを考慮せずに送受話部30へ至る回路を構成することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
以上説明した実施形態において、リング検出回路122は本発明における呼出検出手段であり、スイッチング回路140は本発明における回線閉結手段である。
Claims (7)
- 通信回線網に接続される他の通信装置との音声通話が可能な通信装置であって、
前記他の通信装置からの呼出信号が通信回線網を介して受信されたことを検出する呼出検出手段と、
該呼出検出手段により呼出信号の受信が検出された後、音声通話を開始するための通話開始操作がユーザにより行われた際に、当該通信装置と前記他の通信装置との回線閉結を行う回線閉結手段と、
通信回線網を介して受信されている呼出信号の状態がON状態であるかOFF状態であるかを検出する状態検出手段と、
前記呼出検出手段により呼出信号の受信が検出され、かつ、ユーザにより前記通話開始操作が行われた際に、通信回線網から受信されている呼出信号がON状態であると前記状態検出手段が検出した場合、呼出信号がOFF状態になるまで回線閉結手段による回線閉結を待機させる閉結待機手段と、を備え、
前記回線閉結手段が回線閉結を行うとき、前記閉結待機手段は、前記状態検出手段により呼出信号がOFF状態であると検出されてから、呼出信号がOFF状態となる過渡期が経過してOFF状態が安定するのに要する充分な時間として定められた待機時間にわたり前記回線閉結手段に回線閉結を待機させる
ことを特徴とする通信装置。 - 前記回線閉結手段による回線閉結後、通信回線網側から入力されるアナログの音声信号をデジタルの信号に変換して送受話部側へ出力すると共に送受話部側から入力されるデジタルの音声信号をアナログの信号に変換して通信回線網側へ出力するコーデックと、通信回線網を介して呼出信号が受信されたことを検出してその旨の信号を出力するリング検出回路と、からなる集積回路のDAAモジュール(DAA : Data Access Arrangement )を備えており、
前記呼出検出手段は、前記DAAモジュールから呼出信号が受信された旨の信号が出力されたことをもって、呼出信号が通信回線網を介して受信されたことを検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記閉結待機手段は、音声通話を開始するための通話開始操作がユーザにより行われた以降、前記待機時間だけ回線閉結を待機させる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。 - 前記状態検出手段は、呼出信号を構成するパルス信号の周期が所定の周期時間より短いときにON状態であると検出し、呼出信号を構成するパルス信号の周期が所定の周期時間以上であるときにOFF状態であると検出する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。 - 前記呼出信号が、一定周期でパルスが繰り返し立ち上がるON状態と、パルスが立ち上がらないOFF状態とを、前記ON状態と前記OFF状態との比が「a:b」となるように繰り返す形式の信号である場合において、
前記状態検出手段は、前記呼出信号においてパルスが繰り返し立ち上がる周期よりも短い周期で、前記呼出信号の状態がON状態であるかOFF状態であるかの検出を繰り返す
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。 - 通信回線網に接続される他の通信装置との音声通話が可能な通信装置における回線閉結方法であって、
前記他の通信装置からの呼出信号が通信回線網を介して受信されたことを検出した後、音声通話を開始するための通話開始操作がユーザにより行われた際に、通信回線網から受信されている呼出信号がON状態である場合、呼出信号がOFF状態になってから、該呼出信号がOFF状態となる過渡期が経過してOFF状態が安定するのに要する充分な時間として定められた待機時間にわたって待機してから当該通信装置と前記他の通信装置との回線閉結を行う
ことを特徴とする回線閉結方法。 - 請求項1から5のいずれかに記載の全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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