JP2944138B2 - 自動化機器の運用方法 - Google Patents

自動化機器の運用方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金融機関等で使用されている。しかも自動
預金支払機(ATM)で代表される自動化機器の運用方法
に関し、特にセンタのホストコンピュータと自動化機器
を結ぶ回線の障害時やホストコンピュータの障害時にお
ける自動化機器の運用方法に関する。
(従来の技術) 現在、金融機関等で稼動している、自動預金支払機
(ATM)で代表される自動化機器は、センタのホストコ
ンピュータと回線で接続され、オンラインによって運用
が行なわれ、顧客の預金情報(例えば、預金残高等)は
センタのホストコンピュータ内に収納されている。
従って、センタのホストコンピュータのシステムダウ
ンやホストコンピュータとの通信の不能(長時間に亘る
障害)状態が発生し場合、自動化機器での取引は取扱不
能となり、顧客は営業店の窓口にて取引(オフライン取
引)を行なうことになる。
また、センタのホストコンピュータと自動化機器間の
通信上のトラブル対策としては、センタのホストコンピ
ュータと営業店(端末(例えば窓口端末)又は自動化機
器)の回線を2本(そのうち1本を予備回線とする。)
持ち、通信上のトラブル発生時、予備回線に切替える
(回線バックアップ)ことで対応していた。また、セン
タのホストコンピュータのシステムダウン対策について
も、予備のホストコンピュータを持ち、ホストコンピュ
ータのシステムダウン時、予備のホストコンピュータに
切替えることで対応していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の方法では、次のような
問題点があった。
(1)通信上のトラブル対策及びホストコンピュータの
システムダウン対策として、自動化機器とホストコンピ
ュータとを結ぶ回線(中継装置を含む)及びホストコン
ピュータの2重化を行なうことは、コスト的に高額とな
る。また、この場合、ホストコンピュータを2重化した
場合、予備のホストコンピュータとの整合がタイミング
的にとりにくいし、また予備のホストコンピュータも大
容量のものを必要としコスト高となることから、一般に
は通信上のトラブル対策である回線の2重化が行なわ
れ、ホストコンピュータの2重化はあまり行なわれてい
なかった。
(2)ホストコンピュータと自動化機器とを結ぶ回線
(中継装置を含む)及びホストコンピュータの2重化対
策を施さない場合には、(イ)自動化機器(店舗内及び
店舗外)による顧客の取扱が不能となる、(ロ)顧客は
営業店の窓口に集中するため窓口業務が煩雑となる、
(ハ)上記(イ),(ロ)より顧客への対応が遅くなる
などの問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した問題点を解決し、
自動化機器とホストコンピュータとを結ぶ回線の障害時
やホストコンピュータの障害(通信障害も含む)時にお
ける、顧客への対応,サービスを従来よりも優れたもの
とした自動化機器の運用方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) センタのホストコンピュータと自動化機器が接続され
ており前記ホストコンピュータと前記自動化機器とを結
ぶ回線障害や、前記ホストコンピュータの障害が発生し
た場合の自動化機器の運用方法において、 顧客情報を格納する外部記憶装置と、運用切り替え指
示を行う端末装置と、前記ホストコンピュータ、前記自
動化機器、前記外部記憶装置及び前記端末装に接続さ
れ、回線の切り替え制御を行うコミニケーションコント
ローラと、暗証情報の格納されてない少なくとも該顧客
の預金残高情報を格納したカードとを備え、 当該営業店に口座を持つ顧客情報を予め前記ホストコ
ンピュータより前記外部記憶装置に格納し、前記自動化
機器が前記回線障害又は前記ホストコンピュータ障害を
検出すると前記コミニケーションコントローラを介して
前記端末装置にオフラインモード設定要求を通知し、前
記端末装置より前記コミニケーションコントローラを介
して前記自動化機器へオフラインモード設定指示の通知
があったとき、前記自動化機器は前記オフライン設定指
示に基づき前記コミニケーションコントローラを経由し
前記ホストコンピュータより前記外部記憶装置への接続
切り替えを行い、接続切り替えが終了すると前記自動化
機器は前記コミニケーションコントローラを経由し前記
外部記憶装置の前記顧客情報を用いて取引を行い、該顧
客の入出金取引額により該顧客の前記カードの残高情報
を更新すると共に該取引情報を前記外部記憶装置に格納
するオフライン取引処理を行い、 更に、前記障害が復旧したとき前記端末装置から前記
コミニケーションコントローラを介して前記自動化機器
へ取扱い中止指示を通知し前記自動化機器装置は前記端
末装置よりの前記取扱い中止指示通知に基づき前記オフ
ライン取引処理を中止、前記端末装置より前記コミニケ
ーションコントローラを介して前記自動化機器へオンラ
インモード設定指示の通知があったとき、前記自動化機
器装置は前記オンラインモード設定指示に基づき前記コ
ミニケーションコントローラを介して前記外部記憶装置
より前記ホストコンピュータへの接続切り替えを行い、
接続切り替え終了すると前記ホストコンピュータは前記
コミニケーションコントローラを介して前記外部記憶装
置より前記該取引情報を前記ホストコンピュータへ転送
し再度前記ホストコンピュータの顧客情報を用いてオン
ライン取引処理を可能にしたものである。
(作用) 自動化機器が、この自動化機器とセンタのホストコン
ピュータとを結ぶ回線の障害やホストコンピュータの障
害を検出すると、この障害検出に基づき、自動化機器を
ホストコンピュータから、予め顧客情報が収納された外
部記憶装置へ接続切替えをし、この外部記憶装置を用い
て自動化機器を運用可能とする。更に障害が復旧する
と、自動化機器を外部記憶装置からホストコンピュータ
側へ接続切替えをし、かつ外部記憶装置からこの外部記
憶装置に格納された取引データをホストコンピュータへ
転送した後、再びホストコンピュータを用いて自動化機
器を運用可能とする。これにより、前記障害発生時にお
ける顧客への対応,サービスを従来よりも優れたものと
することができる。しかも本発明の自動化機器の運用方
法を従来に比べコスト高とならずに提供できる。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成説明
図、第2図は本発明の一実施例を示す動作フローチャー
ト、第3図は本発明の一実施例を示すシーケンス説明図
である。
第1図において、1はセンタのホストコンピュータ、
2はATMで代表される自動化機器である。ここでは自動
化機器2として、ATMを用いた場合を例にとるものとす
る。3は窓口端末、4は記憶装置、5はコミニケーショ
ンコントローラである。センタのホストコンピュータ1,
自動化機器2,窓口端末3及び記憶装置4は回線を通して
コミニケーションコントローラ5に接続されている。こ
こで、コミニケーションコントローラ5は、経路の切替
え制御、即ち回線の切替え制御を行なうものである。自
動化機器2と窓口端末3は夫々コミニケーションコント
ローラ5を介してホストコンピュータ1に接続されてい
るものとする。自動化機器2と窓口端末3と記憶装置4
とコミニケーションコントローラ5は、営業店側に設け
られるものである。また、第1図では1つの営業店とセ
ンタのホストコンピュータ1との接続を示しているが、
他の営業店もホストコンピュータ1と同様に接続されて
いるが、説明の便宜上図示省略してある。
第1図の動作について第2図,第3図を併用しながら
順次説明する。
夜間において、ホストコンピュータ1よりコミニケー
ションコントローラ5を介して営業店の記憶装置4に、
当該営業店に口座をもつ顧客情報(支店No.,口座No.,氏
名,電話番号,カード暗証番号等)を予めファイル転送
し記憶する。ここでは、ホストコンピュータ1のシステ
ムダウン(自動化機器2とホストコンピュータ1間の回
線障害も含む。)時に取扱われる業務としては、普通預
金,為替(振込)取引を行なえるものとし、また、顧客
の預金高(支払可能残高)は顧客のカード上に保有し顧
客に対応するものとすることから、記憶装置4側として
保有する必要のある情報は顧客の本人確認を決定付けら
れる情報とし、上述した支店No.,口座No.,氏名,電話番
号,カード暗証番号が適切なデータである。
一方、自動化機器2は、自動化機器2とホストコンピ
ュータ1間の回線障害又はホストコンピュータ1のシス
テムダウンを公知手段にて自動的に検出できるようにな
っている。いま、ホストコンピュータ1のシステムダウ
ンについて考えるものとする(回線障害についても同様
である。)。ホストコンピュータ1にシステムダウンが
発生しない場合には、自動化機器2はホストコンピュー
タ1との間でオンライン取引を行なう。次に、自動化機
器2が、ルートを介してホストコンピュータ1のシス
テムダウンを検出すると、ルートで示すようにコミニ
ケーションコントローラ5を介して窓口端末3にオフラ
インモード設定要求を通知する(端末間通信)(第2図
のステップS1、S3;第3図(a),(d),(c))。
なお、オフラインモード設定要求は、障害発生後、事
前に設定された時間(可変値)を、自動化機器2の内容
タイマで計り通知されるものとする。ここで、設定時間
後にオフラインモード設定要求を通知することにしたの
は、障害がすぐに復旧する場合があるからである。
次に、窓口端末3は、自動化機器2からのオフライン
モード設定要求を受信すると、窓口端末3のディスプレ
イにオフラインモード設定要求を表示する(第3図
(c))。行員は、ホストコンピュータ1の状況を把握
し、オフラインモードへ移行すべきか否かを判断し、移
行すべき場合、窓口端末3からのキーボード操作により
許可(オフラインモード設定指示)をルートで示すよ
うにコミニケーションコントローラ5を介して自動化機
器2に通知する(第3図(c),(d))。
自動化機器2は、窓口端末3からの許可(オフライン
モード設定指示)を受付けると、オフラインモードとな
り、ホストコンピュータ1との接続を切り離し、記憶装
置4へ自動的に接続し、記憶装置との開局処理を実施
し、取扱可となる(第2図のステップS4〜S6;第3図
(d),(a),(b))。なお、窓口端末3は、自動
化機器2からのオフラインモード設定要求に対し拒否す
る機能も有するものとする。この場合、窓口端末3から
オフラインモード設定の許可がなければ、自動化機器2
はホストコンピュータ1のシステムダウンが復旧しない
限り、窓口端末3に対しオフラインモード設定要求を出
し続ける(第2図のステップS4,S12,S3)。このとき、
ホストコンピュータ1のシステムダウンが復旧すれば、
自動化機器2は、再びセンタのホストコンピュータ1と
の開局処理を実施し、取扱可となる。また、ここでは、
ホストコンピュータ1との通信ではなく、記憶装置4と
の通信の場合は、オフラインモードと定義する。
次に、窓口端末3から取扱中止の指示がない限り、自
動課機器2により、センタのホストコンピュータ1に代
わり記憶装置4とオフライン取引をルートで示すよう
にコミニケーションコントローラ5を介して行なう(第
2図のステップS7,S8;第3図(d),(b))。ここ
で、オフライン取引とは、自動化機器2がホストコンピ
ュータ1に代わり、記憶装置4との取引を、前述したオ
フラインモードの定義に合わせて命名したものである。
オフラインモード時、自動化機器2は、カード支払,カ
ード照会,カード入金,振込カードによる振込取引を可
能とする。
オフラインモード時に自動化機器2で取引を行なった
場合、カード上の残高(オンライン時に取引毎に更新さ
れている。)で、支払の可否の決定や照会表示を可能と
する。
なお、入金,支払及び振込の取引時は、カード上の残
高の更新を行なうので、オフラインモード時でもこれら
の取引を従来通り行なうことができる。また、自動化機
器2で取扱われた取引内容は、記憶装置4に送出され、
取引単位毎に取引内容が記憶装置4に記憶される。ま
た、記憶装置4は、顧客の確認に当たって、顧客が自動
化機器2で入力した暗証番号と記憶装置4内の暗証番号
(ホストコンピュータ1から送られてきたもの)の比較
を行なうものとする。
次に、第3図(a)に示すようにホストコンピュータ
1のシステムダウンが復旧した場合、窓口端末3からコ
ミニケーションコントローラ5を介して自動化機器2に
取扱中止の指示を送出する。自動化機器2は、窓口端末
3からの取扱中止の指示に基づき、取扱中の取引終了
後、窓口端末の指示を有効とし、取扱を中止する。
次に窓口端末3から、オンラインモード設定指示をル
ートで示すようにコミニケーションコントローラ5を
介して自動化機器2に通知する。自動化機器2は、窓口
端末3からのオンラインモード設定指示に基づき、オン
ラインモード設定を行ない、記憶装置4との通信経路を
ホストコンピュータ1側に移行させる。(接続切替えを
行なう)(以上、第2図のステップS7,S9,S10;第3図
(c),(d),(b))。この自動化機器2のホスト
コンピュータ1側への接続切替えは、自動化機器2から
コミニケーションコントローラ5を制御することにより
行なわれる。そして、コミニケーションコントローラ5
による回線切替えにより、自動化機器2を記憶装置4か
らホストコンピュータ1側へ接続することにより、ホス
トコンピュータ1は、コミニケーションコントローラ5
を介して記憶装置4をアクセスし、記憶装置4からオフ
ライン取引ログの内容(オフライン取引の取引データ)
を一括して、ルートで示すようにコミニケーションコ
ントローラ5を介してホストコンピュータ1に取込む
(オフライン取引データの後送)(第3図(b),
(a))。また、自動化機器2は、ホストコンピュータ
1側に切替えられたことにより、自動的にセンタのホス
トコンピュータ1との開局処理を実施し、取扱可となる
(第2図のステップS11;第3図(d),(a))。
なお、第2図のステップS7において、窓口端末3から
自動化機器2に対して取扱中止の指示を行なったが、オ
ンラインモード設定指示を行なわなかった場合(第2図
のステップS9)には自動化機器2は取扱中止のままとな
る。
以上の説明から判かるように、ホストコンピュータ1
の障害(特にシステムダウンなど)やホストコンピュー
タ1と自動化機器2間の回線障害(特にホストコンピュ
ータ1側の回線の障害)が発生した場合、自動化機器2
は、自動的にその障害を検出した後、窓口端末3との端
末間通信によってオフラインモードとなり、記憶装置4
とオフライン取引を行なうことができる。また、前記障
害が復旧した時でも、自動化機器2は、窓口端末3との
端末間通信によりオンラインモードとなると共に、ホス
トコンピュータ1に記憶装置4に格納されているオフラ
イン取引における取引ログ(取引データ)を取込むこと
により、自動化機器2とセンタのホストコンピュータ1
とのオンライン取引が自動復旧することになる。
以上のように、本発明では、自動化機器2とホストコ
ンピュータ1との通信上のトラブル対策やホストコンピ
ュータの障害(特にシステムダウンなど)対策として、
従来のような、ホストコンピュータの2重化や、ホスト
コンピュータと自動化機器とを結ぶ回線の2重化を行な
わなくてもよく、コスト的に高額にならずに済む。そし
て、通信上のトラブル(自動化機器2とホストコンピュ
ータ1とを結ぶ回線上の障害)や、ホストコンピュータ
1の障害(特にシステムダウンなど)が発生しても、自
動化機器2は、営業店側に設置した記憶装置4とのオフ
ライン取引に切替えることにより取引業務を行なうこと
ができる。従って、従来、顧客が営業店の窓口に集中
し、窓口業務が煩雑となり、顧客への対応,サービスの
劣化を招いていたようなことが回避される。
本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の応用及び変形が考えられ
る。例えば、本実施例においては、自動化機器2をホス
トコンピュータ1から記憶装置4へ接続切替えを行なう
に当たって、自動化機器2は窓口端末3の許可を得てい
るが、本発明は、これに限定されることなく、自動化機
器2が、自動化機器2とホストコンピュータ1とを結ぶ
回線の障害やホストコンピュータ1の障害を検出したと
き、この障害検出に基づき、自動化機器2自らが、窓口
端末3の許可を受けずに自動化機器2をホストコンピュ
ータ1から記憶装置4へ接続切替えをしてもよい。ま
た、本実施例においては、前記障害が復旧した場合、自
動化機器2は、窓口端末3からの指示に基づいて自動化
機器2を記憶装置4からホストコンピュータ1側へ接続
切替えを行なっているが、本発明は、これに限定される
ことなく、前記障害の復旧に基づき、自動化機器2自ら
が窓口端末の指示を受けずに、自動化機器2を記憶装置
4からホストコンピュータ1側へ接続切替えをしてもよ
い。
(発明の効果) 上述したように本発明を用いれば、次のような効果が
得られる。
(1)従来のようなホストコンピュータの2重化や、ホ
ストコンピュータと自動化機器を結ぶ回線の2重化を行
なわなくてもよく、従ってコスト的に高額にならず、自
動化機器とホストコンピュータとを結ぶ回線の障害時や
ホストコンピュータの障害時における、自動化機器の運
用方法を提供できる。
(2)自動化機器は、前記障害時でも、運用可能とな
り、顧客への対応,サービスの向上が従来に比べ一層図
られる。
(3)前記(2)により、前記障害時における、従来の
如き窓口業務の煩雑さを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成説明図、
第2図は本発明の一実施例の動作フローチャート、第3
図は本発明の一実施例を示すシーケンス説明図である。 1…ホストコンピュータ、2…自動化機器、3…窓口端
末、4…記憶装置、5…コミニケーションコントロー
ラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタのホストコンピュータと自動化機器
    が接続されており前記ホストコンピュータと前記自動化
    機器とを結ぶ回線障害や、前記ホストコンピュータの障
    害が発生した場合の自動化機器の運用方法において、 顧客情報を格納する外部記憶装置と、 運用切り替え指示を行う端末装置と、 前記ホストコンピュータ、前記自動化機器、前記外部記
    憶装置及び前記端末装置に接続され、回線の切り替え制
    御を行うコミニケーションコントローラと、 暗証情報の格納されてない少なくとも該顧客の預金残高
    情報を格納したカードとを備え、 当該営業店に口座を持つ顧客情報を予め前記ホストコン
    ピュータより前記外部記憶装置に格納し、前記自動化機
    器が前記回線障害又は前記ホストコンピュータ障害を検
    出すると前記コミニケーションコントローラを介して前
    記端末装置にオフラインモード設定要求を通知し、前記
    端末装置より前記コミニケーションコントローラを介し
    て前記自動化機器へオフラインモード設定指示の通知が
    あったとき、前記自動化機器は前記オフライン設定指示
    に基づき前記コミニケーションコントローラを経由し前
    記ホストコンピュータより前記外部記憶装置への接続切
    り替えを行い、接続切り替えが終了すると前記自動化機
    器は前記コミニケーションコントローラを経由し前記外
    部記憶装置の前記顧客情報を用いて取引を行い、該顧客
    の入出金取引額により該顧客の前記カードの残高情報を
    更新すると共に該取引情報を前記外部記憶装置に格納す
    るオフライン取引処理を行い、 更に、前記障害が復旧したとき前記端末装置から前記コ
    ミニケーションコントローラを介して前記自動化機器へ
    取扱い中止指示を通知し前記自動化機器装置は前記端末
    装置よりの前記取扱い中止指示通知に基づき前記オフラ
    イン取引処理を中止し、前記端末装置より前記コミニケ
    ーションコントローラを介して前記自動化機器へオンラ
    インモード設定指示の通知があったとき、前記自動化機
    器装置は前記オンラインモード設定指示に基づき前記コ
    ミニケーションコントローラを介して前記外部記憶装置
    より前記ホストコンピュータへの接続切り替えを行い、
    接続切り替え終了すると前記ホストコンピュータは前記
    コミニケーションコントローラを介して前記外部記憶装
    置より前記該取引情報を前記ホストコンピュータへ転送
    し再度前記ホストコンピュータの顧客情報を用いてオン
    ライン取引処理を可能にしたことを特徴とする自動化機
    器の運用方法。
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