JP3628159B2 - 取引システムの取引データ処理方法及び取引システム - Google Patents

取引システムの取引データ処理方法及び取引システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば銀行取引のためのATMなどの端末装置と、端末装置から送信される取引データに対応した取引処理を行い且つ当該取引処理の結果を応答データとして端末装置に返信するホストコンピュータとを有した取引システムの取引データ処理方法及び取引システムに関する。
【0002】
近年において、銀行取引のためのATMなどに見られるように電子的取引が増大し、それぞれにともなって端末装置の設置台数も増加の一途にある。これにともなって、無人の場所に設置される端末装置も増大している。
【0003】
ところが、端末装置が停止状態となった場合には、端末装置の係員がその場所まで出向き、端末装置を操作しているユーザとの対応及び停止状態となっている端末装置の復旧を行う必要がある。したがって、取引の安全を図るために端末装置及びホストコンピュータの信頼性の向上が重要であるが、それとともに、端末装置が停止状態となることをできる限り防止し、メンテナンスの容易性を図ることも重要な課題である。
【0004】
【従来の技術】
図6は従来の銀行取引システム80の構成を示すブロック図である。
図6において、銀行取引システム80は、多数の端末装置81a,81b…、ホストコンピュータ82、監視装置83、及び回線84から構成されている。
【0005】
端末装置81a,81b…は、銀行の支店、ショッピングセンター、その他の場所に設置されたATMである。以下、端末装置81a,81b…のいずれか1つ又は全部を指して「端末装置81」と記載する。端末装置81は、取引内容又は処理内容を表示するためのディスプレイ装置、取引のための種々の操作ボタン、及びカード読み取り装置などを有しており、それらを顧客(ユーザ)が操作することによって、取引のための処理をホストコンピュータ82に依頼するための電文を作成し、作成した電文を回線84を介してホストコンピュータ82に送信する。
【0006】
また、端末装置81は、電文を送信した際に、そのときの時刻を処理依頼時刻として記録する。処理依頼時刻から所定の時間、例えば2分間を経過してもホストコンピュータ82から何らの応答がない場合には、何らかの異常があったものとして当該端末装置81を停止状態とする。
【0007】
端末装置81が停止状態となると、端末装置81のディスプレイ装置の画面に、取引が中止されたこと、端末装置81が使用停止となったこと、備え付けの連絡用ボタンを利用して係員を呼んでほしいことなどが表示される。
【0008】
ホストコンピュータ82は、端末装置81から送信された電文を受信し、それをバッファ91に一旦格納する。アプリケーションの実行によって実現される取引処理部92は、バッファ91に格納された電文を順次読み込み、それぞれの電文の内容にしたがった処理を行う。この処理によって、元帳94の内容が更新される。
【0009】
元帳94には、顧客毎のコード、預金残高、及び取引経緯などが記録されており、顧客が端末装置81を操作して入出金を行った場合に、元帳94の当該顧客についての預金残高にその金額が加算又は減算される。また、自動取引処理部93において、公共料金などの自動引き落とし処理又は自動振込処理などのような自動処理が実行された場合にも、元帳94が更新される。つまり、元帳94の更新は、顧客の端末装置81の操作に起因する取引処理部92による処理、又は自動取引処理部93による処理によって行われる。
【0010】
また、監視装置83は、ホストコンピュータ82の状態を監視しており、ホストコンピュータ82に何らかの異常が生じた場合にはその復帰のための処理に活用される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
さて、従来の銀行取引システム80において、顧客が取引を行うために端末装置81を操作した後、処理依頼時刻から所定の時間を経過してもホストコンピュータ82から何らの応答がない場合には、何らかの異常があったものとして当該端末装置81を停止状態とする。
【0012】
そのような異常の主な原因として次の3つがある。
▲1▼ 元帳94の更新における排他制御
▲2▼ 取引処理部92における障害
▲3▼ 回線84の障害
上記▲1▼の排他制御による場合は、例えば、顧客が端末装置81から取引処理を依頼したときに、たまたま自動取引処理部93によって当該顧客についての元帳94の更新が行われている場合には、同一の顧客についての元帳94の同時更新は行われないから、端末装置81からの電文に基づく取引処理部92の処理は実行されず、待ち状態となる。したがって、端末装置81において、処理依頼時刻から所定の時間が経過してもホストコンピュータ82からの応答がない場合があり、そのときに端末装置81が停止状態となる。
【0013】
このように、従来においては、何らの障害が発生しない場合においても、排他制御によって端末装置81が停止状態となることがある。端末装置81が停止状態となると、その復旧に多大の時間と労力が必要となる。つまり、係員が現地に駆けつけて顧客と対応し、停止状態に至った経緯を聞いてそれに対処しなければならない。
【0014】
その上、端末装置81が停止状態となっても、ホストコンピュータ82では、自動取引処理部93における処理が終了すると待ち状態となっていた取引処理部92による処理が次に実行されるので、顧客が端末装置81から依頼した処理が実行されて元帳94が更新されてしまう可能性がある。
【0015】
したがって、顧客からの呼び出しによって端末装置81の設置された現場へ駆けつけた係員は、端末装置81の復旧に当たって、顧客の依頼した取引の内容及び顧客と端末装置81との間での現金の入出金の状況を確認し、且つ元帳94の更新の状態つまり取引の成立の有無を確認し、それらの状況に応じて、正しい状態に復帰させなければならない。
【0016】
このように、従来においては、排他制御によって端末装置81が停止状態となる可能性が無視できない程度にあり、そのような場合には復旧のために多くの時間と労力を要するという問題があった。
【0017】
また、通常、銀行取引システム80において、ホストコンピュータ82は現用システムと待機システムとによるホットスタンバイ方式、又は複数の現用システム間でのロードシェア方式などによって互いにバックアップされている。
【0018】
そのため、端末装置81から電文を送信した後に、例えばそれを受信した現用システムがダウンし、その処理を待機システムが受け継いだ場合において、待機システムによる処理が通常通りに行われた場合であっても、現用システムでの処理及び電文の受け継ぎに時間を要したことによって時間を経過し、端末装置81が停止状態となることも考えられる。
【0019】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、排他制御などによって端末装置が停止状態となる可能性を可及的に低減し、従来に要していた復旧のための多くの時間と労力を削減することを目的とする。
【0020】
また、請求項3及び請求項4の発明は、ホストコンピュータが複数のシステムによって互いにバックアップされている場合に、電文を送信した後にそれを受信した通常システムがダウンしその処理を代行システムが受け継いだ場合において、端末装置が停止状態となる可能性を可及的に低減することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る方法は、取引操作を行ったときに取引データを送信する端末装置5と、前記端末装置5から送信される取引データSSに対応した取引処理を行い且つ当該取引処理の結果を応答データSRとして前記端末装置5に返信するホストコンピュータ7とを有し、前記端末装置5が取引データSSを送信してからそれに対応する応答データSRを受信するまでの間に予め設定された最大待ち時間twが経過したときに当該端末装置5を停止状態とするように構成された取引システム1の取引データ処理方法であって、前記ホストコンピュータ7において、前記端末装置5から取引データSSを受信してからそれに対応する応答データSRを返信するまでの間に予め設定された最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、当該端末装置5に対し取引の操作をやり直すことを指示する再操作指示データを送信し、且つ当該取引データSSに対応する取引処理を終えている場合には当該取引処理を取り消すための復元処理を行い、前記端末装置5において前記再操作指示データを受信したときに、当該端末装置5を、新しく取引操作を行って取引データSSを送信することの可能な操作待ち状態とする。
【0022】
請求項2の発明に係る方法は、前記ホストコンピュータ7において、前記端末装置5から送信された取引データSSに対応する取引処理を終え且つ当該取引データSSを受信してから予め設定された最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、当該端末装置5に対し応答データSRを返信することなく取引の操作をやり直すことを指示する再操作指示データを送信し、且つ当該取引処理を取り消すための復元処理を行い、前記端末装置5において前記再操作指示データを受信したときに、当該端末装置5を、新しい取引操作を行って取引データSSを送信することの可能な操作待ち状態とする。
【0023】
請求項3の発明に係る方法では、前記ホストコンピュータ7は、前記端末装置5から送信される取引データSSを受信する通常システムと、前記通常システムが異常状態になったときに代行して受信する代行システムとによって構成され、前記通常システム及び前記代行システムのそれぞれにおいて、前記最大応答時間tpが、
tp≦tw/2
に設定されている。
【0024】
請求項4の発明に係る方法では、前記最大応答時間tpが、
tp≦(tw−te)/2
但し、teは誤差
に設定されている。
【0025】
請求項5の発明に係るシステムは、取引操作を行ったときに取引データSSを送信する端末装置5と、前記端末装置5から送信される取引データSSに対応した取引処理を行い且つ当該取引処理の結果を応答データSRとして前記端末装置5に返信するホストコンピュータ7とを有し、前記端末装置5が取引データSSを送信してからそれに対応する応答データSRを受信するまでの間に予め設定された最大待ち時間twが経過したときに当該端末装置5を停止状態とするように構成された取引システム1であって、前記ホストコンピュータ7には、前記端末装置5から送信された取引データSSに対応する取引処理を終え且つ当該取引データSSを受信してから予め設定された最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、当該端末装置5に対し取引の操作をやり直すことを指示する再操作指示データを送信するための第1の再操作指示手段と、前記再操作指示データを送信するに当たって当該取引処理を取り消すための復元処理を行う復元処理手段と、が設けられ、前記端末装置5には、前記再操作指示データを受信したときに、当該端末装置5を、新しく取引操作を行って取引データSSを送信することの可能な操作待ち状態とするためのリセット手段が設けられてなる。
【0026】
請求項6の発明に係るシステムでは、前記ホストコンピュータ7には、前記端末装置5から送信された取引データSSが一時的な記憶域であるバッファメモリ31から前記取引処理を行うためのプログラム32に読み込まれ且つ当該取引データSS(SST)を受信してから前記最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、前記再操作指示データを送信するための第2の再操作指示手段が設けられてなる。
【0027】
請求項7の発明に係るシステムでは、前記端末装置5と前記ホストコンピュータ7との間に、前記端末装置5から送信された取引データSSを受信し、且つ受信した時刻を当該取引データSSに設定して前記ホストコンピュータ7に渡すためのコントローラ6が設けられてなる。
【0028】
請求項8の発明に係るシステムでは、前記コントローラ6は、無停止で動作するフォルトトレラント機である。
取引システムにおいては、複数のホストコンピュータ7を用い、通常システムと代行システムとによって互いにバックアップすることが多い。そのようなバックアップの方式として、現用システムと待機システムとによるホットスタンバイ方式、又は複数の現用システム間においてバックアップし合うロードシェア方式などが用いられる。
【0029】
なお、端末装置5の操作待ち状態では、顧客が操作を全く始めからやり直すようにしてもよく、又は最初の操作によって入力しているコマンド又はデータの一部の操作を省略するようにしてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る銀行取引システム1の構成を示すブロック図、図2は電文SS,SSTの構成の例を示す図である。
【0031】
図1において、銀行取引システム1は、多数の端末装置5a,5b…、コントローラ6、ホストコンピュータ7a,7b、及び回線8a,8b…から構成されている。
【0032】
端末装置5a,5b…は、銀行の支店、駅、ショッピングセンター、その他の場所に設置されたATMである。なお、本明細書において、端末装置5a,5b…のいずれか1つ又は全部を指して「端末装置5」と記載することがある。また、回線8a,8b…のいずれか1つ又は全部を指して「回線8」と記載することがある。
【0033】
端末装置5は、取引内容又は処理内容を表示するためのディスプレイ装置、取引のための種々の操作ボタン、及びカード読み取り装置などを有しており、それらを顧客(ユーザ)が操作することによって、取引のための処理をホストコンピュータ7a,7bに依頼するための電文SSを作成し、作成した電文SSを回線8を介してコントローラ6に送信する。
【0034】
図2(A)に示すように、電文SSは、端末番号NTM、処理依頼時刻THA、取引内容CHL、口座番号NAC、及び金額SAMなどからなる。端末装置5が送信した電文SSに対し、ホストコンピュータ7a,7bによって取引処理が正常に行われ、ホストコンピュータ7a,7bからコントローラ6を介して正常な応答電文SRが返信されてきたときには、その応答電文SRに基づいて、端末装置5において必要な処理を行う。例えば、取引内容に応じた通帳への記帳、金額SAMに応じた現金の排出などが行われ、処理が終了する。
【0035】
端末装置5は、電文SSを送信した際に、そのときの時刻を処理依頼時刻THAとして記録する。処理依頼時刻THAから所定の時間twを経過してもコントローラ6から何らの応答がない場合には、何らかの異常があったものとして当該端末装置5を停止状態とする。
【0036】
もし端末装置5が停止状態となると、端末装置5のディスプレイ装置の画面に、取引が中止されたこと、端末装置5が使用停止となったこと、備え付けの連絡用ボタンを利用して係員を呼んでほしいことなどが表示される。
【0037】
コントローラ6は、端末装置5から電文SSを受信すると、受付時刻設定部21が受信時刻を処理受付時刻THBとして記録し、図2(B)に示すように処理受付時刻THBを付加した電文SSTをホストコンピュータ7a,7bのうちの現用システムとして動作している方に送信する。いずれかのホストコンピュータ7a,7bから応答電文SRが返信されてくると、その応答電文SRを端末装置5に送信する。
【0038】
また、電文SSTに対する取引処理を終える前に現用システムとして動作しているホストコンピュータ7a,7bがダウンしたときには、現用システムと待機システムとの間でホットスタンバイのための処理が行われて他方のホストコンピュータ7a,7bに処理が引き継がれるので、ダウンしたホストコンピュータ7a,7bから返ってくる電文SSTを新しく現用システムとして動作することになったホストコンピュータ7a,7bに送信する。コントローラ6は通信制御も行う。
【0039】
なお、コントローラ6は、無停止で動作するフォルトトレラント機である。フォルトトレラント機は、内部においてホットスタンバイ機能を有しており、活性保全が可能であるため、外部から見れば停止することなく1日24時間の稼働が可能である。
【0040】
ホストコンピュータ7a,7bは、現用システムと待機システムとによるホットスタンバイ方式によって互いにバックアップされている。これらホストコンピュータ7a及び7bの機能は互いに同一であるので、一方の機能についてのみ説明する。なお、ホストコンピュータ7a,7bのいずれか一方又は両方を指して「ホストコンピュータ7」と記載することがある。
【0041】
ホストコンピュータ7は、コントローラ6から送信された電文SSTを受信し、それをバッファ31に一旦格納する。アプリケーションプログラムの実行によって実現される取引処理部32は、バッファ31に格納された電文SSTを順次読み込み、それぞれの電文SSTの内容にしたがった処理を行う。この処理によって、元帳35の内容が更新される。
【0042】
元帳35には、顧客毎のコード、預金残高、及び取引経緯などが記録されており、顧客が端末装置5を操作して入出金を行った場合に、元帳35の当該顧客についての預金残高にその金額が加算又は減算される。また、自動取引処理部33において、公共料金などの自動引き落とし処理又は自動振込処理などのような自動処理が実行された場合にも、元帳35が更新される。つまり、元帳35の更新は、顧客の端末装置5の操作に起因する取引処理部32による処理、又は自動取引処理部33による処理によって行われる。
【0043】
なお、取引処理部32又は自動取引処理部33の一方が元帳35にアクセスしている場合には、排他制御によって他方はアクセスすることができないので、一方のアクセスが終了するのを待たなければならない。
【0044】
監視処理部34は、取引処理部32の動作状態を監視しており、取引処理部32に障害が生じた場合には、電文SSTに対する取引処理を行うことができないので、その旨をコントローラ6に通知する処理を行う。
【0045】
また、監視処理部34は、取引処理部32がバッファ31に格納された電文SSTを読み込んだ直後に、予め設定された最大応答時間tpが経過していないかどうかを監視する。もし最大応答時間tpを経過していた場合には、当該端末装置5に対し取引の操作をやり直すことを指示する再操作指示応答を送信するための処理を行う。さらに、監視処理部34は、取引処理部32が電文SSTに対応する取引処理を終えたときに、当該電文SSTを受信してから最大応答時間tpを経過していないかどうかを監視する。もし最大応答時間tpを経過していた場合には、当該端末装置5に対し再操作指示応答を送信するための処理を行う。再操作指示応答は、コントローラ6を介して端末装置5に送信される。また、再操作指示応答を送信するに当たって、当該電文SSTに対応する取引処理を終えている場合には、当該取引処理を取り消す復元処理(トランザクションキャンセル)を行う。
【0046】
監視処理部34における最大応答時間tpの監視に当たっては、例えば、処理受付時刻THBに最大応答時間tpを加算して規定時刻(応答限界時刻)を設定しておき、現在時刻が規定時刻となったか否かを監視する。この場合に、現用システムのダウンによって待機システムに受け継がれると、例えば処理受付時刻THBに最大応答時間tpの2倍を加算して規定時刻を設定する。又は、現用システムのダウンの通知があった時刻に最大応答時間tpを加算して規定時刻を設定する。
【0047】
なお、端末装置5に設定されている所定の時間(最大待ち時間)twとホストコンピュータ7a,7bにおいて設定されている最大応答時間tpとは、次の(1)式の関係がある。
【0048】
tp≦(tw−te)/2 ……(1)
但し、teは誤差
ここで、誤差teは、端末装置5からの処理依頼時刻THAとコントローラ6の処理受付時刻THBとの差異、その他の誤差などを見越して余裕を持たせるためのものである。したがって、誤差がない場合又は誤差を無視しても差し支えのない場合には、この誤差teを零としてもよい。その場合には、上の(1)式は次の(2)式のように書き変えられる。
【0049】
tp≦tw/2 ……(2)
本実施形態においては、最大待ち時間twは2分に、最大応答時間tpは1分に、それぞれ設定されている。なお、これらの設定時間は適宜変更することができる。例えば、最大待ち時間twが2分である場合に、最大応答時間tpを、55秒又は58秒などのように、最大待ち時間twの2分の1よりも小さく設定してもよい。また、ホストコンピュータ7a,7bに応じて設定時間を異ならせることもできる。また、ホットスタンバイによる切り換えと排他制御とが同時に起こることは極めて稀であるので、例えば最大待ち時間twを1分とした場合に、最大応答時間tpを、1分又は55秒などのように設定してもよい。
【0050】
次に、フローチャートを参照して、銀行取引システム1の動作を説明する。
図3は端末装置5の処理の例を示すフローチャート、図4はコントローラ6の処理の例を示すフローチャート、図5はホストコンピュータ7の処理の例を示すフローチャートである。
【0051】
図3において、現金の引出し、預入、又は振込などの取引のために、顧客が端末装置5を操作すると(#11)、端末装置5はその内容に応じた電文SSを作成し(#12)、その電文SSをコントローラ6に送信するとともに(#13)、処理依頼時刻THAを設定して計時を開始する(#14)。
【0052】
そして、コントローラ6から応答を受信すると(#15でイエス)、それが正常な応答電文SRである場合に(#16でイエス)、その応答電文SRに基づいて端末装置5において必要な取引処理を行う(#17)。受信した応答が再操作指示応答である場合に(#16でノー)、端末装置5において、操作を最初からやり直すための処理を行い、その旨を顧客に通知する(#18)。顧客は、最初から操作をやり直す(#11以降)。なお、再操作指示応答を受信した場合に、最初の操作によって端末装置5に入力しているコマンド又はデータの一部の操作を省略するようにすることもできる。
【0053】
コントローラ6から何らの応答がない場合に(#15でノー)、最大待ち時間twが経過すると(#19でイエス)、端末装置5は停止状態となる(#20)。
【0054】
図4において、コントローラ6が端末装置5からの電文SSを受信すると(#31)、受信時刻を処理受付時刻THBとして設定し、処理受付時刻THBを付加した電文SSTを現用システムとして動作しているホストコンピュータ7に送信する(#33)。ホストコンピュータ7から応答電文SRが返信されてくると(#34及び35でイエス)、その応答電文SRを端末装置5に送信する(#36)。ホストコンピュータ7から再操作指示応答が返信されてくると(#34でイエス、#35でノー)、その再操作指示応答を端末装置5へ送信する(#37)。
【0055】
コントローラ6は、ホストコンピュータ7a,7bの状態を監視しており、現用システムがダウンしたときには、現用システムへ電文SSTを送信したが未応答であるものについて、その電文SSTを受け取って新しく現用システムとなったホストコンピュータ7に送信する。なお、新しく現用システムとなったホストコンピュータ7が、ダウンしたホストコンピュータ7からその電文SSTを直接に引き継ぐ場合もある。その場合には、コントローラ6はいずれかのホストコンピュータ7からその旨の通知を受ける。
【0056】
図5において、現用システムとして動作しているホストコンピュータ7は、コントローラ6から電文SSTを受信すると(#51)、それをバッファ31に一旦格納する(#52)。取引処理のためのアプリケーションがバッファ31に格納された電文SSTを順次読み込んだ直後に(#53)、最大応答時間tpを経過していないかどうか、つまり規定時刻を経過していないかどうかをチェックする(#54)。規定時刻を経過していない場合には(#54でノー)、それぞれの電文SSTの内容にしたがった取引処理を行う(#56)。
【0057】
取引処理が行われた後で、規定時刻を経過していないかどうかをチェックする(#57)。規定時刻を経過していない場合には、正常な応答電文SRをコントローラ6に送信する(#59)。取引処理が行われたが規定時刻を経過している場合には、復元処理を行い(#58)、再操作指示応答をコントローラ6に送信する(#55)。
【0058】
アプリケーションが電文SSTを読み込んだときに規定時刻を経過している場合には(#54でイエス)、再操作指示応答をコントローラ6に送信する(#55)。
【0059】
上述したように、銀行取引システム1では、ホストコンピュータ7において、バッファ31に格納した電文SSを取引処理部32が読み込んだ後で、最大応答時間tpが経過しているか否かをチェックし、最大応答時間tpを経過している場合には、その後の処理を行うことなく再操作指示応答を送信する。また、取引処理部32が電文SSTに対応する取引処理を終えたときに、最大応答時間tpを経過しているか否かをチェックし、最大応答時間tpを経過している場合には、再操作指示応答を送信するとともに、電文SSTに対応する取引処理を終えている場合には当該取引処理を取り消す復元処理を行う。
【0060】
端末装置5においては、再操作指示応答を受信すると、操作を最初からやり直すための処理を行う。最大応答時間tpが最大待ち時間twよりも短いので、端末装置5が停止状態となってしまう前に、応答電文SR又は再操作指示応答のいずれかが端末装置5に送信される。
【0061】
したがって、元帳35の更新において排他制御が行われた場合であっても、端末装置5は停止状態となることがなく、顧客は端末装置5の操作を最初からやり直すか、又は操作を中止することができる。しかも、先に送った電文SSによって元帳35が更新されてしまうということがないので、復旧のための処理を行う必要がない。
【0062】
また、ホストコンピュータ7a,7bはホットスタンバイ方式によって互いにバックアップされているので、信頼性が高い。そして、各ホストコンピュータ7a,7bにおいて、最大応答時間tpが最大待ち時間twの2分の1以下に設定されているので、ホストコンピュータ7a,7bがダウンした場合であっても、端末装置5が停止状態となってしまう前に、応答電文SR又は再操作指示応答のいずれかが端末装置5に送信される。
【0063】
また、無停止で動作するフォルトトレラント機であるコントローラ6によって、全ての端末装置5から送信される電文SSに対する処理受付時刻THBを設定し、その処理受付時刻THBに基づいて最大応答時間tpを管理しているので、端末装置5に設定される処理依頼時刻THAとの誤差は極めて少なくなり、管理が容易に且つ正確に行われる。また、ホストコンピュータ7a,7bのいずれかがダウンした場合でも、コントローラ6によって設定された処理受付時刻THBに基づいて時間の管理が正確に行われる。
【0064】
このように、銀行取引システム1によると、端末装置5が停止状態となる可能性をほとんど無視できる程度に低減することができ、従来に要していた復旧のための多くの時間と労力を削減することができる。また、端末装置5が電文SSを送信した後にそれを受信した現用システムがダウンしその処理を待機システムが受け継いだ場合においても、端末装置5が停止状態となることがない。
【0065】
上述の実施形態においては、現用システムと待機システムとによるホットスタンバイ方式とした場合について説明したが、2台以上の現用システム間においてバックアップし合うロードシェア方式とすることもできる。また、バックアップを行わない単独のホストコンピュータであってもよい。
【0066】
上述の実施形態において、電文SS,SSTが本発明における取引データに、応答電文SRが本発明における応答データに、ステップ#55の処理が本発明の第1の再操作指示手段に、ステップ#58の処理が本発明の復元処理手段に、ステップ#18の処理が本発明のリセット手段に、それぞれ相当する。
【0067】
上述の実施形態において、端末装置5、コントローラ6、ホストコンピュータ7、又は銀行取引システム1の全体又は各部の構成、処理内容、処理順序、最大待ち時間tw、最大応答時間tpなどは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。本発明は、銀行取引システム1以外の種々のシステム、例えば、在庫商品の登録及び問い合わせなどのような流通管理システム又は在庫管理システムなどにも適用することができる。
【0068】
【発明の効果】
請求項1乃至請求項8の発明によると、排他制御などによって端末装置が停止状態となる可能性が可及的に低減し、従来に要していた復旧のための多くの時間と労力を削減することができる。
【0069】
請求項3及び請求項4の発明によると、ホストコンピュータが複数台によって互いにバックアップされている場合に、取引データを送信した後にそれを受信した通常システムがダウンしその処理を代行システムが受け継いだ場合において、端末装置が停止状態となる可能性を可及的に低減することができる。
【0070】
請求項7の発明によると、端末装置から送信される取引データに対する処理受付時刻をコントローラによって統一的に設定し、その処理受付時刻に基づいて最大応答時間を管理できるので、端末装置に設定される処理依頼時刻との誤差が極めて少なくなり、管理が容易に且つ正確に行われる。
【0071】
請求項8の発明によると、ホストコンピュータが複数台によって互いにバックアップされている場合にそのいずれかがダウンした場合でも、コントローラによって設定された処理受付時刻に基づいて時間の管理が正確に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る銀行取引システムの構成を示すブロック図である。
【図2】電文の構成の例を示す図である。
【図3】端末装置の処理の例を示すフローチャートである。
【図4】コントローラの処理の例を示すフローチャートである。
【図5】ホストコンピュータの処理の例を示すフローチャートである。
【図6】従来の銀行取引システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 銀行取引システム(取引システム)
5,5a,5b,5c,5d 端末装置
6 コントローラ
7,7a,7b ホストコンピュータ
31 バッファ(バッファメモリ)
34 監視処理部(第1の再操作指示手段、復元処理手段)
SS,SST 電文(取引データ)

Claims (8)

  1. 取引操作を行ったときに取引データを送信する端末装置と、前記端末装置から送信される取引データに対応した取引処理を行い且つ当該取引処理の結果を応答データとして前記端末装置に返信するホストコンピュータとを有し、前記端末装置が取引データを送信してからそれに対応する応答データを受信するまでの間に予め設定された最大待ち時間twが経過したときに当該端末装置を停止状態とするように構成された取引システムの取引データ処理方法であって、
    前記ホストコンピュータにおいて、前記端末装置から取引データを受信してからそれに対応する応答データを返信するまでの間に予め設定された最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、当該端末装置に対し取引の操作をやり直すことを指示する再操作指示データを送信し、且つ当該取引データに対応する取引処理を終えている場合には当該取引処理を取り消すための復元処理を行い、
    前記端末装置において前記再操作指示データを受信したときに、当該端末装置を、新しく取引操作を行って取引データを送信することの可能な操作待ち状態とする、
    ことを特徴とする取引システムの取引データ処理方法。
  2. 取引操作を行ったときに取引データを送信する端末装置と、前記端末装置から送信される取引データに対応した取引処理を行い且つ当該取引処理の結果を応答データとして前記端末装置に返信するホストコンピュータとを有し、前記端末装置が取引データを送信してからそれに対応する応答データを受信するまでの間に予め設定された最大待ち時間twが経過したときに当該端末装置を停止状態とするように構成された取引システムの取引データ処理方法であって、
    前記ホストコンピュータにおいて、前記端末装置から送信された取引データに対応する取引処理を終え且つ当該取引データを受信してから予め設定された最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、当該端末装置に対し応答データを返信することなく取引の操作をやり直すことを指示する再操作指示データを送信し、且つ当該取引処理を取り消すための復元処理を行い、
    前記端末装置において前記再操作指示データを受信したときに、当該端末装置を、新しい取引操作を行って取引データを送信することの可能な操作待ち状態とする、
    ことを特徴とする取引システムの取引データ処理方法。
  3. 前記ホストコンピュータは、前記端末装置から送信される取引データを受信する通常システムと、前記通常システムが異常状態になったときに代行して受信する代行システムとによって構成され、
    前記通常システム及び前記代行システムのそれぞれにおいて、前記最大応答時間tpが、
    tp≦tw/2
    に設定されている、
    請求項1又は請求項2記載の取引システムの取引データ処理方法。
  4. 前記最大応答時間tpが、
    tp≦(tw−te)/2
    但し、teは誤差
    に設定されている、
    請求項3記載の取引システムの取引データ処理方法。
  5. 取引操作を行ったときに取引データを送信する端末装置と、前記端末装置から送信される取引データに対応した取引処理を行い且つ当該取引処理の結果を応答データとして前記端末装置に返信するホストコンピュータとを有し、前記端末装置が取引データを送信してからそれに対応する応答データを受信するまでの間に予め設定された最大待ち時間twが経過したときに当該端末装置を停止状態とするように構成された取引システムであって、
    前記ホストコンピュータには、
    前記端末装置から送信された取引データに対応する取引処理を終え且つ当該取引データを受信してから予め設定された最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、当該端末装置に対し取引の操作をやり直すことを指示する再操作指示データを送信するための第1の再操作指示手段と、
    前記再操作指示データを送信するに当たって当該取引処理を取り消すための復元処理を行う復元処理手段と、
    が設けられ、
    前記端末装置には、
    前記再操作指示データを受信したときに、当該端末装置を、新しく取引操作を行って取引データを送信することの可能な操作待ち状態とするためのリセット手段が設けられてなる、
    ことを特徴とする取引システム。
  6. 前記ホストコンピュータには、
    前記端末装置から送信された取引データが一時的な記憶域であるバッファメモリから前記取引処理を行うためのプログラムに読み込まれ且つ当該取引データを受信してから前記最大応答時間tp(tp≦tw)が経過したときに、前記再操作指示データを送信するための第2の再操作指示手段が設けられてなる、
    請求項5記載の取引システム。
  7. 前記端末装置と前記ホストコンピュータとの間に、前記端末装置から送信された取引データを受信し、且つ受信した時刻を当該取引データに設定して前記ホストコンピュータに渡すためのコントローラが設けられてなる、
    請求項5又は請求項6記載の取引システム。
  8. 前記コントローラは、無停止で動作するフォルトトレラント機である、
    請求項7記載の取引システム。
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