JPH0877277A - 自動取引システム - Google Patents

自動取引システム

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JPH0877277A
JPH0877277A JP23217494A JP23217494A JPH0877277A JP H0877277 A JPH0877277 A JP H0877277A JP 23217494 A JP23217494 A JP 23217494A JP 23217494 A JP23217494 A JP 23217494A JP H0877277 A JPH0877277 A JP H0877277A
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JP
Japan
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automation device
unit
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failure
transaction system
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JP23217494A
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English (en)
Inventor
Atsuki Nogami
厚喜 野上
Atsushi Otsuki
篤 大槻
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HOKKAIDO OKI DENKI SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
HOKKAIDO OKI DENKI SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動化機器10は、障害が発生した場合に監
視部20に対して障害発生を通知する障害発生通知部1
2を備えている。監視部20は、障害発生通知を受け取
った場合、係員の到着時間メッセージを自動化機器10
に出力する係員到着時間出力部21と、連絡先入力指示
を送出する連絡先入力指示部22とを備えている。自動
化機器10は、到着時間メッセージと連絡先入力指示を
受け取ると、表示部14は、到着時間メッセージと連絡
先入力指示画面を表示する。顧客が連絡先入力部14か
ら連絡先を入力すると、自動化機器10は、この連絡先
を記憶する。取引内容出力部13は、障害発生時の取引
内容を明細票に印字して出力する。 【効果】 顧客が係員の到着時間を知ることができると
共に、後処理をスムーズに行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動化機器と、この自
動化機器の障害監視を行う監視部とからなる自動取引シ
ステムにおいて、障害が発生した場合の取り扱いに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】今日、入出金や振込等の取引を行う自動
取引装置(ATM)や、現金自動支払機(CD)等の自
動化機器が広く用いられている。このような自動化機器
は、一般に金融機関の店内や駅の構内等に設置されてお
り、通信回線を介して、これらの自動化機器を管理する
ためのホストや監視システムに接続され、障害等が発生
した場合の対応を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような自動取引
システムでは、自動化機器において、顧客との取引処理
中に機器障害が発生した場合、入出金等の処理上、自動
化機器内に、取引に使用していたカードや通帳あるいは
現金を取込んだままの状態で、その自動化機器が取扱中
止となる。
【0004】従って、このような状態が発生すると、利
用者は対応する係員が来るまでその場を離れずに待たな
ければならなかった。また、その自動化機器が金融機関
の店舗外に設置され、対応者がすぐ近くにいない場合
に、利用者は相当の時間待たされることになる。
【0005】しかしながら、従来では、このような自動
化機器での機器障害発生時に、対応する係員が来るま
で、どの位待たされるのかを知る手だてがなく、このよ
うな場合の利用者へのサービスを向上させることが求め
られていた(課題)。
【0006】また、自動化機器内に格納されている現金
が不足したり、切れてしまった場合、自動化機器は取扱
中止となるが、このような場合でも、その自動化機器が
いつ取扱中止が解除されるか分からず、例えば、自動化
機器が1台しか設置されていない場合では、利用者は暫
く待てば取扱ができるのかが分からず、このような場合
でも、利用者へのサービス向上を図ることのできる自動
取引システムが求められていた(課題)。
【0007】更に、自動化機器において、機器障害が発
生したが、利用者がやむを得ず自動化機器から離れてし
まった場合、係員は自動化機器内部に取込んだままの媒
体(カードや通帳あるいは現金)を利用者に返却しなけ
ればならないが、これには、カードや通帳の届出住所を
調べて連絡するしか方法がなかった。しかも、その届出
住所は日中に連絡が付かない場合があったり、住所変更
したことを連絡していない場合もあり、必ずしも連絡が
つくとは限らなかった。更に、今日では、銀行等の金融
機関では利用者自身の口座を開設した金融機関以外の自
動化機器であっても取引が可能であるため、他行のキャ
ッシュカードが自動化機器内部に取り込まれていた場合
には、そのキャッシュカードを発行した金融機関に問い
合わせないと、キャッシュカードの持ち主の連絡先が分
からないという問題があった。このため、機器障害が発
生し、利用者がやむを得ず自動化機器から離れてしまっ
た場合でも、確実に連絡をとることのできる自動取引シ
ステムの実現が望まれていた(課題)。
【0008】そして、上記のように、機器障害が発生し
て利用者が自動化機器から離れてしまった場合、たとえ
後日連絡がついたとしても、取引内容の確認において、
例えば入金額の食い違いといったように、利用者と対応
者との意見が異なる場合も発生していた。このため、後
日、取引内容を確認する場合に、利用者と対応者とが障
害発生時の内容を確実に確認することのできる自動取引
システムが求められていた(課題)。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引システ
ムは、前述の課題を解決するために、自動化機器は、
その自動化機器で顧客との取引中に障害が発生した場合
に、この障害発生を監視部に通知する障害発生通知部
と、監視部から送られた到着時間メッセージを表示する
表示部を備え、監視部は、障害発生通知部からの通知に
基づき、その自動化機器の障害復旧を行うための係員
が、自動化機器に到着するまでの時間を示す到着時間メ
ッセージを自動化機器に対して出力する係員到着時間出
力部を備えたものである。
【0010】本発明の自動取引システムは、前述の課題
を解決するために、自動化機器が取扱中止となった場
合に、その取扱中止を解除する取扱中止解除時間を表示
部に表示させるための取扱中止解除時間表示制御部を自
動化機器に備えたものである。
【0011】本発明の自動取引システムは、前述の課題
を解決するために、監視部は、自動化機器に対して、
連絡先入力指示を送出する連絡先入力指示部を備え、自
動化機器は、監視部より、連絡先入力指示を受け取った
場合、連絡先入力指示画面を表示する表示部と、顧客か
らの連絡先入力を受け付ける連絡先入力部とを備えたも
のである。
【0012】本発明の自動取引システムは、前述の課題
を解決するために、自動化機器で障害が発生した場
合、その障害発生時における取引内容を記憶し、かつ、
この取引内容を印字した明細票を出力する取引内容出力
部を備えたものである。
【0013】
【作用】本発明の自動取引システムは、自動化機器で障
害が発生した場合、障害発生通知部は、この障害発生を
監視部に通知する。監視部は、障害発生通知を受け取る
と、係員到着時間出力部は、係員の到着時間メッセージ
を自動化機器に対して出力する。自動化機器は、このメ
ッセージを受け取ると、表示部は到着時間メッセージを
表示する。
【0014】また、本発明の自動取引システムにおいて
は、監視部の連絡先入力指示部が自動化機器に対して連
絡先入力指示を行うと、自動化機器側では、連絡先入力
画面を表示部に表示する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の自動取引システムの実施例を
示す構成図である。図のシステムは、自動化機器10と
監視部20と、これらを接続する通信回線30からな
る。
【0016】自動化機器10は、例えば、入出金、振込
等を行う自動取引装置(ATM)であり、金融機関の店
内、あるいは、店舗外の駅構内等に設置されている。ま
た、自動化機器10は、制御部11、障害発生通知部1
2、取引内容出力部13、表示部(連絡先入力部)14
を有している。制御部11は、自動化機器10の種々の
取引処理を行うためのプロセッサであり、取扱中止解除
時間表示制御部11aを備えている。
【0017】障害発生通知部12は、利用者との取引
中、何らかの障害が発生した場合、その障害発生通知を
通信回線30を介して監視部20に行う機能を備えてい
る。取引内容出力部13は、障害発生時における取引内
容を記憶し、かつ、この取引内容を記載した明細票を出
力する機能を有している。表示部(連絡先入力部)14
は、CRT等のディスプレイと、このディスプレイ上面
に設けられたタッチパネルキーからなり、表示部14の
機能として、監視部20から送られてきた到着時間メッ
セージや連絡先メッセージあるいは取扱中止解除時間表
示制御部11aによる取扱中止解除時間を表示する機能
を有し、連絡先入力部14の機能として、利用者による
連絡先入力を受け入れる機能を有している。
【0018】監視部20は、複数の自動化機器10を集
中的に管理するホストであり、各自動化機器10からの
取引処理を統轄して行うと共に、障害監視を行う機能を
備えている。また、監視部20は、係員到着時間出力部
21と、連絡先入力指示部22を備えている。係員到着
時間出力部21は、自動化機器10の障害発生通知部1
2から障害発生の通知を受け取った場合、自動化機器1
0の障害復旧を行うための係員が、自動化機器10にど
の位で到着するかを示す到着時間メッセージを自動化機
器10に対して出力する機能を有している。連絡先入力
指示部22は、自動化機器10から障害発生通知があっ
た場合、連絡先入力指示メッセージデータを自動化機器
10に送出する機能を備えている。
【0019】通信回線30は、複数の自動化機器10と
監視部20とを接続するアナログまたはディジタルの専
用回線である。
【0020】図2および図3は、上記自動取引システム
の具体的な運用形態を示す説明図である。図2の運用形
態は、自動化機器10の近傍に設けられたインタホン1
01と、監視部20に設けられたインタホン203が公
衆網を介して接続され、かつ、監視部20が、ホスト2
01で構成され、このホスト201と共に自動化機器1
0の障害復旧を行うための係員が待機しているシステム
である。
【0021】このようなシステムでは、自動化機器10
に障害が発生した場合、その障害発生が通信回線30を
介してホスト201に通知されるか、あるいは、インタ
ホン101により、利用者が直接通知する。そして、ホ
スト201内の係員到着時間出力部21により係員到着
時間メッセージが自動化機器10に送信されると共に、
係員が自動化機器10の設置場所に出向き、その復旧を
行う。
【0022】また、図3の運用形態は、監視部20が、
ホスト201に監視端末202が接続されて構成されて
いる例であり、この監視端末202で自動化機器10の
監視を行っているものである。そして、自動化機器10
側のインタホン101は公衆網を介して監視端末202
側のインタホン203と接続され、このインタホン20
3は、公衆網を介して営業店40のインタホン401に
接続されている。営業店40は、自動化機器10を管理
する店舗であり、公衆網を介してインタホン101およ
びインタホン203と接続されている。
【0023】このようなシステムで自動化機器10に障
害が発生した場合、その障害発生通知は、ホスト201
を介して監視端末202で受け取られる。そして、監視
端末202に設けられている係員到着時間出力部21か
ら係員の到着時間メッセージを自動化機器10に送出す
ると共に、監視部20の監視員は、インタホン203に
より、営業店40を呼び出し、インタホン401によっ
て、係員と連絡を行い、自動化機器10で障害が発生し
た旨の通知を行う。これにより、係員は自動化機器10
に出向き、その復旧作業を行うといったような運用形態
となっている。
【0024】次に、上記構成の自動取引システムの動作
について説明する。図4は、上記自動取引システムの動
作を示すフローチャートである。先ず、自動化機器10
において、顧客待状態から顧客が何らかの取引を開始す
る(ステップS1)。そして、この取引を行っている途
中で障害が発生、例えば、自動化機器10内部で紙幣ジ
ャムや紙幣の破損等が発生し、取引続行ができない状態
になったとする(ステップS2)。これにより、障害発
生通知部12は、障害発生を監視部20に対して通知す
る(ステップS3)。
【0025】これにより、監視部20側の係員到着時間
出力部21は障害発生を監視者に知らせ、監視者は、障
害が発生した自動化機器10に対して係員がどの位で到
着できるかの時間データを係員到着時間出力部21に対
して入力する。係員到着時間出力部21は、この到着時
間データを自動化機器10に対して送信する。また、監
視部20側の連絡先入力指示部22は、自動化機器10
側からの障害発生通知を受け取ることによって、連絡先
入力指示を自動化機器10に対して送信する。
【0026】自動化機器10側では、監視部20側から
送られた到着時間メッセージと連絡先入力指示を受け取
ると(ステップS4)、制御部11はこれらのメッセー
ジを表示部14に表示させる(ステップS5)。図5〜
7はこのような表示画面例を示す説明図である。ここ
で、図5における画面がステップS5の表示画面であ
る。即ち、自動化機器10が故障である旨のメッセージ
と、係員の到着時間と、連絡先を入力するか否かを選択
する旨のメッセージが表示されている。
【0027】このような画面が表示され、連絡先入力キ
ーが押下された場合(ステップS6)、制御部11は、
予め決められた連絡先入力処理を行う(ステップS
7)。即ち、この連絡先入力処理の画面が図5、6にお
ける画面〜である。この場合は、日中の連絡先電話
番号と、その電話番号がどこの電話番号であるかといっ
た事項の入力を促し、入力が終了すると取引内容と共に
顧客に対して確認を促すものである。例えば、図示例の
画面では、取引が「入金」であり、その取引金額が1
0000円となっている。
【0028】この画面で、顧客が確認キーを押下した
場合、取引内容出力部13は、この画面の内容を印字
した明細票を出力する。一方、画面の表示内容に顧客
との食い違いがある場合や修正を行いたい項目がある場
合、顧客はその項目キーを押下する。
【0029】例えば、顧客が「取引金額」キーを押下し
た場合は、画面のように、自動化機器10側で取引金
額として記憶している金額を表示すると共に、顧客側の
取引金額の入力を受け付ける。ここで、自動化機器10
側で認識している取引金額が「10000円」、顧客が
取引したと認識している取引金額が「11000円」で
あった場合、自動化機器10側は双方の取引金額を記憶
すると共に、取引内容出力部13は、これらの取引金額
を含む内容で明細票を出力する(ステップS8)。
【0030】自動化機器10から出力された明細票を受
け取った顧客が、自動化機器10から離れた後、係員が
自動化機器10に到着し(ステップS9)、係員は紙幣
ジャムの回収等、障害復旧処理を行う(ステップS1
0)。そして、係員は、自動化機器10で記憶されてい
る顧客の連絡先に連絡し、顧客が預り票としての明細票
を持っていることを確認して取り込んだままになってい
た媒体を顧客に返却する(ステップS11)。
【0031】以上の手順により、顧客への媒体の返却を
スムーズに行うことができる。また、この場合、取引内
容については明細票にて既に確認済みであるため、後処
理もスムーズに行うことができる。
【0032】また、上記ステップS6において、顧客が
連絡先入力キーを押下しなかった場合、制御部11は、
図示しないクロックを用いて、係員の到着時間を漸減さ
せながら表示し(ステップS12)、ステップS9に移
行する。即ち、この場合は、顧客がその場を離れていな
い状態であるため、係員が顧客と直接取引内容等を聞く
ことによって確認を行い、その顧客に対して媒体を返却
する。
【0033】以上のように、上記実施例では、自動化機
器10の障害発生通知部12から監視部20に対して障
害発生通知を送出すると、係員到着時間出力部21は、
係員の到着時間メッセージを自動化機器10に送信し、
自動化機器10は係員の到着時間を表示するようにした
ので、顧客は、復旧まで待機するかの目安を得ることが
できる等、利用者へのサービス向上を図ることができ
る。
【0034】また、上記実施例では、係員の到着時間を
表示すると共に、連絡先を入力するようにしたので、自
動化機器10側で、顧客の確実に連絡が付く連絡先を得
ることができ、従って、障害復旧後、自動化機器10内
に取り込まれていた媒体を返却する場合も、これをスム
ーズに行うことができる。
【0035】更に、上記実施例では、障害発生時の取引
内容を顧客に対して出力するようにしたので、顧客との
後処理でも取引内容の食い違い等を回避することができ
る。
【0036】次に、自動化機器10において、現金切れ
等により、取扱中止となった場合の動作を説明する。図
8は、取扱中止時の動作フローチャートである。自動化
機器10で出金される現金が多く、営業時間内に現金切
れが発生した場合(ステップS1)、自動化機器10の
制御部11は、これを監視部20に通知する(ステップ
S2)。これにより、監視部20の係員到着時間出力部
21は、係員の到着時間メッセージを自動化機器10に
送出する。
【0037】自動化機器10は、この到着時間メッセー
ジを受け取ると(ステップS3)、制御部11は、その
到着時間メッセージを表示部14に表示する(ステップ
S4)。そして、制御部11は、この到着時間の値を減
らしながら表示を続ける。例えば、到着時間メッセージ
が「あと、10分で係員がまいります」であった場合、
その到着時間を9分、8分、…といったように漸減させ
てゆく。
【0038】その後、係員が到着し(ステップS5)、
係員が自動化機器10の状況から取扱中止を解除できる
時間を自動化機器10の裏面側等に設けられた図示しな
い係員操作部より入力すると、取扱中止解除時間表示制
御部11aは、この取扱中止解除時間を表示部14に表
示させる(ステップS6)。そして、取扱中止解除時間
表示制御部11aは、係員到着時間と同様に、解除時間
の表示値を減らしながら表示を行う。一方、係員は、現
金補充等を行い、自動化機器10の取扱中止を解除する
(ステップS7)。
【0039】このように、自動化機器10が取扱中止に
なっている場合でも、その表示部14に係員の到着時間
や取扱中止の解除時間が表示されるため、取引を行いた
い顧客がそのまま待っているかどうかを判断する場合の
目安となる。
【0040】次に、自動化機器10に障害が発生した場
合、監視部20からの連絡先入力指示により、自動化機
器10が連絡先入力モードになる例を説明する。図9
は、この監視部20からの指示によって、連絡先入力モ
ードになる場合の画面説明図である。自動化機器10に
おいて、機器故障が発生した場合、自動化機器10の制
御部11は、所定の画面データに基づいて、画面Aに示
すように、故障である旨の表示を行う。
【0041】これにより、顧客は、図2、3に示すよう
に、自動化機器10の近傍に備えられているインタホン
101で連絡する。インタホン101は、監視部20側
のインタホン203と接続されており、監視員や係員は
このインタホン203によって、顧客との応対を行う。
そして、顧客が、急いでいるため係員が到着するまで待
てないと言ったならば、監視員(係員)は、連絡先入力
指示部22に対して連絡先入力指示を行う。これによ
り、連絡先入力指示部22は、連絡先入力指示を自動化
機器10に対して行う。
【0042】自動化機器10側では、この連絡先入力指
示を受け取ることにより、連絡先入力モードとなり、画
面Bに示すように、連絡先入力画面を表示する。そし
て、これ以降の動作は、図5の画面からの動作と同様
である。
【0043】このように、上記例では、監視部20から
の指示によって自動化機器10側が連絡先入力モードと
なり、顧客の連絡先を記憶するようにしたので、確実な
後処理を行うことができる。特に、図3に示すようなシ
ステム、即ち、顧客がインタホン101で連絡した相手
が監視員で、実際に自動化機器10の障害復旧を行う係
員とは別人である場合には、この効果が大きいものであ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動取引
システムによれば、障害発生時、係員の到着時間を表示
するようにしたので、顧客にとって待ち時間の目安を得
ることができる等、顧客へのサービス向上を図ることが
できる。
【0045】また、本発明の自動取引システムによれ
ば、自動化機器が取扱中止となった場合、係員の到着時
間を表示すると共に、取扱中止解除時間を表示するよう
にしたので、顧客にとって更に確実な待ち時間の目安を
得ることができる。
【0046】更に、本発明の自動取引システムによれ
ば、障害発生時に、顧客の連絡先を入力するようにした
ので、障害発生時、利用者がやむを得ず自動化機器から
離れてしまった場合でも、確実に連絡をとることができ
る。
【0047】また、本発明の自動取引システムによれ
ば、連絡先を入力すると共に、障害発生時の取引内容を
印字した明細票を出力するようにしたので、後日、顧客
との取引内容の確認を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動取引システムの構成図である。
【図2】本発明の自動取引システムの運用状態の説明図
(その1)である。
【図3】本発明の自動取引システムの運用状態の説明図
(その2)である。
【図4】本発明の自動取引システムの動作フローチャー
トである。
【図5】本発明の自動取引システムにおける表示画面例
の説明図(その1)である。
【図6】本発明の自動取引システムにおける表示画面例
の説明図(その2)である。
【図7】本発明の自動取引システムにおける表示画面例
の説明図(その3)である。
【図8】本発明の自動取引システムにおける取扱中止時
の動作フローチャートである。
【図9】本発明の自動取引システムにおける監視部から
の指示によって連絡先モードとなる例の画面説明図であ
る。
【符号の説明】
10 自動化機器 11a 取扱中止解除時間表示制御部 12 障害発生通知部 13 取引内容出力部 14 表示部(連絡先入力部) 20 監視部 21 係員到着時間出力部 22 連絡先入力指示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動化機器と、この自動化機器の障害監
    視を行う監視部とからなる自動取引システムにおいて、 前記自動化機器に設けられ、当該自動化機器で顧客との
    取引中に障害が発生した場合、この障害発生を前記監視
    部に通知する障害発生通知部と、 前記監視部に設けられ、前記障害発生通知部からの通知
    に基づき、前記自動化機器の障害復旧を行うための係員
    が、当該自動化機器に到着するまでの時間を示す到着時
    間メッセージを前記自動化機器に対して出力する係員到
    着時間出力部と、 前記自動化機器に設けられ、前記監視部から送られた到
    着時間メッセージを表示する表示部とを備えたことを特
    徴とする自動取引システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動取引システムにおい
    て、 自動化機器は、取扱中止となった場合に、その取扱中止
    を解除する取扱中止解除時間を表示部に表示させるため
    の取扱中止解除時間表示制御部を備えたことを特徴とす
    る自動取引システム。
  3. 【請求項3】 自動化機器と、この自動化機器の障害監
    視を行う監視部とからなる自動取引システムにおいて、 前記監視部は、 前記自動化機器に対して、連絡先入力指示を送出する連
    絡先入力指示部を備え、 前記自動化機器は、 当該自動化機器の障害発生時に、前記監視部より連絡先
    入力指示を受け取った場合、連絡先入力指示画面を表示
    する表示部と、 前記顧客からの連絡先入力を受け付ける連絡先入力部と
    を備えたことを特徴とする自動取引システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動取引システムにおい
    て、 自動化機器は、障害発生時における取引内容を記憶し、
    かつ、この取引内容を印字した明細票を出力する取引内
    容出力部を備えたことを特徴とする自動取引システム。
JP23217494A 1994-09-01 1994-09-01 自動取引システム Pending JPH0877277A (ja)

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JP23217494A JPH0877277A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 自動取引システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070115A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Fujitsu Ltd 取引システムおよび自動取引装置
JP2009237785A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Glory Ltd 貨幣入出金機
JP2019036160A (ja) * 2017-08-17 2019-03-07 株式会社 ゆうちょ銀行 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム

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