JPH11312204A - 自動機監視装置 - Google Patents

自動機監視装置

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JPH11312204A
JPH11312204A JP12079798A JP12079798A JPH11312204A JP H11312204 A JPH11312204 A JP H11312204A JP 12079798 A JP12079798 A JP 12079798A JP 12079798 A JP12079798 A JP 12079798A JP H11312204 A JPH11312204 A JP H11312204A
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monitoring
automatic
operator
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Application number
JP12079798A
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English (en)
Inventor
Yoshio Shichijo
好雄 七條
Masahiro Kitazawa
正廣 北澤
Yoshiharu Gondo
嘉治 権藤
Izumi Shimizu
泉 清水
Hiroshi Miyazaki
浩士 宮崎
Shinji Umeda
真司 梅田
Tetsuya Yamazaki
哲也 山▲崎▼
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Fujitsu FSAS Inc
Original Assignee
Fujitsu FSAS Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各店舗に設置されたATMの如き自動機の動作
状態を集中監視する自動機監視装置を提供すること。 【解決手段】複数の自動機から状態信号を受信して、デ
ータベースに書き込むこと及び指示された指令を自動機
へ伝達する自動機管理サーバ11と、前記自動機を監視
するためにこれら自動機の状態情報をデータベースから
読み出して表示したり、自動機に対して各種指令を発行
する監視ワークステーションと、前記自動機から自動機
管理サーバ11を介して送信される状態情報を保持する
データベース14と、前記各自動機に対応して設置され
た電話等の通信手段と、監視ワークステーションに対応
して設置された電話を接続するため、交換機12と着
信、保留、発信の指示ができ前記監視ワークステーショ
ンに対応する電話の状態管理を行うことができる交換機
制御サーバ13とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動支払
機、自動預貯金機、自動振込装置等のATM(Auto
matic Teller’s Machine)の如
き自動機の動作状態を監視する自動機監視装置に係り、
特に各店舗に設置された多数の自動機の動作状態をセン
タで集中監視する自動機監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関の各店舗に設置された自動機の
動作状態を監視センタで監視し、障害が発生したときこ
れに対処できるように管理することが行われている。例
えば図10に示す如く、店舗100に自動機111、1
12、113を設置する。自動機111には電話機12
1を設けて顧客が自動機111と取引中に自動機111
に障害が発生したとき電話機121を使用してこれを監
視センタに通報できるように構成されている。同様に自
動機112にも電話機122が設けられ、自動機113
にも電話機123が設けられている。
【0003】自動機111に例えばジャムが発生したと
き、この状態情報を自動機111の識別番号IDととも
にアダプタ131及び公衆回線NTを経由して監視セン
タの監視装置140に通知する。アダプタ131は公衆
回線NTと1回線により接続されており、自動機11
1、112、113のいずれかのものに障害が発生した
とき(紙幣のニアエンド直前の状態も含む)、これを監
視センタに通知する。
【0004】また電話機121、122、123も、公
衆回線NTと1回線により接続されたアダプタ132を
経由して、監視センタの構内交換機135を介して受付
オペレータBの電話機137と接続され、各電話機が設
けられた自動機に顧客が取引中に障害が発生したとき、
顧客がその電話機を使用して監視センタの電話機137
に通知し、受付オペレータBにこの障害の発生を通知す
る。
【0005】店舗101も、前記店舗100と同様に構
成された自動機、電話機、アダプタ等が設置されてい
る。監視センタには、公衆回線NTと接続された構内交
換機135、監視装置140が設けられる。構内交換機
135には監視者用電話機136、受付オペレータ用電
話機137、管理者用電話機138等が設けられてい
る。監視装置140にはプリンタ141と表示器142
が設けられ、プリンタ141により各店舗100、10
1・・・に設置された自動機111、112、113・
・・に障害が発生したとき、障害の発生した自動機より
その識別番号IDとともに障害の内容を示す状態情報が
この監視装置140に送られてくるので、これをプリン
タ141により打出し、自動機状態情報をチェック可能
にするものであり、監視担当者Aが担当している。
【0006】監視担当者Aは、プリンタ141により打
出した各自動機の状態情報をチェックしてそれに対応し
た処理を行うものである。例えば自動機が正常に稼働し
ているか否かチェックし、障害発生の場合はその障害復
旧のための処理、例えばカード未返却の場合はカード返
却処理を行ったり、自動機の動作モードを確認して入金
←→出金モード等その修正を行ったり、障害が発生して
いる場合には保守会社に通知したり、お金が不足状態に
なれば警備会社に通知して補充させたりする。また休日
は通帳記帳サービスは行っていないような場合、曜日に
よって翌日モード変更の内容が異なるので、それに対応
することを行う。監視装置は140−1〜140−nの
n台設けられ、n人で監視している。
【0007】受付オペレータBは自動機故障により顧客
が電話機を経由して行う問い合わせに対し、受付用電話
機137により答えるとともに、電話機137の表示部
DPに表示されたID番号よりパソコンPCを検索して
監視担当者Aを求め、このIDにより監視装置担当者A
に対し監視を依頼する。この監視依頼に対し監視担当者
Aは、プリンタ141から出力した前記IDの店舗、自
動機の障害情報を受付オペレータに持参する。その他受
付オペレータは営業時間やATM使用方法等顧客の問合
わせに応答する。受付用電話機は137−1〜137−
PのP台設けられ、P人で受付サービスを行っている。
【0008】管理者Cは、管理者用電話機138によ
り、顧客がカードを紛失したり盗難にあったときの対応
を行ったり、また受付オペレータの報告書に検印した
り、受付オペレータや監視担当者の要員配置を行った
り、納得しない顧客に対する対応を行ったり、管理用の
報告書を作成するものであり、管理用電話機は138−
1〜138−mのm台設けられ、m人で管理している。
【0009】次に図10の従来の自動機監視システムの
動作について説明する。いま店舗100の自動機111
にカード未排出のような障害が発生したとき、自動機1
11はこの状態情報を店舗情報、自動機情報とともにア
ダプタ131、公衆回線NTを経由してこの自動機11
1に対応した監視装置例えば監視装置140−1に送出
され、プリンタ141−1によりこの状態情報を打出
す。
【0010】このとき顧客は電話機121により受付オ
ペレータB1にこの障害を通知する。この場合、受付オ
ペレータB1の受付用電話機137−1の表示部DPに
は、前記自動機111のIDが表示されるので、受付オ
ペレータB1はこのIDによりパソコンPC1を検索し
てそのIDの自動機が店舗100の自動機111である
こと及び、その状態情報の送信先が監視装置140−1
であることを認識し、このID(場合によっては店舗1
00、自動機111等の如き、店舗番号、自動機番号を
も含む)を監視担当者A1に通知する。監視担当者A1
は、プリンタ141−1より打出している状態情報の中
からこのIDの状態情報を選出する。これを受取りにき
た受付オペレータB1に手渡す。このようにして受付オ
ペレータB1は必要とする自動機の状態情報を手渡しに
より入手する。そしてこの状態情報により顧客との応答
に対処していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
機監視システムでは、監視装置ごとに自動機監視の要員
が必要であり、かつ各メーカごとに使用法を習熟しなけ
ればならないという欠点があった。
【0012】また監視装置ごとに監視する自動機台数が
異なり、監視作業量の違いがでるため要員配置が難し
く、非効率的であった。また受付オペレータと監視担当
者との連絡も、プリント出力したものを手渡しすること
が必要であったので非能率的であり、そのため受付オペ
レータの員数が多く必要であった。
【0013】従って本発明の目的は、このような問題点
を改善した自動機監視装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的は、下記の構成
により達成することができる。 (1)自動機監視装置において、複数の自動機からの状
態信号を受信して、データベースに書き込むこと及び指
示された指令を自動機へ伝達する自動機管理サーバと、
前記自動機を監視するためにこれら自動機の状態情報を
データベースから読み出して表示したり、自動機に対し
て各種指令を発行する監視ワークステーションと、前記
自動機から自動機管理サーバを介して送信される状態情
報を保持するデータベースと、前記各自動機に対応して
設置された電話等の通信手段と、監視ワークステーショ
ンに対応して設置された電話を接続するため、交換機と
着信、保留、発信の指示ができ、かつ、前記監視ワーク
ステーションに対応する電話の状態管理を行うことがで
きる交換機制御サーバとを具備し、前記自動機対応に設
置された通信手段から交換機及び交換機制御サーバを介
して監視ワークステーションに着信し、着信受付をした
とき、交換機制御サーバから監視ワークステーションに
発信元を特定するコードを送信し、監視ワークステーシ
ョンはそのコードに対応づけられた自動機の状態情報を
データベースから読み出し監視ワークステーションの表
示画面上に表示することを特徴とする。
【0015】(2)前記(1)記載の自動機監視装置に
おいて、前記自動機管理サーバは、自動機監視スケジュ
ールを参照して、監視時間外の自動機の状態情報を受信
してもデータベースにこれを記入しないようにしたこと
を特徴とする。
【0016】(3)前記(1)記載の自動機監視装置に
おいて、各自動機の監視時間を登録した店舗監視スケジ
ュール表をデータベースに設定し、監視ワークステーシ
ョンはその画面上に自動機の状態情報を表示するときに
店舗監視スケジュール表を参照して監視時間以外の自動
機についてはその状態情報を表示しないようにしたこと
を特徴とする。
【0017】(4)前記(1)記載の自動機監視装置に
おいて、自動機状態表示を顧客が見る状態と同一配置に
表示することを特徴とする。 (5)前記(1)記載の自動機監視装置において、自動
機詳細状態をオペレータが参照中はその旨を表示する手
段を設け、他のオペレータが同一自動機状態参照を不可
とすることを特徴とする。
【0018】(6)前記(1)記載の自動機監視装置に
おいて、電話着信を知らせるために、監視ワークステー
ション上に電話着信中である表示を行いオペレータの作
業を中断させ、電話着信に応答させるようにしたことを
特徴とする。
【0019】(7)前記(1)記載の自動機監視装置に
おいて、オペレータ情報に業務の種類により権限を設定
し、その権限を参照し電話着信順を決定したことを特徴
とする。
【0020】前記の各構成により下記の作用効果を奏す
る。 (1)自動機の状態情報をデータベースに格納し、また
自動機対応に設置された電話機等の通信手段からの着信
が交換機制御サーバの制御により監視ワークステーショ
ンに着信させ、監視ワークステーションからデータベー
スに格納された自動機の状態情報を読み出しこれを表示
することができるので、監視装置を製造メーカ対応に設
置することがなく、また空いている監視ワークステーシ
ョンに自動機対応に設置された通信手段から着信させる
ことができるので、オペレータを効率よく使用すること
ができ、自動機監視装置を小型化することができるとと
もに少人数で自動機監視装置を効率的に運用することが
できる。
【0021】(2)監視時間外の自動機の状態情報は受
信してもデータベースには書込まないので、自動機監視
装置の負荷を大幅に減少することができる。 (3)監視時間外の自動機状態情報をデータベースに書
込まないとともに、監視ワークステーションの画面上に
自動機状態を表示するとき監視時間外の自動機の自動機
状態情報を表示しないようにしたので自動機監視装置の
負荷を更に減少させることができる。
【0022】(4)監視ワークステーションにおける自
動機状態表示を顧客が見る状態と同一配置で表示したの
で、障害発生時に顧客からの説明がオペレータに理解し
易くなる。
【0023】(5)データベース中の自動機詳細状態を
オペレータが参照中は他のオペレータが参照不可能にし
たので、オペレータが自動機詳細状態をアクセス中に他
からの割込がなく、その状態をスムースに認識すること
ができる。
【0024】(6)監視ワークステーション上に電話着
信中である表示を行ってオペレータの作業を中断させ、
電話着信に応答させるので、オペレータが例えば監視装
置に関する説明文等の重要度の低い作業を行っている時
に、これを中断させてオペレータに電話応答を指示する
ことができ、顧客に対する応答をすみやかにサービスの
低下することなく行うことができる。
【0025】(7)オペレータに業務の種類により権限
を設定してこれにもとづき電話着信順を定めるので、顧
客からのサービス要求に最も適したオペレータが電話を
受けることができ、サービスの向上をはかることができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に詳述
する。 A.第一の実施の形態 本発明の一実施の形態を図1〜図3にもとづき説明す
る。図1は本発明の一実施の形態構成図、図2はデータ
ベース上のテーブル、自動機状態情報のデータフロー、
店舗から電話着信時の特定コードのデータフローを示す
もの、図3は自動機状態情報処理フローである。
【0027】図1において、10は監視装置、11は自
動機管理サーバ、12は構内交換機、13は交換機制御
サーバ、14はデータベース、20−1〜20−4は監
視ワークステーション、21−1〜21−4は電話機、
31、32は店舗、41〜43は自動機、51〜53は
電話機、61、62はアダプタ、NTは公衆回線、LA
Nはローカル・エリア・ネットワーク、OP−1〜OP
−4はオペレータである。
【0028】監視装置10は、店舗31、32・・・に
設置された自動機41、42、43・・・の動作状態を
監視するものであり、これらの自動機に状態変更のあっ
たときに自動機から送出される、その自動機の具体的状
態を示す。自動機状態情報を受信し、これを自動機管理
サーバ11に送出する。
【0029】自動機管理サーバ11は店舗31、32・
・・に設置してある自動機51、52・・・からの状態
情報を受信してデータベース14内の自動機状態表73
に書き込んだり、また監視ワークステーションから自動
機に対して指示された指令を伝達するものである。自動
機に対する指令としては現金の入金、出金、両替え、証
書(レシートや振込明細書、通帳等)の印刷、発行等が
あり、また自動機からの状態情報としてはこれらの指令
に対する実行結果や、自動機に発生した、例えば紙幣づ
まりなどのトラブル状態情報がある。
【0030】構内交換機12は公衆回線NTを経由して
受信した電話を受信して、これを交換機制御サーバ13
に通知し、交換機制御サーバ13の指示の下に前記受信
した電話を監視ワークステーション20−1、20−2
・・・の1つの電話機21−1、21−2・・・に選択
的に着信させるものである。
【0031】交換機制御サーバ13は、前記自動機4
1、42・・・に対応してその近くに設置された通信手
段である電話機51、52・・・と、監視ワークステー
ションに対応して設置された電話機21−1、21−2
・・・を接続制御するものであって、構内交換機12に
対して着信、保留、発信の指示ができるインタフェース
を持ち、かつ前記監視ワークステーションに対応する電
話機21−1、21−2・・・の着信、保留、発信等の
状態管理を行うものである。
【0032】データベース14は、前記自動機41、4
2・・・から自動機管理サーバ11を介して送信される
状態情報を、図2(A)に示す自動機状態表73として
保持したり、その他図2(A)に示す如き、店舗識別子
と店舗名が対応表示されている店舗表71、店舗識別子
と自動機識別子と電話番号の如き特定コードが対応表示
されている自動機表72等が保持されている。
【0033】監視ワークステーション20−1、20−
2・・・は自動機41、42・・・を監視するためにこ
れら自動機41、42・・・の状態情報をデータベース
14から読出して表示したり、オペレータOP−1、O
P−2・・・の指示によりこれら自動機41、42・・
・に対して現金の入金、出金、両替・・・等の各種指令
を発行するものである。
【0034】電話機21−1、21−2・・・は監視ワ
ークステーション20−1、20−2・・・対応に設け
られ、店舗31、32・・・内の交換機と通話したり、
構内交換機12を経由して互いに通話可能になるもので
ある。
【0035】店舗31、32・・・は例えば銀行の支店
であり、ATMの如き自動機41、42・・・が設置さ
れている。自動機41、42・・・は例えばATMであ
り、各自動機41、42・・・に対応して各自動機4
1、42・・・の近傍に通信手段として電話機51、5
2・・・が設置され、顧客は取引中の自動機に障害が発
生したとき、この自動機に対応して設置された電話機を
使用して監視センタと交信するものである。
【0036】アダプタ61は店舗31内に設置された自
動機41、42、43と公衆回線NTとの接続処理を行
うものであり、自動機41、42、43の1つから送出
された自動機状態情報を一本の回線を経由して公衆回線
NTに出力したり、監視ワークステーション20−1、
20−2・・・から送出された情報41、42、43に
対する指令を一本の回線を経由してこれらの自動機4
1、42、43に選択出力するものである。
【0037】アダプタ62は店舗31内に設置された自
動機に対応する電話機51、52、53の1つを使用し
て顧客の問合わせを一本の回線を経由して公衆回線NT
に出力したり、監視ワークステーションの電話機を使用
してオペレータからの応答を一本の回線を経由してこの
顧客に伝達するものである。
【0038】本発明では、自動機情報管理のため、自動
機設置グループ単位(前記店舗のことであり、以降店舗
という)と、そのグループに含まれる自動機単位に、図
2(A)に示す如く、店舗表71と、自動機表72と、
自動機から報告される自動機状態を保持する自動機状態
表73をデータベース14上に設け、これらの各表7
1、72、73を店舗識別子、自動機識別子等により関
連づける。
【0039】これにより、例えば図1に示す自動機41
にジャムの如き障害が発生すれば、図2(B)に示す如
く、この店舗識別子と自動機識別子とジャム発生である
ことを含む自動機状態情報がアダプタ61、公衆回線N
Tを経由して監視装置10に伝達され、この自動機状態
情報が自動機管理サーバ11に伝達される。
【0040】自動機管理サーバ11は、この自動機状態
情報より対応ずけられた店舗識別子、自動機識別子及び
自動機状態をデータベース14に送る。これによりデー
タベース14では、自動機管理サーバ11から送られて
きた店舗識別子、自動機識別子によりすでに用意されて
いる自動機状態表を検索し、その自動機状態欄に伝達さ
れた自動機状態、例えばジャム発生をデータとして書き
込む。
【0041】一方ジャムの発生した自動機41と取引を
行っていた顧客は、自動機41の障害発生により自動機
41に対応して設けられた電話機51をオフフックす
る。これによりこの電話機51はアダプタ62、公衆回
線NTを経由して構内交換機12に接続される。
【0042】構内交換機12は、この電話機51からの
着信により、例えばその電話番号を特定コードとして得
て、この特定コードである電話番号を交換機制御サーバ
13に送出する。交換機制御サーバ13はこの特定コー
ド例えば電話番号にもとづき、データベース14をアク
セスし、その特定コードの自動機に付随する情報、すな
わち電話番号、店舗識別子、自動機識別子等の店舗情
報、自動機情報を取得する。そして交換機制御サーバ1
3は、監視ワークステーション20−1、20−2・・
・のうちの適当な監視ワークステーション例えばもっと
も空いている監視ワークステーション20−1に対し、
この店舗識別子と自動機識別子を伝達し、同時に構内交
換機12に着信した前記障害の発生した自動機41と取
引中の顧客がオフフックした電話機51をこの監視ワー
クステーション20−1に付随した電話機21−1に接
続制御させる。
【0043】前記監視ワークステーション20−1は、
伝達された店舗識別子と自動機識別子により、データベ
ース14内の自動機状態表73をアクセスして、前記自
動機管理サーバ11が格納制御した自動機41に対する
自動機状態情報を読み出し、これをその表示部に表示す
る。
【0044】この監視ワークステーション20−1のオ
ペレータOP−1は、この表示部に表示された自動機状
態情報をみて、電話機21−1により前記自動機41と
取引中の顧客に対して応答を行うとともに、例えばジャ
ム解消制御指令を監視ワークステーション20−1よ
り、前記店舗識別子、自動機識別子と共に自動機管理サ
ーバ11に送出され、自動機管理サーバ11がデータベ
ース14の自動機表72をこれら店舗識別子、自動機識
別子によりアクセスして電話番号を求め、この指示を監
視装置10、公衆回線NTを経由して店舗31の自動機
41に送り、障害解消の処理が行われる。
【0045】本発明の一実施の形態における自動機管理
サーバ11を制御する自動機管理プログラム、交換機制
御サーバ13を制御する交換機制御プログラム、データ
ベース14、監視ワークステーション20を制御する監
視プログラムの各動作状態を図3に示す店舗内自動機状
態情報の表示処理フローにもとづき説明する。
【0046】先ずデータベース14に図2(A)に示す
店舗表71、自動機表72、自動機状態表73が格納し
ておく、最初は当然のことながら自動機状態表73の自
動機状態項目は空欄である。
【0047】初め、交換機制御プログラムは、初期処理
またはバッチ処理により、この店舗表71と自動機表7
2をデータベース14より読み込み、これらを交換機制
御サーバ13に保持しておく。同様に自動機管理プログ
ラムも、初期処理またはバッチ処理により、この店舗表
71と自動機表72をデータベース14より読み込みこ
れらを自動機管理サーバ11に保持しておく。
【0048】(1)例えば店舗31の自動機41から自
動機状態情報が自動機管理サーバ11に伝達されると自
動機管理プログラムがこの自動機状態情報を受信する。 (2)それからこの受信した自動機状態情報をデータベ
ース14に送信する。これにより、データベース14で
はこの自動機状態情報を受信し、図2(A)で示す如
き、その自動機状態表73に自動機状態情報の書き込み
を行う。
【0049】(3)一方、交換機制御サーバ13に対し
て構内交換機12から着信通知が伝達されると、交換機
制御プログラムがこの構内交換機12からの着信受信を
行う。交換機制御プログラムは、この着信通知に含まれ
ている発信番号通知により受信した電話番号から店舗、
自動機を特定する。
【0050】(4)そして、交換機制御プログラムは、
待機中の監視ワークステーションに対して着信通知を行
い、店舗情報、自動機情報を通知する。これにより店舗
コード、店舗名、自動機コード、自動機名等の店舗情
報、自動機情報を含む着信通知が監視プログラムに受信
される。
【0051】(5)監視プログラムはこの受信したこと
を示す着信応答を交換機制御プログラムに返し、この着
信応答が交換機制御プログラムに受信される。 (6)そして交換機制御プログラムは構内交換機12に
対して接続開始要求を行う。
【0052】(7)一方監視プログラムは、前記(5)
の着信応答のあとに、データベース14に対して前記
(4)の店舗情報、自動機情報より得た店舗識別子と自
動機識別子を送信する。データベース14はこれら店舗
識別子、自動機識別子の受信により自動機状態表73を
検索する。そしてこれに対応する店舗情報、自動機状態
情報を得る。
【0053】(8)データベースは、この対応する店舗
情報と自動機状態情報を監視プログラムに送信する。監
視プログラムはこれら店舗情報と自動機状態情報を受信
する。そしてこれら店舗情報、自動機状態情報を監視ワ
ークステーションの表示画面上に表示する。
【0054】(9)このとき監視ワークステーションで
はオペレータがオペレータ用の電話により、この自動機
と取引中の顧客と通話中であるが、オペレータはこの自
動機状態情報を見ながら顧客に対する応答を行う。そし
て必要に応じて自動機に対して指令を行うこともでき
る。
【0055】B.第二の実施の形態 本発明の第二の実施の形態を、図4(A)、図5に基づ
き他図を参照して説明する。図4(A)は、店舗監視ス
ケジュール表の形式説明図であり、図5は第二の実施の
形態の自動機状態情報処理フローである。
【0056】本発明の第二の実施の形態ではデータベー
ス書き込み時のトラフイックの削減をはかるものであ
る。従来は、自動機から送られてくる自動機状態を全て
表示または印刷していた。また自動機の設定により、店
舗内の職員が監視する場合には、設定を店内監視モード
に設定して、この場合には自動機は自動機状態を「店内
監視」として送信していた。
【0057】従来の自動機の監視装置では、自動機の状
態を全て受け取り、監視画面上には表示された自動機状
態、例えば「店内監視」表示時には、監視をしなくてよ
いと判断していた。しかし表示がその他の場合、例えば
「障害」とか紙幣切れを示す「エンド」、「ニアエン
ド」のときは、これらを表示して、監視センタの監視時
間内として、オペレータが対応していた。
【0058】このため登録された自動機の状態が全て表
示されるため、自動機の登録台数つまり管理台数が多い
場合は、画面表示が煩雑であり監視作業に多くの時間と
人手がかかっていた。
【0059】本発明の第二の実施の形態では、前記第一
の実施の形態における、図2(A)に示す如き、店舗
表、自動機表、自動機状態表のほかに図4(A)に示す
如き、店舗識別子、監視開始時間、監視終了時間の記入
された店舗監視スケジュール表74を、図1に示す、デ
ータベース14に設定し、各店舗に対応した監視時間を
この店舗監視スケジュール表74に登録し、この店舗監
視スケジュール表74を、図1に示す、自動機管理サー
バ11で参照し、店舗監視時間外のその店舗に属する自
動機状態情報をデータベース14に記入しない。これに
よりデータベース書き込みのトラフイックを削減し、デ
ータベース14の不要なアクセスを減少し、データベー
ス14の性能ダウンを防止することができる。
【0060】本発明の第二の実施の形態の動作を、図5
に示す、自動機状態情報処理フローにもとづき説明す
る。先ずデータベース14に、図2(A)に示す店舗表
71、自動機表72、自動機状態表73の外に、図4
(A)に示す店舗監視スケジュール表74を格納してお
く。
【0061】始めに、交換機制御プログラムは、初期処
理またはバッチ処理により、この店舗表71と自動機表
72をデータベース14より読み込み、これらを交換機
制御サーバ13に保持しておく。自動機管理プログラム
も、初期処理またはバッチ処理により店舗表71、自動
機表72、店舗監視スケジュール表74をデータベース
14より読み込みこれらを自動機管理サーバ11に保持
しておく。
【0062】(1)例えば店舗31の自動機41から自
動機状態情報が自動機管理サーバ11に伝達されると自
動機管理プログラムがこの自動機状態情報を受信する。
自動機管理プログラムはこの自動機状態情報を受信する
と、店舗監視スケジュール表74を参照する。このとき
受信した自動機状態情報が、監視時間外であればデータ
ベース14に送信しない。
【0063】(2)しかし受信した自動機状態情報に記
入された所属の店舗が監視時間内に入っているとき、そ
の自動機状態情報をデータベース14に送信する。デー
タベース14では自動機状態情報を受信し、自動機状態
表73に自動機状態情報の書き込みを行う。
【0064】(3)一方監視ワークステーションでは、
オペレータが顧客がいない状態で発生する監視対象状
態、例えばニアエンド状態を検知するため検索条件を入
力する。これによりニアエンド検索の如き指定された条
件が監視プログラムに読み込まれる。この読み込んだ条
件をデータベース14に送信する。
【0065】(4)データベース14ではこの検索条件
を受信する。そしてこの条件に応じて自動機状態表73
を全部検索する。これによりこの検索条件例えばニアエ
ンドの自動機の存在する店舗情報、自動機番号などを得
る。この店舗情報、自動機状態情報を要求のあった監視
プログラムに送信する。
【0066】(5)データベース14ではこの検索によ
り得られた、検索条件に対応する店舗情報、自動機状態
情報を、要求のあった監視プログラムに送信する。監視
プログラムではこれらの店舗情報、自動機状態を受信す
る。そしてこの自動機状態情報をその監視ワークステー
ションの表示部に一覧表示する。これによりオペレータ
は、どの店舗の何号機の自動機の金種がニアエンド状態
にある等の、指定した自動機状態情報を一覧表示するこ
とができる。
【0067】C.第三の実施の形態 本発明の第三の実施の形態を、図4(B)、図6にもと
づき、他図を参照して説明する。図4(B)は自動機最
新状態表75を示し、図6は第三の実施の形態の自動機
最新状態の一覧表示の処理フローである。
【0068】本発明の第三の実施の形態ではデータベー
スへの書き込み時のトラフイックの削減をはかるととも
にこの書き込んだ状態情報を読み出すときも、即ち書き
込み時は監視時間内にあったものが読み出し時に監視時
間外のとき監視表示せず監視の効率化をはかるものであ
る。
【0069】このため、前記第一の実施の形態における
図2(A)に示す如き、店舗表71、自動機表72のほ
かに、図4(B)に示す如き、自動機最新状態表75を
データベース14に設定する。ここで自動機最新状態表
75は、図4(B)に示す如く、店舗識別子、自動機識
別子、自動機状態の各事項が記入される。
【0070】第三の実施の形態では、自動機の最新状態
の一覧表示をするために、毎日システムによる監視業務
開始前にその日の監視スケジュールのある自動機に対応
した自動機状態保持領域を設定する。
【0071】監視ワークステーションでは、自動機状態
情報を一覧表示するとき、この自動機最新状態表75と
図4(A)の店舗監視スケジュール表の監視開始時間と
監視終了時間を参照し、監視時間内の自動機の状態情報
のみを表示する。
【0072】本発明の第三の実施の形態の動作を、図6
に示す自動機最新状態の一覧表示の処理フローにもとづ
き説明する。先ずデータベース14に、図2(A)に示
す如き店舗表71、自動機表72と、図4(A)に示す
如き店舗監視スケジュール表74を設定し、これらにも
とづき図4(B)に示す如き自動機最新状態表75を設
定する。これらの処理はバッチ処理により行われる。
【0073】それから交換機制御プログラムは、初期処
理またはバッチ処理により、この店舗表71、自動機表
72をデータベース14から読み込み、これらを交換機
制御サーバ13に保持しておく。自動機管理プログラム
は、初期処理またはバッチ処理により、店舗表71、自
動機表72、店舗監視スケジュール表74をデータベー
ス14から読み込みこれらを自動機管理サーバ11に保
持しておく。
【0074】(1)例えば店舗31の自動機41から自
動機状態情報が自動機管理サーバ11に伝達されると、
自動機管理プログラムがこの自動機状態情報を受信す
る。自動機管理プログラムはこの自動機状態情報を受信
すると、店舗監視スケジュール表74を参照する。この
とき受信した自動機状態情報が店舗監視時間外であれば
データベース14に送信しない。
【0075】(2)しかし受信した自動機状態情報に記
入された所属の店舗が監視時間内に入っているとき、そ
の自動機状態情報をデータベース14に送信する。デー
タベース14では自動機状態情報を受信し、自動機最新
状態表75に自動機状態情報の書き込みを行う。
【0076】(3)一方監視ワークステーションでは、
オペレータが顧客がいない状態で発生する監視対象状
態、例えばニアエンド状態を検知するため検索条件を入
力する。これにより、ニアエンド検索の如き、指定され
た条件が監視プログラムに読み込まれる。そしてこの読
み込んだ条件をデータベース14に送信する。
【0077】(4)データベース14ではこの検索条件
を受信すると、この条件に応じて自動機最新状態表75
を全部検索する。このとき検索時刻が自動機最新状態表
75に記入されている監視時間外のとき、それに対する
検索は行わない。これらの条件により自動機最新状態7
5の検索が行われる。
【0078】(5)データベース14では、この検索に
より得られた対応する店舗情報、自動機状態情報を要求
のあった監視プログラムに送信する。監視プログラムで
はこれら店舗情報、自動機状態情報を受信し、その監視
ワークステーションの表示部に自動機最新状態情報の一
覧表示を行う。これによりオペレータは指定した検索条
件にある自動機最新状態情報を一覧表示することができ
る。
【0079】D.第四の実施の形態 本発明の第四の実施の形態を図4(C)及び図7にもと
づき、他図を参照して説明する。図4(C)は店舗内自
動機状態を示す画面イメージ例及び、第2自動機表76
を示し、図7は第四の実施の形態の店舗内自動機状態情
報の表示と自動機特定フローである。
【0080】本発明の第四の実施の形態では、店舗内の
各自動機の並びと、店舗内自動機状態表示の表示位置を
一致させ表示させるものである。基準位置は、例えば店
内左側のように、システムの登録する店舗に関してすべ
て統一して定めることにより、共通画面での表示ができ
る。
【0081】図4(C)に示す画面イメージ例では、表
示部DPの左を店内左側として基準位置を左と定め、自
動機状態は左より順に、自動機論理番号順に1号機、2
号機、3号機と配置し、店舗内の状況を、自動機使用者
と同様に見えるようにして、当該自動機の特定を迅速に
行い、素早い対応がとれるものである。なお図4(C)
に示すものは、自動機1号機が正常、自動機2号機が障
害、自動機3号機がニアエンドであることを示す例であ
る。
【0082】本発明の第四の実施の形態の動作を図7に
示す店舗内自動機状態情報の表示と自動機特定フローに
もとづき説明する。データベース14に対する店舗表、
自動機表、自動機状態表の格納や、交換機制御プログラ
ムに対する店舗表、自動機表の読み込み、自動機管理プ
ログラムに対する店舗表、自動機表の読み込み等は前記
図3に示す第一の実施の形態と同様であり、また図7に
おける(1)〜(7)もこれまた前記図3に示す第一の
実施の形態と同様であるので、これらに関する説明は省
略する。
【0083】(8)データベース14は、この対応する
店舗情報と自動機状態情報を監視プログラムに送信す
る。監視プログラムはこれら店舗情報と自動機状態情報
を受信する。そしてこれら店舗情報、自動機状態情報
を、図4(C)に示す画面イメージの如く、監視ワーク
ステーションの表示画面上に表示する。これは、図4
(C)に示す第2自動機表76に示す如く、自動機論理
番号を付加することにより、表示位置を店舗内自動機の
並びと一致させることができる。
【0084】(9)このとき、顧客が自動機に対応する
電話機を使用して通話を行うと、オペレータがこの画面
を見ながら通話が可能となる。 (10)オペレータはこの画面を見ながら、自動機を使
用している顧客に基準位置からの当該自動機の位置を確
認する。
【0085】(11)このオペレータの確認の問い合わ
せに対し、自動機を使用している顧客は左から何番目と
通知する。オペレータは、これにもとづき表示画面上の
自動機状態表示から論理番号がわかるので、これにより
当該自動機を選択する。
【0086】(12)これにより監視プログラムは、こ
の選択された当該自動機対応画面に遷移する。そしてそ
の自動機の状態情報を表示する。オペレータはこの表示
画面にもとづき適切な対応を行うことになる。
【0087】E.第五の実施の形態 本発明の第五の実施の形態を図8(A)にもとづき説明
する。第五の実施の形態では、自動機詳細状態表をオペ
レータが参照中のとき、これを示す表示を行って他のオ
ペレータが同じ自動機詳細状態表を参照できないように
構成する。
【0088】このため図8(A)に示す如く、データ取
得者欄を有する自動機最新状態表75′をデータベース
14に設ける。自動機最新状態表75′には、例えば店
舗識別子、自動機識別子、自動機状態、監視開始時間、
監視終了時間の各欄に加えて、この自動機最新状態表が
オペレータにより参照中であることをつまりデータ取得
者の存在を示すデータ取得者欄を設ける。そしてオペレ
ータが最初にこの自動機最新状態表を参照するときこの
データ取得者欄に参照中のオペレータ識別子を表示し、
他のオペレータからの参照を抑止する。勿論オペレータ
識別子ではなく、参照中を示すフラグを立ててもよい。
【0089】例えば自動機状態情報の一覧表示により特
定自動機を選択して、個別の対応画面を表示するとき、
同時に自動機最新状態表75′に設けられたデータ取得
者の存在を示すデータ取得者欄にその処理中のオペレー
タ識別子を記入表示し、その表示中は他のオペレータの
個別参加を不可とする。即ち監視ワークステーションか
らの制御により、自動機状態情報の一覧表示により特定
号機を選択しても、先行のデータ取得者が存在する場合
は、参照不可とする。
【0090】これにより、先行のデータ取得者がその自
動機状態をみてそれに対応する処理を行っているとき
に、例えばニアエンド状態にもとづき警備会社に紙幣の
補充を依頼している場合、他の参照者により同一処理の
行われることを防止できる。
【0091】F.第六の実施の形態 本発明の第六の実施の形態を図8(B)にもとづき説明
する。第六の実施の形態では、顧客からの電話着信があ
ったとき、オペレータが他の表示操作を行っていても、
サービス向上のためこの顧客からの電話着信に対する応
答を優先させるものである。そしてこのために、監視ワ
ークステーションで着信通知を受信したとき、これによ
り着信を示す画面をそれまで表示していた画面上に表示
し、オペレータが着信を示す画面に応答の入力を行った
とき、元の着信画面から着信処理画面に遷移させる。な
お着信画面は現画面の操作部をすべて隠す大きさのもの
とする。
【0092】S1.オペレータが監視ワークステーショ
ンで、例えば操作説明等の参照を行っているとき、この
監視ワークステーションに交換機制御サーバ13から着
信通知を受信する。これにより当該監視ワークステーシ
ョンでは着信を示す画面を表示する。
【0093】S2.この着信を示す画面の表示により当
該監視ワークステーションではオペレータからの応答待
ち状態となる。 S3.オペレータがこの着信に対する応答入力を行う
と、監視ワークステーションはこの応答を受信して、そ
れまで表示していた着信表示画面を消す。
【0094】S4.そして当該監視ワークステーション
では着信表示画面の消去に続き、着信前の画面から店舗
状態画面の表示を行う。オペレータはこれにより着信し
た電話応答を行うことになる。
【0095】このように強制的にオペレータの作業を中
断させ、電話着信に対する応答を行うので、顧客からの
電話に対する応答が遅れることにもとづくサービスの低
下を防ぐことができる。
【0096】G.第七の実施の形態 本発明の第七の実施の形態を図8(C)及び図9にもと
づき、他図を参照して説明する。
【0097】第七の実施の形態では、構内交換機1は受
付対応用の電話番号と、保守・警備用の電話番号と、そ
の他問合わせ用の電話番号の三種類の電話番号があり、
受付対応用の電話番号に着信したときは受付のオペレー
タが受取り、保守・警備用の電話番号に着信したときは
保守・警備を行う権限を有するオペレータが受取り、そ
の他問合わせ用の電話番号に着信したときは管理権限を
持つオペレータが受取る。また各店舗の自動機対応に設
けられた電話を使用して発信するときは受付のオペレー
タが受取る。
【0098】図8(C)はオペレータ表を示し、図9は
交換機制御サーバがオペレータの権限を参照して着信通
知を送信するフローである。オペレータ表はオペレータ
の権限例えば受付とか、管理等の権限内容が明示される
ものであり、図8(C)に示す如く、オペレータ表77
は、オペレータ名と、該オペレータのID番号と、その
権限が記入される。権限欄にはそのオペレータの実際の
権限、例えば受付とか、管理とか記入されている。
【0099】各オペレータ毎にこのオペレータ表77が
作成され、データベース14に格納されている。このと
きデータベース14には、前記第一の実施の形態と同様
に、店舗表71、自動機表72、自動機状態表73等も
格納されている。初めに交換機制御プログラムは初期処
理またはバッチ処理により、このオペレータ表77、店
舗表71、自動機表72をデータベース14より読込
み、これらを交換機制御サーバ13に保持しておく。図
9には省略した自動機管理プログラムも、初期処理また
はバッチ処理により、この店舗表71と自動機表72を
データベース14より読み込み、これらを自動機管理サ
ーバ11に保持しておく。
【0100】いま図1に示す自動機41に、例えばカー
ド詰まり障害が発生すると、この自動機状態情報が前記
の如く、データベース14の自動機状態表に記入され
る。同時にこの自動機41と取引中の顧客は自動機41
に対応した電話機51を使用してこれを監視センタに通
知する。これにより図9に示す如き動作が行われる。
【0101】(1)この電話機51の通知は構内交換機
12からの着信通知となり、交換機制御サーバ13に通
知される。これにより交換機制御プログラムは、発信番
号通知サービスにより受信した番号から前記自動機表7
2を検索して店舗識別子、自動機識別子を得、これによ
りデータベース14内の自動機状態表73を検索して自
動機状態情報を得る。
【0102】更に交換機制御プログラムは、オペレータ
表77と、オペレータIDと監視ワークステーション対
応表をみて待機中の監視ワークステーションのオペレー
タの権限を参照し、受付の権限を持つオペレータの、業
務のもっとも空いているなどの妥当な監視ワークステー
ションに着信通知を行う。このとき、前記店舗情報、そ
の状態も含む自動機情報も通知する。そしてこの着信通
知に対し当該監視ワークステーションから着信応答を受
信する。
【0103】(2)この着信応答受信により交換機制御
プログラムは、構内交換機12に対し、前記受付の権限
を持つオペレータの監視ワークステーションに接続開始
要求を行う。このようにして受付の権限を持つオペレー
タの存在する監視ワークステーションに着信が行われ
る。
【0104】受付の権限を持つオペレータはこの自動機
状態情報をみて、カード詰まりの如き障害の内容を認識
し、それに対する対応権限、つまり管理権限を持つ他の
オペレータにこの顧客からの電話を転送するように要求
を行う。
【0105】このようにして顧客の対応にもっとも適当
なオペレータに着信を転送することができる。これによ
りオペレータは電話機により顧客に対する適切な応答サ
ービスを行うことができる。
【0106】これによりその着信通知の内容に応じたも
っとも適切なオペレータに着信電話の応答を依頼するこ
とができるのでサービスの向上が期待できる。しかもオ
ペレータの権限をオペレータ表により登録しているの
で、オペレータが異なる監視ワークステーションに移動
してもオペレータIDと監視ワークステーションの対応
表を用意することにより適切な対応を行うことができ
る。
【0107】しかもどの権限を持つオペレータがどの監
視ワークステーションにいるのかわかるので、オペレー
タが任意の監視ワークステーションを使用することがで
き対応に可撓性を持たせることができ、サービス向上に
つながることになる。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果を奏する。 (1)自動機の状態情報をデータベースに格納し、また
自動機対応に設置された電話機等の通信手段からの着信
が交換機制御サーバの制御により監視ワークステーショ
ンに着信させ、監視ワークステーションからデータベー
スに格納された自動機の状態情報を読み出しこれを表示
することができるので、監視装置を製造メーカ対応に設
置することがなく、また空いている監視ワークステーシ
ョンに自動機対応に設置された通信手段から着信させる
ことができるので、オペレータを効率よく使用すること
ができ、自動機監視装置を小型化することができるとと
もに少人数で自動機監視装置を効率的に運用することが
できる。
【0109】(2)監視時間外の自動機の状態情報は受
信してもデータベースには書込まないので、自動機監視
装置の負荷を大幅に減少することができる。 (3)監視時間外の自動機状態情報をデータベースに書
込まないとともに、監視ワークステーションの画面上に
自動機状態を表示するとき監視時間外の自動機の自動機
状態情報を表示しないようにしたので自動機監視装置の
負荷を更に減少させることができる。
【0110】(4)監視ワークステーションにおける自
動機状態表示を顧客が見る状態と同一配置で表示したの
で、障害発生時に顧客からの説明がオペレータに理解し
易くなる。
【0111】(5)データベース中の自動機詳細状態を
オペレータが参照中は他のオペレータが参照不可能にし
たので、オペレータが自動機詳細状態をアクセス中に他
からの割込がなく、その状態をスムースに認識すること
ができる。
【0112】(6)監視ワークステーション上に電話着
信中である表示を行ってオペレータの作業を中断させ、
電話着信に応答させるので、オペレータが例えば監視装
置に関する説明文等の重要度の低い作業を行っている時
に、これを中断させてオペレータに電話応答を指示する
ことができ、顧客に対する応答をすみやかにサービスの
低下することなく行うことができる。
【0113】(7)オペレータに業務の種類により権限
を設定してこれにもとづき電話着信順を定めるので、顧
客からのサービス要求に最も適したオペレータが電話を
受けることができ、サービスの向上をはかることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態図である。
【図2】データベース上のテーブル、自動機状態情報の
データフロー図である。
【図3】店舗内自動機状態情報の表示処理フロー図であ
る。
【図4】店舗監視スケジュール表の形式、自動機最新状
態表、店舗内自動機状態の表示説明図である。
【図5】自動機状態情報処理フロー図である。
【図6】自動機最新状態の一覧表示の処理フロー図であ
る。
【図7】店舗内自動機状態情報の表示と自動機特定フロ
ー図である。
【図8】自動機最新状態表、着信画面表示処理フロー、
オペレータ表である。
【図9】オペレータ権限欄を参照して着信通知を送信す
るフロー図である。
【図10】従来例説明図である。
【符号の説明】
10 監視装置 11 自動機管理サーバ 12 構内交換機 13 交換機制御サーバ 14 データベース 20−1〜20−4 監視ワークステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 泉 東京都品川区南大井6丁目26番1号 富士 通サポートアンドサービス株式会社内 (72)発明者 宮崎 浩士 東京都品川区南大井6丁目26番1号 富士 通サポートアンドサービス株式会社内 (72)発明者 梅田 真司 東京都品川区南大井6丁目26番1号 富士 通サポートアンドサービス株式会社内 (72)発明者 山▲崎▼ 哲也 東京都品川区南大井6丁目26番1号 富士 通サポートアンドサービス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の自動機からの状態信号を受信して、
    データベースに書き込むこと及び指示された指令を自動
    機へ伝達する自動機管理サーバと、 前記自動機を監視するためにこれら自動機の状態情報を
    データベースから読み出して表示したり、自動機に対し
    て各種指令を発行する監視ワークステーションと、 前記自動機から自動機管理サーバを介して送信される状
    態情報を保持するデータベースと、 前記各自動機に対応して設置された電話等の通信手段
    と、 前記通信手段と監視ワークステーションに対応して設置
    された電話を接続するため、交換機と着信、保留、発信
    の指示ができ、かつ、前記監視ワークステーションに対
    応する電話の状態管理を行うことができる交換機制御サ
    ーバとを具備し、 前記自動機対応に設置された通信手段から交換機及び交
    換機制御サーバを介して監視ワークステーションに着信
    し、着信受付をしたとき、交換機制御サーバから監視ワ
    ークステーションに発信元を特定するコードを送信し、
    監視ワークステーションはそのコードに対応づけられた
    自動機の状態情報をデータベースから読み出し監視ワー
    クステーションの表示画面上に表示することを特徴とす
    る自動機監視装置。
  2. 【請求項2】前記自動機管理サーバは、自動機監視スケ
    ジュールを参照して、監視時間外の自動機の状態情報を
    受信してもデータベースにこれを記入しないようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の自動機監視装置。
  3. 【請求項3】各自動機の監視時間を登録した店舗監視ス
    ケジュール表をデータベースに設定し、監視ワークステ
    ーションはその画面上に自動機の状態情報を表示すると
    きに店舗監視スケジュール表を参照して監視時間以外の
    自動機についてはその状態情報を表示しないようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の自動機監視装置。
  4. 【請求項4】自動機状態表示を顧客が見る状態と同一配
    置に表示することを特徴とする請求項1記載の自動機監
    視装置。
  5. 【請求項5】自動機詳細状態をオペレータが参照中はそ
    の旨を表示する手段を設け、他のオペレータが同一自動
    機状態参照を不可とすることを特徴とする請求項1記載
    の自動機監視装置。
  6. 【請求項6】電話着信を知らせるために、監視ワークス
    テーション上に電話着信中である表示を行いオペレータ
    の作業を中断させ、電話着信に応答させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動機監視装置。
  7. 【請求項7】オペレータ情報に業務の種類により権限を
    設定し、その権限を参照し電話着信順を決定したことを
    特徴とする請求項1記載の自動機監視装置。
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