JPS62222362A - 自動取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）技量１ｉ分野 この発明は預金の入出金を自動的に行う自動取引処理装
置に関し、特に、オフラインでの取引処理を行う自動取
引処理装置に関する。

（ｂ）発明の概要 この発明に係る自動取引処理装置は、センタと交信でき
ないとき、その状態のままで取引処理を行うオフライン
取引処理手段と、このオフライン取引処理手段の取引デ
ータを記憶するオフライン取引記憶手段とを設けた。

これによって、回線異常等のためにセンタと回線が接続
できなくなったときも取引処理を行うことができるよう
にしたものである。

（Ｃ１従来技術とその欠点 銀行等に設置される自動預金支払装置（以下「Ａ　Ｔ　
Ｍ　Ｊという。）等の自動取引処理装置は、回線を介し
てセンタと接続される。センタには各顧客の預金口座が
設定されている預金口座ファイルが設けられ、端末装置
はセンタに取引データを送信してこの預金口座ファイル
のデータを更新したのぢ顧客への入出金処理を行う。こ
のように、自動取引処理装置はセンタとオンラインで接
続され、実時間で預金口座ファイルを更新するとともに
入出金処理を行うことができる。ところで、このように
オンライン処理を行う自動取引処理装置においては、デ
ータ伝送用の回線に異常等が発生してセンタと回線の接
続ができなくなり、入出金金額等のデータの送受信を行
うことができなくなった場合には、装置自体に異常がな
いにも関わらず、ダウン状態となり顧客に対する取引処
理を途中で停止しなければならなかった。

（ｄ１発明の目的 この発明は上記欠点に鑑み、回線異常が発生した場合で
も、オフラインで取引処理をすることのできる自動取引
処理装置を提供することを目的とする。

（ｅ）発明の構成および効果 この発明は、顧客を認証するとともに取引の入出金額を
受け付け、預金口座ファイルを有するセンタと回線を接
続し、受け付けた入出金金額で前記預金口座ファイルを
更新したのち、受け付けた金額の入出金処理を行う自動
取引処理装置において、 前記センタとの交信中に回線に異常が発生したとき、前
記入出金処理動作を＋’ｒｉｆ記センタとの交信なしで
行うオフライン取引処理手段と、このオフライン取引処
理手段の取引データを記憶するオフライン取引記憶手段
と、を設りたことを特徴とする。

以上のように構成することによって、この発明によれば
、 回線異常等のためにセンタと交信することかできない場
合でも、オフライン取引手段によって取引を処理するこ
とができる。この場合、センタの預金口座ファイルが更
新されないが、オフライン取引記憶手段によって、取引
データは記憶されているため、センタとの回線が復旧し
たとき、センタに伝送して預金口座ファイルを更新する
ことができる。このオフライン取引データによる預金口
座ファイルの更新は、装置が自動的に行わなくても、係
員が読み出して他の装置で前記センタに送信することも
できる。

このように、回線に異常が発生してセンタと交信するこ
とができなくなった場合でも、オフラインで取引を処理
することができるため、ダウンすることなく顧客との取
引を処理することができる。これによって、自動取引処
理装置の休日運用等の無人運用を確実に行うことができ
るようになる（ｆ）実施例 第２図はこの発明の実施例であるＡ　Ｔ　Ｍの外観図で
ある。このＡＴＭの顧客操作盤の垂直パネル面には装置
の動作時に取扱中の表示をする取扱表示器１．預金通帳
を挿入するための通帳挿入口２およびキャッシュカード
を挿入するカード挿入口３が設置され、水平パネル面に
は紙幣の入出金口４、ＣＲＴ５および硬貨入出金部７が
設置されている。ＣＲＴ５表面にはタッチパネルスイッ
チ６が取り付けられＣＲＴＳ上への指等の接触有無とそ
の位置を検知する。取引の各階段にはＣＲＴ５にその取
引種別選択キーやテンキーが表示され、顧客によるそれ
らのキーの押下を前記タッチパネルスイッチ６が検知す
る。

第３図は上記ＡＴＭの制御部のブロック図である。この
制御部はマスタースレーブシステムで構成されている。

すなわち、装置全体の動作を統轄する主制御部１１がマ
スタＣＰＵ　（Ｍ−ＣＰＵ）１０、制御プログラムを記
憶したＲ　ＯＭ　１０　ａおよびＲＡＭ１０ｂで構成さ
れ、この主制御部１１に内部バスを介してそれぞれの入
出力機器が接続された補助制御部１３ａ〜１３ｇが接続
されている。補助制御部１３ａ〜１３ｇは、スレーブＣ
ＰＵ　（Ｓ−ＣＰＵ）　１２ａ　〜１２ｇ、各５−ＣＰ
Ｕの動作プログラムを記憶したＲＯＭ２４　ａ〜２４ｇ
、入出力された各種のデータを記憶するＲＡＭ２５ａ〜
２５ｇで構成されているふ補助制御部１３ａには出金す
る紙幣を計数して入出金口４へ排出する紙幣入出金機１
４が接読されている。補助制御部１３ｂには入出金口４
から入金された紙幣の真贋を判定するピルチェッカ１５
が接続されている。補助制御部１３ｃには取引明細伝票
を発行する伝票発行機１６およびカードリーダ１７が接
続されている。補助制御部１３ｄには通帳印字機１８が
接続されている。補助側Ｊ：［１１部１３ｅには前記タ
ッチパネルスイッチ６を含むキー人力装置２１および前
記ＣＲＴ５を含む表示器２２が接続されている。補助制
御部１３ｆには硬貨入出金部７における硬貨の入出金を
処理する硬貨処理機１９が接続されζいる。補助制御部
１３ｇにはオフラインで取引を処理した場合にその取引
データを記憶するオフライン取引記憶エリア（後述）が
設定されるフロッピィディスク装置２６が接続されてい
る。また、内部バスには、専用回線を介してセンタと交
信を行うための伝送制御部２０が接続されている。

第４図ｃＡ）は前記ＲＡＭ　１０　ｂの部分構成図であ
る。エリアＭｌ（以下ｒエリアＭ　ｉ　Ｊを’Ｍｉ４と
いう。）はオフライン取引フラグである。回線異常等で
センタと交信することができない場合、このＡＴＭはオ
フラインで取引を処理するが、このオフライン取引フラ
グはこのようなオフライン取引処理があったことを記憶
するためのフラグである。このフラグはオフライン取引
の取引データがセンタに送信されたときリセットされる
。

同図（Ｂｌは前記フロンビイディスク装置２６に挿入さ
れるフロッピィディスクの部分構成図である。Ｍ２はオ
フライン取引記憶エリアである。このエリアに記憶され
る内容は支店番号、預金口座番号、取引種別２入出金額
等から構成される。これらのデータはセンタとの回線が
正常に接続された状態で取引が処理されるとき、センタ
へ送信される電文を構成するデータと同一のものである
。すなわち、オフライン取引時には取引データを電文と
して構成する代わりにこのエリアに記憶する。

このエリアは複数性の取引内容が記憶できるように複数
エリア設定されている。このエリアの記憶内容は回線が
復旧したときセンタに伝送され、その後クリアされる。

第１図は上記ＡＴＭの動作を示すフローチャートである
。ステップｎｌ（以下、’ｎｉ」を「ｎｉ」という、）
で前記オフライン取引フラグ（Ｍｌ）がセットされてい
るか否かを判断する。このフラグがセットされていれば
、オフライン取引記憶エリア（Ｍ２）内にオフライン取
引の取引データが記憶されているため、アイドルルーチ
ン（ｎｌおよびｎ８）中にこの取引データをセンタに送
信するためにセンタを呼び出す（ｎ２）。この呼び出し
でセンタと回線が接続されれば（ｎ３）、ｎ４に進みオ
フライン取引データをセンタに送信する。この送信に対
してセンタからファイル更新完了の返信を受信すれば（
ｎ５）、前記オフライン取引記憶エリア（Ｍ２）をクリ
アし１、前記オフライン取引フラグ（Ｍｌ）をリセット
したのち（ｎｌ）、前記アイドルルーチンに戻る。

一方、前記ｎ３でセンタとの回線が接続できなかった場
合には、まだ回線が復旧していないため、入金取引のみ
受け付けるモードにして（ｎ３１）前記アイドルルーチ
ンに戻る。

ｎ８では前記ＣＲＴ５に表示される取引のいずれかが押
下されたか否かを判断する。キー押下がなければｎｌに
戻ってアイドルルーチンを繰り返す。取引キーが押下さ
れればｎ９に進み、カード挿入口３へのカード挿入を受
け付ける。カードが挿入された７ｉＣＲＴ５にテンキー
を表示して暗証番号の入力を受け付ける（ｎｌＯ）。入
力された暗証番号と挿入されたカードに記憶されていた
暗証番号との位置を判定し、一致していればｎｉｌの判
断でｎ１２に進む。不一致であればｎ１４に進み取引が
不可である旨をＣＲＴ５に表示したのちカードを排出し
て（ｎ１５）、前記アイドルルーチンに戻る。

ｎ１２ではＣＲＴ５に表示され°Ｃいるテンキーから入
出金額（取引金額）の入力を受け付け（ｎ１２）、この
入力ののち伝送制御部２０を駆動してセンタを呼び出す
（ｎ１３）。この呼出の結果センタと回線が接続されれ
ば（ｎ１６）ｎ１７に進む。ｎｌ？では取引データを含
む電文をセンタに対して送信する。この電文に対して預
金口座ファイル更新完了の返信を受イεすれば（ｎ１８
）、現金の放出や受入等の入出金処理を行い（ｎ１９）
、取引伝票を印字して放出しくｎ２０）、カードを排出
して（ｎ２１）、前記アイドルルーチンに戻る。

一方、ｎ１６で回線が接続されなかった場合又は交信途
中に回線がダウンした場合には、ｎ２２でこの取引が出
金取引であるか否かを判断する。

出金取引であれば引き出しの要求金額が上限額（この上
限額は係員によって予め設定されている。

）以下であるか否かを判断しくｎ２３）、上限額を越え
ていればｎ２９に進んで回線異常で取引が不可である旨
の表示を行い（ｎ２９）、カードを排出して（ｎ３０）
、前記アイドルルーチンに戻る。

出金取引の支払要求金額が上限額以下である場合および
入金取引であった場合にはｎ２４に進みセンタと回線を
接続しないままこの入出金処理を行う（ｎ２４）。伝票
にオフライン取引である旨の印字を行って放出しくｎ２
５）、この取引データを前記オフライン取引データ記ｔ
αエリアに記憶しくｎ２６）、オフライン取引フラグを
セットして（ｎ２７）、カードを排出する（ｎ２８）。

この後前記アイドルルーチンに戻る。

ｎ２４．ｎ２５がこの発明のオフライン取引処理手段に
対応し、前記オフライン取引記憶エリア（Ｍ２）および
ｎ２６がこの発明のオフライン記憶手段に対応する。

このようにこのＡＴＭによれば、回線異常等のためにセ
ンタと交信できない場合であっても、オフラインで取引
を処理することができ装置のダウンを少なくすることが
できる。また、このようなオフラインの取引があった場
合にはアイドルルーチン中にセンタを呼び出してオフラ
インの取引データをセンタに送信するようにしているた
め、装置の稼動効率を低下させることがない。−また、
出金取引の場合には設定された上限額を越える出金取引
をオフラインでは行わないようにしているため、万一の
不正なまたは誤った取引を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるＡＴＭの動作を示すフ
ローチャート、第２図は上記ＡＴＭＯ外観図、第３図は
上記ＡＴＭの制御部のブロック図、第４図囚は上記ＡＴ
Ｍの主制御部のＲＡＭの部分構成図、同図（Ｂ）は上記
ＡＴＭ内に装着されるフロッピィディスクの部分構成図
である。 ２６−フロッピィディスク装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）顧客を認証するとともに取引の入出金額を受け付
   け、預金口座ファイルを有するセンタと回線を接続し、
   受け付けた入出金額を含む取引データで前記預金口座フ
   ァイルを更新したのち、受け付けた金額の入出金処理を
   行う自動取引処理装置において、 前記センタとの交信中に回線に異常が発生したとき、前
   記入出金処理動作を前記センタとの交信なしで行うオフ
   ライン取引処理手段と、このオフライン取引処理手段の
   取引データを記憶するオフライン取引記憶手段と、を設
   けたことを特徴とする自動取引処理装置。