JP2941105B2 - 熱記録方法 - Google Patents
熱記録方法Info
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- JP2941105B2 JP2941105B2 JP3324843A JP32484391A JP2941105B2 JP 2941105 B2 JP2941105 B2 JP 2941105B2 JP 3324843 A JP3324843 A JP 3324843A JP 32484391 A JP32484391 A JP 32484391A JP 2941105 B2 JP2941105 B2 JP 2941105B2
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- Japan
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- pulse
- platen
- pulse motor
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクドットの長さを
変えて階調を表現する熱記録方法に関し、更に詳しくは
高階調の中間調画像を記録するための熱記録方法に関す
る。
変えて階調を表現する熱記録方法に関し、更に詳しくは
高階調の中間調画像を記録するための熱記録方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】熱記録プリンタには、インクフイルムを
加熱してインクを記録紙に転写する熱転写記録タイプ
と、感熱記録紙を加熱して発色させる感熱記録タイプと
がある。例えば、熱転写記録タイプのプリンタとして
は、記録紙を支持して副走査方向に回転可能なプラテン
と、このプラテンを回転させるためのパルスモータと、
記録紙にインクフイルムを密着させた状態でインクフイ
ルムを給送するインクフイルム送り機構と、プラテンに
対面して配置され、インクフイルムの背後を加熱するサ
ーマルヘッドとから構成されている。このサーマルヘッ
ドは、主走査方向にライン状に配列された複数の発熱素
子を備えている。
加熱してインクを記録紙に転写する熱転写記録タイプ
と、感熱記録紙を加熱して発色させる感熱記録タイプと
がある。例えば、熱転写記録タイプのプリンタとして
は、記録紙を支持して副走査方向に回転可能なプラテン
と、このプラテンを回転させるためのパルスモータと、
記録紙にインクフイルムを密着させた状態でインクフイ
ルムを給送するインクフイルム送り機構と、プラテンに
対面して配置され、インクフイルムの背後を加熱するサ
ーマルヘッドとから構成されている。このサーマルヘッ
ドは、主走査方向にライン状に配列された複数の発熱素
子を備えている。
【０００３】１個の画素を複数のサブラインで構成し、
各サブラインにインクドットを順番に記録し、それによ
り１画素内でのインクドットの長さを変えて階調を表現
する熱記録方法が提案されている。また、高階調を表現
するために、パルスモータの１ステップ当りのプラテン
外周面の移動量（単位移動量）を、発熱素子の副走査方
向の長さよりも狭くし、パルスモータが１ステップ回転
する毎に、発熱素子を１回通電するようにした熱記録方
法も提案されている（特願平２ー１２４４７４号）。
各サブラインにインクドットを順番に記録し、それによ
り１画素内でのインクドットの長さを変えて階調を表現
する熱記録方法が提案されている。また、高階調を表現
するために、パルスモータの１ステップ当りのプラテン
外周面の移動量（単位移動量）を、発熱素子の副走査方
向の長さよりも狭くし、パルスモータが１ステップ回転
する毎に、発熱素子を１回通電するようにした熱記録方
法も提案されている（特願平２ー１２４４７４号）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した熱記録方法で
は、階調数を更に高める場合には、サブラインの幅を狭
くして、１個の画素を構成するサブラインの本数を増や
せばよい。この場合には、単位移動量をできるだけ小さ
くするために、プラテンの駆動系を改良することが必要
となる。例えば、減速比の大きな減速機構を用いたり、
あるいはステップ角が小さくかつトルクの大きなパルス
モータを用いなければならない。しかし、いずれの場合
も、プラテン駆動系が大型となり、コストがかかるとい
う問題が生じる。
は、階調数を更に高める場合には、サブラインの幅を狭
くして、１個の画素を構成するサブラインの本数を増や
せばよい。この場合には、単位移動量をできるだけ小さ
くするために、プラテンの駆動系を改良することが必要
となる。例えば、減速比の大きな減速機構を用いたり、
あるいはステップ角が小さくかつトルクの大きなパルス
モータを用いなければならない。しかし、いずれの場合
も、プラテン駆動系が大型となり、コストがかかるとい
う問題が生じる。
【０００５】本発明は、プラテン駆動系を改良すること
なく、高階調を表現することができるようにした熱記録
方法を提供することを目的とするものである。
なく、高階調を表現することができるようにした熱記録
方法を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載した発明では、ギヤを含み緩衝効果
を持った減速機構を介してパルスモータの回転をプラテ
ンに伝達させて、前記プラテンを連続回転させ、前記パ
ルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１画素を記録
するとともに、パルスモータの１搬送パルスによる１ス
テップサイクルの間に、階調表現のために複数個のパル
スを発熱素子に与えて発熱素子を複数回通電するように
したものである。
に、請求項１に記載した発明では、ギヤを含み緩衝効果
を持った減速機構を介してパルスモータの回転をプラテ
ンに伝達させて、前記プラテンを連続回転させ、前記パ
ルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１画素を記録
するとともに、パルスモータの１搬送パルスによる１ス
テップサイクルの間に、階調表現のために複数個のパル
スを発熱素子に与えて発熱素子を複数回通電するように
したものである。
【０００７】請求項２に記載した発明では、回転伝達系
にベルトを含む減速機構を介して、パルスモータの回転
をプラテンに伝達させて、前記プラテンを連続回転さ
せ、前記パルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１
画素を記録するとともに、パルスモータの１搬送パルス
による１ステップサイクルの間に、階調表現のために複
数個のパルスを発熱素子に与えて発熱素子を複数回通電
するようにしたものである。
にベルトを含む減速機構を介して、パルスモータの回転
をプラテンに伝達させて、前記プラテンを連続回転さ
せ、前記パルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１
画素を記録するとともに、パルスモータの１搬送パルス
による１ステップサイクルの間に、階調表現のために複
数個のパルスを発熱素子に与えて発熱素子を複数回通電
するようにしたものである。
【０００８】
【実施例】図２は、本発明を実施する溶融型熱転写プリ
ンタを示すものである。コントローラ１０は、ドライバ
１１を介してパルスモータ１２を回転させる。このパル
スモータ１２の出力軸には歯付きプーリ１３が固定され
ており、タイミングベルト（歯付きベルト）１４を介し
て歯付きプーリ１５にパルスモータ１２の回転が伝達さ
れる。この歯付きプーリ１５には、径が小さい歯付きプ
ーリ１６が一体に設けられている。この歯付きプーリ１
６の回転は、タイミングベルト１７を介して歯付きプー
リ１８に伝達される。この歯付きプーリ１８は、プラテ
ン１９の側面に固定されているため、パルスモータ１２
によってプラテン１９が副走査方向に回転される。
ンタを示すものである。コントローラ１０は、ドライバ
１１を介してパルスモータ１２を回転させる。このパル
スモータ１２の出力軸には歯付きプーリ１３が固定され
ており、タイミングベルト（歯付きベルト）１４を介し
て歯付きプーリ１５にパルスモータ１２の回転が伝達さ
れる。この歯付きプーリ１５には、径が小さい歯付きプ
ーリ１６が一体に設けられている。この歯付きプーリ１
６の回転は、タイミングベルト１７を介して歯付きプー
リ１８に伝達される。この歯付きプーリ１８は、プラテ
ン１９の側面に固定されているため、パルスモータ１２
によってプラテン１９が副走査方向に回転される。
【０００９】記録紙２２とインクフイルム２３とは、重
なった状態でプラテン１９に支持されている。これらの
記録紙２２とインクフイルム２３とは、ガイドローラ２
４，２５によって、プラテン１９の外周の一部に密着す
るように押圧されており、プラテン１９の回転によっ
て、記録紙２２とインクフイルム２３とが一緒に矢線で
示す副走査方向に移動する。これらのガイドローラ２
４，２５の間に、サーマルヘッド２６が配置され、イン
クフイルム２３を背後から加熱する。このサーマルヘッ
ド２６には、複数の発熱素子が主走査方向に一列に配置
されている。
なった状態でプラテン１９に支持されている。これらの
記録紙２２とインクフイルム２３とは、ガイドローラ２
４，２５によって、プラテン１９の外周の一部に密着す
るように押圧されており、プラテン１９の回転によっ
て、記録紙２２とインクフイルム２３とが一緒に矢線で
示す副走査方向に移動する。これらのガイドローラ２
４，２５の間に、サーマルヘッド２６が配置され、イン
クフイルム２３を背後から加熱する。このサーマルヘッ
ド２６には、複数の発熱素子が主走査方向に一列に配置
されている。
【００１０】階調パルス発生回路２８は、画素の画像デ
ータに応じた個数の駆動パルスを発生し、これをヘッド
駆動回路２９を介してサーマルヘッド２６に送る。階調
数がＮの場合には、記録紙２２とインクフイルム２３と
が１画素分移動する間に、最大濃度の画素では、Ｎ個の
駆動パルスが発熱素子に供給され、Ｎ本のサブラインに
インクドットを記録する。
ータに応じた個数の駆動パルスを発生し、これをヘッド
駆動回路２９を介してサーマルヘッド２６に送る。階調
数がＮの場合には、記録紙２２とインクフイルム２３と
が１画素分移動する間に、最大濃度の画素では、Ｎ個の
駆動パルスが発熱素子に供給され、Ｎ本のサブラインに
インクドットを記録する。
【００１１】前記歯付きプーリ１３，１５，１６，１８
の歯数としては、例えば、２０，８６，２０，１０５で
あり、減速比は、（２０／８６）×（２０／１０５）＝
４００／９０３０となる。パルスモータ１２が１個の搬
送パルスによって回転する角度（ステップ角）が０．１
８度で、プラテン１９の直径が４８ｍｍの場合には、パ
ルスモータ１２の１ステップ当りのプラテン外周面の移
動量（単位移動量）が３．３μｍとなる。
の歯数としては、例えば、２０，８６，２０，１０５で
あり、減速比は、（２０／８６）×（２０／１０５）＝
４００／９０３０となる。パルスモータ１２が１個の搬
送パルスによって回転する角度（ステップ角）が０．１
８度で、プラテン１９の直径が４８ｍｍの場合には、パ
ルスモータ１２の１ステップ当りのプラテン外周面の移
動量（単位移動量）が３．３μｍとなる。
【００１２】従来の熱記録では、パルスモータ１２に１
個の搬送パルスを供給する毎に、発熱素子に１個の駆動
パルスを供給している。もし、階調数を２倍にするに
は、単位移動量を約１．６μｍにしなければならず、こ
れは減速比の大きな減速機構やトルクの大きな大型のパ
ルスモータを必要とする。
個の搬送パルスを供給する毎に、発熱素子に１個の駆動
パルスを供給している。もし、階調数を２倍にするに
は、単位移動量を約１．６μｍにしなければならず、こ
れは減速比の大きな減速機構やトルクの大きな大型のパ
ルスモータを必要とする。
【００１３】本発明者は、図２に示すプラテン駆動系に
おいて、プラテン１９の動きを非接触変位計で測定し
た。プラテン１９を間欠回転させるために、一定周期の
搬送パルスをパルスモータ１２に供給した場合に、プラ
テン１９が間欠回転せずに、連続的に移動することが確
認された。これは、搬送パルスの周期が短く、かつ単位
移動量が小さいため、タイミングベルトの緩衝効果によ
って、パルスモータ１２の不連続な動きが連続的に動き
に変換されているものと推測される。そこで、本発明
は、緩衝効果を利用して、パルスモータ１２の１ステッ
プサイクルの間で、発熱素子を複数回駆動することによ
って、階調数を大幅に高めたものである。
おいて、プラテン１９の動きを非接触変位計で測定し
た。プラテン１９を間欠回転させるために、一定周期の
搬送パルスをパルスモータ１２に供給した場合に、プラ
テン１９が間欠回転せずに、連続的に移動することが確
認された。これは、搬送パルスの周期が短く、かつ単位
移動量が小さいため、タイミングベルトの緩衝効果によ
って、パルスモータ１２の不連続な動きが連続的に動き
に変換されているものと推測される。そこで、本発明
は、緩衝効果を利用して、パルスモータ１２の１ステッ
プサイクルの間で、発熱素子を複数回駆動することによ
って、階調数を大幅に高めたものである。
【００１４】次に、上記プリンタによる熱記録につい
て、図１を参照して説明する。コントローラ１０は、周
期Ｔ（例えば０．５ｍｓ）の搬送パルスをドライバ１１
に送って、パルスモータ１２をステップ回転させる。こ
のパルスモータ１２の回転は、減速機構を構成するタイ
ミングベルト１４，１７を介してプラテン１９に伝達さ
れ、１個の搬送パルスに対して、プラテン外周面が単位
移動量Ｄ（例えば３．３μｍ）移動する。この移動は、
図１に示すように、連続的に行われる。
て、図１を参照して説明する。コントローラ１０は、周
期Ｔ（例えば０．５ｍｓ）の搬送パルスをドライバ１１
に送って、パルスモータ１２をステップ回転させる。こ
のパルスモータ１２の回転は、減速機構を構成するタイ
ミングベルト１４，１７を介してプラテン１９に伝達さ
れ、１個の搬送パルスに対して、プラテン外周面が単位
移動量Ｄ（例えば３．３μｍ）移動する。この移動は、
図１に示すように、連続的に行われる。
【００１５】前記プラテン１９の回転によって、記録紙
２２とインクフイルム２３とが密着した状態で、矢線で
示す副走査方向に移動する。この移動中に、駆動パルス
発生回路２８は、画素の画像データに応じた個数の駆動
パルスを発生し、ヘッド駆動回路２９を介してサーマル
ヘッド２６の発熱素子２６ａに供給する。この駆動パル
ス発生回路２８は、１個の搬送パルスに対してサーマル
ヘッド２６の発熱素子２６ａが２回発熱するように、周
期Ｔ／２の駆動パルスを発生する。発熱素子２６ａは、
主走査方向Ｍの長さがＬ（例えば１６０μｍ）、副走査
方向Ｓの長さがＷ（例えば３０μｍ）である。各発熱素
子２６ａが通電されると、インクフイルム２３が背後か
ら加熱され、溶融又は軟化したインクが記録紙２２に転
写される。
２２とインクフイルム２３とが密着した状態で、矢線で
示す副走査方向に移動する。この移動中に、駆動パルス
発生回路２８は、画素の画像データに応じた個数の駆動
パルスを発生し、ヘッド駆動回路２９を介してサーマル
ヘッド２６の発熱素子２６ａに供給する。この駆動パル
ス発生回路２８は、１個の搬送パルスに対してサーマル
ヘッド２６の発熱素子２６ａが２回発熱するように、周
期Ｔ／２の駆動パルスを発生する。発熱素子２６ａは、
主走査方向Ｍの長さがＬ（例えば１６０μｍ）、副走査
方向Ｓの長さがＷ（例えば３０μｍ）である。各発熱素
子２６ａが通電されると、インクフイルム２３が背後か
ら加熱され、溶融又は軟化したインクが記録紙２２に転
写される。
【００１６】前記発熱素子２６ａに第１番目の駆動パル
スが供給されると、第１番目のサブラインに、ハッチン
グで示すインクドットが記録される。この第１番目のサ
ブラインは、主走査方向Ｍの長さがＬであり、副走査方
向Ｓの長さがほぼＷである。第２番目の駆動パルスが供
給されると、第２番目のサブラインにインクドットが記
録される。この第２番目のサブラインは、その副走査方
向Ｓの長さがほぼＤ／２である。以下、同様にして、１
画素を構成するＮ本のサブラインにインクドットを記録
する。駆動パルスの個数に応じて、１画素内に記録され
るインクドットの副走査方向Ｓの長さが変わる。
スが供給されると、第１番目のサブラインに、ハッチン
グで示すインクドットが記録される。この第１番目のサ
ブラインは、主走査方向Ｍの長さがＬであり、副走査方
向Ｓの長さがほぼＷである。第２番目の駆動パルスが供
給されると、第２番目のサブラインにインクドットが記
録される。この第２番目のサブラインは、その副走査方
向Ｓの長さがほぼＤ／２である。以下、同様にして、１
画素を構成するＮ本のサブラインにインクドットを記録
する。駆動パルスの個数に応じて、１画素内に記録され
るインクドットの副走査方向Ｓの長さが変わる。
【００１７】前記実施例では、タイミングベルト及び歯
付きプーリから減速機構が構成されているが、適度な緩
衝効果を持った歯車付き減速機構又は伝達機構中に平ベ
ルト，Ｖベルト，スプリングベルト，チェーンベルト等
を持った減速機構を用いても、同様な効果を得ることが
できる。
付きプーリから減速機構が構成されているが、適度な緩
衝効果を持った歯車付き減速機構又は伝達機構中に平ベ
ルト，Ｖベルト，スプリングベルト，チェーンベルト等
を持った減速機構を用いても、同様な効果を得ることが
できる。
【００１８】前記実施例では、搬送パルスの１サイクル
中に、発熱素子を２回通電しているが、３回又は４回等
であってもよく、その回数を増やすことで、更に高い階
調を表現することができる。また、シアン，マゼンタ，
イエローのインクエリアを備えたカラーインクフイルム
を使用するカラープリンタに対しても本発明を利用する
ことができる。更に、溶融型熱転写記録の他に、昇華型
熱転写記録，感熱記録に対しても本発明を適用すること
ができる。
中に、発熱素子を２回通電しているが、３回又は４回等
であってもよく、その回数を増やすことで、更に高い階
調を表現することができる。また、シアン，マゼンタ，
イエローのインクエリアを備えたカラーインクフイルム
を使用するカラープリンタに対しても本発明を利用する
ことができる。更に、溶融型熱転写記録の他に、昇華型
熱転写記録，感熱記録に対しても本発明を適用すること
ができる。
【００１９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、緩衝効果を持ったギヤ減速機構又はベルト減速機
構により、パルスモータの回転をプラテンに伝達させ
て、プラテンを連続回転させ、この連続回転において、
パルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１画素を記
録するとともに、パルスモータの１搬送パルスによる１
ステップサイクルの間に、階調表現のために複数個のパ
ルスを発熱素子に与えるから、減速比の大きな減速機構
やトルクの大きな大型のパルスモータを用いることな
く、面積階調による階調数を上げることができる。した
がって、装置の大型化や、コストアップを抑えつつ、簡
単に高階調を表現することができる。
れば、緩衝効果を持ったギヤ減速機構又はベルト減速機
構により、パルスモータの回転をプラテンに伝達させ
て、プラテンを連続回転させ、この連続回転において、
パルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１画素を記
録するとともに、パルスモータの１搬送パルスによる１
ステップサイクルの間に、階調表現のために複数個のパ
ルスを発熱素子に与えるから、減速比の大きな減速機構
やトルクの大きな大型のパルスモータを用いることな
く、面積階調による階調数を上げることができる。した
がって、装置の大型化や、コストアップを抑えつつ、簡
単に高階調を表現することができる。
【図１】本発明の熱記録方法を示す説明図である。
【図２】本発明を実施するプリンタの概略図である。
１２ パルスモータ １３，１５，１６，１８ 歯付きプーリ １４，１７ タイミングベルト １９ プラテン ２２ 記録紙 ２３ インクフイルム ２６ サーマルヘッド ２６ 発熱素子
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
サーマルヘッドを用い、プラテンに支持された記録紙を
副走査方向に移動しながら、画素内に記録されるインク
ドットの副走査方向における長さを変えて高階調を表現
する熱記録方法において、 ギヤを含み緩衝効果を持った減速機構を介してパルスモ
ータの回転をプラテンに伝達させて、前記プラテンを連
続回転させ、 前記パルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１画素
を記録するとともに、パルスモータの１搬送パルスによ
る１ステップサイクルの間に、階調表現のために複数個
のパルスを発熱素子に与えて発熱素子を複数回通電する
ことを特徴とする熱記録方法。 - 【請求項２】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
サーマルヘッドを用い、プラテンに支持された記録紙を
副走査方向に移動しながら、画素内に記録されるインク
ドットの副走査方向における長さを変えて高階調を表現
する熱記録方法において、 回転伝達系にベルトを含む減速機構を介して、パルスモ
ータの回転をプラテンに伝達させて、前記プラテンを連
続回転させ、 前記パルスモータに多数個の搬送パルスを与えて１画素
を記録するとともに、パルスモータの１搬送パルスによ
る１ステップサイクルの間に、階調表現のために複数個
のパルスを発熱素子に与えて発熱素子を複数回通電する
ことを特徴とする熱記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3324843A JP2941105B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 熱記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3324843A JP2941105B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 熱記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155058A JPH05155058A (ja) | 1993-06-22 |
| JP2941105B2 true JP2941105B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=18170293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3324843A Expired - Fee Related JP2941105B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 熱記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2941105B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3574160B2 (ja) * | 1993-10-06 | 2004-10-06 | 富士写真フイルム株式会社 | シリアルサーマルプリント方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2792031B2 (ja) * | 1988-04-30 | 1998-08-27 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタの紙送り装置 |
| JPH03221468A (ja) * | 1990-01-27 | 1991-09-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 溶融型熱転写記録方法 |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP3324843A patent/JP2941105B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05155058A (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |