JP2938707B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2938707B2 JP8589193A JP8589193A JP2938707B2 JP 2938707 B2 JP2938707 B2 JP 2938707B2 JP 8589193 A JP8589193 A JP 8589193A JP 8589193 A JP8589193 A JP 8589193A JP 2938707 B2 JP2938707 B2 JP 2938707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のターミナル機を
データ通信回線で接続してなる商品販売登録データ処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12において、複数(例えば、5つ)
のターミナル機10A〜10Eはデータ通信回線1で接
続され、相互にデータ通信可能である。また、データ通
信回線1を介し、各種データの設定機能や回収機能を有
するホストコンピュータに接続されている場合も多い。
【0003】ここに、各ターミナル機10を用いての商
品販売登録業務は、次のようにして行われる。キャッシ
ャーは顧客買上商品に係る商品コードをスキャナ乃至キ
ーボードを用いて入力する。すると、CPUは商品デー
タファイルを検索して商品コードに対応する商品データ
(品名,単価等)を読取り、登録ファイルに商品登録す
る。これと同時的に、表示器へその内容を表示するとと
もにレシート用紙およびジャーナル用紙に印字する。こ
の入力操作は顧客買上商品の全てについて実行され、一
連の入力操作が終了したところで小計キーを押下操作す
る。すると、合計金額等が求められ、これらもレシート
用紙に印字される。その後に、預り/現計キーを押下操
作することにより釣銭等が算出され、開放されたドロワ
を用いて金銭授受を含む精算が行われレシートが発行さ
れる。
【0004】また、1日の商品販売業務が終ると、精算
処理を行う。この精算処理は、登録ファイルに記憶され
ている全ての登録データをプリンタを用いて印字したレ
ポートを発行し、その後に登録データを抹消して登録フ
ァイルをクリアする処理である。また、例えば、宅配便
の取扱機能を有するターミナル機10の場合は、集荷時
に登録データの一部である宅配便取扱データについて精
算処理するものとされている。
【0005】このように商品販売登録業務を迅速かつ正
確に行えることから、各種店舗等で広く利用されてい
る。また、精算処理によるレポートを吟味すれば、貴重
な経営資料が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる商品
販売登録データ処理装置(10A〜10E)の運用の実
際を考察するに、商品販売登録業務はキャッシャーが担
当するターミナル機10において接客しつつ行われる。
したがって、データ通信回線1で接続されたターミナル
機10の台数が多い程、店内繁忙時の販売業務を円滑に
行えかつ顧客サービスも向上する。しかも、店内閑散時
には客通りの少ない場所に配設されたターミナル機10
を休止させればよいから、無駄がない。
【0007】すなわち、業務能率の向上,係員の有効活
用および休息確保等の点からすれば、ターミナル機10
の稼働台数は最小限としたい。したがって、閉店時に近
づくにつれて休止ターミナル機10の台数が多くなる。
しかるに、従来は、商品販売業務と同様に、例えば宅配
便取扱データの精算処理も担当キャッシャーが担当ター
ミナル機10において個別的に行うものとされているか
ら、各キャッシャーは精算処理まで待機していなければ
ならないので非能率である。また、当該ターミナル機1
0が休止状態にあると、その精算処理ができないという
問題が生ずる。
【0008】また、マネージャーが各ターミナル機10
についての精算処理を行う場合でも、マネージャーが次
々に渡り歩いて実行しなければならないから多くの手間
と時間が掛り、商品販売業務に比較して非常に能率が悪
い。
【0009】本発明の目的は、任意のターミナル機にお
いて他のターミナル機の稼働・休止等に拘わらずどのタ
ーミナル機についてもかつ何時でもその精算処理および
仮精算処理が行える商品販売登録データ処理装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ターミナル機
ごとに商品販売登録業務を行いかつその精算処理を行う
といういわば慣行的な技術的考え方に対し、これを打破
して任意のターミナル機において任意または全部の各タ
ーミナル機の精算処理を行えるように構成し、本装置全
体として能率向上を図るという考え方を導入することに
より創成されたものである。
【0011】すなわち、請求項1の発明に係る商品販売
登録データ処理装置は、登録ファイルに記憶された登録
データの一部または全部を印字して精算レポートを発行
するとともにこの精算レポート発行対象とされた登録デ
ータをクリアする精算処理機能を具備する複数のターミ
ナル機をデータ通信回線で接続してなる商品販売登録デ
ータ処理装置において、前記各ターミナル機を自機内登
録データを記憶可能に形成するとともに登録データバッ
クアップ送信制御手段によって全ての他機へその登録デ
ータをバックアップ送信可能かつ各他機から受信した他
機登録データをバックアップ登録データ記憶手段によっ
て他機毎に記憶に形成し、前記各ターミナル機に、他機
を選択指定する選択指定手段と,選択指定した他機にそ
の登録データを送信するように要求する個別登録データ
送信要求制御手段と,選択指定された他機から他機登録
データを受信した場合その受信した他機登録データを印
字した精算レポートを発行するとともに選択指定された
他機から他機登録データを受信しなかった場合該バック
アップ登録データ記憶手段によって自機内に記憶されて
いる当該選択指定他機の他機登録データを印字した仮精
算レポートを発行する他機用精算レポート発行制御手段
と,送信要求に応えて他機登録データを受信できた当該
他機へクリア信号を送信するクリア信号送信制御手段と
を設け、かつ送信要求元の他機へ自機内登録データを送
信する自機内登録データ送信制御手段と,送信要求元の
他機から受信したクリア信号に基づき自機内登録データ
をクリアするクリア制御手段とを設け、各ターミナル機
において他機の精算処理を実行可能に構成したことを特
徴とする。
【0012】また、請求項2の発明に係る商品販売登録
データ処理装置は、登録ファイルに記憶された登録デー
タの一部または全部を印字して精算レポートを発行する
とともにこの精算レポート発行対象とされた登録データ
をクリアする精算処理機能を具備する複数のターミナル
機をデータ通信回線で接続してなる商品販売登録データ
処理装置において、前記各ターミナル機を自機内登録デ
ータを記憶可能に形成するとともに登録データバックア
ップ送信制御手段によって全ての他機へその登録データ
をバックアップ送信可能かつ各他機から受信した他機登
録データをバックアップ登録データ記憶手段によって他
機毎に記憶に形成し、前記各ターミナル機に、全ての他
機へその登録データを送信するように要求する登録デー
タ送信要求制御手段と,各他機から他機登録データを受
信した場合各他機から受信した他機登録データを一括印
字した精算レポートを発行するとともに該登録データ送
信要求制御手段による送信要求に応えて他機から他機登
録データを受信しなかった場合該バックアップ登録デー
タ記憶手段によって自機内に記憶されている当該各他機
の他機登録データを一括印字した仮精算レポートを発行
する一括精算レポート発行制御手段と,送信要求に応え
て他機登録データを受信できた全ての他機へクリア信号
を送信するクリア信号送信制御手段とを設け、かつ送信
要求元の他機へ自機内登録データを送信する自機内登録
データ送信制御手段と,送信要求元の他機から受信した
クリア信号に基づき自機内登録データをクリアするクリ
ア制御手段とを設け、各ターミナル機において全てのタ
ーミナル機の精算処理を一括して実行可能に構成したこ
とを特徴とする。
【0013】さらに、請求項3の発明に係る商品販売登
録データ処理装置は、前記各ターミナル機に、他機から
他機登録データが受信できない場合に当該他機について
の精算処理が失敗の旨を出力する精算失敗出力制御手段
を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成による請求項1の発明の場合には、各
ターミナル機は自機内登録データを記憶するとともに、
当該各ターミナルの登録データバックアップ送信制御手
段が自機を除く各他機へ当該登録データをバックアップ
送信する。当該各他機では、バックアップ登録データ記
憶手段が、受信した他機登録データを他機毎に記憶す
る。
【0015】ここで、あるターミナル機において、その
選択指定手段を用いて他機を選択指定する。すると、個
別登録データ送信要求制御手段が、当該選択指定他機に
その登録データを送信するように要求する。この要求を
受けた他機の自機内登録データ送信制御手段は、送信要
求元へ自機内登録データを送信する。
【0016】かくして、送信要求元のターミナル機内の
他機用精算レポート発行制御手段は、選択指定した他機
から受信した他機登録データを用いて精算レポートを発
行するとともに、クリア信号送信制御手段が他機登録デ
ータを受信できた他機へクリア信号を送信する。このク
リア信号を受信した他機内のクリア制御手段は、自機内
登録データをクリアする。
【0017】しかし、選択指定かつ送信要求した他機か
ら当該他機登録データを受信できない場合には、他機用
精算レポート発行制御手段は、バックアップ登録データ
記憶手段によって自機内に記憶されている当該選択指定
他機の他機登録データを印字した仮精算レポートを発行
する。この場合、クリア信号は当該選択指定他機へ送信
されない。
【0018】以上により、あるターミナル機で他機を選
択指定する操作のみを行えば任意の他機についての精算
処理を行え、かつ例えば通信不調等により他機登録デー
タを受信できなかった他機については、当該他機の登録
データ更新時に自機内にバックアップ記憶された登録デ
ータを利用して当該他機についての仮精算処理を行え
る。もとより、各自機の精算処理は従来通りに行える。
【0019】また、請求項2の発明の場合は、各ターミ
ナル機は自機内登録データを記憶するとともに、当該各
ターミナルの登録データバックアップ送信制御手段が自
機を除く各他機へ当該登録データをバックアップ送信す
る。当該各他機では、バックアップ登録データ記憶手段
が、受信した他機登録データを他機毎に記憶する。
【0020】ここに、任意のターミナル機において、登
録データ送信要求制御手段が、全ての他機へその各登録
データを送信するように要求すると、この送信要求を受
けた各他機内の各自機内登録データ送信制御手段が送信
要求元へそれぞれの自機内登録データを送信する。
【0021】かくして、送信要求元のターミナル機の一
括精算レポート発行制御手段が働き、受信した各他機登
録データを一括印字した精算レポートを発行するととも
に、クリア送信制御手段が他機登録データを受信できた
各他機のそれぞれにクリア信号を送信する。このクリア
信号を受信した各他機内のクリア制御手段は、各自機内
登録データをクリアする。
【0022】しかし、送信要求した他機から当該他機登
録データを受信できない場合には、他機用精算レポート
発行制御手段は、バックアップ登録データ記憶手段によ
って自機内に記憶されている当該選択指定他機の他機登
録データを一括印字した仮精算レポートを発行する。こ
の場合も、クリア信号は当該選択指定他機へ送信されな
い。
【0023】よって、あるターミナル機で例えば一括精
算処理宣言操作を行えば、全ての他機つまり自機も含む
全てのターミナル機の精算処理を一括して行えるととも
に、例えば通信不調等により他機登録データを受信でき
なかった他機については、当該他機の登録データ更新時
にバックアップ記憶された登録データを利用して仮精算
処理を一括して行える。もとより、自機の精算処理は従
来通りに行える。
【0024】さらに、請求項3の発明の場合、請求項1
または請求項2の発明において他機へ登録データの要求
をしたのにもかかわらず当該他機から登録データが受信
できなかった場合には精算失敗出力制御手段が働き、精
算失敗の旨を表示や印字により出力する。したがって、
精算済と錯誤することがなくなり、またデータ通信回線
の接続不良等も発見できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。本商品販売登録データ処理装置は、図1に
示す如く、データ通信回線1で接続された一般的な電子
キャッシュレジスタからなる複数(例えば、5つ)のタ
ーミナル機10A〜10Eの各登録ファイル13Fを自
機および他機の登録データを記憶可能に形成するととも
に、登録データバックアップ送信制御手段(11,1
2)とバックアップ登録データ記憶制御手段(11,1
2)とを設けてターミナル機(例えば、10A)が故障
した場合でも他のターミナル機(10B〜10E)にお
いて当該ターミナル機(10A)の登録データをバック
アップ記憶可能に構成し、さらに任意のターミナル機
(例えば、10A)において選択指定したターミナル機
(例えば、10C)についての精算処理等(図3のST
30,ST50)を実行可能かつ他機(例えば10B〜
10E)から登録データが受信できない場合(ST31
のNO,ST41のNO)には自機10A内の登録ファ
イル13Fにバックアップ記憶されている当該各他機登
録データを読出(図3のST34,ST22)して仮精
算処理可能に形成されている。
【0026】また、上記選択指定手段(20S)を用い
て任意のターミナル機10を選択指定してその精算処理
を実行する他、一括精算処理宣言手段(20A)と,上
記他機用精算レポート発行制御手段(11,12)と同
様な一括精算レポート発行制御手段(11,12)とを
設け、任意のターミナル機10で自機を含む全てのター
ミナル機10A〜10Eについての精算処理または仮精
算処理を一括して実行できるように形成されている(図
3のST40〜46、ST50)。
【0027】さらに、精算失敗出力制御手段(11,1
2)を設け、送信要求に対して登録データが送られて来
ない場合には、そのターミナル機10については精算処
理が失敗した旨の出力(ST35,ST45)をするも
のと形成されている。仮精算処理を行ったことを知るこ
とができる。
【0028】まず、電子キャッシュレジスタ(10A)
について図1を参照して説明する。電子キャッシュレジ
スタ(10A)は、CPU11,ROM12,RAM1
3,時計回路14,通信回路19,キーボード20(キ
ーボード回路16),表示器21(表示制御回路1
7),入出力ポート(I/O)18を介して接続された
プリンタ22(プリンタ駆動回路24)およびドロワ2
3(ドロワ開放装置25)等を含み形成され、商品販売
登録業務や自機(10A)についての精算処理等が行え
る。いずれの業務を実行するかは、モードスイッチ15
により切替えられる。
【0029】また、商品販売登録に係る登録データは、
商品登録を行う都度に更新(図2のST10)され、R
AM13の一部記憶エリアから形成された登録ファイル
13Fに記憶される。また、精算レポート発行の際は、
登録ファイル13Fに記憶されている登録データの全部
または宅配便に係る一部を精算テーブル13CLに書込
みして実行するものと形成されている。
【0030】詳しくは、各ターミナル機10A〜10E
の登録ファイル13Fには、図7,図8に示す如く、例
えばターミナル機10Aの場合、自機10Aで商品登録
した登録データを記憶するマスターエリアAMと、他の
ターミナル機10B〜10Eの登録データを記憶する他
機用エリアB〜Eとが設けられている。他のターミナル
機10B〜10Eについても同様である。したがって、
各マスターエリアAM,BM,CM,DM,EMに記憶
されている登録データが、当該ターミナル機10A〜1
0Eで商品登録したデータとして最も新しくかつ正確で
あると理解される。
【0031】ここに、登録データバックアップ送信制御
手段(11,12)によるバックアップ送信機能は、図
2,図7に示す如く、自機(例えば、10A)で登録フ
ァイル13Fを更新(図2のST10)した際に、当該
登録データを各他機10B〜10Eへ送信(ST11)
する機能であり、ROM12に格納されたプログラムに
基づきCPU11が実行する。
【0032】一方、バックアップ登録データ記憶制御手
段(11,12)によるバックアップ記憶制御機能は、
例えばターミナル機10Aに着目すると図8に示すよう
に、各ターミナル機10B〜10Eの登録ファイル13
Fに記憶されている各ターミナル機10A〜10Eにつ
いてのバックアップ用の登録データを、ターミナル機1
0Aに書込み記憶する機能である。この際、同一のター
ミナル機についての最新の登録データが書込みされる。
登録データには時計回路14に基づく時刻データが付記
されているから、経時的に判定される。
【0033】選択指定手段は、精算処理対象とする他機
(10)を選択指定するもので、キーボード20上の選
択指定キー20Sから形成され、そのターミナル番号
(他機No.)を入力するものとして行われる(図3の
ST21)。これに対して、一括精算宣言手段は、キー
ボード20上の一括精算宣言キー20Aから形成され、
このキー20Aを押下操作することにより宣言される
(図3のST20のYES)。
【0034】次に、個別登録データ送信要求制御手段
は、選択指定手段(20S)によって選択指定された他
機(10)にその登録データを送信するように要求する
制御手段で、CPU11,ROM12からなり図3のS
T30で実行される。
【0035】一方、登録データ送信要求制御手段は、一
括精算宣言がなされた場合に全ての他機へその登録デー
タを送信するように要求する制御手段で、これもCPU
11,ROM12から形成され図3のST40で実行さ
れる。
【0036】なお、要求する登録データは、各他機(1
0)の登録ファイル13Fに記憶されているデータのう
ちの一部または全部であり、予め選択される。宅配便の
集荷時には一部の登録データであり、閉店後の精算の場
合は全部である。
【0037】また、一括精算処理を可能とするに備え、
各ターミナル機10A〜10Eの精算テーブル13CL
には、例えばターミナル機10Aについて現す図6,図
7に示したように、ターミナル機10A〜10Eごとに
区分けされた記憶エリア(A〜E)が設けられている。
【0038】また、自機内登録データ送信制御手段は、
送信要求(図3のST30またはST40)があった場
合(図5のST60のYES)に、送信要求元の他機へ
登録ファイル13Fに記憶されていた登録データの全部
または一部を読出して送信させる制御手段で、CPU1
1とROM12とから形成され図5のST62,63で
実行される。なお、ミスマッチを回避させるために、送
信要求(ST60のYES)があると、登録禁止(ST
61)して次の商品登録を禁止するものとされている。
【0039】登録データ受信制御手段は、CPU11,
ROM12からなり選択指定した他機からの登録データ
を受信した場合(図3のST31のYES)には精算テ
ーブル13CLに記憶(ST32)し、受信できなかっ
た場合(ST31のNO)にはその旨をRAM13のワ
ークエリアに一時記憶しておく。
【0040】一方、一括精算宣言により他機から送信さ
れて来た登録データについては、精算テーブル13CL
の図6,図7に示す当該エリアに記憶される(ST4
2)。受信できない場合(ST41のNO)は、RAM
13にその他機No.を記憶して置く(ST44)。な
お、一括精算宣言がなされた場合の送信要求と受信処理
は、他機について順序に行われる(ST46)。
【0041】また、クリア信号送信制御手段は、他機登
録データを受信できた当該他機へクリア信号を送信する
制御手段で、CPU11,ROM12からなり図3のS
T33およびST43で実行される。受信した他機登録
データを精算テーブル13CLに記憶(ST32,4
2)した後に実行される。
【0042】他機用精算レポート発行制御手段は、他機
から受信しかつ精算テーブル13CLに記憶された他機
登録データを印字しその精算レポートを発行する手段
で、CPU11とROM12とから形成され図3のST
50で実行される。すなわち、図1のプリンタ駆動回路
24へ信号を送りプリンタ22を駆動して精算レポート
を発行させる。
【0043】また、一括精算レポート発行制御手段(1
1,12)は、一括精算が宣言された場合(ST20の
YES)に、精算テーブル13CLに記憶されていた全
ての他機登録データを一括印字して精算レポートを発行
(ST50)するもので、実質的には上記他機用精算レ
ポート発行制御手段と同じで、CPU11,ROM12
から形成されている。
【0044】他機用精算レポート発行制御手段(11,
12)および一括精算レポート発行制御手段(11,1
2)は、ST31またはST41で他機登録データを例
えば通信不調等により受信できない場合には、当該各他
機の登録データ更新時に自機内にバックアップ記憶され
た登録データを利用して仮精算処理を行える。
【0045】なお、ST31またはST41で他機登録
データを受信できない場合に働く精算失敗出力制御手段
は、CPU11,ROM12からなり精算失敗の旨を出
力する。この実施例の場合は、表示器21に表示出力
し、かつ仮精算レポート発行の際にプリンタ22を駆動
させて印字出力するものとされている。
【0046】次に、クリア制御手段は、送信要求元の他
機からクリア信号を受信した場合(図5のST64のY
ES)に、自機内登録ファイル13Fに記憶されている
登録データをクリアする制御手段で、CPU11,RO
M12からなり図5のST65で実行される。先のレポ
ート発行とこのクリアが実行されることにより、選択指
定された他機または全ての他機の精算処理が終了する。
【0047】次に、この実施例の作用を説明する。例え
ば、図4に示すターミナル機10Aにおいて、他機(タ
ーミナル機10C)の精算処理を実行する場合について
考える。
【0048】ターミナル機10Aにおいて、図1のモー
ドスイッチ15を精算モードに切替え、選択指定手段
(20S)を用いて他機(10C)のNo.を入力する
(図3のST21のYES)。すると、ターミナル機1
0A内の個別登録データ送信要求制御手段(11,1
2)が働き、他機10Cにその登録データを送信するよ
うに要求する(ST30)。
【0049】この送信要求を受ける(図5のST60の
YES)と、当該他機10Cでは新たな商品登録を禁止
する(ST61)とともに、自機内登録データ送信制御
手段(11,12)が当該登録ファイル13Fから読み
出した登録データを送信要求元(10A)へ図4に示す
如く送信する(ST62,63)。
【0050】この他機登録データを受信(図3のST3
1のYES)した場合、CPU11は自機10A内の精
算テーブル13CLにその他機登録データを記憶する
(ST32)。なお、選択指定されたターミナル機10
Cの自機内登録データ送信制御手段 (11,12)で
送信される登録データはそのマスタエリアCMに記憶さ
れていたものであり、かつターミナル機10Aの精算テ
ーブル13CLには図9に示すように当該エリアCに記
憶される。しかる後に、クリア信号送信制御手段(1
1,12)が働き、当該他機10Cへクリア信号を送信
する(ST33)。
【0051】このクリア信号を受信(図5のST64の
YES)した他機10Cでは、クリア制御手段(11,
12)が働き、登録ファイル13Fに記憶されている当
該登録データの全てまたは一部をクリアする(ST6
5)。他機10C側としては精算処理に係る処理はこの
段階で全て終了する。
【0052】かくして、ターミナル機10A側では、精
算テーブル13CLに記憶されている他機登録データを
用いて精算レポートを作成する(図3のST50)。す
なわち、他機用精算レポート発行制御手段(11,1
2)を形成するCPU11はプリンタ駆動回路24へ信
号を送り、プリンタ22を駆動して精算レポートを発行
させる(ST50)。ここに、選択指定した他機10C
についての精算処理を他機つまりターミナル機10Aで
実行することができる。
【0053】しかし、選択指定かつ送信要求した他機か
ら当該他機登録データを受信できない場合には、他機用
精算レポート発行制御手段(11,12)は、バックア
ップ登録データ記憶手段によって自機内に記憶されてい
る当該選択指定他機(10C)の他機登録データを印字
した仮精算レポートを発行する。
【0054】また、当該他機10Cから登録データが受
信できない場合(図3のST31のNO)は、図9に点
線で示すように自機10Aの登録ファイル13Fの当該
エリアCに記憶されていたバックアップ用の他機登録デ
ータを読み出して記憶する。
【0055】したがって、他機10Cから登録データを
受信できた場合(ST31のYES)は精算レポートが
発行される(ST50)。しかも、受信できない場合
(ST31のNO)でも、精算失敗表示出力(ST3
5)と印字出力(ST50)の他に、自機10A内の登
録ファイル13Fから読み出した当該他機10Cのバッ
クアップ用登録データが印字される。つまり、仮精算処
理(ST50)がなされる。一応の仮精算とされるが、
ほとんどの場合、正規の精算と取扱ってもよい。
【0056】なお、選択指定した他機10Cからその登
録データを受信できない場合(ST31のNO)には、
精算失敗出力制御手段(11,12)が働き、その旨を
表示器21へ表示出力しかつ仮精算レポート発行の際に
印字出力する(ST35,50)。この出力によりデー
タ通信回線1の断線等の不具合を発見できる。この場合
は、ターミナル機10Cにおいて常法により精算処理す
ればよい。
【0057】次に、ターミナル機10Aにおいて自機1
0Aを含む全てのターミナル機10A〜10Eについて
の精算処理を一括して行う場合を説明する。
【0058】この場合は、一括精算宣言手段(20A)
によりその宣言を行う(図3のST20のYES)。す
ると、ターミナル機10A内の登録データ送信要求制御
手段(11,12)が働き、他機10B〜10Eにその
登録データを送信すべき要求をする(ST40)。自機
10Aについても要求する。
【0059】自機10Aおよび他機10B〜10Eは、
送信要求を受ける(図5のST60のYES)と登録を
禁止(ST61)し、各自機内登録データ送信制御手段
(11,12)が各登録ファイル13Fに記憶されてい
た登録データを読み出しかつデータ通信回線1を通して
ターミナル機10Aへ送信する(ST62,63)。
【0060】したがって、ターミナル機10Aでは、そ
れを順次に図6に示す精算テーブル13CLの各当該エ
リア(A〜E)に記憶する(ST42)。この記憶が終
ると、クリア信号送信制御手段(11,12)によって
各ターミナル機10A〜10Eにクリア信号を送信する
(ST43)。このクリア信号を受信(図5のST64
のYES)した各ターミナル機10A〜10Eでは、各
登録ファイル13Fをクリアする(ST65)。
【0061】ここにおいて、一括精算レポート発行制御
手段(11,12)は、精算テーブル13CLに記憶さ
れている各登録データを1枚の用紙上に一括印字した精
算レポートを発行する(ST50)。
【0062】なお、他機登録データを受信できなかった
他機については、その他機No.がRAM13のワーク
エリアに一時記憶(ST44)され、その後に、一括精
算レポート発行制御手段(11,12)が、バックアッ
プ登録データ記憶手段(11,12)によって自機内に
記憶されている当該各他機の他機登録データを一括印字
した仮精算レポートを発行する。
【0063】また、精算失敗出力制御手段(11,1
2)によって表示出力(ST45)されかつ印字出力
(ST45)される。
【0064】しかして、この実施例によれば、各ターミ
ナル機10A〜10Eに、他機(例えば、10C)を選
択指定する選択指定手段(20S)と,選択指定した他
機(10C)にその登録データを送信するように要求す
る個別登録データ送信要求制御手段(11,12)と,
選択指定された他機から受信した他機登録データを印字
したレポートを発行する他機用精算レポート発行制御手
段(11,12)と,他機登録データを受信できた当該
他機(10C)へクリア信号を送信するクリア信号送信
制御手段(11,12)とを設け、かつ送信要求元の他
機(例えば、10A)へ自機内登録データを送信する自
機内登録データ送信制御手段(11,12)と,送信要
求元の他機(10A)から受信したクリア信号に基づき
自機内登録データをクリアするクリア制御手段(11,
12)とを設け、各ターミナル機において他機の精算処
理を実行可能に構成されているので、任意のターミナル
機(10A)において任意の他機(10B〜10E)に
ついて精算処理を迅速かつ正確に行える。よって、業務
能率を大幅に向上できる。
【0065】また、各ターミナル機10A〜10Eに、
全ての他機へその登録データを送信するように要求する
登録データ送信要求制御手段(11,12)と,各他機
から受信した他機登録データを一括印字した精算レポー
トを発行する一括精算レポート発行制御手段(11,1
2)と,他機登録データを受信できた全ての他機へクリ
ア信号を送信するクリア信号送信制御手段(11,1
2)とを設け、かつ送信要求元の他機(例えば、10
A)へ自機内登録データを送信する自機内登録データ送
信制御手段(11,12)と,送信要求元の他機(10
A)から受信したクリア信号に基づき自機内登録データ
をクリアするクリア制御手段(11,12)とを設け、
各ターミナル機において全てのターミナル機の精算処理
を一括して実行可能に構成されているので、任意のター
ミナル(10A)において自機10Aを含む全てのター
ミナル機10B〜10Eについての精算処理を迅速かつ
正確に行える。よって、業務能率を一段と向上できる。
【0066】また、個別精算および一括精算のいずれの
場合でも、いずれかのまたは全部のターミナル機(例え
ば、10A)が故障した場合に他のターミナル機(10
B〜10E)において当該ターミナル機(10A)の登
録データをバックアップ記憶できるように構成し、かつ
他機(例えば10B〜10E)から登録データが受信で
きない場合(ST31のNO,ST41のNO)には、
自機10A内の登録ファイル13Fに記憶されているバ
ックアップ用の当該他機登録データを読出(図3のST
34,ST22)して、仮精算処理することができるよ
うに形成されているので、業務能率を一段と向上できか
つ有用性が高まる。
【0067】さらに、個別精算および一括精算のいずれ
の場合でも、各ターミナル機10A〜10Eに、他機か
ら他機登録データが受信できない場合に当該他機につい
ての精算処理が失敗の旨を出力する精算失敗出力制御手
段(11,12)を設け、送信要求した他機(例えば、
10C)からその登録データが受信できない場合には、
当該他機(10C)の精算が失敗した旨の表示出力,印
字出力をするものと形成されているので、当該他機(1
0C)についての精算が未了であることを明確に知るこ
とができ、データ通信回線1との接続不良がある等の問
題を明らかとすることができる。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各ターミナル
機を自機内登録データを記憶可能であるとともに、登録
データバックアップ送信制御手段によって全他機へ登録
データをバックアップ送信可能かつ各他機から受信した
他機登録データをバックアップ登録データ記憶手段によ
って他機毎に記憶に形成し、各ターミナル機に、選択指
定手段と,個別登録データ送信要求制御手段と,選択指
定された他機から他機登録データを受信した場合その受
信した他機登録データを印字した精算レポートを発行可
能であるとともに選択指定他機から他機登録データを受
信しなかった場合該バックアップ登録データ記憶手段に
よって自機内に記憶されている当該選択指定他機の他機
登録データを印字した仮精算レポートを発行する他機用
精算レポート発行制御手段と,クリア信号送信制御手段
と,自機内登録データ送信制御手段と,クリア制御手段
とを設け、各ターミナル機において他機の精算処理およ
び仮精算を実行可能に構成されているので、任意のター
ミナル機において任意の他機について精算処理および仮
精算処理を迅速かつ正確に行え、業務能率を大幅に向上
できる。
【0069】また、請求項2の発明によれば、各ターミ
ナル機を自機内登録データを記憶可能に形成するととも
に登録データバックアップ送信制御手段によって全他機
へその登録データをバックアップ送信可能かつ各他機か
ら受信した他機登録データをバックアップ登録データ記
憶手段によって他機毎に記憶に形成し、各ターミナル機
に、登録データ送信要求制御手段と,各他機から他機登
録データを受信した場合各他機から受信した他機登録デ
ータを一括印字した精算レポートを発行するとともに該
登録データ送信要求制御手段による送信要求に応えて他
機から他機登録データを受信しなかった場合該バックア
ップ登録データ記憶手段によって自機内に記憶されてい
る当該各他機の他機登録データを一括印字した仮精算レ
ポートを発行する一括精算レポート発行制御手段と,ク
リア信号送信制御手段と,自機内登録データ送信制御手
段と,クリア制御手段とを設け、各ターミナル機におい
て全てのターミナル機の精算処理および仮精算を一括し
て実行可能に構成されているので、業務能率を一段と向
上できる。
【0070】さらに、請求項3の発明によれば、各ター
ミナル機に、他機から他機登録データが受信できない場
合に当該他機についての精算処理が失敗の旨を出力する
精算失敗出力制御手段を設け、送信要求した他機からそ
の登録データが受信できない場合には、当該他機の精算
が失敗した旨の出力をするものと形成されているので、
当該他機についての精算が未了であることを明確に知る
ことができ、データ通信回線との接続不良がある等の問
題を明らかとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、登録ファイルの更新動作とバックアッ
プ送信動作とを説明するためのフローチャートである。
【図3】同じく、精算処理および仮精算処理を実行する
ターミナル側の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】同じく、選択指定による精算動作を説明するた
めの図である。
【図5】同じく、精算処理が実行されるターミナル機側
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】同じく、一括精算動作を説明するための図であ
る。
【図7】同じく、バックアップ送信動作を説明するため
の図である。
【図8】同じく、バックアップ記憶制御動作を説明する
ための図である。
【図9】同じく、選択指定による精算動作を説明するた
めの図である。
【図10】同じく、一括精算動作の詳細を説明するため
の図である。
【図11】同じく、一括精算動作の場合で登録データが
送信されて来ない場合の精算動作を説明するための図で
ある。
【図12】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 データ通信回線 10A〜10E ターミナル機 11 CPU(登録データバックアップ送信制御手
段,バックアップ登録データ記憶手段,個別登録データ
送信要求制御手段,登録データ送信要求制御手段,他機
用レポート発行制御手段,一括精算レポート発行制御手
段,クリア信号送信制御手段,自機内登録データ送信制
御手段,クリア制御手段,精算失敗出力制御手段) 12 ROM(登録データバックアップ送信制御手
段,バックアップ登録データ記憶手段,個別登録データ
送信要求制御手段,登録データ送信要求制御手段,他機
用レポート発行制御手段,一括精算レポート発行制御手
段,クリア信号送信制御手段,自機内登録データ送信制
御手段,クリア制御手段,精算失敗出力制御手段) 13 RAM 13F 登録ファイル 13CL 精算テーブル 14 時計回路 15 モードスイッチ 20 キーボード 20S 選択指定キー(選択指定手段) 20A 一括精算宣言キー(一括精算宣言手段) 21 表示器 22 プリンタ 23 ドロワ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録ファイルに記憶された登録データの
    一部または全部を印字して精算レポートを発行するとと
    もにこの精算レポート発行対象とされた登録データをク
    リアする精算処理機能を具備する複数のターミナル機を
    データ通信回線で接続してなる商品販売登録データ処理
    装置において、 前記各ターミナル機を自機内登録データを記憶可能に形
    成するとともに登録データバックアップ送信制御手段に
    よって全ての他機へその登録データをバックアップ送信
    可能かつ各他機から受信した他機登録データをバックア
    ップ登録データ記憶手段によって他機毎に記憶に形成
    し、 前記各ターミナル機に、他機を選択指定する選択指定手
    段と,選択指定した他機にその登録データを送信するよ
    うに要求する個別登録データ送信要求制御手段と,選択
    指定された他機から他機登録データを受信した場合その
    受信した他機登録データを印字した精算レポートを発行
    するとともに選択指定された他機から他機登録データを
    受信しなかった場合該バックアップ登録データ記憶手段
    によって自機内に記憶されている当該選択指定他機の他
    機登録データを印字した仮精算レポートを発行する他機
    用精算レポート発行制御手段と,送信要求に応えて他機
    登録データを受信できた当該他機へクリア信号を送信す
    るクリア信号送信制御手段とを設け、かつ送信要求元の
    他機へ自機内登録データを送信する自機内登録データ送
    信制御手段と,送信要求元の他機から受信したクリア信
    号に基づき自機内登録データをクリアするクリア制御手
    段とを設け、各ターミナル機において他機の精算処理を
    実行可能に構成したことを特徴とする商品販売登録デー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 登録ファイルに記憶された登録データの
    一部または全部を印字して精算レポートを発行するとと
    もにこの精算レポート発行対象とされた登録データをク
    リアする精算処理機能を具備する複数のターミナル機を
    データ通信回線で接続してなる商品販売登録データ処理
    装置において、 前記各ターミナル機を自機内登録データを記憶可能に形
    成するとともに登録データバックアップ送信制御手段に
    よって全ての他機へその登録データをバックアップ送信
    可能かつ各他機から受信した他機登録データをバックア
    ップ登録データ記憶手段によって他機毎に記憶に形成
    し、 前記各ターミナル機に、全ての他機へその登録データを
    送信するように要求する登録データ送信要求制御手段
    と,各他機から他機登録データを受信した場合各他機か
    ら受信した他機登録データを一括印字した精算レポート
    を発行するとともに該登録データ送信要求制御手段によ
    る送信要求に応えて他機から他機登録データを受信しな
    かった場合該バックアップ登録データ記憶手段によって
    自機内に記憶されている当該各他機の他機登録データを
    一括印字した仮精算レポートを発行する一括精算レポー
    ト発行制御手段と,送信要求に応えて他機登録データを
    受信できた全ての他機へクリア信号を送信するクリア信
    号送信制御手段とを設け、かつ送信要求元の他機へ自機
    内登録データを送信する自機内登録データ送信制御手段
    と,送信要求元の他機から受信したクリア信号に基づき
    自機内登録データをクリアするクリア制御手段とを設
    け、各ターミナル機において全てのターミナル機の精算
    処理を一括して実行可能に構成したことを特徴とする商
    品販売登録データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記各ターミナル機に、他機から他機登
    録データが受信できない場合に当該他機についての精算
    処理が失敗の旨を出力する精算失敗出力制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項1または請求項2の商品販売
    登録データ処理装置。
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