JP2594614Y2 - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JP2594614Y2 JP2594614Y2 JP1991087014U JP8701491U JP2594614Y2 JP 2594614 Y2 JP2594614 Y2 JP 2594614Y2 JP 1991087014 U JP1991087014 U JP 1991087014U JP 8701491 U JP8701491 U JP 8701491U JP 2594614 Y2 JP2594614 Y2 JP 2594614Y2
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- file
- data
- files
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、所定の処理装置から
所定の複数のファイルのファイルデータを受信するデー
タ処理装置に関する。
所定の複数のファイルのファイルデータを受信するデー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファイル装置は、情報処理システムにお
いて情報を記憶、保存し、また取り出すための装置とし
て必須のものである。POSシステムにおいても、売上
データ、数値データなどを記録するためにファイル装置
が必要である。ところで、ECR側には複数のファイル
(例えば、商品ファイル、部門ファイル、取引ファイ
ル)が存在し夫々管理しているデータが異なる。それら
のファイルの中にも、例えば商品ファイルに関しては商
品名とか、単価、それ以外に制御するためのコード等が
存在し、更に登録された個数、金額等がそれぞれ異なっ
たフォーマットのファイルが存在している。これらの情
報は適当な方法によりバックアップしておく必要があ
る。例えば、商品データに関しては1万データ程度のボ
リュームのデータを取り扱う場合があるので、一度取り
決めしてしまったものが例えば装置が故障したり、デー
タを通信したい場合等に一度ファイル装置の中に割付け
られたデータをバックアップをとっておきたい場合が生
じる。そのために、これらの情報をバックアップするバ
ックアップ装置が必要になる。
いて情報を記憶、保存し、また取り出すための装置とし
て必須のものである。POSシステムにおいても、売上
データ、数値データなどを記録するためにファイル装置
が必要である。ところで、ECR側には複数のファイル
(例えば、商品ファイル、部門ファイル、取引ファイ
ル)が存在し夫々管理しているデータが異なる。それら
のファイルの中にも、例えば商品ファイルに関しては商
品名とか、単価、それ以外に制御するためのコード等が
存在し、更に登録された個数、金額等がそれぞれ異なっ
たフォーマットのファイルが存在している。これらの情
報は適当な方法によりバックアップしておく必要があ
る。例えば、商品データに関しては1万データ程度のボ
リュームのデータを取り扱う場合があるので、一度取り
決めしてしまったものが例えば装置が故障したり、デー
タを通信したい場合等に一度ファイル装置の中に割付け
られたデータをバックアップをとっておきたい場合が生
じる。そのために、これらの情報をバックアップするバ
ックアップ装置が必要になる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ処理装置にあっては、バックアップ装
置とのファイル転送は単品ファイル単位で取扱っている
ため、後述する理由で各ターミナル(ECR)で制御し
ている複数の決定したファイルを指定するためのマクロ
コードは使用できなかった。また、ECRやそのバージ
ョンの違いによってマクロコードの取扱うファイルに違
いがあるために、ECRとバックアップ装置のバージョ
ンを合わせないと、指定されたマクロコードに従った複
数のファイルを転送することができない(単品であれば
ファイル名で指定可能である)という欠点があった。す
なわち、複数のファイルを取扱っているので、例えば1
つ1つのファイルをバックアップしていくとき(セーブ
していくとき)にその1ファイル数だけの操作が必要に
なってしまう。ファイル数が数件であれば手作業で行っ
てもそれ程の手間はかからないが、上述したように何千
件もあるとその処理が終了するまで待っていなければな
らない。これを回避するために、複数の命令をまとめて
これを1つの命令として定義するマクロ命令(macro in
struction)により1度のオペレーションで一連のファ
イルを全てバックアップ可能としたマクロコードを使用
することが考えられる。例えば、ファイルをセーブする
ときに必要なオペレーションとしてセーブするコマンド
番号と、バックアップする装置の番号と、何のファイル
をセーブするかを示すコマンドを与えてバックアップす
るときにそのファイルNoを指定すると必ず1つのファ
イルNoしかセーブされないことになる。
うな従来のデータ処理装置にあっては、バックアップ装
置とのファイル転送は単品ファイル単位で取扱っている
ため、後述する理由で各ターミナル(ECR)で制御し
ている複数の決定したファイルを指定するためのマクロ
コードは使用できなかった。また、ECRやそのバージ
ョンの違いによってマクロコードの取扱うファイルに違
いがあるために、ECRとバックアップ装置のバージョ
ンを合わせないと、指定されたマクロコードに従った複
数のファイルを転送することができない(単品であれば
ファイル名で指定可能である)という欠点があった。す
なわち、複数のファイルを取扱っているので、例えば1
つ1つのファイルをバックアップしていくとき(セーブ
していくとき)にその1ファイル数だけの操作が必要に
なってしまう。ファイル数が数件であれば手作業で行っ
てもそれ程の手間はかからないが、上述したように何千
件もあるとその処理が終了するまで待っていなければな
らない。これを回避するために、複数の命令をまとめて
これを1つの命令として定義するマクロ命令(macro in
struction)により1度のオペレーションで一連のファ
イルを全てバックアップ可能としたマクロコードを使用
することが考えられる。例えば、ファイルをセーブする
ときに必要なオペレーションとしてセーブするコマンド
番号と、バックアップする装置の番号と、何のファイル
をセーブするかを示すコマンドを与えてバックアップす
るときにそのファイルNoを指定すると必ず1つのファ
イルNoしかセーブされないことになる。
【0004】ファイルNoを指定するときに特別なコー
ド(1000番に「PLU、部門、取引」、2000番
に「時間帯」などのファイルをセーブするという取り決
めをしたコード)を使用することによって、例えば10
00番というコマンドを使うことによって「PLU、部
門、取引」のファイルがセーブされる。また、バックア
ップ装置からデータを転送する場合1000番のデータ
のファイルが必要な場合は1000番のコマンドを指定
すれば「PLU、部門、取引」のデータを得るとができ
る。しかし、そのためには、特別なコード(例えば、1
000番と指定されたコード)自体が「PLU」「部
門」「取引」の3つであることをECRとバックアップ
装置何れの装置も共通化されていなければならない。と
ころが、ERの場合には同型であっても多数のソフトウ
ェアバージョンがあり、それらのバージョンによって上
記コードが変わってきたり、取扱いのファイルが増えて
きたりすることがある。そうすると同じレベルでリリー
スされた装置であれば同じファイルの取扱いはできる
が、一方の装置のバージョンが上がってしまった場合に
は同じコードでも取扱いファイルの数や選択されるファ
イルに違いが出てきてしまい、これでは複数のファイル
を転送することはできない。本考案の課題は、ECRな
どのデータ処理装置とバックアップ装置などの処理装置
間のバージョンの違いや、データ処理装置のバージョン
の違いに拘らず、所定の処理装置から所定の複数のファ
イルのファイルデータを確実に受信することが実現でき
るようにすることである。
ド(1000番に「PLU、部門、取引」、2000番
に「時間帯」などのファイルをセーブするという取り決
めをしたコード)を使用することによって、例えば10
00番というコマンドを使うことによって「PLU、部
門、取引」のファイルがセーブされる。また、バックア
ップ装置からデータを転送する場合1000番のデータ
のファイルが必要な場合は1000番のコマンドを指定
すれば「PLU、部門、取引」のデータを得るとができ
る。しかし、そのためには、特別なコード(例えば、1
000番と指定されたコード)自体が「PLU」「部
門」「取引」の3つであることをECRとバックアップ
装置何れの装置も共通化されていなければならない。と
ころが、ERの場合には同型であっても多数のソフトウ
ェアバージョンがあり、それらのバージョンによって上
記コードが変わってきたり、取扱いのファイルが増えて
きたりすることがある。そうすると同じレベルでリリー
スされた装置であれば同じファイルの取扱いはできる
が、一方の装置のバージョンが上がってしまった場合に
は同じコードでも取扱いファイルの数や選択されるファ
イルに違いが出てきてしまい、これでは複数のファイル
を転送することはできない。本考案の課題は、ECRな
どのデータ処理装置とバックアップ装置などの処理装置
間のバージョンの違いや、データ処理装置のバージョン
の違いに拘らず、所定の処理装置から所定の複数のファ
イルのファイルデータを確実に受信することが実現でき
るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の手段は次の通
りである。所定の複数のファイル要求を示す要求コード
を該当ファイルを記憶する他の処理装置に対して送信す
る第1の送信手段と、前記第1の送信手段による要求コ
ードの送信の後に、前記所定の処理装置から前記要求コ
ードに対応した前記所定の複数のファイルが送信されて
きたか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で前記
所定の複数のファイルが送信されてこないと判別された
場合には、前記要求コードに対応した前記所定の各ファ
イルを個別に示すファイル指示情報を前記所定の処理装
置に対して改めて送信する第2の送信手段と、前記判別
手段で前記所定の複数のファイルが送信されてきたと判
別された場合には、その各ファイルのファイルデータを
受信して保存する保存手段とを具備する。したがって、
所定の処理装置から所定の複数のファイルのファイルデ
ータを受信することができる。
りである。所定の複数のファイル要求を示す要求コード
を該当ファイルを記憶する他の処理装置に対して送信す
る第1の送信手段と、前記第1の送信手段による要求コ
ードの送信の後に、前記所定の処理装置から前記要求コ
ードに対応した前記所定の複数のファイルが送信されて
きたか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で前記
所定の複数のファイルが送信されてこないと判別された
場合には、前記要求コードに対応した前記所定の各ファ
イルを個別に示すファイル指示情報を前記所定の処理装
置に対して改めて送信する第2の送信手段と、前記判別
手段で前記所定の複数のファイルが送信されてきたと判
別された場合には、その各ファイルのファイルデータを
受信して保存する保存手段とを具備する。したがって、
所定の処理装置から所定の複数のファイルのファイルデ
ータを受信することができる。
【0006】
【機能ブロック図の説明】図1は本考案の機能ブロック
図である。同図において、1はコード記憶手段であり、
転送データ種類(例えば、ファイル)をコード化(例え
ば、マクロコード)して記憶するもので、例えばECR
においてマクロコードに該当するファイル情報を記憶す
るROM等である。データ種類転送手段2は、データ種
類の要求によりコードと対応するデータ種類をコード記
憶手段1から読出して転送するもので、例えばCPUに
より実行され、ECR等からインラインあるいはオンラ
インで結ばれたバックアップ装置などに転送するインタ
ーフェイス等である。データ記憶手段3は、データを種
類別に記憶するもので、例えば転送されたファイル情報
等を記憶するバックアップ装置のフロッピディスクドラ
イブ装置等である。要求手段4は、データ種類若しくは
コードに基づいて対応する種類のデータを転送するもの
で、例えばCPUにより実行され、バックアップ装置等
からECR等にオンラインで転送するインターフェイス
等である。転送手段5は、コードが判別不能のとき、コ
ードと対応するデータ種類を要求するもので、例えばC
PUにより実行される。
図である。同図において、1はコード記憶手段であり、
転送データ種類(例えば、ファイル)をコード化(例え
ば、マクロコード)して記憶するもので、例えばECR
においてマクロコードに該当するファイル情報を記憶す
るROM等である。データ種類転送手段2は、データ種
類の要求によりコードと対応するデータ種類をコード記
憶手段1から読出して転送するもので、例えばCPUに
より実行され、ECR等からインラインあるいはオンラ
インで結ばれたバックアップ装置などに転送するインタ
ーフェイス等である。データ記憶手段3は、データを種
類別に記憶するもので、例えば転送されたファイル情報
等を記憶するバックアップ装置のフロッピディスクドラ
イブ装置等である。要求手段4は、データ種類若しくは
コードに基づいて対応する種類のデータを転送するもの
で、例えばCPUにより実行され、バックアップ装置等
からECR等にオンラインで転送するインターフェイス
等である。転送手段5は、コードが判別不能のとき、コ
ードと対応するデータ種類を要求するもので、例えばC
PUにより実行される。
【0007】
【実施例】以下、図2〜図6を参照して実施例を説明す
る。図2〜図6はデータ処理装置の一実施例を示す図で
あり、本実施例は電子レジスタ(ECR)に適用した例
である。先ず、構成を説明する。図2はバックアップ装
置10のブロック図である。この図において、11は装
置全体の制御、並びに後述するバックアップ処理を含む
各種のデータ処理を行うCPUであり、CPU11はR
OM12に格納されているマイクロプログラムに従って
バックアップ装置の各種の動作を制御する。CPU11
には、処理手順をプログラム及び固定データの形で格納
するROM12、演算に使用するデータや演算結果等を
一時的に記憶するRAM13、バックアップデータをフ
ロッピディスク(FD)に記憶するフロッピディスクス
トライブ装置(FDD)14、各種データ入力のための
キー及び機能キー等を具えたキーボードからなるキー入
力部15、入力データ等を表示する表示部16、I/O
命令に基づいて外部装置とインラインその他のインター
フェイスを行うインターフェイス(I/F)17、ブザ
ー18がそれぞれ接続されている。
る。図2〜図6はデータ処理装置の一実施例を示す図で
あり、本実施例は電子レジスタ(ECR)に適用した例
である。先ず、構成を説明する。図2はバックアップ装
置10のブロック図である。この図において、11は装
置全体の制御、並びに後述するバックアップ処理を含む
各種のデータ処理を行うCPUであり、CPU11はR
OM12に格納されているマイクロプログラムに従って
バックアップ装置の各種の動作を制御する。CPU11
には、処理手順をプログラム及び固定データの形で格納
するROM12、演算に使用するデータや演算結果等を
一時的に記憶するRAM13、バックアップデータをフ
ロッピディスク(FD)に記憶するフロッピディスクス
トライブ装置(FDD)14、各種データ入力のための
キー及び機能キー等を具えたキーボードからなるキー入
力部15、入力データ等を表示する表示部16、I/O
命令に基づいて外部装置とインラインその他のインター
フェイスを行うインターフェイス(I/F)17、ブザ
ー18がそれぞれ接続されている。
【0008】図3は電子レジスタ(ECR)20のブロ
ック構成図である。この図において、21はCPUであ
り、CPU21は、ROM22に格納されているマイク
ロプログラムに従ってRAM23との間でデータの授受
を行ったりしながら各種動作に必要な値を演算し、EC
Rの各種動作を制御する。
ック構成図である。この図において、21はCPUであ
り、CPU21は、ROM22に格納されているマイク
ロプログラムに従ってRAM23との間でデータの授受
を行ったりしながら各種動作に必要な値を演算し、EC
Rの各種動作を制御する。
【0009】CPU21には、データ転送処理を含むE
CRの各種の動作を制御する制御用のマイクロプログラ
ムを記憶するとともに、1000番「PLU,部門,取
引」、2000番「GRP,時間帯」等のマクロコード
を記憶するROM22と、入力された売上データが商品
名、個数、金額等に分類されて記憶されるPLU23
a、部門23b、取引23c、時間帯23d、GRP2
3e等のデータを記憶するRAM23と、各種のキー、
操作キー及び各モードを指定するモードスイッチMSが
設けられたキー入力部24と、バックアップ装置10や
マスターECR(又はスレーブECR)と所定の通信回
線(無線通信も含む)を経由して相互に通信を行うイン
ターフェイス(I/F)25と、時計26と、各種のデ
ータを表示する表示部27と、RAM23に記憶された
各種データをジャーナル用紙およびレシート用紙に印字
するプリンタ28と、現金を収納し現金/預かり金キー
等が操作された際に開放されるドロア29と、ブザー3
0がそれぞれ接続されている。
CRの各種の動作を制御する制御用のマイクロプログラ
ムを記憶するとともに、1000番「PLU,部門,取
引」、2000番「GRP,時間帯」等のマクロコード
を記憶するROM22と、入力された売上データが商品
名、個数、金額等に分類されて記憶されるPLU23
a、部門23b、取引23c、時間帯23d、GRP2
3e等のデータを記憶するRAM23と、各種のキー、
操作キー及び各モードを指定するモードスイッチMSが
設けられたキー入力部24と、バックアップ装置10や
マスターECR(又はスレーブECR)と所定の通信回
線(無線通信も含む)を経由して相互に通信を行うイン
ターフェイス(I/F)25と、時計26と、各種のデ
ータを表示する表示部27と、RAM23に記憶された
各種データをジャーナル用紙およびレシート用紙に印字
するプリンタ28と、現金を収納し現金/預かり金キー
等が操作された際に開放されるドロア29と、ブザー3
0がそれぞれ接続されている。
【0010】上記キー入力部24には、そのキーボード
上に置数キー31、伝送キー32、締めキー、PLU3
4と、「設定(P)」、「登録(REG)」、「戻
り」、「電源オフ(OFF)」、「点検(X)」、「精
算(Z)」の各モードに指定するモードスイッチMSが
設けられている。
上に置数キー31、伝送キー32、締めキー、PLU3
4と、「設定(P)」、「登録(REG)」、「戻
り」、「電源オフ(OFF)」、「点検(X)」、「精
算(Z)」の各モードに指定するモードスイッチMSが
設けられている。
【0011】次に、本実施例の動作を説明する。図4は
ECR20側からバックアップ装置10側にデータを転
送するデータ転送処理を示すフローチャートであり、同
図中、符号Sn(n=1,2,…)はフローの各ステッ
プを示している。
ECR20側からバックアップ装置10側にデータを転
送するデータ転送処理を示すフローチャートであり、同
図中、符号Sn(n=1,2,…)はフローの各ステッ
プを示している。
【0012】プログラムがスタートすると、先ず、ステ
ップS1でバックアップ装置10へロードコマンドとフ
ァイル指定を発行し、ステップS2でバックアップ装置
10よりコマンドとデータを受信する。次いで、ステッ
プS3で受信したコマンドをチェックし、コマンドがデ
ータ受信のときはステップS4でファイルをオープンし
てデータを該当ファイルに書込む。次いで、ステップS
5でファイル終了(EOF)ステータスが存在するか否
かを判別し、EOFステータスがあるときはステップS
6でファイルをクローズしてステップS2に戻り、EO
FステータスがないときはそのままS2に戻る。
ップS1でバックアップ装置10へロードコマンドとフ
ァイル指定を発行し、ステップS2でバックアップ装置
10よりコマンドとデータを受信する。次いで、ステッ
プS3で受信したコマンドをチェックし、コマンドがデ
ータ受信のときはステップS4でファイルをオープンし
てデータを該当ファイルに書込む。次いで、ステップS
5でファイル終了(EOF)ステータスが存在するか否
かを判別し、EOFステータスがあるときはステップS
6でファイルをクローズしてステップS2に戻り、EO
FステータスがないときはそのままS2に戻る。
【0013】一方、コマンドがファイルNo要求の時は
ステップS7で受信したファイル指定コードから該当す
るファイルNoを抽出し、ステップS8で抽出したファ
イルNo情報をバックアップ装置10に転送してステッ
プS2に戻る。
ステップS7で受信したファイル指定コードから該当す
るファイルNoを抽出し、ステップS8で抽出したファ
イルNo情報をバックアップ装置10に転送してステッ
プS2に戻る。
【0014】また、コマンドが終了コマンドであればス
テップS9でオープンしているファイルをクローズして
本フローの処理を終了する。
テップS9でオープンしているファイルをクローズして
本フローの処理を終了する。
【0015】図5はバックアップ装置10側におけるデ
ータ転送処理を示すフローチャートである。先ず、ステ
ップS11でECR20からのコマンドを受信し、ステ
ップS12で受信したコマンドをチェックする。コマン
ドが受信要求のときはステップS13でその要求に付加
されているファイル指定が単品ファイルの指定なのかマ
クロ的なファイル指定コードなのかを判別し、ファイル
指定コードのときはステップS14でファイルNo要求
のコマンドをECR20に転送してステップS11に戻
る。すなわち、受信したコマンドがファイル指定コード
であればECR20に対してファイルNoの内訳を教え
てほしいというコマンドをECR20側に要求する。E
CR20側は前記図4のフローで説明したようにバック
アップ装置10からのコマンドデータを受信して(前記
ステップS2)受信したコマンドがファイルNo要求で
あれば受信したファイル指定コードに関しての上記内訳
のファイルNoを抽出して(前記ステップS7)、その
抽出したファイルNo情報を再びバックアップ装置20
に転送するようにしている(前記ステップS8)。
ータ転送処理を示すフローチャートである。先ず、ステ
ップS11でECR20からのコマンドを受信し、ステ
ップS12で受信したコマンドをチェックする。コマン
ドが受信要求のときはステップS13でその要求に付加
されているファイル指定が単品ファイルの指定なのかマ
クロ的なファイル指定コードなのかを判別し、ファイル
指定コードのときはステップS14でファイルNo要求
のコマンドをECR20に転送してステップS11に戻
る。すなわち、受信したコマンドがファイル指定コード
であればECR20に対してファイルNoの内訳を教え
てほしいというコマンドをECR20側に要求する。E
CR20側は前記図4のフローで説明したようにバック
アップ装置10からのコマンドデータを受信して(前記
ステップS2)受信したコマンドがファイルNo要求で
あれば受信したファイル指定コードに関しての上記内訳
のファイルNoを抽出して(前記ステップS7)、その
抽出したファイルNo情報を再びバックアップ装置20
に転送するようにしている(前記ステップS8)。
【0016】再び、図5のフローに戻って、このように
してファイルNo情報がバックアップ装置20に転送さ
れるので、ステップS13ではファイル指定がファイル
NoとなりステップS15で該当するファイルをオープ
ンし、データを読み込む。次いで、ステップS16でフ
ァイルEOFをチェックし、ファイルが終了するまでス
テップS17でデータ送信のコマンドでECR20側に
ファイルデータを転送する。例えば、ファイルが3つあ
れば3つ分のファイルデータ転送を行う。すなわち、1
000番のコードの内訳が3つのファイル(PLU,部
門,取引)であればその転送されたファイルNoがなく
なるまで処理を行う。次いで、ステップS18で終了コ
マンドをECR20側に転送して本フローの処理を終了
する。ECR側は終了コマンドを受信するとオープンし
ているファイルをクローズしてデータ転送処理が終了す
ることになる(前記ステップS9)。
してファイルNo情報がバックアップ装置20に転送さ
れるので、ステップS13ではファイル指定がファイル
NoとなりステップS15で該当するファイルをオープ
ンし、データを読み込む。次いで、ステップS16でフ
ァイルEOFをチェックし、ファイルが終了するまでス
テップS17でデータ送信のコマンドでECR20側に
ファイルデータを転送する。例えば、ファイルが3つあ
れば3つ分のファイルデータ転送を行う。すなわち、1
000番のコードの内訳が3つのファイル(PLU,部
門,取引)であればその転送されたファイルNoがなく
なるまで処理を行う。次いで、ステップS18で終了コ
マンドをECR20側に転送して本フローの処理を終了
する。ECR側は終了コマンドを受信するとオープンし
ているファイルをクローズしてデータ転送処理が終了す
ることになる(前記ステップS9)。
【0017】一方、ステップS12で受信したコマンド
がファイルNo転送のときはステップS19で転送され
たファイルNoを抽出し、ステップS20で前記ステッ
プS16及びステップS17の処理を実行する。次い
で、ステップS21でファイルNoがなくなったか否か
を判別し、ファイルNoがあればステップS19に戻っ
て全てのファイルNoについて上記処理を繰り返し、フ
ァイルNoがなくなればステップS18に進んで終了コ
マンドをECR側に転送して本フローの処理を終える。
がファイルNo転送のときはステップS19で転送され
たファイルNoを抽出し、ステップS20で前記ステッ
プS16及びステップS17の処理を実行する。次い
で、ステップS21でファイルNoがなくなったか否か
を判別し、ファイルNoがあればステップS19に戻っ
て全てのファイルNoについて上記処理を繰り返し、フ
ァイルNoがなくなればステップS18に進んで終了コ
マンドをECR側に転送して本フローの処理を終える。
【0018】このように、ファイルNoとは違う指定コ
ードを転送された場合にバックアップ装置10のその指
定コードを受け取ったという認識になったときに、すな
わち、ファイルNo以外のコードを受け取ったときに、
指定コードの内訳を教えてほしいという要求をECR2
0側に転送する。ECR20はECR20側で1000
番とされているものの内訳のファイルNoをバックアッ
プ装置10に知らせる。すると、バックアップ装置10
は知らされた内訳のファイルNoをECR側に転送す
る。
ードを転送された場合にバックアップ装置10のその指
定コードを受け取ったという認識になったときに、すな
わち、ファイルNo以外のコードを受け取ったときに、
指定コードの内訳を教えてほしいという要求をECR2
0側に転送する。ECR20はECR20側で1000
番とされているものの内訳のファイルNoをバックアッ
プ装置10に知らせる。すると、バックアップ装置10
は知らされた内訳のファイルNoをECR側に転送す
る。
【0019】以上の処理を実行することにより、具体的
にはECR20とバックアップ装置10とで図6に示す
ようなデータ交信が行われることになる。最初に、EC
R20側からバックアップ装置10へファイルデータの
ロードを実行するために、受信コマンド+ファイル指定
のデータをバックアップ装置10へ転送する(Loa
dコマンド+ファイル要求)。
にはECR20とバックアップ装置10とで図6に示す
ようなデータ交信が行われることになる。最初に、EC
R20側からバックアップ装置10へファイルデータの
ロードを実行するために、受信コマンド+ファイル指定
のデータをバックアップ装置10へ転送する(Loa
dコマンド+ファイル要求)。
【0020】転送されたデータをバックアップ装置10
が受信すると、そのコマンドから前記図5のフローでフ
ァイル指定がファイルNoか、ファイル指定コードかを
判断する。指定コードだった場合にはECR側へファイ
ル指定コードファイルNo要求のコマンドを転送する
(ファイル指定ファイルNo要求)。
が受信すると、そのコマンドから前記図5のフローでフ
ァイル指定がファイルNoか、ファイル指定コードかを
判断する。指定コードだった場合にはECR側へファイ
ル指定コードファイルNo要求のコマンドを転送する
(ファイル指定ファイルNo要求)。
【0021】ECR20側がファイル指定コードファイ
ルNo要求のコマンドを受信すると、ECR20自身が
持っているデータから指定コードに該当するファイルN
oを抽出してバックアップ装置10に転送する(ファ
イルNo…例えばFile1,File2,File
3)。
ルNo要求のコマンドを受信すると、ECR20自身が
持っているデータから指定コードに該当するファイルN
oを抽出してバックアップ装置10に転送する(ファ
イルNo…例えばFile1,File2,File
3)。
【0022】バックアップ装置10がファイルNoの受
信をすると、受信したファイルNoを基にファイル情報
がなくなるまで該当ファイルをオープンし、データをE
CR側に転送する(File1データ転送、Fil
e2,3データ転送)。
信をすると、受信したファイルNoを基にファイル情報
がなくなるまで該当ファイルをオープンし、データをE
CR側に転送する(File1データ転送、Fil
e2,3データ転送)。
【0023】そして、該当ファイルのデータ転送がすべ
て終了したら、終了コマンドをECR側に転送してバッ
クアップ装置の処理を終了する。
て終了したら、終了コマンドをECR側に転送してバッ
クアップ装置の処理を終了する。
【0024】ECR側が終了コマンドを受信すると、フ
ァイルを全てクローズしてECR側の処理を終了させる
(終了コマンド転送)。
ァイルを全てクローズしてECR側の処理を終了させる
(終了コマンド転送)。
【0025】以上説明したように、本実施例のECR2
0及びバックアップ装置10は、バックアップ装置10
からファイルを転送する際に、バックアップ装置10が
ECR20から指定されたマクロコードに該当するファ
イル情報をECR20へ問い合わせして、ECR20か
ら返されたファイル情報に基づいて該当するファイルを
ECR20へ転送して、ファイルロード処理を実現する
ようにしているので、ECRの種類やバージョンの変更
に左右されずにマクロコード指定ができるようになり、
マクロコードによって極めて効率よく該当するファイル
の転送ができる。
0及びバックアップ装置10は、バックアップ装置10
からファイルを転送する際に、バックアップ装置10が
ECR20から指定されたマクロコードに該当するファ
イル情報をECR20へ問い合わせして、ECR20か
ら返されたファイル情報に基づいて該当するファイルを
ECR20へ転送して、ファイルロード処理を実現する
ようにしているので、ECRの種類やバージョンの変更
に左右されずにマクロコード指定ができるようになり、
マクロコードによって極めて効率よく該当するファイル
の転送ができる。
【0026】この考案によれば、所定の処理装置に対し
所定の複数のファイル要求を示す要求コードを送信した
場合に、所定の処理装置から要求コードに対応した前記
所定の複数のファイルが送信されてこなければ、要求コ
ードに対応した所定の各ファイルを個別に示すファイル
指示情報を所定の処理装置に送信するようにしているの
で、データ処理装置と処理装置間のバージョンの違い
や、データ処理装置のバージョンの違いに拘らず、デー
タ処理装置では所定の処理装置から所定の複数のファイ
ルのファイルデータを確実に受信することができる。
所定の複数のファイル要求を示す要求コードを送信した
場合に、所定の処理装置から要求コードに対応した前記
所定の複数のファイルが送信されてこなければ、要求コ
ードに対応した所定の各ファイルを個別に示すファイル
指示情報を所定の処理装置に送信するようにしているの
で、データ処理装置と処理装置間のバージョンの違い
や、データ処理装置のバージョンの違いに拘らず、デー
タ処理装置では所定の処理装置から所定の複数のファイ
ルのファイルデータを確実に受信することができる。
【図1】本考案の機能ブロック図である。
【図2】データ処理装置のバックアップ装置ブロック構
成図である。
成図である。
【図3】データ処理装置のECRの全体構成を示す図で
ある。
ある。
【図4】データ処理装置のECR側の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】データ処理装置のバックアップ装置側の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】データ処理装置のECRとバックアップ装置の
データ交信手順を説明するための図である。
データ交信手順を説明するための図である。
10 バックアップ装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 FDD 15 キー入力部 16 表示部 17 インターフェイス(I/F) 20 ECR 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 キー入力部 25 インターフェイス(I/F) 27 表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の複数のファイル要求を示す要求コ
ードを該当ファイルを記憶する他の処理装置に対して送
信する第1の送信手段と、 前記第1の送信手段による要求コードの送信の後に、前
記所定の処理装置から前記要求コードに対応した前記所
定の複数のファイルが送信されてきたか否かを判別する
判別手段と、 前記判別手段で前記所定の複数のファイルが送信されて
こないと判別された場合には、前記要求コードに対応し
た前記所定の各ファイルを個別に示すファイル指示情報
を前記所定の処理装置に対して改めて送信する第2の送
信手段と、 前記判別手段で前記所定の複数のファイルが送信されて
きたと判別された場合には、その各ファイルのファイル
データを受信して保存する保存手段と、 を具備するようにしたことを 特徴とするデータ処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087014U JP2594614Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087014U JP2594614Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530964U JPH0530964U (ja) | 1993-04-23 |
JP2594614Y2 true JP2594614Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13903114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991087014U Expired - Lifetime JP2594614Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594614Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP1991087014U patent/JP2594614Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530964U (ja) | 1993-04-23 |
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