JP2518173B2 - デ−タ処理装置 - Google Patents

デ−タ処理装置

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JP2518173B2 JP61241111A JP24111186A JP2518173B2 JP 2518173 B2 JP2518173 B2 JP 2518173B2 JP 61241111 A JP61241111 A JP 61241111A JP 24111186 A JP24111186 A JP 24111186A JP 2518173 B2 JP2518173 B2 JP 2518173B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデータ処理装置に関し、特にPOSシステム等
におけるデータ処理装置に利用されるものである。
[従来の技術] 売上データを取扱う電子式金銭登録機等のデータ処理
装置では、一般に、装置の全ての操作結果を営業記録
(ジャーナル)として出力しているが、技術の進展によ
り、最近は大容量のメモリが安価に実現できるようにな
ってきたため、ジャーナルデータを大容量のメモリに順
次記憶しておくことによって、操作の都度出力するので
はなく一括出力するようにした処理方式のデータ処理装
置が考えられている。
また、このような方式のデータ処理装置を複数、伝送
可能に接続し、各データ処理装置から得られるデータを
収集して発注・仕入等の管理を行うPOSシステムが広く
知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述のデータ処理装置においては、データ
入力中に前記大容量のメモリがオーバフローした場合、
その旨を報知し、その報知により前記大容量のメモリの
内容を印字し、その後クリアする処理をしている。しか
し、この印字は長時間を要するため、顧客を待たせる結
果となる。また、オーバフローを無視して入力を継続し
た場合には、入力データは消失し、売上データの管理性
が悪化する。
この発明の課題は、複数の他のデータ処理装置のいず
れかを必要に応じて、自己のデータ処理装置の代りとし
て利用できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
複数の他のデータ処理装置と相互にデータ伝送可能に
接続されたデータ処理装置において、 入力手段は、データを入力する。
選択手段は、前記複数の他のデータ処理装置のなかか
ら前記入力手段で入力されたデータの記憶可能なデータ
処理装置を選択する。
転送制御手段は、所定の転送命令に基づいて前記入力
手段で入力されたデータを、自己のデータ処理装置固有
の識別情報と対応づけて、前記選択手段で選択されたデ
ータ処理装置へ転送して記憶させる。
返送制御手段は、所定の返送命令に基づいて前記選択
手段で選択のデータ処理装置に対して返送要求を出力
し、前記選択手段で選択のデータ処理装置に記憶されて
いる各種データのうち、前記識別情報と対応づけて記憶
されているデータを自己のデータ処理装置へ返送せしめ
る。
[課題を解決するための手段の作用] この発明の手段の作用は次の通りである。
複数の他のデータ処理装置と相互にデータ伝送可能に
接続されたデータ処理装置において、前記複数の他のデ
ータ処理装置のなかから入力手段で入力されたデータの
記憶可能なデータ処理装置が選択手段によって選択され
ると、所定の転送命令に基づいて前記入力手段で入力さ
れたデータを、自己のデータ処理装置固有の識別情報と
対応づけて、前記選択手段で選択されたデータ処理装置
へ転送制御手段は転送して記憶させるようにし、所定の
返送命令に基づいて前記選択手段で選択のデータ処理装
置に対して返送制御手段は返送要求を出力し、前記選択
手段で選択のデータ処理装置に記憶されている各種デー
タのうち、前記識別情報と対応づけて記憶されているデ
ータを自己のデータ処理装置へ返送せしめる。
したがって、複数の他のデータ処理装置のいずれかを
選択し自己のデータを記憶させることができ、しかも、
他のデータ処理装置に記憶してあった自己のデータを自
動的に返送することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
構 成 第1図は本発明の一実施例によるデータ処理装置の構
成図であり、本実施例はPOSシステムに適用した例であ
る。本POSシステムは、マスタ側として機能する1台の
マスタ側電子式金銭登録機(以下、単にマスタと呼ぶ)
Mと、スレーブ側として機能する複数台のスレーブ側電
子金銭登録機(以下、単にスレーブと呼ぶ)SLnとが相
互にデータ伝送可能に、インラインLにより接続されて
いる。そして、マスタMは、スレーブSLnからの問合わ
せに応じて単価、キャラクタ(表示用パターン)等を与
えている。
これら、マスタMとスレーブSLnとの構成要素は、基
本的には同じであって、それぞれ、CPU1を中核として売
上データを各種処理する。このため、CPU1にはキー入力
部2、時計回路3、RAM4、印字部5、表示部6、ドロア
7、伝送部8、およびバーコードリーダ9が接続されて
いる。そして、CPU1はROM(図示省略)に予め格納され
た各種のプログラムにしたがって、キー入力部2、バー
コードリーダ9から入力されたデータを処理し、その処
理結果をRAM4に格納、印字部5により印字、表示部6に
表示する等の動作を制御する。また、CPU1は、データ処
理に際して必要とされるデータを、伝送部8を介して他
の装置との待で授受する。なお、ドロア7は商品の販売
により得られた金銭、釣銭を保管するものであり、キー
入力部2の所定キーの装置によりCPU1の制御のもとに、
開放される。
マスタMおよびスレーブSLnのRAM4は、キー入力部2
およびバーコードリーダ9から入力されたデータを順次
記憶するメモリ(以下ジャーナルメモリと呼ぶ)m1、各
装置のジャーナルメモリm1の残容量を相互に記憶し合う
残容量メモリm2をそれぞれ有している。ジャーナルメモ
リm1にデータが順次記憶されていくと、それにつれて、
当然、そのジャーナルメモリm1の残容量は減少していく
が、この残容量はCPU1により逐次算出されて残容量メモ
リm2に格納され、また、他の全ての装置との間で相互に
授受される。そして、自己のジャーナルメモリm1がオー
バフローした場合は、キー入力部2およびバーコードリ
ーダ9から入力されたデータは、残容量の一番大きい他
の装置のジャーナルメモリm1に格納される。すなわち、
ジャーナルメモリm1の内容を印字した後、自己のジャー
ナルメモリm1を消去し、消去した自己のジャーナルメモ
リm1に格納するのではない。したがって、たとえオーバ
ーフローしたとしても、データ消減を招くことなくデー
タ入力操作を継続することができる。なお、ジャーナル
メモリm1にデータを格納するに際し、必要に応じて、時
計回路3にて計時された時刻がCPU1の制御のもとに自動
的に付加される。各装置のジャーナルメモリm1の残容量
の大小は、自己が有する残容量メモリm2を参照すること
により判断する。他の装置のジャーナルメモリm1に格納
されたデータは、そのデータの入力源である装置のジャ
ーナルメモリm1の内容が精算される際に、その装置に返
送され、入力順に編集されて出力される。
また、マスタMのRAM4は、各商品の商品コード、その
商品コードで示される商品のキャラクタ、単価、その商
品の売上合計個数をそれぞれ格納する各領域からなるPL
Uメモリm3を有しており、このキャラクタ、単価は、前
述のように問合わせに応じてスレーブSLnに伝送され
る。また、スレーブSLnのRAM4は、自己のキー入力部2
およびバーコードリーダ9から入力された商品ごとの売
上合計個数を記憶する商品別メモリm4を有している。
キー入力部2は、ジャーナルメモリm1の精算を指示す
るJ/M精算キー2a、PLUメモリm3または商品別メモリm4の
精算を指示するPLU精算キー2b、設定、登録、電源OFF、
点検精算の各モードを切換えるモード切換スイッチ2c、
商品コード等を入力する置換キー2d、担当者符号、リピ
ート登録等のファンクション情報を入力するファンクシ
ョンキー2eを有している。なお、ジャーナルメモリm1の
精算、すなわちジャーナル印字は、モード切換スイッチ
2cの操作により精算モードが設定され、かつJ/M精算キ
ー2aが操作されることにより実行される。
動 作 次に、本実施例の動作を説明する。
<登録モード時のスレーブSLnの動作> 最初に、第2図に基づいてスレーブSLnの動作を説明
する。電源が投入されると、スレーブSLnのCPU1は、所
定のプログラムに従って、まず、登録モードであるか否
かを判断する(ステップS1)。
その結果、登録モードである場合には、ステップS2に
進んで、さらに商品コード(主としてバーコードリーダ
9により入力される)の入力の有無を判断する。そし
て、商品コードの入力が有る場合には、入力された商品
コードに基づいて商品別メモリm4を検索し(ステップS
3)、対応する商品の個数を+1する(ステップS4)。
次に、入力された商品コード、自装置のマシンNo.をマ
スタMへ伝送して、単価、キャラクタを問合わせる(ス
テップS5)。そして、マスタMから単価、キャラクタが
伝送されてくるのを待ち(ステップS6)、伝送されてき
た単価、キャラクタと、入力された商品コードを印字部
5にレシート印字させ、表示部6に表示させて(ステッ
プS7)、ステップS14に進む。ステップS2で、商品コー
ドの入力が無い場合には、他の装置からのデータ伝送の
有無を判断し(ステップS8、S9:これについては後述す
る)、他の装置からのデータ伝送が無い場合には、ステ
ップS10にて、自己のキー入力部2からの現/預キー等
のジャーナルメモリm1に格納すべきジャーナルデータに
関連するキー入力の有無を判断する。その結果、ジャー
ナルデータに関連するキー入力が無い場合には、さら
に、担当者符号等の他の入力の有無を判断し(ステップ
S11)、他の入力が有ればその入力に対応した処理を行
う(ステップS12)。ステップS10での判断の結果、ジャ
ーナルデータ関連のキー入力が有れば、そのキーに対応
した処理、例えば現/預キーであれば一取引における合
計演算を行い(ステップS13)、ステップS14に進む。
このステップS14では、残容量メモリm2を参照するこ
とにより自己のジャーナルメモリm1に一登録分のデータ
を格納する余地があるか否かを判断する。その結果、デ
ータ格納の余地がなければ、再び残容量メモリm2を参照
して、その時点では、どの装置のジャーナルメモリm1が
最も残容量が大きいかを知得する(ステップS15)。そ
して、残容量の最も大きな状態にある装置に対して一登
録分のデータ(商品コード、単価、自己のマシンNo.
等)を伝送する(ステップS16)。ここで注意すべきこ
とは、ステップS1〜S10の処理から明らかなように、1
つのデータ入力ごとに自己のジャーナルメモリm1に一登
録分の余地があるか否かを判断し、余地がない場合には
その時点での残容量が最大の他の装置に対して入力デー
タ等を伝送しているので、一取引における各データが複
数の他の装置に跨って伝送され、伝送先の装置のジャー
ナルメモリm1に格納され得るということである。この事
態に対する対応の仕方は後述する。ステップS14での判
断の結果、自己のジャーナルメモリm1に一登録分の余地
がある場合は、一登録分のデータ(商品コード、単価、
操作キーの種類を示す符号、演算結果等)等を自己のジ
ャーナルメモリm1に格納する(ステップS17)。この
際、一登録分のデータが一取引における最初の登録デー
タであるときは、その登録に先立って、マシンNo.、そ
の時点の時刻がCPU1により自動的に格納される。そし
て、自己のジューナルメモリm1の残容量を算出し、その
結果を自己の残容量メモリm2に格納するとともに、他の
全ての装置に伝送する(ステップS18)。
ステップS2での判断の結果、商品コードの入力が無い
場合には、ステップS8に進んで、他の装置のジャーナル
メモリm2を精算指示する旨のデータ(信号)の入力の有
無を判断する。換言すれば、自己のジャーナルメモリm1
で預っている他の装置のジャーナルデータに対する返送
要求の有無を判断する。その結果、返送要求があった場
合には、預っているジャーナルデータが有れば、それを
預け依頼元へ返送する(ステップS19)。そして、ジャ
ーナルメモリm1内の返送したジャーナルデータをクリア
する(ステップS20)。このクリア処理により、ジャー
ナルメモリm1の残容量が増加するので、それに対応する
処理をステップS18にて行う。
ステップS8での判断結果、他の装置から返送要求が無
い場合には、ステップS9にて、他の装置からジャーナル
データの伝送が有るか否かを判断する。換言すれば、他
の装置からジャーナルデータの預け依頼があるか否かを
判断する。その結果、預け依頼がある場合は、そのジャ
ーナルデータを、その時点の時刻とともに自己のジャー
ナルメモリm1に格納する(ステップS21)。この預かり
処理により、ジャーナルメモリm1の残容量が減少するの
で、それに対応する処理をステップS18にて行う。
このように、自己のジャーナルメモリm1に余裕がない
ときは、入力されたジャーナルデータを他の装置に預け
ることとしたので、ジャーナルデータの格納場所を確保
するために、自己のジャーナルメモリm1の内容を出力し
た後、クリアする必要がなくなり、データ入力を中断す
ることなく継続して実行することが可能となる。
<精算モード時のスレーブSLnの動作> ステップS1での判断の結果、登録モードでない場合に
は、ステップS22に進んで精算モードであるか否かを判
断し、精算モードであれば、ステップS23にて、J/M精算
キー2aのキー操作信号の入力の有無を判断し、J/M精算
キー2aのキー操作信号が入力されたならば、自己のジャ
ーナルデータを自己のジャーナルメモリm1から一登録分
読出す(ステップS24)。そして、読出したジャーナル
データを印字部5にて印字し(ステップS25)、ステッ
プS26にて、自己のジャーナルメモリ1m内の自己のジャ
ーナルデータについて、全て印字したか否かを判断し、
全て印字していない場合は、全て印字すべく、ステップ
S24に戻る。自己のジャーナルメモリm1内の自己のジャ
ーナルデータについて全て印字終了すると、その印字終
了したジャーナルデータをクリアする(ステップS2
7)。このクリアは、印字終了したジャーナルデータに
ついてのみ行われるので、もし、自己のジャーナルメモ
リm1内に、他の装置のジャーナルデータが格納されてお
れば、他の装置のジャーナルデータは自己のジャナルメ
モリm1内(預け先のジャーナルメモリm1内に)格納され
たままとなる。
次にステップS28に進んで、残容量メモリm2の内容を
参照することにより、クリア前の自己のジャーナルメモ
リm1が一登録分の余地を有していたか否かを判断する。
判断の結果、一登録分の余地を有していなかった場合に
は、他の装置のジャーナルメモリm1に預けたジャーナル
データが存在する可能性があるので、預けたジャーナル
データを返してもらうべく、自己のマシンNo.自己のジ
ャナルメモリm1を精算指示する旨のデータを他の全ての
装置に対して順次伝送して、預けたジャーナルデータを
返送要求する(ステップS29)。そして、全ての装置か
ら預けたジャーナルデータの返送がありしだい、それら
をジャーナルメモリm1上で預け入れの時刻順に編集して
(ステップS30、S31)、ステップS24に戻る。なおステ
ップS31での編集処理により、ジャーナルメモリm1の残
容量は減少するが、このときの残容量は、所定のバッフ
ァに格納される(ステップ省略)。ステップS24に戻る
と、編集したジャーナルデータをジャーナルメモリm1か
ら一登録分ずつ順次読出して、全てをジャーナル印字す
る(2サイクル目のステップS24〜26)。
このように、自己のジャーナルメモリm1を精算する際
に、他の装置のジャーナルメモリm1に預けられたジャー
ナルデータが存在する場合は、それらを自己のジャーナ
ルメモリm1を精算出力した後に収集し、預け入れの時刻
順に編集して印字することにより、例え他の装置のジャ
ーナルメモリm1に分散して預けたとしても、あたかも自
己のジャーナルメモリm1に全ての印字内容を格納してい
たかの如くジャーナル印字を行うことができる。
他の装置に預けていたジャーナルデータを全て印字し
終ると、2サイクル目のステップS27にて、ジャーナル
メモリm1中の印字したジャーナルデータをクリアし、同
じく2サイクル目のステップS28にて、上記バッファを
参照して、クリア前のジャーナルメモリm1の残容量が一
登録分の余地を残していたか否かを判断する。このと
き、上記バッファは、他の装置に預けられていたジャー
ナルデータの総和(他の装置のジャーナルデータを預か
っていた場合は、それをも含む)に基づく残容量を示し
ているが、この総和は、一般的に自己のジャーナルメモ
リm1の容量よりも小さいので、一登録分を残している。
そこで、一登録分の余地を残していればステップS32に
進んで、ジャーナルメモリm1の残容量を算出し、その結
果を自己の残容量メモリm2に自己マシンNo.対応に格納
するとともに、他の全の装置に対して送出する。この際
の残容量が、他の装置から預かっているジャーナルデー
タに基づくものであることは言うまでもない。
ステップS22での判断の結果、精算モードでない場合
は、他モードであるか否かを判断し(ステップS33)、
他モードであれば、そのモードにおける処理を行う(ス
テップS34)。そして、その処理を行った旨をジャーナ
ルメモリm1に格納すべく、ステップS14〜S18の処理を行
う。また、ステップS23での判断の結果、J/M精算キー2a
の操作でない場合は、PLUメモリm3または商品別メモリm
4の精算を指示するPLU精算キー2bの操作であるか否かを
判断し(ステップS35)、PLU精算キー2bの操作である場
合には、PLUメモリm3または商品別メモリm4を精算処理
する(ステップS36)。
<マスタMの動作> マスタMにおいても、本発明の特徴である自己のジャ
ーナルメモリm1に余裕がないときは、一番余裕のある他
のジャーナルメモリm1にジャーナルデータを一時的に預
け、精算時に返してもらうという点については、スレー
ブSLnと全く同様である。そこで、ここでは、スレーブS
Lnと異なる動作についてのみ第3図により説明する。マ
スタMに入力される商品コードの入力元としては、マス
タM自身のキー入力部2またはバーコードリーダ9と、
スレーブSLnとの2つがある。そこで、マスタMは、ス
テップM4にて、入力された商品コードがスレーブSLn
らのものであるか否かを、すなわち、単価等の問合わせ
によるものであるか否かを判断する(第2図のステップ
S5に対応)。その結果、単価等の問合わせによるもので
あるときは、その商品コード対応の商品の単価、キャラ
クタを問合わせ元のスレーブSLnに伝送し(ステップM5:
第2図のステップS6に対応)、ステップM1に戻る。すな
わち、問合わせ入力はジャーナルメモリm1に格納されな
い。単価問合わせによるものでないとき、すなわち、マ
スタM自身からの入力であるときは、PLUメモリm3の商
品コード対応の個数を+1する(ステップM6)。次に、
PLUメモリm3から取得した商品コード対応の単価、キャ
ラクタと、入力された商品コードを印字部5に印字さ
せ、表示部6に表示させる(ステップM17)。そして、
マスタ自身から商品コードが入力された場合は、その商
品コード、単価等をジャーナルメモリm1に格納すべくス
テップM14以下の処理を行う。以上が、マスタMの動作
のうち、スレーブSLnと異なる点である。なお、第3図
中、上述のステップM4〜M7以外の他のステップの名称
中、同一数字を示すステップでは第2図と全く同様の処
理が行われる。ただし、ステップM3での検索対象は商品
別メモリm4ではなく、PLUメモリm3である。
なお、本発明は上述の実施例に限定されることなく、
例えば、各装置が相互に全装置のジャーナルメモリm1の
残容量を記憶し合うことなく、各装置は自己のジャーナ
ルメモリm1の残容量のみ記憶しておき、自己のジャーナ
ルメモリm1に余裕がなくなった時点で他の装置のジャー
ナルメモリm1の残容量を問合わせ、一番余裕のある装置
のジャーナルメモリm1にジャーナルデータを預けるよう
にすることも可能である。
[発明の効果] この発明によれば、複数の他のデータ処理装置のいず
れかを必要に応じて選択し、自己のデータ処理装置の代
りとして利用し、入力されたデータを記憶させることが
できる。しかも、他のデータ処理装置に記憶されている
各種データのうち、記憶してあった自己のデータを間違
いなく、他のデータ処理装置から自己のデータ処理装置
へ返送させることができる。さらに、返送の要求をする
だけで他のデータ処理装置に記憶してあった自己のデー
タを自動的に返送してもらえるため、自己のデータをオ
ペレータが探したりすることなく自動的に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるデータ処理装置の構成
図、第2図および第3図は第1図の動作を示すフローチ
ャートである。 1……CPU、4……RAM、5……印字部、M……マスタ、
SLn……スレーブ、m1……ジャーナルメモリ、m2……残
容量メモリ、2a……J/M精算キー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の他のデータ処理装置と相互にデータ
    伝送可能に接続されたデータ処理装置において、 データを入力する入力手段と、 前記複数の他のデータ処理装置のなかから前記入力手段
    で入力されたデータの記憶可能なデータ処理装置を選択
    する選択手段と、 所定の転送命令に基づいて前記入力手段で入力されたデ
    ータを、自己のデータ処理装置固有の識別情報と対応づ
    けて、前記選択手段で選択されたデータ処理装置へ転送
    して記憶させる転送制御手段と、 所定の返送命令に基づいて前記選択手段で選択のデータ
    処理装置に対して返送要求を出力し、前記選択手段で選
    択のデータ処理装置に記憶されている各種データのう
    ち、前記識別情報と対応づけて記憶されているデータを
    自己のデータ処理装置へ返送せしめる返送制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
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