JPH05216785A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
- Publication number
- JPH05216785A JPH05216785A JP4277676A JP27767692A JPH05216785A JP H05216785 A JPH05216785 A JP H05216785A JP 4277676 A JP4277676 A JP 4277676A JP 27767692 A JP27767692 A JP 27767692A JP H05216785 A JPH05216785 A JP H05216785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slave
- master
- ecr
- schedule
- contents
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 17
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 14
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 101100262440 Arabidopsis thaliana ECR1 gene Proteins 0.000 description 8
- 238000001810 electrochemical catalytic reforming Methods 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スレーブ装置あるいはマスタ装置に切り換え
可能な、データ処理装置の提供。 【構成】 マスタ側ECR1のマスター/スレーブ切換
スイッチM/Sの切り換えに応じモード指定され、予め
記憶されているマイクロプログラムに従って各種の動作
がCPU12によって制御され、マスタ装置あるいはス
レーブ装置として機能する。
可能な、データ処理装置の提供。 【構成】 マスタ側ECR1のマスター/スレーブ切換
スイッチM/Sの切り換えに応じモード指定され、予め
記憶されているマイクロプログラムに従って各種の動作
がCPU12によって制御され、マスタ装置あるいはス
レーブ装置として機能する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマスタ装置あるいはス
レーブ装置に機能を切り換えられるデータ処理装置に関
する。
レーブ装置に機能を切り換えられるデータ処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、大型店舗等においては各売場等に
設置されたECR(電子式キャッシュレジスタ)はスレ
ーブECRをインラインでマスタECRに接続させ、各
スレーブECRから伝送されてきた売上データをマスタ
ECRで収集するようにした売上データ処理システムが
採用されている。ところで、このような売上データ処理
システムにあっては、夫々機能の異なる専用のマスタE
CRとスレーブECRを用意しておく必要がある。
設置されたECR(電子式キャッシュレジスタ)はスレ
ーブECRをインラインでマスタECRに接続させ、各
スレーブECRから伝送されてきた売上データをマスタ
ECRで収集するようにした売上データ処理システムが
採用されている。ところで、このような売上データ処理
システムにあっては、夫々機能の異なる専用のマスタE
CRとスレーブECRを用意しておく必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、夫々機
能の異なる専用のマスタECRとスレーブECRを用意
しておくことは、夫々のECRを設計し製造しなければ
ならず負担が大きい。また、出荷する場合、輸送する場
合、店舗に設置する場合等マスタECRとスレーブEC
Rを分けて管理する必要があり面倒であった。この発明
の課題は、データ処理装置をスレーブ装置あるいはマス
タ装置へ切り換えられるようにすることである。
能の異なる専用のマスタECRとスレーブECRを用意
しておくことは、夫々のECRを設計し製造しなければ
ならず負担が大きい。また、出荷する場合、輸送する場
合、店舗に設置する場合等マスタECRとスレーブEC
Rを分けて管理する必要があり面倒であった。この発明
の課題は、データ処理装置をスレーブ装置あるいはマス
タ装置へ切り換えられるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。切り換え指示手段はマスタ装置としてあるい
はスレーブ装置として機能を切り換えるための切り換え
指示を行なう。切り換え手段は切り換え指示手段の切り
換え指示に応じマスタ装置あるいはスレーブ装置として
機能を切り換える。
りである。切り換え指示手段はマスタ装置としてあるい
はスレーブ装置として機能を切り換えるための切り換え
指示を行なう。切り換え手段は切り換え指示手段の切り
換え指示に応じマスタ装置あるいはスレーブ装置として
機能を切り換える。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。切り
換え指示手段の切り換え指示に応じ切り換え手段によっ
てマスタ装置あるいはスレーブ装置に機能が切り換えら
れる。したがって、データ処理装置をスレーブ装置ある
いはマスタ装置へ切り換えられる。
換え指示手段の切り換え指示に応じ切り換え手段によっ
てマスタ装置あるいはスレーブ装置に機能が切り換えら
れる。したがって、データ処理装置をスレーブ装置ある
いはマスタ装置へ切り換えられる。
【0006】
【実施例】以下、一実施例を具体的に説明する。実施例の構成 図2はデータ伝送システムの概略構成図である。図中1
は通常マスターとして働くマスター側ECRで、このマ
スター側ECR1にはインライン2を介して通常スレー
ブとして働く複数台のスレーブ側ECR3……が接続さ
れ、各ECR1、3……間においてデータの送受信が実
行可能となっている。しかして本実施例において、マス
ター側ECR1およびスレーブ側ECR3……はマスタ
ーあるいはスレーブとして夫々機能可能に構成されたも
のである。
は通常マスターとして働くマスター側ECRで、このマ
スター側ECR1にはインライン2を介して通常スレー
ブとして働く複数台のスレーブ側ECR3……が接続さ
れ、各ECR1、3……間においてデータの送受信が実
行可能となっている。しかして本実施例において、マス
ター側ECR1およびスレーブ側ECR3……はマスタ
ーあるいはスレーブとして夫々機能可能に構成されたも
のである。
【0007】マスター側ECR1は図1(A)に示す如
く構成されている。このECR1の入力部11におい
て、そのキーボード上には金額等を入力する数字キーK
A、各種のファンクションキーKBの他、客が多く登録
が混んでいる際に操作されるBUSYキーKC、スケジ
ュール設定日付/時刻を設定する際に使用される日付/
時刻入力キーKD、現金/預かり金キーKE、PLU
(プライス・ルック・アップ)別キーKF、クリアキー
KG、貸売キーKHが設けられている。また、入力部1
1のキーボード上には回転式のモード切換スイッチMS
が設けられている。このモード切換スイッチMSはその
切換位置に応じて「設定」、「登録」、「電源OF
F」、「点検」、「精算」の各モードに切換るものであ
る。また、入力部11のキーボード上にはスケジュール
機能の開始を報知するスケジュール開始表示ランプLP
が設けられ、更に、スライドスイッチ式のマスター/ス
レーブ切換スイッチM/Sが設けられている。このマス
ター/スレーブ切換スイッチM/Sはその切換位置「M
(マスター)」、「S(スレーブ)」に応じてマスター
としてあるいはスレーブとして機能させるものである。
しかして、入力部11から操作キーに対応して出力され
るキー入力信号あるいはモード切換スイッチMS、マス
ター/スレーブ切換スイッチM/Sの切換位置に応じて
出力されるモード指定信号はCPU(中央演算処理回
路)12に入力され、CPU12はスレーブ側ECRあ
るいはマスタ側ECRの機能に切り換える。
く構成されている。このECR1の入力部11におい
て、そのキーボード上には金額等を入力する数字キーK
A、各種のファンクションキーKBの他、客が多く登録
が混んでいる際に操作されるBUSYキーKC、スケジ
ュール設定日付/時刻を設定する際に使用される日付/
時刻入力キーKD、現金/預かり金キーKE、PLU
(プライス・ルック・アップ)別キーKF、クリアキー
KG、貸売キーKHが設けられている。また、入力部1
1のキーボード上には回転式のモード切換スイッチMS
が設けられている。このモード切換スイッチMSはその
切換位置に応じて「設定」、「登録」、「電源OF
F」、「点検」、「精算」の各モードに切換るものであ
る。また、入力部11のキーボード上にはスケジュール
機能の開始を報知するスケジュール開始表示ランプLP
が設けられ、更に、スライドスイッチ式のマスター/ス
レーブ切換スイッチM/Sが設けられている。このマス
ター/スレーブ切換スイッチM/Sはその切換位置「M
(マスター)」、「S(スレーブ)」に応じてマスター
としてあるいはスレーブとして機能させるものである。
しかして、入力部11から操作キーに対応して出力され
るキー入力信号あるいはモード切換スイッチMS、マス
ター/スレーブ切換スイッチM/Sの切換位置に応じて
出力されるモード指定信号はCPU(中央演算処理回
路)12に入力され、CPU12はスレーブ側ECRあ
るいはマスタ側ECRの機能に切り換える。
【0008】CPU12は予め記憶されているマイクロ
プログラムにしたがって各種の動作を制御するもので、
例えば後述するスレーブ側ECRの処理あるいはスレー
ブ側ECRの処理をマスター/スレーブ切換スイッチか
らの出力に基づき選択的に実行したり、入力処理、登録
処理、データ伝送処理、データ収集処理等を実行する。
そして、CPU12には、置数、演算等に用いられる
A、B、C、D、E、レジスタの他、演算部、制御部を
有する構成となっている。しかして、CPU12はRA
M(ランダムアクセスメモリ)13との間でデータの授
受を行ってRAM13内の各種のデータを累計したり、
ドロア14の開放動作を制御し、また表示部(螢光表示
管等)15に売上データ等をデジタル表示させ、印字部
(サーマルプリンタ等)16を駆動してレシート用紙並
びにジャーナル用紙に売上データを印字させ、時計回路
部17から現在時刻を読み取る。
プログラムにしたがって各種の動作を制御するもので、
例えば後述するスレーブ側ECRの処理あるいはスレー
ブ側ECRの処理をマスター/スレーブ切換スイッチか
らの出力に基づき選択的に実行したり、入力処理、登録
処理、データ伝送処理、データ収集処理等を実行する。
そして、CPU12には、置数、演算等に用いられる
A、B、C、D、E、レジスタの他、演算部、制御部を
有する構成となっている。しかして、CPU12はRA
M(ランダムアクセスメモリ)13との間でデータの授
受を行ってRAM13内の各種のデータを累計したり、
ドロア14の開放動作を制御し、また表示部(螢光表示
管等)15に売上データ等をデジタル表示させ、印字部
(サーマルプリンタ等)16を駆動してレシート用紙並
びにジャーナル用紙に売上データを印字させ、時計回路
部17から現在時刻を読み取る。
【0009】RAM13はCPU12の制御下でデータ
の読み込み、書き込み動作が制御されるもので、PLU
別合計メモリM1、取引別合計メモリM2、その他の合
計メモリM3の他、予め設定されるスケジュール内容記
憶部M4、スケジュール時刻記憶部M5、スケジュール
内容を転送すべき他のECRのマシンナンバを記憶する
マシンナンバ記憶部M6が設けられている。なお、スケ
ジュール内容記憶部M4、スケジュール時刻記憶部M5
には複数のスケジュール内容、時刻が記憶可能となって
いる。
の読み込み、書き込み動作が制御されるもので、PLU
別合計メモリM1、取引別合計メモリM2、その他の合
計メモリM3の他、予め設定されるスケジュール内容記
憶部M4、スケジュール時刻記憶部M5、スケジュール
内容を転送すべき他のECRのマシンナンバを記憶する
マシンナンバ記憶部M6が設けられている。なお、スケ
ジュール内容記憶部M4、スケジュール時刻記憶部M5
には複数のスケジュール内容、時刻が記憶可能となって
いる。
【0010】図1(B)はスレーブ側ECR3……の構
成を示している。なお、本実施例のスレーブ側ECR3
……はマスターとして機能可能に構成されている為マス
ター側ECR1と略同様に構成され、特にマスター側と
相違しないものについては同一符号をもって示しその説
明を省略する。なお、スレーブ側ECR3には時計回路
部が設けられておらず、またRAM13内にはスケジュ
ール内容記憶部およびスケジュール時刻記憶部は設けら
れていない。
成を示している。なお、本実施例のスレーブ側ECR3
……はマスターとして機能可能に構成されている為マス
ター側ECR1と略同様に構成され、特にマスター側と
相違しないものについては同一符号をもって示しその説
明を省略する。なお、スレーブ側ECR3には時計回路
部が設けられておらず、またRAM13内にはスケジュ
ール内容記憶部およびスケジュール時刻記憶部は設けら
れていない。
【0011】実施例の動作 図3はマスター側ECR1で一定時間毎、具体的には1
秒毎に割り込みで実行開始されるフローチャートであ
る。先ずこのフローに入ると、RAM13から予め設定
された複数のスケジュール内容に対応するスケジュール
時刻を順次読み出してCPU12内のBレジスタへ取り
込み、そして時計回路部11からAレジスタへ読み込ん
だ現在時刻と比較し、その一致が検出される(ステップ
S1)。ここで、いずれのスケジュール時刻にも一致し
なければ、この割込処理は終了するが、いずれかのスケ
ジュール時刻と一致したことが検出されると、ステップ
S2に進み、一致検出されたスケジュール時刻と対応す
るスケジュール内容がRAM13から読みだされてCP
U12のDレジスタにセットされる。そして、現在、登
録中であるかが調べられ(ステップS3)、登録中でな
ければ、スケジュール開始を明示する為のスケジュール
開示表示ランプLPを点灯させる(ステップS4)。こ
れによって、キャッシャはスケジュール時刻になったこ
とを確認することができるが、客が多く登録が混んでい
るときには、BUSYキーKCを操作する。この場合、
BUSYキーの操作でCPU2のCレジスタにはBUS
Y入力コードがセットされるので、次のステップS5で
はCレジスタの内容に応じてBUSYキーの操作有無が
調べられるが、操作されなければスケジュール時刻にな
ってから一定時間(例えば10秒)経過したかが調べら
れる(ステップS6)。いま、一定時間経過していなけ
れば、ステップS4に戻る。しかして、スケジュール時
刻になってから一定時間経過してもBUSYキーが操作
されなければ、スケジュール開始表示ランプLPを消灯
(ステップS7)させたのち、Dレジスタへ呼び出して
おいたスケジュール内容、例えば全スレーブ側の精算デ
ータあるいは点検データを収集する処理が実行される
(ステップS8)。このようなスケジュール内容の実行
が終ると、最後にA、B、C、D、E、レジスタを夫々
クリアするイニシャライズ処理(ステップS9)が行な
われる。
秒毎に割り込みで実行開始されるフローチャートであ
る。先ずこのフローに入ると、RAM13から予め設定
された複数のスケジュール内容に対応するスケジュール
時刻を順次読み出してCPU12内のBレジスタへ取り
込み、そして時計回路部11からAレジスタへ読み込ん
だ現在時刻と比較し、その一致が検出される(ステップ
S1)。ここで、いずれのスケジュール時刻にも一致し
なければ、この割込処理は終了するが、いずれかのスケ
ジュール時刻と一致したことが検出されると、ステップ
S2に進み、一致検出されたスケジュール時刻と対応す
るスケジュール内容がRAM13から読みだされてCP
U12のDレジスタにセットされる。そして、現在、登
録中であるかが調べられ(ステップS3)、登録中でな
ければ、スケジュール開始を明示する為のスケジュール
開示表示ランプLPを点灯させる(ステップS4)。こ
れによって、キャッシャはスケジュール時刻になったこ
とを確認することができるが、客が多く登録が混んでい
るときには、BUSYキーKCを操作する。この場合、
BUSYキーの操作でCPU2のCレジスタにはBUS
Y入力コードがセットされるので、次のステップS5で
はCレジスタの内容に応じてBUSYキーの操作有無が
調べられるが、操作されなければスケジュール時刻にな
ってから一定時間(例えば10秒)経過したかが調べら
れる(ステップS6)。いま、一定時間経過していなけ
れば、ステップS4に戻る。しかして、スケジュール時
刻になってから一定時間経過してもBUSYキーが操作
されなければ、スケジュール開始表示ランプLPを消灯
(ステップS7)させたのち、Dレジスタへ呼び出して
おいたスケジュール内容、例えば全スレーブ側の精算デ
ータあるいは点検データを収集する処理が実行される
(ステップS8)。このようなスケジュール内容の実行
が終ると、最後にA、B、C、D、E、レジスタを夫々
クリアするイニシャライズ処理(ステップS9)が行な
われる。
【0012】一方スケジュール時刻になったとしてもス
テップS3で登録中であることが検出されたり、ステッ
プS5でスケジュール時刻になってから、一定時間以内
にBUSYキーが操作されたことが、検出された場合に
は、(ステップS10)に進み、RAM13の転送マシ
ンナンバ記憶部M6からその内容を読み出してそのマシ
ンナンバに対応するスレーブ側ECR3を択一的に指定
してそのECRへDレジスタ内のスケジュール内容を転
送する。ここで、転送マシンナンバは予め決められてい
るもので、複数台のスレーブ側ECR3……のうちその
1台を指定する。しかして、このようなスケジュール内
容の転送が行なわれると、Dレジスタを除きA、B、
C、Eレジスタの内容が夫々クリアされる(ステップS
11)。したがって、この場合はマスター側ではスケジ
ュール内容は実行されずいずれかのスレーブ側ECRを
指定してそのスケジュール内容を伝送し、そのECRに
スケジュール権を譲ることになる。
テップS3で登録中であることが検出されたり、ステッ
プS5でスケジュール時刻になってから、一定時間以内
にBUSYキーが操作されたことが、検出された場合に
は、(ステップS10)に進み、RAM13の転送マシ
ンナンバ記憶部M6からその内容を読み出してそのマシ
ンナンバに対応するスレーブ側ECR3を択一的に指定
してそのECRへDレジスタ内のスケジュール内容を転
送する。ここで、転送マシンナンバは予め決められてい
るもので、複数台のスレーブ側ECR3……のうちその
1台を指定する。しかして、このようなスケジュール内
容の転送が行なわれると、Dレジスタを除きA、B、
C、Eレジスタの内容が夫々クリアされる(ステップS
11)。したがって、この場合はマスター側ではスケジ
ュール内容は実行されずいずれかのスレーブ側ECRを
指定してそのスケジュール内容を伝送し、そのECRに
スケジュール権を譲ることになる。
【0013】図4はスレーブ側ECR3において、他の
ECR(スレーブ側ECRも含む)からスケジュール内
容の伝送に伴い、割り込みによって実行されるフローチ
ャートである。先ず、このフローに入ると、現在、登録
中であるかが調べられる(ステップS21)。ここで、
登録中でなければ、スケジュール開始表示ランプLPを
点灯させたのち一定時間内にBUSYキーが操作された
かが調べられる(ステップS22、S23、S24)。
その結果、一定時刻内にBUSYキーが操作されなけれ
ば、スケジュール開始表示ランブLPを消灯させる(ス
テップS25)。そして、転送されて来たスケジュール
内容が記憶されているAレジスタの内容に基づいてその
スケジュール内容を実行し(ステップS26)、その
後、スケジュール内容と、このスレーブECRのマシン
ナンバとスケジュールの実行終了コードをマスター側へ
夫々転送する(ステップS27)。そして、A、B、C
レジスタの内容が夫々クリアされる(ステップS2
8)。
ECR(スレーブ側ECRも含む)からスケジュール内
容の伝送に伴い、割り込みによって実行されるフローチ
ャートである。先ず、このフローに入ると、現在、登録
中であるかが調べられる(ステップS21)。ここで、
登録中でなければ、スケジュール開始表示ランプLPを
点灯させたのち一定時間内にBUSYキーが操作された
かが調べられる(ステップS22、S23、S24)。
その結果、一定時刻内にBUSYキーが操作されなけれ
ば、スケジュール開始表示ランブLPを消灯させる(ス
テップS25)。そして、転送されて来たスケジュール
内容が記憶されているAレジスタの内容に基づいてその
スケジュール内容を実行し(ステップS26)、その
後、スケジュール内容と、このスレーブECRのマシン
ナンバとスケジュールの実行終了コードをマスター側へ
夫々転送する(ステップS27)。そして、A、B、C
レジスタの内容が夫々クリアされる(ステップS2
8)。
【0014】一方、他のECRからスケジュール内容が
伝送されて来ても現在登録中であったり、一定時間内に
BUSYキーが操作された場合には、ステップS21、
S23でそのことが検出されてステップS29に進み、
Aレジスタの内容(転送されて来たスケジュール内容)
をBレジスタの内容(RAM13から読み出したスケジ
ュール内容転送マシンナンバ)によって指定される他の
ECRへ転送する。そしてステップS28でA、B、C
レジスタの内容が夫々クリアされる。したがって、この
場合においては、マスター側ECR1からスケジュール
実行権が譲渡されても当該ECRにおいてはスケジュー
ル内容は実行されず、他のECRを指定してスケジュー
ル内容を更に他のECRへ転送し、スケジュール実行権
を更に次のスレーブ側ECR3へ譲渡する。このように
してスレーブ側ECR3……を順次指定してそれが登録
中かBUSY入力有るかを調べ、その結果、登録中でも
なくBUSY入力が無い場合に限り、そのECRでスケ
ジュール内容が実行されるが、全てのスレーブ側ECR
3……が登録中あるいはBUSY入力有る場合には、最
後に指定されたスレーブ側ECR3ではマスタ側ECR
1を指定してスケジュール内容を転送し、これによって
スケジュール内容が元に戻される。
伝送されて来ても現在登録中であったり、一定時間内に
BUSYキーが操作された場合には、ステップS21、
S23でそのことが検出されてステップS29に進み、
Aレジスタの内容(転送されて来たスケジュール内容)
をBレジスタの内容(RAM13から読み出したスケジ
ュール内容転送マシンナンバ)によって指定される他の
ECRへ転送する。そしてステップS28でA、B、C
レジスタの内容が夫々クリアされる。したがって、この
場合においては、マスター側ECR1からスケジュール
実行権が譲渡されても当該ECRにおいてはスケジュー
ル内容は実行されず、他のECRを指定してスケジュー
ル内容を更に他のECRへ転送し、スケジュール実行権
を更に次のスレーブ側ECR3へ譲渡する。このように
してスレーブ側ECR3……を順次指定してそれが登録
中かBUSY入力有るかを調べ、その結果、登録中でも
なくBUSY入力が無い場合に限り、そのECRでスケ
ジュール内容が実行されるが、全てのスレーブ側ECR
3……が登録中あるいはBUSY入力有る場合には、最
後に指定されたスレーブ側ECR3ではマスタ側ECR
1を指定してスケジュール内容を転送し、これによって
スケジュール内容が元に戻される。
【0015】図5は、マスター側ECR1において、ス
レーブ側からスケジュール内容が転送されて戻って来た
場合、あるいはスレーブ側でのスケジュール実行に伴っ
てスレーブ側からスケジュール内容、マシンナンバ、実
行終了コードが夫々転送されて来た場合に割り込みで実
行開始されるフローチャートである、先ず、このフロー
に入ると、スケジュール実行権が譲渡中であるかをDレ
ジスタにデータが有るか否かに応じて調べられる(ステ
ップS31)。いま、スケジュール内容がすでにマスタ
ー側で実行されていた場合にはDレジスタの内容はクリ
アされているので、エラーとなるが、スケジュール実行
権譲渡中であれば、伝送データに実行終了コードが有る
か、換言すれば、スレーブ側ECR3でスケジュール内
容が実行されたかが調べられる(ステップS32)。い
ま、スレーブ側でスケジュール内容が実行されたものと
すると、ステップS33に進み、スケジュール内容とマ
シンナンバが夫々印字、表示される。これによって、ス
ケジュール内容がどのECRで実行されたかの確認が可
能となる。そして、ステップS32で実行終了コードが
ないと判別された場合ステップS34に進み、登録中か
が調べられ、登録中であれば登録処理(ステップS3
5)が実行されて登録終了かを調べ(ステップS3
6)、登録終了でなければステップS35に戻り、登録
が終るまで待機する。しかして、登録中ではなく、ある
いは登録が終った場合には、ステップS37に進み、D
レジスタの内容に基づきスケジュール内容が実行され
る。そしてDレジスタの内容(スケジュール内容)がク
リアされる(ステップS38)。したがって、全てのス
レーブ側ECRでスケジュール内容が実行されず、元の
マスター側へスケジュール内容が戻って来た場合におい
ては、登録中であればその登録終了後にスケジュール内
容が実行されることになり、この場合にはスレーブ側へ
スケジュール実行権は譲渡されない。
レーブ側からスケジュール内容が転送されて戻って来た
場合、あるいはスレーブ側でのスケジュール実行に伴っ
てスレーブ側からスケジュール内容、マシンナンバ、実
行終了コードが夫々転送されて来た場合に割り込みで実
行開始されるフローチャートである、先ず、このフロー
に入ると、スケジュール実行権が譲渡中であるかをDレ
ジスタにデータが有るか否かに応じて調べられる(ステ
ップS31)。いま、スケジュール内容がすでにマスタ
ー側で実行されていた場合にはDレジスタの内容はクリ
アされているので、エラーとなるが、スケジュール実行
権譲渡中であれば、伝送データに実行終了コードが有る
か、換言すれば、スレーブ側ECR3でスケジュール内
容が実行されたかが調べられる(ステップS32)。い
ま、スレーブ側でスケジュール内容が実行されたものと
すると、ステップS33に進み、スケジュール内容とマ
シンナンバが夫々印字、表示される。これによって、ス
ケジュール内容がどのECRで実行されたかの確認が可
能となる。そして、ステップS32で実行終了コードが
ないと判別された場合ステップS34に進み、登録中か
が調べられ、登録中であれば登録処理(ステップS3
5)が実行されて登録終了かを調べ(ステップS3
6)、登録終了でなければステップS35に戻り、登録
が終るまで待機する。しかして、登録中ではなく、ある
いは登録が終った場合には、ステップS37に進み、D
レジスタの内容に基づきスケジュール内容が実行され
る。そしてDレジスタの内容(スケジュール内容)がク
リアされる(ステップS38)。したがって、全てのス
レーブ側ECRでスケジュール内容が実行されず、元の
マスター側へスケジュール内容が戻って来た場合におい
ては、登録中であればその登録終了後にスケジュール内
容が実行されることになり、この場合にはスレーブ側へ
スケジュール実行権は譲渡されない。
【0016】このように本実施例では基本的にはマスタ
ー側でスケジュール内容を実行するが、それが実行でき
ない特定の場合には、スレーブ側へスケジュール実行権
を譲渡する。ここで、譲渡されたスレーブ側ECRにあ
ってもそれを実行することができない特定の場合にはこ
のスレーブ側ECRから他のスレーブ側ECRへスケジ
ュール実行権が譲渡される。このようにしてスレーブ側
ECRに順次スケジュール実行権を譲渡してゆき、実行
可能状態にあるスレーブ側ECRが検索されたときに
は、そのECRでそのスケジュールを実行させる。した
がって、客を待たせることなしにスケジュール内容を実
行することができると共にその設定時刻になったらでき
る限りその時刻に実行されることになる。
ー側でスケジュール内容を実行するが、それが実行でき
ない特定の場合には、スレーブ側へスケジュール実行権
を譲渡する。ここで、譲渡されたスレーブ側ECRにあ
ってもそれを実行することができない特定の場合にはこ
のスレーブ側ECRから他のスレーブ側ECRへスケジ
ュール実行権が譲渡される。このようにしてスレーブ側
ECRに順次スケジュール実行権を譲渡してゆき、実行
可能状態にあるスレーブ側ECRが検索されたときに
は、そのECRでそのスケジュールを実行させる。した
がって、客を待たせることなしにスケジュール内容を実
行することができると共にその設定時刻になったらでき
る限りその時刻に実行されることになる。
【0017】なお、上記実施例にあっては、スケジュー
ル内容が全てのスレーブ側ECRに転送されたのち元の
マスター側ECRに戻って来た場合には、それ以上スケ
ジュール内容をスレーブ側に転送しないようにしたが、
スケジュールが実行されるまでサイクリックにスケジュ
ール内容を転送し続けるようにしてもよい。また、マス
ター側でスレーブ側を順次指定してスケジュールの実行
可否を問合せてゆくようにしてもよい。
ル内容が全てのスレーブ側ECRに転送されたのち元の
マスター側ECRに戻って来た場合には、それ以上スケ
ジュール内容をスレーブ側に転送しないようにしたが、
スケジュールが実行されるまでサイクリックにスケジュ
ール内容を転送し続けるようにしてもよい。また、マス
ター側でスレーブ側を順次指定してスケジュールの実行
可否を問合せてゆくようにしてもよい。
【0018】また、スケジュールが実行された時刻をス
ケジュール予定時刻に対応して記憶するようにしてもよ
い。
ケジュール予定時刻に対応して記憶するようにしてもよ
い。
【0019】更に、スレーブ側でスケジュール内容が実
行された場合には、スレーブ側でスケジュール内容(収
集データ等)を印字しないで、マスター側へ伝送してマ
スター側で印字するようにしてもよい。
行された場合には、スレーブ側でスケジュール内容(収
集データ等)を印字しないで、マスター側へ伝送してマ
スター側で印字するようにしてもよい。
【0020】しかも、上記実施例では設定時刻にスケジ
ュール内容を自動的に実行するようにしたが、マスター
側でのキー入力等によってスケジュール内容の実行を指
示するようにしてもよい。
ュール内容を自動的に実行するようにしたが、マスター
側でのキー入力等によってスケジュール内容の実行を指
示するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、データ処理装置をスレ
ーブ装置あるいはマスタ装置へ切り換えられる。したが
って、スレーブ装置とマスタ装置の夫々のECR等を設
計し製造する必要はない。また、マスタECRとスレー
ブECRを分けて管理する必要もない。
ーブ装置あるいはマスタ装置へ切り換えられる。したが
って、スレーブ装置とマスタ装置の夫々のECR等を設
計し製造する必要はない。また、マスタECRとスレー
ブECRを分けて管理する必要もない。
【図1】(A)はデータ伝送システムのマスター側EC
Rのブロック回路図、(B)はスレーブ側ECRのブロ
ック回路図。
Rのブロック回路図、(B)はスレーブ側ECRのブロ
ック回路図。
【図2】データ伝送システム構成図。
【図3】マスター側ECRで一定時間毎に割り込みで実
行されるフローチャート。
行されるフローチャート。
【図4】スレーブ側ECRにおいて特定データを受信し
た際に割り込みで実行されるフローチャート。
た際に割り込みで実行されるフローチャート。
【図5】マスター側ECRで特定データを受信した際に
割り込みで実行されるフローチャート。
割り込みで実行されるフローチャート。
1 マスター側ECR 3 スレーブ側ECR 12 CPU 13 RAM
Claims (1)
- 【請求項1】機能を切り換えるための指示を行う切り換
え指示手段と、 この切り換え指示手段の切り換え指示に応じマスタ装置
あるいはスレーブ装置として機能を切り換える切り換え
手段とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277676A JPH05216785A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277676A JPH05216785A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | データ処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22565585A Division JPH0731698B2 (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | データ処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05216785A true JPH05216785A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=17586756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4277676A Pending JPH05216785A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05216785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100472772B1 (ko) * | 2000-07-31 | 2005-03-07 | 엘지전자 주식회사 | 적층확장형 시스템의 슬레이브 시스템 관리방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338237A (en) * | 1976-09-21 | 1978-04-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | Multi processor system |
JPS5856121A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-02 | Fujitsu Ltd | デ−タ処理システム |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4277676A patent/JPH05216785A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338237A (en) * | 1976-09-21 | 1978-04-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | Multi processor system |
JPS5856121A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-02 | Fujitsu Ltd | デ−タ処理システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100472772B1 (ko) * | 2000-07-31 | 2005-03-07 | 엘지전자 주식회사 | 적층확장형 시스템의 슬레이브 시스템 관리방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4688173A (en) | Program modification system in an electronic cash register | |
JPS5835304B2 (ja) | 複数台の電子式キャッシュレジスタの制御方式 | |
JPH05216785A (ja) | データ処理装置 | |
JPH05216784A (ja) | データ処理装置 | |
JPH0731698B2 (ja) | データ処理システム | |
JP2518173B2 (ja) | デ−タ処理装置 | |
JP2918766B2 (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
JP3014327B2 (ja) | レジスタ装置 | |
JPS6226517B2 (ja) | ||
JP2522531B2 (ja) | Posシステム | |
JPS62139098A (ja) | 売上デ−タ伝送方式 | |
JPS62120596A (ja) | デ−タ伝送方式 | |
JPH0243227B2 (ja) | ||
JPH02112095A (ja) | 商品販売データ処理装置 | |
KR100269781B1 (ko) | 금전 등록기의 프린터 제어명령 수정방법(printer control command changing method for ecr) | |
JPH08115471A (ja) | 電子式キャッシュレジスタ | |
JPH03232094A (ja) | 販売時点情報管理装置 | |
JPH08202946A (ja) | 金銭登録機の表示装置 | |
JPS6386637A (ja) | Pos端末装置 | |
JPS63136176A (ja) | デ−タ処理装置 | |
JPH05225210A (ja) | データ処理装置 | |
JPS5836388B2 (ja) | 電子式キヤツシユレジスタ | |
JPH0419600B2 (ja) | ||
JPH0365595B2 (ja) | ||
JPH06149586A (ja) | データ処理装置 |