JPH05225210A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH05225210A
JPH05225210A JP5701592A JP5701592A JPH05225210A JP H05225210 A JPH05225210 A JP H05225210A JP 5701592 A JP5701592 A JP 5701592A JP 5701592 A JP5701592 A JP 5701592A JP H05225210 A JPH05225210 A JP H05225210A
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Hideo Shimizu
英生 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器の稼働時間の均一化を図り、機器の消耗
等に起因する障害発生時期の遅延を行う。 【構成】 マスタ21は、RAM33に各端末のプリン
タの累積印字行数を記憶する累積印字行数メモリ62、
マシンNo.を記憶するマシンNo.メモリ63、プリンタ印
字行数の推奨値を記憶する所定行数メモリ64、精算か
ら精算までの間に実際に印字した行数を記憶する印字行
数メモリ65を設け、各プリンタの稼働時間を算出し、
算出した情報を基にプリンタ同士の交換を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レジスタ(EC
R),POSシステム、データターミナル等に用いられ
るデータ処理装置に係り、詳細には、インラインにより
マスター、バックアップマスター、スレーブを接続して
運用しているPOSシステム等において個々の装置のキ
ーボード、プリンタ等の消耗ユニットの稼働時間の監視
管理方法を改良したデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流通業界では、商品にかかわるデータを
いかにタイムリーに収集し、かつ処理をして次の商品販
売に結び付けるかが重要で、このためのシステム化が進
行している。POSシステム(電子レジスタ等)は、百
貨店、スーパー、専門店、小売店などの売場に設置さ
れ、単品管理、顧客管理、売上管理などに使用するデー
タを即時に収集する端末装置である。一般にはレジスタ
機能、データを一時記憶するファイル機能、上位装置へ
接続するオンライン機能を有している。また、電子レジ
スタ(ECR)は、売上データを累計(登録)しておい
た後、その売上データを出力して登録された金額および
回数等を点検あるいは精算して営業管理に役立てようと
するものであり、大別すると登録およびデータ収集を単
独で行う単独型の電子レジスタ(ECR)と、登録およ
びデータ収集をそれぞれ別個の登録機で行うマスター・
スレーブ(親子)型の電子レジスタとがある。
【0003】図8はマスター/バックアップマスター方
式のPOSシステムを説明するための図である。図8に
おいて、11はマスターターミナル(Master Termina
l)(以下、マスターといい、図中ではMと略記す
る)、12はマスター11をバックアップするバックア
ップマスターターミナル(Backup Master Terminal)
(以下、バックアップマスターといい、図中ではBMと
略記する)、13,14はスレーブターミナル(Slave
Terminal)(以下、スレーブ1、スレーブnといい、図
中ではS1,Snと略記する)であり、これらのターミ
ナルは所定の通信回線15を介して接続される。この通
信回線15を用いた通信には屋内の装置間を専用の回線
を介して行うインライン(屋内通信)と例えば電話回線
を利用して店単位でデータやりとりをするオンラインと
がある。この場合、マスター11側でも登録はできる
が、通常はスレーブ13,14側で登録をし、登録した
売上データ(商品コードおよびその個数等のデータ。)
を通信回線15を介してインライン集計あるいはオンラ
イン送出し、マスター11側でその売上データを収集し
て一括処理し売上データを管理する。これとともに、ス
レーブ13,14からのデータはバックアップマスター
12にも送信され、このバックアップマスター12でマ
スター11に記憶されたデータと同様のデータが記憶さ
れバックアップがとられる。上記マスター(M)11
と、バックアップマスター(BM)12のハード的構成
は同一であり、マスター11とバックアップマスター1
2はフラグの有無によってマスター権が移譲するだけで
ある。すなわち、マスター11に故障(ダウン)があっ
たときにはマスター11のフラグを降ろし、バックアッ
プマスター12のフラグを立てると、バックアップマス
ター12にマスター権が移ってマスターとなる。このよ
うに、マスター権が移動された場合にも運用に支障が生
じないようにするため両者のファイル内容やプログラム
内容等は完全同一に保たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のPO
Sシステムは、図8に示すようにインラインによって接
続されているマスター11、バックアップマスター12
及び1台以上のスレーブ13,14から構成されてお
り、マスター11、バックアップマスター12、スレー
ブ13,14がそれぞれ1動作単位として構成され、動
作単位毎に停止/動作を行っている。従って、全ての端
末機械が均一に使用されるのではなく稼働時間が機械に
よって異なることとなる。例えば、店舗の稼働効率を上
げるために、時間帯によって稼働している機械を制限し
たりすると、稼働時間が機械毎に偏ってしまい、そのた
めにキーボードやプリンタといった消耗ユニットが利用
率の高いものから障害を発生させる可能性が高くなる。
また、マスターやバックアップマスターは制御系の処理
を行っているので登録に使用することは少なくプリンタ
等の消耗は小さいが、レジ等で使用するスレーブではプ
リンタ等をフル稼働させることが多いためかかる消耗ユ
ニットの消耗(例えば、印字ドラム損傷)が大きくな
る。従って、いずれかの機械の消耗ユニットに消耗等が
発生するとシステム全体の障害発生時期を早めてしまう
欠点があった。本発明の課題は、機械の消耗ユニットの
稼働状態をチェックし、消耗したユニットを他の機械の
ユニットに交換できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。稼働値算出手段1(図1の機能ブロック図を参
照、以下同じ)は、接続された複数の機器(例えば、プ
リンタ、キーボード、モードキー、ドロア、スキャナ、
MCR等)の稼働状況を示す稼働値(例えば、稼働時
間、使用回数、印字行数等)を夫々に算出するもので、
例えば接続された複数の機器毎の稼働時間等をメモリに
累計して記憶することにより算出する。この場合、上記
機器はECR,POSシステム等の端末に内蔵されたも
のでもよいし、単体のもの(例えば、キッチンプリンタ
のようにプリンタ同士を接続したもの)でもよい。比較
手段2は、稼働値算出手段1により算出された夫々の稼
働値を所定値(例えば、機器の交換を指示する推奨値
等)と比較するもので、例えば各機器から伝送された稼
働値を所定値と比較するCPU等である。出力手段3
は、比較手段2の比較により稼働値が所定値を超える機
器がある場合、稼働値が最小の機器に応じたデータを出
力するもので、例えばCPUにより実行され、そのデー
タはLCD等の表示部やプリンタ等の印字部に出力され
る。
【0006】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。先ず、
複数の機器が通信回線等を通して接続され、例えば所定
の装置からデータ伝送要求の指定が行われると各機器か
らデータ要求した装置にデータが伝送され得る状態にな
っているものとする。この状態で、稼働値算出手段1に
よって接続された複数の機器の稼働値が夫々に算出さ
れ、算出された夫々の稼働値が比較手段2により所定値
と比較される。そして、比較により稼働値が所定値を超
える機器がある場合、出力手段3は稼働値が最小の機器
に応じたデータを出力する。従って、システム全体の機
器の稼働時間の均一化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図2〜図7を参照して一実施例を説明
する。原理説明 先ず、本データ処理装置の基本的な考え方を説明する。
図2は本データ処理装置のマスター/バックアップマス
ター方式のPOSシステムを説明するための図であり、
前記図8に対応している。図2において、POSシステ
ム20はマスターターミナル(Master Terminal)(以
下、マスターといい、図中ではMと略記する)21と、
マスター21をバックアップするバックアップマスター
ターミナル(Backup Master Terminal)(以下、バック
アップマスターといい、図中ではBMと略記する)22
と、スレーブターミナル(Slave Terminal)(以下、ス
レーブといい、図中ではSと略記する)23と、これら
のターミナルを接続するインライン通信回線24とによ
り構成される。
【0008】上記マスター21、バックアップマスター
22及びスレーブ23は、キーボード、プリンタ等の消
耗ユニットが同一種類のキーボード、プリンタ等で構成
され、ユニット単位で脱着が可能である。マスター21
内には、マスター21、バックアップマスター22及び
スレーブ23のそれぞれの消耗ユニットの稼働情報を検
出する稼働情報検出機能が設けられており、これらの情
報はインライン24を経由してマスター21に送られ
る。マスター21で受け取った情報は稼働情報検出機能
によりマスター21内に確保された各装置の情報エリア
に記録される。
【0009】また、マスター21内にはユニットの管理
表示機能が設けられ、この管理表示機能は一定間隔の時
間で、稼働情報検出機能により検出された各ユニットの
稼働情報を検索し、それぞれのユニットに予め登録され
ている各ユニットの交換情報を参照して、ユニット交換
時期が来ているかどうかを確認する。
【0010】仮に、スレーブ23のプリンタが登録され
た交換時間に達したのを確認し、バックアップマスター
22のプリンタが一番稼働時間が少ないとすると、マス
ター21の管理表示機能はその時点の情報を保持し、例
えばその日の精算が終了した段階でオペレータに対して
スレーブ23とバックアップマスター22のプリンタ交
換指示を出す。そして、マスター21内の所定の情報エ
リアに記憶されているスレーブ23とバックアップマス
ター22のプリンタの稼働情報を、プリンタの交換を確
認した上で入れ換える。上記交換の確認方法は、プリン
タと本体との間にセンサーを設け、それを検出すること
で自動的に行なう。
【0011】このように、POSシステム20内にマス
ター21、バックアップマスター22、スレーブ23そ
れぞれの消耗ユニットの稼働時間を監視し、一定時間を
経過した消耗ユニットを他の機械のユニットと交換する
ように管理する機能を持たせることにより、POSシス
テム20全体の消耗ユニットの稼働時間の均一化を図る
ことができ、障害発生時期をできるだけ遅延させること
ができる。
【0012】図3〜図7は通信制御装置を備えたデータ
処理装置の一実施例を示す図であり、本実施例はデータ
処理装置としてマスター・スレーブ方式のPOSシステ
ムに適用した例である。また、交換対象となる機器とし
てプリンタを例に採っている。先ず、構成を説明する。
図3は上記POSシステム20で使用されるマスター2
1あるいはバックアップマスター22の構成を示したブ
ロック図である。マスター21とバックアップマスター
22は前述したようにハード的構成は完全に同一である
ため、マスター21を代表して説明する。なお、スレー
ブ23の構成はPLUファイルがなく、ソフトウェア格
納部に格納されるプログラムやプリンタ稼働時間等の情
報が一部異なることを除けば上記マスター21の構成と
略同一である。
【0013】図3において、符号31はCPUであり、
CPU31はROM32に格納されているマイクロプロ
グラムに従ってRAM33との間でデータの授受を行っ
たりしながら各種動作に必要な値を演算処理し、処理し
たデータに基づいて後述する伝送制御装置36、表示部
37、印字部39、ドロア41等を制御するための制御
信号を出力する。
【0014】CPU31には、データ伝送処理を含むマ
スターターミナルの各種の動作を制御する制御用のマイ
クロプログラムを記憶するROM32、書込みと読出し
が可能な揮発性メモリからなり、入力された売上データ
が商品名、個数、金額等に分類されて記憶されるPLU
ファイルを構成するとともに、各ターミナルの機器の実
質稼働値を格納するバッファ、各種レジスタ等を備えた
RAM33、テンキー、ファンクションキー及び各モー
ドを指定するモードスイッチが設けられたキー入力部3
4を制御する入力制御部35、バックアップマスター2
1及びスレーブ23と通信回線(無線通信も含む)24
を経由して相互にデータ伝送を行う伝送制御装置36、
各種のデータをLCD(液晶表示)により表示する表示
部37を駆動する表示駆動部38、RAM33に記憶さ
れたPLUファイル等の各種データをジャーナル用紙お
よびレシート用紙に印字する印字部39を制御する印字
制御部40、現金を収納し現金/預かり金キー等が操作
された際に開放されるドロア41、タイマ42がそれぞ
れ接続されている。
【0015】上記キー入力部34には、そのキーボード
上にテンキー51、ファンクションキー52等の操作キ
ーが設けられているほか、「設定(P)」、「登録(R
EG)」、「電源オフ(OFF)」、「点検(X)」、
「精算(Z)」の各モードに指定するモードスイッチM
Sが設けられている。
【0016】また、上記RAM33は、書込みと読出し
が可能な揮発性メモリであり、売上データや演算に使用
するいわゆるワーキングメモリである。具体的には、R
AM33にはPLU合計器61、マスター(M),バッ
クアップマスター(BM),スレーブ(S1),スレー
ブn(Sn)のプリンタの累積印字行数を記憶する累積
印字行数メモリ62、マシンNo.を記憶するマシンNo.メ
モリ63、プリンタで印字する場合の印字行数の推奨値
(例えば、300万行)を記憶する所定行数メモリ6
4、精算から精算までの間に実際に印字した行数を記憶
する印字行数メモリ65が設けられている。ここで、印
字行数メモリ65は、精算をするときにマスターに印字
行数データを送る必要があるが、この場合精算から精算
までの間に実際に印字した行数を記憶しておくメモリで
ある。従って、精算時間で例えばマスターにその印字行
数データを吸い上げてやればセットアップされてからい
ままでの印字行数が個々のターミナル毎に累積印字行数
メモリ62に累積される。すなわち、マスタ21、バッ
クアップマスター22、スレーブ1〜n個々の印字した
行数をカウントして累積印字行数メモリ62に記憶して
おき、精算になった時点でこの累積印字行数メモリ62
を読込んでマスター21で一元的に管理する。
【0017】次に、本実施例の動作を説明する。図4は
マスタ21のデータ処理のプログラムを示すメインフロ
ーチャートであり、同図中、符号Sn(n=1,2,
…)はフローの各ステップを示す。
【0018】電源がオンされる等してプログラムがスタ
ートすると、先ずステップS1で入力があるか否かを判
別し、入力がなければステップS2で伝送データがある
か否かを判別する。伝送データがあればステップS3で
伝送処理(例えば、スレーブ23から送出されるPLU
データを収集して一括処理し売上を管理する処理等)を
行ってステップS1に戻り次の入力を待ち、伝送データ
がなければそのままステップS1に戻る。また、ステッ
プS1で入力があればステップS4でその入力が登録入
力か(例えば、キー入力されたキーが登録キーか)否か
を判別し、登録入力のときはステップS5で登録処理
(例えば、部門の合計処理、及びその印字、表示処理)
を行ってステップS1に戻る。
【0019】一方、ステップS4で登録入力でないとき
はステップS6で精算処理か否かを判別し、精算処理の
ときはステップS7(詳細は図6を用いて後に説明す
る。)で各端末から送られた累積印字行数を基に精算処
理を行ってステップS1に戻る。また、精算処理でない
ときはステップS8でキー入力に従った処理(例えば、
両替処理、入金処理等)を行ってステップS1に戻る。
【0020】図5はスレーブ23のデータ処理のメイン
プログラムを示すフローチャートである。先ず、ステッ
プS11で入力があるか否かを判別し、入力があるとき
はステップS12で登録か否かを判別する。登録のとき
はステップS13で登録処理を行ない、ステップS14
で登録処理内容を印字し、ステップS15で印字した行
数を印字行数に加算(すなわち、累積した後の印字行数
を記憶する印字行数メモリ65に印字行数を加算)して
ステップS11に戻る。
【0021】上記ステップS12で登録でないときはス
テップS16で精算か否かを判別し、精算のときはステ
ップS17でマスター21との同期をとるためにマスタ
ー21から合計器のデータの要求があるか否かを判別す
る。マスター21からの合計器のデータ要求があったと
きはマスター21と同期がとれたと判断してステップS
18で各種合計器データをマスター21へ伝送すると共
に印字し、ステップS19でマスター21から印字行数
データの要求があるか否かを判別する。マスター21か
ら印字行数データ要求があったときはステップS20で
要求された印字行数データをマシンNo.と共にマスター
21に伝送し、ステップS21で各種合計器データ及び
印字行数をクリアしてステップS11に戻る。
【0022】また、上記ステップS16で精算でないと
きはステップS22で入力に従った処理を行ってステッ
プS1に戻る。
【0023】図6は前記図4のステップS7で実行され
るマスター21の精算処理のフローチャートである。先
ず、ステップS31で各種登録器(例えば、PLUや部
門)データをマシンNo.順に要求し、ステップS32で
各種合計器データがあるか否かを判別する。各種合計器
データがなければステップS31に戻って上記各種合計
器データ要求を繰返し、各種合計器データがあるときは
ステップS33で合計器データを累計する。このステッ
プS31及びS32における各種合計器データ要求に対
してスレーブ23との間で前記図5のステップS17に
示した合計器のデータ要求の同期がとられることにな
る。
【0024】ステップS34では、各種合計器データの
全台収集を完了したか否かを判別する。例えば、マスタ
ー21は内部にマスター21に接続される端末を示す接
続表を備えており、この接続端末を示す接続表に1〜N
までの端末が接続されているときはそのNまでの合計器
データの収集が済んだかをチェックする。全台収集が完
了していなければステップS31に戻って上記ステップ
S31〜S34の合計器データ累計処理を繰返し、全台
収集が完了したときはステップS35で各種合計器デー
タを出力する。次いで、ステップS36で印字行数をマ
シンNo.順に要求し、ステップS37で印字行数がある
か否かを判別する。印字行数がなければステップS36
に戻って上記印字行数要求を繰返し、印字行数があると
きはステップS38で対応するマシンNo.の累積印字行
数へ印字行数を累計する。このステップS36及びS3
7における印字行数要求に対してスレーブ23との間で
前記図5のステップS19に示した印字行数要求の同期
がとられることになる。次いで、ステップS39で印字
行数の全台収集を完了したか否かを判別し、全台収集が
完了していなければステップS36に戻って上記ステッ
プS36〜S39の印字行数類製処理を繰返す。また、
全台収集が完了したときはステップS40で所定行数を
過ぎたプリンタがあるか否かを判別する。この判別は、
全台収集した印字行数が、前記RAM33の所定行数メ
モリ64に格納された所定行数(例えば、推奨値:30
0万行)に達したか否かにより行なう。所定行数を過ぎ
たプリンタがあるときは当該プリンタが交換時間に達し
ていると判断してステップS41で最短累積印字行数の
プリンタと交換するようにメッセージ(図7)を印字し
て本フローの処理を終え、所定行数を過ぎたプリンタが
ないときはそのまま処理を終了する。この場合、マスタ
ー21では精算処理精算を行ってレポートを発行してい
るので、そのレポートに図7に示すようなプリンタ交換
メッセージを印字する。オペレータは、このメッセージ
を見てバックアップマスター22のプリンタをスレーブ
No.1のプリンタと交換する。このとき、ターミナル内
部のCPUによってプリンタが接続されているかどうか
は、例えば印字制御がなされているのか否かでチェック
されるので、プリンタ同士を交換したい場合は交換した
ターミナルのRAM33の累積印字行数メモリ62の値
も入れ替えるものとする。また、新しいプリンタに交換
したときは該当する累積印字行数メモリ62の値はクリ
アされる。
【0025】ところで、上述したようにプリンタ同士を
交換しても所定行数を過ぎたプリンタでは交換した先で
直に消耗してしまうようにも考えられるが、実際には上
記所定行数(推奨値:300万行)には相当の余裕があ
る(例えば、500万行程度まで使用可能であり、20
0万行程度の余裕がある)から入れ換えても使用頻度の
小さいターミナルでは十分に使用可能である。
【0026】以上説明したように、本データ処理装置1
0は、RAM33に各端末のプリンタの累積印字行数を
記憶する累積印字行数メモリ62、マシンNo.を記憶す
るマシンNo.メモリ63、プリンタ印字行数の推奨値を
記憶する所定行数メモリ64、精算から精算までの間に
実際に印字した行数を記憶する印字行数メモリ65を設
け、各プリンタの稼働時間を算出し、算出した情報を基
にプリンタ同士の交換を指示するようにしているので、
POSシステムのプリンタ(消耗ユニット)の稼働時間
の均一化を図ることができ、消耗ユニットに起因する障
害発生時期の遅延を行なうことによって全体としてPO
Sシステム全体のコスト低減を図ることができる。ま
た、ユニットが消耗しても他の端末の最適なユニットと
交換すればよいので、消耗ユニットが準備されていない
場合(例えば、発注してもすぐに取り寄せできない場
合)に端末の稼働ができなくなるといった不具合を防止
することができる。
【0027】なお、本実施例ではECR,POSシステ
ムの端末に内蔵された機器(プリンタ)に適用した例を
示したが、これには限定されず、接続された複数の機器
同士だけで処理するものでもよい。例えば、キッチンプ
リンタ(KP)のようにプリンタ間だけでデータの処理
をするものにも適用できる。
【0028】また、本実施例では、対象となる機器とし
てプリンタに適用した例を示したが、これは一例であっ
て例えば対象となる機器はプリンタ以外に、キーボー
ド、モードキー、ドロア、スキャナ、MCR(Magnetic
Card Reader:磁気カードリーダ)等でもよく、これら
複数の機器を対象としてもよいことは言うまでもない。
【0029】また、本実施例では、対象となる機器(プ
リンタ)の実質稼働値として累積印字行数を求めている
が、接続された複数の機器の稼働状況を示す稼働値であ
れば何でもよく、例えば、実質稼働値は動作時間でもよ
く、また、ドロアであれば開閉回数、スキャナであれば
読取回数時間でもよい。さらに、動作時間の求め方は使
用開始時刻を記憶し、現在時刻より減じて求めるように
してもよいし、タイマで計測するようにしてもよい。
【0030】また、上記実施例はPOSシステムに適用
した場合の例であるが、データ処理を含む装置にはすべ
て適用可能であり、例えばECR、データターミナル等
のデータ処理装置に適用してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、接続された複数の機器
の稼働状況を示す稼働値を夫々に算出し、稼働値が所定
値を超える機器がある場合、該稼働値が最小の機器に応
じたデータを出力するようにしているので、機器の稼働
時間の均一化を図ることができ、機器の消耗等に起因す
る障害発生時期の遅延を行うことができる。従って、P
OSシステム等に利用してコスト低減と稼働率の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】データ処理装置の全体構成を示す図である。
【図3】データ処理装置のマスタのブロック図である。
【図4】データ処理装置のマスタのデータ処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】データ処理装置のスレーブのデータ処理を示す
フローチャートである。
【図6】データ処理装置のマスタの精算処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】データ処理装置のプリンタ交換メッセージの印
字例を示す図である。
【図8】従来のデータ処理装置の全体構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
20 POSシステム 21 マスター 22 バックアップマスター 23 スレーブ 24 通信回線 31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 キー入力部 36 伝送制御装置 37 表示部 39 印字部 41 ドロア 62 累積印字行数メモリ 63 マシンNo.メモリ 64 所定行数メモリ 65 印字行数メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された複数の機器の稼働状況を示す
    稼働値を夫々に算出する稼働値算出手段と、 前記稼働値算出手段により算出された夫々の稼働値を所
    定値と比較する比較手段と、 前記比較手段の比較により前記稼働値が所定値を超える
    機器がある場合、前記稼働値が最小の機器に応じたデー
    タを出力する出力手段と、を具備したことを特徴とする
    データ処理装置。
JP5701592A 1992-02-07 1992-02-07 データ処理装置 Pending JPH05225210A (ja)

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JP5701592A JPH05225210A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 データ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0916442A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Nec Corp Cpu保守システム
JP2021135595A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 東芝テック株式会社 情報処理装置およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0916442A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Nec Corp Cpu保守システム
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