JP2507072B2 - リカバリ方式 - Google Patents

リカバリ方式

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JP2507072B2 JP18918989A JP18918989A JP2507072B2 JP 2507072 B2 JP2507072 B2 JP 2507072B2 JP 18918989 A JP18918989 A JP 18918989A JP 18918989 A JP18918989 A JP 18918989A JP 2507072 B2 JP2507072 B2 JP 2507072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 I.実施例と第1図との対応関係 II.実施例の構成 III.実施例の動作 IV.実施例のまとめ V.発明の変形態様 発明の効果 〔概要〕 集計処理システムのリカバリ方式に関し、 処理装置の処理負担を軽減することを目的とし、 複数の端末装置からの入力データの集計処理を行う集
計処理システムの各端末装置は、1入力毎に加算可能な
入力データを蓄積すると共に、その入力データを集計処
理システムの処理装置へ送出する。
処理装置では、各端末装置からの入力データを受け取
り、各端末装置対応に入力データを加算蓄積する。
集計処理システムに障害が発生した後のリカバリ指示
に応答した処理装置は、蓄積している合計値を該合計値
対応の端末装置へ送信する一方、各端末装置では、そこ
へ与えられるリカバリ指示に応答して蓄積されている各
入力データについての合計値を算出する。各端末装置で
は、送信されて来た合計値と、算出した合計値との比較
を行い、その比較結果に基づいて、前記発生した障害の
ため前記処理装置で集計未了となっている入力データを
処理装置へ送信して集計処理システムの集計処理を回復
するようにした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の端末装置からの入力データを処理装
置において集計処理を行なう集計処理システムのリカバ
リ方式に関するものである。
このような集計処理システムの例として、競馬,競
輪,競艇,オートレースなどに関する投票券の発行およ
び払い戻しに関する情報の集計処理を行なうトータリゼ
ータシステムがある。
トータリゼータシステムにおいては、ホストコンピュ
ータには、端末装置として通常200台〜300台の発払兼用
機が接続されており、これらの発払兼用機で扱う投票券
の発行および払い戻しに関する情報を集計するようにな
っている。
〔従来の技術〕 第5図に、従来のトータリゼータシステムのリカバリ
方式の構成図を示す。また、第6図に、従来のトータリ
ゼータシステムのリカバリ方式の動作の説明図を示す。
第5図(a)において、510はホストコンピュータ、5
11はホストコンピュータ510に備えられた補助記憶装
置、5201〜520nはn台の発払兼用機である。
投票券購入者の希望に応じて、各発払兼用機5201〜52
0nのオペレータによって入力された投票券の発行,払い
戻しに関する情報(以下、集計データと称する)は、通
信回線を介してホストコンピュータ510に供給される
(第6図参照)。
ここで、上述した集計データには、第5図(b)に示
すように、この集計データを特定するための処理番号が
各発払兼用機520によって生成されて付加されている。
ホストコンピュータ510は、供給された集計データに
基づいて集計処理を行ない、集計結果を補助記憶装置51
1に格納する(第6図参照)。また、このとき、上述
した集計データに付加されている処理番号を最後に集計
処理した集計データを示す情報(以下、最終処理番号と
称する)として、各発払兼用機5201〜520nに対応して補
助記憶装置511に格納する。
集計処理の終了後、ホストコンピュータ510により集
計処理の終了を示す応答が対応する発払兼用機520に供
給され(第6図参照)、これに応じて、投票券の発行
動作あるいは払い戻し動作が行なわれる。
また、ホストコンピュータ510からの応答を受信した
発払兼用機520は、最後に発払兼用機520が処理した集計
データを示す情報(最終処理番号)として上述した処理
番号をレジスタなどに保持しておくようになっている。
このようなトータリゼータシステムにおいて、電源の
切断などによる障害が発生すると集計処理が異常終了す
る場合があり、この場合には、ホストコンピュータ510
に供給された全ての集計データについての集計処理が終
了していない可能性がある。このように、発払兼用機52
01〜520nが送信済としている集計データと、ホストコン
ピュータ510が集計処理済としている集計データとの矛
盾を取り除くために、以下に述べるような復旧(リカバ
リ)処理が行なわれる。
まず、各発払兼用機5201〜520nにより、それぞれの最
終処理番号N1〜Nnがホストコンピュータ510に送出され
(第6図参照)、ホストコンピュータ510により、こ
れらの最終処理番号N1〜Nnのそれぞれと、補助記憶装置
511に格納された該当する最終処理番号とに基づいて、
リカバリ処理の要不要および必要なリカバリ処理が判定
される(第6図参照)。
例えば、最終処理番号N1と発払兼用機5201に対応する
最終処理番号とが一致しない場合は、ホストコンピュー
タ510により上述した矛盾が発生していると判断され
る。この場合は、発払兼用機5201宛に『最後に送出した
集計データを取消す要求せよ』の旨の指示が送出される
(第6図参照)。
上述したホストコンピュータ510からの指示に応じ
て、発払兼用機5201により最新の集計データの取消要求
が送出される(第6図参照)。この発払兼用機5201
らの取消要求に応じて、ホストコンピュータ510によ
り、補助記憶装置511に格納されている集計結果から発
払兼用機5201からの最新の集計データによる変化分が差
し引かれる(第6図参照)。この取消処理の終了を示
す応答(第6図参照)に応じて、発払兼用機5201は、
上述した最新の集計データを再び送出し(第5図参
照)、以後は、通常の集計処理が行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来方式にあっては、障害が発生
したときに、各発払兼用機5201〜520nからの最終処理番
号N1〜Nnに基づいて、ホストコンピュータ510がリカバ
リ処理の要不要および必要なリカバリ処理の判断を行な
っている。このため、リカバリ処理を行なう際にホスト
コンピュータ510の処理負担が増大するという問題点が
あった。
また、第6図〜に示したように、リカバリ処理の
際に、ホストコンピュータ510と発払兼用機520との間で
行なわれる通信の回数が多くなり、ホストコンピュータ
510の通信処理の負担も大きくなっている。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもの
であり、処理装置の処理負担を軽減するようにしたリカ
バリ方式を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明のリカバリ方式の原理ブロック図を
示す。図において、1入力毎に加算可能な入力データを
出力する複数の端末装置110と、これらの端末装置110の
それぞれから供給される入力データの集計処理を行なう
処理装置120とを有する集計処理システムのリカバリ方
式における前記処理装置120は、順次に供給される入力
データの合計値を前記複数の端末装置110のそれぞれに
ついて算出する第1演算手段123と、該第1演算手段123
によって算出された合計値を前記複数の端末装置110の
それぞれに対応して格納する格納手段121と、リカバリ
指示に応答して前記格納手段121に格納された合計値を
対応する端末装置110に第1合計値として送出する送出
手段122とを備えている。
また、前記複数の端末装置110のそれぞれは、前記加
算可能な入力データを順次に蓄積する蓄積手段111と、
リカバリ指示に応答して前記蓄積手段111から前記入力
データを順次に読み出すとともに読み出した前記入力デ
ータの合計値を算出する第2演算手段112と、前記処理
装置120から供給された第1合計値と前記第2演算手段1
12によって算出された第2合計値とを比較する比較手段
113とを備えている。
そして、集計処理途中の障害発生時にリカバリ指示が
前記送出手段122及び前記複数の端末装置110の前記第2
演算手段112へ与えられ、前記送出手段122からの第1合
計値と、順次の読み出し毎の前記第2演算手段112から
の第2の合計値との比較を前記比較手段113に生ぜし
め、その比較結果が前記蓄積手段11内の入力データのう
ちに、前記障害発生で前記処理装置120による集計が未
了となった入力データがあることを示すとき、該集計未
了の入力データを前記処理装置120に送出するようにし
て、本発明は構成されている。
〔作用〕
各端末装置110において、1入力毎に入力される加算
可能な入力データ、例えば売上金額、売上個体数が、順
次に蓄積手段111に蓄積されると共に、処理装置120へ順
次に送出される。
その処理装置120では、受け取られる入力データの各
々を端末装置対応に第1演算手段123で順次に加算して
その合計値を格納手段121に格納して行く。
このような集計処理が続行されている最中に、集計処
理システムに障害が発生した後に、集計処理を回復させ
るリカバリ指示が集計処理システムへ与えられる。
リカバリ指示が与えられた処理装置120の送出手段122
は、前記格納手段121に格納された合計値を対応する端
末装置へ第1合計値として送出する。
また、リカバリ指示が与えられた各端末110の第2演
算手段112は、前記蓄積手段111の各入力データを順次に
読み出してそれらの入力データの合計値を第2合計値と
して算出する。比較手段113は、処理装置120から受け取
った第1合計値と、順次の読み出し毎に前記第2演算手
段112で算出された第2合計値とを比較し、その比較結
果が蓄積手段内の入力データのうちに、前記障害発生で
前記処理装置120による集計が未了となった入力データ
があることを示すとき、その未了となっている入力デー
タを前記処理装置120へ送出する。
従って、発生した障害のリカバリ処理に必要な入力デ
ータの送出の要否を各端末装置で判断できるから、前記
複数の端末装置110についてのリカバリ処理に必要な処
理を前記処理装置120で行う必要性が無くなり、前記処
理装置120の処理負担の軽減となる。また、前述のよう
なリカバリ処理に必要な入力データの送出の要否の判断
を前記端末装置110の各々で行わせる構成の採用によ
り、前記各端末装置110からリカバリ処理の要不要およ
びリカバリ処理の種類の判定のためのデータを前記処理
装置120へ送出する必要もなく、前記処理装置120からリ
カバリ処理を指示するための応答を送出する必要も無く
なるから、前記複数の端末装置110と前記処理装置120と
の間の通信回数の削減となり、前記処理装置120の通信
処理負担も軽減される。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第2図は、本発明の一実施例におけるリカバリ方式を
適用したトータリゼータシステムの構成を示す。
I.実施例と第1図との対応関係 ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示し
ておく。
端末装置110は、発払兼用機210に相当する。
蓄積手段111は、メモリ211に相当する。
第2演算手段112は、マイクロプロセッサ(MPU)212
に相当する。
比較手段113は、MPU212に相当する。
処理装置120は、ホストコンピュータ220に相当する。
格納手段121は、メモリ221に相当する。
第1送出手段122は、通信処理部222に相当する。
第1演算手段123は、中央処理装置(CPU)223に相当
する。
以上のような対応関係があるものとして、以下本発明
の実施例について説明する。
II.実施例の構成 第2図において、トータリゼータシステムは、投票券
の発行および払い戻しを行なうn台の発払兼用機2101
210nと、これらの発払兼用機2101〜210nからの入力デー
タに基づいて集計処理を行なうホストコンピュータ220
とから構成されている。
上述したn台の発払兼用機2101〜210nとホストコンピ
ュータ220とは、それぞれ通信回線によって接続されて
おり、相互間でデータの授受を行なうように構成されて
いる。
発払兼用機2101は、オペレータがデータを入力するキ
ーボード213と、投票券に関する情報を表示してオペレ
ータおよび投票者に提供するディスプレイ215と、オペ
レータによって入力された投票券に関する金額(例え
ば、投票券の購入金額など)を表す数値データ(以下、
金額データと称する)を順次に蓄積するメモリ211と、
ホストコンピュータ220との間で通信を行なう通信処理
部214と、投票券の発行を行なう投票券発行部216と、投
票券に記録されているデータを読み取る読取部217と、
各部を制御するとともにメモリ211の内容に基づいて加
算,比較などの演算処理を行なうマイクロプロセッサ
(MPU)212とを備えて構成されている。
発払兼用機2101のMPU212,メモリ211,キーボード213,
ディスプレイ215,通信処理部214,投票券発行部216,読取
部217は、バスを介して相互に接続されている。また、
メモリ211としては、バッテリーバックアップRAMなどの
不揮発性メモリ素子あるいはフロッピーディスク装置な
どを用いる。
他の発払兼用機210は上述した発払兼用機2101と同様
に構成されている。第2図においては、発払兼用機2101
についてのみ詳細構成を示し、他の発払兼用機210の詳
細構成は省略した。
ホストコンピュータ220は、集計処理を行なう中央処
理装置(CPU)223と、投票券の発行,払い戻し処理およ
び集計処理に必要なデータやプログラムを格納している
メモリ224と、集計結果を格納する補助記憶装置(例え
ばディスク装置など)221と、発払兼用機2101〜210n
の間で通信を行なう通信処理部222とを備えて構成され
ている。
上述した補助記憶装置221には、各レースの枠組ごど
などの項目別の集計結果を格納する項目別集計ファイル
(図示せず)と、n台の発払兼用機2101〜210nのそれぞ
れにおいて扱われた金額の合計値などの発払兼用機210
ごとの集計結果を格納する発払兼用機用機別ファイル
(図示せず)が設けられている。
III.実施例の動作 第3図は、実施例によるリカバリ方式を適用したトー
タリゼータシステムの動作の説明図である。
以下、第2図,第3図を参照し、実施例の動作を説明
する。
投票券購入者の希望に応じて、各発払兼用機2101〜21
0nのオペレータによりキーボード213が操作され、投票
券の発行に必要な情報(例えば、レース開催場所,レー
ス,枠組,金額(加算可能な入力データ)など)が入力
され、これらの入力された情報を含む投票データが、MP
U212によって作成される。同様にして、投票券の払い戻
しの際には、読取部217による読取結果に基づいて、払
い戻しデータが作成される。以下、投票データおよび払
い戻しデータを集計データと称する。
この集計データは、通信処理部214に供給され、通信
回線を介してホストコンピュータ220宛に送出される
(第3図参照)。
また、この集計データを送出するごとに、集計データ
に含まれる金額データがバスを介してメモリ211に供給
され、メモリ211に順に蓄積される。
ホストコンピュータ220のCPU223は、通信処理部222を
介して供給された集計データに含まれている各項目とメ
モリ224に格納されているレースに関する情報(例えば
レースの有無,出走停止の有無,レースの着順,倍率な
ど)とを照合し、この集計データに基づいた投票あるい
は払い戻しが有効であるか否かを判定する。
投票あるいは払い戻しが有効である場合は、この集計
データに基づいて、CPU223により集計処理が行なわれ、
各項目別,各発払兼用機別の新しい集計結果が、それぞ
れ補助記憶装置221の項目別集計ファイルおよび発払兼
用機別集計ファイルに格納される(第3図参照)。
また、各発払兼用機2101〜210nから供給された集計デ
ータのそれぞれは、発払兼用機2101〜210nのそれぞれに
対応して補助記憶装置221に記憶され、対応する発払兼
用機210から次の集計データが供給されるまで保持され
る。
その後、ホストコンピュータ220のCPU223は、集計デ
ータに基づく投票あるいは払い戻しが有効であるか否か
を示す応答を作成し、通信処理部222を介して該当する
発払兼用機210(例えば発払兼用機2101)に供給する
(第3図参照)。
例えば、ホストコンピュータ220から『投票が有効で
ある』旨の応答が発払兼用機2101に供給された場合は、
発払兼用機2101の投票券発行部216により投票券の発行
が行なわれる。
上述した手順を繰り返すことにより、通常の投票券の
発行および払い戻し処理が行なわれる。
以下、このようなトータリゼータシステムの電源の故
障やホストコンピュータ220と各発払兼用機2101〜210n
とを接続する通信回線の障害などにより、集計処理が異
常終了した場合に、ホストコンピュータ220による集計
処理が続行できる状態に復旧する処理(リカバリ処理)
について説明する。
第4図に、実施例によるリカバリ方式の動作を表す流
れ図を示す。
以下、発払兼用機2101の動作を例として説明する。
発払兼用機2101のMPU212は、通信処理部214を介して
『金額照会』コマンドを送出する(ステップ401,第3図
参照)。
ここで、この『金額照会』コマンドは、トータリゼー
タシステムにおいて、各発払兼用機210のオペレータ
が、自身が操作している発払兼用機210で扱った金額の
合計を知るために用意されているコマンドである。この
『金額照会』コマンドに応じて、ホストコンピュータ22
0のCPU223は、補助記憶装置221の発払兼用機別ファイル
から発払兼用機2101で扱われた金銭の合計金額SAを検索
する。この合計金額SAは、通信処理部224により通信回
線を介して送出され(第3図参照)、発払兼用機2101
に供給されるようになっている。
また、このとき、発払兼用機2101のMPU212は、合計金
額SB(後述する)に初期値して『0』を設定する。
次に、発払兼用機2101のMPU212は、メモリ211に蓄積
されている金額データを順次に読み出して(ステップ40
2)、この金額データと合計金額SBとの演算(例えば、
投票券の発行処理の場合は加算,払い戻しの場合は減
算)を行ない、この演算結果を合計金額SBとする。これ
により、メモリ211から順次に供給される金額データの
合計値が合計金額SBとなる(ステップ403)。
ステップ404において、ステップ403で得られた合計金
額SBとホストコンピュータ220から供給された合計金額S
Aとが一致するとされるまで(肯定判定となるまで)、
ステップ402〜ステップ404が繰り返される(第3図参
照)。
一方、ステップ404における肯定判定の場合は、MPU21
2によりメモリ211が参照され、読み出されていない金額
データがあるか否かが判定される(ステップ405,第3図
参照)。
ステップ405における肯定判定の場合は、この発払兼
用機2101が最後に送出した集計データ(以下、最終集計
データと称する)がホストコンピュータ220によって集
計されていないときに障害が発生した場合に対応する。
この場合は、この最終集計データを再び送出する(ステ
ップ406,第3図参照)。
一方、ステップ405における否定判定の場合は、ステ
ップ407において最終集計データに基づいた投票券の発
行動作あるいは払い戻し動作が終了しているか否かが判
断される。
ステップ407における否定判定の場合は、障害の発生
によって、最終集計データに基づいた投票券の発行ある
いは払い戻しが行なわれなかった場合に対応する。この
場合は、発払兼用機2101のMPU212は、中断されていた投
票券の発行あるいは払い戻し処理を続行する(ステップ
408)。
上述したようにして、リカバリ処理(ステップ406お
よびステップ408)が行なわれた後、通常の集計処理お
よび投票券の発行,払い戻し処理が行なわれる。
また、ステップ407における肯定判定の場合は、最終
集計データに基づいた投票券の発行動作あるいは払い戻
し動作が完了しているので、リカバリ処理を行なう必要
はない。
IV.実施例のまとめ 上述したように、各発払兼用機2101〜210nで扱った投
票券の発行,払い戻しに関する集計データに含まれる金
額データを、各発払兼用機2101〜210nのそれぞれに備え
たメモリ211に蓄積する。このメモリ211から順次に金額
データを読み出して合計金額SBを求め、この合計金額SB
とホストコンピュータ220から供給された合計金額SA
が一致したときに、メモリ211に読出済でない金額デー
タがあるか否かにより、発払兼用機210側でリカバリ処
理の要不要を判定することができる。これにより、リカ
バリ処理を行なう際のホストコンピュータ220のCPU223
の処理負担を軽減することができる。
また、各発払兼用機2101〜210nからリカバリ処理の要
不要およびリカバリ処理の種類の判定のためのデータを
ホストコンピュータ220宛に送出する必要がなく、ま
た、ホストコンピュータ220からリカバリ処理を指示す
るための応答を送出する必要がない。これにより、各発
払兼用機2101〜210nとホストコンピュータ220との間の
通信回数を削減することが可能となり、ホストコンピュ
ータ220側の通信処理負担を軽減することができる。
V.発明の変形態様 なお、上述した本発明の実施例にあっては、トータリ
ゼータシステムの各発払兼用機2101〜210nのそれぞれが
投票券に関する金額を表す数値データをメモリ211に蓄
積する場合を考えたが、トータリゼータシステムに限ら
ず、各端末装置ごとの売上金額や売上固体数など累積す
るデータを集計するシステムであれば適用できる。
また、端末装置となる発払兼用機210の数にも制限は
ない。
更に、「I.実施例と第1図との対応関係」において、
本発明と実施例との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、本発明には各種の変形態様があ
ることは当業者であれば容易に推考できるであろう。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、リカバリ指示に応
じて、各端末装置により集計処理済でない入力データが
処理装置宛に送出されるので、処理装置側で各端末装置
ごとに供給された入力データが集計処理済であるか否か
を判断する必要がなく、処理装置の処理負担を軽減する
ことができるので、実用的には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のリカバリ方式の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例によるリカバリ方式を適用し
たトータリゼータシステムの構成図、 第3図は実施例によるトータリゼータシステムの動作の
説明図、 第4図は実施例の動作を表す流れ図、 第5図は従来のリカバリ方式の構成図、 第6図は従来のリカバリ方式の動作の説明図である。 図において、 110は端末装置、111は蓄積手段、112は第2演算手段、1
13は比較手段、120は処理装置、121は格納手段、122は
第1送出手段、123は第1演算手段、210,520は発払兼用
機、211はメモリ、212はマイクロプロセッサ(MPU)、2
13はキーボード、214は通信処理部、215はディスプレ
イ、216は投票券発行部、217は読取部、220,510はホス
トコンピュータ、221,511は補助記憶装置、222は通信処
理部、223は中央処理装置(CPU)、224はメモリであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1入力毎に加算可能な入力データを出力す
    る複数の端末装置と、 これらの端末装置のそれぞれから供給される入力データ
    の集計処理を行なう処理装置とを有する集計処理システ
    ムのリカバリ方式において、 前記処理装置は、 順次に供給される入力データの合計値を前記複数の端末
    装置のそれぞれについて算出する第1演算手段と、 該第1演算手段によって算出された合計値を前記複数の
    端末装置のそれぞれに対応して格納する格納手段と、 リカバリ指示に応答して前記格納手段に格納された合計
    値を対応する端末装置に第1合計値として送出する送出
    手段と備え、 前記複数の端末装置のそれぞれは、 前記加算可能な入力データを順次に蓄積する蓄積手段
    と、 リカバリ指示に応答して前記蓄積手段から前記入力デー
    タを順次に読み出すとともに読み出した前記入力データ
    の合計値を算出する第2演算手段と、 前記処理装置から供給された第1合計値と前記第2演算
    手段によって算出された第2合計値とを比較する比較手
    段とを備え、 集計処理途中の障害発生時にリカバリ指示が前記送出手
    段及び前記複数の端末装置の前記第2演算手段へ与えら
    れ、前記送出手段からの第1合計値と、順次の読み出し
    毎の前記第2演算手段からの第2の合計値との比較を前
    記比較手段に生ぜしめ、その比較結果が前記蓄積手段内
    の入力データのうちに、前記障害発生で前記処理装置に
    よる集計が未了となった入力データがあることを示すと
    き、該集計未了の入力データを前記処理装置に送出する
    ことを特徴とするリカバリ方式。
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JPS63161741A (ja) * 1986-12-24 1988-07-05 Nec Corp デ−タ伝送システム

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