JPS63231670A - データ集計システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 集計演算プログラムの演算の仕方を任意に変更可能にす
るため、演算プログラムを指定する手段と、演算プログ
ラムに対して被集計データと過去の集計結果データとを
渡す中継手段とを設けて、指定された演算プログラムが
中継手段から供給されたデータ同士の集計を行う様に制
御した方式。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、Ｐ　ＯＳ　（Ｐｏ１ｎｔ　ｏｆ　５ａｌｅｓ
）端末の様に売上げ商品の合計、額の合計等、過去に得
ている集計データに対して、入力された被集計データを
集計するデータ集計制御方式に関し、特に集計の仕方を
その装置を使用する人、又は会社等の組織で任意に変更
容易なデータ集計制御方式にかんするものである。

〔従来の技術〕

通常、ｐｏｓ端末装置等では、売上管理或いは在庫管理
のため、その日の売上総額或いは総個数、単品毎の売上
総額或いは総個数、オペレータ毎の売上総額等々、複数
種類のデータの集計を行う事が行われている。

又、こうした集計方法については、製品開発元が、ｐｏ
ｓ端末を納入する企業、個人毎にその集計方法を個別に
調査し、一義的に動作する一連の集計プログラムを作成
するか、若しくは、一つのプログラムを作成しておき、
その企業、又は個人が１つの集計プログラムで満足する
しかなかった。

こうした設計の自由度を増すため、パラメータで態様が
変化する１つの基本集計プログラムを作成しておき、パ
ラメータを企業、個人の要望に応じて与えることで、企
業、個人に応じたプログラムを作成することも考えられ
ているが、集計の仕方が多岐に及び、必ずしも企業、個
人に対応する集計方法が実現できていないのが現状であ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、上記従来の欠点を取り除くべく、装置
に対する集計方法の自由度を増加させて、装置を使用す
る企業、個人が要望する集計方法に簡単に適応できるデ
ータ集計制御方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理図を示す。

本発明においては、　被集計データを入力する入力手段
１と、検索のためのキーに対応して複数種類の集計結果
データを格納する集計ファイル２と、 各々演算方法が書き換え可能であり、供給される被集計
データと集計結果データとを、該当する演算方法で演算
する複数の演算プログラム手段３と、 入力手段１で入力されたデータに対応する演算プログラ
ムを指定する指定手段４と、 入力手段１より入力された集計キー（同図にはテーブル
嵐、集計キーとして図示）データにより集計ファイル２
から該当するキーの集計結果データを読出すとともに、
該指定手段４から該当演算プログラムの識別情報Ｂを得
て、該当演算プログラム３に該読出しされた集計結果デ
ータ及び入力された被集計情報を転送する中継手段５と
を備える。

即ち、演算プログラム３は適宜変更し得る様に独立させ
ておき、中継手段５が入力手段にて与えられた情報に基
づき該当演算プログラムを起動するとともに集計対象と
なる情報を供給するように構成されてなる。

〔作用〕

従って、入力手段１にて入力された被集計データを中継
手段５が受けると、中継手段５は該当する演算プログラ
ム手段３の識別情報を指定手段４にテーブル阻と図示さ
れたキー情報を供給することで得る。

次に中継手段５は集計ファイル２に対してキー情報を供
給して該当する集計結果データの読取りを行う。

しかる後、中継手段５は上記のごとくして得た演算プロ
グラム３の識別情報に対応する演算プログラム３を起動
し、入力手段から得ている被集計データと、読取により
得た集計結果データとを起動したプログラムに供給する
。

演算プログラム３で得た演算結果である新しい集計結果
データは中継手段５に戻され、中継手段５が集計ファイ
ル２の該当するキー情報を有する格納領域にその新集計
結果データを記憶する様に動作する。

従って、中継手段は演算プログラムに何隻関与せず、演
算プログラム手段Ｂを個別に作成できることとなり、自
由度が無限に拡がることとなる。

〔実施例〕

第２図は本発明の実施例のブロック図である。

図中、第１図に用いたものと同じものは同−記号若しく
は数字で示されている。

また、ＩＯはキーボードであり、商品に関わる品番、或
いはオペレータの識別情報等のキー情報が入力操作され
るもの。

５００は処理装置であり、マイクロプロセッサとプログ
ラムメモリとで構成され、同図中に図示される処理フロ
ー３１〜Ｓ１０に従って処理を遂行するもの。

６はメモリであり、処理装置５００が動作する際使用さ
れる書替可能なもの。

４はバブルメモリ等の外部記憶装置であり、プログラム
特に演算プログラムが複数格納されているものである。

また、処理ステップＳ１は処理の種類に応じた複数の処
理プログラムが択一的に動作する様になっている。

例えば、ｐｏｓ端末の売上登録処理、精算処理、操作者
登録処理等が、キーボード１０のキーの押下に応じて択
一的に処理装置５００で実行される様に構成されている
。

更に、詳細説明は省略するが、プログラムＳＡ、ＳＢ、
・・・・ＳＮの各々はバブルメモリ４等の外部記憶媒体
中に格納されており、装置の運用開始時点でプログラム
メモリにローディングされている。

以下、第２図の処理袋ｚｓｏｏの枠内に図示されている
処理フローチャートに沿い、動作を説明する。

例とし、１つの商品を売上登録する場合を例にとって説
明する。

装置の操作者は、キーボード１０を使用して、集計を希
望する対象データを入力する。

この場合、キーボード１０より、売上商品に関わる品番
を示す数値、数量を示す数値を操作し、処理装置５００
に入力する。

処理装置５００は処理ステップＳ１をこれに応じて遂行
する。

処理ステップＳ１において、処理装置５００は入力デー
タの定義体をメモリ６上のエリア６ａに作成し格納する
。

本処理ステップＳ１は複数のステップにより構成されて
おり、先ず入力された被集計情報の集計に関わるテーブ
ル情報ＴＫを発生する。

このテーブル情報ＴＫは入力データ定義体作成を行う各
処理毎に固定的に定めてあり、その処理、例えば売上登
録処理や、操作者登録処理、精算処理の各々が実行され
ると各々異なる一定のテーブル情報を発生する様に構成
されている。

また、図示されない外部のテーブルにより、品番に対応
する単価を得る。この動作は公知のＰＬＯ処理（プライ
スルックアップ処理）である。

更に、本処理ステップＳｌにおいて、処理装置５００は
これら各ステップにより得られた各種データをエリア６
ａに格納することで集計処理に対する入力情報を作成す
る。

その後、中継手段５であるところの処理ステップ３２〜
Ｓ６を処理装置５００は遂行する。

処理ステップＳ２ではメモリ６の格納エリア６ａに格納
されている定義体情報の内、キー情報となるテーブル情
報ＴＫ及び品番データを最初に読出す。

次にこのキー情報を集計ファイル２に対して検索キーと
して与え、集計ファイル２の該当集計結果データを読出
す。

集計ファイル２には、テーブル情報、品番、その品番の
商品の過去の総売上個数、総額、取引回数他の集計結果
データがキー情報毎に格納されている。

また、集計ファイル２の別の格納エリアには、例えば、
テーブル情報、操作者番号（オペレータと表記）、その
操作者の通算取引時間、取引額等々過去の集計結果デー
タがキー情報毎に格納されている。

本実施例の操作例においては、集計データとして品番毎
の集計を説明しているが、操作者毎のそれらの集計であ
っても同様に処理されることは言うまでもない。

処理ステップＳ２において、処理装置５００は定義体の
キー情報に対応する集計ファイル２の格納情報を読出す
と、その読出したデータをメモリ６の格納エリア６ｂに
格納し、次の処理ステップＳ３に移°行する。

処理ステップＳ３においては、格納エリア６ａ、６ｂに
格納されているデータをメモリ６の通信エリア６ｃにお
いて合成する。

例えば、格納エリア６Ａの定義体情報を全て通信エリア
に格納した後、その格納エリアに続く格納エリアにエリ
ア６ｂに格納されている読出しデータの内上記定義体と
重複しない情報、この場合売上総数、総額、取引回数他
を格納する。

処理ステップＳ３が終了すると処理ステップＳ４に移行
する。

処理ステップＳ４において、処理装置５００はエリア６
ａに格納されている定義体の内テーブル情報ＴＫを取り
出し、このテーブル情報をキーにメモリ６の格納エリア
６ｄに格納されたテーブル情報−プログラムコード／格
納アドレス変換表を検索する。

格納アドレスとは、複数の演算プログラムが格納されて
いるプログラムメモリ（図示しなレリの先頭アドレスを
示している。

これにより得たプログラムコード、及び格納アドレスを
例えばプログラムカウンタ等に処理装置５００がステッ
プＳ５にてセットする。

これにより、プログラムの実行権が、中継手段５である
ところの動作フローから、演算プログラム手段３である
処のプログラムＳ７〜ＳＩＯに移行する。

プログラム手段３においては、プログラムコードに対応
した数の単位プログラムＳＡ、ＳＢ、・・・・ＳＮを備
えており、またこれらは上記したプログラムメモリに格
納され、しかも、その先頭アドレスは上記したテーブル
情報−プログラムコード／格納アドレス変換表に示され
ている各格納アドレスと一致している。

従って、処理ステップＳ４にて、プログラムアドレスを
設定すると、フローチャー）ＳＡ、ＳＢ、・・・・ＳＮ
の内いずれかが起動されたこととなる。

プログラムＳＡ、ＳＢ、・・・・ＳＮの各々は、処理ス
テップｓ？、ｓ９．ｓｌｏは共通しており、ステップｓ
８は各々個別に異なる演算方法で演算する様に構成され
ている。

従って、ここでは、プログラムＳＡが選択されたものと
して、プログラムＳＡの枠内に記載のフローチャートに
従って、動作を説明する。

最初に、プログラムＳＡの処理ステップＳ７において、
処理装置５００はメモリ６の通信エリア６ｃからその中
に格納されている必要情報を読出す。

次に実行する処理ステップＳ８は特定の種類の集計の為
の演算プログラムであり、処理ステップＳ７において、
演算プログラムに必要な情報のみを取り出す。

例えば、演算プログラムが売上合計額のみ集計するよう
に構成されている場合には、数量、単価及び、総額を本
処理ステップＳ７にて取り出す。

次に処理ステップＳ８に移行する。

処理ステップＳ８において、上記の様に売上合計額のみ
算出する演算プログラムである場合、「数量　×　単価
　＋　総額」の演算を行って、次の処理ステップＳ９に
移行する。

処理ステップＳ９はこの演算結果をメモリ６の通信エリ
ア６ｃの該当するエリア、この場合「総額」と表記のエ
リアに格納する。

又、処理ステップＳ８が、総額、及び総数量、及び、取
引回数の集計をする場合には、それぞれ演算を行い、該
当するメモリ６のエリアに格納することとなる。

従って、処理ステップＳ９においては、任意の集計方法
を採用でき、装置を使用する企業、個人の要求に応じて
、演算プログラムを作成し、バブルメモリ４に記憶させ
ることで任意の集計方法に対応が可能となる。

以上の処理ステップを終了すると、プログラムＳＡは処
理ステップＳ１０に移行し、処理装置５００がこのステ
ップを実行すると、処理装置５００は元の中継手段５の
処理ステップＳ６にプログラムの実行権が移行する。

処理ステップＳ６において、処理装置５００はメモＩＪ
　６の通信エリア６ｃから、テーブル情報ＴＫ及び品番
データで構成されるキー情報を読出し、このキー情報を
集計ファイル２の格納エリアのキー情報として使用し、
集計ファイル２への格納情報として、テーブル情報ＴＫ
、品番、総数、総額、他の各データを読出し、これらを
集計ファイルに格納する。

以後、集計処理要求が発生する毎に、上記処理ステップ
Ｓ１から同様にして集計処理が繰返され、演算プログラ
ムＳ８に対応する集計ファイル２中の該当項目のみ集計
されてゆくことになる。

こうした集計結果データは、キーボード１０又は図示さ
れないホスト計算機等から精算処理要求等があった時点
で、集計ファイル２から逐次取り出され、図示されない
プリンタ、或いは要求の有ったホスト計算機等に出力さ
れる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、演算プログラムを
個別化し、その演算プログラムに必要な情報を集計ファ
イル、入力データから取り出しそのプログラムに与える
と共にその演算プログラムの演算結果である新集計値を
中継手段が集計ファイルに格納する構成であるので、演
算プログラムの自由度が極めて増大するという効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例のブロック図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被集計データを入力する入力手段（１）と、検索
   のためのキーに対応して複数種類の集計結果データを格
   納する集計ファイル（２）と、を備え、入力手段にて入
   力された被集計データを該被集計データに対応するキー
   情報で集計結果データを検索し、該当する集計結果デー
   タに集計演算しファイルリングするデータ集計制御方式
   において、 各々演算方法が書き換え可能であり、供給される被集計
   データと集計結果データとを、該当する演算方法で演算
   する演算プログラム手段（３）と、入力手段で入力され
   たデータに対応する演算プログラムを指定する指定手段
   （４）と、 入力手段より入力された集計キーデータにより集計ファ
   イルから該当するキーの集計結果データを読出すととも
   に、該指定手段から該当演算プログラムの識別情報を得
   て、該当演算プログラムに該読出しされた集計結果デー
   タ及び入力された被集計情報を転送する中継手段（５）
   とを備え、入力手段にて入力された被集計データに対し
   、該中継手段が該当する演算プログラム手段に対して該
   被集計データ及び該集計結果データを供給して得られた
   集計結果データを該集計ファイルに格納するように制御
   したことを特徴とするデータ集計制御方式。