JP2003030407A - 販売計画作成装置 - Google Patents

販売計画作成装置

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JP2003030407A
JP2003030407A JP2001219758A JP2001219758A JP2003030407A JP 2003030407 A JP2003030407 A JP 2003030407A JP 2001219758 A JP2001219758 A JP 2001219758A JP 2001219758 A JP2001219758 A JP 2001219758A JP 2003030407 A JP2003030407 A JP 2003030407A
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Kiyoshi Igari
潔 井狩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型小売店で季節的なプロモーション販売を企
画実行するための支援装置を提供する。卸売業者やメー
カが提供する情報に対して、その採否および修正要求を
商談の中で即決することができる装置を提供する。系列
の複数の店舗についても同時にプロモーション販売計画
を立案することができる装置を提供する。 【解決手段】カレンダー、カレンダーにしたがう過去の
販売実績が記録、現時点で仕入れ可能な商品の数量およ
び価格を含むデータ、商品対応に販売価格および数量を
与えると前記商品ファイルを参照して予想される売上利
益を計算する演算手段などを関連づけて、一つのコンピ
ュータ装置の上で即時に演算表示する手段を設ける。複
数の系列店舗についてその規模を段階的に区分し、一括
してプロモーション販売計画を立案し、量販効果をさら
に促進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、大型小売店の販売
計画立案、卸売業者との商談などに利用するコンピュー
タ・システムに関する。本発明は、大型小売店で一時期
に大量の商品を仕入れ、期限を限ってプロモーション販
売を企画するための援助装置として開発された装置であ
る。本発明は、大型小売店の商品部担当者が、卸売業者
あるいはメーカーの提案、それに伴う商品の仕入れ価格
および数量、販売期間および規模、さらに利益見込みな
どをコンピュータ画面上で総合的に検討しながら、プロ
モーション販売計画を立案作成するための援助装置に関
する。本発明の装置は、大型小売店のマネージャが卸売
業者と面談しながら、即決で商談を成立させることがで
きる程度に高速化した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、大型小売店で扱う商品につい
て、過去の実績データを画面に表示するシステムは、商
品の仕入れ計画を立案するためにさまざまに利用されて
いる。また、過去の実績データをカレンダーにしたがっ
て表示するシステムも知られている。さらに、小売店で
販売する複数の商品について、商品仕入れ数量、商品仕
入れ価格、商品販売価格、固定経費、人件費、その他を
入力データとして、販売利益を予測演算するためのパー
ソナルコンピュータ用のソフトウェアも知られている。
【0003】一方、大型小売店では、カレンダーに応じ
てそれぞれの季節に売れる商品を中心に品ぞろえし、売
上げおよび利益の増大をはかるプロモーション販売が行
われる。プロモーション販売については、毎年同時期に
実行されることから、過去の記録をコンピュータ・シス
テムに保管し、年毎に前年または前々年の実績を参照し
て新年度の計画を立案することが行われる。そしてこの
保管された記録については、さまざまな角度からこれら
を評価して、新しい計画の立案に役立てられるような演
算表示が工夫されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】大型小売店のプロモー
ション販売は、その小売店の商品担当者が提案し立案す
るものであるが、商品を提供する卸売業者等が現時点で
仕入れることができる商品について、種類および数量な
らびに仕入れ価格についての情報を提供し、この情報を
もとにその販売計画が起動され実践されることが多い。
すなわち、卸売業者等がこれこれの商品をこれこれの価
格で提供するから、今回のイベントで大量に販売しても
らえないかという提案が行われる。小売店側は、これに
対して価格交渉および数量決定を行い、その提案を受け
入れる形でプロモーション販売の計画が修正され現実的
になる。
【0005】卸売業者等は、それぞれ提供できる商品
と、その卸売業者等の利益が大きくなるような計画を持
ち込むわけであり、小売店ではその提案を受け容れる場
合にも、提案を適正に評価して、卸売業者等の利益だけ
でなく、小売店の利益が最大になるように販売計画を立
案実行しなければならない。場合によっては卸売業者等
から提案された商品だけでなく、小売店側からも、新企
画の商品を注文するなど、小売店の希望や主張を折り込
みプロモーション販売計画を立案する。そして、このよ
うな検討のために許容される時間は、多くの場合にはき
わめて短く、判断に時間をかけていると、せっかく持ち
込まれた有利な提案も他社に持ってゆかれてしまうこと
になる。すなわち商機を失うことになる。
【0006】現実的に、卸売業者等との商談はきわめて
短い時間にほとんど即決で行うことが必要である。とこ
ろが従来から知られている上記説明のような各装置は、
イベントを計画する日程について、過去の実績につい
て、販売数量と販売価格に対する利益演算について、そ
れぞれ別装置に設定されている。少なくとも別のソフト
ウェアである。このような装置を利用しているかぎり商
談相手から提案を受けても、いったん商談を中断してあ
る期間をおいて、たとえば明日まで待ってもらって、複
数のソフトウェアを起動するなどしてこれらの検討を行
うことが必要であった。
【0007】さらに、多くの大規模な小売店は、一店ご
とに個別にプロモーション販売を実行するより、同一系
列の多数店舗が共同でプロモーション販売を実行するこ
とが、全体の仕入れ数量も大きくなるから低価格の設定
のために効果的である。しかし、各店舗はその規模が異
なり、一律に店舗の数nを乗算して販売数量や利益を予
測演算することはできない。またこれを複数の店舗につ
いて各店舗毎に予測演算していたのでは、商談をすばや
く円滑に進めることは不可能である。したがって従来の
プロモーション販売は、基本方針は共通であっても、原
則的に一店ごとにそれぞれ企画立案を行うことになり、
このための人件費や作業が大きくなるほか、まとまった
商品の仕入れにも店毎の相違がでるなど必ずしも大量販
売による利点を適正に利用できなかった。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、大型小売店のプロモーション販売計画を卸売
業者等との商談の中で即時的に作成し、その販売計画に
基づく利益を予測するためのコンピュータ装置を提供す
ることを目的とする。本発明は、きわめて短時間のうち
に、卸売業者等からの提案を原則的に受け入れるか否か
を決定し、卸売業者等が提供する商品の数量と価格との
関係を正しく評価し、小売店側としてその利益が最大に
なるように受入れ数量および価格を演算するための装置
を提供することを目的とする。本発明は、複数の大型小
売店を持ち、その複数の店舗が一斉にプロモーション販
売を実行するための計画を一時に企画し、量販効果をさ
らに向上することができる装置を提供することを目的と
する。本発明は、商談の中で販売数量や利益を予測する
ために数字表示とともにグラフなどの図形表示を行うこ
とができる装置を提供することを目的とする。本発明
は、企画実行後の売上データについても併せて保管し、
翌年度の計画のための記録を適正に保管することができ
る装置を提供することを目的とする。さらに本発明は、
通常市販されているパーソナル・コンピュータまたは通
信網を利用して、上記のような販売計画作成支援装置を
構成することができる、プログラムが記録された記録媒
体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来個別に利
用されていたプロモーション販売のために必要な過去の
実績データ、および提案されている仕入れ価格および数
量ならびにその営業利益について、これらを一つのコン
ピュータ画面に同時に、もしくは操作により即時に切り
換えて表示することができるように構成したことを最大
の特徴とする。
【0010】すなわち本発明は、月日に対応させて生活
上の行事が書き込まれたカレンダーが記録されたカレン
ダー・ファイルと、カレンダーの月日にしたがい過去の
販売実績が記録された記録ファイルと、現時点で仕入れ
可能な商品の数量および価格を含むデータが記録された
商品ファイルと、商品対応に販売価格および数量を与え
る前記商品ファイルを参照して予想される売上利益を計
算する演算手段とを備え、前記カレンダー・ファイルか
ら引き出したカレンダーおよび前記記録ファイルの指定
箇所を画面上に表示可能な状態にして、仕入れ商品を選
択するための画面を表示させ、この画面上に前記商品フ
ァイルから選択された商品の種類およびその数量にした
がって前記演算手段が計算した売上利益を併せて表示す
る演算表示手段を備えたことを特徴とする。
【0011】このように一つの装置に、カレンダー、過
去の販売実績、仕入れ可能な商品のデータ、予測売上数
量に対する簡単な利益計算、その他を表示させながら、
選択する商品の種類や価格をこの装置の操作により設定
変更しながら検討することができるから、本発明の支援
装置を利用することにより、たとえば卸売業者から受け
た提案について、即時にその採否を決定する、あるいは
価格や数量の修正を要求するなどが適正かつ迅速になる
など、商談の進展をいちじるしく早くすることができ
る。
【0012】前記演算表示手段には、店舗の規模を段階
的に区分し、各規模毎の商品の数を自動的に、もしくは
簡単な補助操作により選択設定する手段を含む構成とす
ることができる。この構成により、本店が系列店舗のプ
ロモーション販売企画を一括して立案することができる
とともに、大量仕入れ大量販売による利点をさらに有利
に展開させることができる。
【0013】本発明のもう一つの観点は、通常のパーソ
ナル・コンピュータあるいは通信網などを利用して、上
記のような装置を構成することができるソフトウェアが
記録された記録媒体にある。すなわち本発明は、月日に
対応させて生活上の行事が書き込まれたカレンダーが記
録されたカレンダー・ファイルと、カレンダーにしたが
い過去の販売実績が記録された記録ファイルと、現時点
で仕入れ可能な商品の数量および価格を含むデータが記
録された商品ファイルとを演算メモリに取り込むための
プログラムと、商品対応に販売価格および数量を与える
前記商品ファイルを参照して予想される売上利益を計算
する演算プログラムと、前記カレンダー・ファイルから
引き出したカレンダーおよび前記記録ファイルの指定箇
所を画面上に表示可能な状態にして仕入れ商品を選択す
るための画面を表示させこの画面上に前記商品ファイル
から選択された商品の種類およびその数量にしたがって
前記演算プログラムが計算した売上利益を併せて表示す
る演算表示プログラムとが記録された機械読み取り可能
な記録媒体である。
【0014】
【発明の実施の形態】実施例図面を参照して本発明をさ
らに詳しく説明する。図1は本発明実施例装置のシステ
ム構成図である。この図は、複数n店の大型小売店にお
ける販売企画を一つの店舗(本店)で立案する場合の装
置構成を示す。商品部担当者が使用するパーソナル・コ
ンピュータCPU1、およびその本店内に設置された多
数i個のパーソナル・コンピュータCPU2、CPU3
・・・・CPUiが一つのローカル・エリア・ネットワ
ークLAN1により接続されている。このローカル・エ
リア・ネットワークLAN1にはハード・ディスクH
D、プリンタPTRその他周辺装置が接続されている。
このハード・ディスクHDには、カレンダ・ファイル、
記録ファイル、商品ファイルその他ファイルが設定さ
れ、複数iのパーソナル・コンピュータでこれらファイ
ルを共有できるようにして接続されている。プリンタP
TRその他出力装置(図示せず)も、これら複数iのパ
ーソナル・コンピュータで共有することができる。
【0015】このローカル・エリア・ネットワークLA
N1は、通信網Netを介して、複数nの系列店舗にそ
れぞれ同様に設けられたローカル・エリア・ネットワー
クLAN1、LAN2、LAN3、・・・・LANn
に接続することが可能である。これら複数の系列店舗の
間では、この通信網Netを介して相互に情報交換がで
きるように接続されている。ローカル・エリア・ネット
ワークは、この例ではそれぞれイーサネット(登録商
標)であり、通信網Netはインターネットである。複
数nの系列店舗それぞれには同様に、ローカル・エリア
・ネットワークLAN1、LAN2、LAN3、・・・
・LANnに、それぞれその店内で複数のパーソナル・
コンピュータが接続されている。
【0016】また、この通信網を介してこの企業のPO
S(Point of Sales: 販売時点情報管理)システムに接
続することができる。POSは各店舗の支払いレジスタ
からのデータを直接にかつ即時に集計していて、通信網
Netを介してそのデータを閲覧することができる。そ
してこの例では、上記複数nの系列店舗は、本店を含む
いくつかの大規模店舗と、それよりやや規模の小さい複
数の中規模店舗と、さらに規模の小さい小規模店舗とに
区分される。
【0017】本店に設置されているパーソナル・コンピ
ュータCPU1に、本発明が実施されたプロモーション
販売に関する演算プログラムをインストールして、この
装置を販売計画作成装置として利用する状況について説
明する。いま状況設定としては、この複数nの系列店舗
は、これまで毎年春の進学時期にあわせて一斉に大規模
なプロモーション販売を行ってきた。卸売業者はそれを
よく承知していて、あるいは事前に連絡打合せをして、
今年も同様なプロモーション販売が行われるものとし
て、その計画に合わせて多数の商品を安価に提供するこ
とができるように準備を進めている。そして、提供可能
な商品の種類、数量、および卸売価格についての主要部
分は、インターネットその他による通信手段により、図
1の通信網Netにその提供できる商品の概要をまとめ
た計画表が送り込まれている。また、卸売業者の営業担
当者がこの本店を訪れて、フロッピ・ディスクまたはC
D−ROMに記録した最新の情報を提供する。このよう
な卸売業者は、けっして一社ではなく複数の業者の営業
担当者がそれぞれ競争で商談に訪れる。
【0018】この大規模小売店の商品部担当者は、パー
ソナル・コンピュータCPU1を使用しながら、順次卸
売業者ごとに、あるいは商品分類ごとに、自ら描いてい
る構想にしたがって、また昨年までの同じ時期のプロモ
ーション販売の実績結果を参照して、これら営業担当者
と面談してプロモーション販売の企画を立案する。
【0019】図2はこのパーソナル・コンピュータCP
U1の動作を示す流れ図である。この流れ図に、右欄に
示す操作入力にしたがうパーソナル・コンピュータCP
U1の動作を示す。装置を起動させると、カレンダー・
ファイルから読み込まれた月日に対応させて生活上の行
事が書き込まれた最初のメイン画面が表示される。つづ
いて、操作入力によりカレンダー上の日付および期間を
指定すると、記録ファイルからデータが読み込まれ、前
年および前々年のその期間のプロモーション販売の総合
販売実績が表示される。さらに操作入力により商品ファ
イルおよび商品を指定すると、関連する商品について、
現時点で仕入れ可能な商品の数量および価格を含むデー
タが商品ファイルから読出されて表示される。ここで、
操作入力により、商品および数量を指定し、商品対応に
販売価格および数量を与えると前記商品ファイルを参照
して、予想される売上利益が計算され表示される。この
とき図4に示すように、商品対応に価格および販売数量
の分析データが表示され、販売価格の設定および数量に
ついての判断基準を得ることができる。この操作が別商
品を選択するごとに繰り返されて、そのデータは装置フ
ァイルに蓄積されてゆく。
【0020】そして、そのプロモーション販売について
の総合的なプランを表示するように操作を行うと、図5
に例示するようなプロモーション販売のマスタープラン
を表示することができる。これは、商品部担当者が立案
修正を繰り返しながら順次リファインしてゆくごとに、
卸売業者あるいはメーカの本部の営業担当と商談をすす
めながら、その本部の担当者の提案にしたがって、修正
あるいは試行のための操作を行うと、その利益内容その
他を表示することができる。この試行のための操作は、
その操作によりプランを変更するのではなく、たとえば
特定の商品について仕入れ個数と価格を変更してみる
と、全体の売上予測がどのように変更され、利益(粗
利)がどのように変更させるかを即時的に知るためのも
のである。
【0021】商品対応の検討をひととおり終えると、操
作指定することにより図6に示すような企画書の作成が
行われてこれが表示される。この企画書により、計画立
案を行った担当者は、上司および関連者にその内容を説
明して意見を求めることができる。それらの意見を取り
入れて修正を行う場合には、図2に示す流れ図のいずれ
かの位置に戻って、入力内容を変更して修正することが
できる。
【0022】さらにこの実施例装置では、複数の大量に
仕入れを行う商品について、商品陳列のシミュレーショ
ンを行うことができる。これは、店内を管轄する営業担
当をサポートすることになる。図7はその陳列シミュレ
ーション画面の一例である。ある程度まで企画がかたま
ると、図8に示すような企画書を出力させて、営業の実
行担当に引き渡すことができる。この企画書には、指定
されたプロモーション販売計画にかかる期間、該当商品
の販売数量および売上予定金額が一覧表として表示さ
れ、印刷される。
【0023】ここで本発明の装置は、本部の商品部担当
者が上述のようにしてプロモーション販売を企画する
と、それに応じて店舗についてもそのプロモーション販
売を同様に実行することを手助けすることができる。す
なわち、上で図1を用いて説明したように、複数nの店
舗で同時期に同様なプロモーション販売を行う場合に
は、この複数nの店舗についてその店舗の規模をこの例
では3段階に区分し、第1の段階の大規模店舗ではこの
本部と等しい企画を採用し、第2の段階の中規模店舗で
はこの本部の企画に対して、商品の種類はそのままにし
て商品の数量についてそれぞれ店舗毎にあらかじめ設定
した係数を乗じて、それを企画とし、さらに第3の段階
の小規模店舗では、この本部の企画に設定された商品の
種類についてもそのいくつかを省くことにより、プロモ
ーション販売の規模を設定調節することができる。中規
模店舗については上記係数を設定することにより自動的
に粗利その他の演算を実行することができる。商品の種
類を選択する場合には、商品毎に本部の企画に対して何
割に設定するかを選択設定することにより、粗利その他
を演算することができる。
【0024】上記企画書についても、各店舗の規模に応
じて修正された内容のものが表示印刷され、それぞれの
店舗担当に手渡される。また、必要とする場合には図1
で説明した通信ネットワークを介して、各店舗担当は自
己店舗の企画書を受け取ることができる。
【0025】この演算表示手段には、売上利益を計画数
量および売値の関数としてシミュレーション・グラフと
して表示するプログラムを合わせてインストールしてお
くと、計画段階でそのようなシミュレーションをひんぱ
んに実行することができる。このようなプログラムは、
すでに多くの種類のものが市販されているので、ここで
はその詳しい説明を省略する。本発明の装置は、このよ
うなすでに利用されている装置を変更することなく、そ
の延長線上に一つの装置として利用できるところに優れ
た特徴がある。
【0026】さらに本発明の装置は、このプロモーショ
ン販売が実行されているときに、あるいは実行された後
に、このプロモーション販売計画にかかる期間、該当商
品の販売数量および売上実績をPOSから取り込み、前
記企画書一覧表に対応させて表示する手段がもうけられ
ていて、その計画と実績についての対応を行うことがで
きる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、大型小売店のプロモーシ
ョン販売計画を卸売業者等との商談の中で即時的に作成
し、その販売計画に基づく利益を予測するためのコンピ
ュータ装置が得られる。本発明により、きわめて短時間
のうちに、卸売業者等からの提案を原則的に受け入れる
か否かを決定し、卸売業者等が提供する商品の数量と価
格との関係を正しく評価し、小売店側としてその利益が
最大になるように受入れ数量および価格を演算すること
ができる。また本発明により、複数の大型小売店を持
ち、その複数の系列店舗が一斉にプロモーション販売を
実行するための計画を一時に企画し、量販効果をさらに
向上することができる。本発明の装置は、企画実行後の
売上データについても併せて保管し、翌年度の計画のた
めの記録を適正に保管することができる。
【0028】さらに本発明の記録媒体を利用することに
より、通常市販されているパーソナル・コンピュータま
たは通信網を利用して、上記のような販売計画作成支援
装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置のシステム構成の一例を示す
図。
【図2】本発明実施例装置の操作に対応する動作を説明
する流れ図。
【図3】本発明実施例装置の表示画面の例示、カレンダ
ーを表示するメイン画面の例。
【図4】本発明実施例装置の表示画面の例示、価格分析
画面の例。
【図5】本発明実施例装置の表示画面の例示、マスター
プランの例。
【図6】本発明実施例装置の表示画面の例示、企画作成
用画面の例。
【図7】本発明実施例装置の表示画面の例示、商品陳列
シミュレーションの例。
【図8】本発明実施例装置の表示画面の例示、企画書ア
ウトプットの例。
【記号の説明】
CPU パーソナル・コンピュータ LAN ローカル・エリア・ネットワーク HD ハードディスク PTR プリンタ Net 通信網 POS 販売時点管理システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 月日に対応させて生活上の行事が書き込
    まれたカレンダーが記録されたカレンダー・ファイル
    と、カレンダーの月日にしたがい過去の販売実績が記録
    された記録ファイルと、現時点で仕入れ可能な商品の数
    量および価格を含むデータが記録された商品ファイル
    と、商品対応に販売価格および数量を与える前記商品フ
    ァイルを参照して予想される売上利益を計算する演算手
    段とを備え、 前記カレンダー・ファイルから引き出したカレンダーお
    よび前記記録ファイルの指定箇所を画面上に表示可能な
    状態にして、仕入れ商品を選択するための画面を表示さ
    せ、この画面上に前記商品ファイルから選択された商品
    の種類およびその数量にしたがって前記演算手段が計算
    した売上利益を併せて表示する演算表示手段を備えたこ
    とを特徴とする販売計画作成装置。
  2. 【請求項2】 前記演算表示手段には、店舗の規模を段
    階的に区分し、各規模毎の商品の数を自動的に、もしく
    は簡単な補助操作により選択設定する手段を含む請求項
    1記載の販売計画作成装置。
  3. 【請求項3】 前記演算表示手段は、売上利益を計画数
    量および売値の関数としてシミュレーション・グラフと
    して表示する手段を含む請求項1記載の販売計画作成装
    置。
  4. 【請求項4】 入力操作により指定されたプロモーショ
    ン販売計画にかかる期間、該当商品の販売数量および売
    上予定金額を企画書一覧表として表示および印刷する手
    段を含む請求項1記載の販売計画作成装置。
  5. 【請求項5】 前記プロモーション販売計画にかかる期
    間、該当商品の販売数量および売上実績をPOSから取
    り込み、前記企画書一覧表に対応させて表示する手段を
    含む請求項4記載の販売計画作成装置。
  6. 【請求項6】 月日に対応させて生活上の行事が書き込
    まれたカレンダー・ファイルと、カレンダーにしたがい
    過去の販売実績が記録された記録ファイルと、現時点で
    仕入れ可能な商品の数量および価格を含むデータが記録
    された商品ファイルとを演算メモリに取り込むためのプ
    ログラムと、商品対応に販売価格および数量を与えると
    前記商品ファイルを参照して予想される売上利益を計算
    する演算プログラムと、前記カレンダー・ファイルから
    引き出したカレンダーおよび前記記録ファイルの指定箇
    所を画面上に表示可能な状態にして仕入れ商品を選択す
    るための画面を表示させこの画面上に前記商品ファイル
    から選択された商品の種類およびその数量にしたがって
    前記演算プログラムが計算した売上利益を併せて表示す
    る演算表示プログラムとが記録された機械読み取り可能
    な記録媒体。
JP2001219758A 2001-07-19 2001-07-19 販売計画作成装置 Pending JP2003030407A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016110591A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 富士通株式会社 発注計画決定装置、発注計画決定方法および発注計画決定プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016110591A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 富士通株式会社 発注計画決定装置、発注計画決定方法および発注計画決定プログラム

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