JP4127418B2 - 電子式キャッシュレジスタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はキャッシュレジスタ装置、特にレストラン等で使用する電子式キャッシュレジスタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レストラン等にあっては、種々の職種の従業員が多数おり、顧客の注文に応じて種々の飲食品を提供し、最後に代金の支払いを受けるのが一般的である。比較的大型のレストランにあっては、電子式キャッシュレジスタを導入し、毎日の売上げを品名、代金、時刻等のデータと共に入力し、複数の電子式キャッシュレジスタがある場合にはそれらの集計をして整理記録するのが一般的である。
【0003】
このような電子式キャッシュレジスタ装置にあっては、その操作者は会計担当者(以下レジという)が行うが、必ずしも同じレジでなく、複数の担当者がその都度行うこととなる。レジは熟練者もいれば新人の場合もある。斯る電子式キャッシュレジスタ装置を誤操作すると、誤った売上げが集計され、実際の売上げ金額と不一致となる。
【0004】
そこで、従来の電子式キャッシュレジスタ装置にあっては誤操作を避ける為に通常/練習の2つの選択モードがあった。即ち、熟練者は通常モードにより直ちに操作して売上げ金額や品名を入力するが、新人(未熟練者)は予め練習モードで入力して正しく入力できることを予め確認した後に通常モードに切替えて本来のデータ入力作業を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように通常/練習モードがあると、通常のデータ入力のつもりで練習モードであったり、練習モードと思って入力したデータが通常入力となり、売上げと金額との不一致が生じ得るという問題があった。特にレジ担当者が複数の場合には、このモードを確認することなく入力してエラー(誤入力)を生じることがあった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、斯る従来の電子式キャッシュレジスタ装置の誤入力の危険を排除することが可能な電子式キャッシュレジスタ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明による電子式キャッシュレジスタ装置は、
操作部及び表示画面を備え、操作者の氏名/コードを入力可能にすると共に熟練操作者が直接入力操作する通常モード及び未熟練操作者が入力操作を練習する練習モードの切替操作が可能なレジスタと、担当者情報を格納する担当者マスタとを含む電子式キャッシュレジスタ装置において、前記操作者が前記レジスタを操作する際に、前記操作者の氏名/コードを前記レジスタに入力すると、前記操作者の出勤時に該操作者自身の入力操作により前記担当者マスタに予め登録されている前記操作者の作業種別情報を参照して前記通常モード/練習モードを自動的に前記操作者の登録された作業種別に対応するモードに切替えるように構成されている。
【0008】
ここで、前記レジスタ及び前記作業マスタのうち少なくとも前記レジスタは、ネットワーク化された複数個設けられ、前記操作者が前記何れのレジスタを操作しても該操作者の前記作業種別情報を参照して前記通常モード/練習モードの切替を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図を参照して本発明の電子式キャッシュレジスタ装置の好適実施例を詳細に説明する。
【0010】
本発明にあっては、電子式キャッシュレジスタ装置を操作するレジは、担当者名又はそのコードを同時に記録するよう構成されていることを積極的に活用する。即ち、レジ操作の開始時に、レジ操作を行う担当者のコードを入力させる。その入力されたコードに基づき担当者マスタを検索し、同一コードを担当者マスタに登録されている出勤時の作業種別を確定する。これが「練習」であった場合には、電子式キャッシュレジスタ装置は自動的に練習モードに切り替わる。同様に、「練習」以外の担当者のコードが入力された場合には、通常モードに切り替わるよう構成している。
【0011】
図1(A)及び(B)は、本発明の電子式キャッシュレジスタ装置のレジ画面と担当者マスタの模型図の例である。先ず、図1(A)の出勤画面において各人が出勤処理を行う。即ち、担当者#、氏名、個人コード及び作業種別の表示が出て、これに各人が入力する。図1(A)の場合には、担当者#001、名前A、個人コード1234567、作業種別は1.調理、2.レジ担当、3.配膳、4.皿洗い及び5.練習のうち5の練習モードが入力(選択)されている場合を示す。図1(B)の担当者マスタファイルMには担当者コード、名前、作業種別/時給テーブル及び出退勤情報等が記録される複数のエリアを有する。これら各エリアには図1(A)の入力データに基づくデータが入力/記録されることとなる。時刻データ(この場合12:34)はPOSシステムが内蔵するクロックにより、各入力時点の時刻と作業種別(この場合5)とが入力されることとなる。
【0012】
次に、図2は、担当者Aの情報をピックアップ(検索)してレジ画面に表示された内容を示す。担当Aは「練習」を作業種別として出勤処理で選択したので、レジ画面の右上に「練習」と表示される。担当Aがこの練習モードでレジ作業をすると、その練習で入力した項目が画面上に順次時系列で表示されることとなる(図2では表示は省略)。
【0013】
図3は、担当Bのレジ画面(図3(A))と、担当者マスタ(図3(B))とを示す。これら図3(A),(B)は、図1(A),(B)と類似するが、担当Bは作業種別として2、即ちレジ担当を選択している。これに応じて、図3(B)の担当者マスタにも同様データが記録される。図4は、図2と同様の担当Bのレジ画面であり、担当Bは「練習」以外の作業種別であるのでレジ画面右上に「練習」の表示は行われない。担当Bの入力データは即実際の売上げ処理データとして扱われることとなる。
【0014】
このように各担当者は予め担当者コードを入力することにより、通常/練習の切替えを行う為に、従来問題となった練習キーの押し忘れということがなくなり、自分が行うべきモードでのレジ操作を間違いなく実行することができる。
【0015】
次に、図5は複数のレジスタR1,R2,R3がネットワークに接続されている場合の例を示す。各レジスタR1,R2,R3に対して担当者マスタM1,M2,M3がある。図5(A)に示す如く、例えば担当者AがレジスタR1を操作して出勤処理すると、担当者マスタM1にそのデータが記録されて、データの更新を行う。ここで、出退勤情報は、図5(B)に示す如く、ネットワーク上の全てのレジスタR1〜R3で同じ情報(出勤・退勤処理時に処理があった)レジスタから他のレジスタへ出退勤情報を配信する。従って、複数台のレジスタR1〜R3により1つのシステムが構築されている場合には、作業種別を「練習」として出勤処理を行った人は、どのレジスタで担当者コードを入力しても、レジスタは練習モードとなる。そこで、誤操作を効果的に回避することが可能になる。
【0016】
次に、図6を参照して説明する。図6(A)は作業種別マスタと時給マスタの例を示す。作業種別マスタの例は、#01、#02、#03、#04が夫々皿洗い、調理、配膳及び練習である。また、時給マスタの例は、#01、#02、#03、及び#04が夫々時給600円、800円、850円及び500円である。従って、テーブルに#01、#02と登録されていれば、作業種別及び時給マスタより、作業が皿洗いで時給が800円となる。同様に、#04、#04と登録されていれば、練習で時給500円である。
【0017】
また、図6(B)における担当者マスタ内の作業種別、時給テーブルに登録されている#が出勤処理画面における作業種別のガイダンスに反映される。作業種別が夫々#01,#02,#04であるから、出勤画面上のガイダンスは、
1.皿洗い
2.調理
3.練習
と表示される。そして、担当者マスタ内の出退勤情報には、出勤/退勤時刻データ、出勤時に選択した作業種別データ、及びその作業項目に対応した時給が登録されて労働費(給与)計算に用いられる。従って、いつからいつまで練習していたか(作業種別で練習を選択したとき)の情報が得られ、練習における労働費の算出も可能になる。
【0018】
図7は、担当者マスタの各項目が、出勤画面のどこに使われているかの図、即ち、担当者マスタと出勤処理画面対応図である。
【0019】
次に、図8の集計作業の流れ図を参照して説明する。Aさんは本来なら担当者別レポート#001に集計されるが、練習モードで売上げを行った為に、担当者別#003へ集計されてしまう。(この#003は別の設定部において登録された#で練習モードで売上げした担当者の売上げ情報が集計される。)また、日計レポート(一日の売上情報が集計されるところ)の「練習売上」という項目に集計される。この「練習売上」の項目には練習売上の全額が集計される。
【0020】
一方Bさんは通常モードによる売上げのため、Bさんの売上げは、Bさんの持つ担当者#002に対応するレポート(#002)へ集計される。このデータは実際の売上データとして日計レポートの対応する項目すべてに集計されることとなる。
【0021】
以上、本発明の電子式キャッシュレジスタ装置の実施形態を説明したが、本発明は斯る特定実施形態のみに限定されるべきでなく、必要に応じて種々の変形変更が可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の電子式キャッシュレジスタ装置では、レジ処理を行う場合に誰がレジ操作しているかを明確にする為に担当者コード入力時に、入力した人の担当マスタ内の通常/練習フラグを検索チェックし、もし通常ならば、そのレジは通常モードで、練習ならば、レジは練習モードに自動的に切替える。従って、通常モードで行うべき処理を練習モードで行ってしまうことや、練習モードで行うべき処理を通常モードで行ってしまうという誤処理を確実且つ効果的に回避することができる。また、レジが通常モードか練習モードかに注意を払う必要なくレジ処理できるという実用上の顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子式キャッシュレジスタの担当者Aのレジ画面と担当者マスタを示す図である。
【図2】図1の担当者Aの担当者コード入力画面と練習モードの作業内容表示画面を示す図である。
【図3】担当者Bの図1と同様の図である。
【図4】担当者Bの図1と同様の図である。
【図5】複数のレジスタを有するシステムの構成及び動作説明図である。
【図6】作業マスタ、時給マスタ及び担当者マスタの説明図である。
【図7】担当者マスタと出勤処理画面の説明図である。
【図8】本発明の電子式キャッシュレジスタ装置の担当者別レポート及び日計レポートの作成作業流れ図である。
【符号の説明】
R1〜R3 レジスタ
M1〜M3 担当者マスタ
Claims (2)
- 操作部及び表示画面を備え、操作者の氏名/コードを入力可能にすると共に熟練操作者が直接入力操作する通常モード及び未熟練操作者が入力操作を練習する練習モードの切替操作が可能なレジスタと、担当者情報を格納する担当者マスタとを含む電子式キャッシュレジスタ装置において、
前記操作者が前記レジスタを操作する際に、前記操作者の氏名/コードを前記レジスタに入力すると、前記操作者の出勤時に該操作者自身の入力操作により前記担当者マスタに予め登録されている前記操作者の作業種別情報を参照して前記通常モード/練習モードを自動的に前記操作者の登録された作業種別に対応するモードに切替えることを特徴とする電子式キャッシュレジスタ装置。 - 前記レジスタ及び前記作業マスタのうち少なくとも前記レジスタは、ネットワーク化された複数個設けられ、前記操作者が前記何れのレジスタを操作しても該操作者の前記作業種別情報を参照して前記通常モード/練習モードの切替を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子式キャッシュレジスタ装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP31147397A JP4127418B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 電子式キャッシュレジスタ装置 |
Publications (2)
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JPH11134559A JPH11134559A (ja) | 1999-05-21 |
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1997
- 1997-10-27 JP JP31147397A patent/JP4127418B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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