JP2938697B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2938697B2
JP2938697B2 JP4357304A JP35730492A JP2938697B2 JP 2938697 B2 JP2938697 B2 JP 2938697B2 JP 4357304 A JP4357304 A JP 4357304A JP 35730492 A JP35730492 A JP 35730492A JP 2938697 B2 JP2938697 B2 JP 2938697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像担持体と、前記像担持
体に作用して被記録材に画像形成を行う複数の画像形成
部を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体と、前記像担持体に作用
して被記録材に画像形成を行う複数の画像形成部を有す
る画像形成装置の一例として、4ドラム方式のカラー画
像形成装置を図7に示す。上記4ドラム方式のカラー画
像形成装置は、装置の高速化を図るため像担持体とその
周囲にプロセス手段を配置した画像形成部を4個設け、
該各画像形成部で形成された像担持体上の画像が、像担
持体に隣接して移動する搬送手段により担持・搬送され
る被記録材上に順次転写されるように構成されている。
【0003】図7において、画像形成装置は、フルカラ
ー画像を形成するために必要な画像形成部Pa ,Pb ,
Pc ,Pd ごとに像担持体である感光ドラム51a,51
b,51c,51dを有しており、その周囲に帯電手段であ
る帯電器52a,52b,52c,52d、光走査手段である走
査光学装置(図示せず)、現像手段である現像器53a,
53b,53c,53d、クリーニング手段であるクリーナー
54a,54b,54c,54d等のプロセス手段が配置されて
いる。また転写手段は、各画像形成部に共通の無端ベル
ト状の転写ベルト55、及び転写用帯電器56a,56b,56
c,56dを有しており、上記転写ベルト55上に担持・搬
送された転写材57に各画像形成部で感光ドラム51a,51
b,51c,51d上に形成された各色画像を転写するもの
である。上記転写材57は給送カセット58より供給され、
転写行程を経た後、転写ベルト55上より分離されて定着
器59によって転写画像が定着されて、排出トレイ60上に
排出される。
【0004】上記クリーナー54a,54b,54c,54d
は、感光ドラム51a,51b,51c,51d上の残留トナー
を除去するためにウレタンゴム等の弾性材からなるクリ
ーニングブレード61a,61b,61c,61dを有してお
り、構成が簡単でかつ小型であることから従来より広く
実用化されている。しかしながら、上記上記クリーナー
54a,54b,54c,54dは、クリーニングブレード61
a,61b,61c,61dの端部からトナーが飛散し易い。
特に図7に示すようにクリーナー54a,54b,54c,54
dの真下に転写ベルト55が配置されている場合には、上
記飛散トナーにより転写ベルト55を汚してしまうおそれ
があった。このため、上記各ブレード端部よりトナーが
飛散しないようにフェルトやウレタンフォーム等のシー
ル部材でブレード端部を封止したり、転写ベルト55にク
リーニング装置を設けて転写ベルト55に付着したトナー
を除去していた。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来技術に示すように、フェルトやウレタンフォーム
等のシール部材で各ブレード端部を封止する場合には、
該シール部材を各ブレード端部に強く押し付けると無理
な力が加わって変形し、感光ドラム51a,51b,51c,
51dによって搬送されたトナーを掻き落とすことができ
なくなり、クリーニング不良やブレード先端部の振動や
ブレードめくれ等を発生してしまうため、ブレード端部
を完全にシールすることは困難であった。
【0006】特にクリーニングブレード61a,61b,61
c,61dを感光ドラム51a,51b,51c,51dの回転軸
方向に往復移動させる、いわゆるレシプロ移動機構を装
備している場合、上記シール部材がクリーニングブレー
ド端部の動きに追従できずにブレード端部とシール部材
との間に隙間が生じてしまい、トナーが飛散して装置内
を汚染するおそれがあった。
【0007】そこで、上記飛散トナーが発生すると転写
ベルト55が著しく汚れることから、転写ベルト55をクリ
ーニングする転写ベルトクリーナー62が必要となるが、
この転写ベルトクリーナー62によって転写ベルト55にあ
まり負荷を与えると、転写ベルト55に微妙な駆動むらが
生じ、画像品位を低下させるおそれがあった。また上記
課題を解決するために、転写ベルト55に対する防振対策
を施す場合には、装置の小型化,低コスト化を図る上で
大きな障害となっている。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、簡易な構成でクリーニング手段から飛散した現像
剤による搬送ベルト部材の汚れを効果的に防止した画像
形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、トナー像を担持する回転可能な像担持体と、転写材
を担持搬送する搬送ベルトと、前記像担持体の回転軸方
向に往復移動可能な前記像担持体表面をクリーニングす
るクリーニングブレードと、を有し、前記像担持体上の
トナー像は前記搬送ベルトに担持された転写材に転写さ
れる画像形成装置において、前記回転軸方向における前
記搬送ベルトの移動可能範囲は、前記像担持体の回転軸
方向に前記クリーニングブレードを往復移動させるにも
かかわらず、前記像担持体の回転軸方向における前記ク
リーニングブレードが常に存在する範囲に含まれること
を特徴とする。
【0010】
【実施例】〔第1実施例〕 次に前記手段を適用した本発明の一実施例に係る画像形
成装置について説明する。本実施例は、複数の像担持体
を有し、複数の画像形成部を装備したカラー電子写真複
写装置を用いて説明する。図1はクリーニングブレード
幅(クリーニングブレードが常に存在する領域)と搬送
ベルトとしての転写ベルト移動可能範囲との関係を示す
説明図、図2は転写ベルトの移動可能範囲を示す説明
図、図3は複写装置の全体構成を示す断面説明図であ
る。
【0011】先ず図3を参照してカラー複写装置の概略
構成について説明すると、本実施例に示す4ドラム方式
のカラー複写装置は、装置の高速化を図るため像担持体
とその周囲にプロセス手段を配置した画像形成部を4個
設け、該各画像形成部で形成された像担持体上の画像
が、像担持体に隣接して移動する搬送手段により担持・
搬送される被記録材上に順次転写されるように構成され
ている。
【0012】具体的には装置本体1の内部には、プロセ
ス手段を内蔵する画像形成部Pa ,Pb ,Pc ,Pd が
横方向に配置されており、各画像形成部Pa ,Pb ,P
c ,Pd の下部にはベルト保持機構であるベルト駆動ロ
ーラ2a,2bに無端状搬送ベルト部材である転写ベル
ト3が掛けわたされている。上記転写ベルト3は、図示
しない駆動モーターによりベルト駆動ローラ2a,2b
を矢印B方向に回転させることにより矢印C方向に回転
する。4はカセットであって、被記録材である転写材5
を収納しており、上記カセット4内に収納された転写材
5は、最上側よりピックアップローラ6によって給送さ
れる。そしてレジストローラ対7によって斜行が補正さ
れると共に、前記画像形成部Pa ,Pb ,Pc ,Pd と
同期どりを行って転写ベルト3上に搬送する。8は上記
転写材5をレジストローラ対7より転写ベルト3に導く
ための搬送ガイドである。
【0013】次に上記画像形成部Pa ,Pb ,Pc ,P
d の構成を説明すると、像担持体である感光ドラム9
a,9b,9c,9dを有し、その周囲にプロセス手段
を構成する一次帯電器10a,10b,10c,10d、現像器
11a,11b,11c,11d、転写帯電器12a,12b,12
c,12d、クリーニング装置13a,13b,13c,13dが
夫々設けられている。また上記感光ドラム9a,9b,
9c,9dの上方には、露光手段であるレーザービーム
スキャナー(図示せず)が設けられている。
【0014】上記一次帯電器10a,10b,10c,10d
は、感光ドラム9a,9b,9c,9dを露光するに先
立って、ドラム表面を均一に帯電するものであり、現像
器11a,11b,11c,11dは、露光されてドラム表面に
形成された静電潜像にブラック,マゼンタ,イエロー,
シアンの各色トナーを付着させて可視像化するものであ
る。また転写帯電器12a,12b,12c,12dは、感光ド
ラム9a,9b,9c,9dに形成されたトナー像を転
写材5に転写させるものであり、クリーニング装置13
a,13b,13c,13dは画像転写後にドラム面に付着し
ている残留トナーを除去するものである。また上記レー
ザービームスキャナーは半導体レーザー,ポリゴンミラ
ー,fθレンズ等を有し、電気デジタル画像信号の入力
を受けてその信号に対応して変調されたレーザービーム
を感光ドラム9a,9b,9c,9dの母線方向に照射
して露光するものである。
【0015】14は、転写ベルト3上を搬送されてきた転
写材5を分離するための分離帯電器であり、15は転写材
5に転写された転写画像を定着させるための定着器であ
って、内部にヒータ等の加熱手段を有する定着ローラ15
aとこれに圧接する加圧ローラ15bを有している。16は
装置外に排出された転写材5を積載するための排出トレ
イである。
【0016】次に画像形成動作について説明すると、画
像形成作業開始信号が装置本体1に入力されると、感光
ドラム9aは矢印A方向に回転し始め、一次帯電器10a
によって一様に帯電され、レーザービームスキャナー
(図示せず)によって原稿画像のブラック成分に対応す
る画像信号によって変調されたレーザー光がドラム面に
照射されて静電潜像が形成される(露光)。次に現像器
11aによってイエロー色のトナーが供給されて前記潜像
を可視像化したトナー像が形成される。
【0017】一方、カセット4に収納された転写材5
は、ピックアップローラ6によって給送され、一時的に
停止しているレジストローラ対7によって斜行が補正さ
れた後、前記感光ドラム9aに形成されたトナー像との
タイミングをとって、転写ベルト3上に搬送される。上
記転写ベルト3に送り込まれた転写材5は、画像形成部
Pa の転写部で転写帯電器12aによって転写帯電が行わ
れて、トナー像が転写材5に転写される。上記工程が画
像形成部Pb ,Pc ,Pd においても同様に行われ、マ
ゼンタ色トナー像,シアン色トナー像,ブラック色トナ
ー像が順次転写材5に転写される。
【0018】画像転写が終了した転写材5は、転写ベル
ト3の左端部で分離帯電器14によってAC除電を受けな
がら転写ベルト3より分離され定着器15に搬送される。
そして、上記定着器15によって画像定着が行われた転写
材5は、装置外の排出トレイ16に排出される。
【0019】次に前記転写ベルト3はベルト駆動ローラ
2a,2bに特有の欠点である駆動時の片寄りや蛇行に
よってベルト側端部の破損が発生し易いため、このベル
ト片寄り量を検出してその量に応じて転写ベルト3に強
制的に片寄り力を与え、該転写ベルト3が一定の移動範
囲内に規制されるように往復移動させている。詳しく説
明すると、図2(a)に示すように、転写ベルト3の一
端(図面上側)が+方向の最大片寄り位置Xb に達した
ら、転写ベルト3のE側にD側より大きなテンションを
与え、転写ベルト3を強制的に−方向に移動させる。ま
た図2(b)に示すように、転写ベルト3の他端(図面
下側)が−方向の最大片寄り位置Xa に達したら、転写
ベルト3のD側にE側より大きなテンションを与え、転
写ベルト3を強制的に+方向に移動させる。
【0020】このように、転写ベルト3を片寄り量の検
出してその量に応じてベルト位置を強制的にジクザクに
往復移動させれば、上記転写ベルト3を常に一定の移動
範囲内Wa =Xb −Xa で駆動することができ、該転写
ベルト3の破損等の事故を未然に防止することができ
る。
【0021】また、前記クリーニング装置13a,13b,
13c,13dには、前記感光ドラム9a,9b,9c,9
dに残留するトナーを除去するために、構成が簡単で小
型且つ低コストで製造可能なことから、ウレタンゴム等
の弾性材よりなるクリーニングブレード17a,17b,17
c,17dが用いられている。上記クリーニング装置13
a,13b,13c,13dにおいては、各クリーニングブレ
ード端部からトナーが飛散し易く、上記クリーニング装
置13a,13b,13c,13dの真下に転写ベルト3が配置
されているため、転写ベルト3が汚れる。
【0022】そこでフェルトやウレタンフォーム等のシ
ール部材で上記各クリーニングブレード端部を封止して
トナーを飛散させないようにしているが、上記シール部
材をクリーニングブレード端部に強く押し付けると無理
な力が加わり、該クリーニングブレード端部で感光ドラ
ム上のトナーを十分掻き落とすことができずにクリーニ
ング不良が発生したり、クリーニングブレード先端部が
振動したり、めくれが発生したりするおそれがある。従
って、クリーニングブレード端部を完全にシールするこ
とが困難であり、該ブレード端部からの飛散トナーによ
る装置内の汚染を完全に防止することが困難である。
【0023】本実施例は、図1に示すように、前記クリ
ーニングブレード17a,17b,17c,17dの幅Wを、前
記転写ベルト3の移動可能範囲をWa 以上(W≧Wa )
になるように構成することにより、ブレード端部からト
ナーが飛散しても、転写ベルト3を汚すことがなく転写
工程を良好に行うことができる。
【0024】また本発明により、ブレード端部からの飛
散トナーによる転写ベルト3の汚染がほとんど無くなる
ため、該転写ベルト3に対して軽負荷の転写ベルトクリ
ーナーを装備することができるが、更に押し進めて前記
クリーニングブレードの17a,17b,17c,17dの幅W
を、前記転写ベルト3の移動可能範囲をWa より十分広
くすることによって、図3に示すように、転写ベルトク
リーナーを廃止することが可能となる。従って、転写ベ
ルトクリーナーによる転写ベルト3の駆動むらがなくな
り、安定した画像形成を行うことができ、また転写ベル
ト3の防振対策も不要となるため、装置の小型化や低コ
スト化を実現することができる。
【0025】〔第2実施例〕 次に前記第1実施例に示す画像形成装置の他例について
図4を参照して説明する。尚、装置全体の概略構成は前
記第1実施例と同様であるので、同一部材には同一番号
を付して説明を省略する。
【0026】図4(a)はベルト駆動ローラ2a,2b
に転写ベルト3が張設されている状態を示すものであ
り、図4(b)は上記ベルト駆動ローラ2a,2bを図
4(a)の矢印H方向から見た図である。本実施例は、
上記ベルト駆動ローラ2a,2bのローラ形状を円筒形
ではなく、中央部分が両端部より径の大きいクラウン形
状に成形したものを用い、転写ベルト3の片寄りを抑制
するものである。上記構成によれば、前記第1実施例に
示す転写ベルトの移動範囲を制御する機構に比べ、装置
が簡単でかつ安価に構成できる点で有利である。尚、図
4(b)において2cは上記ベルト駆動ローラ2a,2
bを駆動するための駆動モータである。
【0027】上記ベルト駆動ローラ2a,2bのクラウ
ン形状を強めると、転写ベルト3の片寄りや蛇行を小さ
く抑えることができるが、転写ベルト3自体のクリープ
歪みによるベルト部材の永久変形が起こる等の問題が発
生するので、転写ベルト3としては弾性に富んだ材質を
用い、機械的強度を満足するために転写ベルト3の肉厚
を大きくしなければならず、転写電流を大きく設定必要
があり、ランニングコストが上昇する。実際には、転写
ベルト3の材質や形状等、機械構成上の諸事情との兼ね
合いで上記ベルト駆動ローラ2a,2bのクラウン形状
や転写ベルト3の移動可能範囲Wa が決定する。
【0028】そこで、本実施例では、クリーニングブレ
ード17a,17b,17c,17dの幅をWを、上記理由によ
り決定される転写ベルト3の移動可能範囲Wa 以上(W
≧Wa )になるように構成することにより、ブレード端
部よりトナーが飛散しても、転写ベルト3を汚すことな
く転写工程を良好に行うことができる。
【0029】〔第3実施例〕 次に前記第1実施例に示す画像形成装置の他例について
図5を参照して説明する。尚、装置全体の概略構成は前
記第1実施例と同様であるので、同一部材には同一番号
を付して説明を省略する。
【0030】図5はクリーニングブレード幅転写ベル
トの移動可能範囲の関係を示す説明図である。本実施例
は、クリーニング装置13a,13b,13c,13dのクリー
ニング性能向上のため、感光ドラム9a,9b,9c,
9dに当接するクリーニングブレード17a,17b,17
c,17dを上記感光ドラム9a,9b,9c,9dの回
転軸方向で図の矢印F,R方向に往復移動させる、いわ
ゆるレシプロ移動機構を有する装置について説明する。
【0031】上記クリーニングブレード17a,17b,17
c,17dがレシプロ運動を行う場合、シール部材がブレ
ード端部の動きに追従しなければ該ブレード端部とシー
ル部材との間に隙間が生じてしまう。よって、前記第
1,第2実施例に示すクリーニングブレード17a,17
b,17c,17dが静止している場合に比べてシール部材
によるトナー飛散の防止が非常に困難となる。
【0032】例えば図5(a)に示すように、クリーニ
ングブレード17a,17b,17c,17dを矢印F,R方向
に距離αだけ往復移動させるようにすれば、図5(b)
に示すようにクリーニングブレード17a,17b,17c,
17dの一端(図面左側)が矢印F方向の最大片寄り位置
に達した場合、図中Drの領域にはブレード存在しない
ため、トナーが飛散し易くなる。また同様に図5(c)
に示すように、クリーニングブレード17a,17b,17
c,17dの他端(図面右側)が矢印F方向の最大片寄り
位置に達した場合、図中Dfの領域にはブレード存在し
ないため、トナーが飛散し易くなる。
【0033】そこで、本実施例では、クリーニングブレ
ード17a,17b,17c,17d幅Wを転写ベルト3の移動
可能範囲をWa に対して、W≧Wa +2αが成り立つよ
うに各クリーニングブレードの幅Wを決定する(W−2
α:クリーニングブレードが常に存在する領域)
【0034】これによって、クリーニングブレード17
a,17b,17c,17dが感光ドラム9a,9b,9c,
9dの回転軸方向にレシプロ運動を行っている場合で
も、ブレード端部は常に転写ベルト3の外側に位置する
ことになり、ブレード端部から飛散したトナーにより転
写ベルト3を汚すことがなくなり、転写工程を良好に行
うことが可能となる。
【0035】〔第4実施例〕 次に前記第1実施例に示す画像形成装置の他例について
図6を参照して説明する。尚、装置全体の概略構成は前
記第1実施例と同様であるので、同一部材には同一番号
を付して説明を省略する。
【0036】図6はクリーニング装置13a,13b,13
c,13d(以下『クリーニング装置13』と略称する)の
構成を示す拡大図である。上記クリーニング装置13に
は、前述したようにクリーニングブレード17a,17b,
17c,17d(以下『クリーニングブレード17』と略称す
る)が感光ドラム9a,9b,9c,9d(以下『感光
ドラム9』と略称する)の矢印Aに示す回転方向と逆方
向からドラム面に圧接している。上記クリーニングブレ
ード17は、クリーニング容器18のドラム回転方向下流側
に設けられたブレードホルダー19にねじ止めされてお
り、先端部が感光ドラム9に圧接するように構成されて
いる。また上記クリーニング容器18のドラム回転方向上
流側には、上記クリーニングブレード18によって掻き落
とされたトナーを回収するためのスクイシート20が設け
られている。また21は回収されたトナーを搬送するため
の搬送スクリューである。
【0037】上記感光ドラム9上に残留するトナーは電
荷を持っているため、感光ドラム表面とは強い静電吸着
力により付着しており、クリーニングブレード17はこの
静電吸着力に打ち勝ってトナー粒子を感光ドラム表面か
ら除去しなければならないので、大きな圧力でドラム面
に押し付けなければならない。
【0038】また上記クリーニングブレード17の材質と
しては、耐薬品性,耐摩耗性,成形性,機械的強度とい
った点からウレタンゴムが主に用いられている。このウ
レタンゴムは、例えば表面層がポリカーボネイトのよう
な高分子樹脂で構成されるOPC感光ドラムとの間の摩
擦係数が非常に高いことから、感光ドラム9とクリーニ
ングブレード17との間に大きな摩擦力を生じ、クリーニ
ングブレード17が感光ドラム9の回転方向に沿って反転
してしまい(ブレードめくれ)、感光ドラム9が駆動し
なかったり、クリーニング不良が生ずるおそれがあっ
た。
【0039】実際には、クリーニングブレード17によっ
て掻き落とされたトナーの一部が、クリーニングブレー
ド17と感光ドラム9との間に残り、潤滑粒子として働
き、上記ブレードめくれ等を防止する働きをするが、本
発明はクリーニングブレード17の幅Wを感光ドラム9上
の画像形成領域幅より大幅に広げるので、ブレード両端
部では、感光ドラム9とクリーニングブレード17間にト
ナーが存在しない領域が発生し、上記感光ドラム9とク
リーニングブレード17間の摩擦力が高くなり、ブレード
両端部でブレードめくれ等が生ずるおそれがあった。
【0040】そこで、ドラム表面或いはブレード表面の
うち少なくとも一方に低摩擦化処理を施して感光ドラム
9とクリーニングブレード17間の摩擦力をブレード−ド
ラム間にトナーが介在しなくてもブレードめくれが発生
せず、効果的にクリーニングを行うことができた。本発
明者らの実験によれば、特に表面層がポリカーボネイト
のような高分子樹脂で構成されるOPC感光ドラムに対
して、ウレタンゴム製のクリーニングブレード17を圧接
させてクリーニングを行った場合、上記OPC感光ドラ
ムの表面にテフロンのような潤滑性のある微粒子を10%
程度分散させたり、この微粒子を分散させたポリカーボ
ネイト薄層コーティングしたりすることによって、感光
ドラム9とクリーニングブレード17間の摩擦力を大幅に
低下させることが可能となった。
【0041】また上記クリーニングブレード17の表面
に、フッ化黒鉛粉末をナイロン等の高分子樹脂溶剤に分
散させてディッピング塗布した後、乾燥,加熱,硬化さ
せた樹脂層からなるコーティングを施した場合にも、感
光ドラム9とクリーニングブレード17間の摩擦力を大幅
に低下させることが可能となった。
【0042】上記構成によれば、ブレード端部から飛散
したトナーにより転写ベルト3を汚すことがなくなる他
に、ブレードめくれ等の発生を抑制することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、回転軸方向における搬
送ベルトの移動可能範囲は、像担持体の回転軸方向にお
けるクリーニングブレードが常に存在する範囲に含まれ
るよう構成したことにより、像担持体の回転軸方向にク
リーニングブレードを往復移動させるにもかかわらず、
クリーニングブレードの端部から飛散するトナーによる
搬送ベルトの汚れを防止することができるまた前記搬
送ベルト部材のクリーニング手段を軽負荷にしたりこれ
を省略することができることから、該クリーニング手段
による搬送ベルト部材の駆動むらがなくなり、安定した
画像形成を行うことができ、また前記搬送ベルト部材の
防振対策も不要となるため、装置の小型化や低コスト化
を実現することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーニングブレード幅と転写ベルト移動可能
範囲との関係を示す説明図である。
【図2】転写ベルトの移動可能範囲を示す説明図であ
る。
【図3】複写装置の全体構成を示す断面説明図である。
【図4】ベルト駆動ローラの他例を示す説明図である。
【図5】クリーニングブレード移動可能範囲と転写ベル
ト移動可能範囲との関係を示す説明図である。
【図6】クリーニング装置の他例を示す拡大図である。
【図7】従来の複写装置の構成を示す断面説明図であ
る。
【符号の説明】
Pa ,Pb ,Pc ,Pd …画像形成部 1…装置本体 2a,2b…ベルト駆動ローラ 3…転写ベルト 4…カセット 5…転写材 6…ピックアップローラ 7…レジストローラ対 8…搬送ガイド 9a,9b,9c,9d…感光ドラム 10a,10b,10c,10d…一次帯電器 11a,11b,11c,11d…現像器 12a,12b,12c,12d…転写帯電器 13a,13b,13c,13d…クリーニング装置 14…分離帯電器 15 …定着器 15a…定着ローラ 15b…加圧ローラ 16…排出トレイ 17a,17b,17c,17d…クリーニングブレード 18…クリーニング容器 19…ブレードホルダー 20…スクイシート 21…搬送スクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−13574(JP,A) 特開 平1−277268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 13/14 - 13/16 G03G 15/14 - 15/16 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する回転可能な像担持体
    と、転写材を担持搬送する搬送ベルトと、前記像担持体
    の回転軸方向に往復移動可能な前記像担持体表面をクリ
    ーニングするクリーニングブレードと、を有し、前記像
    担持体上のトナー像は前記搬送ベルトに担持された転写
    材に転写される画像形成装置において、 前記回転軸方向における前記搬送ベルトの移動可能範囲
    は、前記像担持体の回転軸方向に前記クリーニングブレ
    ードを往復移動させるにもかかわらず、前記像担持体の
    回転軸方向における前記クリーニングブレードが常に存
    在する範囲に含まれることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体の回転軸方向における前記
    クリーニングブレードが常に存在する領域は、前記回転
    軸方向に於ける前記搬送ベルトの移動可能範囲と同じ、
    又は前記移動可能範囲よりも外側にあることを特徴とす
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、前記搬送ベルトの
    前記回転軸方向への移動範囲を規制するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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