JPH0450890A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、静電複写機、同プリンタなど、静電転写プ
ロセスを利用する画像形成装置、と（にそのクリーニン
グ装置に関するものである。

（往来技術と解決すべき課題） 像担持体表面に形成した可転写トナー像を、紙などの転
写材に転写させる工程をくり返す周知の画像形成装置に
おいては、転写の都度、充分に除去する必要があり、こ
のためのトナークリーニング手段も従来から種々提案さ
れている。

そしてこのようなりリーニング手段として、ウレタンゴ
ムなどの弾性材料からなるクリーニングブレードの一つ
のエツジを像担持体に当接し、該像担持体表面の残留ト
ナーをかき落とし除去するように構成したものが、構成
が簡単でスペースを取らないのでコスト的に有利であり
、トナー除去機能もすぐれているので広（実用されてい
ることはよ（知られているとおりである。

第６図はクリーニングブレードを利用するクリニング装
置の典型的な構成を示す、その概略側面図であって、紙
面に垂直方向に延びており、矢印Ａ方向に回転走行する
像担持体１に平行にクリニング装置２が近接配置してあ
り、これに、方の端縁を取着したクリーニングブレード
３の他方の端縁の一つのエツジが圧接していて、不図示
の転写部位において、転写材に転移せず像担持体１に残
ったトナーが到達すると、該ブレードエツジによってト
ナーがかき落とされ、すくいシート４に誘導されてトナ
ー貯溜部に至り、搬送スクリュー５によって外部に排出
されるものとする。

なお、図示はしてないが、像担持体１の周辺には、−広
帯電器、静電潜像形成手段、現像手段、転写手段など画
像形成に必要な手段が配設しであることは云う迄もない
。

ところでこのような構成のクリーニング装置においては
、クリーニングブレード３のブレードエツジによってか
き落とされたトナーがそのまますくいシート４の方向に
円滑に落下すれば問題はないが、実際にはかき落とされ
たトナーがブレードエツジに沿って横走りしてブレード
端部にいたり、クリーニングブレードの側方から外部に
逸出する現象を生じ、これが画像形成装置内各部を汚染
することがある。

また、ブレード外の位置で、漏出したトナーはそのまま
像担持体に乗って回転を続けるため、これが、現像手段
に配設されていて、スペーサコロによって像担持体表面
との間隙を維持している現像スリーブの走行を不安定に
して現像ムラを発生するという問題が生ずる。

このような問題を回避するため、第７区に示すように、
クリーニング装置２の筐体の両側部、クリーニングブレ
ード端部に相当する位置に、フェルトなどからなるシー
ル部材６を取着し、これを像担持体表面に当接せてトナ
ーの側部からの逸出を阻止するようなものが提案されて
いる。

しかしながら、装置の作動中には、像担持体１が微小振
動することを免れず、このため、上記のような仕方では
、シール部材６を常時安定的に像担持体表面に当接させ
ておくことが困難で、トナーの逸出を十分に防止するこ
とは困難であるのが実態である。

本発明はこのような事態に対処すべ（なされたものであ
って、前述のような構成のクリーニング装置において、
トナーの外部への漏出を確実に阻止して、漏出トナーに
よる画質の劣化を招来することのないようなりリーニン
グ装置を提供することを目的とするものである。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）上記の目的を達
成するため、本発明は、像担持体に圧接するクリーニン
グブレードと、これによって除去されたトナーを誘導回
収するすくいシートとをそなえた画像形成装置のクリー
ニング装置において、前記クリーニングブレードの長さ
を、像担持体の長さと同等ないしはこれよりも長く、す
くいシートの長さよりも短く構成したことを特徴とする
ものである。

このように構成することによって、クリーニングブレー
ドの、像担持体への当接エツジに沿って横走りするトナ
ーがクリーニング装置の側方から漏出することを確実に
阻止することが６来る。

（実施例の説明） 第１図は本発明の実施例を示すクリーニング装置の側面
図であって、前記第６区々示のものと対応する部分には
同一の符号を付して示してあり、それらについての説明
は省略する。

このようなりリーニング装置において、図示の装置にあ
っては、クリーニングブレードの両端面に当接するよう
にシール部材６が配設（図にはその一方のみが示しであ
る）してあり、該シール部材６は後述するように、像担
持体側面まで覆う様に形成しである。

第２図はクリーニング装置２を、第１図矢印Ｂ方向から
みた一部の正面図であって、シール部材６は、クリーニ
ング装置２の筺体７の側面部内側に取着してあり、クリ
ーニングブレード３の端面にウレタンフオームからなる
シール部材６が当接している。

ブレード端面とシール部材表面との寸法関係は状態にお
いて、ブレード３端部が、シール部材６表面に０．５〜
ｌｌＴｌｌＴ１程度侵入する様に構成するものとする。

さらに、第３図に示すように、像担持体１が、中空シリ
ンダ状の本体１２を、両端に環状突部１１ａをストッパ
としたフランジ１１に圧入した構成となっているが、こ
の場合には、シール部材６は、前述のようにブレード端
面に当接するとともにフランジ１１の側面にも当接する
ようになっており、このような構成では、クリーニング
ブレード３は像担持体のドラムシリンダよりも、前記環
状突部１１ａの巾ρだけ長（なっている。

像担持体１が、第４図に示すように、フランジ１１の外
側を覆うように、ドラムシリンダ１２が形成されている
場合には、シール部材６の内側面がドラムシリンダ１２
の外側端面に当接するように両者を関係配置し、この場
合にはクリーニングブレード３とドラムシリンダとは同
長となる。

以上のように構成することによって、ブレードエツジに
沿って横走りしたトナーはブレード端部においてにおい
てシール部材６によって外方への溢出が阻止され、さら
に、前述のように該シール部材６は像担持体１の表面を
越えて延びているので筺体７の外側に出ることが不可能
で、確実にクリーニング装置内にすべて落下することに
なる。

落下されたトナーは、第２図から判るように、クリーニ
ングブレードよりも長く形成しだすくいシート４によっ
てトナー貯溜部位に誘導され、搬送スクリュー５によっ
て外部に排出される。

このように、像担持体ドラムの長さβ。、クリニングブ
レードの長さ！、すくいシートの長さを１２２とすると
、これらの間に、 ρｔ　＞　１２　＋≧氾。

の関係が成り立つようにし、クリーニングブレード端面
に当接するシール部材を像担持体の側面に当接するよう
に延在配置することによって、トナーの、クリーニング
装置側方からの漏出を確実に阻止することができる。

（３）発明の詳細 な説明したように、本発明によるときは、像担持体に当
接するクリーニングブレードをそなえたクリーニング装
置において、と（に、クリーニングブレードのエツジに
沿って横走りするトナーのクリーニング装置の側方から
の漏出を確実に阻止することができ、常時安定したクリ
ーニング作用を奏せしめ得るので、良質の画像を得るの
に顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すクリーニング装置の側断
面図、 第２図は同上クリーニングブード、すくいシート、シー
ル部材の関係配置を示す一部の正面図、第３図、第４図
は同上クリーニングブレードと像担持体ドラムとの関係
を示す正面図、第５図は像担持体ドラム、クリーニング
ブレードおよびすくいシートの長さの関係を示す説明図
、 第６図は公知のクリーニング装置の構成を示す側面図、 第７図は同上クリーニングブレードの端部近傍部分構成
を示す模式図である。 １・・・像担持体、２・・・クリーニング装置、３・・
・クリーニングブレード、４・・・すくいシート、 ・搬送スクリュー、 シール部材、 ・筐体。 第４ 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体に圧接するクリーニングブレードと、こ
   れによって除去されたトナーを誘導回収するすくいシー
   トとをそなえた画像形成装置のクリーニング装置におい
   て、 前記クリーニングブレードの長さを、像担持体の長さと
   同等ないしはこれよりも長く、すくいシートの長さより
   も短く構成してなるクリーニング装置。
2. （２）クリーニングブレードの両端に当接するように配
   置したシール部材の該当接面が像担持体側面にも当接す
   るようにした特許請求の範囲第１項記載のクリーニング
   装置。