JP4469525B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置は、図4に示すように、像担持体としての感光体ドラム1に帯電・露光を経て静電潜像が形成され、該潜像は現像装置2によって現像されて転写材に転写される。転写後の感光体ドラム1表面には、トナーが残留することは避けられず、この残留トナーを除去するため、クリーニング装置3が設けられている。クリーニング装置3は、種々の形式のものが多数提案されているが、図3に示すものは例えばポリウレタンゴムで構成されたクリーニングブレード4によって残留トナーを掻き落とすタイプである。図4中、符号8は転写ローラ、9は帯電ローラである。
【0003】
この種のクリーニング装置3は、図4ないし図6に示すように、クリーニングケース5の開口6に設けられたクリーニングブレード4によって掻き落とされたトナーをクリーニングケース5内のトナー回収部7に回収するが、回収トナーが漏れないように、クリーニングブレード4の側面にスポンジや毛ブラシで作られた弾性体のサイドシール10を配接してシールしている。また、クリーニング装置3にはその開口のクリーニングブレード4の感光体ドラム1回転方向上流側に、例えばマイラー(商品名)やポリウレタンで作られた入り口シール20を設け、トナー漏れを防いでいる。この入り口シール20は、残留トナーの浸入を拒まず、回収トナーのクリーニングケース5からの逆流を防ぐものである。
【0004】
この入り口シール20は、クリーニングブレード4より長い幅を有し、図7の格子線で示すように、その長手方向と直交する一側縁21がクリーニング3のクリーニングケース5に接着され、その他端縁側は自由端となって感光体ドラム1表面に接している。さらに、入り口シール20はその自由端側が感光体ドラム1表面から浮き上がらないように、その長手方向両側部をサイドシール10によって押さえ付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した入り口シール20の端部が感光体ドラム1とサイドシール10によって挟み込まれるようなシール方式では、サイドシール10のシール性を確保するため、サイドシール10の感光体ドラム1への押しつけ力を大きくすることが行われる。しかしながら、サードシール10の押しつけ力を高めると、感光体ドラム1とサイドシール10間の入り口シール20への挟み込み力が大きくなり、感光体ドラム1の回転による入り口シール20を巻き込んでずらす力も大きくなってしまい、ともすると、入り口シール20端部がずれ動くことがあった。そして、入り口シール20がずれると、図8に示すように、入り口シール20の感光体ドラム1の接触稜線が波打ってしまうため、シール性が劣化してトナー落ちやトナー飛散といった問題が発生することがあった。
【0006】
本発明は、上記した従来の問題を解消し、サイドシールの像担持体への押しつけ力を高めても、入り口シールのずれを防止することができる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、像担持体に残留するトナーをクリーニングするクリーニング部材と、該クリーニング部材の端面をそれぞれシールするサイドシールと、前記クリーニング部材と対向配置された細長形状の入り口シールとを有するクリーニング装置を具備し、前記入り口シールの長手方向両端が自由端で前記像担持体と前記サイドシールに挟み込まれている画像形成装置において、前記入り口シールにおける長手方向を表面として見たとき、前記入り口シールは前記サイドシールに押さえられる部分におけるそれぞれ端部側の辺が前記像担持体の移動方向に進むにつれて細くなる方向へ斜めにカットされており、前記サイドシールは、前記入り口シールを押さえ付ける部分における前記入り口シールの長手方向における内側の辺が前記像担持体の移動方向と平行で、その外側の辺が前記像担持体の移動方向に進むにつれて太くなる方向へ斜めにカットされていることを特徴とする画像形成装置を提案する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面にしたがって説明する。
図1および図2は、本発明に係る画像形成装置のクリーニングを示す説明斜視図および平面説明図で、図4乃至図8における部材と同一部材には同一符号を付している。
【0011】
図1において、クリーニング装置3は、図4と同様にクリーニング部材としてのクリーニングブレード4、サイドシール10および入り口シール20等を備え、入り口シール20の長手方向の両端部が像担持体である感光体ドラム1とサイドシール10間に押さえられている。
【0012】
入り口シール20が感光体ドラム1とサイドシール10間に押さえられている方式では、サイドシールのシール性を高めるため、感光体ドラム1への押し付け力を強めると、感光体ドラム1の回転により入り口シール20が巻き込まれてずれ動いてしまう問題があることは先に説明した。
【0013】
そこで、本実施形態では入り口シール20のサイドシール10によって押さえられる部分の一部が斜めにカットされている。すなわち、入り口シール20の長手方向両端縁が感光体ドラム1の回転方向において、下流側に向かう程、細くなるように斜めにカットされている。なお,符号22はそのカット線である。
【0014】
このように構成すれば、入り口シール20のサイドシール20で押さえ込まれる面積が小さくなり、サイドシール10による入り口シール20の押さえ力が減少する。したがって、感光体ドラム1の回転によって、入り口シールを引っ張る力が弱くなり、上記したずれを防止することができる。しかも、入り口シール10は単に幅を短くすると、接着面積を減少させてしまうが、上記したカット線22が斜めカットならば,接着面積を減少させていないので、ずれ防止をより効果的にすることができる。
【0015】
また、本実施形態ではサイドシール10の入り口シール20を押さえ付ける部分の一部もカットしている。すなわち、サイドシール10の感光体ドラム1の回転方向において、下流側より上流側が細くなるような斜めにカットしている。なお、符号11はそのカット線であり、カット線11は図2から明らかなように、クリーニングブレード4がある画像形成部側と反対側の辺に形成され、サイドシール10の画像形成部側の辺は感光体ドラム1の回転方向と平行である。
【0016】
このように構成すれば、サイドシール20の入り口シール20を押さえ込む面積も小さくでき、サイドシール10による入り口シール20の押さえ力を減少させることができる。
【0017】
このように構成される本実施形態は、入り口シール20とサイドシール10の何れか一方をカットするだけでも、入り口シール20のずれ防止に効果があるが、両シールとも図示するようにカットすればより効果的であり、入り口シール20のずれをより確実に防止することができる。
【0018】
なお、上記実施形態では入り口シール20とサイドシール10とも角を斜めにカットしているが、押し付け面積を小さくするには図3(a),(b)に示すように、当該部分の内抜きカット22等でもあっても良い。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の構成によれば、前記入り口シールは、前記サイドシールに押さえられる部分におけるそれぞれ端部側の辺が斜めにカットされており、前記サイドシールは、前記入り口シールを押さえ付ける部分における画像形成側の辺が前記像担持体の移動方向と平行でその反対側の辺が斜めにカットされているので、入り口シールの両側が確実にシールされ、しかも感光体ドラムの回転によって引っ張られてもずれることもなく、入り口シールからのトナー落ちトナー飛散といった問題の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置のクリーニング装置の一部を示す斜視図である。
【図2】図1に示すクリーニング装置の平面説明図である。
【図3】(a),(b)は入り口シールのカット形状の変形例を示す説明図である。
【図4】従来の画像形成装置の概略を示す説明図である。
【図5】従来のクリーニング装置を示す正面説明図である。
【図6】従来のクリーニング装置を示す斜視図である。
【図7】従来のクリーニング装置を示す平面説明図である。
【図8】従来のクリーニング装置の問題点を示す平面説明図である。
【符号の説明】
3 クリーニング装置
4 クリーニングブレード
10 サイドシール
20 入り口シール
Claims (1)
- 像担持体に残留するトナーをクリーニングするクリーニング部材と、該クリーニング部材の端面をそれぞれシールするサイドシールと、前記クリーニング部材と対向配置された細長形状の入り口シールとを有するクリーニング装置を具備し、前記入り口シールの長手方向両端が自由端で前記像担持体と前記サイドシールに挟み込まれている画像形成装置において、
前記入り口シールにおける長手方向を表面として見たとき、前記入り口シールは前記サイドシールに押さえられる部分におけるそれぞれ端部側の辺が前記像担持体の移動方向に進むにつれて細くなる方向へ斜めにカットされており、
前記サイドシールは、前記入り口シールを押さえ付ける部分における前記入り口シールの長手方向における内側の辺が前記像担持体の移動方向と平行で、その外側の辺が前記像担持体の移動方向に進むにつれて太くなる方向へ斜めにカットされていることを特徴とする画像形成装置。
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2001
- 2001-09-21 JP JP2001289520A patent/JP4469525B2/ja not_active Expired - Fee Related
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