JP2006011071A - 湿式画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニング液塗布ローラを設ける必要が無く、第1ブレードによる像担持体クリーニングを行い、該ブレードの両サイド部から回収現像剤等が出た場合、クリーニング装置の外部への漏れが抑制でき、クリーニング不良、装置内汚染、画像不良を発生させない湿式画像形成装置のクリーニング装置を提供する。
【解決手段】
クリーニング装置は、感光体ドラム51に接触する第1クリーニングブレード61と、第1クリーニングブレード61の下流側に設けられ、感光体ドラム51に対して接触する第2クリーニングブレード62を備える。感光体ドラム51の長手方向長さL、第1クリーニングブレード61の長手方向長さL1、第2クリーニングブレードの長手方向長さL2、及び感光体ドラム51の静電潜像を現像する現像ローラ54の有効現像領域幅L3との関係を、L>L2>L1≧L3とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等に採用される湿式画像形成装置のクリーニング装置に関する。
湿式画像形成装置では、感光体ドラム等の像担持体上の未使用の液体現像剤(トナー及びキャリア液)を回収するために、像担持体の表面に対してクリーニングブレードをカウンタ当接して、前記液体現像剤を掻き取るようにしている。このように、クリーニングブレードで像担持体の表面にある未使用の液体現像剤を掻き取る方法は、一般的に行われている。繰り返し、クリーニングブレードによりクリーニング動作を行うことで、蓄積回収したトナー並びにキャリア液(以下、回収現像剤という)が、クリーニングブレードの両サイド部に移動し、最終的には、漏れが発生し、装置内を汚染する。
この問題に対処するために、特許文献1では、クリーニングブレードに代えてクリーニング液塗布ローラによるクリーニング装置が提案されている。この技術では、クリーニング液塗布ローラは、回転しているため、回収現像剤等がクリーニングニップ部に滞留することなく、速やかに除去され、両サイド部に移動することが防止できるとされている。
特開2002−132104号公報
しかしながら、上記構成の技術では、実際には、クリーニング液塗布ローラの表面粗さ、該ローラの外径精度、回転振れ精度、感光体ドラム(像担持体)と該ローラの周速の関係をシビアに設定しないと、クリーニング不良や該ローラの回転負荷による感光体ドラム等の像担持体の回転変動によるジッタを発生させる原因となり易い。
本発明の目的は、クリーニング液塗布ローラを用いることなく、第1ブレードによる像担持体クリーニングを行った場合においても、該ブレードの両サイド部から回収現像剤等が出た場合、クリーニング装置の外部への漏れが抑制でき、クリーニング不良、装置内汚染、画像不良を発生させない湿式画像形成装置のクリーニング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、像担持体上の残留現像剤を掻き落とすために、該像担持体に接触する第1ブレードと、前記第1ブレードの下流側に設けられ、前記掻き落とされた現像剤の漏れ抑制のために、前記像担持体に対して接触する第2ブレードとを備え、前記像担持体の長手方向長さ、前記各ブレードの長手方向長さ、及び像担持体の静電潜像を現像する現像ローラの有効現像領域幅との関係は、
像担持体の長手方向長さ>第2ブレードの長手方向長さ>第1ブレードの長手方向長さ≧有効現像領域幅
としたことを特徴とする湿式画像形成装置のクリーニング装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第1ブレード又は該第1ブレードを保持するためのブレードホルダの下方には、前記掻き落とされた現像剤を回収するためのスクリューが配置され、該スクリューの方に位置する第1ブレード又はブレードホルダには、前記現像剤を落下させるための貫通部を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2において、前記第1ブレードはポリエチレンシート又はウレタンゴム又は熱可塑性ポリウレタンにて形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項において、前記像担持体は、アモルファス・シリコンドラムにて形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項において、前記像担持体は、中間転写ベルトであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、クリーニング液塗布ローラを用いることが無く、第1ブレードによる像担持体クリーニングを行い、該ブレードの両サイド部から回収現像剤等が出た場合、クリーニング装置の外部への漏れが抑制できる。この結果、クリーニング不良、装置内汚染、画像不良を発生させない効果がある。
請求項2の発明によれば、第1ブレードにより掻き落とされた回収現像剤等は、第1ブレード又は該第1ブレードに設けられた貫通部を落下し、回収スクリューにて効率的に回収できる。
請求項3の発明によれば、ポリエチレンシート又はポリウレタンゴム又は熱可塑性ポリウレタンにて形成された第1ブレードによって、請求項1又は請求項2の効果を容易に実現できる。
請求項4の発明によれば、アモルファス・シリコンドラムにて形成された像担持体によって、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の効果を容易に実現できる。
請求項5の発明によれば、像担持体が中間転写ベルトにて形成されたものにおいても、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の効果を容易に実現できる。
以下、本発明の湿式画像形成装置のクリーニング装置を具体化した一実施形態を図1〜5を参照して説明する。図1は、湿式画像形成装置(以下、画像形成装置50という)を示している。
同図に示すように、画像形成装置50は、感光体ドラム51、主帯電装置52、LPH(LED PRINT HEAD)53、クリーニング装置60、除電ランプ57、液体現像装置、転写ローラ85等を備えている。
感光体ドラム51はアモルファス・シリコンドラムを用いており、現像位置で、所定の暗電位になるよう前記主帯電装置52により帯電される。この帯電した感光体ドラム51の表面にLPH53が画像情報に応じた光を照射することにより感光体ドラム51の表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム51は像担持体に相当する。
液体現像装置の54の現像ローラ54は、トナーとキャリア液からなる液体現像剤を感光体ドラム51の光が照射された部分の静電潜像に適用することにより感光体ドラム51にトナー像を形成する。
上記のように形成された静電潜像が現像されたトナー像は、前記転写ローラ85とのニップに位置する無端状の中間転写ベルト86に転写される。中間転写ベルト86は、樹脂ベルトにて構成されており、樹脂ベルトの材質としては、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート等の樹脂フィルム等を用いることができる。感光体ドラム51上の転写されなかったトナーは次のプロセスのクリーニング装置60により掻き落とされる。感光体ドラム51は表面の残留電位を下げて均一にすべく除電ランプ57により除電されてその後は次の一連のプロセスに備える。
ここで、本実施形態の特徴であるクリーニング装置60の構成を詳説する。
クリーニング装置60は、第1ブレードとしての第1クリーニングブレード61、第2ブレードとしての第2クリーニングブレード62、スクリュー64、及びハウジング70等を備えている。
ハウジング70は、図1に示すように下部部材80、上部部材90及び一対の側壁100(図3参照)等を備えている。下部部材80は、装置長手方向に延びる凹部82を有する底部81と、底部81から上方に延びた背板部83とを有する。上部部材90は、背板部83に重ね合わされた連結板91と、上板92を有する。一対の側壁100(図1では、片方のみ図示)は、下部部材80及び上部部材90の装置長手方向の両端部に設けられている。
上板92下面には、ブレードホルダ63が固定されている。ブレードホルダ63は、断面略コ字状に形成され、その先端は、図1に示すように上方に向かうように斜状に配置されている。ブレードホルダ63の先端には、第1クリーニングブレード61がビス挿通用孔61b(図5参照)を介して挿通されたビス63b(図1参照)にて取付け固定されている。第1クリーニングブレード61は、ポリエチレンシート又は、ポリウレタンゴム又は、熱可塑性ポリウレタン等からなり、弾性を備えていれば、これらの材質に限定されるものではない。
第1クリーニングブレード61の先端は、感光体ドラム51に向かって上方へ斜状に延出されており、図1に示すように変形するようにカウンタ当接、すなわち、圧接されている。なお、カウンタ当接とは、感光体ドラム51の回転方向に対してカウンタ方向に接触している意味である。
感光体ドラム51としてアモルファス・シリコンドラムが使用される場合、第1クリーニングブレード61は厚みが0.2mm以下のポリエチレンシートを使用することが可能であり、約1mm程度の撓みを持たせて感光体ドラム51にカウンタ当接させることが可能である。第1クリーニングブレード61の厚みは、薄い方が両サイドへの回収現像剤等の移動が少なくなる。なお、第1クリーニングブレード61の取付精度をより上げるためには、ブレードホルダ63とを接着により、一体化させてもよい。
ブレードホルダ63の中央下部と、ブレードホルダ63先端との連結部には、図1に示すように、貫通部としての貫通孔63aが形成されている。貫通孔63aは、ハウジング70の凹部82に配置されたスクリュー64に向かって、第1クリーニングブレード61にて掻き取られた回収現像剤等が落下するように配置されている。
スクリュー64はハウジング70の側壁100に回転自在に配置され、図示しない駆動系に作動連結されて回転駆動されるようにされている。そして、スクリュー64の回転により、凹部82内の回収現像剤(キャリア液、トナー成分)、紙粉を排出路を介して廃液タンク(ともに図示しない)移送する。
第2クリーニングブレード62は、クリーニング装置60のハウジング70の下部側面に対してブラケット67を介して、取付け固定されている。第2クリーニングブレード62先端(エッジ部)は、第1クリーニングブレード61よりも感光体ドラム51の回転方向下流側において、感光体ドラム51に対してカウンタ当接されている(図1参照)。第2クリーニングブレード62は、本実施形態では、ポリウレタンゴムの弾性を有し、アスカーC硬度60〜80度で、厚さが1.5〜2.5mmの板材からなり、全体形状が平面長方形をなす板状に形成されている。そして、第2クリーニングブレード62は、約1mm程度の撓みを持たせて感光体ドラム51の周面にカウンタ当接されている。
なお、第2クリーニングブレード62の材質は、ポリウレタンゴムに限定されるものではなく、弾性を有する合成樹脂や、合成ゴムでもよい。
ここで、感光体ドラム51の長手方向長さL、第1クリーニングブレード61の長手方向長さL1、第2クリーニングブレード62の長手方向長さL2、感光体ドラム51の静電潜像を現像する現像ローラ54の有効現像領域幅L3の関係は、下記のように設定されている(図2参照)。
感光体ドラム51の長手方向長さL>第2クリーニングブレード62の長手方向長さL2>第1クリーニングブレード61の長手方向長さL1≧有効現像領域幅L3
上記のようにこの長さ関係に各部材は設定されているとともに、図2に示すように、関係する他の部材の長さ範囲内に位置するように配置されている。このように、第2クリーニングブレード62の長手方向長さL2を、第1クリーニングブレード61の長手方向長さL1よりも長くすることにより、第1クリーニングブレード61の両サイド部(両端)から漏れ出た回収現像剤等を、第2クリーニングブレード62により、回収できるようにされている。
なお、図2に示す現像ローラ54において、ハッチングで囲まれた部分54aが、有効現像領域を示している。又、図5において、感光体ドラム51上のハッチングで囲まれた部分51aは、前記現像ローラ54の有効現像領域に相対する感光体ドラム51の領域である。なお、図5において、第1クリーニングブレード61には、長手方向に沿って、所定ピッチで、複数の位置決め孔61aが設けられている。各位置決め孔61aは、第1クリーニングブレード61をブレードホルダ63に取付けする際に、ブレードホルダ63の位置決め突起(図示しない)に係入されている。
図3に示すようにハウジング70の両側壁100には、一対のシール部材150が、感光体ドラム51周面側に移動自在に、かつ、第2クリーニングブレード62の端部側に若干の移動自在に設けられている。シール部材150は、接触板152を備えている。シール部材150全体は、例えば、合成樹脂、ゴム、又はエラストマ(軟質プラスチック)から形成されている。なお、シール部材150を形成するための材料としては高摺動性の材料が特に好ましい。高摺動性の材料としては、ニトリル系樹脂ゴム材料(例えば、NBR)、ウレタン系樹脂ゴム材料、エピクロルヒドリン系樹脂ゴム材料、フロロシリコーン系樹脂ゴム材料を挙げることができる。又、高摺動性の材料としては、前述した材料の摺動特性よりもさらに摺動性がよいフッ素樹脂系ゴム材料(例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE))等でもよい。各シール部材150は、第2クリーニングブレード62の各端面に対して当接し、かつ、感光体ドラム51周面に対して当接するように、付勢部材としてのスプリング(図示しない)にて付勢されている。
接触板152は感光体ドラム51の周面の曲率と同じ曲率を有する湾曲形成され、感光体ドラム51周面に対して面接触する。接触板152の曲率が、感光体ドラム51の周面の曲率と同じであるため、シール部材150の接触板152が感光体ドラム51の周面に対して密接できる。
なお、シール部材150の接触板152の曲率を、感光体ドラム51の周面の曲率と同じとなるように、すなわち合致させるように湾曲板としたが、これに限定するものではなく、接触板152の全体の曲面の曲率を全て感光体ドラム51の周面の曲率に合わせる必要はない。しかし、少なくとも、図2に示すように、接触板152において、第2クリーニングブレード62の端部の上部に設けられたコーナ部Kと対応する部分の領域(一点鎖線で挟まれた領域)の曲率が、感光体ドラム51の周面の曲率と同じとなるようにしてもよい。
接触板152において、一点鎖線で挟まれた領域の曲率が、感光体ドラム51の周面の曲率と同じであるため、接触板152は、この領域で、シールする部位が確保できる。従って、第2クリーニングブレード62の先端部にて掻き取られた回収現像剤の一部が該先端部上を移動してコーナ部Kに位置した場合、移動してきた回収現像剤を、該部位でシールできる。シール部材150の接触板152の上部152aは、第2クリーニングブレード62端部上方に位置するように延長形成されている。
各シール部材150の接触板152の下部の側面は、第2クリーニングブレード62の各端面に面接触状態で当接されている。該当接された部位には、シール剤としてのグリースが付与されている。このグリースにより、接触面間がシールされるため、第2クリーニングブレード62にて、感光体ドラム51から掻き取られた回収現像剤が、両接触面から下方に漏出することがない。なお、前記シール剤としてグリースに限定するものではなく、他のシール剤を使用してもよい。要は、シール機能を有するものであれぱよい。
各接触板152と、感光体ドラム51の周面の互いに接触する接触面間には、潤滑剤及びシール剤としてのグリースが付与されている。この潤滑剤としてのグリースにより、感光体ドラム51と、接触板152の接触面間には、摩擦が減少するため、摩擦が減少できる分、感光体ドラム51の回転トルクを上げる必要がなくなる。又、本実施形態では、グリースがシール剤と兼用しているため、感光体ドラム51と接触板152間から、感光体ドラム51に残留した回収現像剤が、接触板152から外部(第2クリーニングブレード62が位置する側と反対側)へ漏出することがない。
さて、上記のように構成されたクリーニング装置60の作用を説明する。
クリーニング装置60は、画像形成装置50の画像形成時においてクリーニング作動する。この場合、感光体ドラム51が、反時計回り方向に回転される。
このとき、第1クリーニングブレード61は、感光体ドラム51周面からトナー成分や、紙粉等の不純物を掻き落とす。掻き落とされた回収現像剤等は、第1クリーニングブレード61の斜面及び、ブレードホルダ63の先端の斜面を伝わって、貫通孔63aから、スクリュー64が位置するハウジング70の凹部82に落下する。落下した回収現像剤等は、スクリュー64の回転により、排出路を介して廃液タンク(ともに図示しない)移送される。又、図5に示すように、第1クリーニングブレード61の両サイド部(両端)へ移動した回収現像剤等は、第1クリーニングブレード61の端面を伝って、スクリュー64上に落下する。このとき、第2クリーニングブレード62の長手方向長さL2は、第1クリーニングブレード61の長手方向長さL1よりも長くして、ハウジング70から外部に回収現像剤等が漏れ出ることを防止しているため、第1クリーニングブレード61の端面を伝って、落下する回収現像剤が、ハウジング70から漏れ出ることがない。
又、第1クリーニングブレード61で掻き落としきれなかった感光体ドラム51上の残留現像剤は、第1クリーニングブレード61の長手方向長さL1よりも長手方向長さL2を長くした第2クリーニングブレード62先端(エッジ部)にて、掻き取られる。第2クリーニングブレード62先端(エッジ部)で、掻き落とされた回収現像剤等は、ハウジング70の凹部82に落とされる。一部の回収現像剤は、第2クリーニングブレード62の先端面上において、両端部に移動する。このとき、シール部材150の接触板152全体が感光体ドラム51の周面に接触して、シールしているため、移動してきた回収現像剤は、接触板152からさらに感光体ドラム51の端部側へ移動することがない。
又、グリースが、シール部材150の接触板152と、感光体ドラム51の周面の接触面間に介在されているため、このグリースによっても、シールされて移動してきた回収現像剤は、接触板152からさらに感光体ドラム51の端部側へ移動することがない。さらに、第2クリーニングブレード62端面と接触板152の両接触面間は、グリースが付与されてシールされているため、第2クリーニングブレード62にて、感光体ドラム51から掻き取られた回収現像剤が、両接触面から下方に漏出することがない。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更してもよい。
○ 貫通孔63aの代わりに、貫通部として、溝に変更してもよい。
○ 前記実施形態では、像担持体として、感光体ドラム51としたが、クリーニング装置60がクリーニングする対象を感光体ドラム51の代わりに、無端状の中間転写ベルト86としてもよい。中間転写ベルト86としては、樹脂ベルトでもゴムベルトでも使用することができる。この場合、中間転写ベルト86のクリーニング装置として実現する場合には、中間転写ベルト86が、従動ローラ等にて湾曲された部分に相対するように、クリーニング装置60を設ければよい。
本発明を具体化した実施形態の湿式画像形成装置の概略構成図。 第1クリーニングブレード61、第2クリーニングブレード62、感光体ドラム51及び現像ローラ54の有効現像領域の長さ関係を表す説明図。 クリーニング装置の概略斜視図。 同じく要部拡大斜視図。 クリーニング装置の作用を示す説明図。
符号の説明
51…感光体ドラム(像担持体)
54…現像ローラ
61…第1クリーニングブレード(第1ブレード)
62…第2クリーニングブレード(第2ブレード)
63…ブレードホルダ
63a…貫通孔(貫通部)
L…感光体ドラム51の長手方向長さ
L1…第1クリーニングブレード61の長手方向長さL1
L2…第2クリーニングブレードの長手方向長さ
L3…現像ローラ54の有効現像領域幅L3

Claims (5)

  1. 像担持体上の残留現像剤を掻き落とすために、該像担持体に接触する第1ブレードと、前記第1ブレードの下流側に設けられ、前記掻き落とされた現像剤の漏れ抑制のために、前記像担持体に対して接触する第2ブレードとを備え、
    前記像担持体の長手方向長さ、前記各ブレードの長手方向長さ、及び像担持体の静電潜像を現像する現像ローラの有効現像領域幅との関係は、
    像担持体の長手方向長さ>第2ブレードの長手方向長さ>第1ブレードの長手方向長さ≧有効現像領域幅
    としたことを特徴とする湿式画像形成装置のクリーニング装置。
  2. 前記第1ブレード又は該第1ブレードを保持するためのブレードホルダの下方には、前記掻き落とされた現像剤を回収するためのスクリューが配置され、該スクリューの方に位置する第1ブレード又はブレードホルダには、前記現像剤を落下させるための貫通部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の湿式画像形成装置のクリーニング装置。
  3. 前記第1ブレードはポリエチレンシート又はポリウレタンゴム又は熱可塑性ポリウレタンにて形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の湿式画像形成装置のクリーニング装置。
  4. 前記像担持体は、アモルファス・シリコンドラムにて形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の湿式画像形成装置のクリーニング装置。
  5. 前記像担持体は、中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の湿式画像形成装置のクリーニング装置。
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