JP2016212321A - ベルト装置、画像形成装置 - Google Patents

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允紀 吉▲瀬▼
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Goji Yamashita
剛司 山下
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Abstract

【課題】本発明では、ベルトに当接するクリーニング部材の端部に設けられたシール部材および押さえ部材におけるトナーの飛散を防止することのできるベルト装置を提供することを課題としている。【解決手段】画像あるいは画像が転写される用紙Pを担持する無端状の中間転写ベルト16と、中間転写ベルト16の幅方向端部に当接する押さえ部材31と、中間転写ベルト16に当接し、その表面を清掃するクリーニングブレード26とを有する転写ベルト装置4において、中間転写ベルト16の幅方向において、クリーニングブレード26の一端あるいは両端に設けられ、かつ、その内側端面26aが中間転写ベルト16の内側に設けられるシール33部材を有し、中間転写ベルト16の幅方向において、露光領域は、中間転写ベルト16の両端よりも内側に設けられ、かつ、押さえ部材31およびシール部材33は、画像が形成される画像領域Cよりも外側で、露光領域よりも外側に設けられることを特徴とする。【選択図】図8

Description

本発明は、ベルト装置およびベルト装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機における画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機における画像形成装置においては、潜像担持体から転写された画像を記録媒体に転写する転写ベルト等の無端状のベルトや、ベルトの両端を押さえ、ベルトの幅方向の移動を規制する押さえ部材、ベルトの表面を清掃するクリーニング部材等が設けられたベルト装置に関する発明が既になされている。
例えば特許文献1(特許第5560876号公報)では、図14に示す様に、搬送ベルト100と、搬送ベルト100の両端に当接し、その表面を押さえる押さえ部材101と、搬送ベルト100の表面をクリーニングするクリーニング部材102等が設けられる。
搬送ベルト100の幅方向において、押さえ部材101は、クリーニング部材102の端部よりも内側に設けられる。搬送ベルト100の搬送方向において、搬送ベルト100上の未転写残トナー等の汚れをクリーニング部材102によってクリーニングした領域内に押さえ部材101の内側端部を配置することで、押さえ部材101に残トナーが衝突する事による、搬送ベルト100の摩耗や、トナーの飛散を防ぐことができる。
ところで、ベルトに当接するクリーニング部材には、その端部に、クリーニングしたトナーが外部に漏れる事を防止するためのシール部材が設けられる。そして、クリーニング部材におけるトナーの飛散が問題となる場合がある。
この様な事情から、本発明では、ベルトに当接するクリーニング部材の端部に設けられたシール部材および押さえ部材におけるトナーの飛散を防止することのできるベルト装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明は、画像あるいは画像が転写される記録媒体を担持する無端状のベルトと、前記ベルトの幅方向端部に当接する押さえ部材と、前記ベルトに当接し、前記ベルトの表面を清掃するクリーニング部材とを有するベルト装置において、前記ベルトの幅方向において、前記クリーニング部材の一端あるいは両端に設けられ、かつ、その内側端面が前記ベルトの内側に設けられるシール部材を有し、前記ベルトの幅方向において、露光領域は、前記ベルトの両端よりも内側に設けられ、前記ベルトの幅方向において、前記押さえ部材および前記シール部材は、画像が形成される画像領域よりも外側で、かつ、前記露光領域よりも外側に設けられるベルト装置を特徴とする。
本発明のベルト装置においては、ベルトの幅方向において、シール部材および押さえ部材は、画像が形成される領域および露光領域よりも外側に設けられる。これにより、ベルト表面の現像剤像に押さえ部材が衝突したり、ベルト表面に残留した現像剤等がシール部材に衝突したりすることにより、トナーを飛散させ、異常画像の発生や装置周辺の汚れにつながる事を防止できる。
画像形成装置の概略構成図である。 中間転写ベルトの端部に設けられるフランジを示した斜視図である。 中間転写ベルトの端部に設けられる押さえ部材を示した断面図である。 本実施形態が解決する課題を示す転写ベルト装置の概略図である。 本実施形態が解決する課題を示す転写ベルト装置の概略図である。 本実施形態が解決する課題を示す転写ベルト装置の概略図である。 押さえ部材にトナーが堆積する様子を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る転写ベルト装置を示す概略図である。 フランジ周辺の拡大図である。 本実施形態が解決する課題を示す転写ベルト装置の概略図である。 クリーニングブレード端部の拡大図である。 シール部材の構成を示す概略図である。 シール部材の変形を示すための、シール部材周辺の拡大図である。 従来の画像形成装置の概略構成図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1に示すカラー画像形成装置1の中央には、4つのプロセスユニット9Y,9M,9C,9Bkが着脱可能に設けられた画像形成部2が配置されている。各プロセスユニット9Y,9M,9C,9Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
具体的な各プロセスユニット9としては、表面上に現像剤としてのトナーを担持可能なドラム状の回転体である、潜像担持体としての感光体ドラム10と、感光体ドラム10の表面を一様に帯電させる帯電ローラ11と、感光体ドラム10の表面にトナーを供給する現像剤担持体としての現像ローラ13を有する現像装置12、感光体ドラム10の表面をクリーニングする感光体クリーニングブレード28等を備えている。
プロセスユニット9の上方には、露光部3が配置されている。露光部3は、画像データに基づいて、レーザ光を発するように構成されている。
画像形成部2の直下には、ベルト装置としての転写ベルト装置4が配置されている。転写ベルト装置4は、駆動ローラ14及びテンションローラ15に周回走行可能に張架されている無端状のベルトとしての中間転写ベルト16、各プロセスユニット9の感光体ドラム10に対して中間転写ベルト16を挟んだ対向位置に配置されている一次転写ローラ17等で構成されている。各一次転写ローラ17はそれぞれの位置で中間転写ベルト16の内周面を押圧しており、中間転写ベルト16の押圧された部分と各感光体ドラム10とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。
また、中間転写ベルト16の駆動ローラ14と、中間転写ベルト16を挟んで駆動ローラ14に対向した位置には二次転写ローラ18が配設されている。二次転写ローラ18は中間転写ベルト16の外周面を押圧しており、二次転写ローラ18と中間転写ベルト16とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。
中間転写ベルト16の図の右端側の外周には、中間転写ベルト16の表面を清掃する、クリーニング部材としてのクリーニングブレード26が当接する。クリーニングブレード26は、例えばウレタンゴムなどによって形成されるが、中間転写ベルト16に対して所定の当接圧を形成できるものであれば、その材質はこれに限らない。また、クリーニングブレード26に対向する位置で、その反対側から中間転写ベルト16に当接するクリーニング対向ローラ27が設けられる。
中間転写ベルト16に用いる材質としては、PVDF(フッ化ビニルデン)、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PI(ポリイミド)、PC(ポリカーボネート)、TPE(熱可塑性エラストマー)、ポリエステル等にカーボンブラック等の導電性材料を分散させ、樹脂フィルム状の無端状ベルトとしたものが用いられる。
中間転写ベルト16に対向して、トナーマークセンサー29が設けられる。トナーマークセンサー29は、正反射型や拡散型センサによって中間転写ベルト16上のトナー像濃度、各色位置測定をおこない、画像濃度や色合わせを調整する。
中間転写ベルト16の下部には、廃トナー容器24が設けられる。
給紙部5は、画像形成装置1の下部に位置しており、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙カセット19や、給紙カセット19から用紙Pを搬出する給紙ローラ20等からなっている。
搬送路6は、給紙部5から搬出された用紙Pを搬送する搬送経路であり、一対のレジストローラ21の他、後述する排紙部8に至るまで、搬送ローラ対が搬送路6の途中に適宜配置されている。
定着部7は、加熱源によって加熱される定着ローラ22、その定着ローラ22を加圧可能な加圧ローラ23等を有している。
画像形成部2、露光部3、転写ベルト装置4等は、用紙Pに画像を形成するための画像形成手段である。
以下、図1を参照して上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
画像形成装置1において、画像形成動作が開始されると、各プロセスユニット9Y,9C,9M,9Bkの感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。各感光体ドラム10に露光部3によって露光される画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。各感光体ドラム10上には静電潜像が形成され、各現像装置12に蓄えられたトナーが、ドラム状の現像ローラ13によって感光体ドラム10に供給されることにより、静電潜像は顕像であるトナー画像(現像剤像)として可視像化される。転写後の残トナーは、感光体クリーニングブレード28によって除去され、トナー搬送管を介して廃トナー容器24に収容される。
転写ベルト装置4では、駆動ローラ14の回転駆動により中間転写ベルト16が図の矢印Aの方向に走行駆動される。また、各一次転写ローラ17には、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加される。これにより、一次転写ニップにおいて転写電界が形成され、各感光体ドラム10に形成されたトナー画像は一次転写ニップにて中間転写ベルト16上に順次重ね合わせて転写される。
一方、画像形成動作が開始されると、画像形成装置1の下部では、給紙部5の給紙ローラ20が回転駆動することによって、給紙カセット19に収容された用紙Pが搬送路6に送り出される。搬送路6に送り出された用紙Pは、レジストローラ21によってタイミングを計られて、二次転写ローラ18と駆動ローラ14との間の二次転写ニップに送られる。このとき、中間転写ベルト16上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、二次転写ニップに転写電界が形成されている。二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト16上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。
用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト16上の残留トナーは、クリーニングブレード26によって除去され、トナー搬送管を介して廃トナー容器24に収容される。この際、中間転写ベルト16が、クリーニングブレード26に対向する位置でクリーニング対向ローラ27に張架される事により、クリーニングブレード26が残留トナーを掻き取りやすくなる。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着部7へと搬送され、定着ローラ22と加圧ローラ23とによって用紙Pが加熱及び加圧されてトナー画像が用紙Pに定着される。そして、トナー画像が定着された用紙Pは、定着ローラ22から分離され、排紙ローラによって機外へ排紙される。
以上の説明は、用紙P上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット9Y,9C,9M,9Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニット9を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
次に、本実施形態の中間転写ベルトおよびその周辺の構成について、以下に説明する。
図2に示す様に、テンションローラ15には、中間転写ベルト16の幅方向端部16a(以下、単に端部16aとも呼ぶ。)の外側の位置に、中間転写ベルト16の幅方向の移動を規制する突き当て部材としてのフランジ30が設けられる(中間転写ベルト16の幅方向とは、中間転写ベルト16の搬送方向に直交する方向で、テンションローラ15の軸方向と同一の方向を指す)。フランジ30は、例えば、金属製の部材により構成され、テンションローラ15と一体的に回転可能に設けられる。
フランジ30を設ける事により、中間転写ベルト16が矢印Aの方向へ周回走行時に、中間転写ベルト16の幅方向の移動を規制し、中間転写ベルト16の蛇行を防止できる。しかしこの様な効果が得られる一方で、フランジ30を設ける事により、中間転写ベルト16の幅方向端部16aがフランジ30に突き当てされて、ベルト全体のうねりにつながるおそれや、端部16aがフランジ30に強く突き当たる事により、端部16aの摩耗につながるおそれがあった。
そこで、図3に示す様に、本実施形態の中間転写ベルト16の幅方向端部16aには、その上方から押さえ部材31がベルト表面に当接して設けられる。押さえ部材31は、ホルダ部材32に保持される。
押さえ部材31は、中間転写ベルト16を、中間転写ベルト16の厚さ方向でその表面側から押圧して、中間転写ベルト16に発生するうねりを抑止する。また、押さえ部材31の当該押圧力により、中間転写ベルト16が幅方向に移動しにくくなるため、端部16aがフランジ30に強く突き当たる事も防止できる。押さえ部材31は、フランジ30に当接する中間転写ベルト16の端部16a近傍が押さえられる位置となるように配置されている。
中間転写ベルト16の幅方向端部16aとフランジ30の間には、所定の間隔である第一間隔F1を設ける。これにより、中間転写ベルト16が周回走行時に少し蛇行しても、端部16aが直ちにフランジ30に突き当たるという事がない。
また、前述の様に、樹脂材料によって構成される中間転写ベルト16と金属製のフランジ30では、その熱膨張係数に大きな違いがあり、中間転写ベルト16の方が熱膨張しやすい。このため、中間転写ベルト16の幅方向端部16aとフランジ30の間に第一間隔F1を設ける事により、熱膨張によって両者の寸法に変化が生じた場合でも、端部16aとフランジ30の接触を避ける事ができる。
図3では中間転写ベルト16の幅方向一方側(左側)のみを示したが、軸方向の他方側(右側)においても、同様に、中間転写ベルト16の幅方向端部16aとフランジ30の間に第一間隔F1と同じ間隔を設ける。
次に、中間転写ベルト16や押さえ部材31等の各部材の幅方向の位置関係について説明する。以下では、まず、図4〜図6を用いて本実施形態と異なる配置を示し、本実施形態が解決する課題を示した上で、本実施形態の配置について説明する。
図4に示す様に、中間転写ベルト16は、搬送方向の両端を駆動ローラ14とテンションローラ15によって張架される。中間転写ベルト16の幅方向両端で、テンションローラ15に対向する位置には押さえ部材31が設けられる。中間転写ベルト16の搬送方向途中には、中間転写ベルト16に対向してクリーニングブレード26が設けられ、クリーニングブレード26の両端にはシール部材33が設けられる。シール部材33は、例えば発泡材によって形成される。
シール部材33は、その一部が中間転写ベルト16の幅方向端部16aよりも内側に設けられる。シール部材33は、クリーニングブレード26によって掻き取ったトナーが、クリーニングブレード26の端部から漏れ出し、再び中間転写ベルト16の表面等に付着する事を防止する。シール部材33の全部を中間転写ベルト16の幅方向端部16aよりも内側に設ける事もできる。
現像ローラ13に対向して感光体ドラム10が設けられる。図4は、各部材の幅方向の位置関係を示すための模式図であるため、実際の配置とは異なり、現像ローラ13および感光体ドラム10は、中間転写ベルト16との比較のため、便宜上、縦一列に並べて配置している。以下の図も同様とする。
現像ローラ13にはその表面に現像剤層としてのトナー薄層Bが形成され、感光体ドラム10の表面上にトナーが供給される。トナー薄層Bの幅方向端部B1にはシリカが凝縮しやすいため、現像ローラ13から感光体ドラム10へのトナー供給時に、シリカの凝縮体が感光体ドラム10の幅方向端部B1に対応する位置に付着する。そして、感光体ドラム10に付着したシリカ凝縮体によって、感光体ドラム10に当接する感光体クリーニングブレード28(図1参照)に傷ができ、感光体ドラム10の表面上にトナースジを形成する原因となる。感光体ドラム10の表面上に形成されたトナースジは、1次転写の際に中間転写ベルト16の表面上に付着する。
この様に、中間転写ベルト16の、トナー薄層Bの幅方向端部B1に対応する位置(図4の端部B1の延長線上)にはトナースジが付着する。そして、図4の配置では、押さえ部材31が、端部B1の延長線上に設けられている事から、中間転写ベルト16の矢印Aの方向への周回走行により、中間転写ベルト16の表面に付着したトナースジが押さえ部材31に衝突し、周辺へトナーが飛散してしまう。そして、この様なトナーの飛散は、形成される画像の汚れや周辺の部材の汚れにつながるため、問題となる。
この様な課題に対して、トナー薄層Bの幅方向外側に押さえ部材31を設ける事も考えられるが、中間転写ベルト16の幅が長くなり、画像形成装置1全体の大型化につながるという別の問題が発生してしまう。
また図5に示す様に、押さえ部材31の、内側端部としての内側端面31aが、用紙Pに形成される画像P1の最大幅である画像領域Cに対応する領域(図5の画像領域Cの端部C1から降ろした垂線に挟まれた中間転写ベルト16上の領域)よりも幅方向の内側に設けられる場合、中間転写ベルト16の表面の画像領域Cの範囲に転写された画像が押さえ部材31に衝突して、同じく周辺へのトナーの飛散や異常画像の形成につながってしまうため、問題となる。
以上の課題を解決するために、以下の図6に示す構成を用いる事ができる。
図6に示す様に、中間転写ベルト16の幅方向の両端16aを、幅方向端部B1よりも内側に設ける(押さえ部材31を幅方向端部B1よりも内側に設ける)。これにより、幅方向端部B1に対応する位置に形成されたトナースジが、中間転写ベルト16表面上に付着せず、トナースジが押さえ部材31に衝突することによるトナーの飛散を防止できる。また、前述の様に、トナー薄層Bの幅方向外側に押さえ部材31を設ける場合と比較して、中間転写ベルト16の全幅を短く設ける事ができ、より中間転写ベルト16や画像形成装置1を小型化することができる。
また、図6の配置では、押さえ部材31を、画像領域Cよりも外側に設けている。これにより、押さえ部材31が、中間転写ベルト16の表面上に転写された画像に衝突する事を防止できる。
ここで、感光体ドラム10は、露光部3によって露光される部分である露光領域を有する。図6の例および本実施形態では、露光領域は画像領域Cと同じ範囲で設定されている。そして感光体ドラム10は、露光領域の外側の領域で現像ローラ13のトナー薄層Bに対向する領域に、地汚れトナーが付着しやすい地汚れ領域Dを有する。
露光領域の外側に設けられる地汚れ領域Dは、除電手段によってその表面の除電が行われない。このため、例えば、現像ローラ13との接触によって感光体ドラム10の表面に直接付着したトナー等が、地汚れトナーとして残留する。そして、一次転写時に、感光体ドラム10の表面から中間転写ベルト16の表面の地汚れ領域Dに対応する領域へ、地汚れトナーが付着する。
この様に、押さえ部材31を図6の様に配置し、トナースジが形成されない位置で、かつ、画像形成領域外に設けた場合でも、地汚れ領域Dに対応する領域に押さえ部材31が設けられることにより、地汚れトナーが押さえ部材31の表面に堆積する。つまり、図7に示す様に、感光体ドラム10から中間転写ベルト16の表面に転写される微量の地汚れトナーが、押さえ部材31の上流側面31bに堆積する。
そして、堆積したトナーが一定量を超えて、上流側面31bからあふれると、あふれたトナーの塊が、図7の中間転写ベルト16の矢印A方向の周回走行に伴って矢印A1の方向へ流れる。この際、トナーの塊は、押さえ部材31の内側端面31aよりも幅方向の内側を流れる。内側端面31aよりも幅方向の内側を流れるトナーの塊は、図6で示すシール部材33に衝突し、トナーが周辺に飛散する。
正規に帯電したトナーの場合は、中間転写ベルト16の側に静電付着する力が働いているため、中間転写ベルト16の側に引き付けられて押さえ部材31をすり抜けやすく、押さえ部材31の上流側面31bに堆積して上記のトナーの塊になりにくい。しかし、地汚れトナーの場合、中間転写ベルト16の側に静電付着する力が弱く、上流側面31bに堆積しやすいため、特にシール部材33へのトナーの塊の衝突によるトナーの飛散が問題となりやすい。
この課題に対して、地汚れ領域Dまで露光領域を広げ、地汚れトナーの発生を防止する事もできる。しかし、露光領域を広げる事は、露光部3における装置の大型化につながってしまう。
そこで、図8に示す本実施形態の転写ベルト装置4では、その幅方向において、シール部材33の内側端部としての内側端面33aが、押さえ部材31の内側端面31aよりも外側に設けられる。
これにより、前述の様に、トナーの塊が押さえ部材31からあふれて、内側端面31aよりも内側を流れた場合でも、トナーの塊がシール部材33に衝突する事がない。このため、本実施形態の様に、露光領域を画像領域Cと同じ幅にしても、シール部材33へのトナーの衝突を防止でき、当該衝突によるトナーの飛散の防止と露光部3の小型化を両立することができる。
図8の本実施形態において、トナースジを避けるために、中間転写ベルト16の幅方向端部16aがトナー薄層Bの幅方向端部B1よりも内側に設けられる点は図6の場合と同様である。そして、本実施形態では、端部16aと端部B1の間に、所定の間隔である第六間隔F6を設ける。
ここで、図9に示す様に(図9は図8のフランジ30の部分の拡大図である)、フランジ30と中間転写ベルト16の幅方向端部16aは、前述した第一間隔F1を有する。中間転写ベルト16が周回走行中に蛇行する等して、正規の位置から幅方向に位置ズレを起こしても、端部16aはフランジ30に当接して、それよりも外側へ位置ズレを起こす事がなく、その位置ズレ量の最大値は第一間隔F1の距離となる。
そして、第六間隔F6は、第一間隔F1よりもその距離が長く設定される(つまり、端部B1がフランジ30の内側端面よりも幅方向の外側に設けられる)。これにより、中間転写ベルト16が幅方向に位置ズレを起こした場合でも、その位置ズレ量は第六間隔F6の距離を超えることがなく、中間転写ベルト16の幅方向端部16aがトナー薄層Bの幅方向端部B1よりも内側にある状態を維持することができる。
また図8の本実施形態において、押さえ部材31が画像領域Cの幅方向外側に設けられる点は図6の例と同様である。本実施形態では、画像領域Cの幅方向端部C1と押さえ部材31の内側端面31aの間に、所定の間隔である第二間隔(第四間隔)F2を設け、第二間隔F2は第一間隔F1よりもその距離が長く設定される。これにより、中間転写ベルト16が幅方向に位置ズレを起こした場合でも、押さえ部材31が画像領域Cの幅方向外側にある状態を維持することができる。本実施形態では、画像領域Cと露光領域が同一であることから、露光領域と押さえ部材31の間でも同様の関係が成立する。
また本実施形態では、押さえ部材31と同様に、シール部材33を画像領域Cの幅方向外側に設ける。これにより、中間転写ベルト16の2次転写後に、その表面に付着した残トナーが、シール部材33に付着する事がない。
そして、シール部材33と画像領域Cの幅方向端部C1との間には、所定の間隔である第三間隔(第五間隔)F3を設け、第三間隔F3は第一間隔F1よりもその距離が長く設定される。これにより、中間転写ベルト16が幅方向に位置ズレを起こした場合でも、シール部材33が画像領域Cの幅方向外側にある状態を維持することができる。本実施形態では、画像領域Cと露光領域が同一であることから、露光領域とシール部材33の間でも同様の関係が成立する。
本実施形態では、クリーニングブレード26の幅方向端部26a(以下、単に端部26aとも呼ぶ。)が、中間転写ベルト16の幅方向端部16aよりも外側に設けられる。仮に、図10に示す様に、クリーニングブレード26が中間転写ベルト16の端部16aよりも内側に設けられる場合、クリーニングブレード26の端部26aから漏れ出したトナーが、矢印Aの方向へ流れて押さえ部材31に衝突し、周辺へトナーが飛散する。
本実施形態では、図11に示す様に、クリーニングブレード26の端部26aを中間転写ベルト16の幅方向端部16aよりも外側に設け、上記のトナーの飛散を防止している。
クリーニングブレード26の端部26aと中間転写ベルト16の幅方向端部16aの間に、所定の間隔である第七間隔F7を設ける。第七間隔F7は、第一間隔F1よりもその距離が長く設定される。これにより、中間転写ベルト16が幅方向に位置ズレを起こした場合でも、クリーニングブレード26の幅方向端部26aが中間転写ベルト16の幅方向端部16aよりも外側にある状態を維持する事ができる。
図12に示す様に、本実施形態のシール部材33はL字形状をしており、中心線Eを境にして左右対称の形状をしている。具体的には、図の左側のシール部材33を用いて説明すると、シール部材33は、中間転写ベルト16の搬送方向(図12の上下方向)にわたって設けられる垂直部としての第一部分331と、第一部分331の一端側から、水平方向(図12の左右方向)にわたって設けられる、水平部としての第二部分332とからなるL字形状である。第一部分331と第二部分332は、その連結部分である中心線Eから等距離分だけそれぞれの方向へ突出しており、中心線Eを境にして左右対称の形状をしている。中心線Eは、それぞれ二つずつ設けられる第一部分331の垂直線と第二部分332の水平線とのそれぞれの交点E1,E2を通る直線である。
図の左に配置されるシール部材33を図の矢印方向に90度回転させる事により、第一部分331と第二部分332の向きを入れ替え(第一部分331が水平部、第二部分332が垂直部となり)、右側のシール部材33の配置にすることができる。この様に、シール部材33を表裏反転させる事無く、左右同一のシール部材33を使用する事ができる。これにより、例えば、シール部材33の中間転写ベルト16に対向する片面のみを、後述する耐摩耗性の低摩擦性を設けるような場合でも、左右同一の部品で構成する事ができ、コストダウンを図る事ができる。
また、シール部材33がL字形状であることにより、クリーニングブレード26の角部を形成する2辺を、第一部分331と第二部分332でそれぞれ覆う事ができるので、クリーニングブレード26の角部を隙間なく覆う事ができる。
図13は、シール部材33の周辺部分を拡大した図である。
シール部材33の中間転写ベルト16との当接部33bは、矢印Aの方向へ周回走行する中間転写ベルト16との間で発生する摩擦力により、図の点線部の様に変形し、クリーニングブレード26と中間転写ベルト16の間に挟み込まれて、シール部材33の摩耗や剥がれにつながるおそれがある。
そこで、発泡材からなるシール部材33の表面に、例えばPET等からなる樹脂部材を貼り付けて、シール部材33を発泡材からなる発泡層と樹脂部材からなる樹脂層の2層構成とする事ができる。樹脂層を設ける事により、シール部材33の剛性を高め、当接部33bの変形を抑制することができ、図13の様なシール部材33の変形を防止できる。この樹脂部材からなる樹脂層は、シール部材33と同じL字形状で、その厚みが0.05mm以上で0.35mm以下に設定される。樹脂層をシール部材33と同一形状にする事により、例えば、打ち抜き型で両者を同時に形成する事ができる等、コストダウンを図る事ができる。
また、中間転写ベルト16との間に発生する摩擦力を低減させるために、シール部材33の中間転写ベルト16と当接する側に、摺動性が高く、摩擦係数の低いフェルト等の材質からなる低摩擦層を設ける事もできる。低摩擦層は、シール部材33の中間転写ベルト16に対向する面全体を覆う様に設けられる。
低摩擦層をフェルトによって形成する場合、押さえ部材31を同様にフェルトからなる部材により構成する事が望ましい。これにより、シール部材33と中間転写ベルト16の間の摩擦力によって削り取られたフェルトが、中間転写ベルト16の周回走行によって流されて押さえ部材31へ混入した場合でも、押さえ部材31が同一のフェルトからなることにより、押さえ部材31に異物が混入することがない。
さらに、摺動性の高いフェルト等からなる低摩擦層と、PET等からなる、シール部材33の剛性を高めるための樹脂層と、発泡材からなる発泡層との3層構造により、シール部材33を形成することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置は、図1に示すカラー画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置や、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。
本実施形態の説明では、中間転写方式の画像形成装置1の中間転写ベルト16について説明したが、ベルト状の感光体や、画像が転写される記録媒体を担持し、周回走行することで記録媒体を搬送する搬送ベルトに対しても、本発明を適用可能である。
本実施形態では、テンションローラ15にフランジ30を設けたが、駆動ローラ14にフランジ30を設けてもよい。
本実施形態では、クリーニングブレード26の幅方向両端にシール部材33を設ける構成としたが、いずれか一端にのみ設けてもよい。
本実施形態では、中間転写ベルト16の幅方向において、用紙Pに形成される画像の最大幅である画像領域Cを、感光体ドラム10の露光領域と同一としたが、露光領域が画像領域よりも幅方向に広く設けられる構成とする事もできる。
本実施形態では、フランジ30と中間転写ベルト16の幅方向端部16aの間隔である第一間隔F1は、左右それぞれの端部で同じ間隔に設定したが、左右それぞれ異なる間隔を設けてもよい。この場合、第二間隔(第四間隔)F2,第三間隔(第五間隔)F3,第六間隔F6,第七間隔F7についても、それぞれ左右でそれぞれ異なる第一間隔F1に対して、第一間隔F1よりも距離が長くなる様に、それぞれの左右の間隔を設定する。
1 画像形成装置
3 露光部
4 転写ベルト装置(ベルト装置)
10 感光体ドラム(潜像担持体)
13 現像ローラ(現像剤担持体)
15 テンションローラ
16 中間転写ベルト(ベルト)
16a 幅方向端部
26 クリーニングブレード(クリーニング部材)
30 フランジ(突き当て部材)
31 押さえ部材
31a 内側端面(内側端部)
33 シール部材
33a 内側端面(内側端部)
331 第一部分(垂直部)
332 第二部分(水平部)
B トナー薄層(現像剤層)
B1 幅方向端部
C 画像領域
C1 幅方向端部
E 中心線
F1 第一間隔
F2 第二間隔(第四間隔)
F3 第三間隔(第五間隔)
F6 第六間隔
F7 第七間隔
特許第5560876号公報

Claims (20)

  1. 画像あるいは画像が転写される記録媒体を担持する無端状のベルトと、前記ベルトの幅方向端部に当接する押さえ部材と、前記ベルトに当接し、前記ベルトの表面を清掃するクリーニング部材とを有するベルト装置において、
    前記ベルトの幅方向において、前記クリーニング部材の一端あるいは両端に設けられ、かつ、その内側端面が前記ベルトの内側に設けられるシール部材を有し、
    前記ベルトの幅方向において、露光領域は、前記ベルトの両端よりも内側に設けられ、
    前記ベルトの幅方向において、前記押さえ部材および前記シール部材は、画像が形成される画像領域よりも外側で、かつ、前記露光領域よりも外側に設けられることを特徴とするベルト装置。
  2. 前記ベルトは、潜像担持体から現像剤像を転写される中間転写ベルトであって、
    前記露光領域は、前記ベルトの幅方向において、前記潜像担持体が露光部からその表面を露光される領域である請求項1記載のベルト装置。
  3. 前記ベルトの幅方向において、前記シール部材の内側端部が、前記押さえ部材の内側端部と同じ位置またはこれよりも外側に設けられる請求項1または2いずれか記載のベルト装置。
  4. 潜像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体が、現像剤をその表面に担持する層を現像剤層とすると、
    前記ベルトの幅方向において、前記現像剤層に対応する領域の内側に、前記ベルトの両端が配置される請求項1から3いずれか1項に記載のベルト装置。
  5. 前記ベルトの幅方向において、前記クリーニング部材の両端が、前記ベルトよりも幅方向の外側に設けられる請求項1から4いずれか1項に記載のベルト装置。
  6. 前記ベルトの幅方向端部よりも外側に設けられ、前記ベルトの幅方向の移動を規制する突き当て部材が前記ベルトの幅方向両端に設けられ、
    前記突き当て部材と前記ベルトの幅方向端部との間に、所定の間隔である第一間隔を設ける請求項1から5いずれか1項に記載のベルト装置。
  7. 前記ベルトの幅方向において、前記押さえ部材の内側端部と前記画像領域の端部との間に、所定の間隔である第二間隔を設け、
    前記ベルトの幅方向において、前記シール部材の内側端部と前記画像領域の端部との間に、所定の間隔である第三間隔を設け、
    前記第二間隔および前記第三間隔は、前記第一間隔よりもその距離が長い請求項6記載のベルト装置。
  8. 前記ベルトの幅方向において、前記押さえ部材の内側端部と前記露光領域に対応する領域の端部との間に、所定の間隔である第四間隔を設け、
    前記ベルトの幅方向において、前記シール部材の内側端部と前記露光領域に対応する領域の端部との間に、所定の間隔である第五間隔を設け、
    前記第四間隔および前記第五間隔は、前記第一間隔よりもその距離が長い請求項3および6記載のベルト装置。
  9. 前記ベルトの幅方向において、前記現像剤層に対応する領域の端部と前記ベルトの端部との間に、所定の間隔である第六間隔を設け、前記第六間隔は前記第一間隔よりもその距離が長い請求項4および6記載のベルト装置。
  10. 前記ベルトの幅方向において、前記クリーニング部材の端部は、前記ベルトの端部との間に、所定の間隔である第七間隔を有し、前記第七間隔は前記第一間隔よりもその距離が長い請求項5および6記載のベルト装置。
  11. 前記シール部材は、発泡材からなる発泡層と、樹脂部材によって形成される樹脂層とを有する多層構成で、前記発泡層と前記樹脂層は同一形状である請求項1から10いずれか1項に記載のベルト装置。
  12. 前記樹脂層がPETによって構成される請求項11記載のベルト装置。
  13. 前記樹脂層の厚みが0.05mm以上0.35mm以下である請求項11または12いずれか記載のベルト装置。
  14. 前記シール部材には、前記ベルトに対向する面に摩擦係数の低い材質からなる低摩擦層を設けられ、前記低摩擦層は、当該対向する面全体を覆う請求項1から13いずれか1項に記載のベルト装置。
  15. 前記低摩擦層は、前記押さえ部材と同じ材質によって構成される請求項14記載のベルト装置。
  16. 前記低摩擦層はフェルトからなる請求項14または15いずれか記載のベルト装置。
  17. 前記シール部材は、垂直部と水平部がそれぞれの一端側で連結されたL字形状である請求項1から16いずれか1項に記載のベルト装置。
  18. 前記シール部材は、前記垂直部と前記水平部の連結部分である中心線から、それぞれ等距離分だけ突出しており、前記中心線を境にして左右対称の形状をしている請求項17記載のベルト装置。
  19. 前記ベルトの幅方向において、前記画像領域と前記露光領域が同一幅で形成される請求項1から18いずれか1項に記載のベルト装置。
  20. 請求項1から19いずれか1項に記載のベルト装置を備えた画像形成装置。
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