JP2012013984A - クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリーニングブレードを備えたクリーニング装置において、感光体表面に形成された画像パターンにかかわらず、クリーニングブレードに搬送される残留トナー量を感光体の回転軸方向に均一化する。
【解決手段】クリーニングブレード51よりも感光体ドラム21Bの回転方向上流側に、感光体ドラム21B表面に当接するように回転軸方向に細長い可撓性のシール部材6を設ける。そして、シール部材6の、感光体ドラム21Bとの接触面側に回転軸方向に所定間隔で複数の溝61を形成し、感光体ドラム21B表面に付着している残留トナーtを回転軸方向に分散させる。ここで、複数の溝61は、感光体ドラム21Bの回転方向と交差する方向で、且つ、互いに略平行に形成するのが好ましい。また、複数の溝61は、シール部材6の自由端側の先端から所定距離隔てた位置から形成するのが好ましい。
【選択図】図5
【解決手段】クリーニングブレード51よりも感光体ドラム21Bの回転方向上流側に、感光体ドラム21B表面に当接するように回転軸方向に細長い可撓性のシール部材6を設ける。そして、シール部材6の、感光体ドラム21Bとの接触面側に回転軸方向に所定間隔で複数の溝61を形成し、感光体ドラム21B表面に付着している残留トナーtを回転軸方向に分散させる。ここで、複数の溝61は、感光体ドラム21Bの回転方向と交差する方向で、且つ、互いに略平行に形成するのが好ましい。また、複数の溝61は、シール部材6の自由端側の先端から所定距離隔てた位置から形成するのが好ましい。
【選択図】図5
Description
本発明は、クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、より詳細には、クリーニングブレードによって像担持体表面の残留トナーを除去・回収するクリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
ファクシミリやプリンタ、複写機及びこれらの機能を複合的に備えた多機能機などの電子写真方式を用いた画像形成装置は、像担持体としての感光体の表面を一様に帯電させる帯電装置と、画像情報に基づく光を照射して感光体の表面に静電潜像を形成する露光装置と、静電潜像を現像剤によって可視像化する現像装置と、感光体上の可視像化されたトナー像を被転写部材の表面に電気的・機械的に移動させる転写装置と、被転写部材に移動せず感光体表面に残留したトナーを除去するためのクリーニング装置と、被転写部材上のトナー像を加熱及び加圧によって被転写部材に溶融定着させる定着装置とを備える。
クリーニング装置における、感光体表面の残留トナーを除去する手段としてクリーニングブレードが広く用いられている。クリーニングブレードの一方端を感光体表面に当接させて残留トナーを感光体表面から確実に掻き取るには、クリーニングブレードの感光体に対する当接力を高くする必要があるが、当接力を高くすると、クリーニングブレード及び感光体の摩耗が大きくなり、使用寿命が短くなる。
一方、クリーニングブレードの先端エッジ部に存在するトナー粒子及びトナー粒子表面に添加されたシリカやアルミナ、酸化チタンなどの微小の外添剤は、クリーニングブレードと感光体との当接部において潤滑作用を奏し、摩擦抵抗を軽減させることが知られている。そこで、クリーニングブレードに僅かな残留トナーを存在させて、クリーニングブレードと感光体との摩擦抵抗を軽減し両者の摩耗を抑制している。
ところが、クリーニングブレードに達する残留トナー量は、感光体表面に形成される画像パターンに依存し、トナー画像が形成された部分は残留トナーが多くなる一方、トナー画像が形成されていなかった部分は残留トナーが少なくなる。このようにクリーニングブレードに搬送される残留トナー量に差が生じると、クリーニングブレードにおける感光体の回転軸方向に摩擦抵抗に差が生じ、残留トナー量の少ない部分で摩耗が局部的に進行する。クリーニングブレード及び感光体に局部的な摩耗が生じると、その部分では残留トナーの除去ができず、被転写部材に黒筋や黒点として表れる不具合が生じる。
そこで、例えば特許文献1及び特許文献2では、感光体表面に潤滑剤を塗布してクリーニングブレードと感光体との摩擦抵抗を低減させる技術が提案されている。また特許文献3では、クリーニングブレードの、感光体回転方向上流側に除電ブラシを設け、感光体表面の残留トナーを除電ブラシによって除電すると共に散乱させて、クリーニングブレードによる残留トナーの除去回収を向上させる技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の提案技術では、クリーニングブレードと感光体との摩擦抵抗を低減させるための潤滑剤が新たに必要となる。また、特許文献3の提案技術では、除電ブラシ及び除電ブラシに交流電圧を印加する手段が必要となり、装置が大型化・重量化するおそれがある。また、除電ブラシによる残留トナーの散乱では、残留トナー像が存在する部分の周囲までしか残留トナーが分散せず、クリーニングブレードに搬送される残留トナー量を回転軸方向に均一化できない。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、クリーニングブレードを備えたクリーニング装置において、感光体表面に形成された画像パターンにかかわらず、クリーニングブレードに搬送される残留トナー量を感光体の回転軸方向に均一化することにある。
また、本発明の目的は、長期間にわたって高品質な画像が得られる画像形成装置を提供することにある。
本発明によれば、像担持体表面に形成されたトナー像を被転写部材に転写した後の、転写されずに前記像担持体表面に付着している残留トナーをクリーニングブレードで除去・回収するとともに、前記クリーニングブレードよりも前記像担持体の回転方向上流側に、前記像担持体表面に当接するように回転軸方向に細長い可撓性のシール部材を設けて、前記像担持体から除去・回収したトナーが装置外に飛散しないようにしたクリーニング装置であって、前記シール部材の、前記像担持体との接触面側に回転軸方向に所定間隔で複数の溝を形成し、前記像担持体表面に付着している残留トナーを回転軸方向に分散させることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
前記複数の溝は、前記像担持体の回転方向と交差する方向で、且つ、互いに略平行に形成するのが好ましい。
また、前記複数の溝は、前記シール部材の自由端側の先端から所定距離隔てた位置から形成するのが好ましい。
さらに、前記シール部材は、前記像担持体表面に、その回転方向に対してトレール方向に当接するのが好ましい。
そしてまた、前記像担持体は、感光体又は中間転写体であってもよい。
また本発明によれば、像担持体と、この像担持体の表面を一様に帯電させる帯電装置と、帯電された前記像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナーで可視像化する現像装置と、可視像化されたトナー像を被転写部材に転写させる転写装置と、転写せずに前記像担持体上に付着している残留トナーを除去・回収するクリーニング装置とを備えた画像形成装置であって、前記クリーニング装置として、前記記載のクリーニング装置を用いることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明のクリーニング装置では、クリーニングブレードよりも像担持体の回転方向上流側に、像担持体表面に当接するように回転軸方向に細長い可撓性のシール部材を設けて、像担持体から除去・回収したトナーが装置外に飛散しないようにすると共に、シール部材の、像担持体との接触面側に回転軸方向に所定間隔で複数の溝を形成し、像担持体表面に付着している残留トナーを回転軸方向に分散させるので、クリーニングブレード及び像担持体の局部的な摩耗が抑制される。
また、本発明の画像形成装置では、クリーニング装置における、クリーニングブレード及び像担持体の局部的な摩耗が抑制されるので、残留トナーのクリーニングブレードのすり抜けが防止され、被転写部材に黒筋や黒点などの汚れが表れることなく、長期間にわたって高品質な画像が得られるようになる。
以下、本発明に係るクリーニング装置及び画像形成装置を図に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例を示す概説図である。図1の画像形成装置は、タンデム型デジタルカラープリンタ(以下、単に「プリンタ」と記すことがある)である。もちろん、プリンタのほか、さらにスキャナを有する複写機、ファクシミリ又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等にも本発明を適用することができる。なお、以下において、説明の対象である装置または部材がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)またはブラック(B)のいずれのものであるかを明確にする必要がある場合は、「(Y)」、「(M)」、「(C)」、「(B)」の文字を符号に付加して説明し、それ以外の場合はそれら文字を省略して説明する。
プリンタ1は、その内部のほぼ中央部に中間転写ベルト(中間転写体)11を備えている。中間転写ベルト11は、ローラ12,テンションローラ13,ガイドローラ14,15の外周部に掛け渡されて反時計回りに回転駆動する。テンションローラ13は、外側へスライド可能に取り付けられていると共に、押しバネSによって中間転写ベルト11の内側から外側に向かって付勢されている。これにより、中間転写ベルト11は、常に張力がかかった状態となっている。
中間転写ベルト11の下部水平部の下には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色にそれぞれ対応する4つの作像部2Y,2M,2C,2Bが、中間転写ベルト11に沿ってこの順に並んで配置されている。各作像部2Y,2M,2C,2Bは、感光体ドラム(像担持体)21Y,21M,21C,21Bをそれぞれ有している。各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Bの周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電器22Y,22M,22C,22Bと、プリントヘッド部23Y,23M,23C,23Bと、現像装置24Y,24M,24C,24Bと、クリーニング装置25Y,25M,25C,25Bとがそれぞれ配置されている。クリーニング装置25はクリーニングブレード51(図2に図示)を備え、その一端側を感光体21の外周面に当接させて、感光体21の表面に付着する残留トナーを除去・回収している。クリーニング装置25については後段で詳述する。プリントヘッド部23は、感光体ドラム21の回転 軸方向と平行な主走査方向に並べられた多数のLEDから構成されている。
そして、中間転写ベルト11を挟んで、各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Bと対向する位置には、一次転写ローラ30Y,30M,30C,30Bが設けられている。また、中間転写ベルト11のローラ12で支持された部分には、2次転写ローラ16が圧接されている。2次転写ローラ16と中間転写ベルト11とのニップ部が2次転写領域17となる。この2次転写領域17において中間転写ベルト11上に形成されたトナー像が、搬送されてきた用紙(被転写部材)Pに転写される。
プリンタ1に下部には、給紙カセット91が着脱可能に配置されている。給紙カセット91内に積載収容された用紙Pは、給紙ローラ92の回転によって最上部のものから1枚ずつ引き出されて搬送路93に送り出される。搬送路93は、給紙カセット91から、タイミングローラ対94のニップ部、2次転写領域17、および定着ユニット95を通って排紙トレイ98まで延びている。給紙カセット91から送り出された用紙Pは、タイミングローラ対94に搬送され、ここで所定のタイミングで2次転写領域17に送り出される。
定着ユニット95は、中空円筒状で、ハロゲンヒータHを内部に備えた定着ローラ96と、この定着ローラ96に圧接されて従動回転する加圧ローラ97を備える。トナー像が2次転写された用紙Pが通過する、定着ローラ96と加圧ローラ97とのニップ部が、定着領域となる。
このような構成のプリンタ1の概略動作について説明する。まず、カラー画像を出力するフルカラーモードの場合、外部装置(例えばパソコン)からプリンタ1の画像信号処理部(不図示)に画像信号が入力されると、画像信号処理部ではこの画像信号をイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに色変換したデジタル画像信号を作成し、この信号をプリントヘッド用LEDドライブ回路に伝達する。このドライブ回路は、入力されたデジタル信号に基づいて、各作像部2Y,2M,2C,2Bのプリントヘッド部23Y,23M,23C,23Bを発光させて露光を行う。この露光は、プリントヘッド部23Y,23M,23C,23Bの順にそれぞれ時間差をもって行われる。これにより、各感光体ドラム21Y,21M,21C,21Bの表面に各色用の静電潜像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム21Y,21M,21C,21B上に形成された静電潜像は、各現像装置24Y,24M,24C,24Bによってそれぞれ現像されて各色のトナー像となる。そして、各色のトナー像は、各一次転写ローラ30Y,30M,30C,30Bの作用により、図中反時計回りに回転する中間転写ベルト11上に順次一次転写されて重ね合わせられる。
このようにして中間転写ベルト11上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト11の移動にしたがって2次転写領域17に達する。一方、給紙カセット91から搬送路93に送り出された用紙Pは、タイミングローラ対94によって、トナー像が2次転写領域17に達するタイミング合わせて2次転写領域17へ搬送される。そして、2次転写ローラ16にはトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加される。これにより、2次転写領域17において、重ね合わされた各色トナー像は中間転写ベルト11から用紙Pに一括して2次転写される。
トナー像が2次転写された用紙Pは、搬送路93を通って定着ユニット95に送られ、そこで定着領域を通過することによりトナー像が用紙Pに定着される。そして、用紙Pは排紙トレイ98に排出される。
一方、用紙Pに転写されることなく中間転写ベルト11上に残った残留トナーは、ベルトクリーニング装置9で掻き取られ、中間転写ベルト11の外周面から除去される。その後、各感光体ドラム21及び中間転写ベルト11の回転駆動が停止される。
図2に、クリーニング装置25Bの断面構成図を示す。この図に示すクリーニング装置25Bは、ハウジング4と、ハウジング4の、感光体ドラム21Bと対向する面に形成された矩形状の開口部41と、開口部41の下辺にブレードホルダー52を介して取り付けられた、回転軸方向に細長い短冊状のクリーニングブレード51と、開口部41の上辺に取り付けられた回転軸方向に細長い可撓性を有するシール部材6と、クリーニングブレード51によって感光体ドラム21Bから掻き取られた残留トナー(不図示)を、不図示の廃トナーボックスに搬送する排出スクリュ7とを有する。
短冊状のクリーニングブレード51の短手方向の一方端側は、断面L字状のブレードホルダー52に接着剤等で固着され、ブレードホルダー52はネジ53によってハウジング4に取り付けられている。また同様に、短冊状のシール部材6の短手方向の一方端側はハウジング4に取り付けられている。そして、クリーニング装置25Bは、クリーニングブレード51及びシール部材6の自由端側の先端部が、時計回りに回転する感光体ドラム21Bの回転方向に対してカウンター方向及びトレール方向に当接するように配設されている。
感光体ドラム21Bに付着する残留トナーはクリーニングブレード51の先端部によって掻き取られる。掻き落とされた残留トナーは、クリーニングブレード51の上面部分(厚み部分)に堆積し、クリーニングブレード51と感光体ドラム21Bとの当接部分に介在して摩擦抵抗の軽減を図る。そして、クリーニングブレード51の上面部分による堆積可能容量を超えると、超過量分の残留トナーが順次クリーニングブレード51の背面側に落下し、排出スクリュ7によって不図示の廃トナーボックスに搬送される。また、ハウジング4の開口部41はクリーニングブレード51とシール部材6とによって封止され、クリーニングブレード51によって感光体ドラム21Bから掻き取られた残留トナー(不図示)がハウジング4の外に飛散するのが防止されている。
本発明で使用するクリーニングブレード51としては従来公知のものが使用でき、例えば、ウレタンゴムからなるものが好適に使用される。またクリーニングブレード51の厚みとしては一般に1mm〜3mmの範囲が好適である。
図3に、本発明で使用するシール部材6の一例を示す。この図に示すシール部材6は、感光体ドラム21Bとの接触面側の自由端側の先端部に複数の溝61が、回転軸方向に所定間隔で且つ互いに平行に形成されている。図4及び図5に示すように、感光体ドラム21Bに付着している残留トナーtが、複数の溝61に入り込み溝内を移動して、回転軸方向及び回転方向に分散される。これにより、クリーニングブレード51に搬送される残留トナー量を回転軸方向に均一化することができ、クリーニングブレード61及び感光体ドラム21Bの局部的な摩耗が抑制される。
また、シール部材6の複数の溝61は、残留トナーtを貯留しておく機能をも有し、残留トナーtの付着量が多いときに溝61内に残留トナーtを保持し、残留トナーtの付着量が少ないときに、溝61内に保持している残留トナーtを放出する。この結果、クリーニングブレード51に残留トナーtが平均的に搬送されるようになる。
シール部材6に形成する溝61の形成方向は、感光体ドラム21Bの回転方向に対して交差する方向が好ましい。感光体ドラム21Bの回転方向に対する傾斜角度θ(図3に図示)としては、20°〜70°の範囲が好ましい。また、溝61の長さL(図3に図示)としては1〜2mmの範囲が好ましく、溝61の幅W(図3に図示)としては0.5〜1.5mmの範囲が好ましく、溝61の深さとしては10μm以上且つシール部材の厚さの1/2以下の範囲が好ましい。
また、シール部材6によるクリーニング装置25Bの密封性を低下させない観点からは、溝61は、シール部材6の自由端側の先端から所定距離m(図3に図示)隔てた位置から形成するのが好ましい。所定距離m(図3に図示)としては0.4〜1mmの範囲が好ましい。
本発明で使用するシール部材6の材質としては可撓性を有するものであれば特に限定はなく、例えば、樹脂製や金属製のフィルムが挙げられる。シール部材6の厚みとしては、感光体ドラム面側に所定深さの溝61が形成できる厚みであればよく、通常、50〜100μmの範囲が好ましい。
以上、本発明のクリーニング装置についてクリーニング装置25Bを例に説明したが、その他のクリーニング装置25Y,25M,25Cについてもクリーニング装置25Bと同様の構成とするのが好ましい。また、中間転写ベルト11の表面に付着する残留トナーを除去・回収するベルトクリーニング装置9(図1に図示)として、本発明のクリーニング装置を用いてももちろん構わない。
また、クリーニング装置25Bに至る前に、感光体ドラム21Bの表面の残留電位を除去してもよい。残留電位を除去することによって、シール部材6によって感光体ドラム21B上の残留トナーを分散しやすくなると同時に、クリーニングブレード51によって残留トナーを掻き取りやすくなる。
本発明のクリーニング装置によれば、クリーニングブレード及び像担持体の局部的な摩耗を抑制でき有用である。
1 プリンタ(画像形成装置)
6 シール部材
P 用紙(被転写部材)
t 残留トナー
21B 感光体ドラム(像担持体)
25B クリーニング装置
51 クリーニングブレード
61 溝
6 シール部材
P 用紙(被転写部材)
t 残留トナー
21B 感光体ドラム(像担持体)
25B クリーニング装置
51 クリーニングブレード
61 溝
Claims (6)
- 像担持体表面に形成されたトナー像を被転写部材に転写した後の、転写されずに前記像担持体表面に付着している残留トナーをクリーニングブレードで除去・回収するとともに、前記クリーニングブレードよりも前記像担持体の回転方向上流側に、前記像担持体表面に当接するように回転軸方向に細長い可撓性のシール部材を設けて、前記像担持体から除去・回収したトナーが装置外に飛散しないようにしたクリーニング装置であって、
前記シール部材の、前記像担持体との接触面側に回転軸方向に所定間隔で複数の溝を形成し、前記像担持体表面に付着している残留トナーを回転軸方向に分散させることを特徴とするクリーニング装置。 - 前記複数の溝が、前記像担持体の回転方向と交差する方向で、且つ、互いに略平行に形成されている請求項1記載のクリーニング装置。
- 前記複数の溝が、前記シール部材の自由端側の先端から所定距離隔てた位置から形成されている請求項1又は2記載のクリーニング装置。
- 前記シール部材は、前記像担持体表面に、その回転方向に対してトレール方向に当接する請求項1〜3のいずれかに記載のクリーニング装置。
- 前記像担持体が感光体又は中間転写体である請求項1〜4のいずれかに記載のクリーニング装置。
- 像担持体と、この像担持体の表面を一様に帯電させる帯電装置と、帯電された前記像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナーで可視像化する現像装置と、可視像化されたトナー像を被転写部材に転写させる転写装置と、転写せずに前記像担持体上に付着している残留トナーを除去・回収するクリーニング装置とを備えた画像形成装置において、
前記クリーニング装置として、請求項1〜5のいずれかに記載したクリーニング装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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JP2010150942A JP2012013984A (ja) | 2010-07-01 | 2010-07-01 | クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105824220A (zh) * | 2015-01-26 | 2016-08-03 | 富士施乐株式会社 | 清洁装置和图像形成装置 |
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2010
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US9411270B1 (en) | 2015-01-26 | 2016-08-09 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Cleaning device and image forming apparatus |
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