JP4703592B2 - 漏れ防止部材及びクリーニング装置 - Google Patents

漏れ防止部材及びクリーニング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4703592B2
JP4703592B2 JP2007074352A JP2007074352A JP4703592B2 JP 4703592 B2 JP4703592 B2 JP 4703592B2 JP 2007074352 A JP2007074352 A JP 2007074352A JP 2007074352 A JP2007074352 A JP 2007074352A JP 4703592 B2 JP4703592 B2 JP 4703592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
developer
contact portion
contact
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007074352A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008134580A (ja
Inventor
智之 小田
幸司 村瀬
博之 上田
秀典 竹中
伸浩 堀内
純平 保母
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2007074352A priority Critical patent/JP4703592B2/ja
Publication of JP2008134580A publication Critical patent/JP2008134580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4703592B2 publication Critical patent/JP4703592B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、漏れ防止部材及びクリーニング装置、特に、画像形成装置の静電潜像担持体や中間転写部材あるいは現像装置の現像ローラ等の表面から現像剤が漏れるのを防止する漏れ防止部材及びこの漏れ防止部材を備えたクリーニング装置に関する。
複写機などの画像形成装置は、画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、画像形成部で形成された画像を用紙に定着させる定着部と、定着部で定着された画像を排出する排出部とを備えているものがある。この画像形成装置では、画像形成部で用紙上に画像が形成され、定着部で用紙に画像が定着される。そして、定着部で画像が定着された用紙が排出部から排出される。
画像形成部は、静電潜像が表面に形成される静電潜像担持体と、静電潜像担持体に現像剤を供給する現像装置と、静電潜像担持体の表面に残った現像剤をクリーニングするクリーニング装置とを備えたものがある。この画像形成部では、静電潜像担持体の表面に画像情報に基づいて静電潜像が形成され、現像装置から静電潜像担持体側に現像剤が供給される。そして、静電潜像担持体の表面に形成された画像は用紙に転写される。この後、静電潜像担持体上をクリーニング装置によってクリーニングする。
このような画像形成装置には現像剤を担持する現像剤担持体が複数有り、現像剤担持体から現像剤が漏れないようにシール部材を有するものがある。例えばクリーニング装置は、現像剤の像を担持可能な静電潜像担持体に接触し静電潜像担持体の表面から現像剤を掻き取るブレード部材と、ブレード部材の両端部に設けられブレード部材の両端部から現像剤が漏れるのを防止するためのシール部材とを有しているものがある。このとき、シール部材とブレード部材との位置決め精度が悪い場合には静電潜像担持体とシール部材との間から現像剤が漏れる場合がある。現像剤の漏れを防止するためにブレード部材にシール部材の位置決めのための機構を設けたものがある(特許文献1参照)。ここで、一般的にシール部材の静電潜像担持体と接触する部分は不織布によって形成されている。
特開平7−5794号公報
従来のクリーニング装置では、現像剤の像を担持可能な静電潜像担持体に接触する部分が不織布によって形成されているために、静電潜像担持体との間に細かい隙間が生じてしまう。特に不織布の場合は、静電潜像担持体の表面に沿った形状に形成することが困難であり、シール性能が劣る。このために、細かい粒子の現像剤や液体の現像剤を用いた場合には、現像剤がこの隙間から外部に漏れる場合がある。
そして、上記の引用文献はブレード部材に対するシール部材の位置を精度良く管理するようにしているが、現像剤の像を担持可能な静電潜像担持体に対するシール部材の位置決めについては特に触れられていない。しかし、静電潜像担持体は通常はドラム形状であるために、この静電潜像担持体に対するシール部材の位置決めも重要である。静電潜像担持体に対するシール部材の位置がずれると、ドラム表面に対してシール部材の接触面全体が均一に当接せず、漏れが発生しやすくなるからである。また、静電潜像担持体が回転すると、シール部材が静電潜像担持体の回転に伴って回転方向に移動するおそれがあり、この場合には両者の良好な接触が維持されなくなってしまう。
本発明の課題は、細かい粒子の現像剤や液体の現像剤を用いた場合に現像剤の漏れを防止することにある。また、シール部材が静電潜像担持体の回転に伴って移動するのを規制することにある。
本発明に係る漏れ防止部材は、画像形成装置の回転体の表面をクリーニングする際に回転体をクリーニングするクリーニング装置に配設されたクリーニング部材の側方に現像剤が漏れるのを防止する漏れ防止部材であって、接触部と、移動規制部とを備えている。接触部は、弾性変形可能であって、回転体の表面との間を現像剤が通過不能なように回転体の表面に接触可能であり、現像剤が透過不能な部分である。移動規制部は、接触部に接続され、接触部の回転体に接触した状態からの移動を規制するための部分である。
この漏れ防止部材では、回転体の表面をクリーニングする際に、接触部が回転体の表面との間を現像剤が通過不能なように回転体の表面に接触している
ここでは、現像剤が回転体の表面との間を通過不能であるために細かい粒子の現像剤や液体の現像剤を用いた場合であっても、回転体をクリーニングするクリーニング部材の側方から現像剤が漏れるのを防止することができる。
本発明に係る漏れ防止部材は、画像形成装置の回転体の表面をクリーニングする際に回転体をクリーニングするクリーニング装置に配設されたクリーニング部材の側方に現像剤が漏れるのを防止する漏れ防止部材であって、接触部と、移動規制部とを備えている。接触部は、弾性変形可能であって、回転体の表面との間を現像剤が通過不能なように回転体の表面に沿って線接触可能な第1当接部を有する部分である。移動規制部は、接触部に接続され、接触部の回転体に接触した状態からの移動を規制するための部分である。
この漏れ防止部材では、回転体の表面をクリーニングする際に、接触部が回転体の表面との間を現像剤が通過不能なように回転体の表面に線接触している。
ここでは、第1当接部が回転体の表面に沿って線接触可能であるために、面接触の場合よりも接触面積が少なく、接触している部分から回転体に加えられる圧力が高くなる。このために、現像剤が外方に漏れにくくなっている。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、接触部は、第1当接部のさらに回転体の軸方向外側に第1当接部に平行に設けられ、回転体の表面に沿って線接触可能な第2当接部を有している。
ここでは、第2当接部によってさらに外方に漏れにくくすることができる。また、接触部全体で接触している場合に比べて摩擦力が作用する面積が小さくなる。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、移動規制部は接触部と一体で形成されている。
ここでは、漏れ防止部材を製造しやすくなる。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、接触部の回転体側表面は、回転体と同じ曲率を備えている。
ここでは、接触部と回転体との間に隙間が生じにくくすることができる。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、接触部は、回転体の表面と接触可能な面の逆側の面に、回転体の軸方向と交差する方向に延びる溝が形成され、回転体の軸方向に弾性変形可能である。
ここでは、回転体の回転軸方向に弾性変形しやすくなる。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、移動規制部はクリーニング装置のフレームに係合する係合部を有している。
ここでは、係合部がフレームに係合することで、回転体の回転に伴って漏れ防止部材が移動するのを規制することができる。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、フレームには挿入孔が形成されており、移動規制部の係合部は挿入孔に係合する突起部である。
ここでは、突起部が挿入孔に係合することで移動を規制する。ここで、挿入孔は、貫通していない凹状の孔であってもよく、貫通孔であってもよい。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、挿入孔は円形状の窪みであって、突起部は挿入孔よりも半径の小さな円柱状の部分である。
ここでは、突起部が挿入孔に係合しやすくなる。
本発明に係る漏れ防止部材は、上記漏れ防止部材であって、少なくとも接触部はフッ素系のコーティングを施されている。
本発明に係るクリーニング装置は、画像形成装置の回転体の表面をクリーニングするクリーニング装置であって、フレームと、ブレード部材と、漏れ防止部材とを備えている。フレームは、回転体の近傍に設けられている。ブレード部材は、回転体の軸方向に沿って延び、先端が回転体の表面に接触するようにフレームに配置された板状の部材である。漏れ防止部材は、ブレード部材の両側方に配置された上記部材である。
このクリーニング装置では、回転体をクリーニングする際には、ブレード部材の回転体に接触している部分によって回転体の表面の残留現像剤を掻き取る。このときブレード部材の両端から残留現像剤が回転体の延びる方向に外側に移動しようとする場合には、シール部材によって外側への移動が防止され、現像剤の漏れが防止される。
ここでは、液体の現像剤を用いた場合に現像剤が漏れにくくすることができる。
本発明に係るクリーニング装置は、上記クリーニング装置であって、漏れ防止部材は、ブレード部材とフレームとの間に弾性変形させられた状態で配置されており、ブレード部材及びフレームと面接触している。
ここでは、漏れ防止部材が弾性変形を解除しようするために漏れ防止部材とクレーム及びブレード部材との間に隙間が生じにくく現像剤の漏れを防止しやすくなる。
本発明に係るクリーニング装置は、上記クリーニング装置であって、漏れ防止部材を回転体側に付勢する付勢機構をさらに備えている。
ここでは、漏れ防止部材が回転体に付勢されるために、さらに現像剤の漏れを防止しやすくなる。
本発明では、細かい粒子の現像剤や液体の現像剤を用いた場合に現像剤の漏れを防止することができる。また、シール部材が静電潜像担持体の回転に伴って移動するのを規制することにある。
以下、図面に基づいて、本発明の画像処理装置の実施の一形態について説明する。なお、説明の便宜上、図面では部材の位置及び大きさ等は適宜強調して描かれている。また、以下の実施形態は、本発明の画像処理装置の一例として、プリンタを挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明の画像処理装置は画像形成部を備えていればよく、コピー機、ファクシミリ機としての機能を有する所謂複合機(MFP、Multi Function Peripheral)やコピー機能のみを備えたものでもよい。以下に説明するこれらの部材の具体的な構成や、その他の部材等については、適宜変更可能である。
1.全体構成
図1を用いて本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ1の概略構成を説明する。図1は、カラープリンタ1の要部構成を示す正面図である。
カラープリンタ1は、画像データに基づいてトナー画像を形成するタンデム式の画像形成部2と、用紙を収容する用紙収納部3と、画像形成部2で形成されたトナー画像を用紙上に転写する二次転写部4と、転写されたトナー画像を用紙上に定着させる定着部5と、定着の完了した用紙を排紙する排出部6と、用紙収納部3から排出部6まで用紙を搬送する用紙搬送部7とを主に備えている。
画像形成部2は、中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21のクリーニング部22と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色にそれぞれ対応した画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBとを備える。
中間転写ベルト21は、導電性を有する使用可能な用紙搬送方向に直角な方向の長さが最大の用紙より幅広であって、無端状、すなわちループ状のベルト状部材であり、図1において矢印で示すように時計回りに循環駆動される。循環駆動において外側を向く面を以下、表面と称し、他方の面を裏面と称する。
画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBは、中間転写ベルト21の近傍に4つ並べて中間転写ベルト21のクリーニング部22と二次転写部4との間に配置される。なお、各画形成ユニットFY、FM、FC、FBの配置の順番はこの限りではないが、各色の混色による完成画像への影響を配慮すると、この配置が好ましい。画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBは、感光体ドラム10と、帯電器11と、LED露光装置12と、現像装置14と、一次転写ローラ20と、クリーニング装置26と、除電装置13と、キャリア液除去ローラ30とを備える。また、画像形成ユニットのうち、最も二次転写部4に近い位置に位置する画像形成ユニットFBには、キャリア液除去ローラ30が設けられていないが、その他の構成は同一である。なお、クリーニング装置26については後に詳述する。
回転体の一例としての感光体ドラム10は、円柱状の部材であって、その表面に帯電(本実施形態ではプラス極性に帯電)したトナーを含むトナー像を担持可能である。感光体ドラム10は、図1において反時計回りに回転可能な部材である。
帯電器11は、感光体ドラム10の表面を一様に帯電させることができる機器である。
LED露光装置12は、LEDの光源を有し、画像データに応じて、帯電した感光体ドラム10表面を画像データに応じた光で照射し、感光体ドラム10表面に静電潜像を形成可能である。
現像装置14は、トナー及び液体のキャリア(以下キャリア液と称する場合がある)を含む現像剤を上記静電潜像に対向するように保持することで、静電潜像にトナーを付与し、静電潜像をトナー像として現像することができる。また、現像装置14は、現像容器40と、現像ローラ40aと、供給ローラ40bと、汲み上げローラ40cと、撹拌スパイラル40d及び40eと、現像クリーニングブレード40fと、並びに供給ローラドクターブレード40gとを備える。
現像容器40は、内部にトナー粒子と液体のキャリアからなる現像剤を貯留する。撹拌スパイラル40d、40eは、現像容器40の現像剤に全体が浸るように設けられ、現像剤を撹拌する。撹拌スパイラル40d、40eの回転によってトナー粒子がキャリア液に均一に分散される。
汲み上げローラ40cは現像容器40の現像剤にその一部が浸るように配置され、図1において時計回りに回転可能であり現像剤をその表面に付着させて汲み上げる。この汲み上げローラ40cに接するようにして図1において反時計回りに回転可能な供給ローラ40bが配置され、汲み上げローラ40cから現像剤の供給を受ける。供給ローラ40bと汲み上げローラ40cとが接する位置の回転方向下流側に、供給ローラ40bの表面の現像剤の層厚を規制する供給ローラドクターブレード40gが設けられる。供給ローラドクターブレード40gは、供給ローラ40bの表面の現像剤層厚を所定量になるように規制する。供給ローラ40bと接するように図1において時計回りに回転可能な現像ローラ40aが配置され、その表面に供給ローラ40bから現像剤が付与される。供給ローラ40bの現像剤の層厚が所定値に規制されているので現像ローラ40aの表面に形成される現像剤の層厚も所定値に保たれる。この現像ローラ40aは感光体ドラム10と接し、感光体ドラム10の表面の静電潜像の電位と現像ローラ40aに印加される現像バイアスの電位差によって形成指示された画像データに応じたトナー像が感光体ドラム10表面に形成される(現像動作)。
感光体ドラム10への現像動作を終えた現像ローラ40aの表面の現像剤は現像クリーニングブレード40fによって除去され、現像クリーニングブレード40fの表面に沿って流下し図示しない流路を通って現像容器40に貯留されている現像剤と混合される。
また、現像容器40にはトナー濃度センサ40hが配置され、現像容器40内の現像剤のトナー濃度を検出する。トナー濃度が所定値より低いことが検出された場合には、図示しないトナーカートリッジからトナー(所定値よりトナー濃度が高い現像剤)が現像容器40に供給され、トナー濃度が所定値より高い場合には図示しないキャリア液カートリッジからキャリア液が現像容器40に供給される。
また、現像容器40には現像液液面センサ40iが配置され、現像容器40内の現像剤の液面が所定値かどうかを検出する。現像剤の液面が所定値より低いことを検出した場合には、図示しない配管を経由してトナーカートリッジからトナーを、キャリア液カートリッジからキャリア液をそれぞれ現像容器40に所定割合で供給し、液面が所定値になるように調整する。なお、現像剤調整装置を設けて、トナーとキャリア液を所定割合で混合した後、現像容器40に供給してもよい。現像剤の液面が所定値より高いことを検出した場合には、現像容器40に設けられた図示しない現像剤排出管から現像液を排出し図示しないリザーブタンク等に一時貯蔵する。
一次転写ローラ20は、感光体ドラム10とキャリア液除去ローラ30との間の中間転写ベルト21の裏面に接するように配置されている。一次転写ローラ20には、図示しない電源から感光体ドラム10の表面に形成されたトナー像中のトナーの帯電極性とは逆極性(本実施形態ではマイナス)の電圧を印加されるようになっている。つまり、一次転写ローラ20は、中間転写ベルト21と接触している位置で、中間転写ベルト21にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する。中間転写ベルト21は導電性を有するので、この印加電圧によって、中間転写ベルト21の表面側及びその周辺にトナーが引き付けられる。
除電装置13は光源を備え、後述するクリーニングブレード262による現像剤除去後、感光体ドラム10の表面を光源からの光によって除電し、次の画像形成に備える。
キャリア除去ローラ30は、感光体ドラム10の回転軸と平行な回転軸を中心として感光体ドラム10と同方向に回転可能な略円柱状の部材である。また、キャリア除去ローラ30は、感光体ドラム10と中間転写ベルト21とが接触する位置よりも二次転写部4が配置されている側に中間転写ベルト21とが接して配置されており、中間転写ベルト21の表面からキャリアを除去する部材である。
用紙収納部3は、トナー像を定着させる用紙を収納する部分であって、カラープリンタ1の下部に配置されている。また、用紙収納部3は、用紙を収納している給紙カセットを有している。
二次転写部4は、中間転写ベルト21上に形成されたトナー像を用紙に転写する部分であって、中間転写ベルト21を支持する支持ローラと、支持ローラに対向して配置された二次転写ローラとを有している。
定着部5は、用紙にトナー像を定着させる部分であって、二次転写部4の上側に配置されている。また、定着部5は、加熱ローラ51と、加熱ローラ51に対向して配置された加圧ローラ52とを有している。
排出部6は、定着部5でトナー像が定着された用紙が排出される部分であって、カラープリンタ1の上部に配置されている。
用紙搬送部7は用紙収納部3から二次転写部4や定着部5、排出部6に用紙を搬送する部分である。
2.クリーニング装置
2.クリーニング装置
次にクリーニング装置26について説明する。
クリーニング装置26は、図2から4に示すように、感光体ドラム10から用紙に転写されずに残留した現像剤(トナーとキャリア液とを含む)をクリーニングするための装置であって、残留現像剤搬送スクリュー261と、クリーニングブレード262と、ケースを構成するフレーム263と、シール部材264(漏れ防止部材)と、付勢機構265とを備えている。また、クリーニング装置26は、感光体ドラム10の側方に感光体ドラム10に近接して配置されている。ここで、図2はクリーニングブレード262とシール部材264とを示しており、図3はクリーニング装置の断面図である。
残留現像剤搬送スクリュー261は、フレーム263内の残留現像剤を外部に搬送するための部材であって、スクリュー状の部材である。また、残留現像剤搬送スクリュー261はクリーニング装置26の下部に配置されている。
クリーニングブレード262は、板状の部材であって、感光体ドラム10の回転軸に平行に配置され、先端が感光体ドラム10に接触している。また、クリーニングブレード262は、フレーム263に固定されている。このクリーニングブレード262は、残留現像剤を感光体ドラム10から掻き取り、フレーム263の内部に回収するための部材である。
フレーム263はクリーニングブレード262によって感光体ドラム10から除去された現像剤を収容する部分を内部に有している。また、フレーム263は感光体ドラム10の回転軸を支持している。そして、フレーム263には、シール部材264の端部の移動を規制するための円形の凹部263aが設けられている。
シール部材264は、図2に示すように、クリーニングブレード262が延びる方向のクリーニングブレード262の両端、具体的には感光体ドラム10の表面の長手方向両端近傍に配置されており、感光体ドラム10の表面をクリーニングする際にクリーニングブレード262の側方から現像剤が漏れるのを防止するための部材である。また、シール部材264は、ウレタンゴムによって形成された樹脂成型品であって、図5及び図6に示すように、接触部264aと、移動規制部264bとを備えている。さらに、シール部材264は弾性変形させられた状態でフレーム263とクリーニングブレード262との間に配置されている。
接触部264aは感光体ドラム10との間を現像剤が通過不能なように接触している。具体的には、接触部264aの感光体ドラム10側の面は、感光体ドラム10の表面に沿うような形状であって、すなわち感光体ドラム10の表面と同一の曲率を有しており、接触部264aは感光体ドラム10との間に隙間が形成されないように接触するクリーニングブレード262側の第1当接部264c1とフレーム263側の第2当接部264c2を有している(第1当接部264c1と第2当接部264c2を総称して単に当接部264cと呼ぶことがある)。この2本の当接部264cの先端で感光体ドラム10と線接触状態で当接することによって、感光体ドラムとシール部材264の当接面積が狭いので、摩擦係数の大きいゴム等の樹脂部材をシール部材として用いたとしても、感光体ドラム10の回転駆動に回転ムラを生じさせるというような問題の発生を防ぐことができる。また、クリーニングブレード262側の第1当接部264c1の感光体ドラム10の軸方向外側に第2当接部264c2を設けることによって、2本の突出部264で感光体ドラム10に接することになるので、現像剤(トナーとキャリア液とを含むもの)がシール部材264をすり抜けることを充分防げる。さらには、第1当接部264c1の線状の先端のみで感光体ドラム10に接するよりも、さらに第2の当接部264c2の線状の先端で感光体ドラム10に当接するようにすることで、シール部材264を安定して感光体ドラム10に向けて後述する付勢機構265で付勢することができる(突出部1本の場合は線状の先端部で感光体ドラム10に当接するため、バランスが崩れ安定して接触させにくい)。また、接触部264aの感光体ドラム10に接触する側の面(当接部264c)とクリーニングブレード262に接触する側の面とフレーム263に接触する側の面とでM字になるように形成されており、2本の突出部264cの間に谷間264dが形成されている。さらに接触部264aの感光体ドラム10が配置されている側の面の逆側の面のフレーム263側には感光体ドラム10の軸方向に直交する方向に延びる溝264eが形成されており、この溝264eの存在によって、感光体ドラム10の軸方向に弾性変形しやすくなっている。そして、接触部264aはその両側面がフレーム263とクリーニングブレード262とに面接触している。具体的には、溝264eの近傍の第1側面264xがフレーム263に接触しており、第1側面264xの逆側の側面である第2側面264yがクリーニングブレード262と互いに接触している。なお、接触部264aは感光体ドラム10に対向する側の面がフッ素系のコーティングを施されている。
移動規制部264bは、接触部264aと一体で形成されており、感光体ドラム10が延びる方向に直交する方向に延びる部分である。また、移動規制部264bは、図3及び4に示すように、接触部264aが配置されている側端部の逆側端部の近傍に突起264fが形成されており、フレーム263の円形の凹部263aに支持されている。具体的には、フレーム263の円形の凹部263aの内径は突起264fの外径よりも大きく、この円形の凹部263aに突起264fが挿入されている。このために、シール部材264は、所定の範囲でのみ移動可能であり、その移動が規制されている。
付勢機構265は、接触部264aを感光体ドラム10側に付勢するための機構であって、支持部265aと、弾性部材265bとを備えている。支持部265aは、接触部264aの感光体ドラム10が配置されている側の面の逆側の面に接触する部分であって、円弧状に形成されている。弾性部材265bは、フレーム263と支持部265aとの間に弾性変形させられた状態で配置された圧縮コイルばねであり、支持部265aを感光体ドラム10側に付勢している。
3.動作
次に、湿式のカラープリンタ1の画像形成動作を説明する。
湿式のカラープリンタ1に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)からの画像形成指示を受けたカラープリンタ1は、作成指示を受けた画像データに対応した各色のトナー像を画像形成ユニットFY,FM、FC、FBを用いて形成する。具体的には、感光体ドラム10上に画像データに基づいた静電潜像が形成され、この静電潜像に現像装置14からトナーが供給される。このようにして各画像形成部2で形成された画像は中間転写ベルト21に転写されて、中間転写ベルト21上で重ね合わされてカラートナー像となる。
このカラートナー像の形成と同期して用紙収納部3に収容されている用紙が図示しない給紙装置で用紙収納部3から一枚ずつ取り出されて、用紙搬送部7に沿って搬送される。そして、用紙は中間転写ベルト21への一次転写とタイミングを合わせて二次転写部4に送り込まれ、二次転写部4で中間転写ベルト21上のカラートナー像が用紙に二次転写される。カラートナー像が転写された用紙はさらに定着部5に搬送されて熱と圧力によりカラートナー像が用紙に定着される。さらに用紙は排紙部6によって湿式のカラープリンタ1の外部に排紙される。二次転写後、中間転写ベルト21に残留したトナーは、中間転写ベルト21のクリーニング部22によって中間転写ベルト21から除去される。
感光体ドラム10上のトナーをクリーニングする動作について説明する。
画像形成動作が終了すると、感光体ドラム10上のトナーがクリーニングされる。具体的には、クリーニングブレード262が感光体ドラム10と摺接することで感光体ドラム10上のトナーが掻き取られる。ここで、シール部材264がクリーニングブレード262の両端部に設けられている。このために、クリーニングブレード262で掻き取る際にクリーニングブレード262の側方に逃れようとしたトナーが感光体ドラム10上に漏れるのを防止できる。
ここでは、特に液体の現像剤(トナーとキャリアとを含む)を用いた場合にクリーニングブレード262の側部からトナーが漏れるのを防止することができる。また、シール部材264に溝264eが形成されているために、感光体ドラム10の軸方向に弾性変形しやすくなっている。さらに、シール部材264は、付勢機構265によって感光体ドラム10側に付勢されているためにさらに感光体ドラム10とシール部材264との間に隙間が形成されにくくなっている。さらに、移動規制部264bによって、シール部材264が感光体ドラム10の回転に伴って移動するのを規制することができる。
3.他の実施形態
(a)上記実施形態では、カラープリンタ1について説明したが、本発明はこれに限られず、複写機や複合機などであっても良い。
(b)また、上記実施形態では湿式現像剤を用いたが、本発明はこれに限られず、乾式現像剤を用いる場合において粒形の小さな現像剤を用いた場合等であっても有効である。
(c)さらに、上記実施形態では、シール部材264をウレタンゴムで形成したが、本発明はこれに限られず、ポリウレタンエラストマーやフッ素ゴム、NBR等であっても良い。
(d)本実施例として、回転体の一例として静電潜像担持体である感光体ドラムを例示したが、現像剤を担持する部材である中間転写部材や現像ローラさらにはローラ状のキャリア液除去部材等や、現像剤で汚れる可能性の有る画像形成装置の用紙搬送部材や転写部材等に本発明を適用することが可能である。
(e)本実施例では挿入孔を円形の凹部としたが、これに限らず、現像剤の漏れに留意する必要のない場合には貫通孔であってもよく、又形状も断面が四角形等の孔(凹部)であってもよい。
カラープリンタの全体断面図。 感光体ドラムとクリーニングブレード及びシール部材とを示す図。 クリーニング装置の断面図。 図3の部分拡大図。 シール部材を感光体ドラム側から見た斜視図。 図5の逆側から見たシール部材を示す図。シール部材を示す斜視図。
符号の説明
1 カラープリンタ(画像形成装置)
10 感光体ドラム(現像剤担持体)
26 クリーニング装置
262 クリーニングブレード(ブレード部材)
263 フレーム
263a 円形の凹部
264 シール部材(漏れ防止部材)
264a 接触部
264b 移動規制部
264c1 第1当接部
264c2 第2当接部
264e 溝
265 付勢機構

Claims (9)

  1. 画像形成装置の回転体の表面をクリーニングする際に前記回転体をクリーニングするクリーニング装置に配設されたクリーニング部材の側方に現像剤が漏れるのを防止する漏れ防止部材であって、
    弾性変形可能な接触部であって、前記回転体の表面との間を現像剤が通過不能なように前記回転体の表面に沿って線接触可能な第1当接部と、前記第1当接部のさらに前記回転体の軸方向外側に前記第1当接部に平行に設けられ前記回転体の表面に沿って線接触可能な第2当接部と、前記回転体の表面と接触可能な面の逆側の面に形成され前記回転体の軸方向と交差する方向に延びると共に前記接触部を前記回転体の軸方向に弾性変形させることが可能な溝と、を有する接触部と、
    前記クリーニング装置のフレームに係合する係合部を有し、前記接触部に接続され、前記接触部の前記回転体に接触した状態からの移動を規制するための移動規制部と、
    を備えた漏れ防止部材。
  2. 前記移動規制部は前記接触部と一体で形成されている、請求項に記載の漏れ防止部材。
  3. 前記接触部の前記回転体側表面は、前記回転体と同じ曲率を備えている、請求項1又は2に記載の漏れ防止部材。
  4. 前記フレームには挿入孔が形成されており、
    前記移動規制部の係合部は前記挿入孔に係合する突起部である、
    請求項1から3のいずれかに記載の漏れ防止部材。
  5. 前記挿入孔は円形状の窪みであって、
    前記突起部は前記挿入孔よりも半径の小さな円柱状の部分である、
    請求項に記載の漏れ防止部材。
  6. 少なくとも前記接触部はフッ素系のコーティングを施されている、請求項1からのいずれかに記載の漏れ防止部材。
  7. 画像形成装置の回転体の表面をクリーニングするクリーニング装置であって、
    前記回転体の近傍に設けられたフレームと、
    前記回転体の軸方向に沿って延び、先端が前記回転体の表面に接触するように前記フレームに配置された板状のブレード部材と、
    前記ブレード部材の両側方に配置された請求項1からのいずれかに記載の漏れ防止部材と、
    を備えたクリーニング装置。
  8. 前記漏れ防止部材は、前記ブレード部材と前記フレームとの間に弾性変形させられた状態で配置されており、前記ブレード部材及び前記フレームと面接触している、
    請求項に記載のクリーニング装置。
  9. 前記漏れ防止部材を前記回転体側に付勢する付勢機構をさらに備えた、請求項7または8に記載のクリーニング装置。
JP2007074352A 2006-10-26 2007-03-22 漏れ防止部材及びクリーニング装置 Expired - Fee Related JP4703592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007074352A JP4703592B2 (ja) 2006-10-26 2007-03-22 漏れ防止部材及びクリーニング装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291705 2006-10-26
JP2006291704 2006-10-26
JP2006291705 2006-10-26
JP2006291704 2006-10-26
JP2007074352A JP4703592B2 (ja) 2006-10-26 2007-03-22 漏れ防止部材及びクリーニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008134580A JP2008134580A (ja) 2008-06-12
JP4703592B2 true JP4703592B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=39559445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007074352A Expired - Fee Related JP4703592B2 (ja) 2006-10-26 2007-03-22 漏れ防止部材及びクリーニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4703592B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6862196B2 (ja) 2017-01-30 2021-04-21 キヤノン株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08202242A (ja) * 1995-01-27 1996-08-09 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジのクリーニング装置及び現像装置
JPH10143049A (ja) * 1996-11-11 1998-05-29 Canon Inc プロセスカートリッジ
JP2000155466A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Canon Inc 磁気シール部材、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP2001051504A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 現像装置
JP2005504998A (ja) * 2001-09-27 2005-02-17 レックスマーク・インターナショナル・インコーポレーテツド 画像形成装置用の動的な末端シール
JP2005091894A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2005234164A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Kyocera Mita Corp 回転体のサイドシール構造
JP2006011071A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Kyocera Mita Corp 湿式画像形成装置のクリーニング装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08202242A (ja) * 1995-01-27 1996-08-09 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジのクリーニング装置及び現像装置
JPH10143049A (ja) * 1996-11-11 1998-05-29 Canon Inc プロセスカートリッジ
JP2000155466A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Canon Inc 磁気シール部材、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP2001051504A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 現像装置
JP2005504998A (ja) * 2001-09-27 2005-02-17 レックスマーク・インターナショナル・インコーポレーテツド 画像形成装置用の動的な末端シール
JP2005091894A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2005234164A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Kyocera Mita Corp 回転体のサイドシール構造
JP2006011071A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Kyocera Mita Corp 湿式画像形成装置のクリーニング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008134580A (ja) 2008-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018146850A (ja) ベルト状部材の潤滑装置、定着装置及び画像形成装置
JP2006259384A (ja) 現像装置および画像形成装置
US9217989B2 (en) Process unit and image forming apparatus incorporating same
US7463843B2 (en) Developing device
KR20180054025A (ko) 현상제 카트리지 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
JP2008089771A (ja) クリーニング方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7711286B2 (en) Leakage prevention member and cleaning device
JP4596012B2 (ja) 現像装置、画像形成装置および画像形成方法
JP4703592B2 (ja) 漏れ防止部材及びクリーニング装置
JP5560876B2 (ja) ベルト装置及び画像形成装置
US11507016B2 (en) Developing apparatus
JP2008310297A (ja) 現像ユニット、画像形成装置及び画像現像方法
JP5233855B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2009086105A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7484111B2 (ja) 帯電装置、像担持ユニット及び画像形成装置
JP6019923B2 (ja) 粉体搬送装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP6183528B2 (ja) 粉体搬送装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2010256829A (ja) ドラムユニット及びこれを搭載した画像形成装置
JP2010049182A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP6108623B2 (ja) 画像形成装置
JP4824440B2 (ja) 濃度測定装置およびそれを備えた画像形成装置
JP4926103B2 (ja) トナーカートリッジ、及びそれを用いた画像形成装置
JP5538864B2 (ja) 画像形成装置
JP5332385B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2021063919A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090911

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4703592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees