JP2005234164A - 回転体のサイドシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブレードの両端部からのトナーの漏洩を確実に防止することができるようにする。
【解決手段】 先端縁部が感光体ドラム132の周面と対向するように当該感光体ドラム132と平行に配されたクリーニングブレード26を有するハウジング21を備えたものであり、ハウジング21には、クリーニングブレード26の両端部の外側位置において感光体ドラム132の両側部の周面へ面接触するシール部材50が設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機やファクシミリ装置、さらには各種のプリンタ等の画像形成装置に適用され、当該画像形成装置に内装された各種の回転体の表面に対向して設けられたブレードを有する回転体のサイドシール構造に関するものである。
画像形成装置は、所定の光学系を介して読み取った原稿画像の画像データに基づいて、画像形成装置に内装された回転している感光体ドラムの周面に静電潜像を形成させ、この静電潜像にトナーを供給することによってトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写するようになっている。
ところで、用紙への転写が完了した感光体ドラムの周面には、僅かではあるがトナーが残留しており、かかる残留トナーを放置したまま感光体ドラムの周面をつぎの画像形成に用いると、トナー像が形成されない領域にトナーが付着した状態になっているため、用紙への転写画像に汚れが付着した状態になるという不都合が生じる。
かかる不都合を解消するために、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているような、感光体ドラムの周辺機器の一つであるクリーニング装置が感光体ドラムの周面に対向して設けられ、このクリーニング装置によって転写処理後の感光体ドラムの周面に残留しているトナーを掻き落すことが行われるようになっている。
通常、クリーニング装置は、感光体ドラムの周面に対向配置されたハウジングと、このハウジングに設けられた残留トナーを掻き取るクリーニングブレードと、ハウジングに内装され、クリーニングブレードによって掻き取られた回収トナーを系外に搬出するスクリューフィーダ等からなる搬出手段とを備えて構成されている。クリーニングブレードによって掻き取られた回収トナーは、ハウジングに感光体ドラム周面と対向して設けられた開口を介してハウジング内に導入されるようになっている。
かかるクリーニング装置において、クリーニングブレードは、その厚み寸法分だけハウジングから突出した状態で感光体ドラムと対向されているため、ハウジングと感光体ドラムの周面との間にはクリーニングブレードの厚み寸法分に相当する隙間が形成された状態になっており、この隙間を介して掻き取られたトナーが外部に漏洩するという不具合が生じる。
このような不具合を解消するために、例えば特許文献1〜3に記載のものは、前記隙間を埋めるためのシール部材がハウジングに貼着され、かかるシール構造によって掻き取られたトナーがハウジングから外部に漏れ出るのを防止するようになされている。
特開平7−13390号公報 特開平9−134102号公報 特許第3245510号公報
しかしながら、前記特許文献1〜3に記載のシール構造にあっては、単にシール部材をハウジングに貼着しているだけであるため、当該シール部材とクリーニングブレードの縁面との間の隙間を確実に塞いだ状態にすることは困難であり、僅かでも隙間が存在すると、トナーがこの僅かな隙間を介して漏洩してしまうという問題点を有している。
なお、静止状態でシール部材により隙間を確実に塞いであっても、感光体ドラムの回転に伴ってクリーニングブレードに振動が生じるため、特に画像形成処理を長時間に亘って行っていると、シール部材が劣化することもあって隙間が生じてしまうことがある。
かかる問題点を解消するために、クリーニングブレードの端面とシール部材の端面との間に接着剤を介在させ、両者を完全に一体化してしまうことが考えられるが、このようにすると、クリーニングブレードの交換時に強固に接着しているクリーニングブレードをシール部材から引き剥がさなければならず、非常に面倒であるばかりか、無理に引き剥がすとシール部材が損傷し、再度新たにシール部材を貼着し直さなければならなくなってクリーニングブレードの交換作業の作業性が大幅に低下するという新たな問題点が提起される。
このような問題点は、感光体ドラムのもう一つの周辺機器である現像装置においても同様に生じる問題点でもある。なお、現像装置においては、ブレードとして薄層形成ブレードが採用され、現像装置内に貯留されているトナーがこの薄層形成ブレードを潜ることによって薄層とされた状態で感光体ドラムの周面に供給されるようになっているが、この場合も薄層形成ブレードの両端部からトナーが漏洩することに関しては、クリーニング装置の場合と事情は同じである。
本発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたものであり、ブレードの両端部からのトナーの漏洩を確実に防止することができる回転体のサイドシール構造を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、先端縁部が回転体の表面と対向接触するように当該回転体の軸方向に延設されたブレードを有するハウジングに設けられた回転体のサイドシール構造であって、前記ハウジングには、前記ブレードの両端部の各端縁に接するとともに、前記回転体の両側部の表面へ面接触するシール部材が設けられていることを特徴とするものである。
この発明において、回転体とは、所定の軸心回りに回転するものはもちろんのこと、例えば、無端ベルトのように張設されたローラ間で周回するものも含む概念の用語として使用している。
かかる構成を採用したことにより、ブレードの両端部の外側位置における回転体の両側部には、曲面である当該回転体の表面に対応するようにシール部材が面接触しているため、従来、この部分に形成されていたハウジング内から外部に通じる隙間が完全に塞がれた状態になる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の回転体の発明において、前記シール部材は、前記ブレードの両端部の端縁と、前記回転体の表面とにそれぞれ圧接状態で当接されていることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、シール部材は、ブレードの両端部の端縁と、回転体の表面とにそれぞれ密着し、この部分のシール性が向上する。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記シール部材は、前記ハウジングに装着されるブラケットに取り付けられ、前記ハウジングには、前記ブラケットを回転体の方向に向けて正逆移動可能に保持するブラケットホルダが設けられ、前記ブラケットは、付勢手段の付勢力によって前記回転体に向けて押圧されていることを特徴とするものである。
このように、シール部材をハウジングに装着されるブラケットに取り付けられることにより、必ずしも構造的に丈夫なものではないシール部材の装着状態が安定する。
また、ブラケットがブラケットホルダを介してハウジングに設けられることにより、ブラケットのハウジングに対する装着状態が安定するとともに、ブラケットがブラケットホルダにガイドされることで付勢手段の付勢力をシール部材を介して回転体の表面に適正に伝達することが可能になる。そして、シール部材は、付勢手段の付勢力で回転体の表面を常に押圧した状態になるため、シール性が向上する。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記ブラケットホルダ内には、前記ブラケットと前記付勢手段との間に押圧部材が介設され、この押圧部材と前記ブラケットとは、回転体の横断方向の中央位置に向うに従って回転体との間の距離が漸増するように設定されたそれぞれの傾斜面を介して互いに面接触していることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、付勢手段の付勢力で回転体へ向う力を受けた押圧部材は、その傾斜面(回転体の横断方向の中央位置に向うに従って回転体との間の距離が漸増するように設定された傾斜面)およびブラケットに形成された同様の傾斜面を介して当該ブラケットに伝達されるため、ブラケットには、回転体に向う力に加えて回転体の横断方向の中央部に向かう分力が作用し、これによってブラケットに一体に取り付けられたシール部材は、ブレードの端面に当接することになる。したがって、ブレードの端面とシール部材との間の隙間が塞がれ、この部分からのトナーの漏洩が有効に防止される。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明において、前記ブラケットには、側端縁が前記ブレードの端部の端縁に沿った状態で当接される平面状の補助板が延設されていることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、ブレードの端部の端縁部分が略全体的に補助板の側端縁によって覆われ、この部分のシール性がさらに向上する。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の回転体の発明において、前記回転体は、画像形成装置に適用される像担持体または用紙搬送体若しくは現像ローラであることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、画像形成装置内の各所に設けられた回転体である像担持体または用紙搬送体若しくは現像ローラについてシール性が向上する。
請求項1記載の発明によれば、先端縁部が回転体の表面と対向するように当該回転体と平行に配されたブレードを有するハウジングには、ブレードの両端部の外側位置において前記回転体の両側部の表面へ面接触するシール部材が設けられているため、従来、この部分に形成されていたハウジング内から外部に通じる隙間が完全に塞がれた状態になり、ハウジング内からのトナーの漏洩が有効に防止することができる。したがって、漏洩したトナーで回転体を備えた装置の内部が汚染されるという不都合を解消することができ、回転体の周辺部位を長期間に亘って清浄に保ち得るという効果を奏する。
請求項2記載の発明によれば、シール部材をハウジングに装着されるブラケットに取り付けているため、必ずしも構造的に丈夫なものではないシール部材の装着状態を安定させることができる。
請求項3記載の発明によれば、ハウジングには、ブラケットを回転体の方向に向けて正逆移動可能に保持するブラケットホルダが設けられ、このブラケットは、付勢手段の付勢力によって前記回転体に向けて押圧されているため、ブラケットのハウジングに対する装着状態が安定するとともに、ブラケットがブラケットホルダにガイドされることで付勢手段の付勢力をシール部材を介して回転体の表面に適正に伝達することが可能にり、シール部材は、付勢手段の付勢力で回転体の表面を常に押圧した状態になってシール性を向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、ブラケットホルダ内のブラケットと付勢手段との間に介設された押圧部材とブラケットとは、回転体の横断方向の中央位置に向うに従って回転体との間の距離が漸増するように設定されたそれぞれの傾斜面を介して互いに面接触しているため、付勢手段の付勢力で回転体へ向う力を受けた押圧部材は、その傾斜面(回転体の横断方向の中央位置に向うに従って回転体との間の距離が漸増するように設定された傾斜面)およびブラケットに形成された同様の傾斜面を介して当該ブラケットに伝達される。したがって、ブラケットには、回転体に向う力に加えて回転体の横断方向の中央部に向かう分力が作用するため、ブラケットに一体に取り付けられたシール部材は、ブレードの端面に当接することとなり、これによってブレードの端面とシール部材との間の隙間が塞がれてこの部分からのトナーの漏洩を有効に防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、ブレードの端部の端縁部分が略全体的に補助板の側端縁によって覆われるため、この部分のシール性をさらに向上させることができる。
請求項6記載の発明によれば、画像形成装置内の各所に設けられた回転体である像担持体または用紙搬送体若しくは現像ローラについてシール性が向上するため、画像形成装置内が漏洩したトナーで汚染されるような不都合をより効果的に解消することができる。
まず、本発明のサイドシール構造が適用されたクリーニング装置を有する画像形成装置の概略について説明する。図1は、本発明に係るサイドシール構造の適用されたクリーニング装置20を有する画像形成装置10の一実施形態を示す説明図である。図1に示すように、画像形成装置10は、箱形の機器本体11を有し、この機器本体11に用紙Pを貯留する挿脱自在の給紙カセット120を備えた給紙部12と、この給紙部12の駆動で給紙カセット120から繰り出された用紙Pを搬送しながら当該用紙Pに画像を転写する画像転写部13と、この画像転写部13で用紙Pに転写された画像に対し定着処理を施す定着部14とが内装されるとともに、機器本体11の上面に定着部14で定着処理の施された用紙Pが排紙される排紙部15が設けられることによって構成されている。
前記給紙部12には、給紙カセット120の図1に示す左上方位置にピックアップローラ121が設けられ、このピックアップローラ121の駆動によって給紙カセット120に貯留されている用紙Pが1枚ずつピックアップされて画像転写部13に向けて送り出されるようになっている。
前記画像転写部13は、画像転写ユニット131と、この画像転写ユニット131によってその表面にトナー像が転写される転写ベルト136と、この転写ベルト136上のトナー像を給紙カセット120から送り込まれた用紙Pにさらに転写するための2次転写ローラ137とを備えている。2次転写ローラ137は、画像転写ユニット131の直左位置に設けられている。
前記画像転写ユニット131は、上流側(図1の紙面の右側)から下流側へ向けて順次配設されたイエロー用ユニット131Yと、マゼンダ用ユニット131Mと、シアン用ユニット131Cと、ブラック用ユニット131Kとを備えている。かかる各ユニット131Y,131M,131C,131Kは、機器本体11内における各機器に対して所定の相対的な位置関係で位置決めされて装着されている。
各ユニット131Y,131M,131C,131Kには、それぞれの中央位置に回転体の一例としての像担持体である感光体ドラム(回転体)132が配されているとともに、各感光体ドラム132の図1における右側に現像装置133が設けられている。そして、反時計方向に向けて軸心回りに回転する感光体ドラム132の周面に現像装置133からトナーが供給され、これによって感光体ドラム132の周面にトナー像が形成されるようになっている。
また、各感光体ドラム132の図1における左上位置には感光体ドラム132周面の残留トナーを除去してクリーニングするクリーニング装置20が設けられているとともに、クリーニング装置20の下方位置には帯電器134が設けられ、クリーニング装置20によって清浄化処理された感光体ドラム132の周面は、新たな帯電処理のために帯電器134へ向かうことになる。
そして、感光体ドラム132の直下位置には、露光装置135が設けられている。この露光装置135は、前記帯電器134によって一様に帯電された感光体ドラム132の周面に、図略の画像読取り装置から入力された画像データに基づくレーザー光を照射するものであり、これによって各感光体ドラム132の周面に静電潜像が形成されるようになっている。かかる静電潜像に現像装置133のトナー容器からトナーが供給されることにより、感光体ドラム132の周面にトナー像が形成され、このトナー像が転写ベルト136によって搬送されつつある用紙Pに転写されるのである。
前記転写ベルト136は、各ユニット131Y,131M,131C,131Kの直上位置において、表面側が感光体ドラム132の周面にそれぞれ当接するように駆動ローラ136aおよび従動ローラ136b間に張設されている。各感光体ドラム132の直上には、転写ベルト136を介して1次転写ローラ136cがそれぞれ設けられ、転写ベルト136は、これらの1次転写ローラ136cに押えられることにより、感光体ドラム132から浮き上がるのが防止されるようになっている。
そして、駆動ローラ136aの駆動による転写ベルト136の周回によって、この周回とそれぞれ所定のタイムラグで各感光体ドラム132上に形成されたトナー画像は、1次転写ローラ136cによって、重ね塗り状態で時計方向に周回している転写ベルト136の表面に転写され、これによって転写ベルト136の表面に形成されたにカラー画像が、2次転写ローラ137と駆動ローラ136aとの間を用紙Pに転写されたこれによって用紙Pにカラーの転写画像が形成されるようになっている。
また、従動ローラ136b右側には、転写ベルト用クリーニング装置138が設けられ、用紙Pへのトナー像の転写処理後の転写ベルト136の表面に残留しているトナーがこの転写ベルト用クリーニング装置138によって取り除かれ、これによって清浄化した転写ベルト136が感光体ドラム132へ供給されるようになっている。
前記定着部14は、画像転写部13で用紙Pに転写された転写画像に定着処理を施すものであり、通電発熱体により加熱される熱ローラ141と、この熱ローラ141に対向配置され、周面が熱ローラ141の周面に押圧当接される加圧ローラ142とを備えている。そして、前記画像転写部13で2次転写ローラ137により用紙Pに転写された転写画像は、当該用紙Pが熱ローラ141と加圧ローラ142との間を通過するときの加熱による定着処理で定着され、その後、排紙部15へ排紙されるようになっている。
図2は、本発明に係るサイドシール構造40が適用される、クリーニング装置20と感光体ドラム132とをユニット化したクリーニングユニット2の一実施形態を示す斜視図である。また、図3は、サイドシール構造40を説明するための図2の要部の分解斜視図である。また、図4は、その組立て斜視図であり、(イ)は、左側のブラケット60および押圧部材70、(ロ)は、右側のブラケット60および押押圧部材70をそれぞれ示している。また、図5は、図2のA−A線断面図である。また、図6は、その要部の拡大図であり、(イ)は、左側のブラケット60および押圧部材70、(ロ)は、右側のブラケット60および押圧部材70をそれぞれ示している。さらに、図7は、図2のB−B線断面図である。なお、図2〜図7において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
本発明に係る感光体ドラムの周辺機器のサイドシール構造40は、画像形成装置10に適用される感光体ドラム132の周りに配されるクリーニング装置20や現像装置133、さらには転写ベルト用クリーニング装置138等のブレードを備えた機器に適用されるものであるが、以下の実施形態においては、これらの内の感光体ドラム用のクリーニング装置20に適用されるものを例に挙げて詳細に説明する。
まず、図2に示すように、クリーニングユニット2は、幅方向に長尺のハウジング21に、クリーニング装置20と感光体ドラム132とが装着されることによって構成されている。前記ハウジング21は、幅方向両端部に配置された一対の側板部材22と、これら一対の側板部材22の後方部分間に架設された底板23(図3)、後面板24および天板としてのシールプレート25とを備えている。前記各側板部材22は、前方部分が円形に形成された円形板部221と、この円形板部221から後方へ向けて延設された上下寸法が円形板部221の直径より小さい略直方体状を呈したフィーダー支持部222(図3参照)とからなっており、前記感光体ドラム132は、一対の円形板部221間に装着されるようになっている。
一方、感光体ドラム132は、図5に示すように、ドラム軸132aに同心で一体的に外嵌された幅方向一対のドラム支持円板132b間に同心で架設されている。かかる感光体ドラム132は、各側板部材22の円形板部221間に貫通状態でベアリング132cを介して架設されることにより、ドラム軸132a回りに一体回転可能に一対の側板部材22に支持されている。
前記底板23は、フィーダー支持部222の下縁部間に架設されているとともに、前記後面板24は、底板23と一体でフィーダー支持部222の後縁部間に架設されいる。また、前記シールプレート25は、側板部材22の上縁部間にねじ止めその他で着脱自在に装着されている。
前記底板23の前縁部には、断面視でL字状を呈した幅方向に長尺のアングル材261を介して上端縁部が感光体ドラム132の周面に摺接するようにクリーニングブレード26が取り付けられている。
そして、前記一対の側板部材22間であって、底板23と、後面板24と、シールプレート25と、クリーニングブレード26とに囲繞された空間によって、クリーニングブレード26により感光体ドラム132の周面から取り除かれた残留トナーを貯留するトナー貯留空間27が形成されている。このトナー貯留空間27の左端部には、底板23の一部が開口されることによって形成したトナー排出口231(図3)が設けられ、トナー貯留空間27内に溜まったトナーは、このトナー排出口231を通って外部へ排出されるようになっている。
かかるトナー貯留空間27内には、一対の側板部材22のフィーダー支持部222間に貫通架設されたスクリューフィーダ30が設けられている。このスクリューフィーダ30は、一対の側板部材22の各フィーダー支持部222を貫通したフィーダー軸31と、このフィーダー軸31の周面に膨設されたスパイラルフィン32とを備えて構成され、かかるスクリューフィーダ30のスパイラルフィン32がフィーダー軸31回りに図2の右側面から見て時計方向に回転することにより、トナー貯留空間27内のトナーが左方へ向けて移動するようになっている。
また、前記ドラム軸132aには、右側の側板部材22の円形板部221から外方に突出した部分に駆動ギヤ132dが同心で一体的に装着されている一方、前記フィーダー軸31には、右側の側板部材22のフィーダー支持部222から外方に突出した部分に同心で一体的に従動ギヤ33が装着されているとともに、これら駆動ギヤ132dと従動ギヤ33との間には、幅方向に延びる軸回りに回転自在に軸支されたアイドルギヤ34が介設噛合されている。したがって、図略の駆動モータの駆動でドラム軸132aが図2における右側面視で軸心回りに時計方向に駆動回転されることにより、この回転がアイドルギヤ34および従動ギヤ33を介してスクリューフィーダ30に伝達され、このスクリューフィーダ30が感光体ドラム132と同一方向に向けて回転することになる。
そして、本発明に係るクリーニング装置20は、前記のような一対の側板部材22のフィーダー支持部222と、底板23と、後面板24と、シールプレート25と、クリーニングブレード26と、トナー貯留空間27に内装されたスクリューフィーダ30とを備えて構成されている。
このように構成されたクリーニングユニット2によれば、図略の駆動モータの駆動で感光体ドラム132がドラム軸132aを介して図2における右側面視で時計方向に回転すれば、この回転は、駆動ギヤ132d、アイドルギヤ34および従動ギヤ33を介してスクリューフィーダ30へ伝達され、これによってスクリューフィーダ30は、感光体ドラム132と同一方向へ向けて同時に回転することになる。
そして、感光体ドラム132が回転することにより、その周面に残留したトナーは、上縁部が感光体ドラム132の周面と当接したクリーニングブレード26によって掻き落され、これによって感光体ドラム132の周面はつぎの静電潜像を形成し得る清浄化された状態になる。
そして、クリーニングブレード26によって感光体ドラム132の周面から取り除かれたトナーは、クリーニングユニット2のトナー貯留空間27内に一旦貯留され、スパイラルフィン32のフィーダー軸31回りの回転駆動で図2における左方に向けて搬送され、トナー排出口231を介して系外に排出されることになる。
ついで本発明に係るサイドシール構造40について図3を基に必要に応じて他の図面を参照しながら説明する。本発明のサイドシール構造40は、左右対称で同一の構成を備えてハウジング21の両側部に設けられている(図2)が、図3にはそれらの内の左側のものを示している。
図3に示すように、サイドシール構造40は、感光体ドラム132の周面に面接触で当接されるシール部材50と、このシール部材50を支持するブラケット60と、このブラケット60に当接して当該ブラケット60を押圧する押圧部材70と、この押圧部材70に押圧力を付与するコイルスプリング(付勢手段)80とを備えて構成されている。
前記ブラケット60は、前後方向に延びる平面視で台形状を呈した所定の厚み寸法のブラケット本体61と、このブラケット本体61の前端面に一体に固定されたシール部材支持板62とからなっている。
前記ブラケット本体61は、後端面に傾斜面611を有している。この傾斜面611は、前記感光体ドラム132の軸心に対して当該感光体ドラム132の幅方向の中央部に向かうに従い距離が漸増するように傾斜方向が設定されている。したがって、サイドシール構造40が左側のものである場合、ブラケット本体61の傾斜面611は、図6の(イ)に示すように、左方から右方に向うに従い後上りに傾斜している一方、サイドシール構造40が右側のものである場合、図6の(ロ)に示すように、ブラケット本体61の傾斜面611は、右方から左方に向うに従い後上りに傾斜している。
前記シール部材支持板62は、上下寸法がブラケット本体61の上下方向の厚み寸法より大きく設定されているとともに、前面が、図7に示すように、感光体ドラム132の径(半径)寸法より若干大きめの曲率半径を備えた円弧面になっている。かかるシール部材支持板62は、図3に示すように、略上半分(幅広部621)がブラケット本体61の左右幅寸法より若干幅広に設定されている一方、略下半分(幅狭部622)が幅広部621より左右幅寸法が狭く設定され、これによって、各シール部材支持板62(図2)の対向縁部には、幅広部621と幅狭部622との間に形成された段差(角形切欠き部63)が設けられている。
そして、前記角形切欠き部63は、クリーニングユニット2が組み付けられた状態で、図4に示すように、前記クリーニングブレード26の側端面がシール部材支持板62の幅狭部622の側端面と当接するように寸法設定され、これによってクリーニングブレード26の側端縁を介したトナーの漏洩を防止するようにしている。
前記シール部材50は、シール部材支持板62の凹の円弧面に所定の接着剤を介して貼設されるものであり、シール部材支持板62と同一形状に設定されている。かかるシール部材50は、シール部材支持板62に貼着された状態でその円弧面の曲率半径が感光体ドラム132の半径より僅かに小さくなるように厚み寸法が設定され、これによってクリーニングユニット2が組み付けられた状態で、感光体ドラム132の周面とシール部材支持板62とに挟持されて圧縮弾性変形し得るようになされている。このようなシール部材50の圧縮弾性変形によってシール性が向上する。
かかるシール部材50は、本実施形態においては、ウレタンフォーム等の発泡性合成樹脂によって形成されているが、本発明は、シール部材50が発泡性合成樹脂であることに限定されるものではなく、フェルト材や弾性を備えた不職布など圧縮弾性変形し得るとともに、シール機能を備えた材料であればどのようなものでも採用可能である。
前記押圧部材70は、ブラケット本体61と当接する平面視で台形状を呈した押圧部材本体71と、この押圧部材本体71の後面から後方に向って突設された円柱状のスプリング支持突起72とからなっている。スプリング支持突起72には、コイルスプリング80が外嵌される。
前記押圧部材本体71は、その前面に前記ブラケット本体61の傾斜面611と対向した同一傾斜角度の傾斜面711が形成され、この傾斜面711がブラケット本体61の傾斜面611と面接触で当接されるようになっている。
一方、前記ハウジング21の側板部材22の各フィーダー支持部222には、スクリューフィーダ30より上方位置に、押圧部材70およびブラケット60を装着するための図3に示すような装着角孔(ブラケットホルダ)223がそれぞれ穿設されている。これらの装着角孔223は、各フィーダー支持部222の内側の角部における前面側および対向面側に開口を有するように設けられ、押圧部材70およびブラケット60が摺接状態で嵌挿され得るように寸法設定されている。
かかる各装着角孔223の後部には、各フィーダー支持部222の対向端面側に仕切り柱片224がそれぞれ設けられている。この仕切り柱片224と装着角孔223の対向側壁との間の距離は、押圧部材70の左右幅方寸法より僅かに大きく寸法設定され、これによって押圧部材70が仕切り柱片224と装着角孔223の対向側壁との間に前後動可能に嵌り込むことができようになっている。
このような押圧部材70は、前記シールプレート25がフィーダー支持部222に装着された状態(すなわち装着角孔223の後面開口がシールプレート25によって閉止された状態)で、コイルスプリング80を介して装着角孔223における仕切り柱片224と装着角孔223の対向側壁との間に嵌め込まれる。引き続きブラケット本体61がその傾斜面611を押圧部材本体71の傾斜面711に当接させた状態で装着角孔223に嵌挿され、この状態で感光体ドラム132が一対の側板部材22の円形板部221間に装着されることにより、左右一対のサイドシール構造40が、図2、図4、および図5〜び図7に示すように、ハウジング21の両側部の側板部材22より内側の位置に形成されることになる。
そして、サイドシール構造40がハウジング21の両側部に形成された状態で、感光体ドラム132は、その周面にシール部材50がコイルスプリング80の付勢力によって面接触で押圧当接されているとともに、シール部材支持板62の幅狭部622の側縁面がクリーニングブレード26の側端面に当接されているため、これらによるシール効果でトナー貯留空間27内のトナーの漏洩が有効に防止される。
特に、本実施形態においては、図6の(イ)および(ロ)に示すように、コイルスプリング80の付勢力によってブラケット本体61の傾斜面611と直交する方向に対して押圧力Fが作用した状態で、この押圧力Fは、感光体ドラム132の周面へ向う(すなわち感光体ドラム132の軸心と直交する方向へ向う)直交分力F1と、感光体ドラム132の軸心の延びる方向であって内側へ向う(すなわち感光体ドラム132の軸心と平行で内側へ向かう)平行分力F2とに分解されるため、感光体ドラム132の周面は、直交分力F1によって各シール部材50が押し付けられるとともに、クリーニングブレード26の各端面は、平行分力F2によってブラケット60のシール部材支持板62の幅狭部622の端面へ押し付けられ、これによってクリーニングブレード26は一対のシール部材支持板62に押圧挟持された状態になる。
したがって、クリーニングブレード26の両端部においては、ハウジング21内のトナー貯留空間27がその両側部で外部と連通していた隙間が密着状態で全て塞がれるため、この部分からのトナーの漏洩を確実に防止することができる。
本実施形態に係るサイドシール構造40は、以上詳述したように、先端縁部が感光体ドラム132の周面と対向するように当該感光体ドラム132と平行に配されたクリーニングブレード26を有するハウジング21を備えたものであり、ハウジング21には、クリーニングブレード26の両端部の外側位置において感光体ドラム132の両側部の周面へ面接触するシール部材50が設けられているため、当該シール部材50は、クリーニングブレード26の両端部の外側位置において感光体ドラム132の周面と面接触し、これによって、従来、この部分に形成されていたハウジング21内から外部に通じる隙間が完全に塞がれた状態になり、これによってハウジング21内からのトナーの漏洩を有効に防止することができ、漏洩したトナーによって感光体ドラム132を備えた装置の内部が汚染されるという従来の不都合を解消することができる。
また、シール部材50は、ハウジング21に装着されるブラケット60に取り付けられているため、必ずしも構造的に丈夫なものではないシール部材50の装着状態を安定させることができる。
また、ハウジング21には、ブラケット60を感光体ドラム132の方向に向けて正逆移動可能に保持する装着角孔223が設けられ、ブラケット60は、コイルスプリング80の付勢力によって感光体ドラム132に向けて押圧されているため、ブラケット60のハウジング21に対する装着状態が安定するとともに、ブラケット60が装着角孔223にガイドされることでコイルスプリング80の付勢力をシール部材50を介して感光体ドラム132の周面に適正に伝達することができる。そして、シール部材50は、ブラケット60を介してコイルスプリング80の付勢力で感光体ドラム132の周面を常に押圧した状態になるため、シール性を向上させることができる。
さらに、装着角孔223内において、ブラケット60とコイルスプリング80との間に押圧部材70が介設され、この押圧部材70とブラケット60とは、感光体ドラム132の長手方向(横断方向)の中央位置に向うに従って感光体ドラム132との間の距離が漸増するように設定されたそれぞれの傾斜面711および傾斜面611を介して互いに面接触しているため、コイルスプリング80の付勢力で感光体ドラム132へ向う力を受けた押圧部材70は、その傾斜面711およびブラケット60に形成された傾斜面611を介して当該ブラケット60にコイルスプリング80の付勢力が伝達されるため、ブラケット60には、感光体ドラム132に向う力に加えて感光体ドラム132の長手方向の中央部に向かう分力が作用し、これによってブラケット60に一体に取り付けられたシール部材50は、クリーニングブレード26の端面に押圧当接する。したがって、クリーニングブレード26の端面とシール部材50との間の隙間が塞がれ、この部分からのトナーの漏洩を有効に防止することができる。
そして、シール部材50は、発泡性合成樹脂、フェルトおよび不職布の内のいずれかかが採用されているため、有効なシール性を確保した上で、感光体ドラム132の周面がシール部材50との摺接で損傷するような不都合の発生を確実に防止することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、付勢手段としてコイルスプリング80が採用されているが、本発明は、付勢手段がコイルスプリング80であることに限定されるものではなく、板ばねや渦巻きばねでもよいし、天然ゴムや合成ゴムなどのエラストマーを採用してもよい。エラストマーを採用する場合には、圧縮弾性変形された当該エラストマーの塊の復元力で付勢力を引き出すようにするのが好ましい。また、シリンダ内に封入された圧縮空気の圧力で付勢力を得るようにしてもよい。
(2)上記の実施形態においては、ブラケット60と押圧部材70との当接面をそれぞれ傾斜面611,711とし、これによってブラケット60を感光体ドラム132の長手方向の中央部へ寄せるようにしているが、こうする代わりに、装着角孔223の延びる方向を感光体ドラム132の軸心の中央部側へ向くように斜めに設定し、この斜めの装着角孔223に装着されたブラケット60を押圧部材70を介することなくコイルスプリング80で直接押圧するようにしてもよい。
こうすることによって、ブラケット60は、斜めの装着角孔223にガイドされて感光体ドラム132の周面を斜めに押圧するため、押圧部材70がなくてもブラケット60がクリーニングブレード26の端面を押圧し得るようになる。
また、押圧部材70を採用しなくてよい分部品点数の削減が実現し、部品コストおよび組付けコストの低減化に貢献する。
(3)図8は、ブラケット60′の他の実施形態を示す斜視図である。この実施形態のブラケット60′は、シール部材支持板62の幅狭部622の下端縁部から下方に向けて平面状の補助板64が延設されている点が先のブラケット60と相違している。その他の構成は先のブラケット60と同様である。前記補助板64は、側端縁面がクリーニングブレード26の下部の端面と互いに当接し合うように幅狭部622からの延設方向が設定されている。
かかるブラケット60′によれば、クリーニングブレード26の端面も補助板64によって覆われた状態になるため、この部分からのトナーの漏洩をも確実に防止することができる。
(4)上記の実施形態においては、サイドシール構造40を感光体ドラム132用のクリーニング装置20に適用しているが、本発明は、サイドシール構造40をクリーニング装置20に適用することに限定されるものではなく、当該サイドシール構造40を現像装置133に対して適用することができる。
すなわち、現像装置133には、感光体ドラム132の周面にトナーを供給するための回転体の一例としての現像ローラが設けられているとともに、この現像ローラの周面に積層されるトナーの厚み寸法を所定の薄さに規制するための、前記クリーニングブレード26と対応する現像ローラに圧接された薄層形成ブレードが設けられ、回転している現像ローラの周面と連れ回りしているトナーは、薄層形成ブレードに規制されることによって均一な厚みの薄層になり、この薄層のトナーが感光体ドラム132の周面に供給されるようになっている。
そして、薄層形成ブレードと現像ローラとの関係が、トナーの漏洩防止に関し上記のクリーニング装置20のクリーニングブレード26と感光体ドラム132との関係に類似しているため、上記サイドシール構造40と同様の構成で現像装置133におけるサイドシール構造を得ることができるのである。
同様に、上記サイドシール構造40を像担持体の一例としての転写ベルト用クリーニング装置138にも適用することができる。転写ベルト用クリーニング装置138は、クリーニング対象がクリーニング処理の点で上記の感光体ドラム132に対応する転写ベルト136であり、ドラムがベルトに変わっただけでクリーニング機能の点では同様のものであるため、上記のサイドシール構造40を転写ベルト用クリーニング装置138のサイドシール構造として適用することができる。
すなわち、本発明に係るサイドシール構造は、回転体からトナー等を除去するためのブレードを有したクリーニング装置であれば好適に用いることができ、上述以外にも回転体の一種である像担持体としての感光体ベルトや中間転写ドラム、搬送転写体としての搬送転写ベルトや搬送転写ドラム等のクリーニング装置に好適に用いることができることはいうまでもない。
本発明に係るサイドシール構造の適用されたクリーニング装置を有する画像形成装置の一実施形態を示す説明図である。 本発明に係るクリーニング装置と感光体ドラムとをユニット化したクリーニングユニットの一実施形態を示す斜視図である。 サイドシール構造を説明するための図2の要部の分解斜視図である。 図3の組立て斜視図であり、(イ)は、左側のブラケットおよび押圧部材、(ロ)は、右側のブラケットおよび押圧部材をそれぞれ示している。 図2のA−A線断面図である。 図5の要部の拡大図であり、(イ)は、左側のブラケットおよび押圧部材、(ロ)は、右側のブラケットおよび押圧部材をそれぞれ示している。 図2のB−B線断面図である。 ブラケットの他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
10 画像形成装置 11 機器本体
12 給紙部 120 給紙カセット
121 ピックアップローラ 13 画像転写部
131 画像転写ユニット 131Y イエロー用ユニット
131M マゼンダ用ユニット 131C シアン用ユニット
131K ブラック用ユニット 132 感光体ドラム(回転体)
132a ドラム軸 132b ドラム支持円板
132c ベアリング 132d 駆動ギヤ
133 現像装置 134 帯電器
135 露光装置 136 転写ベルト
136a 駆動ローラ 136b 従動ローラ
136c 1次転写ローラ 137 2次転写ローラ
138 転写ベルト用クリーニング装置
133 現像装置 2 クリーニングユニット
20 クリーニング装置 21 ハウジング
22 側板部材 221 円形板部
222 フィーダー支持部 223 装着角孔
224 仕切り柱片 23 底板
24 後面板 25 シールプレート
26 クリーニングブレード 27 トナー貯留空間
30 スクリューフィーダ 31 フィーダー軸
32 スパイラルフィン 33 従動ギヤ
34 アイドルギヤ 40 サイドシール構造
50 シール部材 60,60′ ブラケット
61 ブラケット本体 611 傾斜面
62 シール部材支持板 621 幅広部
622 幅狭部 63 角形切欠き部
64 補助板 70 押圧部材
71 押圧部材本体 711 傾斜面
72 スプリング支持突起 80 コイルスプリング
P 用紙

Claims (6)

  1. 先端縁部が回転体の表面と対向接触するように当該回転体の軸方向に延設されたブレードを有するハウジングに設けられた回転体のサイドシール構造であって、前記ハウジングには、前記ブレードの両端部の各端縁に接するとともに、前記回転体の両側部の表面へ面接触するシール部材が設けられていることを特徴とする回転体のサイドシール構造。
  2. 前記シール部材は、前記ブレードの両端部の端縁と、前記回転体の表面とにそれぞれ圧接状態で当接されていることを特徴とする請求項1記載の回転体のサイドシール構造。
  3. 前記シール部材は、前記ハウジングに装着されるブラケットに取り付けられ、前記ハウジングには、前記ブラケットを回転体の方向に向けて正逆移動可能に保持するブラケットホルダが設けられ、前記ブラケットは、付勢手段の付勢力によって前記回転体に向けて押圧されていることを特徴とする請求項1または2記載の回転体のサイドシール構造。
  4. 前記ブラケットホルダ内には、前記ブラケットと前記付勢手段との間に介設される押圧部材が設けられ、この押圧部材と前記ブラケットとは、回転体の横断方向の中央位置に向うに従って回転体との間の距離が漸増するように設定されたそれぞれの傾斜面を介して互いに面接触していることを特徴とする請求項3記載の回転体のサイドシール構造。
  5. 前記ブラケットには、側端縁が前記ブレードの端部の端縁に沿った状態で当接される平面状の補助板が延設されていることを特徴とする請求項3または4記載の回転体のサイドシール構造。
  6. 前記回転体は、画像形成装置に適用される像担持体または用紙搬送体若しくは現像ローラであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の回転体のサイドシール構造。
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