JP3548186B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、トナーの中抜けを防止するために、転写位置における像担持体の移動速度に対して転写材の通過速度を速くするようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置において、転写材に転写されるトナーの中抜けを防止する目的で、トナー像の転写元となる像担持体の移動速度と、トナー像の転写先となる転写材の通過速度との間に速度差をつけるようにした複写機が知られている。
【0003】
例えば、像担持体、転写装置として、それぞれ感光ドラム、転写ローラを備えた複写機では、感光ドラムに対して適当な押圧力で転写ローラを圧接させて両者の間にニップ部(転写位置)を設け、このニップ部に転写材を通過させることによって感光ドラム上のトナー像を転写材上に転写している。この際、トナー像の輪郭部から内側に入った内部で部分的にトナーが欠落する現象、いわゆる中抜けが生じることがある。これは、転写材上のトナーが転写材とともにニップ部を通過するときに、感光ドラムと転写材との間に挟まれて、感光ドラム表面側に強く押し付けられ、本来転写材に全部転写されるべきトナーのうちの一部分、特に画像の内部のトナー層が厚い部分のトナーが感光ドラム表面に残ってしまうために生じると考えられている。
【0004】
この中抜けを防止するための方策として、感光ドラムに対する転写ローラの押圧力を弱めるとともに、感光ドラムの移動速度に対して、転写材のニップ部通過速度を異なった速度にするものが知られている。例えば、ニップ部における転写材の通過速度を、感光ドラムの移動速度と同じにしないで、これよりも速くして、両者の間に速度差を設ける。これにより、感光ドラム上に残留しようとするトナーを、強制的に転写材上に転写させようとするものである。
【0005】
ところで、このような中抜け対策をとると、転写材に対するニップ部での挟持搬送力が低下し、ニップ部を通過する際の転写材の通過速度は、転写ローラの移動速度によらず、ニップ部の上流側あるいは下流側に配設された、転写ローラよりも挟持搬送力が強い搬送部材、例えばレジストローラや定着ローラによって決定されることになる。
【0006】
いまここで、感光ドラムの移動速度をV1、転写ローラの移動速度をV2、搬送部材の移動速度をV3、転写材のニップ部通過速度をV4とすると、これらの速度の間に、
V2=V3=V4>V1
という関係が成り立つように、それぞれの速度を調整し、中抜けの防止を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、転写材の搬送方向の長さが短い場合には、転写材のニップ部通過速度V4を、感光ドラムの移動速度V1よりも速くすることが困難なため、中抜けが発生するおそれがあった。
【0008】
図2を参照して、これを説明する。感光ドラム2と転写ローラ9とのニップ部をNとし、このニップ部Nとレジストローラ11との距離をL1、ニップ部Nと定着ローラ20との距離をL2とすると、搬送方向の長さLの転写材Pがニップ部Nを通過するためには、まず、L>L1、及びL>L2の条件は必須である。さらに、L>L1+L2の場合には、転写材Pは、少なくとも一部がレジストローラ11または定着ローラ20にかかるから、これによって、強い搬送力が付与され、そのニップ部通過速度V4は、レジストローラ11等の移動速度(回転速度)V3とほぼ同じ速度となる。したがって、感光ドラム2の移動速度V1より、レジストローラ11等の移動速度V3を速くすることで、転写材Pの通過速度V4(=V3)を簡単に速くすることができ、これによって、中抜けを防止することができる。
【0009】
これに対し、L<L1+L2の場合には、転写材Pは、レジストローラ11、定着ローラ20のいずれにもかからないときがあり、このときは、これらローラから強い搬送力を付与されることがない。転写材Pに対する搬送力は、転写ローラ9の駆動力、及び感光ドラム2と転写材Pとの静電吸着で生じる感光ドラムの駆動力である。一方、転写材Pの搬送を妨げる力としては、転写ガイド12による摺動抵抗等がある。ところで、上述の感光ドラム2の静電吸着による駆動力では、転写材Pのニップ部通過速度V4>感光ドラムの移動速度V1を実現することができない。また、感光ドラム2に対する転写ローラ9の押圧力を小さくしているため、転写ローラ9と転写材Pとの間に滑りが生じ、したがって、転写ローラ9だけの駆動では、転写材の通過速度V4を転写ローラ9の移動速度V2と同一の速度、すなわち目標とする良好な転写材の通過速度V4にすることができない。
【0010】
さらに、上述のように、転写ガイド12による摺動抵抗も加わり、転写材Pは、通過速度が、その一部分において目標の通過速度V4に達せず、その部分で中抜けや画像の縮みを生じることがあった。
【0011】
図3は、従来例において、はがきの先端から後端までの位置と、ニップ部Nにおける感光ドラムの移動速度V1と転写材の通過速度V4との相対速度との関係を示している。ここで、図2のL、L1、L2にそれぞれ対応する寸法は、150mm、40mm、130mmで、相対速度については、(V4−V1)/V1=0.015(1.5%)としている。同図中、(L−L1)で示す領域は、レジストローラ11に搬送されてニップ部Nを通過した部分であり、(L−L2)で示す領域は、定着ローラ20に搬送されてニップ部Nを通過した部分である。そして、両者の中間の斜線部は、感光ドラム2及び転写ローラ9の搬送によってニップ部Nを通過した部分である。この斜線部では、転写材Pのニップ部通過速度が目標のV4に達せず、中抜けが発生した部分である。すなわち、この斜線部がニップ部Nを通過する際には、はがきは、その先端または後端はレジストローラ11または定着ローラ20にかかっておらず、感光ドラム2と転写ローラ9によって搬送されている部分であって、転写材Pに対する搬送力が弱いために、転写材Pは、通過速度V4が低下している。同図の場合、この斜線部においては、感光ドラムの移動速度V1と転写材の通過速度V4とがほぼ同じとなり、この部分において、中抜けが発生するおそれがある。
【0012】
そこで本発明は、転写装置(転写ローラ)の移動速度を転写材の通過速度よりも1%以上速くすることによって、転写材が搬送部材によって搬送されない場合でも転写材の通過速度が感光ドラムの移動速度よりも速くなるようにし、中抜けを防止するようにした画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述事情に鑑みてなされたものであって、トナー像を担持して移動する像担持体と、該像担持体との間に転写位置を設けるとともに該転写位置を通過する転写材に前記像担持体上のトナー像を転写する転写装置と、前記転写位置の転写材搬送方向上流側及び下流側に配設されて前記転写位置に対して転写材を搬入出する複数の搬送部材と、を備え、該複数の搬送部材間の距離よりも搬送方向長さが短い転写材に画像形成が可能な画像形成装置において、前記搬送部材に転写材があるとき、転写材は前記転写装置によらず前記搬送部材により搬送され、前記搬送部材の移動速度は前記像担持体の移動速度よりも速く、前記転写装置の移動速度は前記搬送部材の移動速度より1%以上速い、ことを特徴とする。
【0014】
【作用】
以上構成に基づき、転写装置の移動速度を、搬送部材の移動速度よりも1%以上速くすることによって、転写材が搬送部材によって搬送されないで、転写装置等によって搬送される場合でも、転写材の転写位置通過速度を、転写材が搬送部材によって搬送されるときと同等の速度にすることができる。
【0015】
【実施例】
以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する。
〈実施例1〉
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例として、アナログ式の電子写真複写機(以下単に「複写機」という。)1の画像形成部近傍を図示する。この複写機1は、像担持体としての感光ドラム2を備えている。感光ドラム2は、OPC(有機半導体)によって軸2a方向(転写材の通過方向を矢印K3方向とすると、これに対して直角な左右水平方向をいう。以下「幅方向」という。)に長い直径24mmの円筒状に形成されている。感光ドラム2は、装置本体1aによって回転自在に支持され、不図示の駆動装置のより、軸2aを中心に矢印R1方向に移動速度(外周面の周速度)V1=50.0mm/secで回転駆動されるように構成されている。
【0016】
感光ドラム2の斜め上方には、感光ドラム2に平行に帯電装置としての帯電ローラ3が配設されている。帯電ローラ3は、幅方向の長さが感光ドラム2のそれとほぼ同じ寸法を有する円柱状に形成され、外周面を感光ドラム2の表面に当接させながら矢印R2方向に回転するようになっている。帯電ローラ3には所定の極性の電圧が印加され、これによって、感光ドラム2表面を一様に帯電するようになっている。
【0017】
感光ドラム2の上方には露光装置5が配設されている。露光装置5は、幅方向に長く形成されて、原稿台6a上に載置した原稿Dを照射する光源5a、及び原稿Dからの反射光を、露光位置Lpにおいて、感光ドラム2の表面に結像する結像レンズアレイ5bを備えている。原稿台6aは、原稿Dの載置部分が透明のガラス等によって形成されており、原稿画像を下方に向けて載置した原稿Dを、原稿押え板6bとの間に挟み込む。原稿台6a、原稿D、そして原稿押え板6bは、矢印K2、K4方向に往復移動するように構成されており、原稿Dの原稿画像は、原稿台6aが矢印K2方向に移動するときに、光源5aからの光の照射を受ける。
【0018】
この原稿Dからの反射光によって、感光ドラム2は、露光位置Lpにて露光を受ける。露光位置Lpでの露光装置5の露光によって、感光ドラム2上には、原稿画像に対応する静電潜像が形成されるように構成されている。
【0019】
感光ドラム2の回転方向(矢印R1方向)についての、露光位置Lpの下流側には、現像装置7が配置されている。現像装置7は、現像剤としてのトナーTを収納した現像容器7aと、現像容器7aによって回転自在に支持された現像ローラ7bとを有し、現像ローラ7bの矢印R3方向の回転に伴って、現像容器7a内のトナーTを感光ドラム2上の静電潜像に付着させて、トナー像を形成するようになっている。
【0020】
感光ドラム2の下方には、転写ローラ(転写装置)9が配設されている。転写ローラ9は、発泡EPDMによって直径15mmの幅方向に長く形成された円筒状の弾性ローラで、硬度はACKER−Cで30、抵抗値は1kV印加で1010Ω・cmである。転写ローラ9は、感光ドラム2に対して所定の押圧力で押圧され、感光ドラム2との間にニップ部(転写位置)Nを形成するとともに、不図示のバイアス電源によって−4kV程度のバイアス電圧が印加されながら、矢印R5方向に移動速度V2で回転するようになっている。
【0021】
感光ドラム2の、さらに回転方向下流側には、感光ドラム2上の残留トナーを除去するクリーニングブレード10aを備えたクリーニング装置10が配設されている。
【0022】
ニップ部Nにおいて、トナー像が転写される転写材Pは、不図示の給紙カセットに収納されていたものが、給紙ローラ、レジストローラ(搬送部材)11、転写ガイド12等を介してニップ部Nに供給される。ニップ部Nを矢印K3方向に通過する転写材Pは、ニップ部通過時の通過速度がV4になるように、転写ローラ9やレジストローラ11の回転速度が調整されている(これについては後に詳述する)。すなわち、感光ドラム2が矢印R1方向に移動速度V1で回転し、また転写ローラ9が矢印R5方向に移動速度V2で回転することにより、感光ドラム2上のトナー像は、矢印K3方向に通過速度V4で移動する転写材P上に転写されるようになっている。
【0023】
トナー像が転写された転写材Pは、除電針13によって不要な電荷が除去された後、さらに搬送され、定着装置の定着ローラ(搬送部材)20によってトナー像が定着され、その後装置本体1a外部に排出される。
【0024】
次に、感光ドラム2、転写ローラ9、レジストローラ11、定着ローラ20のそれぞれの移動速度(外周面の周速度)V1、V2、V3、V3、そしてニップ部Nを通過するときの転写材Pの通過速度V4の関係について具体的な数値をあげて説明する。なお、ニップ部Nとレジストローラ11との距離L1は45mm、またニップ部Nと定着ローラ20との距離L2は127mmに設定した。
【0025】
上述の各速度をそれぞれ、
感光ドラムの移動速度 V1=50.0mm/sec
転写ローラの移動速度 V2=52.0mm/sec
レジストローラの移動速度V3=50.8mm/sec
定着ローラの移動速度 V3=50.8mm/sec
に設定した。
【0026】
このように設定することで、転写材Pの搬送方向の長さLが、L>L1+L2の場合には、転写材Pの少なくとも一部分がレジストローラ11または定着ローラ20にかかり、転写材Pにはこれらローラの強い搬送力が付与されるから、この場合の転写材Pのニップ部通過速度V4は、レジストローラ11あるいは定着ローラ20と同様のV4=50.8(mm/sec)となる。このV4は、感光ドラムの移動速度V1に対して、(V4−V1)/V1=(50.8−50.0)/50.0=0.016(=1.6%)速いことになる。この1.6%という数値は、中抜けレベルを満足する。すなわち、図4に示すように、中抜けレベルは、1%を超えたとき(または−2.6%以下のとき)に良好(可)となり、上述の1.6%は、この値を十分満足する。さらに、このとき転写材の通過速度V4に対して、転写ローラの移動速度V2は、(V2−V4)/V4=(52.0−50.8)/50.8≒1.024(=2.4%)速くなっている。なお、上述の転写材Pの長さLがL>L1+L2の場合には、ニップ部Nを通過中の転写材Pと、感光ドラム2及び転写ローラ9との間には滑りが生じ、結局、上述のように、転写材Pの通過速度V4は、レジストローラ11または定着ローラ20によって決定され、これらと同じV3=V4=50.8mm/secとなるものである。
【0027】
これに対し、転写材Pの長さが、L<L1+L2の場合には、転写材Pのニップ部通過速度V4がレジストローラ11や定着ローラ20によって決定されずに、感光ドラム2や転写ローラ9によって決定されることがある。これを、図5に示すように、はがきを縦通紙する場合を例に説明する。図5の横軸は、先端から後端に至るはがき上の位置を示し、縦軸は、感光ドラム2の移動速度V1に対する、はがきのニップ部通過速度V4の比を、速度を増加させる割合で示している。(a)は、上述と同じV2=52.0mm/secである。比較のため(b)にV2=56.0mm/sec、(c)にV2=51.2mm/secの場合を示す。(c)の場合は、+1.0%以下となり、中抜けが発生するおそれがある。
【0028】
また、転写ローラ9が感光ドラム2を押圧する押圧力は、非通紙駆動時には総圧が55g、これにはがき通紙時のはがきの剛性による力を合わせると最大で120gとなる。本実施例では、転写ローラの移動速度をV2=52.0mm/secとしたときが、はがきの通過速度V4を最も均一にすることができた。ただし、転写ローラ9の加圧力や転写ガイド12、転写材Pの経路、転写ローラ9及び転写材Pの表面の性質等によって、V4の最適な値が変化するが、各種実験を行い、その結果を比較考量した結果、転写ローラ9の移動速度V2は、レジストローラ11、定着ローラ20等の搬送部材の移動速度V3(=転写材のニップ部通過速度V4)より、1%以上速くなければ、実用上効果がないことが判明した。
〈実施例2〉
図6に、転写部材として転写ローラ9に代えて、転写ベルト21を用いた例を示す。
【0029】
本実施例では、感光ドラム2は、直径30mmのOPCドラムで、その移動速度(外周面の周速度)V1は、65.0mm/secである。転写ベルト21は、基層が導電シリコンゴムで、その表面にフッ素樹脂がコートされている。転写ベルト21は、導電シリコンゴム製の電極ローラ22に掛け渡され、回転駆動される。他の構成については、図1に示す実施例1とほぼ同様である。
【0030】
本実施例においては、L1=25mm、L2=100mm、感光ドラムの移動速度V1=65.0mm/sec、転写ベルトの移動速度V2=67.6mm/sec、レジストローラの移動速度V3=66.3mm/sec、定着ローラの移動速度V3=66.3mm/sec、転写材の通過速度V4=66.3mm/secに設定している。
【0031】
この場合、(V2−V4)/V4=0.020(=2.0%>1.0%)となり、実施例1と同様に、実質的な効果を上げることができる。
【0032】
上述の実施例1及び実施例2においては、原稿画像を照射しその反射光によって感光ドラム2を露光する、いわゆるアナログ式の画像形成装置について説明したが、本発明は、アナログ式のものに限らず、例えばレーザビームプリンタ等のデジタル式の画像形成装置に対しても広く適用できる。
さらに、本発明は、単色の画像形成装置、カラーの画像形成装置を問わず適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、転写位置における転写装置の移動速度を、搬送部材の移動速度よりも1%以上速くすることによって、搬送装置にかからない搬送方向長さの短い転写材に対しても、転写装置によって像担持体よりも速い必要十分な搬送速度を与えることができるので、例えば、はがき等の短い転写材を使用する場合であっても、有効にトナーの中抜けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の画像形成装置の画像形成部近傍を示す断面図。
【図2】転写位置に対する搬送部材の位置と、転写材の長さとの関係を示す図。
【図3】従来の、転写位置での感光ドラムと転写材との相対速度と、はがきの位置との関係を示す図。
【図4】(V4−V1)/V1と中抜けレベルとの関係を示す図。
【図5】実施例1の図3相当図。
【図6】実施例2の画像形成装置の画像形成部近傍を示す断面図。
【符号の説明】
1 画像形成装置(複写機)
2 像担持体(感光ドラム)
9 転写装置(転写ローラ)
11 搬送部材(レジストローラ)
20 搬送部材(定着ローラ)
N 転写位置(ニップ部)
P 転写材
V1 像担持体(感光ドラム)の移動速度
V2 転写装置(転写ローラ)の移動速度
V3 搬送部材(レジストローラ)の移動速度
V3 搬送部材(定着ローラ)の移動速度
V4 転写材の転写位置(ニップ部)通過速度
Claims (1)
- トナー像を担持して移動する像担持体と、該像担持体との間に転写位置を設けるとともに該転写位置を通過する転写材に前記像担持体上のトナー像を転写する転写装置と、前記転写位置の転写材搬送方向上流側及び下流側に配設されて前記転写位置に対して転写材を搬入出する複数の搬送部材と、を備え、該複数の搬送部材間の距離よりも搬送方向長さが短い転写材に画像形成が可能な画像形成装置において、
前記搬送部材に転写材があるとき、転写材は前記転写装置によらず前記搬送部材により搬送され、前記搬送部材の移動速度は前記像担持体の移動速度よりも速く、前記転写装置の移動速度は前記搬送部材の移動速度より1%以上速い、
ことを特徴とする画像形成装置。
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