JP2938616B2 - ディジタルコピー装置 - Google Patents
ディジタルコピー装置Info
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- JP2938616B2 JP2938616B2 JP3137845A JP13784591A JP2938616B2 JP 2938616 B2 JP2938616 B2 JP 2938616B2 JP 3137845 A JP3137845 A JP 3137845A JP 13784591 A JP13784591 A JP 13784591A JP 2938616 B2 JP2938616 B2 JP 2938616B2
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- Laser Beam Printer (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ等の
ように原稿の画像データを読み取り、読み取った画像デ
ータに基づく画像形成処理を実行するディジタルコピー
装置に関する。
ように原稿の画像データを読み取り、読み取った画像デ
ータに基づく画像形成処理を実行するディジタルコピー
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ディジタルコピー装置では、一般に光導
電性を有する感光体を帯電した後に造像露光し、これに
よって形成される静電潜像にトナーを付着させ、このト
ナー像を用紙に転写して定着させるようにしている。こ
の画像形成処理において、造像露光は原稿から読み取っ
た画像データに基づいてレーザ装置等の露光装置を駆動
することにより得られる。このようなディジタルコピー
装置では、用紙上におけるトナー像の定着処理におい
て、比較的高温度で用紙を加熱及び加圧するようにして
おり、コピー装置に電源投入後、定着装置を一定温度ま
で上昇させるウォーミングアップが実行され、この間に
おいて画像形成処理は実行不能にされる。また、単一の
画像データに基づいて複数枚の用紙上に画像を形成する
マルチコピー時には、複数枚の用紙について連続的に画
像形成処理が行われ、この間において他の原稿に係る画
像形成処理は受付られない。
電性を有する感光体を帯電した後に造像露光し、これに
よって形成される静電潜像にトナーを付着させ、このト
ナー像を用紙に転写して定着させるようにしている。こ
の画像形成処理において、造像露光は原稿から読み取っ
た画像データに基づいてレーザ装置等の露光装置を駆動
することにより得られる。このようなディジタルコピー
装置では、用紙上におけるトナー像の定着処理におい
て、比較的高温度で用紙を加熱及び加圧するようにして
おり、コピー装置に電源投入後、定着装置を一定温度ま
で上昇させるウォーミングアップが実行され、この間に
おいて画像形成処理は実行不能にされる。また、単一の
画像データに基づいて複数枚の用紙上に画像を形成する
マルチコピー時には、複数枚の用紙について連続的に画
像形成処理が行われ、この間において他の原稿に係る画
像形成処理は受付られない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコピー装置
では、ウォーミングアップや他の原稿に係るマルチコピ
ーが終了するまで新たな原稿に係る画像形成処理を実行
することができず、ウォーミングアップや他の画像形成
処理が終了することを常に心がけておかなければならな
いことになり、コピー装置まで何度も足を運ばなければ
ならない不都合が生じる問題があった。
では、ウォーミングアップや他の原稿に係るマルチコピ
ーが終了するまで新たな原稿に係る画像形成処理を実行
することができず、ウォーミングアップや他の画像形成
処理が終了することを常に心がけておかなければならな
いことになり、コピー装置まで何度も足を運ばなければ
ならない不都合が生じる問題があった。
【０００４】この発明の目的は、新たな原稿に係る画像
形成処理の不能状態において両像読取手段を有効にして
新たな原稿の画像データの読み取りを実行し、画像読取
手段が読み取った画像データごとに優先順位を設定入力
することができ、新たな原稿に係る画像形成処理が可能
となった際に優先順位に基づいて自動的に画像形成処理
が実行されるようにし、ウォーミングアップや他の原稿
に係る画像形成処理の終了を待機する不都合を解消して
画像形成処理作業の効率の向上を図ることができるディ
ジタルコピー装置を提供することにある。
形成処理の不能状態において両像読取手段を有効にして
新たな原稿の画像データの読み取りを実行し、画像読取
手段が読み取った画像データごとに優先順位を設定入力
することができ、新たな原稿に係る画像形成処理が可能
となった際に優先順位に基づいて自動的に画像形成処理
が実行されるようにし、ウォーミングアップや他の原稿
に係る画像形成処理の終了を待機する不都合を解消して
画像形成処理作業の効率の向上を図ることができるディ
ジタルコピー装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のディジタルコ
ピー装置は、原稿の画像データを読み取る画像読取手段
と、読み取った画像データに基づく画像形成処理を実行
する画像形成手段と、を備えたディジタルコピー装置に
おいて、ウォーミングアップ時や他の原稿についての画
像形成処理時等の新たな原稿に係る画像形成処理の不能
時に、割り込み処理によって前記画像読取手段に新たな
原稿の画像データを読み取らせる割り込み手段と、 前記
割り込み手段により読み取った新たな原稿の画像データ
ごとに優先順位を設定入力する優先順位入力手段と、前
記画像データを優先順位入力手段により設定入力された
優先順位とともに記憶する画像記憶手段と、ウォーミン
グアップの完了時や他の原稿についての画像形成処理の
終了時等の新たな原稿に係る画像形成処理が可能となっ
た時に前記画像記憶手段が記憶する画像データをその優
先順位に従って前記画像形成手段に供給する画像供給手
段と、を設けたことを特徴とする。
ピー装置は、原稿の画像データを読み取る画像読取手段
と、読み取った画像データに基づく画像形成処理を実行
する画像形成手段と、を備えたディジタルコピー装置に
おいて、ウォーミングアップ時や他の原稿についての画
像形成処理時等の新たな原稿に係る画像形成処理の不能
時に、割り込み処理によって前記画像読取手段に新たな
原稿の画像データを読み取らせる割り込み手段と、 前記
割り込み手段により読み取った新たな原稿の画像データ
ごとに優先順位を設定入力する優先順位入力手段と、前
記画像データを優先順位入力手段により設定入力された
優先順位とともに記憶する画像記憶手段と、ウォーミン
グアップの完了時や他の原稿についての画像形成処理の
終了時等の新たな原稿に係る画像形成処理が可能となっ
た時に前記画像記憶手段が記憶する画像データをその優
先順位に従って前記画像形成手段に供給する画像供給手
段と、を設けたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】この発明においては、ウォーミングアップ時や
他の原稿についての画像形成処理時等の新たな原稿に係
る画像形成処理の不能時に、割り込み手段によって前記
画像読取手段が読み取った新たな原稿の画像データが、
その優先順位と共に画像記憶手段に記憶され、画像供給
手段はウォーミングアップの完了時や他の原稿について
の画像形成処理の終了時等の新たな原稿に係る画像形成
処理が可能となった時に画像記憶手段に記憶されている
画像データをその優先順位に従って画像形成手段に供給
する。したがって、ウォーミングアップ時や他の原稿に
ついてのマルチコピー時等の新たな原稿に係る画像形成
処理の不能状態において、新たな原稿の画像データを画
像読取手段により予め読み取らせ、新たな原稿に係る画
像形成処理が可能となった時に直ちに所望の原稿に係る
画像処理作業がその優先順位に従って自動的に開始され
る。
他の原稿についての画像形成処理時等の新たな原稿に係
る画像形成処理の不能時に、割り込み手段によって前記
画像読取手段が読み取った新たな原稿の画像データが、
その優先順位と共に画像記憶手段に記憶され、画像供給
手段はウォーミングアップの完了時や他の原稿について
の画像形成処理の終了時等の新たな原稿に係る画像形成
処理が可能となった時に画像記憶手段に記憶されている
画像データをその優先順位に従って画像形成手段に供給
する。したがって、ウォーミングアップ時や他の原稿に
ついてのマルチコピー時等の新たな原稿に係る画像形成
処理の不能状態において、新たな原稿の画像データを画
像読取手段により予め読み取らせ、新たな原稿に係る画
像形成処理が可能となった時に直ちに所望の原稿に係る
画像処理作業がその優先順位に従って自動的に開始され
る。
【０００７】
【実施例】図１は、この発明の実施例であるディジタル
コピー装置の構成を示す概略の断面図である。ディジタ
ルコピー装置５１は上面に原稿台１を備え、この原稿台
１上に載置された原稿２の画像をＣＣＤセンサ３を備え
た画像読取部５２によって読み取る。この画像読取部５
２が読み取った画像データに基づいて露光手段であるレ
ーザ装置４が駆動され、レーザ発振器から照射されたレ
ーザ光がミラー５ａ〜５ｃを経由して造像露光として感
光体ドラム６の表面に配光される。この感光体ドラム６
の表面は帯電チャージャ５３により予め単一極性の電荷
が帯電されており、造像露光により静電潜像が形成され
る。この静電潜像に現像装置７からトナーが供給され、
トナー画像に顕像化される。この感光体ドラム６の回転
動作に同期して給紙部５４から用紙が給紙され、転写チ
ャージャ８により感光体ドラム６に形成されたトナー画
像が用紙上に転写される。転写チャージャ８を通過した
用紙は定着ローラ５５に導かれ、加熱および加圧を受け
てトナー画像を定着した後、排紙部５６に排出される。
コピー装置の構成を示す概略の断面図である。ディジタ
ルコピー装置５１は上面に原稿台１を備え、この原稿台
１上に載置された原稿２の画像をＣＣＤセンサ３を備え
た画像読取部５２によって読み取る。この画像読取部５
２が読み取った画像データに基づいて露光手段であるレ
ーザ装置４が駆動され、レーザ発振器から照射されたレ
ーザ光がミラー５ａ〜５ｃを経由して造像露光として感
光体ドラム６の表面に配光される。この感光体ドラム６
の表面は帯電チャージャ５３により予め単一極性の電荷
が帯電されており、造像露光により静電潜像が形成され
る。この静電潜像に現像装置７からトナーが供給され、
トナー画像に顕像化される。この感光体ドラム６の回転
動作に同期して給紙部５４から用紙が給紙され、転写チ
ャージャ８により感光体ドラム６に形成されたトナー画
像が用紙上に転写される。転写チャージャ８を通過した
用紙は定着ローラ５５に導かれ、加熱および加圧を受け
てトナー画像を定着した後、排紙部５６に排出される。
【０００８】図２は、上記ディジタルコピー装置の制御
部の要部の構成を示すブロック図である。ＣＰＵ２１に
はＲＯＭ２２、ＲＡＭ２３、ＧＲＡＭ２４、ＣＣＤドラ
イバ２５、モータドライバ２６、レーザドライバ２７、
およびパネルコントローラ２８等が接続されている。Ｒ
ＯＭ２２にはＣＰＵ２１の動作を規定するプログラムが
予め書き込まれており、ＣＰＵ２１はこのプログラムに
従って各入出力機器を統括制御する。この時に入出力さ
れるデータがＲＡＭ２３の所定のメモリエリアに一時格
納される。また、ＲＡＭ２３のメモリエリアＭＡ１は後
述するカウンタＣに割り当てられている。ＧＲＡＭ２４
には前記画像読取部５２が読み取った原稿の画像データ
が格納される。このＧＲＡＭ２４は、原稿台１に載置可
能な最大原稿の複数枚分の画像データを記憶することが
できる容量にされている。
部の要部の構成を示すブロック図である。ＣＰＵ２１に
はＲＯＭ２２、ＲＡＭ２３、ＧＲＡＭ２４、ＣＣＤドラ
イバ２５、モータドライバ２６、レーザドライバ２７、
およびパネルコントローラ２８等が接続されている。Ｒ
ＯＭ２２にはＣＰＵ２１の動作を規定するプログラムが
予め書き込まれており、ＣＰＵ２１はこのプログラムに
従って各入出力機器を統括制御する。この時に入出力さ
れるデータがＲＡＭ２３の所定のメモリエリアに一時格
納される。また、ＲＡＭ２３のメモリエリアＭＡ１は後
述するカウンタＣに割り当てられている。ＧＲＡＭ２４
には前記画像読取部５２が読み取った原稿の画像データ
が格納される。このＧＲＡＭ２４は、原稿台１に載置可
能な最大原稿の複数枚分の画像データを記憶することが
できる容量にされている。
【０００９】ＣＣＤドライバ２５には画像読取部５２が
有するＣＣＤセンサ３が接続されており、図外のタイミ
ング設定手段から供給されるタイミングに基づいてＣＣ
Ｄ３の出力信号を読み取る。モータドライバ２６には走
査用モータ２９が接続されている。この走査用モータ２
９は原稿読取部５２の原稿台１に対する原稿の走査移動
の駆動力を供給する。レーザドライバ２７にはレーザ装
置４が接続されており、所定のタイミングでレーザ発振
器を駆動するとともにポリゴンミラーを駆動制御する。
パネルコントローラ２８には図３に示すオペレーション
パネル３１に設けられた予約キー１０、優先キー１１及
び条件設定キー１２等が接続されている。パネルコント
ローラ２８はこれら各キーの操作状態をＣＰＵ２１に入
力するとともに、ＣＰＵ２１から出力された表示データ
に基づいてオペレーションパネル３１に設けられた表示
器１３を駆動する。
有するＣＣＤセンサ３が接続されており、図外のタイミ
ング設定手段から供給されるタイミングに基づいてＣＣ
Ｄ３の出力信号を読み取る。モータドライバ２６には走
査用モータ２９が接続されている。この走査用モータ２
９は原稿読取部５２の原稿台１に対する原稿の走査移動
の駆動力を供給する。レーザドライバ２７にはレーザ装
置４が接続されており、所定のタイミングでレーザ発振
器を駆動するとともにポリゴンミラーを駆動制御する。
パネルコントローラ２８には図３に示すオペレーション
パネル３１に設けられた予約キー１０、優先キー１１及
び条件設定キー１２等が接続されている。パネルコント
ローラ２８はこれら各キーの操作状態をＣＰＵ２１に入
力するとともに、ＣＰＵ２１から出力された表示データ
に基づいてオペレーションパネル３１に設けられた表示
器１３を駆動する。
【００１０】図４〜図６は、上記ディジタルコピー装置
の制御部の処理手順を示すフローチャートである。ディ
ジタルコピー装置５１に電源が投入されると、ＣＰＵ２
１は定着ローラ５５を所定温度まで上昇するウォーミン
グアップを開始する。ＣＰＵ２１はウォーミングアップ
開始後において予約キー１０の操作状態を監視しつつ、
ウォーミングアップの完了を待機する（ｎ２，ｎ３）。
ウォーミングアップが完了するとＧＲＡＭ２４に画像デ
ータが記憶されているか否かの判別を行い（ｎ４）、画
像データが記憶されていない場合にはプリントキー９の
操作を待機する（ｎ５）。
の制御部の処理手順を示すフローチャートである。ディ
ジタルコピー装置５１に電源が投入されると、ＣＰＵ２
１は定着ローラ５５を所定温度まで上昇するウォーミン
グアップを開始する。ＣＰＵ２１はウォーミングアップ
開始後において予約キー１０の操作状態を監視しつつ、
ウォーミングアップの完了を待機する（ｎ２，ｎ３）。
ウォーミングアップが完了するとＧＲＡＭ２４に画像デ
ータが記憶されているか否かの判別を行い（ｎ４）、画
像データが記憶されていない場合にはプリントキー９の
操作を待機する（ｎ５）。
【００１１】プリントキー９が操作されると画像読取部
５２を駆動して原稿台１上に載置されている原稿２の画
像データを読み取る（ｎ６）。これとともに、レーザ装
置４及び感光ドラム６等を駆動して画像形成処理を実行
する（ｎ７）。一枚の用紙について画像形成処理が終了
すると、予約キー１０が操作されたか否かをチェックし
（ｎ８）、予約キー１０が操作されていない場合には設
定枚数分の画像形成処理を連続的に実行する（ｎ９→ｎ
７）。設定枚数分の画像形成処理を終了するとＧＲＡＭ
２４に画像データが記憶されているか否かの判別を行
い、画像データが記憶されていない場合にはｎ５に戻っ
てプリントキー９の操作を待機する（ｎ１０）。
５２を駆動して原稿台１上に載置されている原稿２の画
像データを読み取る（ｎ６）。これとともに、レーザ装
置４及び感光ドラム６等を駆動して画像形成処理を実行
する（ｎ７）。一枚の用紙について画像形成処理が終了
すると、予約キー１０が操作されたか否かをチェックし
（ｎ８）、予約キー１０が操作されていない場合には設
定枚数分の画像形成処理を連続的に実行する（ｎ９→ｎ
７）。設定枚数分の画像形成処理を終了するとＧＲＡＭ
２４に画像データが記憶されているか否かの判別を行
い、画像データが記憶されていない場合にはｎ５に戻っ
てプリントキー９の操作を待機する（ｎ１０）。
【００１２】以上のｎ１〜ｎ１０の処理が画像形成処理
の予約を含まないメインルーチンの処理手順である。こ
の処理中にｎ３またはｎ８において予約キー１０が操作
されると、図５に示す予約キー割込ルーチンが実行され
る。すなわち、予約キー１０が操作された場合には条件
設定キー１２、優先キー１１及び予約キー１０の操作に
応じて、画像処理条件の記憶、優先順位の記憶及び画像
データの読取に係る画像読取部５２の駆動を実行する
（ｎ１１〜ｎ１６）。ここに画像形成処理条件とは、画
像濃度、画像倍率及び設定枚数などのコピー処理に係る
条件を示す。したがって、条件設定キー１２が操作され
た際に、オペレーションパネル３１に設けられた各キー
の設定状態が画像形成処理条件として読み取られる。ま
た、優先キー１１が操作された場合には、次の予約キー
１０の操作によって開始される画像読取処理により読み
取った画像データを他の予約キー割込処理によってＧＲ
ＡＭ２４に記憶されている画像データに優先して画像形
成処理を行うことを指定する。これら画像形成処理条件
および優先順位は、次の予約キー１０の操作後に読み取
られる画像データとともにＧＲＡＭ２４に格納される
（ｎ１７）。
の予約を含まないメインルーチンの処理手順である。こ
の処理中にｎ３またはｎ８において予約キー１０が操作
されると、図５に示す予約キー割込ルーチンが実行され
る。すなわち、予約キー１０が操作された場合には条件
設定キー１２、優先キー１１及び予約キー１０の操作に
応じて、画像処理条件の記憶、優先順位の記憶及び画像
データの読取に係る画像読取部５２の駆動を実行する
（ｎ１１〜ｎ１６）。ここに画像形成処理条件とは、画
像濃度、画像倍率及び設定枚数などのコピー処理に係る
条件を示す。したがって、条件設定キー１２が操作され
た際に、オペレーションパネル３１に設けられた各キー
の設定状態が画像形成処理条件として読み取られる。ま
た、優先キー１１が操作された場合には、次の予約キー
１０の操作によって開始される画像読取処理により読み
取った画像データを他の予約キー割込処理によってＧＲ
ＡＭ２４に記憶されている画像データに優先して画像形
成処理を行うことを指定する。これら画像形成処理条件
および優先順位は、次の予約キー１０の操作後に読み取
られる画像データとともにＧＲＡＭ２４に格納される
（ｎ１７）。
【００１３】図４に示すメインルーチンの処理中に予約
キー１０が操作され、図５に示す予約キー割込ルーチン
が実行された場合には、ｎ４またはｎ１０においてＧＲ
ＡＭ２４内に画像データが存在することになる。このと
き、ＣＰＵ２１は図６に示すｎ２１に進み、前述のカウ
ンタＣの内容によって特定される優先順位を有する画像
データが、ＧＲＡＭ２４に記憶されているか否かの判別
を行う。このカウンタＣは初期状態においてその内容を
“１”にされており、最も優先順位の高い画像データを
読み出すべき画像データとして設定する（ｎ２２）。
キー１０が操作され、図５に示す予約キー割込ルーチン
が実行された場合には、ｎ４またはｎ１０においてＧＲ
ＡＭ２４内に画像データが存在することになる。このと
き、ＣＰＵ２１は図６に示すｎ２１に進み、前述のカウ
ンタＣの内容によって特定される優先順位を有する画像
データが、ＧＲＡＭ２４に記憶されているか否かの判別
を行う。このカウンタＣは初期状態においてその内容を
“１”にされており、最も優先順位の高い画像データを
読み出すべき画像データとして設定する（ｎ２２）。
【００１４】この後カウンタＣの内容をインクリメント
し（ｎ２３）、読出設定された画像データをＧＲＡＭ２
４から読み出してレーザドライバ２７に供給し、この画
像データに係る画像形成処理を実行する（ｎ２４，ｎ２
５）。ついで、ＧＲＡＭ２４に他の画像データが記憶さ
れているか否かの判別を行い（ｎ２６）、他の画像デー
タが記憶されている場合にはカウンタＣの内容を優先順
位とする画像データがあるか否かの判別を行う（ｎ２６
→ｎ２１）。カウンタＣの内容を優先順位とする画像デ
ータがＧＲＡＭ２４に記憶されていない場合には、ＧＲ
ＡＭ２４の先頭の記憶領域に格納されている画像データ
を次に画像形成処理すべきデータとして読出設定し（ｎ
２７）、カウンタＣの内容を１に設定した後（ｎ２
８）、読出設定された画像データをレーザドライバ２７
に供給することによって画像形成処理を実行する（ｎ２
４，ｎ２５）。
し（ｎ２３）、読出設定された画像データをＧＲＡＭ２
４から読み出してレーザドライバ２７に供給し、この画
像データに係る画像形成処理を実行する（ｎ２４，ｎ２
５）。ついで、ＧＲＡＭ２４に他の画像データが記憶さ
れているか否かの判別を行い（ｎ２６）、他の画像デー
タが記憶されている場合にはカウンタＣの内容を優先順
位とする画像データがあるか否かの判別を行う（ｎ２６
→ｎ２１）。カウンタＣの内容を優先順位とする画像デ
ータがＧＲＡＭ２４に記憶されていない場合には、ＧＲ
ＡＭ２４の先頭の記憶領域に格納されている画像データ
を次に画像形成処理すべきデータとして読出設定し（ｎ
２７）、カウンタＣの内容を１に設定した後（ｎ２
８）、読出設定された画像データをレーザドライバ２７
に供給することによって画像形成処理を実行する（ｎ２
４，ｎ２５）。
【００１５】以上のようにしてこの実施例によれば、ウ
ォーミングアップ時または他の原稿に係る画像形成処理
の実行中に予約キー１０が操作されと、ウォーミングア
ップの実行中または他の原稿に係る一枚の画像形成処理
の終了後に予約原稿の画像データが読み取られ、優先順
位および画像形成処理条件とともにＧＲＡＭ２４に格納
される。ウォーミングアップ完了後または他の原稿につ
いての設定枚数分の画像形成処理の終了後にＧＲＡＭ２
４に格納されている予約原稿の画像データがその優先順
位に基づいて読み出され、予約原稿に係る画像形成処理
が優先順位に従って実行される。
ォーミングアップ時または他の原稿に係る画像形成処理
の実行中に予約キー１０が操作されと、ウォーミングア
ップの実行中または他の原稿に係る一枚の画像形成処理
の終了後に予約原稿の画像データが読み取られ、優先順
位および画像形成処理条件とともにＧＲＡＭ２４に格納
される。ウォーミングアップ完了後または他の原稿につ
いての設定枚数分の画像形成処理の終了後にＧＲＡＭ２
４に格納されている予約原稿の画像データがその優先順
位に基づいて読み出され、予約原稿に係る画像形成処理
が優先順位に従って実行される。
【００１６】なお、予約原稿の優先順位の設定入力に当
たっては、優先キー１１の操作後にテンキー１４を操作
して優先順位を数値入力するようにしてもよい。また、
メインルーチンの処理中に複数回予約キー１０が操作さ
れ、各予約キー割込ルーチンにおいて優先キー１１のみ
が操作された場合には、先に予約設定された画像データ
から順に優先順位を設定するようにしてもよい。
たっては、優先キー１１の操作後にテンキー１４を操作
して優先順位を数値入力するようにしてもよい。また、
メインルーチンの処理中に複数回予約キー１０が操作さ
れ、各予約キー割込ルーチンにおいて優先キー１１のみ
が操作された場合には、先に予約設定された画像データ
から順に優先順位を設定するようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、ウォーミングアップ
時や他の原稿に係るマルチコピー時などの新たな原稿に
係る画像形成処理の不能時に、画像形成処理を所望する
次の原稿の画像データを予め読み取らせ、これをその優
先順位と共に画像記憶手段に記憶させることができ、新
たな原稿に係る画像形成処理が実行可能となった時に画
像記憶手段に記憶されている画像データについての画像
形成処理を自動的に実行させることができ、画像形成処
理の不能状態を待機することによる弊害を除去して作業
効率の向上を図ることができる利点がある。
時や他の原稿に係るマルチコピー時などの新たな原稿に
係る画像形成処理の不能時に、画像形成処理を所望する
次の原稿の画像データを予め読み取らせ、これをその優
先順位と共に画像記憶手段に記憶させることができ、新
たな原稿に係る画像形成処理が実行可能となった時に画
像記憶手段に記憶されている画像データについての画像
形成処理を自動的に実行させることができ、画像形成処
理の不能状態を待機することによる弊害を除去して作業
効率の向上を図ることができる利点がある。
【図１】この発明の実施例であるディジタルコピー装置
の概略の断面図である。
の概略の断面図である。
【図２】同ディジタルコピー装置の制御部の要部を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】同ディジタルコピー装置に設けられるオペレー
ションパネルの構成を示す図である。
ションパネルの構成を示す図である。
【図４】同ディジタルコピー装置の制御部のメインルー
チンの処理手順を示すフローチャートである。
チンの処理手順を示すフローチャートである。
【図５】同制御部の予約キー割込ルーチンの処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図６】同制御部における予約原稿に係る画像形成処理
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
２４−ＧＲＡＭ（画像記憶手段） ４−レーザ装置（画像形成手段） ５２−画像読取部 １１−優先キー（優先順位入力手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−45268（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−62466（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−94562（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04N 1/21 H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207
Claims (1)
- 【請求項１】原稿の画像データを読み取る画像読取手段
と、読み取った画像データに基づく画像形成処理を実行
する画像形成手段と、を備えたディジタルコピー装置に
おいて、 ウォーミングアップ時や他の原稿についての画像形成処
理時等の新たな原稿に係る画像形成処理の不能時に、割
り込み処理によって前記画像読取手段に新たな原稿の画
像データを読み取らせる割り込み手段と、 前記割り込み手段により読み取った 新たな原稿の画像デ
ータごとに優先順位を設定入力する優先順位入力手段
と、 前記画像データを優先順位入力手段により設定入力され
た優先順位とともに記憶する画像記憶手段と、ウォーミングアップの完了時または他の原稿についての
画像形成処理の終了時等の 新たな原稿に係る画像形成処
理が可能となった時に前記画像記憶手段が記憶する画像
データをその優先順位に従って前記画像形成手段に供給
する画像供給手段と、を設けたことを特徴とするディジ
タルコピー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137845A JP2938616B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | ディジタルコピー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137845A JP2938616B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | ディジタルコピー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04362860A JPH04362860A (ja) | 1992-12-15 |
| JP2938616B2 true JP2938616B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=15208161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3137845A Expired - Lifetime JP2938616B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | ディジタルコピー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2938616B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2571362B2 (ja) * | 1985-08-23 | 1997-01-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置 |
| JPS6362466A (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 複写装置 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3137845A patent/JP2938616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04362860A (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
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